JPS6271573A - 床面の現場塗装硬化法 - Google Patents

床面の現場塗装硬化法

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JPS6271573A
JPS6271573A JP21069585A JP21069585A JPS6271573A JP S6271573 A JPS6271573 A JP S6271573A JP 21069585 A JP21069585 A JP 21069585A JP 21069585 A JP21069585 A JP 21069585A JP S6271573 A JPS6271573 A JP S6271573A
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JP
Japan
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curing
curable
coating
cured
floor surface
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JP21069585A
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English (en)
Inventor
Osamu Maruyama
修 丸山
Hidenori Ishikawa
石川 英宣
Shunji Arimoto
有元 舜治
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる。建築物内床面、鄭薬物外
路面またはそれに準ずる物体の床面などへの現場塗装硬
化法に関するものであり、その目的とする処は、メリッ
トの大きい紫外線硬化性塗料を現場施工に適用し、当該
塗料の現場施工への実用化を図ることにある。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕こ
うした紫外線硬化型塗料など、りまシ紫外線の如き活性
エネルギー線の照射によって硬化する塗料などは、新設
といわず補修といわず、既に塗装業界を特徴とする特許
の分野で利用され、実用化されていることは周知である
が、当該塗料が多くのメリットをもって利用され、しか
もその使用量が年々増大している大きな要因は、生産性
の大なる処にあるものと認められる。
すなわち紫外線硬化方式は、それまでの常温硬化方式や
加熱硬化方式に比して格段すぐれた速硬化性を有するも
のである処から、連続生産ラインを中心に急速に需要を
高めている。
そうした反面で、現場施工業界においては、折角、塗装
した表面(塗面)に熱すらかけることもできなく、シた
がって常温乾燥硬化型の一液型塗料や二液型塗料を塗装
してb時間から数日間放置させてからでなければ、再塗
装や歩行などができないというのが実状であるが、現在
までの処、かかるメリットの大きい紫外線硬化方式を現
場施工に生かしきる術が見出されないままにある。
したがって、目下の急務は紫外線硬化方式をいかにして
現場農工に結び付けるか、ということであシ、換崎すれ
ば当該紫外線硬化型塗料の現場施工への実用化をいかに
して図るか、ということであろう。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは上述した如き実状に鑑み、長年に
亘ってかかる紫外線硬化技術の開発研究にi宍わる過程
で、こうした紫外線硬化型塗料の現場施工への実用化に
開発研究の成果を生かすべく鋭意検討を重ねた結果1本
発明を完成させるに到った すなわち1本発明は先ずカルボキシル基、燐酸基または
イソシアネート基なる官能基とラジカル重合性不飽和結
合とを同一分子中に併せ有する紫外線硬化性のプライマ
ー層を1次いで紫外線硬化性の上塗り層を順次塗設して
、その都度、これらそれぞれの塗膜層を現場施工用紫外
線硬化装置により硬化せしめるが、あるいはまず、こう
した特定の官能基とラジカル重合性不飽和結合とをm−
分子内に併せ存する紫外線硬化性のプライ−マ一層を1
次いで紫外線硬化性の中塗υ層を、しかるのち紫外線硬
化性の上塗シ層を順次塗設して、その都度、これらそれ
ぞれの塗膜層を現場施工用紫外線硬化装置により硬化せ
しめることから成る、建築物内床面、建築物外路面また
は移動物体の床面などの現場塗装硬化法を提供しようと
するものである。
ここにおいて、上記した紫外線硬化性のプライマーM九
る塗膜層とは、ロー分子内にカルボキシ基、燐酸基また
はイソシアネート基のいずれか一つの官能基とラジカル
重合性不飽和結合とを併せ有する化合物を含んでなる紫
外線硬化性のプライマー層を相称するが、そのうち代表
的なものを例示すれば、まずカルボキシル基含有タイプ
のものとしては、不砲和ポリエステル:多価アルコール
やエボ午シ化金物と多塩基酸および(メタ)アクリル酸
とから、得られるオリゴエステル−タイプ(メタ)アク
リレート化合物:または水酸基含有(メタ)アクリル酸
エステルと多塩基酸無水物とから得られるハーフェステ
ル−タイプ(メタ)アクリル酸エステルなどが、次いで
燐酸基含有タイプのものとしては、(メタ)アクリロイ
ルオキシアルキルフォスフェート:エポキシ化合物とJ
i4および(メタ)アクリル酸とから得られるv:縮合
物:または燐嘴と多価アルコールおよび(メタ)アクリ
ル酸、さらに必要に応じて多塩基酸とから得られる燐酸
変性オリゴエステル(メタ)アクリレートなどが、さら
にインシ丁ネート基含有タイプのものとしては、特願昭
60−150082号明細書に記載のような特定のウレ
タン(メタ)アクリレート化合物などが挙げられる。
当該紫外線硬化性のブライマー)峠の塗設にさいして用
いられるプライマーは1以上に掲げられた如き特定の“
官能基含有プレポリマー”のほかに公知慣用の光重合開
始剤をも必須の成分として含んで成るものが用いられる
ことは勿論であり、またかかる特定の官能基が同一分子
内に2欅以上含有されているようなプレポリマーが用い
られてもよいことは勿論であるし、さらに以上に掲げら
れた特定のプレポリマーを2種以上併用してもよいこと
は勿論である。
ところで、当該紫外線硬化性のプライマーは石責タイル
、アスファルト、セメント、石綿セメントもしくは石綿
スレートの如き無優質材二合板、積層材もしくはパーテ
ィクルボードの如き木質材:ポリ塩化ビニルタイル(通
称:塩とタイル)モしくはボリクレタンタイル(通称:
ウレタンタイル)の如き有接タイA−:または金属類な
どによって構成される床面や路面などに対して特に密着
性が良く、現場施工用として特に好適である。したがっ
て、当該プライマーがアスベストコンクリートやセメン
トコンクリートなどでできている床面や路面に適用され
うろことは言うまでもない。
当該紫外線硬化性のプライマーにあって、就中、イソシ
アネート基を含有するプレポリマーが用いられる場合に
は、水酸基含有(メタ)アクリル實エステルなどを用い
ることにより二液型のウレタン化反応を利用して、塗膜
物性を一層向上せしめることもでき、かかる場合に併用
されうる水酸基含有紫外線硬化性プレポリマーおよび/
またはモノマーとして代表的なものには、ヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレート、エポキシ化合物の(メタ
)アクリル酸エステル、水酸基含有オリゴエステル(メ
タ)アクリレート。
または各種水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルの水
酸基1当量につき[18−〜t2モルとなる割合のジイ
ソシアネートを用いて得られるウレタン化反応物中の慢
存イソシアネート基1当量につき分子量が2,000以
下なる、多価アルコールモノマー、オリゴエステル、多
価ポリエーテbもしくはエポキシエステルなどの形の各
種多価アルコ−ん化合物の水酸基を1.2〜2.0肖忙
反応せしめて得られる化合物などがある。
また、当該紫外線硬化性のプライマーには、その必須成
分たるカルボキシル基、傷酸基また(はイソシアネート
基含有プレポリマーと光重合開始剤とのほかに、さらに
使用目的に応じて、つまり塗装適正、硬化速度あるいは
塗膜物性などを適′f調幣するべく、 イ)前記した如1特定の官能基を有しないオリゴエステ
ル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレー
トもしぐはウレタン変性(メタ)アクリレートの如き公
知慣用の光重合性プレポリマー類、口)反応性希釈前と
称されるビニルモノマー炉、ノ・)粘度調整用非反応性
有t!!11g剤類。
二)着色剤類、 ホ)体質顔料、テンディング助剤もしくは艶消し剤。
へ)レベリング剤の如き表面改質剤、またはト)可塑剤
、アクリルラッカー、 1ll)維索系樹脂、ケトン樹
脂もしくは石油樹脂の如き非紫外線硬化性の熱可塑性樹
脂類 などをも配合せしめることができるのは勿論である。
かくして本発明において用いられる紫外鞭硬化性のプラ
イマーが得られるが、かかるプライマーはそのまま中塗
り塗料としても、さらには上塗り醐料としても用いるこ
とができる。
しかしながら、本発明方法を実施するに当って用いられ
る中塗9塗料や上塗り塗料は共に、必ずしも前記した如
き特定の官能基を有するものでなくてもよく、紫外線硬
化性のものであれば、いずれも適用できる。
したがって、前述した紫外線硬化性のプライマーにあつ
・     では任意成1分として用いられているよう
な前掲のイ)光重合性プレポリマーを公知慣用の光重合
開始剤と共に必須の成分として用い、そのほかに前掲の
口)〜ト)なる成分をも適宜配合せしめた形の塗料を、
本発明における当該中塗プ塗料や上塗り塗料として用い
ることもできる。
かくして得られる紫外線硬化性の中塗シ塗料や上塗り塗
料の粘度としては0.05〜100ボイズなる範囲内の
ものが、作業性の面で好適であり、また当該中塗り塗料
または上塗り塗料を塗装して得られる中塗シ層または上
塗9層の乾燥膜厚としては2〜1.000μ雇なる程度
であるのが好適である。
また、前述した紫外線硬化性のプライマー層の塗設にさ
いしても、紫外線硬化性の中塗シ層や上塗り層の塗設に
おけると同様の粘度および乾燥膜厚であってよい。
これら紫外線硬化性のブライマー、中塗シ塗料や上塗り
塗料の塗装、つまりプライマー層、中塗り層や上塗シ層
の塗設け、いずれも刷毛塗り、Rし塗り、ロール刷毛塗
シ、またはスプレー塗装の如き公知慣用の方法のうち、
とくに現場施工て適した方法を採用できるので、こうし
た各揮塗装方法の中から適宜選択すればよい。
こうしたプライマー層、中塗り層そして上塗り層の塗設
に当って、被塗物たる床面や路面などの各素地に対して
、前処理としての脱脂とかポリッシュ処理を実施するこ
とや。
工程間での゛バフ仕上げ”やポリッシュ処理を必要に応
じて行なうことは何ら妨げるものではなく、また紫外線
硬化によらない着色層などが必要ならば1本発明方法を
実施するにさいして予め、つまり本発明方法の実施以前
に、あるいは本発明方法を実施する途中で、つまり本発
明方法の実施中に、アルキド樹脂系塗料、エポキシ樹脂
系塗料、ウレタン樹脂系塗料やラッカー型塗料などの汎
用塗料による塗膜層を随時、設けることも可能であって
、上述した如きそれぞれの素地処理や着色層の塗設など
を行なうことは決して本発明方法の実mを何ら損ねるも
のではない。
すなわち本発明は、前述した通気現時において実施され
ている建築物内床面%建築物外路面筐たはそれに漁する
物体の床面などに対する現場での塗装・硬化に費される
多大の時間(施工時間)を、こうした施工の一部に紫外
線硬化技術を導入することにより施工時間を一挙に短縮
せしめることを目的としているものでちゃ、こうした現
場施工という特殊々作業条件下での施工を考慮した紫外
線硬化装置の使用が絶対に不可欠である。
すなわち、ライン生産における如き固定式の紫外線硬化
装置の転用は現場施工に対しては全く適合しなく、また
市販のハンディ・タイプの紫外線照射装置を用いての床
面照射は作業性が著しく悪いし、しかも作業者と照射面
との距雅が近すぎるために安全面上も好ましくない。
そのために、本発明者らは上述し九如き従来型のものと
は全く異質の現場施工用紫外線硬化装置を考案して、こ
こに本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明方法を実施するに当って用いられる現
場施工用紫外線硬化装置とは、光源および反射板を主た
る構成要素とする紫外線照射装置とこの紫外線照射装置
を支持せしめるための設備を主たる構成要紫とし、たと
えば。
J!!輪を備えた台車様の設備あるいは目@車のような
設備に、光源および反射板、必要に応じて排気ファン、
冷却装置。
電源部または電気コードなどを一体化して取り付け、固
定せしめたものを1称するが、こうした特定の硬化装置
を用いることにより%現場施工という特殊な作業条件下
においてすぐれ次紫外線硬化性の中塗シ塗料や上塗り塗
料の利用が可能となり、超短時間施工を可能ならしめる
に到っている。
前記した紫外線照射装置とは200〜400 nmなる
範囲の波長をもった紫外線を発生し、かつ被照射体に照
射せしめるための装置であって、この被照射体を励起さ
せてラジカル重合反応せしめるようなものを相称するが
1本発明においては光源および反射板を主たる構成要素
とし、さらに排気ファンなども装備したものが一般的で
ある。
ここにおいて、上記光源、つ′1ジラジカルソースとし
て代表的なものを挙げれば、キセノンランプ、メタルノ
・ライドラング、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯
または超高圧水釧灯などであり、また上記反射板として
代表的なものにはアルミニウム製などのように反射率の
高いものがある。
当該紫外線照射装置としては紫外線硬化[単連技術業界
において公知慣用のものであればいずれも使用できるの
で。
1掲した如き光源や反射板のみに限定されるものではな
いが1本発明においては特に% 1回の照射によって硬
化されうる面積を考)直した場合、光源の発光長が5〜
160c11%好ましくは作業の効率化とスピードアッ
プを図る上で15〜100αなる範囲内にあるものが実
用的である。
また、本発明方法を実施するにさいしては、前掲した如
き各種の光源(照射用ランプ)が用いられるが、硬化特
性の面からは、高圧水銀灯およびメタルハライドランプ
が特  ゛に雫ましいし、しかも前掲のランプ長1cI
IL当りの消費電力が20〜160ワツトなる範囲内の
ものが好ましく、とりわり塗膜の硬化を促進せしめる点
からすれば、40〜160ワツトなる範囲内のものが適
当である。
ランプの発光長11当シの消費電力が20ワツト未t#
では塗膜の硬化スピードが著しく低下するようになるし
、逆に160ワツトを超える場合には、必要としない可
視光線や熱エネルギーが大量に発生す・る処から、エネ
ルギー損失が大きくなるようになるので実用的であると
は言えない。
つまり、かかるランプ発光長13当りの入力は20〜1
60ワツトなる範囲内が好ましく、効藁的な紫外線の発
生と、硬化スピードや作業スピードを考慮すると40〜
160ワツトなる範囲内が特に望ましい。
さらに、当該照射装置における照射用ランプは点灯中、
;11!’常、800〜1000℃なる温度範囲に保持
せしめることによって一定範囲の安定した出力(照射エ
ネルギー)t−引き出すことができるため、かかるラン
プは空気または水などによって冷却されるのが一般的で
あり、そのうち空冷の場合にはファンが取り付けられる
。また、かかるランプの点灯中において一般の紫外線照
射用ラングは200 nm以下の低波長域の波長をもっ
た光線をも発生するし、しかも180〜190nm付近
の波長の光線によってオゾンが大量に発生する不都合が
生ずる処から、こうした2 00 nm以下の波長をも
った光線をカットする°オゾンレスランプ”が実用化さ
れている。
ところで1本発明方法を実施するに当たっては、141
いるべき照射用ランプのいかんによジ、つまクオゾンレ
スランプを用いる場合は別として、現用施工上、オゾン
を大量に含むに!囲を室内外に、いわゆる作業場所に放
出しなければならないという事博が常時、存在している
ということさえできる。したがって、このように照射用
ランプを冷却するにさいしての、大Vのオゾンを含んだ
排気は、施工業者の安全衛生上、換言すれば1作業者の
安全確保のためにも、是非とも回避しなければならない
そのためには、オゾンを発生しないオゾンレス・タイプ
のランプの使用が望ましいのは言うまでもないが、それ
が適わない場合には、たとえばフレキシブル・ダクトな
どを使用して、まちがっても作業者の近辺には絶対に放
出しないようにすることが肝要である。
さらにまた、光源から放出された紫外線が拡散するとき
は、紫外線硬化型塗料の深部までエネルギーが刺繍し難
くなって硬化スピード°が遅くなり、ひいては作業効率
をも損なうこととなる処から、集光型の反射板で紫外線
を収束して硬化性アップや作業効率の向上を図ることが
望ましい。
こうした反射板の板面から焦点までの距離(焦点距離)
が7cm未鷹となるときは、前記硬化S置の移動に支障
を来すようになったりし、逆にこの焦点距離が301を
超える場合には、エネルギー損失が増大して硬化スピー
ド°や作業効率の低下を招来するようになるので、当該
焦点距離の範囲としては7〜30α、好ましくは8〜2
0cmが適当であり、前記紫外線照射−@1片1を必須
の構成要素として含んで成る硬化装置の移動し易さと、
エネルギー損失を考慮した場合には、10〜20CRな
る範囲内が特に望ましい。
而して、本発明における前記硬化装置は、上述した如き
光#11および反射板12を主たる構成要素とし、必要
に応じて排気ファン13、冷却袋#(図示せず)やt源
ボックス4などをも含んだ紫外線照射装置lを支持せし
めるための設備2を必須の構成要素とするものである(
塩1図、第2図参照)。
ここにおいて、紫外線照射g、@用の支持設備2として
は、台車ないしはそれに準ずるものとか、目動■とか、
キャタピラ−ないしはそれに鵡するものとか、ホバーク
ラフトないしはそれに準ずるもののように、紫外線照射
装置1を支持し、さらには固定せしめるためのものであ
って、平板状、枠板状、箱(−)状など形状は任意でろ
ってよい。
かかる支持設備を備えた当該硬化装置を移動し搬送させ
る手段としては人力または動力があるが、そのうち動力
としては電気モーター、エンジ・ンや水蒸気などがある
たとえば、上記した台車ないしはそれに鵡する支持設備
の場合には1台車、トロッコまたはリヤカーのように人
力によるのが普通であるし、トラック、キャタピラ−ま
たはホバークラフトのような場合には、エンジンを動力
源とするのが普通であるが、ただキャタピラ−による場
合などは、塗装面を保護する上からも、ゴム製のものが
推奨される。
こうした場合、支持設備のスペース次第で、あるいは床
面または路面の如き塗装すべき表面の広さに応じて、二
機以上の硬化装置を連結させてもよいことは勿論である
また、前記したそれぞれ紫外線照射装置と支持設備とは
、@1図に示されるように、取付用支持棒を用いて互い
に連結され、一体化されていてもよいし、該支持設備に
いきなり紫外線照射装#を固定させ、この紫外線照射装
置の真下に開孔部(穴)を設けるようにしてもよいこと
は勿論である。
このように、本発明における当該硬化装置は、極<簡単
には、車輪3t−備えた台車様の設備あるいは自動車の
ような設備に、光源11および反射板12、必要に応じ
て排気ファン13、冷却装管(図示せず)、電源部(ド
1上)または電気コードなどを一体化して取り付け、固
定し几ものであるが、そのさい、電源部はこうした諸設
備に一緒に載せて移動搬送することもできるし、また別
の場所に設置してコードを延長させるという方式を採っ
ても構わない(笛1図、第2図参照)。
また、台車様のものはリモートコントロールで自走せし
めることも可能であるが、人的な力により移動させる場
合には%操作者(作業者)は紫外線照射面周辺を直視し
ながら操作する処から、保1メガネ、顔面保護具または
手袋などを着用して、紫外線による炎症から自身を保−
1する手段を講する必要があることは言うまでもない。
さらに、紫外線の必要箇所以外の部分への漏洩を極力抑
制するように、光源部分を十分に遮へいすることも望ま
しい。
以上に詳述された如き紫外a硼化装置を用いて、まず、
同一分子内に前記特定の官能基とラジカル重合性不飽和
結合とを併せ有する紫外線硬化性のプライマー層が、次
いで紫外線硬化性の上塗9層が順次塗設された路面や床
面などをその都度、紫外線照射しながら硬化せしめるか
、あるいはまず、同一分子内に前記特定の官能基とラジ
カル重合性不飽和結合とを併せ有する紫外線硬化性のプ
ライマー層が。
次いで紫外線硬化性の中塗り層が、しかるのち紫外線硬
化性の上塗り層が順次塗設された路面や床面などをその
都度。
紫外線照射しながら硬化せしめるかして、その結果、歩
行ないしは移動搬送が可能となつ友部分を当該硬化装置
tを移動させて行くわけであるが1本発明においては塗
装すべき。
ないしは各種の塗膜層を塗設すべき路面や床面などは特
に限定されるものではない。
すなわち、路面や床面などとしても、アスファルト、ア
スファルトコンクリート、セメントコンクリート、木質
材、金属材、天然石、人造石、ポリ塩化ビニルタイル(
連称、塩ビタイル)などの素材それ自身、あるいはこれ
らの各種素材に各種の塗装剤または積層斧1などが施さ
れたものなど。
種々の組み合わせになるものが挙げられるし、ま念かか
る路面や床面などが、いずれの空間ないしは物体のもの
であるかなどの所属先にしても、一般に床面という場合
には建築物ないしは建造物などの各種構築物、または鉄
道車輌。
航空m4L<は船舶などの各欅移送物体内の床面が該当
し。
他方、一般に路面という場合には、上記し友如き各種構
築物外の、広狭さまざまの池上に設けられる、ないしは
設けられている、主として人間の歩行あるいは諸車走行
のための路面が該当するものである。
なお、本発明方法を実施するに当って用いられる現場施
工用紫外線硬化装置については、それぞれ@1図および
第2図に最も単純な例を示しておくことにする。
まず、第1図は一般に荷物の運搬用などとして用いられ
ているような板状物に4個の車幅が取り付けられている
台車を人力によって床面上を、床面に接しながら移動す
る硼化装置を例示した概略図であり、紫外線照射装置が
電源ボックスと共に一体的に取り付けられている状態を
示すものである。
他方、第2図は光源および反射板を主次る構成要素とし
さらに排気ファンをも備えた紫外線照射装置の内部を例
示した概略断面図である。
次に、本発明を参考例、実施例および比較例により一層
具体的に説明するが、以下において部および%は特に断
りのない限り、すべて重量基準であるものとする。
参考例1 (紫外線硬化性のカルボキシル基含有プレポ
リマーの調製例) 2−ヒドロキシエチルアクリレートの1モルに無水フタ
ル酸の1モルを常法によりハーフェステル化せしめて、
酸価が195n9KoH/g  なるカルボキシル基含
有アクリレートを得た。以下、これを化合物filと略
記する。
参考例2 (紫外線硬化性のイソシアネート基含有プレ
ポリマーの一製例) 本例はトリメチロールプロパンelK始剤とする分子量
がi、 o o oなる三官能性ポリカプロラクトンポ
リエステルトリオールを用いてイソシアネート基含有ウ
レタンアクリレ−ト・プレポリマーを調製するものであ
るが、まず撹拌機。
温度計およびコソデンテーを備え九四つロフラスコに、
2.4−トリレンジインシア、ネートの522部を仕込
んで約50℃に件温し、ここへ三官能性ポリカプロラク
トンポリエステルトリオールのt000部t−、発熱に
注意しながら徐々に投入し、70℃に4時間保持せしめ
友のち、2−ヒドロキシエチルアクリレートの232部
を仕込んで同温度に8時間保持せしめ九処、イソシアネ
ート基#度が2.3%なる目的プレポリマーが得られ之
。以下、これを化合物(2)と略記する。
参考例3〜6 (紫外線硬化性塗料の調製例)i’g1
表に示されるような配合組成に従って、常法により、本
発明においてプライマー、中塗り塗料、そして上塗シ塗
料として用いられる各種の紫外線硬化性の塗料を得几。
それら各塗料の酸価ま友はイソシアネート基含有率なる
性状値を同表に併記する。
樹脂 2)モノアクリロイルオキシエチルアシッドフォスフェ
ート3)固形分値 実施例 1 ブナ板突板合板の貼られ之10がの床面に、参考例4で
得られ友塗料を紫外線硬化性のプライマーとして乾燥膜
厚が約15J/m’となる割合で塗装し次のち、第1図
および第2図に示されているような、紫外線照射装置(
光源11として、消費電力が2席で、かつ発光長が25
cmなるオゾンレス型高圧水慢灯を、および反射板12
として、焦点距離が12cmなるアルミニウム製の反射
板を、さらに排気ファン13をも備えて空冷式としたも
の)を、車輪3の付いた台車2上に、電源ボックス4と
共に取付用支持棒5により一体的に連結固定させた形の
現場施工用紫外線硬化装置を用いて、毎分3TILなる
スピードで紫外線照射しながらプライマー層を硬化せし
め九。
次いで、この硬化プライマーfitポリツシャーにてチ
密したのち、参考例3で得られ次塗料を紫外線硬化性の
上塗り塗料としてローラー刷毛にて乾燥膜厚が約150
517In”となる割合で塗装し、直ちに上記した硬化
装置により毎分2rILなるスピードで紫外線照射しな
がら、この上塗り層を硬化せしめfI:、。
かくして仕上がった塗膜は鉛筆@度が「3H」で、密着
性も良好であり、光沢もあり、かつ深みのある美しい〃
(得を呈し六一 本例においては、仕上がりまでの所要時間は約90分間
であり、直ちに実用に供することができ友。
な2、作業峡は二人であり、用いた現場施工用紫外線硬
化装置は一台であった。
実施例 2 プライマー層の塗設を、参考例5で得られた塗料を用い
るように変更した以外は、実施例1と同様の操作を繰り
返した処、同様に短時間で硬度「3H」の美しい外塀ヲ
もち、密着性にもすぐれた塗膜をもつ九床面に仕上がっ
た全施工の所要時間は、同じく約90分であり、直ちに
実用に供することができた。
実施例 3 炊飯の貼られtlofLzの床面に、参考例6で得られ
た塗料をプライマーとして乾燥膜厚が約15M/l!!
”となるように塗装して約15分間放置せしめ、次いで
実施例1で用い友と巨1様の硬化装置により毎分317
1なるスピードで紫外線照射しながらこのプライマー層
を硬化せしめ、直ちに参考例5で得られた塗料を上塗り
塗料として乾燥膜11が約150ν/がとなるように塗
装し、直ちに上記し元価化装置により毎分2!!Lなる
スビーに゛で紫外線照射しながらこの上塗り層を硬化せ
しめた。
仕上かつ九塗膜は硬度が「3H」で、密着性にもすぐれ
るし、光沢もあり、しかも深みのある美しい外装を呈す
るものであつ之。
所要時間も約70分と短かく、直ちに実用に供すること
かでIも 実施例 4 10がなるセメントコンクリート路面に、参考例6で得
られ次塗料を紫外線硬化性のプライマーとして乾燥膜厚
が約4(1/ffi”となるように塗装して約15分間
放置し、次いで実施例1で用いたとβ1様の硬化装置に
より毎分6扉なるスピードで紫外線照射しながら硬化せ
しめ、直ちに参考例3で得られた塗料を上塗り塗料とし
て乾Mi厚が約100577@tとなるように塗装して
上記し次硬化装置により毎分2PILなるスピードで紫
外線照射しながら硬化せしめ九仕上がった塗IIQは硬
度が「3H」で、密着性も極めて良好なものであつあ なお、作業眞は二人であって、用いた現場施工用紫外線
硬化装置は一台であり、仕上がりまでの全所要時間は約
90分であつ念。
実施例 5 ナラ材突板合板の貼られ之10がなる床面に、参考例6
で得られ之塗料を紫外線硬化性のプライマーとして乾燥
膜厚が約501/がとなるように塗装して約15分間放
置せしめ、次いで実施例1で用い九と同様の現場施工用
紫外線硬化装置により毎分3mなるスピードで紫外線照
射しながら硬化せしめた。
次いで、参考例4で得られた塗料を紫外線硬化性の中塗
り塗料として約100 f;l/FIL”となるように
上記プライマー層の上に塗装して同様に紫外線照射し、
硬化せしめ九〇しかるのち、参考例3で得られfc塗料
を紫外線硬化性の上塗り塗料として約100 /l/F
IL2となるように上記の硬化中塗り層の上に塗装して
同様に紫外線照射し、硬化せしめ六− かくして仕上かつ之塗膜は非常に美1゛へであって、 
r3HJなる硬度全頁し、密着性も良好であつ九なお作
業員は二人であって、ま几用いられ之現場施工用紫外線
硬化装肯は一台であり、全施工の所要時間は2時間30
分であった 比較例 1 ブナ材突板金板の貼られた1Qm”なる床面(、不捷発
分が45%なる酸硬化性アミノアルキド+I!tJI+
旨を乾燥膜厚が約50g/がとなるように刷毛塗りして
4時間散積せしめ、次いでIitlgに約50g/m”
となるように1Fね塗りして更に4時間放置せしめ、し
かるのち約50 !97Ill”となるように同様の樹
脂で上塗りを施した。
このようにして24時間放置後の塗膜の鉛筆硬度はrB
Jであり、更に72時間放置後の塗りのそれは「F」で
あつ塗面状態も光沢が悪く、深みも乏しいものであつ友
塗装の開始から床面として実用に供しうる状態のものと
なるまでに要し次時間は約60時間と、極めて長かった
比較例 2 ブナ材突板金板の貼られた10111’なる床面に、−
液性ウレタン中指塗料を不闇発分45%で、かつ乾燥膜
厚が約このようにして24時間放前後の塗膜硬度はrT
(BJであり、さらに72時開放電後の塗膜硬度はrH
Jであった。
塗面状愕も光沢が悪く、そして深みも乏しいものであつ
あ 塗装の開始から床面として実用に供しうるまでに要し九
時間は約90時間と長かった。
以上の各実施例および比較例についての諸性能’ig2
表にまとめて示す。
〔発明の効果〕
紫外!l硬化技術の現場施工への利用を目的として為さ
れ九本発明方法に従うことにより、第2表に示され友結
果からも明らかなように、施工時間を大!@に短縮する
ことが可能となり、加えて養生が不要となる処から、塗
装置事始より実用に供しうるまでに要する時間を比較す
ると実に1/10〜1150にもスピードアップを図る
ことができる。
また、得られる塗−〇実用的な性能も、従来技術ないし
は従来型塗料に比して側らも遜色がなく、シかも仕上が
りの美しさや耐久性の面でも従来技術ないしは従来型塗
料では到底得られなかった性能をもつ友施工品が得られ
るというメリットもある。
【図面の簡単な説明】
第」図は本発明方法を実施するに当って用いられる硬化
装置の一帽様を例示する概略斜視図であり、第2図は当
該硬化装置のうち、紫外扉照射装置の内部構造の一噸様
を例示する部分拡大概略断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建築物内床面、建築物外路面またはそれに準ずる物体の
    床面上に現場塗装し硬化せしめるにさいし、まずカルボ
    キシル基、燐酸基またはイソシアネート基なる官能基と
    ラジカル重合性不飽和結合とを同一分子内に併せ有する
    紫外線硬化性のプライマー層を塗設して現場施工用紫外
    線硬化装置により硬化せしめ、次いで紫外線硬化性の上
    塗り層を塗設して該硬化装置により硬化せしめるか、あ
    るいはまず、カルボキシル基、燐酸基またはイソシアネ
    ート基なる官能基とラジカル重合性不飽和結合とを同一
    分子内に併せ有する紫外線硬化性のプライマー層を塗設
    して上記硬化装置により硬化せしめ、次いで紫外線硬化
    性の中塗り層を塗設して上記硬化装置により硬化せしめ
    、しかるのち該中塗り層の上に更に紫外線硬化性の上塗
    り層を塗設して上記硬化装置により硬化せしめることを
    特徴とする、建築物内床面、建築物外路面または移動物
    体の床面などの現場塗装硬化法。
JP21069585A 1985-09-24 1985-09-24 床面の現場塗装硬化法 Pending JPS6271573A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05239379A (ja) * 1991-06-14 1993-09-17 Sandoz Ag モノマー組成物
JP2009095805A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Hiroyuki Chiba フローリングの塗装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05239379A (ja) * 1991-06-14 1993-09-17 Sandoz Ag モノマー組成物
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