JPS6271633A - 複層袋用シ−ト材の製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、複層袋用シート材の製造装置に関し、より
詳しくは、熱可塑性樹脂フィルムまたはシートによる外
装材の内面に発泡シー１−が積層され、開口部に凸条と
凹条とによるファスナーを有する複層袋を製造するため
の素材としてのシート材を製造する装置に関する。

〈従来技術〉 従来、上記複層袋の製造においては、シート材等で形成
された外袋内に、発泡シー］−による内袋を挿入して両
者を熱融着するか、或いは接着剤で接合しているので、
￥Ｊ造が面倒で生産性が低いという欠点があった。また
、外袋に対して内袋が一様に沿い難く、周囲部等が波手
］つたり反ったりする等、品質的な問題も多発している
。特に、接着剤にて外袋と内袋とを接合する場合には、
接着剤のψ重作業が非常に煩わしいとともに、各所にし
わｂ生じ易く、自動化も困難であって手作業に頼らざる
を得ないことから、−居士産性が低く、製造コストが高
くつくという問題があった。

上記問題点に鑑み、本願出願人は、予め発泡シートが積
層された帯状のニラ折りシートを、所定間隔毎に熱融着
するとともに、熱融着部を切断して複層袋を製造する方
法を開発した。

〈目的〉 この発明は、上記複層袋の製造方法に使用される装置の
うち、特にニラ折りシートの製造に好適な装置を提供す
ることを目的とする。

く構成〉 上記目的を達成するためのこの発明の？！２層袋用シー
ト材の製造装置は、一方側部にファスナー用の凸条が形
成され、他方側部に上記凸条と嵌合可能なファスナー用
の凹条が形成されている帯状の熱可塑ｔ’ｌ樹脂フィル
ムまたはシートによる外装材を供給する第１の供給手段
と、上記外装材の凹凸条間の間隔よりも幅狭の熱可塑性
樹脂の発泡シートを、外装材の凹凸条間に対向させて供
給する第２の供給手段と、外装材と発泡シートとを発泡
シートの両側縁部より所定良さ内方へ寄った位置にＪ３
いて筋状に熱融着させる熱Ｆ！Ｉｉ着手段と、上記熱融
着された複層シートをニラ折りして中ね合せる重合手段
と、重ね合せた複層シートの凸条と凹条とを嵌合させる
嵌合手段と、凹凸条が嵌合された複層シートを巻取って
回収する回収手段とを構成しているものである。

〈実施例〉 次いで、この発明の実旅例について図を参照しながら以
下に説明する。

第１図はこの発明の複層袋用シート材の製造装置を示す
概要図であり、上記製造装置としては、一方側部にファ
スナー用の凸条（ｂ）が形成され、他方側部に上記凸条
（ｂ）と嵌合可能なフッスノー−用の凹条（Ｃ）が形成
されている帯状のフィルムまたはシートによる外装材（
八）（第３図参照）を供給する第１の供給手段（１）と
、帯状の発泡シート（Ｓ）を上記外装材（Ａ）に対向さ
せて供給する第２の供給手段（２）と、上記第１の供給
手段（１）および第２の供給手段（ａに接続させて外装
材（Ａ）と発泡シート（Ｓ）とを筋状に熱＠着させる熱
融着手段（３）と、熱融着された複層シート（［）（第
４図参照）をニラ折りして重ね合せる重合手段（４）と
、重ね合Ｕ°た複層シー１−（Ｆ）の凸条（ｂ）と凹条
（Ｃ）とを嵌合させる嵌合手段（５）と、凹凸条（ｃ）
（ｂ）が嵌合された複層シート（Ｆ）を巻取って回収１
”る回収手段（６）とを構成している。

上記外装材（Ａ）としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、塩化ビニル等による非発泡の熱可塑性樹脂フィル
ムまたはシートによるものであり、その側部の凹凸条（
ｃ）（ｂ）は、外装材（＾）の押出し成形の際に外装材
（Ａ）と同時に成形されるか（第３図参照）、或いは、
凸条（ｂ）が形成された細幅テープ（丁）と、凹条（Ｃ
）が形成された■１幅デープ（■′）を、それぞれ外装
０（Ａ）の両側部に対して熱融着することにより形成さ
れるが（第８図参照）、いずれにしても、凹凸条（ｃ）
（ｂ）は、外１０（Ａ）の両側縁部から所定長さ内方へ
寄った位置に形成されている。

上記外装材（＾）を供給する第１の供給手段（１）は、
巻反（Ａ′）を回転自在に支承する巻反支承部材（１１
）、巻反支承部材（１１）と熱融着手段（３）との間に
適宜配設された供給ローラ（１２）、外装材（Ａ）の凹
凸条（ｃＨｂ）を挟み込んで外装材（八）の走行をガイ
ドするガイドローラ（１３）、および、供給ローラ（１
２）間に適宜配設れたテンションローラ（１４）Ｗで構
成されており、供給ローラ（１２）を適宜回転駆動する
ことにより、巻反（Ａ′）より外装材（八）を連続的に
繰り出して熱融着手段（３）へ供給することかでさ・る
。

一方、発泡シート（Ｓ）としては、発泡ポリエヂレンシ
ート等の比較的軟質なもので構成されてＪ３す、その幅
は、外装材（Ａ）の凸条（ｂ）と凹条（Ｃ）の間隔寸法
よりも多少狭口に形成されている。、ト記発泡シート（
Ｓ）を供給する第２のび（給手段（２）は、巻反（Ｓ′
）を回転自在に支承づ−る巻反支承部材（２１）、Ｊ３
よび、巻反支承部材（２１）ど熱融着手段（３）との間
に適宜配設された供給ローラ（２２）により構成されて
いる。上記供給ローラ（２２）は、第１の供給手段（１
）の供給ローラ（１２）に対向させてあり、発泡シー１
−（Ｓ）は、熱融着手段（３）において外装材（八）の
凹凸条（ｃ）（ｂ）間部と対接する。

熱融着手段（３）としては、同軸上に所定間隔離して設
置ノられた２枚の円盤状加熱ローラ（３１）と、この加
熱ローラ（３１）に対向させた受はローラ（３２）とで
構成されており、上記加熱ローラ（３１）と畳重」【コ
ーラ（３２）間に供給された外装材（＾）と発泡シート
（Ｓ）は、筋状にて連続的に熱融着されて、複層シート
（［）として形成される（第４図参照）。上記熱融着は
、発泡シート（Ｓ）の両側縁部より所定長ざ内方へ寄っ
た位置において行なっており、加熱ローラ（３１）と発
泡シート（Ｓ）との相対位置が多少ずれた場合にも、熱
融着不良が生じないように配慮されている。そして、」
二記複層シート（「）は、後続する一対の駆動ローラ（
７１）、供給ローラ（７２）、凹凸条（ｃ）（ｂｌ用の
ガイドローラ（７３）等を介して重合手段（４）に送給
される。

重合ｆ段（／Ｉ）　ｌ；ｉ　、　１層シート（［）のＦ
側に配置された三角板（４１）で構成されており、複層
シート（［）は、上記三角板（４１）にて両側部が漸次
Ｆ方へ折曲されて、発泡シート（Ｓ）を内側にした状態
でニラ折りされる。

重合手段（４）の下方に配置された嵌合手段（５）は、
一対の１］−ラ（５１）（５１）にて構成されており、
重合手段（４）にてニラ折りされた複層シート（［）は
、上記ローラ（５１）（５１）間に挟装されて凸条（ｂ
）と凹条（Ｃ）とが嵌合される（第５図参照）。この嵌
合状態で複層シート（「）は直角方向に屈折されて回収
手段（６）に送給される。上記ローラ（５１）（５１）
としては、少なくとら複層シート（Ｆ）の凹凸条（ｃ）
（ｂ）およびその近傍を挟装できる長さであればよい。

回収千ｇ＞　（６）は、巻きｊ胴（６１）の両側にガイ
ド板（６２）を形成したリール状のものであり、所定速
度で回転駆動させることにより、凹凸条（Ｃ）（ｂ）が
嵌合された複層シート（「）を巻き取って回収すること
ができる。

上記の構成の製造装置により１５？らた複層袋用のシー
Ｉ・材を、巻反より繰り出して走行させつつ、インパル
ス熱線答による加熱刃にて、所定間隔毎の袋側端部に相
当する箇所を熱融着させるとともに切断すれば、内側に
発泡シート（Ｓ）が構成された複層袋（［）を（ｑるこ
とができる。このようにして製造された複層袋（［）は
、通常０１１０部に把持用の透孔（（＋）が形成される
か、或いは取手（ｈ）が接合された状態で、冷菓等の収
納用袋として提供される（第６図おＪ：び第７図参照）
。上記複層袋（［）の外装材（＾）と発泡シート（Ｓ）
とは、その開口部付近における筋状の接合であるから、
非接合部分の両者間に密ｆｆＪされた空気層を構成でき
ることになる。したがって、外装材と発泡シートとが全
面接合されている従来の複層袋よりも一層良好な断熱性
を発揮できる好適なりのとなる。

なお、この発明の複層袋用シート材の製造装置としては
、上記実施例に限定されるらのでな（、例えば、熱Ｆａ
ｎ手段（３）を、前記した加熱ローラ（３１）に代えて
加熱バーで構成する等、この発明の要旨を変更しない範
囲で種々の設計変更を施すことができる。

〈効果〉 以上のように、この発明の複層袋用シート材の！ｌｉＪ
造装置によれば、帯状の外装材を走行させつつ発泡シー
トを沿わせ、５′！！泡シートの両側部と外装材とを筋
条に熱Ｆａ着させるので、外装材と発泡シートとを、波
打ったりすることなく均一に積層することができる。

また、凹凸条を嵌合した状態で回収するので、これを繰
り出して後工程の複層袋を製造する際に、ニラ折りした
複層シートの対向面同士や、凹凸条相互の位置がずれた
りする心配がなく、製品不良品の発生を確実に防止する
ことができる。

しかも、全自動にて能率的に複層袋用のシート材を製造
することができ、製造コストが安価で流む等、種々帰れ
た効果を奏する。

４、図面のｌ！！ｌ１ｉｌな説明 第１図は製造装置の概要を示ず正面図、第２図は同じく
平面図、 第３図〜第５図は各工程におけるシートの断面図、第６
図および第７図は複層袋の斜視図、第８図は他の外装材
を示す断面図。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一方側部にファスナー用の凸条が形成 され、他方側部に上記凸条と嵌合可能な ファスナー用の凹条が形成されている帯 状の熱可塑性樹脂フィルムまたはシート による外装材を供給する第１の供給手段 と、上記外装材の凹凸条間の間隔よりも 幅狭の熱可塑性樹脂の発泡シートを、外 装材の凹凸条間に対向させて供給する第 ２の供給手段と、外装材と発泡シートと を発泡シートの両側縁部より所定長さ内 方へ寄つた位置において筋状に熱融着さ せる熱融着手段と、上記熱融着された複 層シートを二ツ折りして重ね合せる重合 手段と、重ね合せた複層シートの凸条と 凹条とを嵌合させる嵌合手段と、凹凸条 が嵌合された複層シートを巻取つて回収 する回収手段とを構成していることを特 徴とする複層袋用シート材の製造装置。 ２、重合手段が、三角板である上記特許請 求の範囲第１項記載の複層袋用シート材 の製造装置。 ３、熱融着手段が、加熱ローラである上記 特許請求の範囲第１項記載の複層袋用シ ート材の製造装置。