JPS6275002A - 給水タ−ビン制御装置 - Google Patents

給水タ−ビン制御装置

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Publication number
JPS6275002A
JPS6275002A JP21448485A JP21448485A JPS6275002A JP S6275002 A JPS6275002 A JP S6275002A JP 21448485 A JP21448485 A JP 21448485A JP 21448485 A JP21448485 A JP 21448485A JP S6275002 A JPS6275002 A JP S6275002A
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JP
Japan
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control
flow rate
steam pressure
turbine
main steam
Prior art date
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Pending
Application number
JP21448485A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Takahashi
信之 高橋
Hitoshi Nakamura
均 中村
Yoichi Tone
洋一 戸根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS6275002A publication Critical patent/JPS6275002A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ]    置。
□ :    3、発明の詳細な説明 i      「発明0技術分野] 1     本発明は、特に原子力発電プラントにおけ
る原□ 子炉隔離時冷却用給水タービンを制御するのに好適な給
水タービン制御装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 原子炉隔離時冷却(Reactor Core Iso
latjonCooling :以下、FtCTCと略
す)制御システムは原子力発電プラントにおいて、原子
炉が主蒸気系および給水系から隔離された時に、原子炉
に水を送り込み、必要な水位および冷却流量を確保する
ことを主目的として設置される。更に、このRCIC制
御システムには、単にその目的を達成するだけでなく、
いち早く流量を確保し、安定な流量制御を行なうことが
要求される。
このため、 RCTC制御システムにおいては、流量設
定値と原子炉へ流入する実流量との偏差をPID制御演
算器に入れて給水タービンの速度指令を算出するように
している。しかし、従来システムにおいては、主蒸気圧
力に対する考慮が全くなされていないため、第5図に示
すように、流量設定値を立ち一ヒげたとき、主蒸気圧力
が高い場合は、流量設定に対し実際の流量が大きくオー
バーシュートし、主蒸気圧力が低い場合は、実際の流量
が流量設定になかなか追従しないという問題点があった
[発明の目的] 本発明は、主蒸気圧力の如何にかかわI−ず、給水流量
を安定に制御できる給水タービン制御装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の概要] このため本発明は、流量設定値と実流量との差を入力し
て給水タービンの速度指令を算出する制御演算器の制御
パラメータを主蒸気圧力に応じて補正することにより、
主蒸気圧力の如何によらず常に良好な制御特性が得られ
るようにしたことを特徴としている。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るRCTC制御システム
のブロック構成図を示したものである。図において、原
子炉1で発生する蒸気は蒸気加減弁2を介してRCT 
C,タービン4に供給されてRC丁Cポンプ5を回わす
。これによ41.復水貯蔵タンク6から原子炉1への給
水が行なわれる。このとき、蒸気加減弁2の開度を調節
してRCTCタービン4従ってRCTt’:ポンプ5の
回転数を調整することにより、復水貯蔵タンク6から原
子炉1への給水流量を制御するため、RCT C,制御
装置7が設けられる。
このRCT C,制御装置7は大きく分けて流量制御部
71、速度制御部72.弁開度制御部73の3つの制御
部より構成される。
弁開度制御部73は、被制御体への直接的出力である制
御装置出力即ち、弁開度制御信号v5を演算出力する部
分で、本実施例では電気油圧式制御装置を使用したもの
として示している。従って、弁開度制御信号v5は電油
変換器8を介し蒸気加減弁2に与えられる。
速度制御部72は前記弁開度制御部73の−L位に位置
し、後述する流量制御部71からの速度指令v1と、R
CTCタービン4に直結された電磁ピックアップ9から
速度信号■2との偏差■2を速度制御回路721に入力
して弁開度指令v3を作成し、出力する。
流量制御部71は、制御装置の最」1位に位置し、下位
の前記速度制御部72に与える速度指令v1を作成する
部分で、機能としては、起動時の速度指令v1を作成す
る起動制御回路711と、起動完了後の常用時の速度指
令v1を作成する常用制御回路712と、起動速度指令
1111あるいは常用速度指令z8を選択する低値優先
回路713との3つの回路を備える。
上記起動制御回路711は起動指令によってOから時間
と共に比例して増大するランプ信号を発生するものであ
る。上記常用制御回路712は、流量設定器101とR
C’fCポンプ5の前後差圧を検出する圧力1−ランス
ミッタ10からの流量信号Y1との偏差z1を加算器1
02で算出して演算器103に入力し、常用速度指令z
8を算出するものである。
この演算器103は本実施例の要部をなすもので、加算
器102から出力される偏差Z1をPTD制御演算する
。このとき、主蒸気圧力を検出する圧力検出器11から
の主蒸気圧力信号v4に応じてPTD制御演算の制御パ
ラメータを補正する。
第2図は、その演算器103の具体的構成図を示したも
ので、演算器103は、加算器102からの偏差Zlを
8丁り制御演算するPTD制御演算器111と、その演
算結果72〜Z4を加算して常用速度指令z8を作成す
る加算器112と、PTD制御演算器111の各制御パ
ラメータを蒸気圧力信号■4に応じて補正する補正器1
13とから成る。更に、PID制御演算器111は偏差
Z1を積分演算する積分器121と、偏差z1を比例演
算する増幅器122と、偏差Z1を微分演算する微分器
123から成る。また、補正器113は、積分器121
の時定数x2を作成する補正器131、主蒸気圧力Y4
の関数である比例増幅器122のゲイン×3を作成する
補正器132、主蒸気圧力Y4の関数である微分器+2
3の時定数を作成する補正器133とから構成される。
以上の構成で、原子炉lへの給水流量制御時、常用制御
回路712では、流量設定器】01からの流量設定値x
1と実流量■1との偏差Z1を加算器102によって算
出する。その偏差z1を演算器103の積分器121゜
増幅器122.微分器123に入力する。
一方、このとき補正器131〜133は主蒸気圧力v4
を入力し、関数f l(’/4)、f 2 (Y4)、
f 3(Y4)により。
主蒸気圧力y4において最適な流量制御を行なう加算器
121.増幅器122.微分器123の積分時定数X2
.ゲイン×3.微分時定数×4を算出し、PID制御演
算器111へ出力する。
これにより、PrD制御演算器11】内の加算器121
゜増幅器122.微分器123は、加算器102から出
力される偏差Z1を補正器113から出力される各制御
パラメータに基づき制御演算を行なって、そのときの蒸
気圧力に応じた最適の積分出力Z2.比例出力Z3゜微
分出力z4を算出する。加算器112はこれらの積分出
力22.比例出力23.微分出力z5を加算して速度指
令Z8を出力する。
流量制御部71は、この速度指令信号Z8を低値優先回
路13を介して速度指令信号v1として速度制御部72
に出力する。
速度制御部72は、この速度指令v1を電磁ピックアッ
プ9から得られるタービン速度信号Y2と比較し、偏差
v2を速度制御回路721で弁開度指令v3に変換して
弁開度制御部73に出力する。
弁開度制御部73は、この弁開度指令v3を蒸気加減弁
2に設けられた差動トランス3より得られる弁開度信号
Y3と比較し、その偏差v4を弁開度制御回路731で
弁開度制御信号v5に変換して出力する。
電油変換器8は、この弁開度制御信号v5を油圧信号に
変換して蒸気加減弁2に出力し、弁開度を調節する。
これにより、RCTCタービン4へ流入する蒸気量が調
整されて、RCTCポンプ5の回転数が調節されて、復
水貯蔵タンク6から原子炉1へ流入する給水流量Slが
制御される。
このとき、給水流量の制御はそのときの蒸気圧を考慮し
て行なわれるため、流量設定に対して極めて短時間に整
定することができ、良好な制御が行なわれる。
即ち、これを更に具体的に説明するに、第1図に示した
RCTCシステムを伝達関数で表わすと、概略第3図に
示すブロックダイヤグラムが得られる。
この図から制御伝象の伝達関数は次式のように表わされ
る。
ここで、Sはラプラス演算子である。次にPTD制御装
置の伝達関数は、 と表わされる。制御系が安定な流量制御を行なうために
は、制御対象の伝達関数の極を補償するように、PTD
制御器の定数を定める。
即ち。
へ 上記(3)、(4)式から、 □ のように、Kp、Tt+を定める。また、上記(5) 
、 (6)式を用いてシステムの一巡伝達関数は、と表
わせるので、T3と制御系に対して要求される応答に応
して例えば10%のオーバーシュートに抑えるためには
、 T1= 1.44T3          ・・・・・
(8)と求まる。ここで、TI、T2は主蒸気圧力Pに
略反比例した関数g+ (p)、g2(p)となること
が知られていることから、いかなる主蒸気圧力において
も安定した流量制御を行なうためのにP、TI、TDは
前記(5) 、 (6) 、 (8)より、Tp  =
  ]、  44T3  =  f 2(P)    
          ・・・・・・ (10)のように
主蒸気圧力の関数として一義的に求められる。このf+
、f2.f3なる関係を補正器131,132゜133
の演算機能とする。
このように、PTn制御演算器111の各制御パラメー
タをその時の主蒸気圧力を考慮し適した値に設定するこ
とにより、第5図に示した従来のような4丁蒸気圧力が
高いところでは振動的になったり、主蒸気圧力が低いと
ころでは応答が遅いという問題がなく、第4図に示すよ
うに安定した応答を得ることができる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、PTD制御演算器の制御
パラメータを主蒸気圧力に応じて最適な値に設定するよ
うにしたので、給水ポンプの出力である実流量を主蒸気
圧力の影響を受けることなく安定化し、流量制御の制御
特性を改善することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る制御システムのブロッ
ク構成図、第2図は第1図の流量制御部の詳細ブロック
構成図、第3図は第1図のRCIC制御システムを伝達
関数を用いて表わした構成図、第4図は第1図のRCT
C制御システムにおける流量指令値および流量と時間と
の関係を示す相関図、第5図は従来例における流量指令
値および流量と時間との関係を示す相関図である。 101・・・流量設定器、102,112・・・加算器
、103・・・演算器、111・・・PID演算器、1
13,131,132゜133・・・補正器、121・
・・積分器、122・・・増幅器、123・・・微分器
、712・・常閉制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 給水流量の設定値と実際値とを比較し、その偏差を制御
    演算して速度指令を算出し、その速度指令に基づいてタ
    ービンへの蒸気流入量を制御することによりタービン回
    転速度を制御し、そのタービンにより駆動されるポンプ
    からの給水流量を前記設定値通りに制御する給水タービ
    ン制御装置において、前記制御演算を行なう演算器の制
    御パラメータを前記タービンへ流入する蒸気圧力に応じ
    て補正をする補正器を設け、前記給水流量を安定に制御
    することを特徴とする給水タービン制御装置。
JP21448485A 1985-09-30 1985-09-30 給水タ−ビン制御装置 Pending JPS6275002A (ja)

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JPS6275002A true JPS6275002A (ja) 1987-04-06

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