JPS6271114A - 架橋ポリエチレン電力ケ−ブルのガス抜き方法 - Google Patents

架橋ポリエチレン電力ケ−ブルのガス抜き方法

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Publication number
JPS6271114A
JPS6271114A JP21043785A JP21043785A JPS6271114A JP S6271114 A JPS6271114 A JP S6271114A JP 21043785 A JP21043785 A JP 21043785A JP 21043785 A JP21043785 A JP 21043785A JP S6271114 A JPS6271114 A JP S6271114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable core
drum
xlpe
layer
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP21043785A
Other languages
English (en)
Inventor
望月 一英
正樹 南
信博 三堂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、架橋ポリエチレン絶縁層の架橋時に生成され
るメタンガスを当該絶縁層より抜き取る方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 架橋ポリエチレン電力ケーブル(以下、Cvケーブルと
称す)の製造工程において、ケーブル導体に押出被覆さ
れた架橋ポリエチレン(以下、XLPEと称す)を架橋
すると、XLPE内にメタンガスが生成されてしまう。
このため、このメタンガスを放散することなくXLPE
上にビニルシースを被覆すると、XLPEとビニルシー
スとの間にメタンガスが溜り、ビニルシースに膨出部が
生じてしまう。
そこで、CVケーブルの製造時においては、XLPEを
架橋したケーブル心をドラムに巻き取り、ケーブル心を
ドラムと共に長期間乾燥室内に配して高温乾燥すること
により、XLPE 1 gあたりのメタンガス含量がO
,l+nJl以下となるまでメタンガスをXLPEより
放散させていた。即ち、例えば、66kV程度のC■ケ
ーブルにおいては、そのケーブル心を13〜14日間高
温乾燥してメタンガスを放散させるようにしていた。
ところで、従来は、XLPEを架橋したケーブル心をド
ラムにそのまま巻き付けていたので、巻き付は作業の終
了時にはケーブル心のXLPHの温度が常温までFがっ
てしまう。このため、ドラムに巻き付けたケーブル心を
乾燥室に配してもXLPEを所定の高温になるまで加熱
するのに時間を要し、従って、乾燥処理時間が実質的に
大きくなっ工しまう欠点があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、XLPHの温度を低下させることなく
ケーブル心をドラムに巻き付けることができるCvケー
ブルのガス抜き方法を提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、ケーブル心、を各巻層間に断熱材を挿入しつ
つドラムに巻き付け、これによりXL PHの温度低下
を防1トしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
図面にはCVケーブルのケーブル心1を巻き付けるため
のドラム2が示されている。このドラム2は胴部3と胴
部3の両端に取付けられている鍔部4.4とから成る通
常の構成を有している。また、ケーブル心1は、導体1
aと導体la上に押出被覆されているXLPE層1bと
から成り、XLPE層1bが加硫された後キャプスタン
によりドラム2側に連続的に送給されてくる。
さて、本発明に係るガス抜き方法は、先ず、ドラム2の
胴部3周面に断熱材5を取付けると共に、両鍔部4.4
の内壁面に環状の断熱材6を取付ける。
次に、送給されてきたケーブル心1を断熱材5上に巻き
付け、ケーブル心1を一層分だけ巻き付けた時点で、こ
の一層分IAを断熱材7により覆い、この断熱材7上に
更にケーブル心lを巻き付ける。そして、断熱材7上に
他の一層分1Bを巻き付けた後は他の断熱材8にて覆い
、以下、同様にケーブル心lの各巻層間に断熱材を挿入
する。
ケーブル心lの各巻層間に断熱材7.8等を挿入し、ケ
ーブル心lの巻き付は作業が終了した時点では、最上層
の巻付層を断熱材にて覆い、ケーブル心lをドラム2と
共に乾燥室内に搬入する。
そして、乾燥室内でケーブル心lのXLPE層lbを所
定の高温度で加熱し、乾燥することにより、メタンガス
をXLPE層tbより放散させる。
このように、ケーブル心lの各巻層間に断熱材を挿入し
つつ当該ケーブル心lをドラム2に巻き付けると、ケー
ブル心lの巻き付は作業が終了した時点でもXLPE 
l bの温度が常温まで低下することがない。よって、
ケーブル心1を乾燥室内に搬入した場合には、XLPE
!l bは短時間加熱するだけで所定の高温度になる。
(発明の効果) 本発明によれば、架橋したXLPE層を有するケーブル
心を、各巻層間に断熱材を挿入しつつドラムに巻き付け
るようにしたことで、ケーブル心のドラムへの巻き付は
作業が終了した時点でもXLPE層が常温まで低下する
のを有効に防止することができる。従って、XLPE層
のガス抜きのための高温乾燥処理時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るケーブル心のドラムへの巻き付は状
態を示す断面図である。 1−−−−−−−−−ケーブル心、 l b−−−−−−−−XLPE層、 2−−−−−−−−−ドラム、 5.6.7.8−m−断熱材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 架橋ポリエチレン絶縁層を有するケーブル心を、架橋し
    、ドラムに巻き取って高温乾燥する架橋ポリエチレン電
    力ケーブルのガス抜き方法であって、前記ケーブル心を
    その各巻層間に断熱材を挿入しつつ前記ドラムに巻き取
    ることを特徴とする架橋ポリエチレン電カケーブルのガ
    ス抜き方法。
JP21043785A 1985-09-24 1985-09-24 架橋ポリエチレン電力ケ−ブルのガス抜き方法 Pending JPS6271114A (ja)

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