JPS6271944A - Ｘ線フイルムカセツト及びｘ線フイルムカセツト装填排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はｘ６フイルムカセツト及びＸ線フィルムカセッ
ト装填排出装置に係り、さらに詳しくはＸ線フィルムカ
セット装填排出装置により自動的に装填排出されるＸ線
シートフィルムを収納するカセットの上面に、カセット
内に収納すべき、あるいは収納されているシートフィル
ムに関するチータラ示すバーコードを有するＸ線フィル
ムカセット及びＸ線フィルムカセット装填排出装置に関
するものである。

［従来の技術］ この種のＸ線フィルムカセット装填排出装置は、例えば
ドイツ特許第３２３２１４８号から公知である。この場
合、それぞれ挿入されているカセットのサイズの検出と
、それに伴なう新しくカセットに挿入すべきフィルムシ
ートの選択は、比較的複雑である。

また、ヨーロッパ特許出願第７９５５７号から、Ｈ５ｔ
フィルムの開放すべきカセット露光窓の領域に、Ｘ線フ
ィルムの情報を自動的に読み取るためのバーコードある
いは磁気コードを設けることが知られている。さらにド
イツ特許第３１４７９５８号から、意図的に多重露光を
行なうために、Ｘ線フィル゛ムカセットのカバーに消去
可能なバーコードあるいは磁気コードあるいは電気的コ
ードを取り付けることが知られている。

［発明が解決しようとする問題点］ カセットサイズあるいはフィルムサイズに関する情報を
この種の公知のコードを使用して、装填排出装置におい
て自動的に読み取りを行なおうとする場合には、装填排
出装置には極めて様々なサイズのカセットが挿入される
ことを前提としなければならない、この場合に大きなカ
セットは、その大きさゆえに挿入孔内に問題なく案内さ
れるので、装置の移送方向に対して平行に移動される。

従って、カセット上のコードを装置側の自動読取装置の
下を通過させることには困難は生じない。

しかし、挿入されたカセットが小さくなるほど、例えば
移送方向に対して斜めに挿入する等、種々の形で挿入す
る可能性が増大する。従って、この種の小さいカセット
が整合された最終位置へ達するまでにコードの一部しか
自動読取装置の下を通過せず、誤った読取結果によって
新しく挿入すべきフィルムの自動選択がうまく行なわれ
ないという問題が起こり得る。

従って本発明の課卯は、特にフィルムサイズないしカセ
ットサイズに関するコードを次のように、すなわち比較
的小さいカセット及び小さいカセットが装置に斜めに挿
入された場合にもコードが完全に検出され、かつ読み取
られるように形成することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明においては上述した問題点を解決するために、Ｘ
線フィルムカセット装填排出装置により自動的に装填排
出されるＸ線シートフィルムを収納するカセットの面に
カセットに収納すべきあるいは収納されているＸ線シー
トフィルムに関するデータを示す／ヘーコードを有する
Ｘ線フィルムカセットにおいて、バーコードがほぼ二等
辺直角三角形（３）の形状を有し、バーコードの各バー
が直角三角形の斜辺（３ａ）に平行に配置され、直角を
挟む辺（３ａ、３ｂ）がカセット面（１ａ）の稜（１ｃ
、１ｄ）に対して平行に配置される構成を採用した。

［作　用］ このような構成では、カセットがどのような形で挿入さ
れたとしてもバーコードは確実に読取装置により検出さ
れ、確実な自動装填排出が可能になる。

［実施例］ 次に、本発明を図面を用いて詳細に説明する。

図において平均的な大きさのＸ線シートフィルムカセッ
トが符号ｌで示されている。カセット１の詳細は本発明
の部分ではないので、概略のみが示されている。このカ
セットはよく知られているように基部と蓋部とから形成
することができ、この場合蓋部を錠止する錠止手段は、
Ｘ線カセット装填排出装置２内で自動的に解除すること
ができるように形成されている。この種の装填排出装置
２において、種々のサイズのカセットを処理することが
できる。この場合に、カセット１に収容されている露光
済みのシートフィルムが取り出され、装置内でカセット
の大きさの検出が行なわれ、それに従って自動的に対応
するサイズの新しいシートフィルムがカセットｌに挿入
され、そしてカセットが閉鎖された後に装填排出装置２
から再び排出される。装填排出装置２内でのカセットサ
イズの検出を容易にするために、カセットの平らな側１
ａ、好ましくは装置２へ挿入するときに−Ｌになる面に
、バーコード３が取り付けられており、このバーコード
にはカセッ）１に関する、好ましくはカセットの大きさ
、ないし挿入すべき新しいシートフィルムの大きさに関
するデータが含まれている。それぞれのサイズのカセッ
トについて、例えば通常撮影用と乳房Ｘ線撮影用など多
くの種類のフィルムが使用できる場合には、このバーコ
ード３に、さらに挿入すべきフィルムの種類に関するデ
ータを加えることもできる。このバーコード３は、全て
のカセットサイズに対して同じ位置、すなわち装填排出
装置２内のストッパに当接できるカセットの角部１ｂ近
傍に設けられる。本実施例の場合には挿入方向４におい
て左前方の角部である。従って種々のカセット１に関す
る八−コード３は、互いに同じ大きさであって。

かつそれぞれのカセットの前側面ＩＣから互いに等しい
距離を有し、さらにカセ−／　トの前側面ＩＣと共に角
部１ｂを形成するカセットの長手側面１ｄからも同様に
互いに等しい距離を有する。

もしコードが一定の縞の形状しか持たず、Ａ−コードの
バーがカセットの側面ＩＣあるいは１ｄに対して平行に
延びている場合には、比較的小さいカセット１が装填排
出装置２に斜めに挿入され、その最終位置に達した時に
初めて正しい位置に整合する。すなわちカセットの角部
ｉｂが装填排出装置２のエンドストッパに出接するその
場合には、コードが装填排出装置２内に配置されている
自動コード読取装置の下を正しく通過しないので、読取
装置が誤った結果を読み取って、装填排出装置２を誤っ
て制御してしまうということが起りやすい。

この誤動作の危険を防止するために、コード３は直角二
等辺三角形の形状にされる。この場合、バーコード３の
各バーは直角三角形の斜辺３ａに対して平行に延びてお
り、そして直角を挟む２木の等しい辺３ｂ　、３ｃはカ
セットの上面１ａの稜ＩＣないしｌｄに対して平行にさ
れる。すでに述べたように、バーコード３はカセットの
角部１ｂ、すなわちカセットを装填排出装置２に正しく
挿入した場合にストッパの位置へ来るカセットの角部に
隣接しており、かつどの大きさのカセットを使用した場
合にも等しい位置に来るように取り付けらている。この
場合、バーコード３の三角形はカセットの角部１ｂが直
角三角形の斜辺３ａの側に来て、直角を挟む辺３ｂ、３
ｃによって形成される三角形の頂点３ｄが直角三角形の
斜辺３ａの反対側へ来るように設置されている。このよ
うに形成される三角形のバーコード３を、デザイン上の
理由からカセットの稜１ｃ、ｌｄに対して平行な側辺３
ｂ、３ｃ、３ｅ、３ｆを有する正方形にすることもでき
る。しかしこの場合、直角三角形の斜辺３ａのカセット
の角部１ｂと同じ側に頂点を有する方の三角形部分にバ
ーコードが含まれてはならない。またバーコード３の三
角形部分はより大きなバーコードの内部に設けることも
可能であって、したがってコード内では特に三角形とし
ては識別されない、このことは、例えばバーコード部分
が直角三角形の斜辺３ａを１つの側片とする矩形あるい
は平行四辺形の形状を有する場合であって、この場合に
は三角形の頂点３ｄは矩形あるいは平行四辺形の直角三
角形の斜辺３ａに対して平行な側に来ることになる。

装置側に固定配置されている自動読取装置５゜６が任意
の各カセッ）１に設けられたバーコード３の三角形頂点
３ｄが設けられている箇所のほぼ上方で、かつ僅かに内
側にあることを前提にして、そのカセットの角部１ｂが
装填排出装置２のストッパの位置へ達している場合には
、カセットを実際に斜めに挿入したり、あるいは装填排
出装置のストッパ位置まで任意な送り方をすることがで
きる。この場合にバーコード３全体は常に自動読取装置
５．６の下を完全に通過するので、比較的小さいカセッ
ト及び小さいカセッｌ−１が斜めに挿入されることによ
る誤制御は避けられる。すなわち、カセットｌの稜１ｄ
がすでに符号４方向に装置のストッパ位置へ挿入されて
いる場合にはバーコード３は直角を挟む辺３Ｃに沿って
読取装置５．６の下を通過するので、コードの全てのへ
−は読取装置５．６によって検出されることになる。カ
セットｌのバーコード３が読取装置５゜６の外側で符号
４方向へ挿入され、前端面側のストッパ位置へ達した後
になって、後述する方法で装填排出装置２の側方側スト
ッパへ送られ、従ってカセットの角部１ｂがストッパ位
置へ送られる場合には、バーコード３は直角を挟む辺３
ｂに沿って読取装置５，６の下方を通って移動するので
、この場合にもコード３全体が読取装置５，６によって
検出される。しかし、このような２つの挿入の仕方は装
置内におけるカセットの極端な移動を示すものであるの
で、ストッパ位置へ至るカセットｌの移動はほとんどそ
の中間にある。従って、装填排出装置２で使用できるい
ずれかの太きさのカセットｌが任意に移動する場合に、
そのバーコード３全体は常に読取装置５．６の下を通過
して移動する。この場合に、バーが波性曲線をなして移
動した場合にも個々のバーの幅の比較的小さい許容差を
誤差なく検出できる公知の読取装置が用いらる。従って
、本発明に基づくバーコード３の実施例は、装填排出装
置２内で種々の大きさのカセットｌが任意に移動する場
合に常にバーコードの断面全体を誤りなしに確実に検出
し、それに基づいてカセット１へ新しいフィルムシート
を挿入できる制御する方法を示すものである。

図ではＸ線フィルムカセットｌ上に設けられた本発明に
基づくバーコード３の自動読取に適したカセット装填排
出装置２は、その／＼ウジングが除かれ、かつ鎖線のみ
で図示されている。

より理解するために必要な装填排出装置の残りの部分も
本発明に関係しないので、単に概略的に図示されている
。挿入されたカセットからフィルムシートを取り出し、
このフィルムシートをさらに、種々の大きさの新しいＸ
線フィルム用収納マガジンと装填装置とからなる現像装
置へ送るための装置も、本発明に関係しないので、完全
に除かれている。装填排出装置２のハウジングにはフィ
ルム力セツ）１を挿入し排出するための挿入排出孔２ａ
が設けられており、この挿入排出孔はカセット１が挿入
された後に公知の方法で遮光して閉鎖することができ、
ないしは閉鎖されている。

挿入排出孔２ａの側方は、カセットの移送方向へ延びる
壁２ｂ　、２ｃによって形成されている。カセット１の
移送は、公知の方法で移送ローラ７によって行なわれ、
この移送ローラの前段にカセットｌがローラに載せられ
たときにローラの駆動装置のスイッチを入れるためのス
イッチングローラ８を設けることができる。ローラ７を
駆動する駆動装置あるいはカセット１を送るための他の
移送手段はそれぞれ公知の方法で作動させることができ
、かつカセットがストッパ位置へ達した場合にオフにす
ることができる。壁２ｂ、２ｃの内側の左のストッパ側
には壁に対して平行なストッパ面９が設けられ、右側に
は壁に対して平行な摺動面１０が設けられ、この摺動面
はガイドロッド１１に沿って挿入方向４と直交する方向
へ摺動することができる。挿入方向４の荊端側には、カ
セット１を第１のストッパ位置に停止させるための種々
の公知の装置１２、カセットを開放するための装置１３
、及びカセットから取り出したフィルムシートを運び去
り、新しいフィルムシートを供給するための移送ローラ
１４，１５を設けることができる。公知の方法で、図示
の第１のストッパ位置へ達した後にカセットを開放し、
フィルムを取り出し、そして新しいフィルムを供給する
ために段階的に移送することも可能である。バーコード
３の配置との関連において重要なのは第１のストッパ位
置であるので、それに関連して装填排出装置の説明を行
なう。

カセット１の前側が移送方向４において図示の：ＡＩの
ストッパ位置まで移動されると、摺動面１０が矢印１６
方向へ駆動されて、カセットをストッパ面９に移動させ
るので、カセットの左前側の角部１ｂがカセットの稜１
ｃ、ｌｄと共に所定位置に定められる。それによって種
々のサイズのカセットであっても、角部ｔｂ、稜１ｃ、
ｌｄ及び三角形のバーコード部分３は、すべてこの同じ
位置を占める。すでに説明したように、光学装置５と読
取装置６は、これらが三角形の頂点３ｄのほぼ垂直上方
で、かつ幾分内側に来るように配置されている。その側
方に照明光源１７が設けられていて、この照明光源は交
換すべきフィルムに感光しない光を放出し、バーコード
３を照射する。この場合、すでに述べたように、各カセ
ットの／ヘーコード３は、カセッ）１を装置２にどのよ
うに挿入しても読取装置５，６の下を通過する。

従って読取装置はカセット移送装置７のスイッチが入る
と共にオンにされなければならない。すると、それぞれ
カセットｌ上に設けられたバーコードに従って、読取装
置６の制御によって新しいフィルムシートに適したサイ
ズの選択と、場合によってはフィルムシートの用意及び
予め空にされているカセットへのフィルムシートの挿入
が行なわれる。このために必要な制御、駆動手段はすで
に公知である。読取終了後に読取装置５，６゜１７が自
動的にオフするようにするのが好ましい。これは、第１
のストッパ位置へ達したときにスイッチを作動させるこ
とによって行なうことができる。

カセット上に二等辺直角三角形のバーコード面３を形成
する方法は、カセットが挿入方向において中心位置で挿
入され、従ってその長手方向の中心面が挿入方向４と整
合される装填排出装置にも使用でき、同じ効果が得られ
る。この場合にも種々のサイズのカセットに対して、三
角形のバーコード面が前面側とカセットの長手方向中心
面から等しい距離を持たなければならない。

［効　果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、種々
の大きさのカセット、特に小さいカセットが肩めにカセ
ット装填排出装置に挿入されても、コードを完全に検出
し、かつ読み取ることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に基づくＸ線フィルムカセット装填排出装置
のハウジングを取り去った一部と、本発明に基づくコー
ドを有し、装置のカセットストッパ位置まで挿入された
Ｘ線フィルムカセットの斜視図である。 ｌ・・・カセット ２・・・Ｘ線フィルムカセット装填排出装置３・・・バ
ーコード　　　５，６・・・読取装置１７・・・照明光
源

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）Ｘ線フィルムカセット装填排出装置により自動的に
   装填排出されるＸ線シートフィルムを収納するカセット
   の面にカセットに収納すべきあるいは収納されているＸ
   線シートフィルムに関するデータを示すバーコードを有
   するＸ線フィルムカセットにおいて、バーコードがほぼ
   二等辺直角三角形（３）の形状を有し、バーコードの各
   バーが直角三角形の斜辺（３ａ）に平行に配置され、直
   角を挟む辺（３ｂ、３ｃ）がカセット面（１ａ）の稜（
   １ｃ、１ｄ）に対して平行に配置されていることを特徴
   とするＸ線フィルムカセット。 ２）バーコード（３）は、Ｘ線フィルムカセット装填排
   出装置（２）へ挿入したときに前端側に来るカセットの
   一方の角部（１ｂ）の近傍に配置されており、このカセ
   ット角部（１ｂ）は直角三角形の斜辺（３ａ）に対して
   一方の側にあり、三角形の直角を挟む辺（３ｂ、３ｃ）
   によって形成される三角の頂点（３ｄ）が直角三角形の
   斜辺（３ａ）に対して他方の側にあることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載のＸ線フィルムカセット。 ３）Ｘ線フィルムカセット装填排出装置（２）へ挿入し
   たときにカセットの上面（１ａ）に設けられているバー
   コード（３）の三角形の直角を挟む辺（３ｂ、３ｃ）が
   、Ｘ線フィルムカセット装填排出装置（２）内で使用可
   能な全てのカセットに対して前記稜（１ｃ、１ｄ）から
   等距離に配置されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項あるいは第２項に記載のＸ線フィルムカセット
   。 ４）バーコードの二等辺直角三角形（３）が矩形状の、
   より大きなバーコード面の内部にあることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項あるいは第２項、第３項のいずれ
   か１項に記載のＸ線フィルムカセット。 ５）カセット面にカセットに収納すべき、あるいは収納
   されているＸ線シートフィルムに関するデータを示すバ
   ーコードを有するＸ線フィルムカセットに自動的にＸ線
   フィルムシートを装填排出するＸ線フィルムカセット装
   填排出装置において、 バーコードがほぼ二等辺直角三角形（３）の形状を有し
   、 バーコードの各バーが直角三角形の斜辺（３ａ）に平行
   に配置され、 直角を挟む辺（３ｂ、３ｃ）がカセット面（１ａ）の稜
   （１ｃ、１ｄ）に対して平行に配置され、 バーコード近傍のカセット角部（１ｂ）がストッパまで
   移動可能であり、 バーコードを読み取る光電読取装置（５、６）がストッ
   パまで移動されたバーコードの三角形頂点（３ｄ）のほ
   ぼ上方に配置されることを特徴とするＸ線フィルムカセ
   ット装填排出装置。 ６）バーコード（３）を照射する照明装置（１７）が、
   読取装置（５、６）の側方に隣接して設けられているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載のＸ線フィ
   ルムカセット装填排出装置。 ７）照明装置（１７）が、カセット（１）内に収納され
   ている、あるいは収納すべきフィルムシートに感光しな
   い波長の光を放出することを特徴とする特許請求の範囲
   第６項に記載のＸ線フィルムカセット装填排出装置。 ８）照明装置（１７）が、カセットを挿入したときに点
   灯し、カセットカバーの開放、露光済みフィルムシート
   の取り出し、新しいフィルムシートの供給など、他の操
   作工程が行なわれる前に、消灯されることを特徴とする
   特許請求の範囲第６項に記載のＸ線フィルムカセット装
   填排出装置。 ９）読取装置（５、６）によって、挿入されたカセット
   （１）のバーコード（３）に従って選択移送手段が駆動
   され、この読取装置によって挿入されたカセットのバー
   コードに応じた新しいフィルムシートが用意され、カセ
   ットに挿入されることを特徴とする特許請求の範囲第５
   項から第８項のいずれか１項に記載のＸ線フィルムカセ
   ット装填排出装置。