JPS6274401A - 海水処理装置 - Google Patents

海水処理装置

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JPS6274401A
JPS6274401A JP21758485A JP21758485A JPS6274401A JP S6274401 A JPS6274401 A JP S6274401A JP 21758485 A JP21758485 A JP 21758485A JP 21758485 A JP21758485 A JP 21758485A JP S6274401 A JPS6274401 A JP S6274401A
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JP
Japan
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evaporation
air
seawater
line
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP21758485A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Matsuda
健 松田
Kaname Matsumoto
要 松本
Kenichi Takabori
賢一 高堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Atomic Industry Group Co Ltd, Toshiba Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は原子力発電所の管理区域内で発生づ゛る海水ド
レンや放射性物質の82人したリーク海水を処理づ゛る
海水処理装置に関づる。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
原子力発電所の冷却水系統には、海水冷7J]と淡水冷
7J1の両系統がある。大形のクーリングタワーを用い
て、淡水にJ、り冷却する例は外国でみられるが、我国
では一般に人容聞の冷IJ1には、海水が使われている
。なお、海水で一瓜淡水を冷ノ」シ、その淡水で冷却プ
るという方法もあるが、この方法は中間熱交換器が8圃
なため、直接海水で冷却することが多い。この場合、海
水冷却装置の熱交換器に例えば材料I1gQが生じると
、放射性流体側に海水が流入してしまう。こうなると混
合海水の処理は困難となる。通常、海水の漏洩門は少な
いため、専用の海水処理装置を設けずに、多くの人手と
時間をかけて大がかりな方法で処理しているのが現状で
ある。この処理として次のようなものがある。
まず、蒸発a縮処理である。この処理は海水中の塩素の
作用で濃縮器の素材が侵される問題があるので、ガラス
、陶磁鼎あるいはセラミックスの蒸発濃縮装置となるが
、濃縮率が良い、づ゛なわち、減容性に優れている反面
、加熱源が大型化し、ロス1−アップとなる問題があっ
た。
次に、逆浸透膜による処理、電気透析処理、さらにイオ
ン交換膜による脱塩処理等がある。これらの処理警よ減
容性に劣り、装置仝休が大型化し、実用性に乏しいとい
う問題があった。
ざらに晶析共沈法による処理がある。この処理は、海水
中の放射性物質は金属元素であり、通常イオン、コロイ
ドまたはコロイドよりム大きな粒子として存在するので
、その金属成分(Go、Mn、Cr、N i、Fe、C
5,AQ、Sr、Ceなど)をH溶性塩または同型置換
、吸着等さUて沈澱分離する方法である。この処理によ
れば、装置が単純で、減容性が良く放射能の分離性もよ
いが、妨害物質が混入していると、その晶析条件が難か
しく、活性炭吸着、酸化還元等の処理が必要となると共
に、かなりの化学知識と技術の習熟が要求されることに
なる。すなわち、晶析共沈法による処理は、かなり経験
的な要素があり、書にでも簡単にできる処理ではないと
いう問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、減容性に優れ、処理が簡単で作業者の
熟練を必要とVず、しかも装置のコスト低下を図ること
のできる海水処理装置を提供せんとするものである。
(発明の概要) 本発明に係る海水処し!I!装置は、処理海水を収容す
る容器と、この容器内に一部が前記処理海水に浸され他
部が水面上に露呈するように設けられ、かつ毛細管現象
により処理海水を吸い上げる多孔質体より成る蒸気促進
体と、この蒸気促進体からの処理海水の蒸発を促す乾燥
空気を前記容器内に送る給気ラインと、処理海水の蒸発
により湿り空気を1)り記容器外に導く導出ラインと、
この導出ラインより送られる湿り空気を除湿J−る除湿
装置どを具備してなることを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図において1は処理海水△を収容する蒸発容器としての
気密容器で、配管2により原液タンク3と連通されてい
る。この配管2の途中には給液ポンプ4が設置ノられ、
原液タンク3から気密容器1内に処理海水を供給できる
ようになっている。給液ポンプ4は、気密容器1内の液
位を検出するレベル計5とリード線6を介して接続され
て駆動・停止するようになっており、ffi L!I!
海水A海水位を一定に保持するよう制御する。なお、気
密容′a1はプラスチック、ステンレス等の海水耐食性
の良い材料で構成されている。
前記気密容S1内には、複数の蒸発促進体7が設けられ
ている。この各蒸発促進体7は、工細管現象により海水
を吸い上げる棒状の多孔質体より成り、その一部である
一端下部が処理海水△に浸され、他部である中間部およ
び上部が水面上に露呈するよう気密容器1内の底部に立
設されている。
蒸発促進体7を構成づる多孔質体は、孔径が5μmルφ
以上100μmφ以下の範囲内の細孔が連通されている
海綿状、つまりスポンジ状のもので、毛iR管現象がス
ムーズに生じ、海水を良く吸い−Fげられるムのとして
いる。
気密容器1には、その内部に乾燥空気を送る給気ライン
8が連設されいる。この給気ライン8 lJtら送られ
る乾燥空気は、気密容器1内に、lI3いて水面上に露
呈され処1!l!海水を吸い上げている各蒸発促進体7
に吹きfJUられ、(の蒸発促進体7からの海水の蒸発
を促す。なお、給気ライン8に加熱された高温乾燥空気
を流すことにより、各蒸発促進体7からの処理海水の蒸
発をより一層促進づることができる。各蒸発促進体7を
直接に加熱する赤外線ヒータ、マイクロウェーブ、直接
通電による電熱器等の加熱手段を設りてもよく、これに
より高温乾燥空気の吹付けと同様の作用がなされる。
気密容器1には、処I!l!海水の蒸発により水分を含
んだ湿り空気を気密容器1外に導く導出ライン9が設け
られている。この導出ライン9は、除湿装置10に連通
され、湿り空気の除湿を行なうようになっている。除湿
装置10は、フロン等の冷媒で外部から熱を吸収する吸
熱器11と、この吸熱器11から送られる冷媒を圧縮J
゛る圧縮機12と、この圧縮機12から送られる冷媒で
外部に熱を放出づ−る放v4番13と、これらを直列接
続して閉ループを形成する冷媒ライン14とから構成さ
れる。この除湿装置10の吸熱′JA11に気密容器1
からの導出ライン9、除湿機空気の排気ライン15およ
び凝縮水を排出する排液ライン16とが接続されている
。また、排気ライン15は放熱器13に接続されている
。そして、この放熱器13と気密容器1とがライン接続
され、これにより給気ライン8が形成されている。なお
、17は凝縮水を受【プる凝縮タンク、18は給気ライ
ン8の送風ファンである。
このような構成の除湿装置10の作用を説明する。
導出ライン9から送られる湿り空気は、吸熱器11内で
冷媒と熱交換して冷却される。空気中の水分は凝縮して
除湿され、生じた凝縮水は排液ライン16を通って凝縮
タンク17に送られる。一方、冷却されて除湿された乾
燥空気は、排気ライン15を通って放熱7A13に導か
れる。この放熱器13では、吸熱器11で熱交換して高
温となった後、さらに圧縮機12を通過した冷媒の放熱
により前記乾燥空気が加熱される。そして、高温乾燥空
気となって、給気ライン8を通り、気密容器1内に送風
ファン18によって吹き込まれる。
次に、上記構成の海水処理装置による海水処理について
説明する。
気密容器1内に収容した処理海水へは、各毛細管現象に
より蒸発促進体7に吸い上げられる。これに給気ライン
8より送られる乾燥空気が吹き付4)られて処理1角水
の蒸発が促進される。そして、この蒸発により水分を含
んだ湿り空気は導出ライン9を通って除湿装置10に導
かれ、ここで前記の如く除湿される。除湿流の乾燥空気
は加熱された掛、再び給気ライン8を通って気密容器1
内に循環する。一方、凝縮水は排液ライン16を通って
凝縮タンク17内に送られる。また、各蒸発促進体7に
は放射性物質を含ん1.−溶質成分が残d(する。寸な
わら、水と放射性物質を含んだ′Fl質成分とが分離さ
れる。所定間の内水を処理し、蒸発促進体7が溶質成分
で覆われ、海水の吸い上げが悪くなったとぎ、この蒸発
促進体7を気密容器1内より取り出し、ドラム缶等の中
に廃棄する。
〔発明の効宋〕
本発明によれば、容器内で処理?fJ水を毛細管現象に
より蒸発促進体で吸い上げると共に、これに乾燥空気を
吹き付けて蒸発を促進し、この蒸発により水分を含んだ
湿り空気を容器外へ導き出して除湿装置により除湿し、
前記蒸発促進体に溶質成分を残留させ、これにより水分
とl1i5[調性物質を含んだ溶質成分とを分離するよ
うにしたので、海水処理の減容性が極めて優れており、
また、処理が簡単で作業者の熟練を必要としない。これ
は、同時に装置のコスト低下を可能にしている。また、
除湿装置により湿った空気を除湿するため、周囲の結露
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る海水処理装置の一実施例を示す構成図
である。 11・・・容器、7・・・蒸発促進体、8・・・給気ラ
イン、9・・・導出ライン、10・・・除湿装置、11
・・・凝縮器、12・・・圧縮機、13・・・放熱器、
14・・・冷媒ライン、15・・・排気ライン、A・・
・処理海水。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、処理海水を収容する容器と、この容器内に一部が前
    記処理海水に浸され他部が水面上に露呈するように設け
    られ、かつ毛細管現象により処理海水を吸い上げる多孔
    質体より成る蒸気促進体と、この蒸気促進体からの処理
    海水の蒸発を促す乾燥空気を前記容器内に送る給気ライ
    ンと、処理海水の蒸発により湿り空気を前記容器外に導
    く導出ラインと、この導出ラインより送られる湿り空気
    を除湿する除湿装置とを具備してなることを特徴とする
    海水処理装置。 2、給気ラインはその内部に高温乾燥空気を流通可能と
    してなる特許請求の範囲第1項記載の海水処理装置。 3、容器内に蒸発促進体を加熱する加熱手段を設けた特
    許請求の範囲第1項記載の海水処理装置。 4、除湿装置は冷媒に外部から熱を吸収させる吸熱器と
    、この吸熱器から送られる冷媒を圧縮する圧縮機と、こ
    の圧縮機から送られる冷媒の熱を外部に放出する放熱器
    とによって冷凍サイクルを構成する冷媒ラインを有し、
    前記吸熱器に導出ライン、除湿空気の排気ラインおよび
    凝縮水の排液ラインを設けた特許請求の範囲第1項記載
    の海水処理装置。
JP21758485A 1985-09-30 1985-09-30 海水処理装置 Pending JPS6274401A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524658A (ja) * 2007-04-20 2010-07-22 フリーダム ウォーター カンパニー リミテッド 蒸留器
GB2510798A (en) * 2012-10-19 2014-08-20 Nsg Environmental Ltd Process for drying radioactive waste containing water
JP2020054941A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社グンビル 廃液処理装置

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