JPS6270328A - 自動車用燃料の品質向上方法 - Google Patents
自動車用燃料の品質向上方法Info
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- JPS6270328A JPS6270328A JP21420186A JP21420186A JPS6270328A JP S6270328 A JPS6270328 A JP S6270328A JP 21420186 A JP21420186 A JP 21420186A JP 21420186 A JP21420186 A JP 21420186A JP S6270328 A JPS6270328 A JP S6270328A
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- JP
- Japan
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- tert
- butyl
- catalyst
- butyl alcohol
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プロピレンとtert−ブチルヒドロペルオ
キシドとの反応により得られるtert−ブチルアルコ
ールの接触精製に関する。更に詳しくは、本発明は、プ
ロピレンとtert−ブチルヒドロペルオキシドとの反
応によって得られる、自動車燃料のオクタン価向上成分
として有用なtert−ブチルアルコール供給原料(f
eed 5tock)からtert−ブチルヒドロペル
オキシド及びジ−tert−ブチルペルオキシドの残留
汚染にを除去する方法であって、tert−ブチルヒド
ロペルオキシド及びジ−tert−ブチルペルオキシド
をtert−ブチルアルコールへ実質的に選択還元する
ために、ペルオキシドで汚染された供給原料を、水素の
存在F、穏和な接触還元条件下で、好ましくは、実質的
に約50〜100型破%のアルミナ及びO〜約50重量
%のシリカから成る基材りに支持された触媒に接触させ
る方法に関する。
キシドとの反応により得られるtert−ブチルアルコ
ールの接触精製に関する。更に詳しくは、本発明は、プ
ロピレンとtert−ブチルヒドロペルオキシドとの反
応によって得られる、自動車燃料のオクタン価向上成分
として有用なtert−ブチルアルコール供給原料(f
eed 5tock)からtert−ブチルヒドロペル
オキシド及びジ−tert−ブチルペルオキシドの残留
汚染にを除去する方法であって、tert−ブチルヒド
ロペルオキシド及びジ−tert−ブチルペルオキシド
をtert−ブチルアルコールへ実質的に選択還元する
ために、ペルオキシドで汚染された供給原料を、水素の
存在F、穏和な接触還元条件下で、好ましくは、実質的
に約50〜100型破%のアルミナ及びO〜約50重量
%のシリカから成る基材りに支持された触媒に接触させ
る方法に関する。
プロピレンのようなα−オレフィンからの、置換エポキ
シド類の製造方法については、コラ−(Kollar)
(7)米国特許第3.351,653号に開示されて
おり、モリブデン、タングステン、チタニウム、コロン
ビウム、タンタル、レニウム、セレニウム、クロム、ジ
ルコニウム、テルル又はウラン触媒の存在下でオレフィ
ン系不飽和化合物を有機ヒドロペルオキシドと、反応さ
せることにより有機エポキシド化合物が得られることを
教示している。オレフィンがプロピレンであり、ヒドロ
ペルオキシドがtert−ブチルヒドロベルオキシトで
ある場合、酸化プロピレン及びtert−ブチルアルコ
ールが同時に生成する。米国特許第3.350,422
号は、溶解性バナジウム触媒を用いる同様の方法を示し
ている。モリブデンは好ましい触媒である。ヒドロペル
オキシドと比較して実質的に過剰情のオレフィンを用い
ることが、反応の一般的な上程として示されている。ま
た、米国特許第3,526,645号では、好ましい方
法として、過剰域のすレフインに有機ヒドロペルオキシ
ドをゆっくりと添加することが示されている。
シド類の製造方法については、コラ−(Kollar)
(7)米国特許第3.351,653号に開示されて
おり、モリブデン、タングステン、チタニウム、コロン
ビウム、タンタル、レニウム、セレニウム、クロム、ジ
ルコニウム、テルル又はウラン触媒の存在下でオレフィ
ン系不飽和化合物を有機ヒドロペルオキシドと、反応さ
せることにより有機エポキシド化合物が得られることを
教示している。オレフィンがプロピレンであり、ヒドロ
ペルオキシドがtert−ブチルヒドロベルオキシトで
ある場合、酸化プロピレン及びtert−ブチルアルコ
ールが同時に生成する。米国特許第3.350,422
号は、溶解性バナジウム触媒を用いる同様の方法を示し
ている。モリブデンは好ましい触媒である。ヒドロペル
オキシドと比較して実質的に過剰情のオレフィンを用い
ることが、反応の一般的な上程として示されている。ま
た、米国特許第3,526,645号では、好ましい方
法として、過剰域のすレフインに有機ヒドロペルオキシ
ドをゆっくりと添加することが示されている。
スタイン(Stein)らは、米国特許第3.849,
451号において、種々のパラメーターの中でとりわけ
、90〜200℃の間の反応温度及び自己発生圧の精密
な制御を規定することにより、米国特許第3,350,
422号及び第3,351,635号に開示されている
コラ−の方法を改良した。スタインらはまた、より完全
な反応を確実に行うために、最終容器においていくぶん
高い温度の種々の反応容器を用いることを示唆している
。この改良により収率が改善されること及び副反応が減
少することが主要な右利なことであると述べられている
。
451号において、種々のパラメーターの中でとりわけ
、90〜200℃の間の反応温度及び自己発生圧の精密
な制御を規定することにより、米国特許第3,350,
422号及び第3,351,635号に開示されている
コラ−の方法を改良した。スタインらはまた、より完全
な反応を確実に行うために、最終容器においていくぶん
高い温度の種々の反応容器を用いることを示唆している
。この改良により収率が改善されること及び副反応が減
少することが主要な右利なことであると述べられている
。
イソブタンを分子状酸素で酸化して対応するtert−
ブチルヒドロペルオキシドを生成することができること
、及び酸化反応を例えば酸化触媒で賦活させることがで
きることは公知である〔ジョンストン(Johnsto
n)の米国特許第3.825,605号及びウォーレル
(Worrelりの米国特許第4.296.263号を
参照)。
ブチルヒドロペルオキシドを生成することができること
、及び酸化反応を例えば酸化触媒で賦活させることがで
きることは公知である〔ジョンストン(Johnsto
n)の米国特許第3.825,605号及びウォーレル
(Worrelりの米国特許第4.296.263号を
参照)。
このように、tert−ブチルアルコールは、tert
−ブチルヒドロペルオキシドのtert−ブチルアルコ
ールへの直接加熱還元もしくは接触還元、あるいは、酸
化プロピレン及びtert−ブチルアルコールを得るた
めのプロピレンとtert−ブチルヒドロペルオキシド
との接触反応のいずれによっても得ることができる。
−ブチルヒドロペルオキシドのtert−ブチルアルコ
ールへの直接加熱還元もしくは接触還元、あるいは、酸
化プロピレン及びtert−ブチルアルコールを得るた
めのプロピレンとtert−ブチルヒドロペルオキシド
との接触反応のいずれによっても得ることができる。
tert−ブチルアルコールが、ガソリンのような自動
車用燃料に添加した際に、オクタン価向上成分として用
いることができることもまた公知である。したがって、
例えばグレイン(Grane)の米国特許第3,474
,151号によって示されるように、tert−ブチル
ヒドロペルオキシド及びジ−tert−ブチルペルオキ
シドを熱分解してtert−ブチルアルコールを形成す
ることが提案されている。熱分解は、グレインによって
指摘されているように、tert−ブチルアルコールは
、約450°F(約232°C)の温度で脱水しはじめ
、脱水は約475’F(約246℃)以−1−の温度で
急速になりはじめるということに注意して行なわなけれ
ばならない。さらに、熱分解による生成物は、通常te
rt−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−tert−ブ
チルペルオキシドを少量含有しており、これらは自動車
用燃料の品質に悪影響を与えるのでtert−ブチルア
ルコールを十分に効果的にするためには実質的に完全に
除去しなければならない。グレインは、このような少量
のペルオキシドを含有するtert−ブチルアルコール
を、375〜475’″F(190〜246°C)で1
〜10分間加熱することにより、この熱分解を完結させ
ることを提案している。
車用燃料に添加した際に、オクタン価向上成分として用
いることができることもまた公知である。したがって、
例えばグレイン(Grane)の米国特許第3,474
,151号によって示されるように、tert−ブチル
ヒドロペルオキシド及びジ−tert−ブチルペルオキ
シドを熱分解してtert−ブチルアルコールを形成す
ることが提案されている。熱分解は、グレインによって
指摘されているように、tert−ブチルアルコールは
、約450°F(約232°C)の温度で脱水しはじめ
、脱水は約475’F(約246℃)以−1−の温度で
急速になりはじめるということに注意して行なわなけれ
ばならない。さらに、熱分解による生成物は、通常te
rt−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−tert−ブ
チルペルオキシドを少量含有しており、これらは自動車
用燃料の品質に悪影響を与えるのでtert−ブチルア
ルコールを十分に効果的にするためには実質的に完全に
除去しなければならない。グレインは、このような少量
のペルオキシドを含有するtert−ブチルアルコール
を、375〜475’″F(190〜246°C)で1
〜10分間加熱することにより、この熱分解を完結させ
ることを提案している。
この思想は、イソブタンで出発し、(例えば溶解性モリ
ブデン触媒の存在下で)イソブタンの酸化によりter
t−ブチルアルコールとtert−ブチルヒドロペルオ
キシドとの混合物を製造し、tert−ブチルヒドロペ
ルオキシドに富んだフラクションを蒸留によって回収す
ることにより、自動車用燃才゛1級のt、ert−ブチ
ルアルコールを調製する、完成されたプロセスを提供す
るグレインらの米国特許第4,294,999I−3−
及び4,296,262BH3において発展せしめられ
ている。この流れは脱ブタンの後、tert−ブチルヒ
ドロペルオキシドの濃度をかなり減少させるために、加
圧下、300”F (149°C)未満の温度で数時間
加熱分解をうける。しかし5なから、この熱分解段階で
の生成物は、まだ、残留tert−ブチルヒドロペルオ
キシドを含有しており、その大部分は、その後、グレイ
7 (Grane)の米国特許第3,474,151号
によって教示された方法で、汚染tert−ブチルヒド
ロペルオキシドを最終熱処理することによって除去され
る。
ブデン触媒の存在下で)イソブタンの酸化によりter
t−ブチルアルコールとtert−ブチルヒドロペルオ
キシドとの混合物を製造し、tert−ブチルヒドロペ
ルオキシドに富んだフラクションを蒸留によって回収す
ることにより、自動車用燃才゛1級のt、ert−ブチ
ルアルコールを調製する、完成されたプロセスを提供す
るグレインらの米国特許第4,294,999I−3−
及び4,296,262BH3において発展せしめられ
ている。この流れは脱ブタンの後、tert−ブチルヒ
ドロペルオキシドの濃度をかなり減少させるために、加
圧下、300”F (149°C)未満の温度で数時間
加熱分解をうける。しかし5なから、この熱分解段階で
の生成物は、まだ、残留tert−ブチルヒドロペルオ
キシドを含有しており、その大部分は、その後、グレイ
7 (Grane)の米国特許第3,474,151号
によって教示された方法で、汚染tert−ブチルヒド
ロペルオキシドを最終熱処理することによって除去され
る。
このように、自動重用燃料縁のtert−ブチルアルコ
ールからの微量のtprt−ブチルヒドロペルオキシド
の除去は、かなりの注目を受けている。しかしながら、
2つのペルオキシドのうち、より処理しにくい、微量の
ジ−tert−ブチルペルオキシドの除去に関して発表
されたものはほとんどない。これは、ジ−tert−ブ
チルペルオキシドが自動車用燃料縁のtert−ブチル
アルコール中に常に微量で存在するとは限らない(存在
するか、しないかということは出発物質であるイソブタ
ンの酸化において用いる反応条ヂ1に左右される)から
であり、かつ、たとえ存在しても極めて少jdにtぎな
いからであると説明できる。例えば、イソブタンの酸化
によって形成された大量のtert−ブチルヒドロペル
オキシドの分解後、tert−ブチルヒドロペルオキシ
ドの残留含早−は、通常、tert−ブチルアルコール
を基準として約0.1〜約1重61%になるが、残留ジ
−tert−ブチルペルオキシド含早は、ある場合でも
わずか約0.1〜0.5屯R%にしかならない。
ールからの微量のtprt−ブチルヒドロペルオキシド
の除去は、かなりの注目を受けている。しかしながら、
2つのペルオキシドのうち、より処理しにくい、微量の
ジ−tert−ブチルペルオキシドの除去に関して発表
されたものはほとんどない。これは、ジ−tert−ブ
チルペルオキシドが自動車用燃料縁のtert−ブチル
アルコール中に常に微量で存在するとは限らない(存在
するか、しないかということは出発物質であるイソブタ
ンの酸化において用いる反応条ヂ1に左右される)から
であり、かつ、たとえ存在しても極めて少jdにtぎな
いからであると説明できる。例えば、イソブタンの酸化
によって形成された大量のtert−ブチルヒドロペル
オキシドの分解後、tert−ブチルヒドロペルオキシ
ドの残留含早−は、通常、tert−ブチルアルコール
を基準として約0.1〜約1重61%になるが、残留ジ
−tert−ブチルペルオキシド含早は、ある場合でも
わずか約0.1〜0.5屯R%にしかならない。
例えば、コイル(Go目e)の米国特許第4.059,
598号によって示されるように、酸化銅促進剤を含有
する不均一系酸化コバルト触媒を用いることによって、
tert−ブチルアルコールから残留ヒドロペルオキシ
ド汚染物質を除去することもまた提案された。アリソン
(Allison)らは、米国特許第3.505,36
0号において、TV−A 、V−A又はVT−A族の金
属又は金属化合物を基とする触媒を使用することによっ
て、アルケニルヒドロペルオキシドが接触分解できるこ
とを、より一般的に教示している。
598号によって示されるように、酸化銅促進剤を含有
する不均一系酸化コバルト触媒を用いることによって、
tert−ブチルアルコールから残留ヒドロペルオキシ
ド汚染物質を除去することもまた提案された。アリソン
(Allison)らは、米国特許第3.505,36
0号において、TV−A 、V−A又はVT−A族の金
属又は金属化合物を基とする触媒を使用することによっ
て、アルケニルヒドロペルオキシドが接触分解できるこ
とを、より一般的に教示している。
ローランド(Lo rand)らは、α、α−ジアルキ
ルアリルメチルアルコール類を得るためのα、α−ジア
ルキルアリルメチルヒドロペルオキシド類の接触水素添
加を示した彼らの米国特許第2.491,926号にお
いて、担持又は非担持の白金、パラジウム及びロジウム
のような貴金属類、及び、ニッケル及びコバルトのよう
な重金属触媒類を、触媒として用いることを教示してい
るが、用いられる支持体の性質については詳細に論じて
いない。彼らはついでに、ジイソプロピルベンゼンが酸
化される際に、α、α、α′、α′−テトラメチル−p
−キシリレンジヒドロペルオキシドが得られることに言
及している。バランディン(Ba 1and in)ら
は、ペルオキシド類及びヒドロペルオキシド類の水素添
加におけるニッケル触媒の使用について論じた論文を発
表した0例えば、A、A、バライブインらの、「キネテ
ィックス・才ブ・ザ・キャタリティック・リダクション
・オブ・パーオキサイズ・アンドΦハイドロパーオキサ
イズーコミュニケーション2:ハイドロジェネーション
争オブ・ベンゾイル・パーオキサイド、 tert−ブ
チル・パーオキシベンジェ−1・・アンド・2−シクロ
ヘキセン−1−イル−ハイドロパーオキサイド」 (ブ
レティン・オブージ・アカデミ−・オブ・ザイエンスe
オブ争ザ・USSR,ディビジョン・オブ・ケミカル・
サイエンス、英訳版、1958)、(Kinetics
ofthe Catalytic Reductio
n of Peroxides andhydrope
roxides −Communication 2.
Hydrogen−ation of Benzoy
l Peroxide、 tert−ButylPer
oxybenzoate、 and 2−Cycloh
exen−1−yl−hydro−peroxide″
、 A、 A、 Ba1andin et al、 (
Bulletinof the Academy
or 5cience of the US
SR。
ルアリルメチルアルコール類を得るためのα、α−ジア
ルキルアリルメチルヒドロペルオキシド類の接触水素添
加を示した彼らの米国特許第2.491,926号にお
いて、担持又は非担持の白金、パラジウム及びロジウム
のような貴金属類、及び、ニッケル及びコバルトのよう
な重金属触媒類を、触媒として用いることを教示してい
るが、用いられる支持体の性質については詳細に論じて
いない。彼らはついでに、ジイソプロピルベンゼンが酸
化される際に、α、α、α′、α′−テトラメチル−p
−キシリレンジヒドロペルオキシドが得られることに言
及している。バランディン(Ba 1and in)ら
は、ペルオキシド類及びヒドロペルオキシド類の水素添
加におけるニッケル触媒の使用について論じた論文を発
表した0例えば、A、A、バライブインらの、「キネテ
ィックス・才ブ・ザ・キャタリティック・リダクション
・オブ・パーオキサイズ・アンドΦハイドロパーオキサ
イズーコミュニケーション2:ハイドロジェネーション
争オブ・ベンゾイル・パーオキサイド、 tert−ブ
チル・パーオキシベンジェ−1・・アンド・2−シクロ
ヘキセン−1−イル−ハイドロパーオキサイド」 (ブ
レティン・オブージ・アカデミ−・オブ・ザイエンスe
オブ争ザ・USSR,ディビジョン・オブ・ケミカル・
サイエンス、英訳版、1958)、(Kinetics
ofthe Catalytic Reductio
n of Peroxides andhydrope
roxides −Communication 2.
Hydrogen−ation of Benzoy
l Peroxide、 tert−ButylPer
oxybenzoate、 and 2−Cycloh
exen−1−yl−hydro−peroxide″
、 A、 A、 Ba1andin et al、 (
Bulletinof the Academy
or 5cience of the US
SR。
11ivision of Chemical
5cience、EnglishTranslatio
n、 1958)) 、および、[キネティ、ンクスφ
オブΦザ・キャタリテイツク・リダクション、オプ・バ
ーオキサイズ−アンド争ハイドロパーオキサイズ−■:
ハイドロジェネーション・オブ・3−メチル−1−ブチ
ン、3−/\イドロバーオキサイド争アンド・p−ニト
ロベンゾイル・)く−オキサイド」 (ブレティン・オ
ブψジ・アカデミ−9オプ・サイエンス・オブ・ザ・U
SSR。
5cience、EnglishTranslatio
n、 1958)) 、および、[キネティ、ンクスφ
オブΦザ・キャタリテイツク・リダクション、オプ・バ
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ハイドロジェネーション・オブ・3−メチル−1−ブチ
ン、3−/\イドロバーオキサイド争アンド・p−ニト
ロベンゾイル・)く−オキサイド」 (ブレティン・オ
ブψジ・アカデミ−9オプ・サイエンス・オブ・ザ・U
SSR。
ディビジョンφオブ・ケミカル・サイエンス、英訳版、
1959)、(Kinetics of the Ca
talyticReduction of Perox
ides and Hydroperoxides−I
Il、 Hydrogenation of 3−Me
thyl−1−butyne、 3−Hydroper
oxide and p−N1trobenzoyl
Peroxide”(Bulletin of the
Academy of 5cience of th
eUSSR,Division of Chemica
l 5cience、 EnglishTransla
tion、 1959)) を参照できる。
1959)、(Kinetics of the Ca
talyticReduction of Perox
ides and Hydroperoxides−I
Il、 Hydrogenation of 3−Me
thyl−1−butyne、 3−Hydroper
oxide and p−N1trobenzoyl
Peroxide”(Bulletin of the
Academy of 5cience of th
eUSSR,Division of Chemica
l 5cience、 EnglishTransla
tion、 1959)) を参照できる。
ヒドロペルオキシド類の製造に関しているが、残留te
r t−ブチルヒドロペルオキシド汚染物質とter
t−ブチルアルコール問題には関係していない他の先行
特許としては、ラス) (Rust)の米国特許第2,
383,919号、ハーベイ(Harvey)の米国特
許第3,449,217号、ボーニッシ(Poen 1
sch)らの米国特許第3,778,382号及びウィ
リアムズ(W目1iams)らの米国特許第3.816
,548号などがあげられる。
r t−ブチルヒドロペルオキシド汚染物質とter
t−ブチルアルコール問題には関係していない他の先行
特許としては、ラス) (Rust)の米国特許第2,
383,919号、ハーベイ(Harvey)の米国特
許第3,449,217号、ボーニッシ(Poen 1
sch)らの米国特許第3,778,382号及びウィ
リアムズ(W目1iams)らの米国特許第3.816
,548号などがあげられる。
西ドイツ特許DE3.248.465−Aにおいて、イ
ソブタンを空気で非接触酸化し、約48〜90%転化し
て対応するヒドロペルオキシドを生成し、これを、水素
添加条件下で、パラジウム、白金、銅、レニウム、ルテ
ニウム又t」ニッケルのような担持触媒の存在Fで接触
分解してtert−ブチルアルコールを形成する、2段
階プロセスが開示されている。触媒としてリチウムスピ
ネル上の1.3%パラジウムを用いると、イILられた
分解生成物は相当量のアセトン、水及びメタノールを含
有していた。
ソブタンを空気で非接触酸化し、約48〜90%転化し
て対応するヒドロペルオキシドを生成し、これを、水素
添加条件下で、パラジウム、白金、銅、レニウム、ルテ
ニウム又t」ニッケルのような担持触媒の存在Fで接触
分解してtert−ブチルアルコールを形成する、2段
階プロセスが開示されている。触媒としてリチウムスピ
ネル上の1.3%パラジウムを用いると、イILられた
分解生成物は相当量のアセトン、水及びメタノールを含
有していた。
マブナらの米国特許第4.ttz、oo4V)は、有機
ペルオキシド(例えばブタジェンペルオキシド)溶液及
びニッケル触媒懸濁液を連続的に反応容器にその割合を
制御しながら供給し、反応容器中の反応混合物の一定の
重量及び構成を維持するのに十分な速度で、連続的に反
応混合物を回収することによって、有機ペルオキシド類
からニッケル触媒の存在下で一価及び多価アルコール類
を得る方法を開示している。
ペルオキシド(例えばブタジェンペルオキシド)溶液及
びニッケル触媒懸濁液を連続的に反応容器にその割合を
制御しながら供給し、反応容器中の反応混合物の一定の
重量及び構成を維持するのに十分な速度で、連続的に反
応混合物を回収することによって、有機ペルオキシド類
からニッケル触媒の存在下で一価及び多価アルコール類
を得る方法を開示している。
マブナらの米国特許第4 、 l 23 、61.6号
において、懸濁室もしくは流動床プロセスにおいて、水
素加圧下、ニッケル触媒の存在下で対応する一価又は多
価アルコールに有機ペルオキシドを水素添加する方法が
開示されている。実施例は、ブタジェンペルオキシドの
1.4−ブタンジオール及び1,2−ブタンジオールへ
の転化及びtert−プチルヒドロベルオキシドのte
rt−ブチルアルコールへの転化を示している。
において、懸濁室もしくは流動床プロセスにおいて、水
素加圧下、ニッケル触媒の存在下で対応する一価又は多
価アルコールに有機ペルオキシドを水素添加する方法が
開示されている。実施例は、ブタジェンペルオキシドの
1.4−ブタンジオール及び1,2−ブタンジオールへ
の転化及びtert−プチルヒドロベルオキシドのte
rt−ブチルアルコールへの転化を示している。
クイ7 (Quin)の米国特許第2,854,487
号は、有機ヒドロペルオキシド類の対応するカルビノー
ル類への還元のための、活性アルミナ上に担持されたパ
ラジウムから成る触媒の使用を定めている。水素添加触
媒が、また、有機ペルオキシド類のケトン類及びアルデ
ヒド類のような分解生成物への分解にも触媒作用を及ぼ
すことができることが指摘されている。フィンは、活性
アルミナ上に相持されたパラジウムを使用することによ
り、特に、イソプロピルベンゼンヒドロペルオキシドを
フェニルジメチルメタノールへ還元する場合の、この不
都合及びこれに関連する困難性が避けられることを発見
した。
号は、有機ヒドロペルオキシド類の対応するカルビノー
ル類への還元のための、活性アルミナ上に担持されたパ
ラジウムから成る触媒の使用を定めている。水素添加触
媒が、また、有機ペルオキシド類のケトン類及びアルデ
ヒド類のような分解生成物への分解にも触媒作用を及ぼ
すことができることが指摘されている。フィンは、活性
アルミナ上に相持されたパラジウムを使用することによ
り、特に、イソプロピルベンゼンヒドロペルオキシドを
フェニルジメチルメタノールへ還元する場合の、この不
都合及びこれに関連する困難性が避けられることを発見
した。
原子番号23〜29を有する金属の塩の存在下での有機
ヒドロペルオキシド類によるメチル置換芳香族炭化水素
類の接触酸化が、ローゼンタール(Rosenthal
)の米国特許第3.914,295号に開示されている
。英国特許第1,018,661号は、銅、水銀、カド
ミウム、タリウムのような他の金属を含有することによ
って変性された、担持白金系金属触媒を用いた、オレフ
ィン類のような他の有機化合物の存在下テノ、オレフィ
ンペルオキシド類のような有機ヒドロペルオキシド類の
水素による選択的水素添加方法を開示している。
ヒドロペルオキシド類によるメチル置換芳香族炭化水素
類の接触酸化が、ローゼンタール(Rosenthal
)の米国特許第3.914,295号に開示されている
。英国特許第1,018,661号は、銅、水銀、カド
ミウム、タリウムのような他の金属を含有することによ
って変性された、担持白金系金属触媒を用いた、オレフ
ィン類のような他の有機化合物の存在下テノ、オレフィ
ンペルオキシド類のような有機ヒドロペルオキシド類の
水素による選択的水素添加方法を開示している。
巴概1
本発明によると、(例えば、分子状酸素によるイソブタ
ンの酸化によって得ることができる)tert−ブチル
アルコールを、コラ−の米国特許第3.351,635
号に開示されているようなプロセスで、酸化プロピレン
と反応させ、大部分が未反応のプロピレン、酸化プロピ
レン及びtert−ブチルアルコールから成る初期反応
生成物を得る。しかしながら、tert−ブチルヒドロ
ペルオキシド及びジ−tert−ブチルペルオキシドの
残量が存在し、反応混合物から回収されるtert−ブ
チルアルコール中に溶解したままとなる。tert−ブ
チルヒドロペルオキシドもまた、熱分解及び/又は接触
分解してアセトンを生成することができるが、そのアセ
トンは次に分解してイソプロピルアルコールを形成する
ことができる。従って、初期回収分としてのtert−
ブチルアルコールは、ガソリンのような自動車用燃料の
オクタン価向−L成分として使用するのに完全に満足で
きるものではない。このように、tert−ブチルアル
コールは通常、約3重量%より多いアセトン、約1屯M
%より多いイソブタン及び/又はn−ブタン、約0.3
重縫%より多いイソプロピルアルコール及び/又は約1
重量%より多いメタノール及び/又はギ酸メチルを含有
する場合は、自動iF用燃料として使用するのに不満足
なものであると考えられる。tert−ブチルアルコー
ルは好ましくは、約1重に%以下のアセi・ン、0.5
重融%以下のイソブタン及び/又はn−ブタン、約0.
1屯F+t%以下のイソプロピルアルコール及び約0
、5 iTi: 71−%以下のメタノール及び/又は
ギ酸メチルを含有する。
ンの酸化によって得ることができる)tert−ブチル
アルコールを、コラ−の米国特許第3.351,635
号に開示されているようなプロセスで、酸化プロピレン
と反応させ、大部分が未反応のプロピレン、酸化プロピ
レン及びtert−ブチルアルコールから成る初期反応
生成物を得る。しかしながら、tert−ブチルヒドロ
ペルオキシド及びジ−tert−ブチルペルオキシドの
残量が存在し、反応混合物から回収されるtert−ブ
チルアルコール中に溶解したままとなる。tert−ブ
チルヒドロペルオキシドもまた、熱分解及び/又は接触
分解してアセトンを生成することができるが、そのアセ
トンは次に分解してイソプロピルアルコールを形成する
ことができる。従って、初期回収分としてのtert−
ブチルアルコールは、ガソリンのような自動車用燃料の
オクタン価向−L成分として使用するのに完全に満足で
きるものではない。このように、tert−ブチルアル
コールは通常、約3重量%より多いアセトン、約1屯M
%より多いイソブタン及び/又はn−ブタン、約0.3
重縫%より多いイソプロピルアルコール及び/又は約1
重量%より多いメタノール及び/又はギ酸メチルを含有
する場合は、自動iF用燃料として使用するのに不満足
なものであると考えられる。tert−ブチルアルコー
ルは好ましくは、約1重に%以下のアセi・ン、0.5
重融%以下のイソブタン及び/又はn−ブタン、約0.
1屯F+t%以下のイソプロピルアルコール及び約0
、5 iTi: 71−%以下のメタノール及び/又は
ギ酸メチルを含有する。
驚くべきことに、未発明によると、ジ−tert−ブチ
ルペルオキシド及びtert−ブチル1ニトロペルオキ
シドの残留φで汚染された自動車用燃料縁のtert−
ブチルアルコールが適当な1t!持触媒によって効果的
に接触処理ができることが発見された。
ルペルオキシド及びtert−ブチル1ニトロペルオキ
シドの残留φで汚染された自動車用燃料縁のtert−
ブチルアルコールが適当な1t!持触媒によって効果的
に接触処理ができることが発見された。
従って、本発明によると、プロピレンとtert −ブ
チルヒドロペルオキシドとを反応させ、tert−ブチ
ルヒドロペルオキシド及び場合により存在するジ−te
rt−ブチルペルオキシドの残量によって汚染された酸
化プロピレン及びtert−ブチルアルコールを形成す
ることによって得られたtert−ブチルアルコール供
給原料の自動車用燃料縁品質の向上一方法であって、該
原料を担持触媒と、水素存在下で、約50℃〜150℃
の温度、最大圧70Kg/層(1000pSig)をは
じめとする関連する穏和な接触条件下で、該ヒドロペル
オキシド類をtert−ブチルアルコールに実質的に選
択還元し、反応生成物から実質的にヒドロペルオキシド
を含有しないtert−ブチルアルコールを回収し、そ
の際、触媒が5〜75重に%の活性触媒金属成分を含有
するニッケル触媒組成物であって、該支持体が50〜1
00重皐%のアルミナ、及び相応する50〜0重暖%の
シリカから成り、最小圧が約10 、5Kg/ln (
150psig)であるもの、ならびに、0.01重量
%〜5重敬%の活性触媒金属成分を含有する白金及び/
又はパラジウム触媒組成物であって、最小圧が21Kg
/cn (300ps ig)であるもの、から選ばれ
ることを特徴とする方法が提供される。
チルヒドロペルオキシドとを反応させ、tert−ブチ
ルヒドロペルオキシド及び場合により存在するジ−te
rt−ブチルペルオキシドの残量によって汚染された酸
化プロピレン及びtert−ブチルアルコールを形成す
ることによって得られたtert−ブチルアルコール供
給原料の自動車用燃料縁品質の向上一方法であって、該
原料を担持触媒と、水素存在下で、約50℃〜150℃
の温度、最大圧70Kg/層(1000pSig)をは
じめとする関連する穏和な接触条件下で、該ヒドロペル
オキシド類をtert−ブチルアルコールに実質的に選
択還元し、反応生成物から実質的にヒドロペルオキシド
を含有しないtert−ブチルアルコールを回収し、そ
の際、触媒が5〜75重に%の活性触媒金属成分を含有
するニッケル触媒組成物であって、該支持体が50〜1
00重皐%のアルミナ、及び相応する50〜0重暖%の
シリカから成り、最小圧が約10 、5Kg/ln (
150psig)であるもの、ならびに、0.01重量
%〜5重敬%の活性触媒金属成分を含有する白金及び/
又はパラジウム触媒組成物であって、最小圧が21Kg
/cn (300ps ig)であるもの、から選ばれ
ることを特徴とする方法が提供される。
本発明の方法により得られる結果は、いくつかの点にお
いて驚くべき、かつ予期しないものである。tert−
ブチルヒドロペルオキシド及びジ−tert−ブチルペ
ルオキシドの接触及び熱分解により、通常、好適な分解
生成物として、アセトンが結果として生成される。従っ
て、ヒドロペルオキシド類を実質的に完全に除去するこ
とによって得られる自動車用燃料縁のtert−ブチル
アルコールの品質に対する好適な効果は、分解生成物が
1−:としてアセトンの場合、大部分相殺されてしまう
。
いて驚くべき、かつ予期しないものである。tert−
ブチルヒドロペルオキシド及びジ−tert−ブチルペ
ルオキシドの接触及び熱分解により、通常、好適な分解
生成物として、アセトンが結果として生成される。従っ
て、ヒドロペルオキシド類を実質的に完全に除去するこ
とによって得られる自動車用燃料縁のtert−ブチル
アルコールの品質に対する好適な効果は、分解生成物が
1−:としてアセトンの場合、大部分相殺されてしまう
。
更に、tert−ブチルアルコールはイソブタンに接触
還元できるが、アセトンは更に、イソプロピルアルコー
ルに接触還元できる。
還元できるが、アセトンは更に、イソプロピルアルコー
ルに接触還元できる。
更に、我々は、 tert−ブチルヒドロペルオキシド
を実質的に完全に分解するのに有効な触媒は、通常、ジ
−tert−ブチルペルオキシドの接触分解に関しては
、せいぜい部分的に有効なだけにすぎないという事を発
明した。我々はまた、通常、重金属触媒と共に使用する
ことが提案されている゛′不活性”°支持体が、ジ−t
ert−ブチルペルオキシドの接触還元を包含する反応
の過程において、予期しない影響を及ぼす可能性があり
、かつ実際に及ぼすことを発見した。我々は、選ばれた
触媒によってのみ、適度に満足すべき結果を得、かつ、
驚くべきことに、いくつかの実例において、シリカもま
た、支持体の総重量の約50重量%のレベルまで、支持
体に混入できることを発見した。
を実質的に完全に分解するのに有効な触媒は、通常、ジ
−tert−ブチルペルオキシドの接触分解に関しては
、せいぜい部分的に有効なだけにすぎないという事を発
明した。我々はまた、通常、重金属触媒と共に使用する
ことが提案されている゛′不活性”°支持体が、ジ−t
ert−ブチルペルオキシドの接触還元を包含する反応
の過程において、予期しない影響を及ぼす可能性があり
、かつ実際に及ぼすことを発見した。我々は、選ばれた
触媒によってのみ、適度に満足すべき結果を得、かつ、
驚くべきことに、いくつかの実例において、シリカもま
た、支持体の総重量の約50重量%のレベルまで、支持
体に混入できることを発見した。
従って、汚染量のジ−tert−ブチルペルオキシド並
びにtert−ブチルヒドロペルオキシドを含有する自
動十用燃料級のtert−ブチルアルコール原料を汚染
水準量のアセトン、イソプロピルアルコール及びイソブ
タンを相当量増加しないで、これらのペルオキシド類を
実質的に完全に除去するために、それらの還元のための
接触処理を行う本発明方法の提供は先行技術に対して卓
越した有利性がある。
びにtert−ブチルヒドロペルオキシドを含有する自
動十用燃料級のtert−ブチルアルコール原料を汚染
水準量のアセトン、イソプロピルアルコール及びイソブ
タンを相当量増加しないで、これらのペルオキシド類を
実質的に完全に除去するために、それらの還元のための
接触処理を行う本発明方法の提供は先行技術に対して卓
越した有利性がある。
也」8ゲ見
本発明方法の出発物質は、プロピレンとtert −ブ
チルヒドロペルオキシドを反応させ、酸化プロピレン及
びtert−ブチルアルコールを生成することにより得
られる、自動車用燃本゛1級のterl−ブチルアルコ
ール供給原料を包含する。
チルヒドロペルオキシドを反応させ、酸化プロピレン及
びtert−ブチルアルコールを生成することにより得
られる、自動車用燃本゛1級のterl−ブチルアルコ
ール供給原料を包含する。
プロピレンとtert−ブチルヒドロペルオキシドを反
応させ、酸化プロピレン及びtert−ブチルアルコー
ルを形成することによりITられる、自動車用燃料縁の
tert−ブチルアルコール供給原料は、汚染量のte
rt−ブチルヒドロペルオキシド、ジ−tert−ブチ
ルペルオキシド、アセトン、イソプロピルアルコール及
びイソブタンを含有する。通常のこのような物質による
汚染水準は、tert−ブチルアルコールが処理前に通
常、約0.1〜約5重量%のtert−ブチルヒドロペ
ルオキシド、約0.1〜約5重量%のアセ]・ン、約0
.1〜約1重量%のイソプロピルアルコール及び約0.
1〜約5重量%のイソブタンを含有する程度である。
応させ、酸化プロピレン及びtert−ブチルアルコー
ルを形成することによりITられる、自動車用燃料縁の
tert−ブチルアルコール供給原料は、汚染量のte
rt−ブチルヒドロペルオキシド、ジ−tert−ブチ
ルペルオキシド、アセトン、イソプロピルアルコール及
びイソブタンを含有する。通常のこのような物質による
汚染水準は、tert−ブチルアルコールが処理前に通
常、約0.1〜約5重量%のtert−ブチルヒドロペ
ルオキシド、約0.1〜約5重量%のアセ]・ン、約0
.1〜約1重量%のイソプロピルアルコール及び約0.
1〜約5重量%のイソブタンを含有する程度である。
他の汚染物質もまた少−+a存在する可能性がある。
先に示したように、イソブタンの接触酸化において用い
る反応条件は、ジ−tert−ブチルペルオキシドの形
成を結果として生じることがある。
る反応条件は、ジ−tert−ブチルペルオキシドの形
成を結果として生じることがある。
従って、本発明の実施に用いる供給原料は、約0.1〜
約1重f1%のtert−ブチルヒドロペルオキシド及
び約0.1〜約0.5重量%のジ−tert−ブチルペ
ルオキシドを含有する、不純の自動車用撚ネ′1級te
rt−ブチルアルコールであってもよい。
約1重f1%のtert−ブチルヒドロペルオキシド及
び約0.1〜約0.5重量%のジ−tert−ブチルペ
ルオキシドを含有する、不純の自動車用撚ネ′1級te
rt−ブチルアルコールであってもよい。
本発明方法の実施に用いるニッケル触媒は、活性触媒成
分が実質的にニッケルから成り、かつ、触媒組成物の約
5〜約75重量%がニッケルであり、残りが実質的に、
約50〜100重量%のアルミナ及び約50〜0重量%
のシリカから成る支持体から成る触媒である。
分が実質的にニッケルから成り、かつ、触媒組成物の約
5〜約75重量%がニッケルであり、残りが実質的に、
約50〜100重量%のアルミナ及び約50〜0重量%
のシリカから成る支持体から成る触媒である。
本発明によると、供給原料を、上述したように、水素の
存在下で、tert−ブチルアルコール供給原料中のt
ert−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−tert−
ブチルペルオキシド汚染物質を、通常tert−ブチル
アルコール中に同様に存在するアセトン、イソプロピル
アルコール及びイソブタン汚染物質の汚染の度合をほと
んど増加しない程度で、実質的に選択還元してtert
−ブチルアルコールにするために相互に関連した接触還
元条件下で、本発明のニッケル触媒と接触させる。
存在下で、tert−ブチルアルコール供給原料中のt
ert−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−tert−
ブチルペルオキシド汚染物質を、通常tert−ブチル
アルコール中に同様に存在するアセトン、イソプロピル
アルコール及びイソブタン汚染物質の汚染の度合をほと
んど増加しない程度で、実質的に選択還元してtert
−ブチルアルコールにするために相互に関連した接触還
元条件下で、本発明のニッケル触媒と接触させる。
反応は、粉化触媒を用いて、オートクレーブ中で回分式
で行なっても良く、又は、tert−ブチルアルコール
及び水素を、穏和な接触還元条件下で、本発明の担持ニ
ッケル触媒床を含む反応容器に通すことによる連続式で
行なってもよい。しかして、用いる温度は好ましくは、
約50〜150℃、更に好ましくは約70〜130°C
の範囲内の温度である。反応は、tert−ブチルアル
コールを液相中に保持するために、加圧下で行なわなけ
ればならず、圧力は、好ましくは約3 、5Kg/Cr
A〜70Kg/air (50〜1000psig)
、更に好ましくは約10 、5Kg/cryi〜49K
g/cm(150〜700 psig)である。反応が
回分式で行なわれる場合、接触時間は、約0.5〜4時
間が好適である。反応が連続式で行なわれる場合、t
e r t−ブチルアルコールは、触媒床l−を1時間
当りの液体空間速IW約0.25〜5で絶え間なく通さ
なければならない。
で行なっても良く、又は、tert−ブチルアルコール
及び水素を、穏和な接触還元条件下で、本発明の担持ニ
ッケル触媒床を含む反応容器に通すことによる連続式で
行なってもよい。しかして、用いる温度は好ましくは、
約50〜150℃、更に好ましくは約70〜130°C
の範囲内の温度である。反応は、tert−ブチルアル
コールを液相中に保持するために、加圧下で行なわなけ
ればならず、圧力は、好ましくは約3 、5Kg/Cr
A〜70Kg/air (50〜1000psig)
、更に好ましくは約10 、5Kg/cryi〜49K
g/cm(150〜700 psig)である。反応が
回分式で行なわれる場合、接触時間は、約0.5〜4時
間が好適である。反応が連続式で行なわれる場合、t
e r t−ブチルアルコールは、触媒床l−を1時間
当りの液体空間速IW約0.25〜5で絶え間なく通さ
なければならない。
本発明方法において利用する水素の酸は、好ましくは、
tert−ブチルヒドロペルオキシド゛及びジ− te
rt−ブチルペルオキシド(の合計)1モルあたり、約
1.0〜10モル、より好ましくは1.1〜1.5モル
の範囲内である。この水素量は、水素によって反応容器
を所望の反応圧に加圧することにより通常摺られる。
tert−ブチルヒドロペルオキシド゛及びジ− te
rt−ブチルペルオキシド(の合計)1モルあたり、約
1.0〜10モル、より好ましくは1.1〜1.5モル
の範囲内である。この水素量は、水素によって反応容器
を所望の反応圧に加圧することにより通常摺られる。
180〜250°Cの温度及び水素圧140 Kg/(
M〜700Kg/cn((2、OOO〜10 、000
ps ig)のようなより厳しい接触還元条件は避ける
べきである。
M〜700Kg/cn((2、OOO〜10 、000
ps ig)のようなより厳しい接触還元条件は避ける
べきである。
反応生成物は、脱気した後、ガソリンのような自動Il
t、用燃料のオクタン価向上成分として用いるのに好適
である。
t、用燃料のオクタン価向上成分として用いるのに好適
である。
従って、反応容器からの流出物は、水素及びイソブタン
をはじめとする気体反応成分を、生成物から揮発させ、
それによって所望の反応生成物を得るために、相分離帯
を通しても良い。
をはじめとする気体反応成分を、生成物から揮発させ、
それによって所望の反応生成物を得るために、相分離帯
を通しても良い。
いかなる、特有のニッケル触媒の使用と相互関係のある
特有の条件も、比較的容易に、通常の技術によって決定
することができる。従って、例えば、tert−ブチル
アルコール供給原料は接触処理を行なう前に分析を行な
い、 tert−ブチルヒドロペルオキシド、ジ−t、
e r t−ブチルペルオキシド。
特有の条件も、比較的容易に、通常の技術によって決定
することができる。従って、例えば、tert−ブチル
アルコール供給原料は接触処理を行なう前に分析を行な
い、 tert−ブチルヒドロペルオキシド、ジ−t、
e r t−ブチルペルオキシド。
アセトン、インプロピルアルコール及びイソブタンによ
る汚染の度合を測定するべきである。相当量(例えば約
0.1東都%より多い)のtert−ブチルヒドロペル
オキシド及び/又はジ−tert−ブチルペルオキシド
がまだ存在しているような、ヒドロペルオキシド類の還
元が不充分な場合は、反応条件が充分に厳しくなく、例
えば、terl−ブチルヒドロペルオキシドの所望の還
元状態を得るために、反応温度又は接触時間を増加させ
ることなどによって、反応条件を厳しくしなければなら
ない。
る汚染の度合を測定するべきである。相当量(例えば約
0.1東都%より多い)のtert−ブチルヒドロペル
オキシド及び/又はジ−tert−ブチルペルオキシド
がまだ存在しているような、ヒドロペルオキシド類の還
元が不充分な場合は、反応条件が充分に厳しくなく、例
えば、terl−ブチルヒドロペルオキシドの所望の還
元状態を得るために、反応温度又は接触時間を増加させ
ることなどによって、反応条件を厳しくしなければなら
ない。
・方、アセトン、イソプロピルアルコール及び/又はイ
ソブタンの汚染の度合が相当に増加している場合は、特
有の触媒にとって反応条件が厳しすぎ、反応条11を、
(例えば接触時間又は温度を減少させることにより)改
善しなければならない。
ソブタンの汚染の度合が相当に増加している場合は、特
有の触媒にとって反応条件が厳しすぎ、反応条11を、
(例えば接触時間又は温度を減少させることにより)改
善しなければならない。
本発明により用いられるパラジウム及び/又は白金触媒
は、活性触媒成分が実質的に、パラジウム、白金又はこ
れら2つの金属の混合物から成り、炭素、シリカ、アル
ミナ、炭酸カルシウム、FRM ハリウJ・、硫酸バリ
ウム、グラファイト、珪藻上又はスピネルのような不活
性担体上に担持された触媒である。
は、活性触媒成分が実質的に、パラジウム、白金又はこ
れら2つの金属の混合物から成り、炭素、シリカ、アル
ミナ、炭酸カルシウム、FRM ハリウJ・、硫酸バリ
ウム、グラファイト、珪藻上又はスピネルのような不活
性担体上に担持された触媒である。
パラジウム及び/又は白金は、好適には約0.01〜約
5重呈%、より好ましくは約0.5〜約5爪M%の触媒
成分から構成される。例えば、ナトリウム、カリウム、
ルビジウム、銅、銀等のような、還元水素添加触媒とし
てのパラジウ1、の有効性を促進させることで知られる
他の金属類も、小R存在していても良い。好ましい触媒
は、実質的に、−I−記した比率で、上記記載の種類の
不活性担体上に担持されたパラジウムから成る。
5重呈%、より好ましくは約0.5〜約5爪M%の触媒
成分から構成される。例えば、ナトリウム、カリウム、
ルビジウム、銅、銀等のような、還元水素添加触媒とし
てのパラジウ1、の有効性を促進させることで知られる
他の金属類も、小R存在していても良い。好ましい触媒
は、実質的に、−I−記した比率で、上記記載の種類の
不活性担体上に担持されたパラジウムから成る。
本発明の好ましい実施態様によると、供給原料を、1−
逃したように、加圧水素の存イIFで、tert−ブチ
ルアルコール供給原料中のtert−ブチルヒドロペル
オキシド汚染物質を、通常、tert−ブチルアルコー
ル中に同様に存在するアセトン、イソプロピルアルコー
ル及びイソブタン汚染物質の汚染の度合がほとんど増加
しない程度で、実質的にtert−ブチルアルコールに
選択還元するような接触還元条件下で1本発明のパラジ
ウム及び/又は白金触媒と接触させる。
逃したように、加圧水素の存イIFで、tert−ブチ
ルアルコール供給原料中のtert−ブチルヒドロペル
オキシド汚染物質を、通常、tert−ブチルアルコー
ル中に同様に存在するアセトン、イソプロピルアルコー
ル及びイソブタン汚染物質の汚染の度合がほとんど増加
しない程度で、実質的にtert−ブチルアルコールに
選択還元するような接触還元条件下で1本発明のパラジ
ウム及び/又は白金触媒と接触させる。
穏和な接触還元反応は、粉化触媒を用いてオートクレー
ブ中で回分式で行なっても良く、又は、tert−ブチ
ルアルコール供給原料及び水素を、球状パラジウム又は
白金触媒を含有する反応容器に通すことによる連続式で
行なっても良い。用いる温度は、好ましくは約50−1
50℃、更に好ましくは約70〜約130℃の範囲内の
温度である。tart−ブチルアルコール供給原料を液
相中に保持するために、反応は、加圧下で行なわなけれ
ばならず、圧力は、好ましくは、21Kg/cm〜70
Kg/cm (300〜1000psig) 、より好
ましくは、約21Kg/C711〜49Kg/cm (
300〜700 psig)である。反応が回分式で行
なわれる場合、接触時間は0.5〜4時間が好適である
。
ブ中で回分式で行なっても良く、又は、tert−ブチ
ルアルコール供給原料及び水素を、球状パラジウム又は
白金触媒を含有する反応容器に通すことによる連続式で
行なっても良い。用いる温度は、好ましくは約50−1
50℃、更に好ましくは約70〜約130℃の範囲内の
温度である。tart−ブチルアルコール供給原料を液
相中に保持するために、反応は、加圧下で行なわなけれ
ばならず、圧力は、好ましくは、21Kg/cm〜70
Kg/cm (300〜1000psig) 、より好
ましくは、約21Kg/C711〜49Kg/cm (
300〜700 psig)である。反応が回分式で行
なわれる場合、接触時間は0.5〜4時間が好適である
。
反応が連続式で行なわれる場合、tart−ブチルアル
コールは、触媒床上を、1時間当りの液体時間空間速度
0.25〜5で絶え間なく通さなければならない。
コールは、触媒床上を、1時間当りの液体時間空間速度
0.25〜5で絶え間なく通さなければならない。
本発明の方法において利用する水素の量は、好ましくは
、tert−プチルヒドロペルオギシド1モルあたり、
1.0〜10モル、更に好ましくは、1.1〜1.5モ
ルの範囲内である。この水素量は、通常、水素によって
反応容器を所望の反応圧に加圧することにより得られる
。
、tert−プチルヒドロペルオギシド1モルあたり、
1.0〜10モル、更に好ましくは、1.1〜1.5モ
ルの範囲内である。この水素量は、通常、水素によって
反応容器を所望の反応圧に加圧することにより得られる
。
より厳しい接触還元条件(例えば、100〜250℃の
温度及び水素圧14.0Kg/−〜700Kg/c%
(2、000−10、OOOpsig) )は避けるべ
きである。
温度及び水素圧14.0Kg/−〜700Kg/c%
(2、000−10、OOOpsig) )は避けるべ
きである。
反応生成物は、脱気した後、ガソリンのような自動車用
燃料のオクタン価向上成分として用いるのに好適である
。
燃料のオクタン価向上成分として用いるのに好適である
。
従って、反応容器からの流出物は、水素及びイソブタン
をはじめとする気体反応成分を、生成物から揮発させ、
それによって所望の反応生成物を得るために、相分離帯
を通しても良い。
をはじめとする気体反応成分を、生成物から揮発させ、
それによって所望の反応生成物を得るために、相分離帯
を通しても良い。
いかなる、特有のパラジウム触媒の使用ど相互関係のあ
る特有の条件も、比較的容易に、通常の技術によって決
定することができる。従って、例えば、te rt−ブ
チルアルコール供給原料は、接触処理を行なう前に分析
を行ない、tert−ブチルヒドロペルオキシド、アセ
I・ン、イソプロピルアルコール及びイソブタンによる
汚染の度合を測定するべきである。相当量(例えば約0
.1重ft1〜%より多い)のtert−ブチルヒドロ
ペルオキシドがまだ存在しているような、tert−ブ
チルヒドロペルオキシドの還元が不充分な場合は、反応
条件が充分に厳しくなく、例えば、tert−ブチルヒ
ドロペルオキシドの所望の還元状態を得るために、反応
温度又は接触時間を増加させることなどによって、反応
条件を厳しくしなければならない。
る特有の条件も、比較的容易に、通常の技術によって決
定することができる。従って、例えば、te rt−ブ
チルアルコール供給原料は、接触処理を行なう前に分析
を行ない、tert−ブチルヒドロペルオキシド、アセ
I・ン、イソプロピルアルコール及びイソブタンによる
汚染の度合を測定するべきである。相当量(例えば約0
.1重ft1〜%より多い)のtert−ブチルヒドロ
ペルオキシドがまだ存在しているような、tert−ブ
チルヒドロペルオキシドの還元が不充分な場合は、反応
条件が充分に厳しくなく、例えば、tert−ブチルヒ
ドロペルオキシドの所望の還元状態を得るために、反応
温度又は接触時間を増加させることなどによって、反応
条件を厳しくしなければならない。
一方、アセトン、イソプロピルアルコール及び/又はイ
ソブタンの汚染の度合が相当に増加している場合は、特
有の触媒にとって、反応条件が厳しすぎ、反応条件を(
例えば、接触時間又は温度を減少させることにより)改
善しなければならない。
ソブタンの汚染の度合が相当に増加している場合は、特
有の触媒にとって、反応条件が厳しすぎ、反応条件を(
例えば、接触時間又は温度を減少させることにより)改
善しなければならない。
以下、実施例をかかげて本発明を例示によってのみ記述
する。
する。
イソブタンの醇化によって得られたtert−ブチルヒ
ドロペルオキシドでプロピレンをエポキシ化した。触媒
及び手順は、「オレフィン・エボキシデーション・イン
・アeボラ−・メディラムJ (”01efin Ep
oxidation in a PolarMed i
um″ (D#80.313−CJI)lと題された、
1985年11月15日出願の米国出願番号第06/7
97,079号において示されている手順と同様である
。酸化プロピ1/ンの蒸留後、90%以−ヒのtert
−ブチルアルコール(TBA)を含有する粗TBA留分
が、蒸留によって得られた。この粗TBA留分は、1.
28%cy)tert−ブチルヒドロペルオキシド(T
BHP)。
ドロペルオキシドでプロピレンをエポキシ化した。触媒
及び手順は、「オレフィン・エボキシデーション・イン
・アeボラ−・メディラムJ (”01efin Ep
oxidation in a PolarMed i
um″ (D#80.313−CJI)lと題された、
1985年11月15日出願の米国出願番号第06/7
97,079号において示されている手順と同様である
。酸化プロピ1/ンの蒸留後、90%以−ヒのtert
−ブチルアルコール(TBA)を含有する粗TBA留分
が、蒸留によって得られた。この粗TBA留分は、1.
28%cy)tert−ブチルヒドロペルオキシド(T
BHP)。
0.628%のジ−tert−ブチルペルオキシド(D
TBP)を少量のアセトン、メタノール及び他の不純物
と共に含有していた。0.1%未満のイソブタンが存在
していた。
TBP)を少量のアセトン、メタノール及び他の不純物
と共に含有していた。0.1%未満のイソブタンが存在
していた。
ガラス内張りを有する小型のステンレスφスチール製振
盪オートクレーブに、ノートブック番号5936−37
のちとに掲げられ、そこに示されている不純物を含有す
る、実験用自動車用燃料級tert−ブチルアルコール
供給原料80m/を充填した。この実験用供給原料は、
1−記実施例Aに記載の方法で反応混合物から回収され
る自動東用燃#1級tert−ブチルアルコールに典型
的な不純物及び不純物の濃度を含有するように調製され
た。また、実験用自動東用燃料級tert−ブチルアル
コールは、試験される触媒の有効性を比較する際の標準
として使用された。
盪オートクレーブに、ノートブック番号5936−37
のちとに掲げられ、そこに示されている不純物を含有す
る、実験用自動車用燃料級tert−ブチルアルコール
供給原料80m/を充填した。この実験用供給原料は、
1−記実施例Aに記載の方法で反応混合物から回収され
る自動東用燃#1級tert−ブチルアルコールに典型
的な不純物及び不純物の濃度を含有するように調製され
た。また、実験用自動東用燃料級tert−ブチルアル
コールは、試験される触媒の有効性を比較する際の標準
として使用された。
触媒を加え、オートクレーブを水素で加圧した。その後
、反応混合物を所望の時間の間、所望の温度に加熱した
。反応混合物を周囲温度に冷却し、脱気して、触媒を透
明な溶液から炉別した。
、反応混合物を所望の時間の間、所望の温度に加熱した
。反応混合物を周囲温度に冷却し、脱気して、触媒を透
明な溶液から炉別した。
試験した触媒及び得られた結果を次表に示す。
表■〜表Vかられかるように、tert−ブチルヒドロ
ペルオキシドのtert−ブチルアルコールへの還元に
関する限りにおいては、触媒のスクリーニングによって
、不規則な結果が得られた。
ペルオキシドのtert−ブチルアルコールへの還元に
関する限りにおいては、触媒のスクリーニングによって
、不規則な結果が得られた。
例えば1火工 (担持ニッケル触媒)に関しては、TB
HPの適度な還元がなされたものが少なく、副生成物の
生成の増加もあって満足すべきものではない。ノートブ
ック番号5898−89〜5916〜18の試験におい
ては、アセトン及びIPAの濃度が増加した。ノートブ
ック番号5916−29の試験において、TBHPの還
元はほんの微量にすぎなかったのと比べ、ノートブック
番号6916−77の試験においでは、TBHPは完全
に還元されているが、相当早のIPA及びIBが形成し
た。
HPの適度な還元がなされたものが少なく、副生成物の
生成の増加もあって満足すべきものではない。ノートブ
ック番号5898−89〜5916〜18の試験におい
ては、アセトン及びIPAの濃度が増加した。ノートブ
ック番号5916−29の試験において、TBHPの還
元はほんの微量にすぎなかったのと比べ、ノートブック
番号6916−77の試験においでは、TBHPは完全
に還元されているが、相当早のIPA及びIBが形成し
た。
ノートブック番号5916−78.5936−77.5
936−78.5936−79及び5973−94の試
験においてもまた、TBHPの還元は不充分であるが、
残りの試験においては、生成物中のアセトン及び/又は
IPA及び/又はIBの濃度の好ましからざる増加がお
こっていた。
936−78.5936−79及び5973−94の試
験においてもまた、TBHPの還元は不充分であるが、
残りの試験においては、生成物中のアセトン及び/又は
IPA及び/又はIBの濃度の好ましからざる増加がお
こっていた。
次に、コバルト触媒のスクリーニングのために行なわれ
た試験を要約した表Hなみると、TBHPの適度の還元
が得られた実験においては、アセトンの濃度(ノートブ
ック番号5916−30.5936−48.5936−
4.9゜5936−50.5936=75及び5936
−70の試験)又はイソプロピルアルコールの濃度にお
いて好ましからざる増加が起こる、という同様の不規則
なパターンの結果が得られたことが分かる。亜クロム酸
銅及び他の銅触媒及びルテニウム又はアルミナがスクリ
ーンされた表■及びVについても同様に観察されたとい
うことも真実である。
た試験を要約した表Hなみると、TBHPの適度の還元
が得られた実験においては、アセトンの濃度(ノートブ
ック番号5916−30.5936−48.5936−
4.9゜5936−50.5936=75及び5936
−70の試験)又はイソプロピルアルコールの濃度にお
いて好ましからざる増加が起こる、という同様の不規則
なパターンの結果が得られたことが分かる。亜クロム酸
銅及び他の銅触媒及びルテニウム又はアルミナがスクリ
ーンされた表■及びVについても同様に観察されたとい
うことも真実である。
表■に関し、ツードブ・ンク番号595’llと595
9−2を比較する。より高い温度である125℃におい
ては、T B I−I Pの割合1」、0.02重量%
に減少し、示されているアセトンの量は多くはない。し
かしながら、大t−のIPAが形1&8れている。この
IPAは、アセトンの還元に由来している。それ以外に
、IPAが形成される妥当な方法はない。このようにし
て、5959−2においては示されるIPAはほとんど
無く、大量のアセトン及びTBHPは、5959−1は
ど減少していない。実質的に同一の結果が、異なる触媒
を用いた5959−3及び5959−4において得られ
た。この表の他の触媒では、TBHPは低濃度まで減少
しておらず、たコ、失敬のアセトンが生成された。TB
HPがTBAに還元し、それが分解せず、更にアセトン
が減少することが好ましい。
9−2を比較する。より高い温度である125℃におい
ては、T B I−I Pの割合1」、0.02重量%
に減少し、示されているアセトンの量は多くはない。し
かしながら、大t−のIPAが形1&8れている。この
IPAは、アセトンの還元に由来している。それ以外に
、IPAが形成される妥当な方法はない。このようにし
て、5959−2においては示されるIPAはほとんど
無く、大量のアセトン及びTBHPは、5959−1は
ど減少していない。実質的に同一の結果が、異なる触媒
を用いた5959−3及び5959−4において得られ
た。この表の他の触媒では、TBHPは低濃度まで減少
しておらず、たコ、失敬のアセトンが生成された。TB
HPがTBAに還元し、それが分解せず、更にアセトン
が減少することが好ましい。
アセトン、イソプロピルアルコール及びイソブタンの濃
度が過度に増加することなく、TBHPを選釈還元する
のに有効な唯一の触媒の種類は、表■のパラジウム触媒
であった。
度が過度に増加することなく、TBHPを選釈還元する
のに有効な唯一の触媒の種類は、表■のパラジウム触媒
であった。
管状底部導入ライン及び管状上部吐出ラインに接続され
た100ccのステンレススチール製連続管式反応容器
において、一連の試験が行なわれた。温度制御は、反応
容器体の外表面に取り付けられた監視用熱電対と共に、
熱電気制御器に連結された1000ワツトの帯状ヒータ
ーで反応容器を包むことによって維持された。水素及び
液体供給原料を反応容器の底部に注入し、圧力を順疏バ
ルブで調節した。試験を行なう前に、すべての触媒を反
応容器内であらかじめ還元せしめた。それぞれの試験が
、r行毎に示されている」反応条件を得るために、約2
時間の第1段階として行なわれ、試験を、更に0.5〜
・4.0時間のサンプリング時間継続した。
た100ccのステンレススチール製連続管式反応容器
において、一連の試験が行なわれた。温度制御は、反応
容器体の外表面に取り付けられた監視用熱電対と共に、
熱電気制御器に連結された1000ワツトの帯状ヒータ
ーで反応容器を包むことによって維持された。水素及び
液体供給原料を反応容器の底部に注入し、圧力を順疏バ
ルブで調節した。試験を行なう前に、すべての触媒を反
応容器内であらかじめ還元せしめた。それぞれの試験が
、r行毎に示されている」反応条件を得るために、約2
時間の第1段階として行なわれ、試験を、更に0.5〜
・4.0時間のサンプリング時間継続した。
イソブタン、アセトン及びイソプロピルアルコールと共
に、TBHPとDTBPの両方を含有する実験用供給原
料の組成については、用いられた反応条件、試験された
触媒及び得られた結果の一覧と共に表■に示されている
。表1〜Vと対比して、TBHPの割合(%)の結果が
、PPM基準で示されていることに注意する必要がある
。
に、TBHPとDTBPの両方を含有する実験用供給原
料の組成については、用いられた反応条件、試験された
触媒及び得られた結果の一覧と共に表■に示されている
。表1〜Vと対比して、TBHPの割合(%)の結果が
、PPM基準で示されていることに注意する必要がある
。
表■から、含有量が1.0ppm未満になる、TBHP
の満足すべき還元が、すべての実施例において得られた
事がわかる。DTBPのレベルが0.02重量%未渦に
なる還元は、6021−40−1〜6021−40−4
のアルミナ1−のニッケル触媒を用いてのみ、一様に得
られた。これらの試験に関しても、150′Cの反応温
度はイソブタン及びアセトン濃度の増加によって示され
るように、過度であった。6021−70−1及び60
21−70〜2は、この特有の触媒に関して、40℃の
反応温度は低すぎ、DTBP濃度は、6021−70−
1においては、0.02重量%より多くなったが、60
2m−70−2において温度を80°Cに肩温した場合
は、許容範囲内であった事を示している。
の満足すべき還元が、すべての実施例において得られた
事がわかる。DTBPのレベルが0.02重量%未渦に
なる還元は、6021−40−1〜6021−40−4
のアルミナ1−のニッケル触媒を用いてのみ、一様に得
られた。これらの試験に関しても、150′Cの反応温
度はイソブタン及びアセトン濃度の増加によって示され
るように、過度であった。6021−70−1及び60
21−70〜2は、この特有の触媒に関して、40℃の
反応温度は低すぎ、DTBP濃度は、6021−70−
1においては、0.02重量%より多くなったが、60
2m−70−2において温度を80°Cに肩温した場合
は、許容範囲内であった事を示している。
対比して、アルミナ−にに1」持されたパラジウムを用
いると、DTBPW度は0.02屯皐%未満に減少しな
かった。活性炭トのパラジウムを用いた、それぞれ10
0’C及び120’Oの反応温度での6021−06−
2及び602m−06−3において、DTBPレベルは
、0.02重東部未満に減少したが、主として、イソブ
タン含有量の増加が原因で、しかしながら、アセトン含
有量の増加もまた原因で、結果は全体的としては満足で
きるものではなかった。低温の場合、(6021−06
−1)、DTBPの還元は不十分なものであった。
いると、DTBPW度は0.02屯皐%未満に減少しな
かった。活性炭トのパラジウムを用いた、それぞれ10
0’C及び120’Oの反応温度での6021−06−
2及び602m−06−3において、DTBPレベルは
、0.02重東部未満に減少したが、主として、イソブ
タン含有量の増加が原因で、しかしながら、アセトン含
有量の増加もまた原因で、結果は全体的としては満足で
きるものではなかった。低温の場合、(6021−06
−1)、DTBPの還元は不十分なものであった。
実施例B
代表的な試験において、300−のオートクレーブに、
tert−ブチルヒドロペルオキシド72゜14%、水
0.38%及び居1−ブチルアルコール27 、4−8
%及び夕闇の他の成分から成る供給原料127.5gを
充填した。モリブデン13.2%を含有するモリブデン
−エチレングリコール錯体0.49gを加え、更にプロ
ピレン48gを充填した。この反応混合物及び触媒を、
105°Cで、自己発生圧最大49Kg/cm (60
0ps ig)で、2時間反応させた。反応程合物のサ
ンプルをオートクレーブから回収し1分析し、プロピレ
ン7.4%、水0.4%、メタノール0.1%、酸化プ
ロピレン26.3%、アセi・70.2%、イソプロピ
ルアルコール0.1%、 tert−ブチルアルコール
/1ert−ブチルヒドロペルオキシド64.9%、プ
ロピレングリコール0.5%及び重金属類0.2%を含
有することがわかった。
tert−ブチルヒドロペルオキシド72゜14%、水
0.38%及び居1−ブチルアルコール27 、4−8
%及び夕闇の他の成分から成る供給原料127.5gを
充填した。モリブデン13.2%を含有するモリブデン
−エチレングリコール錯体0.49gを加え、更にプロ
ピレン48gを充填した。この反応混合物及び触媒を、
105°Cで、自己発生圧最大49Kg/cm (60
0ps ig)で、2時間反応させた。反応程合物のサ
ンプルをオートクレーブから回収し1分析し、プロピレ
ン7.4%、水0.4%、メタノール0.1%、酸化プ
ロピレン26.3%、アセi・70.2%、イソプロピ
ルアルコール0.1%、 tert−ブチルアルコール
/1ert−ブチルヒドロペルオキシド64.9%、プ
ロピレングリコール0.5%及び重金属類0.2%を含
有することがわかった。
ジ−tert−ブチルペルオキシドは検出されなかった
。
。
その後、反応混合物を、35°C1大気圧で約0.5時
間、ストリッピングした。ストリッピング反応生成物を
分析し、プロピレン1.2%、酸化プロピレン18.5
%、坏」−ブチルアルコール65.9%、 tert−
ブチルヒドロペルオキシド11.6%、メタノール0
、6 % 、アセトン0.1%、イソプロピルアルコー
ル0.1%及び重金属類0.1%を含有することがわか
った。
間、ストリッピングした。ストリッピング反応生成物を
分析し、プロピレン1.2%、酸化プロピレン18.5
%、坏」−ブチルアルコール65.9%、 tert−
ブチルヒドロペルオキシド11.6%、メタノール0
、6 % 、アセトン0.1%、イソプロピルアルコー
ル0.1%及び重金属類0.1%を含有することがわか
った。
蒸留によって、ストリッピング反応混合物から回収され
たtert−ブチルアルコールは、まだ、汚染量のte
rt−ブチルヒドロペルオキシド、メタノール、アセト
ン及びイソプロピルアルコールを含有する。
たtert−ブチルアルコールは、まだ、汚染量のte
rt−ブチルヒドロペルオキシド、メタノール、アセト
ン及びイソプロピルアルコールを含有する。
X舊舅」
ガラスの内張りを有する小型ステンレススチール製振盪
オートクレーブに、既知拭の不純物(表■)を加えた、
実験用自動車用燃料級tert−ブチルアルコール供給
原料80−を充填した。
オートクレーブに、既知拭の不純物(表■)を加えた、
実験用自動車用燃料級tert−ブチルアルコール供給
原料80−を充填した。
この試験用供給原料は、上記実施例3に記載の種類のス
トリッピング反応混合物から蒸留によって回収された自
動車用燃料級tert−ブチルアルコールに典型的な、
不純物及び不純物のレベルを含有するように調製された
。また、この実験用自動小川燃料級tert−ブチルア
ルコールは、試験される触媒の有効性を比較する際の標
準として使用された。
トリッピング反応混合物から蒸留によって回収された自
動車用燃料級tert−ブチルアルコールに典型的な、
不純物及び不純物のレベルを含有するように調製された
。また、この実験用自動小川燃料級tert−ブチルア
ルコールは、試験される触媒の有効性を比較する際の標
準として使用された。
触媒を加え、オートクレーブを水素で加圧した。反応混
合物を求める時間の間求める温度に加熱した。反応混合
物を周囲温度に冷却し、脱気して、触媒を透明な溶液か
ら炉別した。
合物を求める時間の間求める温度に加熱した。反応混合
物を周囲温度に冷却し、脱気して、触媒を透明な溶液か
ら炉別した。
試験した触媒及び得られた結果を次表に示す。
表■かられかるように、すべての実施例において、実質
的に全てのtert−ブチルヒドロペルオキシドが分解
されるというように、tert−ブチルアルコール供給
原料のtert−ブチルヒドロペルオキシド含有量の大
部分が還元した。アセトンの欄について、対照試験No
、 1と他の試験とを比較することにより、No59
36−34を除いたすべての実施例においてアセトン含
有量は、減少したか、あるいはごくわずかのみ増加した
、ということに注目すべきである。
的に全てのtert−ブチルヒドロペルオキシドが分解
されるというように、tert−ブチルアルコール供給
原料のtert−ブチルヒドロペルオキシド含有量の大
部分が還元した。アセトンの欄について、対照試験No
、 1と他の試験とを比較することにより、No59
36−34を除いたすべての実施例においてアセトン含
有量は、減少したか、あるいはごくわずかのみ増加した
、ということに注目すべきである。
イソプロピルアルコール含有量が本発明方法によって、
減少したか、あるいはごくわずかのみ増加し、イソブタ
ンの場合もまた同様である、ということにも注目すべき
である。
減少したか、あるいはごくわずかのみ増加し、イソブタ
ンの場合もまた同様である、ということにも注目すべき
である。
支庭涜J
本発明方法によって得られた結果は、他の触媒組成物に
よっては得られない。
よっては得られない。
例えば、シリカ」二に担持されたコバルトから成る触媒
2gを用いて圧力45Kg/cyd (650ps i
g)及び温度125℃で2時間、試験をくり返した場合
、得られた生成物は、まだ、tert−ブチルヒドロペ
ルオキシド1.04重装置及びさらにアセトン0.39
7重量%及びイソプロピルアルコール0.120重都東
都も含有していた。
2gを用いて圧力45Kg/cyd (650ps i
g)及び温度125℃で2時間、試験をくり返した場合
、得られた生成物は、まだ、tert−ブチルヒドロペ
ルオキシド1.04重装置及びさらにアセトン0.39
7重量%及びイソプロピルアルコール0.120重都東
都も含有していた。
実質的に、シリカ上に担持された酸化銅及び酸化クロム
から成る触媒を、圧力51Kg/d(725psig)
、温度125°C2反応時間2時間で用いた場合は、
tert−ブチルヒドロペルオキシドは効果的に分解さ
れ、tert−ブチルヒドロペルオキシドをわずか0.
035重年%しか含有しない反応生成物が得られた。し
かしながら、アセトン含有量は0.429i13%であ
り、イソプロピルアルコール含有量は0.2:39重装
置であった。
から成る触媒を、圧力51Kg/d(725psig)
、温度125°C2反応時間2時間で用いた場合は、
tert−ブチルヒドロペルオキシドは効果的に分解さ
れ、tert−ブチルヒドロペルオキシドをわずか0.
035重年%しか含有しない反応生成物が得られた。し
かしながら、アセトン含有量は0.429i13%であ
り、イソプロピルアルコール含有量は0.2:39重装
置であった。
他の実施例では、銅、亜鉛及びクロムを含有する市販の
触媒を用いた。反応を、圧力49Kg/d(700ps
ig) 、反応温度125℃で2時間行なった場合は、
反応生成物は、tert−ブチルヒドロペルオキシド0
、130重量%、アセトン0.864重量%及びイソ
プロビルアルコール0.097重量%を含有17ていた
。同じ触媒を用い、反応圧42Kg/cm (595p
sig) 、反応温度80°Cで反応時間2時間の場合
は、得られた生成物は、tert−ブチルヒドロペルオ
キ912.43重!−%、アセトン0.091重量%及
びイソプロピルアルコール0.673重量%を含有して
いた。
触媒を用いた。反応を、圧力49Kg/d(700ps
ig) 、反応温度125℃で2時間行なった場合は、
反応生成物は、tert−ブチルヒドロペルオキシド0
、130重量%、アセトン0.864重量%及びイソ
プロビルアルコール0.097重量%を含有17ていた
。同じ触媒を用い、反応圧42Kg/cm (595p
sig) 、反応温度80°Cで反応時間2時間の場合
は、得られた生成物は、tert−ブチルヒドロペルオ
キ912.43重!−%、アセトン0.091重量%及
びイソプロピルアルコール0.673重量%を含有して
いた。
Claims (1)
- 1、プロピレンとtert−ブチルヒドロペルオキシド
を反応させ、tert−ブチルヒドロペルオキシド及び
場合により存在するジ−tert−ブチルペルオキシド
の残量によって汚染された酸化プロピレン及びtert
−ブチルアルコールを形成することによって得られたt
ert−ブチルアルコール供給原料の自動車用燃料の品
質向上方法であって、該原料を担持触媒と、水素の存在
下で、温度約50〜150℃、最大圧70Kg/cm^
2(1000psig)をはじめとする関連する穏和な
接触条件下で、該ヒドロペルオキシド類をtert−ブ
チルアルコールに実質的に選択還元し、実質的にヒドロ
ペルオキシドを含まないtert−ブチルアルコールを
反応生成物から回収し、その際、触媒が、5〜75重量
%の活性触媒金属成分を含有し、該支持体が、50〜1
00重量%のアルミナ及び相応する50〜0重量%のシ
リカから成り、最小圧が約10.5Kg/cm^2(1
50psig)のニッケル触媒組成物、ならびに、0.
01〜5重量%の活性触媒金属成分を含有し、最小圧が
21Kg/cm^2(300psig)である白金及び
/又はパラジウム触媒組成物から選ばれることを特徴と
する方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US77633985A | 1985-09-16 | 1985-09-16 | |
US776339 | 1985-09-16 | ||
US777795 | 1985-09-19 | ||
US836799 | 1986-03-06 | ||
US836798 | 1986-03-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270328A true JPS6270328A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=25107112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21420186A Pending JPS6270328A (ja) | 1985-09-16 | 1986-09-12 | 自動車用燃料の品質向上方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270328A (ja) |
-
1986
- 1986-09-12 JP JP21420186A patent/JPS6270328A/ja active Pending
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