JPS627295Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS627295Y2
JPS627295Y2 JP1980041408U JP4140880U JPS627295Y2 JP S627295 Y2 JPS627295 Y2 JP S627295Y2 JP 1980041408 U JP1980041408 U JP 1980041408U JP 4140880 U JP4140880 U JP 4140880U JP S627295 Y2 JPS627295 Y2 JP S627295Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc tube
xenon lamp
reflector
xenon
lamp according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980041408U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56144504U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980041408U priority Critical patent/JPS627295Y2/ja
Publication of JPS56144504U publication Critical patent/JPS56144504U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS627295Y2 publication Critical patent/JPS627295Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キセノンランプ、より詳しくは、人
眼眼内の網膜を検査、撮影するための眼底カメラ
等に使用される高輝度発光用の高出力キセノンラ
ンプの改良に関するものである。
従来のキセノンランプにおいては、発光光量の
損失を少なくするため、キセノンランプの管壁に
アルミニウムもしくは銀を蒸着したものや、キセ
ノンランプとは独立に、その後方に反射鏡を配置
したものはよく知られている。しかしながら、前
者は主に低出力キセノンランプに使用されるもの
で、高出力のキセノンランプでは使用中に蒸着膜
が劣下し、眼底カメラのように高出力発光キセノ
ンランプ(例えば300W・S発光量)では使用で
きないという欠点があつた。また後者の場合は、
反射鏡とキセノンランプの最発光強度点との光軸
合せが必要であり、調整に多大の時間を要するば
かりか、キセノンランプの後方に独立して反射板
を配置するため照明装置に大きなスペースを必要
としていた。またキセノンランプの交換も必要で
あり、反射鏡は、キセノンランプにあまり接近し
て配置できないため、キセノンランプからある程
度距離をおいて配置しており、反射鏡により反射
させる光の量の低減を招き、反射鏡を配置した効
果もあまり高いものとは言えなかつた。また従来
のキセノンランプはそのトリガー線をキセノンラ
ンプ発光管にツル巻き状に巻いた巻き線構造をと
つており、トリガーをかけた後のキセノン発光点
が巻き線にそつて発光するため、最発光強度点
(トリガーパルスによつてキセノンが励起発光さ
れる点で、トリガー線にそつて形成される)が均
質化される長所があるので、従来この方法がとら
れている。しかしながら、反射鏡でキセノン管か
らの光を結像反射させるときには、焦点位置に最
発光強度点が集中しておらず、一部の最発光強度
点のみ焦点上にきて、他は非焦点上にあるため、
反射鏡の効率を上げることができなかつた。
以上のような理由により、従来の反射鏡と組み
合せ配置させたキセノンランプ照明装置において
は、その反射鏡を配置させたことによる効率はた
かだか10〜20%の光量アツプにしかなつていない
という問題点があつた。
本考案は、以上のような従来のキセノンランプ
の問題点に鑑みて、キセノンランプのトリガー線
の直帯形状とし、キセノンランプの直帯形状トリ
ガー線にそつて形成される最発光強度線が反射板
の焦点位置になるように、反射板をキセノンラン
プと一体構造とし、反射板の取付具をトリガー線
の取付けに兼ねさせ、反射板をキセノンランプの
発光管に近接して配置する構造とすることによつ
て、上記問題点を解決したキセノンランプを提供
するものである。
次に本考案を添付図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図に本考案の一実施例を示す。図
において、1はガラス製の発光管で、中にキセノ
ンガスを封入している。発光管1の中心軸上両側
に対峙して陽極2および陰極3を設け、コード4
の一端を陽極2と接続し、他端を基台8に植設さ
れた支柱5内を貫通させて端子6の一つに接続
し、コード7の一端を陰極3と接続し、他端を基
台8の下方に突設された端子6の一つに接続す
る。発光管1の周囲を囲むように反射板9を反射
板取付具10で、発光管1の中心軸と同心に装着
し、この反射板取付具10を基台8の下方に突設
されている端子6の1つに接続する。反射板9は
円筒状の一部を開口11しており、中心軸Oを中
心とした開口角θを90゜あるいは略90゜とし、内
面を反射鏡面としている。また直帯状のトリガー
線12を発光管1の外壁で発光管1の中心軸に沿
つて反射板取付具10でもつて、反射板取付具1
0と導通可能に装着する。このトリガー線12
は、第2図に示すように開口11と反対側で開口
角θの2等分線上の発光管1の外壁に位置する。
このような構造のキセノンランプにおいて、ト
リガー線12にトリガー電流を通電すると、その
励起により発光する。発光した最発光強度線13
は、第3図の一点鎖線で示すようにトリガー線1
2に沿つて近付き湾曲し最発光強度点Pを通る曲
線となる。
次に第2図によつてキセノンランプの寸法的配
置関係を説明する。発光管1および反射板9の中
心軸をOとし、反射板9の開口角θの2等分線と
反射板9との交点をQとすると、最発光強度点P
はO点、Q点とともに2等分線上に存在する。ま
たこの2等分線と発光管1との交点の1つである
トリガー線12側の点をSとする。ここで発光管
1の半径r、反射板9の半径をR、反射板9の焦
点距離をf、点S、点Q間をdとするとき、最発
光強度点Pを反射板の焦点Fと一致(PQ=f)
させ、r:R:d=3:5:2とするよう配置し
て最も発光光量を上げることができる。
このような寸法的関係のキセノンランプで発光
光量を従来のキセノンランプのそれと比較したも
のが第4図に示されている。この比較実験は、図
示しない眼底カメラに従来のキセノンランプを取
付けて発光させた発光光量14と、本考案に係る
キセノンランプの発光光量15とを図示しない眼
底カメラ対物レンズから120mmの距離で、図示し
ないフラツシユメータにより光量を比較したもの
である。第4図に示す発光光量14,15からわ
かるように本考案のキセノンランプは従来のキセ
ノンランプに比較して平均1.68倍の発光光量が得
られる。
以上説明してきたように、本考案によれば、従
来のキセノンランプのように蒸着膜の劣下をきた
さず、かつ発光光量の大きいキセノンランプを提
供できる。反射板がキセノン発光管と近接し一体
構造化されているため、小型で、製造組立にも便
利なキセノンランプを提供できる。
このようなキセノンランプを特に眼底カメラ等
の器械に使用すれば、光軸合せの必要がない小型
のものとすることができ、その奏する効果は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキセノンランプの射視
図、第2図はキセノンランプの中心軸に対して直
角の断面図、第3図は第2図の−断面図、第
4図は本考案および従来のキセノンランプの発光
光量の比較を示すグラフである。 1……発光管、9……反射板、10……反射板
取付具、11……開口、12……トリガー線、1
3……最発光強度線、P……最発光強度点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 発光用電極を有する発光管内にキセノンガス
    を封入し、該発光管外壁にトリガー線を近接し
    たキセノンランプにおいて、 前記トリガー線を前記発光管の軸線と略平行
    に前記発光管の管壁に沿つて配設し、反射板を
    その焦点が前記発光管の最発光強度点と略一致
    するように取付具を介して前記発光管に装着
    し、前記発光管と前記反射板とを一体構造とし
    たことを特徴とするキセノンランプ。 (2) 前記反射板取付具は、前記トリガー線の取付
    を兼ねることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のキセノンランプ。 (3) 前記反射板は円筒形の一部から構成されてお
    り、かつ前記発光管も直円筒形状であり、前記
    反射板の中心軸と、前記発光管の中心軸とが同
    軸になるように配置されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のキセノ
    ンランプ。 (4) 前記発光管の半径をr、前記反射板の半径を
    R、前記発光管外壁と前記反射板との距離をd
    とするとき、r:R:d=3:5:2であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項
    記載のキセノンランプ。 (5) 前記反射板の開口は、該反射板の中心軸を中
    心として開口角が略90゜であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第3項記載のキセノ
    ンランプ。 (6) 前記トリガー線は直帯形状であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第3項記載のキ
    セノンランプ。
JP1980041408U 1980-03-31 1980-03-31 Expired JPS627295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980041408U JPS627295Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980041408U JPS627295Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56144504U JPS56144504U (ja) 1981-10-31
JPS627295Y2 true JPS627295Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=29636791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980041408U Expired JPS627295Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS627295Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146823A (en) * 1975-06-12 1976-12-16 Canon Inc Photographing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146823A (en) * 1975-06-12 1976-12-16 Canon Inc Photographing device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56144504U (ja) 1981-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07159897A (ja) 光源装置
AU633140B2 (en) Focused light source and method
US20070236121A1 (en) High-intensity discharge lamp for spot lighting
JPH11143378A (ja) 照明装置
JPS627295Y2 (ja)
KR100225250B1 (ko) 백열전구 및 이것을 이용한 조명장치
JP4098860B2 (ja) 照明装置
JP3135164B2 (ja) 写真用ストロボ装置
JP3557988B2 (ja) 光源装置
JPH0475204A (ja) 電球形蛍光灯装置
JP3235357B2 (ja) 反射鏡付管球
US20090323350A1 (en) High-intensity discharge lamp for spot lighting
JP3667374B2 (ja) 照明装置
JPS645769Y2 (ja)
JPH0432497B2 (ja)
JP2704969B2 (ja) 閃光装置及びカメラ
JP4185408B2 (ja) ランプの光反射構造
JPH0314777Y2 (ja)
JPS639322B2 (ja)
JP2000292835A (ja) カメラの照明装置
RU1778743C (ru) Осветитель импульсной фотовспышки
JPS6327362Y2 (ja)
JPS6322574Y2 (ja)
JP2006120646A (ja) 補助ミラー付きアークランプおよび照明装置
JP2004012490A (ja) 照明装置