JPS6270142A

JPS6270142A - 画像形成装置におけるシ−ト搬送装置

Info

Publication number: JPS6270142A
Application number: JP60210387A
Authority: JP
Inventors: Yoshinobu Shimomura; 下村　義信
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-09-24
Filing date: 1985-09-24
Publication date: 1987-03-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形
成装置に係り、詳しくは、転写部と定着部との間の経路
の長さが、シートの搬送方向の長さより短い小型の画像
形成装置におけるシート搬送装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、画像形成装置、例えば小型の複写機１は、第３図
に示すように、複写部２を内蔵する装置本体３を有する
と共に、該装置本体３の上部に水平往復移動する原稿台
５を有している。そして、該原稿台５の下方に位置して
光源６、レンズ系７、ミラー９，１ｏ及びスリット板１
１が設けられており、更に、感光ドラム１２が本体３の
略々中央部に位置して設けられ、その周囲には前記感光
ドラム１２と共に複写部２を構成している一次帯電器１
３、現像器１５、転写帯電器１６からなる転写部Ａ及び
クリーニング装置１７が配設されている。また、感光ド
ラム１２と共に規制されるレジストローラ対１９に隣接
して、シートＳを積載したカセット２０が配置されてお
り、更に該シートＳに臨んでシート給送ローラ２１が配
設されている。また、複写部２の直下流には搬送ベルト
２２よりなるシート搬送装置Ｂが設けられており、更に
、定着部２３を構成する定着ローラ対２５、染出ローラ
対２６及び排出トレー２７が配設されている。なお、前
記レジストローラ対１９、シート搬送装置Ｂよりなる搬
送経路及び定着ローラ対２５は、略々水平面上に配置さ
れている。

本複写機１は以上のような構成よりなるので、原稿台５
に載置された原稿が光源６により照写されろと、該原稿
像はミラー９，１０、レンズ系７及びスリット板１１を
介して感光ドラム１２上にスリット露光されて、予め一
次帯電器１３にて帯電された前記感光ドラム１２上に静
電潜像が形成されて、更に感光ドラム１２が矢印方向に
回転して静電潜像が現像器１５に至ると、該潜像はトナ
ー像となり、該トナー像は、カセット２０から給送ロー
ラ２１及びレジストローラ対１９を介して感光ドラム１
２と同期して搬送されて来たシートＳに転写される。そ
して、該シートＳはシート搬送装置已により定着部２３
に送られ、定着ローラ対２５にてトナー像を定着されて
、排出ローラ対２６により排出トレー２７上に排出され
る。

←→　発明が解決しようとする問題点ところで、小型の複写機１においては、転写部Ａと定着
部２３との間の経路を長く設定することが困難であるの
で、シートＳの搬送方向の長さが、転写部Ａと定着部２
３との間の距離よりも長い場合には、シートＳの先端部
が定着部２３に位置すると同時に、その後端部が転写部
Ａに残留するといった状態が生じる。そして、前記シー
トＳの先端部が定着部２３に進入する際の衝撃がシート
Ｓの後端部に波及すると、該衝撃は転写部Ａにおける転
写作用に悪影響を及ぼして、画像ズレ等の転写不良を生
じる。また、定着部２３の定着手段としてヒートローラ
又は圧力ローラが多用されているが、特に圧力ローラが
用いられろ場合には、該圧力ローラによるシート搬送速
度が転写部Ａにおけろシート搬送速度よりも小さくなっ
たり、またテーパーローラーを用いることに起因して、
圧力ローラの軸方向両端で、該ローラによるシート搬送
速度が異なる傾向があるため、転写部Ａと定着部２３と
の間にてシートＳは、該ローラ軸方向両端における大き
さが同じループ、又は該大きさが異なるループを形成さ
れる。従って、これらのループが解除される際にはシー
トＳの後端部に急激な衝撃が伝達されて、更に顕著な画
像ズレ等の転写不良を生じる虞れがある。

また、上述したシートＳの画像ズレ等の転写不良を回避
するために、転写部Ａと定着部２３との間の経路に、シ
ートを押圧するコロ等の押圧部材を設けることが提案さ
れているが、該経路を搬送されるシートＳ上のトナー像
は未定着の像なので、該トナー像の上を前記コロ等の押
圧部材が接触すると、未定着のトナーが該押圧部材に付
着して、画像に汚れが生じたり、シートＳに抑圧部材の
跡が付いたりする不都合が生じる。

（５）　問題を解決するための手段本発明は、上述問題点を解消することを目的としており
、転写部と定着部との間にベルト搬送装置を配置し、更
に該ベルト搬送装置に、所定の力にてシートを吸引・密
着させる吸引手段を設置し、前記定着部にて発生するシ
ート搬送速度変化を転写部に伝播しないように構成した
ことを特徴としている。

（ホ）　作用上述手段に基づき、転写部にてトナー像を転写されたシ
ートは、転写部と定着部との間のペル１−搬送装置に設
置した吸引手段により該ベルト搬送装置に吸引・密着さ
れて搬送される。そして、その先端部が定着部に至ると
、該シートは定着ローラ対に押圧される際の衝撃を受け
ると共に、定着部と吸引箇所との間でループを生じるが
、該シートは吸引手段によって、定着ローラからの衝撃
及びループが転写部に伝播しないように規制されて搬送
される。

（へ）実施例息下、図面に沿って本発明の実施例について説明する。

複写装置におけるシート搬送装置Ｂは、第２図に示すよ
うに、複写部を構成している感光ドラム１２及び転写帯
電器１６と定着部２３を構成している定着ローラ対２５
との間に位置している。そして前記シート搬送装置Ｂは
、ブーＪ２９．．３０゜３１，３２により回動自在に支
持された搬送ベル）・２２を有しており、更に、第１図
に示すように該搬送ベルト２２には多数の孔３３・・・
が穿設されている。そして、該搬送ベルト２２の下方に
は、空気吸引ダクト３５が設置されており、該空気吸引
ダクト３５はその上部面に空気吸入口３６を有しており
、またその横部には吸引ファン（図示しない）に接続さ
れるダクト３７が設けられている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、感光ドラム
１２から転写帯電器１６を介してトナー像を転写された
シートＳは、シート搬送装置Ｂによって未定着のトナー
像をその表面に保持した状態で、一定の速さで定着部２
３に搬送される。そして、シートＳの先端が定着部２３
の定着ローラ対２５に押圧されると、シートＳは衝撃を
受けると共にループを形成する。そして、これら衝撃及
びループはシートＳの後部に波及しようとするが、搬送
ベルト２２の下部に設置された空気吸引ダクト３５が、
吸引ファンの作動による吸引力を空気吸入口３６からシ
ートＳに作用させているので、その吸引された位置で前
記衝撃及びループの波及が遮断され、転写部Ａに残留し
ているシートＳの後部は、衝撃及びループの影響を受け
ること無く転写されて定着部２３に搬送される。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、転写部と定着部と
の８間にベルト搬送装置を配置し、更に該ベルト搬送装
置に、所定の力にてシートを吸引・密着させる吸引手段
を設置しているので、定着部に搬送されたシートが定着
ローラ対に押圧された際に、衝撃を受けると共にループ
を形成しても、該衝撃及びループはシートの後部にある
転写部に伝播されないので、シートは画像ズレ等の転写
不良を生じろこと無く鮮明な画像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図はその
側面図、第３図は従来の画像形成装置におけるシート搬
送装置を示す側面図である。１２、感光ドラム　、　　１６・・・転写帯電器　、２
２・・搬送ベルト　、　　２３・・・定着部　、２５・
定着ローラ対　、　３３・・・孔　、３５．３６，３７
・・・吸引手段（空気吸引ダクト、空気吸入口、ダクｌ
−）　　、Ａ・・・転写部　、Ｂ　ベルト搬送装置（シ
ート搬送装置）　、Ｓ・シート。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シートにトナー像を転写する転写部とトナー像を
定着する定着部との間の経路の長さが、シートの搬送方
向の長さより短かい画像形成装置において、前記転写部と定着部との間にベルト搬送装置を配置し、
更に該ベルト搬送装置に、所定の力にてシートを吸引・
密着させる吸引手段を設置し、前記定着部にて発生する
シート搬送速度変化を転写部に伝播しないように構成し
たことを特徴とする画像形成装置におけるシート搬送装
置。