JPS6274583A - 電動工具 - Google Patents
電動工具Info
- Publication number
- JPS6274583A JPS6274583A JP60211359A JP21135985A JPS6274583A JP S6274583 A JPS6274583 A JP S6274583A JP 60211359 A JP60211359 A JP 60211359A JP 21135985 A JP21135985 A JP 21135985A JP S6274583 A JPS6274583 A JP S6274583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching
- drive section
- suppressing
- drill
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野1
本発明は振動ドリルと通常の電動ドリル、そして電動ド
ライバーとしても使用することができる多機能な電動工
具に関するものである。
ライバーとしても使用することができる多機能な電動工
具に関するものである。
[背景技術]
T4動ドリルは単にビットを回転駆動するだけであるの
に対して、コンクリートやモルタルへの穿孔作業に使用
される振動ドリルは、ビットに対して回転だけでなく、
軸方向振動を与えるものであり、更に電動ドライバーは
、ビットを回転させるにあたって、ビスの頭部を潰して
しまうことがないように、負荷トルクが所定値を越える
と切り離されるクラッチが岨み込まれたものである。こ
れら3つの機能を1台の電動工具に組み込んだ場合、多
様に使えることから、使い勝手の良いものどなる。
に対して、コンクリートやモルタルへの穿孔作業に使用
される振動ドリルは、ビットに対して回転だけでなく、
軸方向振動を与えるものであり、更に電動ドライバーは
、ビットを回転させるにあたって、ビスの頭部を潰して
しまうことがないように、負荷トルクが所定値を越える
と切り離されるクラッチが岨み込まれたものである。こ
れら3つの機能を1台の電動工具に組み込んだ場合、多
様に使えることから、使い勝手の良いものどなる。
ところが従来上り提供されている多機能な電動工具は、
電動ドリル及び振動ドリルとしての機能は備えているも
のの、電動ドライバーとしてのべ能は備えておらないも
のと、電動ドリルと電動ドライバーとしての機能を備え
ているものの、振動ドリルとしての機能を備えていない
ものしかなかった。そして、前者においては電動ドリル
の動作モードにおいてビットをドライバー用のものとす
ることで一応電動ドライバーとして使用することができ
るが、過負荷がかかった時にビスの頭部を潰してしまう
ものであり、電動ドライバーとしての本末の機能を得ら
れるものではない。また後者においては振動ドリルとし
ての機能は全く得ることができない。
電動ドリル及び振動ドリルとしての機能は備えているも
のの、電動ドライバーとしてのべ能は備えておらないも
のと、電動ドリルと電動ドライバーとしての機能を備え
ているものの、振動ドリルとしての機能を備えていない
ものしかなかった。そして、前者においては電動ドリル
の動作モードにおいてビットをドライバー用のものとす
ることで一応電動ドライバーとして使用することができ
るが、過負荷がかかった時にビスの頭部を潰してしまう
ものであり、電動ドライバーとしての本末の機能を得ら
れるものではない。また後者においては振動ドリルとし
ての機能は全く得ることができない。
上記両者を組み合わせた構造とするならば、3者のIf
f能を共に得られることができる多機能な電動工具とす
ることができる。しかし、この場合、次のような点に留
意しなくてはならない。つまり、電動ドライバーとして
使用すべきところを、振動ドリルの動作モードで作動さ
せた時には、振動でビスのEtaを潰してしまうおそれ
が高いことがら、このような事態をできるだけ招くこと
がないものとしておく必要がある。
f能を共に得られることができる多機能な電動工具とす
ることができる。しかし、この場合、次のような点に留
意しなくてはならない。つまり、電動ドライバーとして
使用すべきところを、振動ドリルの動作モードで作動さ
せた時には、振動でビスのEtaを潰してしまうおそれ
が高いことがら、このような事態をできるだけ招くこと
がないものとしておく必要がある。
[発明の目的]
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは振動ドリルと電動ドリル及c/1!
動ドライバーの3つの機能を発揮させることができると
共に、誤揉作のおそれが少なくて使い勝手が良好な電動
工具を提供するにある。
目的とするところは振動ドリルと電動ドリル及c/1!
動ドライバーの3つの機能を発揮させることができると
共に、誤揉作のおそれが少なくて使い勝手が良好な電動
工具を提供するにある。
[発明の開示]
しかして本発明は、軸方向移動が自在で且つモータの出
力で回転駆動される出力部と、モータと出力部との間に
設けられたトルクリミッタ−としてのクラッチと、一対
の滑り噛み合いを行なうカムで形成されて上記出力部に
軸方向振動を与える振動発生手段とを備えるとと6に、
上記クラッチの切り離し動作を抑制する第1の抑制手段
と、上記振動発生手段の作動を抑制する第2の抑制手段
と、側抑制手段を作動させる駆動部を備えた切換ハンド
ルとを備え、切換ハンドルの駆動部は第1の抑制手段の
みを作動させる第1駆動部と、第1の抑制手段及び第2
の抑制手段を共に作動させる第2駆動部と、第2の抑制
手段のみを作動させるPtIJ3駆動部とからなり、切
換ハンドルの繰作方向において第1駆動部と第2駆動部
と第3駆動部が順に設置されていることに特徴を有する
ものであり、切換ハンドルの第1駆動部がクラッチの切
り離し動作を抑制して振動ドリルの動作モードとしてい
る状態から切換ハンドルを操作すれば、まず第2駆動部
によって側抑制手段が共に作動して電動ドリルの動作モ
ードとなり、次いで第3駆動部によって第2抑制手段の
みが作動してクラッチの切り離し動作が有効である電動
ドライバーの動作モードとなるようにしたものである。
力で回転駆動される出力部と、モータと出力部との間に
設けられたトルクリミッタ−としてのクラッチと、一対
の滑り噛み合いを行なうカムで形成されて上記出力部に
軸方向振動を与える振動発生手段とを備えるとと6に、
上記クラッチの切り離し動作を抑制する第1の抑制手段
と、上記振動発生手段の作動を抑制する第2の抑制手段
と、側抑制手段を作動させる駆動部を備えた切換ハンド
ルとを備え、切換ハンドルの駆動部は第1の抑制手段の
みを作動させる第1駆動部と、第1の抑制手段及び第2
の抑制手段を共に作動させる第2駆動部と、第2の抑制
手段のみを作動させるPtIJ3駆動部とからなり、切
換ハンドルの繰作方向において第1駆動部と第2駆動部
と第3駆動部が順に設置されていることに特徴を有する
ものであり、切換ハンドルの第1駆動部がクラッチの切
り離し動作を抑制して振動ドリルの動作モードとしてい
る状態から切換ハンドルを操作すれば、まず第2駆動部
によって側抑制手段が共に作動して電動ドリルの動作モ
ードとなり、次いで第3駆動部によって第2抑制手段の
みが作動してクラッチの切り離し動作が有効である電動
ドライバーの動作モードとなるようにしたものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、ハウ
ジング1はその前端にビット9が装着されるチャック1
9を有するもので、@1図に示すように、後地下部から
はグリップ16が延設されており、このグリップ16の
下端には電池パック17が装着されている。11はスイ
ッチハンドル、12は回転方向切換ハンドル、13は回
転数切換レバーである。
ジング1はその前端にビット9が装着されるチャック1
9を有するもので、@1図に示すように、後地下部から
はグリップ16が延設されており、このグリップ16の
下端には電池パック17が装着されている。11はスイ
ッチハンドル、12は回転方向切換ハンドル、13は回
転数切換レバーである。
ハウジング1の後部内にその軸方向が前後方向とされた
状態で収納されているモータ2は、その出力軸20にピ
ニオン21が取り付けられている。
状態で収納されているモータ2は、その出力軸20にピ
ニオン21が取り付けられている。
このとニオン21は、前後両端が支持された申開軸23
の一端のギア22と噛み合っている。また中間軸23は
一対の歯数の異なるギア24.25を備えている。そし
て、これらギア24.25に噛み合うギア26.27が
駆動軸3に取り付けられている。モータ2や中間軸23
と平行に設置されて軸受40により軸まわりの回転が自
在とされている駆動軸3は、ギア26.27をその輸ま
わりに回転自在に支持しているものであり、前記回転数
切換レバー13の操作によるキー28の移動に伴ない、
どちらかのギア26.27が駆動軸3と一体に回転する
ように連結される。すなわち駆動軸3は、ギア24とギ
ア26、あるいはギア25とギア27どのいずれかの組
み合わせの噛み合ぃで、中間軸23の回転が伝達される
ものであり、この回転伝達に寄与しないギア26もしく
はイア27は駆動軸3に対して空転状態となる。
の一端のギア22と噛み合っている。また中間軸23は
一対の歯数の異なるギア24.25を備えている。そし
て、これらギア24.25に噛み合うギア26.27が
駆動軸3に取り付けられている。モータ2や中間軸23
と平行に設置されて軸受40により軸まわりの回転が自
在とされている駆動軸3は、ギア26.27をその輸ま
わりに回転自在に支持しているものであり、前記回転数
切換レバー13の操作によるキー28の移動に伴ない、
どちらかのギア26.27が駆動軸3と一体に回転する
ように連結される。すなわち駆動軸3は、ギア24とギ
ア26、あるいはギア25とギア27どのいずれかの組
み合わせの噛み合ぃで、中間軸23の回転が伝達される
ものであり、この回転伝達に寄与しないギア26もしく
はイア27は駆動軸3に対して空転状態となる。
さて、駆動軸3の先端には遊星機構4が設けられている
。この遊星機#4は、駆動軸3の先端部−外面に歯を設
けることで形成された太陽ギア41と、太陽イア41の
外周を囲む内歯車42と、この両者に噛み合う複数個の
遊星ギア43、そして各i星ギア43を支持する紬45
を備えた遊星キャリア44とからなるもので、ここにお
ける遊星キャリア44は、前端にビット9の保持用のチ
ャック1つが設けられているスピンドル5の後端に圧入
固定されたものである。
。この遊星機#4は、駆動軸3の先端部−外面に歯を設
けることで形成された太陽ギア41と、太陽イア41の
外周を囲む内歯車42と、この両者に噛み合う複数個の
遊星ギア43、そして各i星ギア43を支持する紬45
を備えた遊星キャリア44とからなるもので、ここにお
ける遊星キャリア44は、前端にビット9の保持用のチ
ャック1つが設けられているスピンドル5の後端に圧入
固定されたものである。
そして、スピンドル5に軸方向振動を与えるための機構
であるが、これはスピンドル5に圧入固定されたカム6
2と、スピンドル5に遊嵌されてスピンドル5に対する
回転及び軸方向移動が自在とされているカム61とから
形成されている。これらのカム61.62は、その対向
面に滑り噛み合いを発生させる傾斜面が形成されて(す
るものである、そしてカム61はその背面とギアケース
6との間に設置されたばね63によって、カム62との
噛み合い方向に付勢されており、また周縁から突設した
突片65をギアケース6の内面に形成されでいる軸方向
に氏い溝69に係合させることで、回転することがない
ようにされている。そしてこの溝69には、切換板71
が摺動自在に配設されている。
であるが、これはスピンドル5に圧入固定されたカム6
2と、スピンドル5に遊嵌されてスピンドル5に対する
回転及び軸方向移動が自在とされているカム61とから
形成されている。これらのカム61.62は、その対向
面に滑り噛み合いを発生させる傾斜面が形成されて(す
るものである、そしてカム61はその背面とギアケース
6との間に設置されたばね63によって、カム62との
噛み合い方向に付勢されており、また周縁から突設した
突片65をギアケース6の内面に形成されでいる軸方向
に氏い溝69に係合させることで、回転することがない
ようにされている。そしてこの溝69には、切換板71
が摺動自在に配設されている。
次に、トルクリミッタ−としてのクラッチ8であるが、
これは前述の遊星8!構4における内歯車42を利用し
たものとなっている。すなわち、ここにおける内歯$4
2はギアケース6内において遊転自在に配されたものと
なっており、その先端面には放射状の溝83が形成され
ている。またギアケース6内に固定されて内歯車42の
前方に設置されたリング状の支持板84の外周部には、
輪方向に貫通する孔が複数個設けられているとともに、
答礼に1つ乃至複数個のボール85が配設されている。
これは前述の遊星8!構4における内歯車42を利用し
たものとなっている。すなわち、ここにおける内歯$4
2はギアケース6内において遊転自在に配されたものと
なっており、その先端面には放射状の溝83が形成され
ている。またギアケース6内に固定されて内歯車42の
前方に設置されたリング状の支持板84の外周部には、
輪方向に貫通する孔が複数個設けられているとともに、
答礼に1つ乃至複数個のボール85が配設されている。
尚、孔に配′Bされたボール85における支持板84の
軸方向全長は、支持板84の軸方向の厚みより大きくさ
れている。そして、支持板84の更に前方には、一対の
スラスト板86187開に配設されたコイル状のクラッ
チばね81が設置されており、更に前方側のスラスト板
87の前面には、ギアケース6前部を軸方向に貫通して
いる切換軸88の後端が当接している。
軸方向全長は、支持板84の軸方向の厚みより大きくさ
れている。そして、支持板84の更に前方には、一対の
スラスト板86187開に配設されたコイル状のクラッ
チばね81が設置されており、更に前方側のスラスト板
87の前面には、ギアケース6前部を軸方向に貫通して
いる切換軸88の後端が当接している。
一方、ハクノング1の先端部には、ギアケース6の先端
とハウジング1との間で支持されて紬まわりの回転が自
在とされている切換))ンドル7が配設されており、そ
して切換ハンドル7の内面には、−面がカム面とされて
いる切換リング72が固着されている。この切換リング
72のカム面は、ギアケース6における溝69に沿って
摺動自在とされた上記切換板71の前端が当接している
ものであるとともに、上記切換M88の前端が当接して
いるものであり、切換ハンドル7の回転繰作により、切
換リング72のカム面の起伏に応じて、これら切換板7
1及び切換軸88は後方へと押される。図中47はスピ
ンドル5を回転自在に且つ軸方向に移動自在に支持する
軸受、50は防塵ゴム、52は支持盤、80は軸受47
のための止め輪である。
とハウジング1との間で支持されて紬まわりの回転が自
在とされている切換))ンドル7が配設されており、そ
して切換ハンドル7の内面には、−面がカム面とされて
いる切換リング72が固着されている。この切換リング
72のカム面は、ギアケース6における溝69に沿って
摺動自在とされた上記切換板71の前端が当接している
ものであるとともに、上記切換M88の前端が当接して
いるものであり、切換ハンドル7の回転繰作により、切
換リング72のカム面の起伏に応じて、これら切換板7
1及び切換軸88は後方へと押される。図中47はスピ
ンドル5を回転自在に且つ軸方向に移動自在に支持する
軸受、50は防塵ゴム、52は支持盤、80は軸受47
のための止め輪である。
しかして第2図に示すように、切換板71を前方に位置
させているとともに、切換軸88を後方に位置させて、
コイル状のクラッチばね85の巻線同士がffj着する
ようにしている時には、両カム61.62の噛み合いが
許されており、また内歯車42の回転は、軸方向への動
終が止められたボール85との係合で完全に抑制された
状態、つまり切り離し動作が抑制された状態となってお
り、従って、この時のモータ2出力による駆動軸3の回
転は、遊星機構4によって減速されてスピンドル5、そ
してビット9を回転させる。*たビット9を被穿孔面に
押し当てることの反力によって、対のカム61.62が
互いに接触するようにすると、カム62はスピンドル5
とともに回転するのに対し、カム61はギアケース6と
の係合で回転しないようにされているために、カム61
とカム62との対向面における各傾斜面が噛み合った状
態では第2図に示す状態にあるものの、第3図に示すよ
うにカム62がその回転によってカム61の傾斜面を乗
り越えると、この直後にカム61がばね63による付勢
でカム62に打撃を与える。
させているとともに、切換軸88を後方に位置させて、
コイル状のクラッチばね85の巻線同士がffj着する
ようにしている時には、両カム61.62の噛み合いが
許されており、また内歯車42の回転は、軸方向への動
終が止められたボール85との係合で完全に抑制された
状態、つまり切り離し動作が抑制された状態となってお
り、従って、この時のモータ2出力による駆動軸3の回
転は、遊星機構4によって減速されてスピンドル5、そ
してビット9を回転させる。*たビット9を被穿孔面に
押し当てることの反力によって、対のカム61.62が
互いに接触するようにすると、カム62はスピンドル5
とともに回転するのに対し、カム61はギアケース6と
の係合で回転しないようにされているために、カム61
とカム62との対向面における各傾斜面が噛み合った状
態では第2図に示す状態にあるものの、第3図に示すよ
うにカム62がその回転によってカム61の傾斜面を乗
り越えると、この直後にカム61がばね63による付勢
でカム62に打撃を与える。
この結果、ビット9には前記回転に加えて軸方向振動が
伝達されるものであり、従って振動ドリルとして機能す
る。
伝達されるものであり、従って振動ドリルとして機能す
る。
一方、第4図に示すように切換板71そ後方へ大きく押
し出すと、カム61の突片65に後端を当接させでいる
切換板71は、カム61をばね63に抗して後方へと押
して、カム62と接触することがない位置に置く。この
ために、ビット9を被穿孔面に押し当てても、両カム6
1.62は接触することがなく、従って、ビット9には
回転のみが伝達される。またこの時、クラッチ8が上記
の場合と同様に切り離し動作が抑制された状態となって
いることから、電動ドリルとして機能するものである。
し出すと、カム61の突片65に後端を当接させでいる
切換板71は、カム61をばね63に抗して後方へと押
して、カム62と接触することがない位置に置く。この
ために、ビット9を被穿孔面に押し当てても、両カム6
1.62は接触することがなく、従って、ビット9には
回転のみが伝達される。またこの時、クラッチ8が上記
の場合と同様に切り離し動作が抑制された状態となって
いることから、電動ドリルとして機能するものである。
そして、ビット9に回転のみが伝達されるようになって
いる状態で、第5図に示すように切換軸88を前方に位
置させた時には、クラッチ8における内Vii単42は
、第6図に示すようにクラッチばね85に抗してボール
85を溝83から押し出して回転することが可能となる
ものであり、負荷トルクが高(なると、内歯車42が回
転を始めるために、駆動軸3の回転はスピンドル5に伝
達されなくなる。つまり、電動ドライバーとしての動作
を行なうものである。
いる状態で、第5図に示すように切換軸88を前方に位
置させた時には、クラッチ8における内Vii単42は
、第6図に示すようにクラッチばね85に抗してボール
85を溝83から押し出して回転することが可能となる
ものであり、負荷トルクが高(なると、内歯車42が回
転を始めるために、駆動軸3の回転はスピンドル5に伝
達されなくなる。つまり、電動ドライバーとしての動作
を行なうものである。
以上のように、ここでは切換軸88がクラッチ8の切り
離し動作を抑制する抑制手段として機能し、また切換板
71が振動発生手段の動作を抑制する手段として機能し
ているわけであり、またこれらを振動発生手段の外周に
配設することによって小型化が図られているわけである
が、これら側抑制手段を作動させている切換リング72
のカム面は、第7図以下に示すように構成されている。
離し動作を抑制する抑制手段として機能し、また切換板
71が振動発生手段の動作を抑制する手段として機能し
ているわけであり、またこれらを振動発生手段の外周に
配設することによって小型化が図られているわけである
が、これら側抑制手段を作動させている切換リング72
のカム面は、第7図以下に示すように構成されている。
すなわち、切換リング72のカム面の外周部と内周部と
に夫々間隔をおいて四部90.92を設けており、また
凹部90の一側壁を傾斜面91、凹部92の他側壁を傾
斜面93としている。そして、両日部90.92の周方
向における両側の区域を第2駆動部β、第2駆動部の一
側を第1駆動部α、第2駆動部の他側を第3駆動部γと
しているものである。
に夫々間隔をおいて四部90.92を設けており、また
凹部90の一側壁を傾斜面91、凹部92の他側壁を傾
斜面93としている。そして、両日部90.92の周方
向における両側の区域を第2駆動部β、第2駆動部の一
側を第1駆動部α、第2駆動部の他側を第3駆動部γと
しているものである。
PIA2図及び第3図に示した振動ドリルの動作モード
の時には、第7図に示すように、切換軸88は上記第1
m!!13部aの領域にあると同時に切換板71が凹1
i9内にあるが、切換ハンドル7を一方向に回動させる
と、切換軸88は凹部90に接近してPJ&2駆動部駆
動部域に位置するとともに、切換板71は傾斜面93を
通じで!!1部92から抜は出て同じく第21EK勤部
βの領域に位置する。これで第4図に示した電動ドリル
の動作モードとなる。
の時には、第7図に示すように、切換軸88は上記第1
m!!13部aの領域にあると同時に切換板71が凹1
i9内にあるが、切換ハンドル7を一方向に回動させる
と、切換軸88は凹部90に接近してPJ&2駆動部駆
動部域に位置するとともに、切換板71は傾斜面93を
通じで!!1部92から抜は出て同じく第21EK勤部
βの領域に位置する。これで第4図に示した電動ドリル
の動作モードとなる。
更に切換ハンドル7を回転させると、切換軸88は傾斜
面91を通じて凹部90内に入り、切換板71はPIS
3駆動部駆動部域に位置する。第5図及びtJ%6図に
示した電動ドライバーの動作モードになるわけである。
面91を通じて凹部90内に入り、切換板71はPIS
3駆動部駆動部域に位置する。第5図及びtJ%6図に
示した電動ドライバーの動作モードになるわけである。
尚、第7図(、)に示す状態からの切換ハンドル7の図
中時計まわり方向の回転と、第9図(a)に示す状態か
らの切換ハンドル7の図中反時計まわワ方向の回転とは
、夫々切換板71と凹部92側壁との当接並びに切換軸
88と四部90@壁との当接により、防がれている。つ
まり、第7図から第9図に示す範囲内においてのみ、切
換ノ1ンドル7の推作が可能となっている。
中時計まわり方向の回転と、第9図(a)に示す状態か
らの切換ハンドル7の図中反時計まわワ方向の回転とは
、夫々切換板71と凹部92側壁との当接並びに切換軸
88と四部90@壁との当接により、防がれている。つ
まり、第7図から第9図に示す範囲内においてのみ、切
換ノ1ンドル7の推作が可能となっている。
以上から明らかなように、この電動工具においては、そ
の動作モードの切り換えが「振動ドリル−電動ドリル−
電動ドライバー」 となっているものであって、振動ド
リルの動作モー−から直接電動ドライバーの動作モード
に切り換えることはできず、またその逆もできないよう
になっており、常に電動ドリルの動作モードが途中で入
るようになっているものである。
の動作モードの切り換えが「振動ドリル−電動ドリル−
電動ドライバー」 となっているものであって、振動ド
リルの動作モー−から直接電動ドライバーの動作モード
に切り換えることはできず、またその逆もできないよう
になっており、常に電動ドリルの動作モードが途中で入
るようになっているものである。
[発明の効果]
以上のように本発明においては、振動ドリルとしても通
常の電動ドリルとしても使用することができるのはもち
ろん、負荷トルクが高くなった時にはクラッチが切れる
電動ドライバーとしても使用することができるものであ
り、3つの8!能を使い分けろことができるために、非
常に便利である上に、上記の3つの機能の切り換えに際
しては、振動ドリルの動作モードと電動ドライバーの動
作モードとの間に常に電動ドリルとしての動作モードが
入るようになっているために、使用頻度が最も高い電動
ドリルの動作モードへの切り換えを常に1操作のみで行
なうことができて使いやすく、更には電動ドライバーと
して使用すべき際に、誤って振動ドリルの動作モードに
設定して、振動によってビスの頭部を潰してしまうとい
った事故の発生のおそれが少な(なるものである。
常の電動ドリルとしても使用することができるのはもち
ろん、負荷トルクが高くなった時にはクラッチが切れる
電動ドライバーとしても使用することができるものであ
り、3つの8!能を使い分けろことができるために、非
常に便利である上に、上記の3つの機能の切り換えに際
しては、振動ドリルの動作モードと電動ドライバーの動
作モードとの間に常に電動ドリルとしての動作モードが
入るようになっているために、使用頻度が最も高い電動
ドリルの動作モードへの切り換えを常に1操作のみで行
なうことができて使いやすく、更には電動ドライバーと
して使用すべき際に、誤って振動ドリルの動作モードに
設定して、振動によってビスの頭部を潰してしまうとい
った事故の発生のおそれが少な(なるものである。
1@1図は本発明−実施例の縦断面図、第2図及び第3
図は同上の振動ドリルとしての動作モード時の縦断面図
、第4図は同上の′1LlyIドリルとしての動作モー
ド時の縦断面図、第5図及び第6図は同上の電動ドライ
バーとしての動作モード時の縦断面図、第7図(aHb
)(c)は振動ドリルとしての動作モード時の切換リン
グの背面図及びA、−A。 線断面図とB、−B、線断面図、第8図(a)(b)(
e)は同上の電動ドリルとしての動作モード時の切換リ
ングの背面囚人1/A2−A2線断面図とB、−82線
断面図、第9図(a)(b)(e)は同上の電動ドライ
バーとしての動作モード時の切換リングの背面図とA、
−A、線断面図と83 B511J、断面図であって
、1はハウジング、2はモータ、3は駆動軸、5はスピ
ンドル、7は切換ハン・ドル、8はクラッチ、9はビッ
ト、61.62はカム、63はばね、71は第2抑制手
段としての切換板、72は切換リング、88は第1抑制
手段としての切換軸、aは第1駆動部、βは@2駆動部
、γは第3駆動部を示す。
図は同上の振動ドリルとしての動作モード時の縦断面図
、第4図は同上の′1LlyIドリルとしての動作モー
ド時の縦断面図、第5図及び第6図は同上の電動ドライ
バーとしての動作モード時の縦断面図、第7図(aHb
)(c)は振動ドリルとしての動作モード時の切換リン
グの背面図及びA、−A。 線断面図とB、−B、線断面図、第8図(a)(b)(
e)は同上の電動ドリルとしての動作モード時の切換リ
ングの背面囚人1/A2−A2線断面図とB、−82線
断面図、第9図(a)(b)(e)は同上の電動ドライ
バーとしての動作モード時の切換リングの背面図とA、
−A、線断面図と83 B511J、断面図であって
、1はハウジング、2はモータ、3は駆動軸、5はスピ
ンドル、7は切換ハン・ドル、8はクラッチ、9はビッ
ト、61.62はカム、63はばね、71は第2抑制手
段としての切換板、72は切換リング、88は第1抑制
手段としての切換軸、aは第1駆動部、βは@2駆動部
、γは第3駆動部を示す。
Claims (2)
- (1)軸方向移動が自在で且つモータの出力で回転駆動
される出力部と、モータと出力部との間に設けられたト
ルクリミッターとしてのクラッチと、一対の滑り噛み合
いを行なうカムで形成されて上記出力部に軸方向振動を
与える振動発生手段とを備えるとともに、上記クラッチ
の切り離し動作を抑制する第1の抑制手段と、上記振動
発生手段の作動を抑制する第2の抑制手段と、両抑制手
段を作動させる駆動部を備えた切換ハンドルとを備え、
切換ハンドルの駆動部は第1の抑制手段のみを作動させ
る第1駆動部と、第1の抑制手段及び第2の抑制手段を
共に作動させる第2駆動部と、第2の抑制手段のみを作
動させる第3駆動部とからなり、切換ハンドルの操作方
向において第1駆動部と第2駆動部と第3駆動部が順に
設置されていることを特徴とする電動工具。 - (2)第1及び第2の抑制手段は振動発生手段の外周に
配設されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211359A JPH0616993B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211359A JPH0616993B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 電動工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6274583A true JPS6274583A (ja) | 1987-04-06 |
JPH0616993B2 JPH0616993B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=16604663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60211359A Expired - Lifetime JPH0616993B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616993B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539814U (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-28 | 株式会社マキタ | 回転電動工具の動力伝達機構 |
JPH11309677A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-11-09 | Scintilla Ag | 手持ち電動工具機械 |
JP2007000999A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Works Ltd | ハンマードリル |
JP2010064247A (ja) * | 2009-12-24 | 2010-03-25 | Makita Corp | インパクト工具 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP60211359A patent/JPH0616993B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539814U (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-28 | 株式会社マキタ | 回転電動工具の動力伝達機構 |
JPH11309677A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-11-09 | Scintilla Ag | 手持ち電動工具機械 |
JP2007000999A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Works Ltd | ハンマードリル |
JP4702027B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-06-15 | パナソニック電工株式会社 | ハンマードリル |
JP2010064247A (ja) * | 2009-12-24 | 2010-03-25 | Makita Corp | インパクト工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616993B2 (ja) | 1994-03-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |