JPS6272740A - 加工性の改善されたクロルスルホン化ポリエチレン組成物 - Google Patents

加工性の改善されたクロルスルホン化ポリエチレン組成物

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JPS6272740A
JPS6272740A JP21195685A JP21195685A JPS6272740A JP S6272740 A JPS6272740 A JP S6272740A JP 21195685 A JP21195685 A JP 21195685A JP 21195685 A JP21195685 A JP 21195685A JP S6272740 A JPS6272740 A JP S6272740A
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polyethylene
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chlorosulfonated polyethylene
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクロルスルホン化ポリエチレン組成物に関し、
更に詳しくは、未加硫組成物の加工性が著しく改善され
たクロルスルホン化ポリエチレン組成物に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
一般に、クロルスルホン化ポリエチレンは加工中の粘着
、特にロールへの粘着が激しく、加工助剤として、低分
子蓋ポリエチレン、パラフィンワックス、ステアリン酸
及びその誘導体などが使用されてきた。しかしながら、
これらの加工助剤は、プルームによる表面の白化、リサ
ージ配合におけるスコーチの危険性等の問題がアシ、加
工時以外での悪影響の少ない加工助剤は見い出されてい
ない。又、特開昭59−27939に多価アルコールエ
ステル、ワックス等を用いる加工性が向上されたゴム組
成物がるるか充分ではない。本発明のゴム組成物は更に
ロールへの粘着防止効果を同上させたものである。
クロルスルホン化ポリエチレンに対スる7+o工助剤の
必要性は周知の如く、ロール等加工機表面への激しい粘
着により生産性を著しく低下させ、更には混練が不能に
な)、補強剤の分散不良などから、製品の品質低下を招
き、加工性。
特に粘着防止という観点からは不可欠なものとされてい
る。
本発明者らは鋭意検討の結果、重合酸エステル又は液状
ポリプタジエン銹導体又は低分子量ポリエチレン誘導体
又はロジン酸誘導体が、加工性の向上、ブルームの危険
性が少ない事を見い出し、本発明に到った。
即ち、本発明はクロルスルホン化ポリエチレン100重
量部に対し、重合酸エステル、液状ポリプタジエン誘導
体、低分子量ポリエチレン誘導体及びロジン酸誘導体よ
りなる群から選ばれる化合物を0.5 i−7部以上含
有せしめてなることを特徴とする加工性の改善されたク
ロルスルホン化ポリエチレン組成物を提供するものであ
る0 本発明に係る重合酸エステルは好ましくはダイマー酸エ
ステルであるが、アルコール成分としては ■ 炭素数8〜22のアルコールとして、オクタツール
、テシルアルコール、ラクリルアルコール、ミリスチル
アルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ベヘニルアルコール等 ■ 多価アルコールとして、(ポリ)エチレンクリコー
ル、(ポリ)プロピレングリコール、グリセリン、ペン
タエリスリトール、ソルビトール%トIJメチロールプ
ロパン等 がある。又、エステルの形態としては、モノエステル、
ジエステル、ポリエステルを含むことは勿論である。
又、本発明に係る液状ポリプタジエン誘導体としては液
状ポリプタジ・エンを水酸基又はカルボキシル基又はエ
ポキシ基又は無水マレイン酸で変性したもの及びこれら
を炭素数6〜22の両級アルコール又は炭素数8〜22
の脂肪酸、二塩基としてアジピン酸、フタル酸、マレイ
ン酸など、又は炭素数8〜22の脂肪族アミン等でエス
テル化又はアミド化等を行なったものがある0 低分子量ポリエチレン誘導体は、好ましくは分子f1,
000〜10,000のポリエチレンにカルボキシル基
又は無水マレイン酸を導入した酸性基を有するポリエチ
レンワックス、及びこれらと炭素数6〜22の高級アル
コール又は炭素数8〜22の脂肪族アミン等でエステル
化又はアミド化等を行なったものである。
ロジン酸誘導体としては、ロジン酸石餓、ロジン酸と炭
素数8〜22の高級アルコールからなるものが挙げられ
る。これらは単独又は2種組み合わせて使用してもよい
本発明の組成物において、上記に示した加工助剤の添加
量は、クロルスルホン化ポリエチレン100重量部に対
し好ましくは0,5〜20重量部であシ、より好ましく
は2〜10重量部である。本発明の組成物には、本発明
の加工助剤の他、更にゴム工業で汎用される配合剤、例
えば加硫剤、加硫促進剤、充填剤、軟化剤、老化防止剤
等適宜添加する事が出来る。
〔実施例〕
本発明の組成物について、実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。又、
合成方法等の条件も、これら以外の方法がある事は勿論
である。
以下の様にして、加工助剤を合成した。
加工助剤1  ダイマー酸578 f (1,0モル)
とステアリルアルコール274 t (1,oモル)、
ジオクチル酸スズo、a s y (o、i%対全全系
を窒素気流中、220℃で2時間、脱水反応を行ない、
ダイマー酸モノステアレート(DMS)を得た。
加工助剤2  ダイマー酸578 y (1,oモル)
とオクチルアルコール131t (1,oモル)、ジオ
クチル酸スズ0.71 t (o、1%対全全系を加工
助剤1と同様の条件で脱水反応を行ない、ダイマー酸モ
ノオクチル(DMO)を得た。
加工助剤5  ダイマー酸578 F (1,0モル)
とステアリルアルコール548 t (2,0モル)、
ジオクチル酸スズ1.1s t (a、1%対全全系を
加工助剤1と同様の条件で脱水反応を行ない、ダイマー
酸ジステアレー)(DDS)を得た。
加工助剤4  ダイマー酸578 F (1,0モル)
とエチレングリコール31 f (0,5モル)、ジオ
クチル酸スズ0.61 t (o、1%対全全系を加工
助剤1と同様の条件で脱水反応を行ない、ダイマー酸エ
チレングリコールエステル(DKG)を得た。
加工助剤5  ダイマー酸578 t (1,oモル)
とプロピレングリコール7 y t (1,oモル)、
オンイルアルコール272 F (1,0モル)、ジオ
クチル酸スズ0.93 F (0,1%対全全系を加工
助剤1と同様の条件で脱水反応を行ない、ダイマー酸グ
ロピVングリコールオレイルアルコールエステル(Dp
o)をiた。
加工助剤6  末端水酸基液状ポリプタジエン2500
 t (1,oモル)とステアリン酸553f(2,0
モル)、ジオクチル酸スズ3.1r(o、1%対全全系
を加工助剤1と同様の条件で脱水反応後、ポリプタジエ
ンジオールジステアレート(PB2S)を得た〇 加工助剤7  無水マレイン酸変性液状ポリプタジエン
2,500 f (LOモル)とオクチルアルコール2
62 t (2,0モル)、ジオクチル酸スズ2.8 
v (o、1%対全全系を加工助剤1と同様の条件で脱
水反応後マレイン化ポリプタジエンオクチルエステル(
MPBO)を得た。
加工助剤8  末端水酸基液状ポリプタジエン2.50
0 ? (1,0モル)に無水フタル酸296t(2,
0モル)を加え、窒素気流中で120℃、1時間エステ
ル化後、冷却し、更にステアリルアミン534 f (
2,0モル)を加え、155℃で1時間アミド化を行な
い、ポリプタジエンフタル酸エステルステアリルアミド
(PBPSA)を得た。
加工助剤9  カルボキシル基導入低分子量ポリエチレ
ン2.60Of (1,0モル)トステアリルアルコー
ル507 r (1,85モル〕、ジオクチル酸スズ3
.1 t (o、t%対全全系を加工助剤1と同条件で
エステル化を行ない、低分子量ポリエチレンステアレー
ト(Pl!:ST ) ヲ得た0 加工助剤10  カルボキシル基導入低分子量ポリエチ
レン2,600 F (1,0モル)ト、;<+7リル
アミ7495 F (1,85モル)を加工助剤1と同
条件でアミド化を行ない低分子量ポリエチレンステアリ
ルアミド(PESA)を得た。
加工助剤11  ロジン酸320 t (1,oモル)
、Zn040.5 t (0,5モル)を窒素気流中、
160’C%3時間で脱水反応を行ない、ロジン酸Zn
塩(RZN)を得た。
加工助剤12  ロジン酸320 t (1,0モル)
、ラウリルアルコール1s6y (1,oモル)、ジオ
クチル酸スズo、s t (o、1%対全全系を窒素気
流中、220℃、4時間で脱水反応を行ないロジン酸ラ
ウリルエステル(RrE)を得た。
これらの加工助剤を下記の配合に5.0重量部添加し、
本発明の組成物を得た。比軟例とじては、低分子量ポリ
エチレン、パラフィンワツクス、ステアリン酸、ステア
リン酸モノグリセライドを添加した。添加量は3.0重
量部とした。
配合 ハイパロン≠40   100重量部 MgO41 ペンタエリスリトール   31 促進剤 TRA    −2,1 デキシー クレー    50 I 白艶華 CC45# エンバラ≠40      30  #これらの組成物
について加工特性、万口硫特性等をみた。
混練はオーブンロールで行ない、未加硫特性はJIS 
K 6500に準拠した。又、加硫物性は160℃、1
5分加硫した組成物をJIS K 6301に準拠して
行なった。プルームの確認は加硫ゴムを35℃の室内に
7日間放置し、その表面を観察した。結果を表1に示し
た。
表−1かられかるように実施例はいずれも、ロール粘着
性が改良され、ブリードもみられなかった。又加硫後の
物性も殆んど低下しない事が明確である。比較例は低分
子量ポリエチレン、バラフインワンクスはブリードがみ
られ、ステアリン酸はスコーチが速くなり好ましくない
又、ステアリン酸モノグリセライドは粘着防止性が不充
分である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロルスルホン化ポリエチレン100重量部に対し
    、重合酸エステル、液状ポリプタジエン誘導体、低分子
    量ポリエチレン誘導体及びロジン酸誘導体よりなる群か
    ら選ばれる化合物を0.5重量部以上含有せしめてなる
    ことを特徴とする加工性の改善されたクロルスルホン化
    ポリエチレン組成物。 2 低分子量ポリエチレン誘導体が酸性基を有するポリ
    エチレンワックスである特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 3 ロジン酸誘導体がロジン酸石鹸又は(及び)ロジン
    酸と炭素数8〜22の高級アルコールからなるものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP21195685A 1985-09-25 1985-09-25 加工性の改善されたクロルスルホン化ポリエチレン組成物 Granted JPS6272740A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0299543A (ja) * 1988-10-05 1990-04-11 Hitachi Cable Ltd カラー防水シート組成物
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