JPS6271551A - ロ−ルクラツシヤ−用ロ−ラ - Google Patents

ロ−ルクラツシヤ−用ロ−ラ

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JPS6271551A
JPS6271551A JP21076485A JP21076485A JPS6271551A JP S6271551 A JPS6271551 A JP S6271551A JP 21076485 A JP21076485 A JP 21076485A JP 21076485 A JP21076485 A JP 21076485A JP S6271551 A JPS6271551 A JP S6271551A
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JP
Japan
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layer
welded steel
roll
thickness
welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP21076485A
Other languages
English (en)
Inventor
昭男 中村
塩山 仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPS6271551A publication Critical patent/JPS6271551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はロールクラッシャー用ローラに関し、さらに詳
しくは、製鉄所において鉱石、ペレット、コークス等の
破砕やセメントプラント等の原料破砕等に使用されてい
るダブルロールクラッシャーの摩耗したローラを修復し
たロールクラッシャー用ローラに関する。
[従来技術] ダブルロールクラッシャーのローラは、軟鋼母材表面に
アーク溶接等によって硬化肉盛層を設けたものを使用し
ているが、摩耗により使用できなくなったローラ゛は廃
却し、新しい部品と入替えて使用していた。囚に、ロー
ラのか命は通常6〜8ケ月であるが、破砕条件および被
破砕物の種類によっては寿命が3ケ月程度と短かいもの
もある。
例えば、第1図(b)において、通常ローラは、タイヤ
1を軸4に嵌合させである固定コア3にルーズコア2と
締結ボルト5により固定した構造であり、タイヤlが使
用に耐えられなくなるまで摩耗した際には、このタイヤ
1のみを取外して新しいタイヤを再び組込んで使用して
いた。
しかし、タイヤを鋳造する作業、素材の調達およびタイ
ヤを分解、組立てる1ヤ業等の保全に長時間および煩雑
な作業をしなければならなず、さらに、これらの作業に
要する費mも相当なものとなるという問題がある。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は上記に説明したような従来におけるダプルロー
ルクラッシャーのローラの摩耗に際しての問題点を解決
したものであり、本発明者の研究の結果、摩耗したロー
ラの残存している硬質部は旋盤、研削盤等の工作a械に
よる切削除去することを検討したが、これらの切削は不
可能であることから、残存硬質部に最表層部に必要な硬
度(例えばショア硬度70)を有する直間#r、溶接層
を設けたところ、残存硬質部とこの肉盛溶接層との境界
で剥離して短期間で使用できなくなることを知見し、ま
た、残存硬質部に軟質系金属層直肉盛溶接層を設けると
硬度が不足して使用することができなくなるので、この
軟質系金属層を下地としてその上にショア硬度70の肉
盛溶接層を設けたローラを製作して使用したところ、表
面硬化肉盛層に陥没が発生することを知見した。
このような知見に基いて本発明者は、残存硬質部に強靭
溶着鋼の溶接層とその上にさらに表面硬化肉盛溶着鋼の
溶接鋼を設けることにより長期間の使用に耐えるロール
クラッシャー用ローラを開発したのである。
1問題点を解決するための手段1 本発明に係るロールクラッシャー用ローラの特徴とする
と、二ろは、使用により摩耗したローラの残存硬質部の
上に、(Mn+Mo)/C=8〜58の強靭溶着鋼の)
δ接層を設け、かつ、ショア硬度60以上の表面硬化溶
着鋼の溶接層を設け、かつ、(上洛接層厚さ/下溶接層
厚さ’)= 0.3〜4.0である平坦外周面を有する
ことにある。
本発明に係るロールクラ・/シャー用ローラについて以
下詳細に説明する。
一般にこの種のローラは、使用により残存硬質部は加工
硬化を受けて脆くなっており、がっ、亀裂の間隙には破
砕品の硬質粉末が侵入しているものであるから、通常の
肉盛溶接では大きな剥離性のある亀裂が発生するように
なるので、本発明に係るロールクラッシャー用ローラに
おいては、この問題を解決するために、残存硬質部の上
に低カーボン、低シリコン、高マンボ系またはモリブデ
ン等の低合金添加型で、かつ、(S i 十Mo)/ 
C=8〜58の強靭溶着鋼の溶接層を設けるもので、こ
の(Mn+Mo)/Cが8未満では初層溶着鋼が亀の千
秋に割れて剥離が生じ、、また、58を越えると硬度が
急激に低下してしまい、さらにこの上に設ける溶着鋼の
溶接に悪影響をおよぼすようになる。そして、この強靭
溶着鋼の溶接厚さは2〜10mmとする。
さらに、この強靭溶着鋼の上にショア硬度65以上の表
面硬化溶着鋼の溶接層を設けるのであり、ショア硬度6
5未満では鉱石、ペレット等の破砕用として耐摩耗性が
小さいので使用することができずショア硬度65以上と
する。この表面硬化溶着鋼の溶接層の厚さは3〜8mu
とする。
次に、(上洛接層厚さ/下溶接層厚さ)= 0.3〜4
.0と狭い範囲とすることにより、残存硬質部を除去す
ることなく、強靭溶着鋼および表面硬化溶着鋼の溶接を
効果的に行なうことができるものであり、(上洛接層厚
さ/下溶接屑゛厚さ)が0.3未満では上洛接層の高硬
度の表面硬化溶着鋼の固着力か弱く、使用中に部分剥離
が起り易くなり問題があり、これは、ダクティリティが
大きい強靭溶着鋼の溶接層の下溶接層厚さを大きくする
と、破砕時に局部的に衝撃荷重が作用することにより陥
没性応力が働くからであり、また、(上洛接層厚さ/下
溶接厚さ)が4.0を越えると上洛接層の表面硬化溶着
鋼の弾力性の効果が少なく、耐亀裂性、耐剥離性が劣化
するようになるので、上洛接層lγさが大きくなれば、
従って、下溶接wIP7−さを大きくしなければならな
い。
本発明に係る゛ロールクラッシャー用ローラについて第
1図により説明すると、ローラはタイヤlをl1lll
旨二嵌介させた固定コア3にルーズコア2と締結ボルト
5により固定されており、使用中にローラが摩耗部aの
ように摩耗し、残存硬質部すの平坦度がb′なった場合
に、この残存硬質部すを除去することなくその上に、低
カーボン、代シリコン、高マンガン系またはモリブデン
等の低合金系で、かつ、(Mn+Mo)/ C= 8−
58の強靭溶着鋼Cの溶接層を2〜10開の厚さで設け
、さらに、その上に、ショア硬度65以上の表面硬化溶
着鋼dの溶接層を3〜8mmの厚さで設け、そして、(
上洛接層厚さ/下溶接層厚さ)= 0.3〜4.0とし
た構造である。
次に、本発明に係るロールクラッシャー用ロールについ
て、@2図、第3図、第4図に示す例により具体的に説
明する。
なお、タイヤ1は第1図において説明したようを二軸4
、固定コア3から取外すことなく、残存硬質部すをワイ
ヤブラシ、グラインダー等で手入れをしておくが、この
時紬4が損傷しないようにウェス等で包装して養生した
後、ターニングロール等の回転機械上に塔載するのがよ
い。
この第2図、第3図および第4図においては、残存硬質
部の摩耗形状が異なっているが、溶着鋼を設けるのは同
様であるので1:tS2図を代表として説明する。
即ち、残存硬質部すの上に、CO,05−0,12wL
%、S i O,25〜0.5u+t%、Mn 1.0
0−1.7wL%、Mo0.2〜1,2wL%を含有し
、残部実質的にFeよりなる強靭溶着fI4cの溶接層
を肉盛により2〜10nuoの厚さに設ける。この厚さ
は、摩耗量に応じて3!I整する。この強靭溶1tfM
は高強度、高硬度の鋼では残存硬質部との境界で剥離を
起すし、また、低強度、低硬度ではその上に設ける表面
硬化溶着鋼の溶接層が陥没するので、強@溶着鋼の溶接
層とするのである。
さらに、その上に、耐摩耗性を付与するためにショア硬
度65以上の高硬度表面硬化溶着鋼の溶接層肉盛溶接に
より設け、表面の平坦度を出しながら3〜8IaI11
の厚さまで溶接する。この17さが3■未満では強靭溶
着鋼の溶接層との希釈があるので表面硬化溶着鋼の本来
の硬度が得られず、耐摩耗性に欠け、また、8IIlt
mを越える17さでは剥離し易くなるためである。
また、この表面硬化溶着鋼の溶接層の平坦度は±1.5
aug以下に制御しなければ、破砕時の能率と歩留り(
効率)が低下する。
なお、第2図に示すように、残存硬質部らの表面形状に
平行に強靭溶着flAcの溶接層を設けると、表面硬化
溶着adの溶接層は、摩耗の激しい部分が厚くなり、ま
た、摩耗の少ない部分が薄くなるので使用する上で都合
がよい。
また、第3図に示すように、残存硬質部すの表面か比較
的均一に摩耗している場合には、強靭溶着f14cの溶
接層の肉盛中に平坦度を出してから、表面硬化溶着gA
dの溶接層を設けると表面硬化溶着鋼dの溶接層の厚さ
を均一にすることかて゛きる。なお、強靭溶着wJcの
溶接層の平坦度が悪い場合には工作機械により加工する
のがよ(1゜ さらに、fJS4図に示すように両端部e、 e’の摩
耗が中央部に比べて少ない場合には、強靭溶着鋼Cの溶
接層を設けただけでその部分が外径りの規定外となるこ
とがあるので、その時は直径不足部[のみに表面硬化;
容着鋼dの溶接層を設けると使用中の摩耗が全長に亘り
均一となるので都合がよい。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明に係るロールクラッシャー
用ローラは上記の構成であるので、従来のように、摩耗
の激しいタイヤを取外して文換する必要がなく、残存し
ている硬質層に強靭溶着鋼の溶接層と表面硬化溶着鋼の
溶接層とを設けることができるので、タイヤの素材調達
、硬化肉盛層の形成、タイヤの取外し、取けけ等の煩雑
な作業を必要とせず、使用期間が長くなるという効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロールクラッシャ用ローラの説明
断面図、第2図、第3図、第・1図は本発明に係るロー
ルクラッシャー用ロールの実施例である。 1・・タイヤ、2・・ルーズコア、3・・固定コア、4
・・紬、5・・締結ボルト、b・・残存硬質部、C・・
強靭溶着鋼、d・・表面硬化溶着鋼。 矛2El 矛3図 矛4図 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和60年特許廓第210764号 2、発明の8弥 ロールクラッシャー用ローラ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 住所 東京都江東区南砂2丁目2番15号藤和東陽町コ
ープ90L号 5、補正命令の日付 (自発) 6、補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 (2)第1図 7、補正の内容 別紙の通り (1)明細書第4頁19〜20行のr(Si+Mo)/
C=8〜58)Jをr (Mn+MO)/’ C= 8
〜58 Jと補正する。 (2)第1図を別紙のように補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 使用により摩耗したローラの残存硬質部の上に(Mn+
    Mo)/C=8〜58の強靭溶着鋼の溶接層を設け、さ
    らに、この上にショア硬度60以上の表面硬化溶着鋼の
    溶接層を設け、かつ、(上溶接層厚さ/下溶接層厚さ)
    =0.3〜4.0である外周面が平坦であることを特徴
    とするロールクラッシャー用ローラ。
JP21076485A 1985-09-24 1985-09-24 ロ−ルクラツシヤ−用ロ−ラ Pending JPS6271551A (ja)

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JPS6271551A true JPS6271551A (ja) 1987-04-02

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ID=16594742

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JP21076485A Pending JPS6271551A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 ロ−ルクラツシヤ−用ロ−ラ

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