JPS6032084B2 - 給水ポンプ駆動用タ−ビン速度制御装置 - Google Patents

給水ポンプ駆動用タ−ビン速度制御装置

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JPS6032084B2
JPS6032084B2 JP8739375A JP8739375A JPS6032084B2 JP S6032084 B2 JPS6032084 B2 JP S6032084B2 JP 8739375 A JP8739375 A JP 8739375A JP 8739375 A JP8739375 A JP 8739375A JP S6032084 B2 JPS6032084 B2 JP S6032084B2
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JP
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speed
turbine
flow rate
feed water
control
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JP8739375A
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English (en)
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JPS5211401A (en
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裕 桧山
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、給水ポンプ駆動用タービンの速度制御装置に
関するものである。
たとえば給水ポンプ駆動用タービンの速度制御には、第
1図に示されるような速度制御装槽がある。
この速度制御装置は調速機11と調速機制御盤12−と
からなり、調速機制御盤12が調速機11の速度設定器
13にタービン速度(タービン回転数)の目標値を設定
するように構成されている。調速機制御盤12において
は、ボィラの給水流量指令信号と給水流量検出器14で
検出した実給水流量信号を比較し、その偏差に基づいて
比例積分器15で給水流量要求信号を得る。
この給水流量要求信号は、圧力検出器17で検出して得
られるボイラ16の圧力信号をパラメータとしたバイア
ス設定器18からのバイアス信号と加算され、バイアス
を加えられる。このバイアス信号は給水ポンプ19の吐
出圧力がポィラ16の圧力と等しくなるような給水ポン
プ19の吐出流量である。給水流量要求信号にバイアス
を加えるのは、給水ポンプ19の吐出圧力がボイラ16
の圧力より、給水流量要求信号に見合った分だけ大とな
るようにするためである。これはボイラー6の圧力がポ
ンプ19の吐出圧力より大であると、給水できなくなる
から、これをさげるためである。バイアスされた給水流
量要求信号は速度設定器13の駆動回路201こ入力さ
れる。
駆動回路20はバイアスされた給水流量要求信号を受け
、速度設定器13に給水ポンプ駆動用タービン21の速
度(回転数)の目標値を設定するもので、まず、バイア
スされた給水流量要求信号を受けると、演算部22では
タービン速度指令値に変換する。このタービン速度指令
値を正しく速度設定器13に設定するために、速度説定
器13の出力すなわちタービン速度目標値を差動トラン
ス23および復調器24を介して帰還し、帰還した速度
指令値との偏差が零になるように制御演算器25および
電力増幅器26は作動する。調速擬制御盤12にて上述
のようにタービン速度の目標値が調速機11の速度設定
器13に設定されると、調速機11はタービン21の速
度(回転数)がその説定された速度目標値になるように
制御する。
すなわち、その目標値とタービン速度検出器27で検出
された帰還されたタービン21の実速度と比較しその偏
差を得る。そして、その偏差に基づき演算部28および
サーボモータ29を動作せる。そしてサーボモータ29
は、低圧蒸気加減弁30、高圧蒸気加減弁31を開閉さ
せる。通常、給水ポンプ19の駆動用タービン21は主
タービンで仕事を終えた低圧蒸気とボイラ16で発生し
た高圧蒸気との二系統の蒸気で駆動されるようになって
いる。
低圧蒸気加減弁30および高圧蒸気加減弁31を開閉操
作するのはこのためである。この低圧蒸気加減弁30、
高圧蒸気加減弁31の少くとも一方を流れた蒸気によっ
て、タービン21の回転速度をその目標値になるよう回
転させる。
これによってポンプ19を駆動し、ポンプ19の吐出流
量がボイラ16への給水流量指令値に合致するようにす
るものである。このような速度制御装置では調速機11
が機械式のものであり、調速機11はタービン21側に
付設されるもので、タービン21の制御にあっては、調
速機11の速度設定器13を調整するしかない。
調速機制御盤12はそのためのものである。ところで、
ポンプ19の吐出流量とタービン21の速度との特性は
一般に非線形特性であるので、これを線形特性に修正す
るためには、調速機11あるいは調遠機制御盤12のい
ずれかにその修正用の要素を入れることが必要となる。
制御の速応性を考えると調速機11内に設けるのがよい
のであるが、上述のように、調速機11はタービン21
側に付設され、また機械式のものであるので、その修正
用の要素は調速機制御盤12側にもたせることになる。
その場合、修正用の要素(関数発生器32)は第2図に
示すように比例積分器15の後段に設けることとなる。
しかし、第2図に示す速度制御装置では、その遠応i性
が劣る。
すなわち、速度設定器13は通常制御用モータで構成さ
れるので、本来積分特性をもっており、第2図中の駆動
回路20を含んだ制御部分A点からB点に至る伝達系の
特性は、一次遅れるとなる。このことは、制御系の安定
性に悪影響をおよぼし、遠応性が劣り、サーボ系の性能
の低下により制御精度に誤差が生じる。また、調速機1
1は速度設定器13を有した機械式のものであるので、
速度設定器13に目標値を設定するための調速機制御盤
12が調速機11とは別に必要となっていた。本発明の
目的は、速応性に優れかつ精度のよい給水ポンプ駆動用
タービン速度制御装置の提供にある。この目的を達成す
るため、本発明においては調速機を電機式にして、給水
流量要求信号を得るための比例積分器と、ポンプ吐出流
量とタービン速度との非線形特性を線形特性に修正する
ための関数発生器と、給水流量要求信号にボィラ圧力に
相当するタービン速度のバイアス信号を加えるためのバ
イアス設定器とを論速機内に設け、給水流量要求信号に
基づいて直懐的に低圧蒸気加減弁および高圧蒸気加減弁
を制御できるようにしたことを特徴とする。
以下、第3図に示す一実施例を参照して本発明を説明す
る。
本発明では論速機11aの構成要素のうち、一点鎖線で
囲った部分を電気式とし、演算部28aからの電気的出
力を受けるサーボ弁293を電気油圧式で構成する。ま
たタービン19の速度検出器27aは電磁ピックアップ
式のものを採用し、タービン速度を電気信号として検出
する。まず、ポンプ吐出流量を流量検出器14で検出し
、その検出した実流量を給水流量指令値と比較し、その
偏差を調速機11a入力信号とする。
この調速機1 1a入力信号は、比例積分器15で給水
流量要求信号に変換され、ポンプ特性の流量修正のため
に関数発生器32でタービン速度要求信号に変換される
。すなわち、ポンプ吐出流量とタービン速度との非線形
特性を線形にして変換する。ここで得られたタービン速
度要求信号は加算。33に入力され、ボイラ圧力に相当
するタービン速度のバイアス信号を加えられてタービン
の遠指令値となる。
また、加算器33には上述の速検出器27aで検出した
タービン速度が負帰還され、タービン速度がこの速度指
令値に合致するように、つまりその偏差を加算器33は
演算部28aに出力し、この演算部28aでの制御出力
によってサーボ弁29aの動作させる。演算部28aの
出力であるサーボ弁29aへの制御出力は電気出力信号
であり、ポンプ19の吐出流量が給水流量指令値になる
ようにタービン速度を制御すべく低圧蒸気加減弁30お
よび高圧蒸気加減弁31の開度を操作するための信号で
ある。すなわち、サーボ弁29aでは上記制御出力を受
けると、その電気信号を油圧に変換して、低圧蒸気加減
弁30、高圧蒸気加減弁31を開閉制御する。そして、
低圧蒸気加減弁30、高圧蒸気加減弁31をつた蒸気で
タービン21を回転させポンプ19を駆動し、ポンプ吐
出流量が給水流量指令値になるようにボイラー6に給水
するものである。以上のように、本発明による速度制御
装置は、ポンプ流量特性変換用の関数発生器32および
ボィラ圧力に相当するタービン速度のバイアス信号を算
出するためのバイアス設定器を電気式の調速機11a内
に設け、これらの出力を加えてタービンの速度指令値を
得、さらにタービン21の速度を帰還して、加算器33
にてタービン速度と速度指令信号との偏差を求め、それ
を演算器28aを介して直接的に低圧蒸気加減弁30、
高圧蒸気加減弁31に与えるようにしたので、バイアス
信号等が遅れなく応答性の良好なポンプ吐出流量制御を
行うことができる。
また、サーボ弁29aは遅れの少ない速応性のよいもの
であり、電気信号を油圧に変換できるものであるので、
本発明ではこれに対し直接的に制御信号を与えることが
可能となっている。
したがって、速度設定器を介在させる必要はなくなり、
また調速機制御盤を設ける必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の給水ポンプ駆動用タービン
制御装置を示すブロック図、第3図は本発明による給水
ポンプ駆動用タービン制御装置を示すブロック図である
。 11…調遼機(機械式)、12・・・調速機制御盤、1
3…速度設定器、14・・・給水流量検出器、15・・
・比例積分器、16・・・ボィラ、17・・・圧力検出
器、18・・・バイアス設定器、19・・・ポンプ、2
0…駆動回路、21・・・タービン、22・・・演算部
、23・・・差動トランス、24・・・復調器、25・
・・制御演算器、26・・・電力増幅器、27・・・速
度検出器、28・・・演算部、29・・・サーボモータ
、30…低圧蒸気加減弁、31・・・高圧蒸気加減弁、
32…関数発生器、33・・・加算器、11a・・・調
速機(電気式)、27a・・・速度検出器(電磁ピック
アップ)、28a…演算器、29a・・・サーボ弁(電
気油圧式)。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ボイラの給水流量指令値と給水ポンプの吐出流量と
    の偏差に基づいて給水流量要求信号を得るための比例積
    分器と、前記給水流量要求信号に基づいて前記給水ポン
    プを駆動するためのタービンの速度要求信号を得るため
    の関数発生器と、前記給水ポンプの吐出圧力が前記ボイ
    ラの圧力と等しくなるような前記タービンの速度を算出
    するバイアス設定器と、前記速度要求信号と前記バイア
    ス設定器で算出したタービン速度とを加算して前記ター
    ビンの速度指令値としこの速度指令値と前記タービンの
    実速度との偏差を得るための加算器と、この加算器で得
    た偏差を補償するための制御信号を算出する演算器と、
    この演算器で得た制御信号に基づいて前記タービンの速
    度を制御するための低圧蒸気加減弁および高圧蒸気加減
    弁を開閉操作する電気油圧式のサーボ弁とからなる給水
    ポンプ駆動用タービン速度制御装置。
JP8739375A 1975-07-18 1975-07-18 給水ポンプ駆動用タ−ビン速度制御装置 Expired JPS6032084B2 (ja)

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JPS5211401A JPS5211401A (en) 1977-01-28
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JPS57179382A (en) * 1981-04-27 1982-11-04 Idemitsu Kosan Co Ltd System for controlling flow amount of fluid by controlling number of revolution of turbine
JPS61225416A (ja) * 1985-03-29 1986-10-07 新明和工業株式会社 液体散布車の散布量制御装置

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JPS5211401A (en) 1977-01-28

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