JPH11309677A - 手持ち電動工具機械 - Google Patents
手持ち電動工具機械Info
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- JPH11309677A JPH11309677A JP11057577A JP5757799A JPH11309677A JP H11309677 A JPH11309677 A JP H11309677A JP 11057577 A JP11057577 A JP 11057577A JP 5757799 A JP5757799 A JP 5757799A JP H11309677 A JPH11309677 A JP H11309677A
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
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Abstract
タで駆動可能な工具スピンドル12、電動モータと工具
スピンドルとの間の伝動機構内に配置されて予め規定可
能な最大のトルクの伝達するためのトルクカップリング
13及び、トルクカップリング内の異なるトルク段の調
節のための手動の調節部材14を備えている形式のもの
において、調節部材が調節機能の実施のための、機械軸
線を中心として回動可能な切換リング23と、該切換リ
ングに相対回動不能に結合されて手動の回動操作のため
のデザインリング24とに分割されている。 【効果】 調節部材が、調節のために必要な伝動装置を
変化させることなしに、機械毎に変更できる。
Description
械であって、電動モータで駆動可能な工具スピンドル、
電動モータと工具スピンドルとの間の伝動機構内に配置
されて予め規定可能な最大のトルクの伝達するためのト
ルクカップリング及び、トルクカップリング内の異なる
トルク段の調節のための手動の調節部材を備えている形
式のものに関する。
機械(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4213291
A1号公報)においては、トルクカップリングが、皿ば
ねを備えた滑りカップリングとして形成された安全カッ
プリングであり、安全カップリングが穿孔過程中の工具
のロックの際に機械及び使用者を保護する。異なる作業
形式の導入のための調節部材は、打撃穿孔作業からハン
マー作業若しくは、のみ加工作業(Meisselbetrieb)への
切換を可能にする。
用いて、ねじのねじ込みのために最大に許されるトルク
が調節可能である。該トルク調節は段階的であって、調
節部材を複数の調節位置へ移動させることによって行わ
れる。
電動工具機械においては利点として、調節部材が伝動機
構側の調節機能を生ぜしめる切換リング(Schaltring)と
手動操作のためのデザインリング(Designring)とに分割
されていることに基づき、調節部材の外観が、調節のた
めに必要な伝動装置を変化させることなしに、機械毎に
変更できる。切換リングは伝動装置に所属していて、伝
動装置に課せられる要求によって規定されて、すべての
伝動装置タイプで同じすべての機能を満たす。デザイン
リングは変更可能なすべての機能を満たし、伝動装置に
左右されずに規定されて、任意に組み込み可能及び交換
可能である。デザインリングの外観が機械毎に変えら
れ、同じく調節位置の数及びデザインリングの回動角に
関する位置も変えられる。調節伝動装置がデザインリン
グなしに十分に機能でき、この場合、トルク調節が無段
階に行われる。
項1に記載の本発明に基づく手持ち電動工具機械の有利
な実施態様が可能である。
ング内にロックカップリングを組み込んであり、ロック
カップリングがトルクカップリングのカップリング部分
間の回転方向での形状接続的な結合部を形成している。
ロックカップリングが調節部材を用いて接続及び遮断可
能であり、このために必要な切換機能が切換リングによ
って行われる。
若しくは該工具スピンドルに取り付けられた工具の軸線
方向の駆動のための打撃機構が設けられている。打撃機
構は調節部材を用いて接続及び遮断可能であり、このた
めに必要な切換機能が切換リングによって行われる。
利点として、切換リングを用いてトルクカップリングの
ための調節機能のほかに、例えばねじ回し及び穿孔工具
として用いられる手持ち電動工具機械の作業形式の切換
機能も生ぜしめられ、この場合、両方の作業形式ではト
ルクカップリングが無効状態であり、ロックカップリン
グが接続されている。ロックカップリングは、穿孔作業
中に伝動装置ケーシングの強い負荷を生ぜしめてしまう
ような軸線方向力がカップリングによって伝達されない
ようにしており、従ってトルクカップリングに著しく高
い耐用年数が得られる。
いて、切換リング上に被せはめられており、デザインリ
ング内に係止位置が規定されており、該係止位置に対応
して、切換リングの、調節機能及び切換機能の実施のた
めの調節位置が配置されている。これによってデザイン
リングが付加的な工具なしにかつ付加的な取り付け手段
なしに任意に組み込まれ、この場合、後からの交換が可
能である。
て、同じ調節伝動装置において、トルク調節のための段
の数、段間の調節角並びに最終位置角を変えて実施する
ことができる。
具機械(Elektrohandwerkzeugmaschine)は、穿孔機(Bohr
maschine) 、打撃穿孔機(Schlagbohrmaschine)、及びト
ルクの調節可能な電動式のねじ回し(Schrauber)として
用いられる。機械ケーシング10は電動モータ(図示せ
ず)を受容しており、電動モータが伝動装置11を介し
て、スピンドル軸受36内に支承された工具スピンドル
12を駆動する。工具スピンドル12が端部にねじピン
121を有しており、ねじピンにチャックをねじはめ可
能であり、チャックがドリル、打撃ドリル若しくは種々
のねじ工具(Schraubwerkzeug)の緊締のために用いられ
る。電動モータと工具スピンドル12との間の伝動機構
内にトルクカップリング(Drehmomentkupplung)13を配
置してあり、トルクカップリングの最大に伝達可能なト
ルクが手動の調節部材14を用いて段階的に予め選択可
能である。さらに調節部材14は、「打撃穿孔(Schlagb
ohren)」及び「穿孔(Bohren)」の作業形式の導入のため
の別の2つの調節位置を有している。該両方の作業形式
ではカップリング(Kupplung)13は剛性的に接続されて
いて、従ってトルクカップリングとしては無効状態であ
り、ロックカップリング(Blockierkupplung)として作用
する。
グ15(図1、図2、図6、図7、図10、図12)を
有しており、カップリングケーシングにリング状の第1
のカップリング部分16(図9)が相対回動不能及び軸
線方向移動可能に保持されている。第1のカップリング
部分16は、伝動装置11の遊星歯車段の外輪17に形
成された第2のカップリング部分18に係合している。
この場合、第1のカップリング部分16の円弧状のカッ
プリング突起(Kupplungsnocken)161が第2のカップ
リング部分18の面取りされたカップリング突起181
間に位置している。第2のカップリング部分18はさら
に爪182を有しており、爪は半径方向でカップリング
突起181よりも外側に配置されていて、かつ半径方向
で該カップリング突起と合致している。カップリング部
分16も爪162を有しており、該爪は第2のカップリ
ング部分18と逆の側に突出していて、第1のカップリ
ング部分16とカップリングケーシング15との相対回
動不能な係合のために役立っている。カップリングケー
シング15は雄ねじ151(図7)を有しており、該雄
ねじに調節ナット19がねじはめられている。調節ナッ
ト19と第1のカップリング部分16との間にカップリ
ングばね20を支持してあり、カップリングばねが両方
のカップリング部分16,18のカップリング突起16
1,181を互いに伝力接続的(kraftschluessig)に係
合させた状態に保持している。調節ナット19を雄ねじ
に沿って回動させて第1のカップリング部分16に向け
て移動させることに応じて、カップリングばね20の予
張力が増大され、ひいてはトルクカップリング13を介
して工具スピンドル12に伝達可能な最大のトルクが増
大される。工具に調節されたトルクが越えられない限
り、外輪17はロックされており、遊星歯車支持体22
に支承された遊星歯車21が外輪17の内歯171上を
転動する。これによって回転する遊星歯車支持体22が
工具スピンドル12を駆動する。これに対して、工具ス
ピンドル12に作用する対向モーメント(Gegenmoment)
がカップリングばね20によって調節されたトルクを越
えると、両方のカップリング部分16,18のカップリ
ング突起161,181が互いに滑って回転する。これ
によって、伝動装置11の外輪17がもはやロックされ
ず、その結果、遊星歯車21が外輪17の内歯171に
よって支持されず、ひいてはトルクがもはや遊星歯車支
持体22を介して工具スピンドル(ねじスピンドル)1
2に伝達されない。
材14は切換スリーブ23(図7)、該切換スリーブ2
3を取り囲むキャップ状のデザインリング24(図
3)、及びカップリングケーシング15の端面側にクリ
ップ結合されたカバー25(図5)から成っており、カ
バーは切換スリーブ23の案内並びにデザインリング(D
esignring)24の回転可能な軸線方向の保持のために用
いられている。カバー25の取り付けのためのクリップ
フック、及びデザインリング24の受容のためのクリッ
プフックが図5並びに図2に符号251及び252で示
してある。図2から明らかなように、クリップフック2
51がカップリングケーシング15の対応する突起部1
52の後ろ側に係合しており、クリップフック252が
デザインリング24のリング溝245内に係合してい
る。カバー25に案内された切換スリーブ23がキー成
形部(Keilprofil)で以て調節ナット19内に係合してお
り、従って、切換スリーブ23の回動に際して調節ナッ
ト19が連行され、カップリングケーシング15の雄ね
じ151上をねじ込まれて軸線方向に移動する。切換ス
リーブ23と調節ナット19とが一緒に切換リング(Sch
altring)を形成しており、該切換リングによって、トル
クカップリング13のすべての調節機能並びに、トルク
カップリング13内に組み込まれたロックカップリング
の接続及び遮断、打撃機構30の接続及び遮断のための
すべての切換機能が行われる。カバー25とカップリン
グケーシング15との間に係止ばね26(図4)が相対
回動不能及び移動不能に緊締されている。係止ばね26
は係止ヘッド261を有しており、係止ヘッドがデザイ
ンリング24の係止切欠き241と相補作用(Wechselwi
rkung)している。デザインリング24の係止切欠き24
1の位置及び数は、調節部材14の個別の調節位置の位
置及び数を規定している。デザインリング24は切換ス
リーブ23に被せはめられて、該切換スリーブと相対回
動不能に結合されている。このために、デザインリング
24の内側のウエブ(Steg)242(図3のB)が切換ス
リーブ23の対応する切欠き231(図7)内に係合す
る。デザインリング24の内面に形成されたクリップエ
レメント243が、切換スリーブ23の外面に形成され
た対応する突起232の後ろ側に係合して(図2)、切
換スリーブ23上でのデザインリング24の軸線方向の
移動不能な位置規定に役立っている。
調節位置で「打撃穿孔」の作業形式が導入され、続く第
2の調節位置で「穿孔」の作業形式が導入され、かつ別
の連続する、例えば15の調節位置で手持ち工具機械を
ねじ回し(Schrauber)として用いるためのトルクカップ
リング13の異なるトルク段が調節されるように規定さ
れている。デザインリング24の回動の増大に伴って、
即ち調節位置の数の増大に伴って、トルクカップリング
13内で調節された最大に伝達可能なトルクが段階的に
増大する。デザインリング24のはじめの両方の調節位
置では、トルクカップリング13は無効状態に切り換え
られていて、ロックカップリングが接続されており、こ
の場合、カップリングばね20が十分に負荷軽減されて
いる。
schaltung)のため、若しくはトルクカップリング13内
に組み込まれたロックカップリングの接続(Einruecken)
のために、カップリングケーシング15内で周囲に分配
して配置された複数のロックキー27が軸線方向移動可
能に案内されていてかつ、カップリングケーシング15
上で相対回動不能に規定されたカップリング部分16の
爪162間に係合している。図10には1つのロックキ
ー27だけを示してあり、該ロックキーは図11に異な
る2つの面を示してある。図10からも明らかなよう
に、ロックキー27は、カップリングケーシング15内
に支えられた圧縮ばね28を用いて、軸線方向に上昇
(換言すれば、傾斜)して周方向に循環する、即ち環状
のカム軌道29に押圧されており、カム軌道は切換スリ
ーブ23に形成されている。圧縮ばね28は、ロックキ
ー27の移動方向に対して横方向に向けられた1つの端
面271(図11のB)に係合してピン273によって
受容されているのに対して、該ピンと逆の側の端面27
2がカム軌道29に接触している。ロックキー27の移
動方向に対して平行に延びる両方の側面274,275
は、ストッパ面として形成されている。デザインリング
24の打撃穿孔及び穿孔の作業形式のためのはじめの両
方の調節位置では、切換スリーブ23は、カム軌道29
がロックキー27を圧縮ばね28に抗して第2のカップ
リング部分18の爪182(図8)間に押し込む回動位
置を占めている。これによって、ロックキー27のスト
ッパ面274,275の1つが爪182の軸線方向に延
びる面182a,182bの1つに接触しており、両方
のカップリング部分16,18間に純然たる形状接続的
な結合(formschluessige Verbindung)が生じている。複
数のロックキー27を周囲に一様に分配してある場合に
は、各ロックキー27はそれぞれ個別のカム軌道29に
支えられており、各カム軌道29は切換スリーブ23
の、カップリング13に向けられた端面に、互いに半径
方向の距離を置いて互いに同心的に配置されている。デ
ザインリング24がはじめの両方の調節位置を越えてさ
らに回動させられると、カム軌道29が後退して、ロッ
クキー27が圧縮ばね28によって第2のカップリング
部分18から再び押し出され、その結果今や、トルクカ
ップリング13が有効状態になり、トルクカップリング
の最大に伝達可能なトルクがカップリングばね20の予
張力(Vorspannkraft)によって規定されている。
ドル12は回転運動に加えて軸線方向の行程運動を軸線
方向のわずかな行程で行う。このために打撃機構(Schla
gwerk)30として、2つのラチェット部分31,32
(図1及び図14)から成るラチェット(Ratsche)を設
けてあり、第1のラチェット部分31が工具スピンドル
12に堅く結合されているのに対して、第2のラチェッ
ト部分32はカップリングケーシング15内に相対回動
不能及び軸線方向移動可能に規定されている。この場
合、圧縮ばね33が第2のラチェット部分32をカップ
リングケーシング15のストッパ34に圧着している。
図14に分解斜視図で示す打撃機構30の両方のラチェ
ット部分31,32は、圧縮ばね33及び、工具スピン
ドル12とスピンドル軸受36との間に支えられた別の
圧縮ばね35によって、互いに向き合わされたラチェッ
ト歯部で係合状態に保持される。回転に際して工具スピ
ンドル12によって生ぜしめる軸線方向行程は、ラチェ
ット歯部の軸線方向の高さによって規定される。デザイ
ンリング24が第1の調節位置にある場合、両方のラチ
ェット部分31,32はラチェット歯部を介して互いに
係合している。打撃機構30が接続されている。デザイ
ンリング24が次の調節位置へ回動させられると、移動
機構(Verschiebemimik)37が作動して、工具スピンド
ル12が(図1で右側へ)移動させられ、両方のラチェ
ット部分31,32が互いに係合解除され、このことは
図1に示してある。工具スピンドル12の前述の移動に
際して、第2のラチェット部分32が圧縮ばね33の力
の作用下でカップリングケーシング15のストッパ34
に接触し、従って工具スピンドル12、ひいては第1の
ラチェット部分31の引き続く移動運動に追従しない。
打撃機構30は遮断されている。工具スピンドル12が
純然たる回転運動を行う。
るために構成ユニットとしてしか示されていないもの
の、図13には分解斜視図で示してある。移動機構は支
承カップ(Lagertopf)38、滑子リング39及び連結リ
ング40を有しており、支承カップ内にスピンドル軸受
36が形状接続的(formschluessig)に受容されて、圧着
ばね35によってカップ底部に圧着されており、滑子リ
ングがカップリングケーシング15に相対回動不能に配
置されており、連結リングがセグメント(Segment)40
1で以て滑子リング39の周囲に係合しており、セグメ
ントが切換スリーブ23内に形状接続的に受容されてい
てかつ切換スリーブ23と連結リング40との間の相対
回動不能な結合部を成している。滑子リング39は連結
リング40に向いた端面に2つの持ち上げ傾斜部41を
有しており、持ち上げ傾斜部は周方向で互いに間隔を置
いて配置されている。各持ち上げ傾斜部41は周方向で
見て滑子リング39のリング面から上り勾配で次いでリ
ング面に向かって再び下り勾配である。滑子リング39
のリング面に平面接触する連結リング40は、各持ち上
げ傾斜部41の領域に切欠き42を有しており、各切欠
き42の長さは傾斜部長さよりも大きくなっている。支
承カップ38は、互いに等角度間隔に分配して配置され
た3つの爪43で以て連結リング40の、滑子リング3
9と逆の側の端面に係合しており、この場合、爪43は
同時に支承カップ38を滑子リング39内に相対回動不
能に規定している。
斜視図である。図12の位置では滑子リング39の持ち
上げ傾斜部41は連結リング40の切欠き42を貫通し
ており、連結リング40が滑子リング39に平面で接触
している。前述のように、圧着ばね35によって工具ス
ピンドル12が図1で左側へ移動させられており、ラチ
ェット部分31,32が互いにかみ合っており、第2の
ラチェット部分32がストッパ34から持ち上げられて
いる。「打撃穿孔」の作業形式が導入されており、この
場合、切換スリーブ23の相応の回動位置によってロッ
クカップリングが接続されている。デザインリング24
が第2の調節位置に回動させられると、連結リング40
が持ち上げ傾斜部41上へ移動し、支承カップ38が爪
43を介して圧着ばね35の力に抗して軸線方向移動を
行う。工具スピンドル12の肩部122に支持されたス
ピンドル軸受36が、工具スピンドルを図1で右側へ移
動させる。この軸線方向移動は、ラチェット部分31,
32が互いに係合解除され、かつ第2のラチェット部分
32がストッパ34に接触するように、持ち上げ傾斜部
41の軸線方向の高さによって規定されている。「穿
孔」の作業形式が導入されており、この場合、切換スリ
ーブ23の対応する回動位置によってロックカップリン
グはさらに接続されたままである。デザインリング24
が第2の調節位置から別の調節位置へさらに回動させら
れると、一緒に回転する連結リング40は持ち上げ傾斜
部41に乗り上げており、その結果、デザインリング2
4の別のすべての回動位置では打撃機構30が無効状態
である。この回動領域では同時に切換スリーブ23のカ
ム軌道29が後退させられていて、ロックキー27が圧
縮ばね28によって第2のカップリング部分18から再
び押し出されており、従ってロックカップリングが解除
されて、トルクカップリング13が有効状態になってい
る。
はない。打撃穿孔、穿孔及びトルク選択の作業形式のた
めの調節部材14の調節位置の前述の配置順序は、必然
的なものではない。移動機構37の構造を相応に変える
ことによって、打撃穿孔の作業形式のための調節位置と
穿孔のための作業形式のための調節位置とが交換されて
よい。該両方の調節位置が必ずしも、トルク設定のため
の調節位置の前に配置される必要はない。穿孔及び/又
は打撃穿孔の作業形式のための位置をトルク調節位置の
間に配置してもよい。これによって調節部材14の短い
切換距離が達成される。
に破断した斜視図
の方向から見た斜視図
ら見た斜視図
分的に破断した斜視図
の部分的に破断した斜視図
の異なる2つの方向から見た斜視図
分的に破断した斜視図
異なる2つの方向から見た斜視図
孔との切換のための切換機構を備えた手持ち電動工具機
械の部分的に破断した部分斜視図
めの打撃機構の分解斜視図
工具スピンドル、13 トルクカップリング、 1
4 調節部材、 15 カップリングケーシング、
16 カップリング部分、 17 外輪、 18
カップリング部分、 19 調節ナット、 20
カップリングばね、 21 遊星歯車、 22
遊星歯車支持体、 23 切換スリーブ、 24
デザインリング、 25 カバー、 26 係止ば
ね、 27 ロックキー、28 圧縮ばね、 29
カム軌道、 30 打撃機構、 31,32 ラ
チェット部分、 33 圧縮ばね、 34 ストッ
パ、 35 圧縮ばね、 36 スピンドル軸受、
37 移動機構、 38 支承カップ、 39
滑子リング、 40 連結リング、 41 持ち
上げ傾斜部、 42 切欠き、 43 爪、 1
51 雄ねじ、 152 突起部、 161 カッ
プリング突起、 162 爪、 171 内歯、
181 カップリング突起、 182 爪、 2
32 突起、 243 クリップエレメント、 2
51,252 クリップフック、 245 リング
溝、 271,272 端面、 273 ピン、
274,275 側面、 401 セグメント
Claims (18)
- 【請求項1】 手持ち電動工具機械であって、電動モー
タで駆動可能な工具スピンドル(12)、電動モータと
工具スピンドル(12)との間の伝動機構内に配置され
て予め規定可能な最大のトルクの伝達するためのトルク
カップリング(13)及び、トルクカップリング(1
3)内の異なるトルク段の調節のための手動の調節部材
(14)を備えている形式のものにおいて、調節部材
(14)が調節機能の実施のための、機械軸線を中心と
して回動可能な切換リング(19,23)及び、該切換
リングに相対回動不能に結合されて手動の回動操作のた
めのデザインリング(24)を有していることを特徴と
する手持ち電動工具機械。 - 【請求項2】 トルクカップリング(13)内にロック
カップリングを組み込んであり、ロックカップリングが
トルクカップリング(13)のカップリング部分(1
6,18)間の回転方向での形状接続的な結合部を形成
していて、かつ調節部材(14)を用いて接続及び遮断
可能であり、ロックカップリングの接続及び遮断のため
の切換機能が切換リング(19,23)に対応して配置
されている請求項1記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項3】 工具スピンドル(12)若しくは該工具
スピンドル(12)に取り付けられた工具の軸線方向の
駆動のための打撃機構(30)を設けてあり、打撃機構
(30)が調節部材(14)を用いて接続及び遮断可能
であり、打撃機構(30)の接続及び遮断のための切換
機能が切換リング(19,23)に対応して配置されて
いる請求項1又は2記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項4】 デザインリング(24)がキャップ状に
形成されていて、切換リング(19,23)上に被せは
められている請求項1から3のいずれか1項記載の手持
ち電動工具機械。 - 【請求項5】 デザインリング(24)が係止位置を有
しており、該係止位置に対応して、切換リング(19,
23)の、調節機能及び切換機能の実施のための調節位
置が配置されている請求項1から4のいずれか1項記載
の手持ち電動工具機械。 - 【請求項6】 デザインリング(24)の係止位置が、
デザインリング(24)の周囲に分配してデザインリン
グ(24)の内面に設けられた係止切欠き(241)に
よって規定されており、該切欠きが定置の係止ばね(2
6)と協働するようになっている請求項1から5のいず
れか1項記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項7】 切換リングが切換スリーブ(23)及び
調節ナット(19)を有しており、切換スリーブと調節
ナットとが互いに相対回動不能及び軸線方向相対移動可
能に結合されており、キャップ状のデザインリング(2
4)が切換スリーブ(23)を有利には完全に被ってい
て、該切換スリーブ上にスナップ結合されている請求項
1から6のいずれか1項記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項8】 トルクカップリング(13)がカップリ
ングケーシング(15)及び、カップリングばね(2
0)によって互いに伝力接続的な係合状態に保たれた2
つのカップリング部分(16,18)を有しており、調
節ナット(19)がカップリングケーシング(15)上
にねじ込み可能に配置されており、カップリングばね
(20)が調節ナット(19)とカップリングケーシン
グ(15)に対して相対回動不能及び軸線方向移動可能
に規定されたカップリング部分(16)との間に支えら
れている請求項7記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項9】 カップリングケーシング(15)にカバ
ー(25)が係止結合されており、カバーに切換スリー
ブ(23)が案内され、かつキャップ状のデザインリン
グ(24)が回動可能にスナップ結合されている請求項
8記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項10】 係止ばね(26)がカップリングケー
シング(15)とカバー(25)との間に相対回動不能
及び移動不能に緊締されていて、係止ヘッド(261)
で以てデザインリング(24)の係止切欠き(241)
内に係合している請求項9記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項11】 トルクカップリング(13)内に組み
込まれたロックカップリングが、1つのカップリング部
分(16)内で軸線方向移動可能に規定された少なくと
も1つのロックキー(27)を有しており、ロックキー
が軸線方向移動によって別のカップリング部分(18)
に配置された爪(182)内に突入して、ロックキー
(27)及び爪(182)の軸線方向に延びるストッパ
面(274,275,182a,182b)が互いに接
触するようになっており、切換スリーブ(23)に、周
方向に延びて軸線方向に上昇する少なくとも1つのカム
軌道(29)が形成されており、カム軌道にロックキー
(27)がストッパ面(274,275)に対して垂直
方向に延びる端面(272)で以て支持されている請求
項8から10のいずれか1項記載の手持ち電動工具機
械。 - 【請求項12】 ロックキー(27)の、カム軌道(2
9)と逆の側の端面(271)とカップリングケーシン
グ(15)との間に圧縮ばね(28)が支えられている
請求項11記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項13】 少なくとも1つのカム軌道(29)
が、切換スリーブ(23)に、デザインリング(24)
の連続する2つの係止位置間の所定の1つの回動角区分
でロックキー(27)をカム軌道(29)の軸線方向の
最も高い区分に接触させているように形成されている請
求項11又は12記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項14】 トルクカップリング(13)のカップ
リング部分(16,18)の周囲にわたって有利には一
様に分配された複数のロックキー(27)を設けてあ
り、各ロックキー(27)がそれぞれ個別の1つのカム
軌道(29)に接触しており、カム軌道が切換スリーブ
(23)の、カップリング部分(16,18)に向いた
端面に、互いに半径方向の距離を置いて同心的に配置さ
れている請求項11から13のいずれか1項記載の手持
ち電動工具機械。 - 【請求項15】 打撃機構(30)が、工具スピンドル
(12)に堅く結合された第1のラチェット部分(3
1)及び相対回動不能及び軸線方向移動可能に配置され
た第2のラチェット部分(32)を有しており、ラチェ
ット部分(31,32)のラチェット歯部が、ラチェッ
ト部分(31,32)に作用するばね力によって互いに
係合しており、切換スリーブ(23)が1つの回動角区
分で工具スピンドル(12)の軸線方向の移動運動を生
ぜしめて、両方のラチェット部分(31,32)を互い
に係合解除するように形成されている請求項7から14
のいずれか1項記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項16】 工具スピンドル(12)を受容するス
ピンドル軸受(36)が支承カップ(38)内に収容さ
れており、支承カップがカップリングケーシング(1
5)に対して相対回動不能かつ軸線方向移動可能に配置
されていて、切換スリーブ(23)の回動角区分でラチ
ェット区分(31,32)の係合解除のための軸線方向
行程を行うようになっており、1つの圧縮ばね(33)
によって負荷されて軸線方向に移動可能な1つのラチェ
ット部分(32)がストッパ(34)に支えられている
請求項15記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項17】 スピンドル軸受(36)が、工具スピ
ンドル(12)に支えられた圧縮ばね(35)によって
支承カップ(38)の底部に伝力接続的に接触している
請求項16記載の手持ち電動工具機械。 - 【請求項18】 カップリングケーシング(15)上に
相対回動不能に滑子リング(39)を配置してあり、滑
子リングが支承カップ(38)と逆の側のリング面に、
互いに周方向に間隔を置いて配置されて軸線方向に突出
する2つの持ち上げ傾斜部(41)を有しており、持ち
上げ傾斜部がそれぞれリング面から上り勾配で次いでリ
ング面に向かって再び下り勾配であり、滑子リング(3
9)の端面に、切換スリーブ(23)と相対回動不能に
結合された連結リング(40)を載置してあり、連結リ
ングが各持ち上げ傾斜部(41)の領域に切欠き(4
2)を有しており、切欠きの長さが持ち上げ傾斜部の長
さよりも大きくなっており、互いに等角度間隔で支承カ
ップ(38)に配置された少なくとも2つの爪(43)
が、連結リング(40)の、滑子リング(39)と逆の
側の端面に係合していて、同時に支承カップ(38)を
滑子リング(39)内で相対回動不能に規定している請
求項17記載の手持ち電動工具機械。
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