JPS6272269A - イメ−ジ読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野− この発明は、情報処理装置に画像情報を人力するのに用
いられるイメージ読み取り装置に関するものである。

一従来の技術− 画像情報をデジタル電気信号として読み取るイメージ読
み取り装置は各種構造のものが知られている。第１の構
造は、従来周知のＰＰＣ複写機と同様に読み取り機構の
上部に透明板とこれに覆着される原稿押さえとが設けら
れているもので、透明板上に読み取り面を下にしてセッ
トされた原稿を原稿押さえで押さえた状態で読み取るも
のである。第２の構造は、読み取り機構を原稿台の上方
に配置して、原稿を上方より読み取るようにしたもので
ある。更に他の構造として、自動原稿給送装置を備え、
原稿を用紙通路に沿って移動させながら読み取る構造の
ものも知られている。

このうち上記第１の構造のものは、原稿の読み取り面を
透明板に当接させた状態で而も原稿を押さえた状態で読
み取りが行われるので、例えば書籍の特定のページを読
み取る等、厚みがある原稿や皺や折り目の着いた原稿で
も正確に読み取ることができるという特徴がある。また
第２の構造のものは、原稿の読み取り面の上方に向けて
七ノトされるので、部分読み取り時等に読み取り領域を
指定するのに便利であり、朱肉やスタンプ等で押印され
た転写の虞のある画像も読み取ることができるという特
徴がある。また自動原稿給送装置を備えたものは、当然
のことながら、多数の原稿を自動的に読み取って行くこ
とができるので、定型的な読み取り処理を一括して行う
場合には極めて好都合である。

然し裏を返して言えば、従来の装置では、その構造によ
って読み取ることが出来る原稿に制約があり、原稿とし
て各種のものが用いられる場合には、原稿の性質に応じ
て構造の異なる複数の読み取り装置を用意しなければな
らなくなり、ユーザの経済的負担が増大するという欠点
があった。

−発明の目的− この発明は、一台の装置であらゆる種類の原稿を読み取
ることができるイメージ読み取り装置を提供することに
より、上記ユーザの経済的負担を軽減させることを目的
として為されたものである。

−目的を達成するための手段− 図面に付した符号にもとすき説明すると、本発明のイメ
ージ読み取り装置は、読み取り機構８を筺体６に移動自
在に内装している。そして、この筺体６の下部には原稿
挿入用の空所７を形成すると共に、この筺体６の上部に
は透明板１５とこれに覆着される原稿押さえ１７とから
なる原稿台を形成しである。更に、原稿３．１６の種類
に応じて読み取り光の光路Ｐを上下に切り換える切り換
え手段を前記読み取り機構８に設けたものである。

−作用− 筺体の下部に原稿挿入用の空所を形成すると共に、筺体
の上部に、原稿台を形成し、更に読み取り機構に読み取
り光の光路を上下に切り換える手段を設けたので、光路
を上下に切り換えることにより、１つの読み取り機構で
上方からでも、下方からでも原稿の種類に応じて好適な
状態で読み取ることができる。

また、筺体下方の原稿挿入用の空所に設けた原稿載置台
を取り外して、自動原稿給送装置を設置してやれば、多
数の原稿を自動的に読み取っていくことも可能である。

一実施例− 第１図は本発明の一実施例を示したもので、１はイメー
ジ読み取り装置の基台、２は基台１の上面で原稿３を載
置する原稿！３２３２度４は読み取り動作を指示する操
作パネル、５は操作パネル４に立設された支持体、６は
支持体５から原稿載置台２上に片持ちで延びる筺体、７
は筺体６の下部に形成されている空所、９は筺体６の長
手方向に架設されたガイドロッド、１０はガイドロッド
９に沿って往復走行するキャリアであり、キャリア１０
には４５度に設置された反射鏡１１、結像レンズ１２．
１次元イメージセンサ１３および照明ランプ１４を備え
た読み取り機構８が搭載されている。なお、キャリア１
０の走行駆動機構は図では省略されている。

１５は筺体６の上面に設けられた透明板、１６は透明板
１５に読み取り面を下にしてセットされた原稿、１７は
原稿１６に覆着される原稿押さえである。

反射鏡１１およびランプ１４は、第１図の紙面直角方向
の軸まわりに反射鏡１１は９０度、ランプ１４は略１５
０度回動自在に装着されている。

第２図はその回動機構を示したもので、１８はランプ１
４のフレームに植設されてランプ１４を回動自在に支持
するピン、１９は該ピンに固定された歯車、２０は反射
鏡１１のフレームに植設されて反射鏡１１を回動自在に
支持するビン、２１は該ビン２０に固着された歯車であ
り、この歯車２１は、中間歯車２２を介して歯車１９に
連係されている。２３は歯車２１と反対側で反射鏡１１
のフレームに固着されたレバー、２４は基端をキャリア
１０に枢支したりニアモータ、２５はレバー２３とリニ
アモータ２４とを連結しているロンドである。

以上のように構成されたイメージ読み取り装置は、照明
ランプ１４で原稿３または１６を照明し、その反射光Ｐ
を反射鏡１１で反射し、結像レンズ１２でイメージセン
サ１３の受光セルに結像させ、イメージセンサ１３の電
気的な主走査とキャリア１０の走査による副走査とによ
りＴＶスキャン方式により原稿３または１６を選択的に
読み取るものである。即ち、　湿体上方の透明板１５に
載置された原稿１６を読み取る第２図示の状態からりニ
アモータ２４を縮退させると、反射鏡１１は９０度回動
すると共に、歯車２１．２２．１９を介して照明ランプ
１４も回動し、筺体下部の空所にある原稿載置台２上の
原稿３の読み取りが可能となる。

本実施例では読み取り機構８を上下の原稿３．１６の中
間位置に設置して、照明ランプ１４及び反射Ｓ！ｉｌｌ
のみを回動させて光路を切り換えるようにしたが、結像
レンズ１２の位置を移動可能とすることにより、読み取
り機構８の位置を上下の原稿３、工６の間で任意に設定
できる。

第３図は、読み取り光の光路を切り換える他の手段を示
したものである。この手段では読み取り機構８全体をキ
ャリア１０をガイドし且つ往復駆動する駆動０７１２６
回りに１８０度回動させるようにしたものである。２７
はリンク２８を介して駆動ロッド２６と平行に架設され
たガイドロッド、２９は駆動ロンド２６の基端に固設さ
れた駆動プーリ、３０は駆動プーリと図示しない電動機
に掛は渡されたベルトである。光路を切り換えるには手
動又はシリンダ等の公知手段でリンク２８を１８０度回
動させてやればよい。

第４図は原稿載置台２を取り外して設置できる自動原稿
給送装置の斜視図である。図中、３１は用紙通路で、こ
の用紙通路に沿って同期回転する２組の送りローラ３２
．３３が設けられている。

３４．３５は送りローラ３２．３３の間に設けられた用
紙ガイドで、上面の用紙ガイド３４は透明板で形成され
ている。３６は原稿が積重されたカセットであり、この
カセット内の原稿は図示しない給紙ローラにより一枚ず
つ送りローラ３３に供給される。３７．３８は用紙の給
排紙を検出する光電センサ、３９は排出される原稿を受
は取るスタッカである。送りローラ３２．３３および給
紙ローラは、装置の基台ｌに設けられた電動機に連係さ
れ、操作パネル４により動作を指示できるようになって
いる。

一発明の効果一 本発明のイメージ読み取り装置は、読み取り機構を内装
した筺体の上部および下部に読み取り領域を形成し、か
つ、読み取り光の光路を上下に切り換える手段を読み取
り機構に設けたので、読み取る原稿の種類に制約されず
、一台で各種の原稿の読み取りを行うことができ、ユー
ザの経済的な負担を軽減できる。更に、原稿載置台に換
えて自動原稿給送装置を用いてやれば、多数の原稿を自
動的に読み取らせることもでき、作業能率を向上させる
ことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るイメージ読み取り装置の部分断面
側面図、第２図および第３図は光路の切り換え手段を示
す拡大斜視図、第４図は自動原稿給送装置の斜視図であ
る。 図中、 ２：原稿載置台　　　　　３：原稿 ６：筺体　　　　　　　　７：空所 ８：読み取り機構部　　　１１：反射鏡１５：透明板　
　　　　　　１６：原稿１７：原稿押さえ　　　　　工
９：歯車２１：歯車　　　　　　　　２２：中間歯車２
３ニレバー　　　　　　　２４：リニアモータ２６　：
　ＭＩ！動ロッド　　　　　２７：ガイドロソド２８：
リンク

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、読み取り機構を内装した筺体の下部に原稿挿入用の
   空所を設けると共に、該筺体の上面には透明板とこれに
   覆着される原稿押さえからなる原稿台が設けられ、読み
   取り機構には読み取り光の光路を上下に切り換える切り
   換え手段が設けられている、イメージ読み取り装置。 ２、読み取り機構は垂直方向の読み取り光を水平方向に
   反射させる反射鏡を有しており、該反射鏡を９０度回動
   させることにより前記光路の切り換えを行う、特許請求
   の範囲第１項記載のイメージ読み取り装置。