JPS626989A - 混紡繊維の一浴染色法 - Google Patents
混紡繊維の一浴染色法Info
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- JPS626989A JPS626989A JP60140199A JP14019985A JPS626989A JP S626989 A JPS626989 A JP S626989A JP 60140199 A JP60140199 A JP 60140199A JP 14019985 A JP14019985 A JP 14019985A JP S626989 A JPS626989 A JP S626989A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は混紡繊維の染色法に関する。更に詳しくは反応
染料による木綿、レーヨン、麻の2種又は3種からなる
混紡繊維の一浴染色法に関する。
染料による木綿、レーヨン、麻の2種又は3種からなる
混紡繊維の一浴染色法に関する。
従来の技術
木綿、レーヨン、麻等のセルロース系繊維はそれらの単
一繊維の場合は通常の反応染料で良好に染色されうるも
のであるが、これら02種乃至3種の混紡繊維(例えば
木綿−レーヨン混紡、木綿−麻混紡、木綿−レーヨン−
麻混紡)については従来のモノ又はジクロル−8−)リ
アジン系、ピリミジン系又はビニールスルホン系等の反
応染料で一浴で同色、同濃度に染めることは困難であり
、例えば木綿−レーヨンの混紡繊維を2%owfの染色
を行った場合均一な染色物は得られずレーヨンが木綿の
5倍程度も濃く染色されることが多い。又配合染料を用
いた場合、繊維によって異なった色相に染色されること
が多い。従ってセルロース繊維同志の前記したような混
紡繊維を反応染料で染色する場合には約0,2%owf
以下の濃度に限って、又配合染料の使用をさけて使用さ
れており、中〜高濃度染色物又は配合色を得るためには
もっばら直接染料での染色が行われている。
一繊維の場合は通常の反応染料で良好に染色されうるも
のであるが、これら02種乃至3種の混紡繊維(例えば
木綿−レーヨン混紡、木綿−麻混紡、木綿−レーヨン−
麻混紡)については従来のモノ又はジクロル−8−)リ
アジン系、ピリミジン系又はビニールスルホン系等の反
応染料で一浴で同色、同濃度に染めることは困難であり
、例えば木綿−レーヨンの混紡繊維を2%owfの染色
を行った場合均一な染色物は得られずレーヨンが木綿の
5倍程度も濃く染色されることが多い。又配合染料を用
いた場合、繊維によって異なった色相に染色されること
が多い。従ってセルロース繊維同志の前記したような混
紡繊維を反応染料で染色する場合には約0,2%owf
以下の濃度に限って、又配合染料の使用をさけて使用さ
れており、中〜高濃度染色物又は配合色を得るためには
もっばら直接染料での染色が行われている。
しかるに直接染料は、鮮明度、均染性、湿潤堅牢度等の
点で反応染料に及ばない。
点で反応染料に及ばない。
発明が解決しようとする問題点
木綿、レーヨン、麻の2種乃至3種の混紡繊維を中〜濃
色に染色するにあたって鮮明度、均染性、湿潤堅牢度の
良好な反応染料に用いてしかも混紡線維を構成するすべ
ての線維を濃度、色相の点で均一に染色することを可能
にするような染色法の開発が望まれている。
色に染色するにあたって鮮明度、均染性、湿潤堅牢度の
良好な反応染料に用いてしかも混紡線維を構成するすべ
ての線維を濃度、色相の点で均一に染色することを可能
にするような染色法の開発が望まれている。
問題点を解決するための手段
本発明者らは前記したような問題点を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、本発明に至ったものである。
究を重ねた結果、本発明に至ったものである。
即ち本発明は基−胃でycOR(式中Rは水酸基又はア
ミノ基を示す)を有するS−)リアジニル基を1個以上
有する反応染料を用いることを特徴とする木綿、レーヨ
ン、麻の2種又は3種からなる混紡繊維の一浴染色法を
提供する。
ミノ基を示す)を有するS−)リアジニル基を1個以上
有する反応染料を用いることを特徴とする木綿、レーヨ
ン、麻の2種又は3種からなる混紡繊維の一浴染色法を
提供する。
本発明において基−ecOT’((式中Rは前記と同じ
意味を示す)を有するS −) リアジニル基を少なく
とも1個以上有する反応染料とは次の式(11、(2+
、 (31及び(4)で表わされる反応染料を意味す
る。
意味を示す)を有するS −) リアジニル基を少なく
とも1個以上有する反応染料とは次の式(11、(2+
、 (31及び(4)で表わされる反応染料を意味す
る。
D−C2NXC−A
〔式(1)、 (21、(31及び(4)においてDは
、1個以上のスルホン酸基を有する水溶性染料母核を[
もは前記と同じ意味を、R1は、−胃々001(Rは前
記と同じ意味を示す)又は塩素原子を表わすが、式(2
)、(3)及び(4ンにおいて17’のナスAは、アミ
ン基、アルキルアミノ基(アルキル基はヒドロキシ基、
スルホン酸基、カルボン酸基で置換されていてもよい。
、1個以上のスルホン酸基を有する水溶性染料母核を[
もは前記と同じ意味を、R1は、−胃々001(Rは前
記と同じ意味を示す)又は塩素原子を表わすが、式(2
)、(3)及び(4ンにおいて17’のナスAは、アミ
ン基、アルキルアミノ基(アルキル基はヒドロキシ基、
スルホン酸基、カルボン酸基で置換されていてもよい。
)、アニリノ基(そのフェニル基はスルホン酸基、カル
ボキシル基、メチル基又は塩素原子で置換ニリノ基、4
’−二トロー2.2’−ジスルホスチルベニル基、メト
キシ基、或いは式(5)の基を表す。
ボキシル基、メチル基又は塩素原子で置換ニリノ基、4
’−二トロー2.2’−ジスルホスチルベニル基、メト
キシ基、或いは式(5)の基を表す。
(式(5)中、mは0乃至3の整数を12は水素原子、
アセチルアミノ基、ウレイド基又はメチル基を、R3は
水素原子又はヒドロキシ基ヲ、R4は水素原子又はカル
ボキシル基ヲ、Itsは水素原子又はスルホン酸基をそ
れぞれ表す)更にBは脂肪族又は芳香族のジアミン残基
を表す。〕 上記式(1) 、 (2+ 、 (3)又は(4)にお
いてDで表される水溶性染料母核の例を下記する。
アセチルアミノ基、ウレイド基又はメチル基を、R3は
水素原子又はヒドロキシ基ヲ、R4は水素原子又はカル
ボキシル基ヲ、Itsは水素原子又はスルホン酸基をそ
れぞれ表す)更にBは脂肪族又は芳香族のジアミン残基
を表す。〕 上記式(1) 、 (2+ 、 (3)又は(4)にお
いてDで表される水溶性染料母核の例を下記する。
(Xlはメチル基又はカルボキシル基を、11は0.1
又は2を示す。) 2H5 (X2はシアノ基又はカルボンアミド基を示す。) (Xaは水素原子又はメトキシ基を、箔はメチル基、ア
セチルアミノ基又はウレイド基をそれぞれ示す。12は
1,2又は3を示す。)(Xsは水素原子、スルホン酸
基又はイミノ基を示す。) (X7は水素原子、メチル基、メトキシ基又はイミノ基
を、Xsは水素原子又はメチル基を示す。又14は0又
は1である。) (Xsは水素原子又はメチル基を示す。又14はO又は
1を示す。) (14は0又は1を示す。) (15は0.1.2又は3を示す。) (但し、0は1〜3、pは0〜1、qは1〜2を表しo
十p+qは4以下の整数である)(17は1又は2を1
8及び19は0又は1を示す) (17は]又は2を、19は0又は1を示す)(X11
はクロム原子又はコバルト原子を示す)等が挙げられる
。更にBの具体的な例として一曲%NHco舎Nト 等を挙げることができる。
又は2を示す。) 2H5 (X2はシアノ基又はカルボンアミド基を示す。) (Xaは水素原子又はメトキシ基を、箔はメチル基、ア
セチルアミノ基又はウレイド基をそれぞれ示す。12は
1,2又は3を示す。)(Xsは水素原子、スルホン酸
基又はイミノ基を示す。) (X7は水素原子、メチル基、メトキシ基又はイミノ基
を、Xsは水素原子又はメチル基を示す。又14は0又
は1である。) (Xsは水素原子又はメチル基を示す。又14はO又は
1を示す。) (14は0又は1を示す。) (15は0.1.2又は3を示す。) (但し、0は1〜3、pは0〜1、qは1〜2を表しo
十p+qは4以下の整数である)(17は1又は2を1
8及び19は0又は1を示す) (17は]又は2を、19は0又は1を示す)(X11
はクロム原子又はコバルト原子を示す)等が挙げられる
。更にBの具体的な例として一曲%NHco舎Nト 等を挙げることができる。
なお式(5)で示される基の具体例として(ま、等を挙
げることができる。
げることができる。
式(1)乃至(4)で表される染料の5−)IJアジニ
ル基はピリジニル基を放出してセルロース繊維中の水酸
基と容易に結合しうるものであり、これらは一般的には
次のようにして製造される。即ち CI CI 〔式(1)〜(4)においてり、A及びBは前記と同じ
章味を示す。〕 ・ で表される前駆化合物(染料)に水溶媒中弱酸性乃至中
性で60〜100℃の温度範囲でニコチン酸、イソニコ
チン酸、ニコチン酸アミド、イソニコチン酸アミドを反
応させることによって容易に製造することができる。そ
は公知の化合物をそのまま使用することが出来、それら
から前記した方法によって本発明で使用される反応染料
が好収率で製造される。
ル基はピリジニル基を放出してセルロース繊維中の水酸
基と容易に結合しうるものであり、これらは一般的には
次のようにして製造される。即ち CI CI 〔式(1)〜(4)においてり、A及びBは前記と同じ
章味を示す。〕 ・ で表される前駆化合物(染料)に水溶媒中弱酸性乃至中
性で60〜100℃の温度範囲でニコチン酸、イソニコ
チン酸、ニコチン酸アミド、イソニコチン酸アミドを反
応させることによって容易に製造することができる。そ
は公知の化合物をそのまま使用することが出来、それら
から前記した方法によって本発明で使用される反応染料
が好収率で製造される。
本発明の方法によって木綿とレーヨン、木綿と麻、麻と
レーヨン、または、木綿と麻とレーヨン等の各種混紡繊
維を一回の染色操作で同色、同濃度に染めることができ
、その染色物の湿潤及び日光堅牢度が極めてすぐれてい
る。染色法としては浸染法が適しており、30〜60°
Cの温度範囲で、芒硝か塩化ナトリウムの存在下、アル
カリの添加下行うのが好ましい。アルカIJ y用いる
時は必要量を分=13− 割して添加すると1回で添加するより更に好結果が得ら
れる。アルカリは通常反応染料による染色に使用する、
炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、苛性アルカリ等が
使用できる。
レーヨン、または、木綿と麻とレーヨン等の各種混紡繊
維を一回の染色操作で同色、同濃度に染めることができ
、その染色物の湿潤及び日光堅牢度が極めてすぐれてい
る。染色法としては浸染法が適しており、30〜60°
Cの温度範囲で、芒硝か塩化ナトリウムの存在下、アル
カリの添加下行うのが好ましい。アルカIJ y用いる
時は必要量を分=13− 割して添加すると1回で添加するより更に好結果が得ら
れる。アルカリは通常反応染料による染色に使用する、
炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、苛性アルカリ等が
使用できる。
本発明においては式(1)乃至(4)の染料を単独、で
用いるばかりでなくそれらを2種又はそれ以上混合して
用いてもよく更にアルカリの存在下、30〜60℃に最
適染色温度を有する公知の染料を混合して用いることも
・出来る。
用いるばかりでなくそれらを2種又はそれ以上混合して
用いてもよく更にアルカリの存在下、30〜60℃に最
適染色温度を有する公知の染料を混合して用いることも
・出来る。
実施例
次に本発明を実施例によって更に具体的に説明する。実
施例中、部は重量部を、%は重量パーセントを表す。
施例中、部は重量部を、%は重量パーセントを表す。
実施例1゜
次式(6)
で示される染料1部を水1000部に溶解し、無水硫酸
ナトリウム30部を加え染色液を調製した。
ナトリウム30部を加え染色液を調製した。
この中に水で充分湿潤した木綿/レーヨン混紡布(50
150)50部を浸し徐々に50℃に昇温し同温度で2
0分経過してから炭酸す) IJウム1部を添加し、5
0℃を保ったまま、10分間染色し更に9部の炭酸ナト
リウムを添加、この温度で、50分間攪拌染色を続けた
。次いで染色布を水洗、50℃で5分間湯洗し、100
℃で10分間ソーピングし、再度水洗を行い、乾燥した
。染色布は通常の反応染料が染色する場合にみられるよ
うな不均一染色が起っておらず、濃淡差がなく同色性の
たかい赤味の黄色であった。またこの染色物の湿潤堅牢
度が極めて優れていた。
150)50部を浸し徐々に50℃に昇温し同温度で2
0分経過してから炭酸す) IJウム1部を添加し、5
0℃を保ったまま、10分間染色し更に9部の炭酸ナト
リウムを添加、この温度で、50分間攪拌染色を続けた
。次いで染色布を水洗、50℃で5分間湯洗し、100
℃で10分間ソーピングし、再度水洗を行い、乾燥した
。染色布は通常の反応染料が染色する場合にみられるよ
うな不均一染色が起っておらず、濃淡差がなく同色性の
たかい赤味の黄色であった。またこの染色物の湿潤堅牢
度が極めて優れていた。
なお式(6)の染料は次のようにして合成した。
4− (3,6,8−)ジスルホ−2−ナフチルアゾ)
−2−アセチルアミノアニリン10.9部を水200部
に中性にて溶解し、この溶液を別にシアヌルクロライド
3.9部と、2−スルホエチルアミン2.6部を温度5
〜10℃、pH7〜8の範囲で反応させてえた縮合物に
加え、pH6〜7、温度45〜50℃で縮合させた。次
いでニコチン酸3.0部を加えpI−17,Oに調整し
て90℃に昇温、この温度で8時間攪拌し、次いでトリ
アジン核の塩素原子をニコチン酸基で置換した。塩化ナ
トリウムを液量の15%加え、濾過、乾燥し、29.5
部の式(6)の濃黄色染料を得た。
−2−アセチルアミノアニリン10.9部を水200部
に中性にて溶解し、この溶液を別にシアヌルクロライド
3.9部と、2−スルホエチルアミン2.6部を温度5
〜10℃、pH7〜8の範囲で反応させてえた縮合物に
加え、pH6〜7、温度45〜50℃で縮合させた。次
いでニコチン酸3.0部を加えpI−17,Oに調整し
て90℃に昇温、この温度で8時間攪拌し、次いでトリ
アジン核の塩素原子をニコチン酸基で置換した。塩化ナ
トリウムを液量の15%加え、濾過、乾燥し、29.5
部の式(6)の濃黄色染料を得た。
この染料を高速液体クロマトグラフで分析した結果式(
6)で表される染料が面積比で92%、ニコチン酸によ
る置換をおこしていない染料(前駆体)が4%、その他
構造不明成分4%であった。
6)で表される染料が面積比で92%、ニコチン酸によ
る置換をおこしていない染料(前駆体)が4%、その他
構造不明成分4%であった。
実施例2゜
式(7)
%式%
の染料1部を水1000部に溶解し、この中に、木綿と
レーヨンと麻の混紡布(40,5/41.5/] 8
)50部を浸し50℃に昇温した。この温度で無水硫酸
す) IJウムの60部を加え、20分間攪拌した後、
炭酸ナトリウム1部を加え、10分経過した後、更に炭
酸す) IJウムの9部を追加し、50℃を保ちつつ、
60分間染色を行った。実施例1と同様にして、洗滌ソ
ーピング、乾燥を行うと、鮮明な赤色の染布が得られ、
これは染色むらがなく同じ色相、同じ濃度に染色されて
いた。
レーヨンと麻の混紡布(40,5/41.5/] 8
)50部を浸し50℃に昇温した。この温度で無水硫酸
す) IJウムの60部を加え、20分間攪拌した後、
炭酸ナトリウム1部を加え、10分経過した後、更に炭
酸す) IJウムの9部を追加し、50℃を保ちつつ、
60分間染色を行った。実施例1と同様にして、洗滌ソ
ーピング、乾燥を行うと、鮮明な赤色の染布が得られ、
これは染色むらがなく同じ色相、同じ濃度に染色されて
いた。
式(7)で表される染料は、1−アミノ−8−ヒドロキ
シ−7−フェニルアゾ−3,6,2−)リスルホン酸9
.8部に公知の方法によりシアヌルクロライド3.8部
を縮合させ、N−エチルアニリン2.6部で2次組合を
行い、次いでニコチン酸アミド3,0部を加え中性下8
5℃で10時間反応させて合成した。
シ−7−フェニルアゾ−3,6,2−)リスルホン酸9
.8部に公知の方法によりシアヌルクロライド3.8部
を縮合させ、N−エチルアニリン2.6部で2次組合を
行い、次いでニコチン酸アミド3,0部を加え中性下8
5℃で10時間反応させて合成した。
実施例3゜
次式(8)
%式%
の染料0.5部及び無水硫酸ナトリウム30部を60℃
の水1000部に溶解した。麻/レーヨン混紡(60/
40)50部を浸し、20分後2.炭酸す) IJウム
5部を加え80分間60℃で攪拌染色した。ソーピンク
を行った染布は赤色であって均一に染色されていた。
の水1000部に溶解した。麻/レーヨン混紡(60/
40)50部を浸し、20分後2.炭酸す) IJウム
5部を加え80分間60℃で攪拌染色した。ソーピンク
を行った染布は赤色であって均一に染色されていた。
実施例4゜
次式(9)
の染料を次のようにして合成した。
アニリン−2−スルホン酸3.5部と水冷下、pH7〜
8でシアヌルクロライド3.7部を縮合し、更にエチレ
ンジアミン1.2部のジ塩酸塩を、温度50〜60℃、
pH4〜6の範囲で縮合し式(1o)の化合物を得た。
8でシアヌルクロライド3.7部を縮合し、更にエチレ
ンジアミン1.2部のジ塩酸塩を、温度50〜60℃、
pH4〜6の範囲で縮合し式(1o)の化合物を得た。
一方、2−ナフチルアミン−3,6,8−)りスルホン
酸7.7部を水80部に溶解し、35%塩酸22部と亜
硝酸ソーダ1.4部でジアゾ化を行い、過−1の亜硝酸
ソーダなスルファミノ酸で消失させた後この中に、3−
アミノフェニルウレア3.0 部ヲ加え炭酸ナトリウム
を徐々に加えて中性とした。次にシアヌルクロライド3
.7部を加え液温20 ℃以下で、炭酸ナトリウムでp
Tiを4〜7に保ちつつ、3時間攪拌し、式(11)の
化合物を含む反応溶液をえた。この反応溶液に式(1o
)で表される化合物嘩 I 6.9部を加え、重炭酸ナトリウムでpTi 7〜8を
保ちながら温度40〜50℃で反応させ式(9)の染料
の前駆体を得た。次にイソニコチン酸3.0部を加え溶
液を中性に調整し、昇温しで85〜90℃としpTiを
6.0〜7.0に維持しながらこの温度で9時間反応さ
せた。反応が終了したら反応溶液量に対し15%の塩化
ナトリウムを加え赤色の結晶を取り出した。この結晶は
λ”aX 430 nmの式(9)を主成分とする反応
染料であって、高速液体クロマトグラフ分析の結果は、
面積比で式(9)で表されるもの85%、2つのトリア
ジン核のうち一つのみ4級化した染料7%、2つのトリ
アジン核が4級化されていないもの(前駆体)3%であ
った。
酸7.7部を水80部に溶解し、35%塩酸22部と亜
硝酸ソーダ1.4部でジアゾ化を行い、過−1の亜硝酸
ソーダなスルファミノ酸で消失させた後この中に、3−
アミノフェニルウレア3.0 部ヲ加え炭酸ナトリウム
を徐々に加えて中性とした。次にシアヌルクロライド3
.7部を加え液温20 ℃以下で、炭酸ナトリウムでp
Tiを4〜7に保ちつつ、3時間攪拌し、式(11)の
化合物を含む反応溶液をえた。この反応溶液に式(1o
)で表される化合物嘩 I 6.9部を加え、重炭酸ナトリウムでpTi 7〜8を
保ちながら温度40〜50℃で反応させ式(9)の染料
の前駆体を得た。次にイソニコチン酸3.0部を加え溶
液を中性に調整し、昇温しで85〜90℃としpTiを
6.0〜7.0に維持しながらこの温度で9時間反応さ
せた。反応が終了したら反応溶液量に対し15%の塩化
ナトリウムを加え赤色の結晶を取り出した。この結晶は
λ”aX 430 nmの式(9)を主成分とする反応
染料であって、高速液体クロマトグラフ分析の結果は、
面積比で式(9)で表されるもの85%、2つのトリア
ジン核のうち一つのみ4級化した染料7%、2つのトリ
アジン核が4級化されていないもの(前駆体)3%であ
った。
(9)式の染料0.75部によって、実施例2の染色法
と同様にして木綿/麻の混紡(50150)を染色した
。赤味の黄色で、高い固着率と同一度、同色性が得られ
染色物の湿潤堅牢度′、塩素堅牢度が優れていた。
と同様にして木綿/麻の混紡(50150)を染色した
。赤味の黄色で、高い固着率と同一度、同色性が得られ
染色物の湿潤堅牢度′、塩素堅牢度が優れていた。
実施例5〜25゜
次に式(1)又は(2)で表される染料の実施例を挙げ
る。下記の表において(I)は4級化前の前駆体の構造
、(ITJは4級化に使用したアミン類、(■)はレー
ヨン/綿(50150)混紡での色相と染色に使用した
染料のλmaxである。
る。下記の表において(I)は4級化前の前駆体の構造
、(ITJは4級化に使用したアミン類、(■)はレー
ヨン/綿(50150)混紡での色相と染色に使用した
染料のλmaxである。
(Itの合成はシアヌルクロライドにDIJ或はD11
□(Dは前記と同じ意味を表す。)とA−I−J(Aは
前記と同じ意味を表す。)を任意の順序に縮合するかシ
アヌルクロライドにA−I」(Aは前記と同じ意味を表
す。)とアミン類を任意の順序で縮合し、これにジアゾ
成分をカップリングさせることによってえた。
□(Dは前記と同じ意味を表す。)とA−I−J(Aは
前記と同じ意味を表す。)を任意の順序に縮合するかシ
アヌルクロライドにA−I」(Aは前記と同じ意味を表
す。)とアミン類を任意の順序で縮合し、これにジアゾ
成分をカップリングさせることによってえた。
実施例26〜36゜
式(3)で表される染料の例を下記の表(実施例26〜
36)に示した。前駆体(11は(イ)2m01のδ1 (Dは前記と同じ意味を表す。)に1m01の1l−B
−H(Bは前記と同じ意味を表す。)を縮合する方法。
36)に示した。前駆体(11は(イ)2m01のδ1 (Dは前記と同じ意味を表す。)に1m01の1l−B
−H(Bは前記と同じ意味を表す。)を縮合する方法。
(ol ] molのI−)−B −1−J (Bは前
記と同じ意味を表tt”。)に計重←←2 molのシ
アヌルクロライドを、縮合させ次いで2 molのD−
H(Dは前記と同じ意味を表す。)を縮合させる方法。
記と同じ意味を表tt”。)に計重←←2 molのシ
アヌルクロライドを、縮合させ次いで2 molのD−
H(Dは前記と同じ意味を表す。)を縮合させる方法。
(ハ)2 molのシアヌルクロライドとl molの
H−B−Il(Bは前記と同じ意味)、と2 molの
アミン類を任意の順序に縮合させ、次いでカップリング
反応を行う方法のいずれかで合成した。
H−B−Il(Bは前記と同じ意味)、と2 molの
アミン類を任意の順序に縮合させ、次いでカップリング
反応を行う方法のいずれかで合成した。
表において(11は前駆体を、合成法は前記(イ)〜(
ハ)の合成法を、(■は4級化剤を、(…)はレーヨン
/綿(50150)混紡を染色したときの染色物の色相
及び染色に供した染料のλmaxを示した。
ハ)の合成法を、(■は4級化剤を、(…)はレーヨン
/綿(50150)混紡を染色したときの染色物の色相
及び染色に供した染料のλmaxを示した。
=27一
実施例37〜38゜
実施例4と同様な方法によって式(4)の染料を合成し
た。下表に前駆体(11,4級化剤(印、えられた染料
のレーヨン/綿(50150)混紡上での色相及びλm
ax (ITDを示した。
た。下表に前駆体(11,4級化剤(印、えられた染料
のレーヨン/綿(50150)混紡上での色相及びλm
ax (ITDを示した。
実施例39゜
実施例32で示される黄色の染料0.3部、実施例27
で示される赤色の染料0.3部、実施例20で示される
ネービ色の染料0.3部及び実施例18で示される青色
の染料0.1部を水1000部に溶解し、この中に無水
硫酸ナトリウム30部を加え染色液を調製した。この中
に水で湿潤した木綿/レーヨン混紡布(50150)5
0部を浸し60℃で30分保ったのち、炭酸ナトリウム
2部を添加し、60℃で10分間染色し、次いで8部の
炭酸ナトリウムを追加した。染色液を60℃で1時間攪
拌した後、染色布を取り出し、水洗、ソーピングをして
乾燥した。
で示される赤色の染料0.3部、実施例20で示される
ネービ色の染料0.3部及び実施例18で示される青色
の染料0.1部を水1000部に溶解し、この中に無水
硫酸ナトリウム30部を加え染色液を調製した。この中
に水で湿潤した木綿/レーヨン混紡布(50150)5
0部を浸し60℃で30分保ったのち、炭酸ナトリウム
2部を添加し、60℃で10分間染色し、次いで8部の
炭酸ナトリウムを追加した。染色液を60℃で1時間攪
拌した後、染色布を取り出し、水洗、ソーピングをして
乾燥した。
この染色布はその線維種による濃淡差及び色相差が認め
られず、堅牢な褐色に染色されていた。
られず、堅牢な褐色に染色されていた。
発明の効果
木綿、レーヨン、麻の2種乃至3種からなる混紡品を1
回の染色操作によって均一にしかも鮮明に染色すること
が出来るようになった。
回の染色操作によって均一にしかも鮮明に染色すること
が出来るようになった。
Claims (1)
- (1)基▲数式、化学式、表等があります▼(式中Rは
水酸基又はアミノ基を示す)を有するS−トリアジニル
基を1個以上有する反応染料を用いることを特徴とする
木綿、レーヨン、麻の2種又は3種からなる混紡繊維の
一浴染色法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60140199A JPS626989A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 混紡繊維の一浴染色法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60140199A JPS626989A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 混紡繊維の一浴染色法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626989A true JPS626989A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15263217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60140199A Pending JPS626989A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 混紡繊維の一浴染色法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626989A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06322672A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-22 | Kanebo Ltd | 霜降り調繊維構造物の製造方法 |
CN104371354A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-02-25 | 浙江亿得化工有限公司 | 低碱或无碱型活性艳蓝染料及其制备方法 |
CN104371356A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-02-25 | 浙江亿得化工有限公司 | 低碱或无碱型活性嫩黄染料及其制备方法 |
CN106009769A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-10-12 | 黄山普米特新材料有限公司 | 活性橙及其合成方法 |
CN116200051A (zh) * | 2021-11-30 | 2023-06-02 | 上海化耀国际贸易有限公司 | 反应染料组合物和使用其的染色法 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP60140199A patent/JPS626989A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06322672A (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-22 | Kanebo Ltd | 霜降り調繊維構造物の製造方法 |
CN104371354A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-02-25 | 浙江亿得化工有限公司 | 低碱或无碱型活性艳蓝染料及其制备方法 |
CN104371356A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-02-25 | 浙江亿得化工有限公司 | 低碱或无碱型活性嫩黄染料及其制备方法 |
CN106009769A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-10-12 | 黄山普米特新材料有限公司 | 活性橙及其合成方法 |
CN116200051A (zh) * | 2021-11-30 | 2023-06-02 | 上海化耀国际贸易有限公司 | 反应染料组合物和使用其的染色法 |
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