JPS626941B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626941B2
JPS626941B2 JP54051615A JP5161579A JPS626941B2 JP S626941 B2 JPS626941 B2 JP S626941B2 JP 54051615 A JP54051615 A JP 54051615A JP 5161579 A JP5161579 A JP 5161579A JP S626941 B2 JPS626941 B2 JP S626941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool head
tool
head
shaft
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54051615A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55144945A (en
Inventor
Tadami Matsumoto
Mitsuru Nukui
Hideaki Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUPEI TOYAMA KK
Original Assignee
NITSUPEI TOYAMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUPEI TOYAMA KK filed Critical NITSUPEI TOYAMA KK
Priority to JP5161579A priority Critical patent/JPS55144945A/ja
Publication of JPS55144945A publication Critical patent/JPS55144945A/ja
Publication of JPS626941B2 publication Critical patent/JPS626941B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワーク送り加工型専用工作機械装置に
関し、更に詳しくは交換位置において水平面でま
た加工位置において垂直面で複数個の工具ヘツド
を緊締保持するターレツトヘツドおよび加工位置
にある工具ヘツドへワークを加工送りする送りユ
ニツトを備えた工作機械と、交換用の複数個の工
具ヘツドを載置する水平割出しテーブルを備えた
マガジンと、前記工作機械本体と前記マガジンの
間に配設され、閉動作により工具ヘツドを把持し
開動作により工具ヘツドを解放するように互いに
X字状に交差して回動可能にかつ把持した工具ヘ
ツドを持上げ下げするように上下動可能に支持さ
れた一対のアーム部材によつてそれぞれの交換位
置における工具ヘツドを水平面内で同時交換する
ようになされた工具ヘツド交換機とを備えてな
り、交換位置にあるターレツトヘツド上の工具ヘ
ツドとマガジンのテーブル上の工具ヘツドとを同
時的に180゜水平旋回して交換できるようにした
ワーク送り加工型専用工作機械装置に関する。
本発明の専用工作機械装置によれば、複数個
(図では4個)の工具ヘツドを緊締保持している
ターレツトヘツドを割出し回転させ、加工位置に
停止し、加工位置にある工具ヘツドに対してイン
デツクステーブル上に取付けたワークを送りユニ
ツトによつて前進させ所定の加工を完了させる一
方で、加工中に交換位置にある工具ヘツドをマガ
ジン上の新規に必要とする工具ヘツドと交換し
て、工具ヘツド交換に要する時間を加工時間と平
行させることにより、加工のロスタイムをターレ
ツトヘツドの割出し時間だけに短縮し、工作機械
の稼働効率を高めることができる。
以下本発明を添付図面に示す実施例について説
明する。第1図および第2図に示すように、本発
明の専用工作機械は工作機械1とマガジン3と、
これらの中間に配設されている工具ヘツド交換機
2とからなり、工作機械1のターレツトヘツド4
上の工具ヘツド5とマガジン3上の工具ヘツド
とが交換機2により同時的に180゜水平旋回
して交換されるように構成されている。この工具
ヘツド交換は工具ヘツド5によるワーク6の加
工中において行なうことができるので、工具ヘツ
ド交換に要する時間はロスタイムにならず、また
マガジン3は水平の割出しテーブル9上の定位置
に工具ヘツドを載置するだけでよいから比較的簡
単な構造にすることができる。
工作機械1は、ベースフレーム10の45゜に傾
斜する支持面10aに固定立設した支持軸11に
割出し回転自在に装着され、4分割位置に工具ヘ
ツド5を載置クランプ保持し得るようになされた
ターレツトヘツド4とインデツクステーブル8上
にクランプされたワーク6を加工位置にある工具
ヘツド5に向つて加工送りするための送りユニツ
ト7とを備え、ワーク6は送りユニツト7により
送りをかけられ主軸モータ27に駆動連結されて
いる工具ヘツド5に向つて前進および後退して
その加工が完了し、次の工具ヘツド5を加工位
置につけるためターレツトヘツド4を90゜割出し
回転するように構成されている。
ターレツトヘツド4は、第3図および第4図か
らわかるようにベースフレーム10の45゜傾斜支
持面10a上で割出し回転されると共に、加工時
には該支持面10aに対して緊締保持される。す
なわち、ベースフレーム10の45゜傾斜支持面1
0aに対して直交して固定支持軸11が設けら
れ、該支持軸11の上端にピストン12a、シリ
ンダ12bおよび蓋12cからなるヘツド緊締用
シリンダ12が装備される。ターレツトヘツド4
はスラストベアリング13を介しシリンダ12b
に関して回転自在に、又ローラベアリング14を
介し支持軸11に関して回転自在かつ軸方向摺動
自在に装着されている。ヘツド緊締用シリンダ1
2の上下油室に対して支持軸11中の油路を経て
圧油が供給或は排除されるように構成され、ター
レツトヘツド4をベースフレームの支持面に押圧
緊締し或はその緊締を解除することができる。
ターレツトヘツド4の上面等4分割位置には工
具ヘツド5の載置面4bを有する工具ヘツド載置
台4aが設けられるが、各載置面4bは割出しさ
れて加工位置につく時は垂直面となり交換位置に
つく時には水平面となるように構成されている。
工具ヘツド5が載置面4b上に正確に位置づけさ
れるように載置台4aに設けたロケートピン15
が工具ヘツド5に設けたロケート孔16に嵌合さ
れ、また工具ヘツド5を載置面4b上に緊締保持
するためのクランプ機構17が設けられる。
前記クランプ機構17は、ばね18を介してタ
ーレツトヘツドの半径方向外方と内方とに弾発付
勢された一対の摺動杆19,19と、連動レ
バー20と、工具ヘツド5のクランプ溝5aに係
脱自在なクランプ21,21とからなり、摺
動杆19を半径方向内方に押圧することにより
工具ヘツドのクランプが解除されるように構成さ
れている。
ターレツトヘツドの載置台4a毎に工具ヘツド
クランプ機構17のほかに割出しカムフオロアー
22および工具駆動中間軸23が設けられ、各カ
ムフオロアー22は割出し回転時に割出し円筒カ
ム24のカム溝24aに係合されるように構成さ
れ、また各中間軸23は加工装置においてベース
フレーム10に設けた工具ヘツド駆動機構25接
続可能に構成されている。なお、26は割出し円
筒カム24を駆動するための油圧モータである。
前記駆動機構25はベースフレーム10の内部に
配設された主軸モータ27および歯車を介して主
軸モータ27により駆動されると共にシフターレ
バー28により前間中間軸23に係脱自在に設け
られた連結軸29からなり、加工位置において載
置台4aの中間軸23はシフターレバー28の作
動により連結軸29と駆動連結されるものであ
る。
ターレツトヘツド4を正確に位置決めするた
め、位置決め機構30および工具ヘツド5の駆動
連結および解除のための機構31が設けられてい
る。位置決め機構30は第4図に示されるように
割出し円筒カム24と一体に回転する面板カム3
2のカム溝32aにはベルクランクレバー33の
一端に設けたカムフオロアー33aが係合し、該
レバー33の他端はベースフレーム10に突出自
在に設けた位置決め軸34に係合してターレツト
ヘツド4が割出し回転を完了した時位置決め軸3
4がターレツトヘツド4の位置決め孔35に嵌入
してターレツトヘツドの位置決めを行なうように
構成されている。また前記面板カム32のカム面
32bにはレバー36のカムフオロアー36aが
係合しており、レバー36はばね37によつて付
勢され、これらによつて前記シフターレバー28
を介し前記連結軸29と中間軸23および工具ヘ
ツドのスピンドル5bとの駆動連結および解除を
行なうように構成されている。
ターレツトヘツド4上の工具ヘツド載置台4a
が工具ヘツドの交換位置にきたとき、工具ヘツド
交換に備えてクランプ機構17による工具ヘツド
5のクランプを解除する必要があり、そのためク
ランプ解除機構38が設けられる。クランプ解除
機構38は工具ヘツド載置台4aに設けたクラン
プ機構17の摺動杆19の端部を押圧するよう
に配置された油圧ピストン39およびクランプ状
態検知用のリミツトスイツチ(図示せず)に係合
するドツグ40からなり、該油圧ピストン39の
前進後退によりクランプの解除或はクランプを行
ないかつその状態を検知するものである。
次に第2図ないし第7図を参照してターレツト
ヘツド4の割出し動作シーケンスにつき説明する
に、工具ヘツド5による加工動作が終り交換さ
れた工具ヘツド5が工具ヘツド載置台4aにク
ランプされると割出し指令に基いてターレツトヘ
ツド4の割出し動作が開始される。割出し指令は
油圧モータ26を駆動しウオーム減速機構を介し
て割出し円筒カム24、面板カム32を回転す
る。これと同時に支持軸11中の油路を通してヘ
ツド緊締用シリンダ12のシリンダ室に圧油が供
給され、蓋12cと一体のシリンダ12b、スラ
ストベアリング13を介してターレツトヘツド4
をベースフレーム10の支持面10aから僅かに
持ちあげターレツトヘツド4と支持面10aとの
間に僅かな隙間をつくる。前記面板カム32の回
転によりそのカム溝32aに沿つて変位するカム
フオロアー33aによつてベルクランクレバー3
3は図示の反時計方向に回動し、これによつて位
置決め軸34はターレツトヘツド4の下面の位置
決め孔35から抜き出される。これと同時にカム
面32bに沿つて変位するカムフオロアー36a
によりレバー36およびシフターレバー28を介
して連結軸29を後退させ、クラツチ連結の噛合
を離脱させる。一方このとき割出し円筒カム24
は回転しているのであるが、まだカム溝24aは
ドラムに対して直交する部分なのでカムフオロア
ー22を介してターレツトヘツド4に回転を与え
ることはない。
ターレツトヘツド4の下面とベースフレーム1
0の支持面10aとの間にわずかなすきまがで
き、位置決め軸34が位置決め孔35から抜け出
し、また載置台4aの中間軸23と連結軸29と
のクラツチ連結が解かれた後、割出し円筒カム2
4の継続的な回転はそのカム溝24aに沿うカム
フオロアー22の動きによつてターレツトヘツド
4は90゜割出し回転せしめられる。
ターレツトヘツド4の90゜の割出し回転が終つ
ても割出し円筒カム24は回転を継続するが、こ
の間カムフオロアー22はカム溝24aの不作動
部分内にあつてターレツトヘツド4をそれ以上回
転させることはない。一方面板カム32およびベ
ルクランクレバー33の作動により位置決め軸3
4はターレツトヘツド4の90゜回転後の次の位置
決め孔35に嵌入され、ターレツトヘツド4の正
確な位置決めがなされる。同時にばね37はレバ
ー36を介して連結軸29を中間軸23および工
具ヘツド5のスピンドル5bと駆動連結する方向
に付勢し、主軸モータ27が駆動を開始すれば工
具ヘツドのスピンドル5bは直ちに駆動される態
勢にある。このときリミツトスイツチ等により油
圧モータ26の駆動を停止するとともに支持軸1
1中の油路を介してヘツド緊締用シリンダ12の
下部油室へ圧油が供給されターレツトヘツド4は
ベースフレーム10の支持面10aに対して押圧
緊締される。
以上諸動作が完結した段階で主軸モータ27の
駆動が開始され、連結軸29、工具ヘツド載置台
4aの中間軸23を介して工具ヘツド5のスピ
ンドル5bが駆動される。この加工動作中におい
て交換位置にある工具ヘツド5とマガジンテー
ブル9上の工具ヘツド5とを水平回転型工具ヘ
ツド交換機2によつて交換することができる。
第8図および第9図に示すようにマガジン3は
基台50、テーブル9、ロケート軸52および割
出し作動機構53からなり、工具ヘツド交換機2
を中心にしてターレツトヘツド4とは180゜反対
側の対称位置に配置される。テーブル9の上面に
は90゜の4分割位置に工具ヘツド5乃至5
搭載定置され、これらの工具ヘツドは工具ヘツド
交換機2によつてターレツトヘツド4上の工具ヘ
ツド5乃至5と遂次交換されるようになつて
いる。
テーブル9上に各工具ヘツド5乃至5を搭
載定置するために、工具ヘツド毎に定置ピン54
が設けられており、これらの定置ピン54は各工
具ヘツドの定置孔55に嵌合している。したがつ
て工具ヘツドの交換に際しては工具ヘツドをテー
ブル9から僅かに上昇させるだけでよい。またテ
ーブル9の別の4分割位置にはテーブル9を正確
に割出し位置に定置させるためのロケート孔56
が設けられ、割出し位置においてロケート軸52
がロケート孔56に嵌入するように構成されてい
る。
テーブル9の中心軸57は、基台50にベアリ
ング58を介して回転自在に支承され、またテー
ブル9の下面に設けた円形レール59は、基台5
0上に配設した6個の転子60に載乗されてお
り、したがつてテーブル9は重量の大きい工具ヘ
ツド5乃至5を搭載したまま軽快に回転する
ことができる。さらにテーブル9の下面には4等
分割位置に各工具ヘツドの中心線に一致してテー
ブル割出し用のカム溝61が設けられている。
ロケート軸52は割出しされたテーブル9のロ
ケート孔56に対応する位置で基台50に固定の
軸筒62に上下動自在に嵌挿され、かつ揺動レバ
ー63の外端に係合されている。したがつて揺動
レバー63の揺動によつてロケート軸52はロケ
ート孔56に関して嵌脱しテーブル9を割出し位
置に固定させたり、割出し回転可能な状態にした
りするのである。なおロケート軸52の下端には
テーブルロケート検知用のリミツトスイツチ64
をオン・オフするドツグ65が設けられ、これに
よつてテーブルの割出しを制御するようになつて
いる。
テーブル9の割出し作動機構53は、基台50
に取付けた減速機付モータ66と該モータ軸に固
定の第1カム67および第2カム68とを備え、
第1カム67はそれに設けられた第1カムフオロ
アー69がテーブル9のカム溝61に係合するよ
うに構成され、第2カム68はその円筒面にカム
溝70を有し、これに前記揺動レバー63の内端
に設けられた第2カムフオロアー71が係合する
ように構成されている。モータ66の駆動により
テーブル9の割出し回転の開始時には第2カム6
8および揺動レバー63を介してロケート軸52
をロケート孔56から抜脱させ、またテーブル9
の割出し回転の完了時にはロケート軸52を次の
ロケート孔56に嵌入させ交換すべき工具ヘツド
を交換位置に正確に位置付けする。
工具ヘツドの交換にあたつて、制御装置よりテ
ーブル9の90゜割出し回転の指令が出ると減速機
付モータ66の運転が開始され、第1カム67お
よび第2カム68が回転する。第2カム68の回
転はそのカム溝70にはまつている第2カムフオ
ロアー71を介して揺動レバー63を動かし、こ
れによつてテーブル9のロケート孔56に嵌入し
ているロケート軸52を抜脱する。このようにし
てテーブル9はロケート軸52による拘束を解か
れて回転できる状態になる一方第1カム67の第
1カムフオロアー69はテーブル9下面のカム溝
70に入つていき第1カム67の回転に従つてゼ
ネバ方式によりテーブル9を90゜割出し回転す
る。このテーブル9の90゜回転が終わると同時に
第2カム68により揺動レバー63が動かされロ
ケート軸52は割出し後のロケート孔56に嵌入
され、テーブル9は90゜回転した位置で正確に位
置決めされる。この時ロケート軸52に取付けた
ドツグ65がリミツトスイツチ64を作動してモ
ータ66を停止させる。
各工具ヘツドはその底面に設けた定置孔55に
定置ピン54が嵌合してテーブル9上で正確に載
置され、テーブル9の90゜回転により交換すべき
工具ヘツド5はターレツトヘツド4上の工具ヘ
ツド5と工具ヘツド交換機2を中心として180
゜隔てた対称位置に対峙することとなる。なおテ
ーブル9はその下面の円形レール59を介して基
台50上に配置した複数個の転子70により支持
されているので搭載重量としてはかなりの重さと
なる複数個の工具ヘツド5乃至5を載置した
まま軽く回転することができる。
次に工具ヘツド交換機2を第10図乃至第14
図に従つて詳細に説明するに、該交換機2は工作
機械1のターレツトヘツド4とマガジン3のテー
ブル9との中間において略々同レベルで基台10
0上に配設されている。該基台100には垂直主
軸101が180゜正逆回転可能に装着されてい
る。すなわち主軸101にはプレート102およ
びスペロケツト103が固定され、プレート10
2は基台100に設けたストツパー104,1
04と衝当することにより主軸101の回転を
180゜に規制し、スプロケツト103は油圧モー
タ105のスプロケツト106との間に駆動チエ
ーン107が巻装され、これによつて主軸101
を正逆回転駆動する。主軸101の正転限および
反転限において図示されていないリミツトスイツ
チが働き油圧モータ105の駆動を停止するよう
に構成されている。また油圧モータ105には減
速制御弁108に係合するドツグカム109が設
けられ主軸101の正転限および逆転限において
減速制御するようになされている。
前記主軸101の上部は油圧シリンダ110に
形成され、該油圧シリンダ110にすべりキー1
11を介して軸筒112が嵌装され、該軸筒11
2と一体の蓋板113には前記油圧シリンダ11
0に挿入されるピストン114が取付けられてい
る。ピストン114の上下油室には主軸101中
の油路および回転接手101′を介して圧油の供
給、排除が行なわれるようになつている。また、
前記蓋板113に固定のブラケツト115に2個
のスプロケツト117,117を有する油圧
モータ116が装着され、該油圧モータ116へ
の圧油の供給、排除もまた主軸101中の油路お
よび回転接手101′を介して行なわれるように
なつている。さらに軸筒112の下部フランジに
は基台100に設けた定置ピン100に嵌合す
る定置孔112が設けられている。
前記軸筒112にはアーム部分118,11
を有する第1アーム部材118の中央ボス部
分118が嵌装支持され、該ボス部分118
にはアーム部分119,119を有する第2
アーム部材119の中央ボス部分119が嵌合
されていて両アーム部材118,119は互いに
X字状に交叉し軸筒112に関して回動可能に支
持された構成となつている。前記ボス部分118
およびボス部分119の外周にそれぞれチエ
ーン120およびチエーン121が張架され、チ
エーン120は前記スプロケツト117の外側
に噛合され、またチエーン121はスプロケツト
117の内側に噛合されている。
両アーム部材118,119のアーム部分11
,118および119,119には、
アーム部材の閉位置において工具ヘツド5の係合
溝122に係合して持上げる際に該係合溝中のロ
ケート孔123に嵌入するロケートピン124が
設けられていて工具ヘツド交換のため180゜水平
回転するとき両アーム部材118,119から工
具ヘツド5が離脱するおそれは皆無である。また
第13図に示すように基台100には両アーム部
材118,119の上昇および下降を検知するた
めリミツトレバー125およびリミツトスイツチ
126,126が設けられる。
以上の構成をもつた工具ヘツド交換機2による
工具ヘツド交換シーケンスを説明するに、交換す
べきターレツトヘツド4上の工具ヘツド5とマ
ガジンのテーブル9上の工具ヘツド5とは同一
平面上にあり、工具ヘツド交換機2の垂直主軸1
01に関し180゜隔てた対称の位置に静止してい
る。工具交換指令に基づき、まず交換機のアーム
閉動作が行なわれる。このアーム閉動作は回転継
手101′の圧油口、プレート102中の油路お
よびフレキシブルチユーブを介して油圧駆動され
る油圧モータ116によつて行なわれる。油圧モ
ータ116のスプロケツト117,117
実線矢印方向の回転は、該スプロケツト117
の外側で噛合するチエーン120を介し、またス
プロケツト117の内側で噛合するチエーン1
21を介してアーム部材118および119を互
いに閉方向に駆動する。このアーム閉動作はドツ
グがアーム閉のリミツトスイツチ(図示せず)を
作動させることで完了する。両アーム部材11
8,119が閉動作を完了した時、第10図およ
び第13図から明らかなように各アーム部材はそ
れぞれ対応する工具ヘツド5および5の係合
溝122に嵌入し、各アーム部分118,11
,119,119のロケートピン124
は工具ヘツドの係合溝122に設けたロケート孔
123と整合位置にある。
上記動作に続いて工具ヘツド5および5
それぞれターレツトヘツド4およびマガジンのテ
ーブル9から持上げるためアーム上昇動作に移
る。このアーム上昇動作はアーム閉のリミツトス
イツチの作動により、回転継手101′の圧油口
および主軸101中の油路を経て下部油室に圧油
が供給されピストン114およびこれと上下方向
には一体の関係にある両アーム部材118,11
9を所定の高さまで上昇する。アーム部材上昇の
過程でロケートピン124はロケート孔123に
嵌入し、軸筒112の定置孔112は定置ピン
100から抜出し、さらに工具ヘツド5,5
のロケート孔はそれぞれのロケートピン(図示
せず)から抜出す。この時ターレツトヘツド上の
クランプ機構(図示せず)はアンクランプ状態に
なつており、工具ヘツド5の上昇に支障をきた
すことはない。
工具ヘツド5,5を支持したアーム部材1
18,119が上昇限に達するとアーム上昇リミ
ツトスイツチ126が働き油圧モータ105が
作動を開始し、モータ・スプロケツト106、駆
動チエーン107および主軸スプロケツト103
を介して両アーム部材118,119の180゜回
転を行なう。両アーム部材の180゜の正逆回転は
それぞれ図示されていない正転限リミツトスイツ
チおよび逆転限リミツトスイツチにより制御す
る。すなわち、図中反時計まわりに水平面内180
゜の回転により工具ヘツド5および5はそれ
ぞれの場所が入れ替り、工具ヘツド5はマガジ
ンのテーブル9上の、また工具ヘツド5はター
レツトヘツド4上の所定の位置にもたらされ、プ
レート102の一辺がストツパー104にあた
つて停止する。工具交換のための全アーム部材の
回転動作の終端近傍ではスプロケツト106と共
に回転するドツグカム109と減速弁108とに
より減速制御が行なわれる。両アーム部材11
8,119の停止は同時に反転限リミツトスイツ
チを作動し、油圧モータ105への圧油の供給が
止まる。
前記反転限リミツトスイツチの作動により回転
継手101′の圧油口および主軸101中の油路
を通してピストン114の上側圧油室に圧油が供
給され、工具ヘツド5,5を保持した両アー
ム部材118,119が下降する。該下降が終る
と下降限リミツトスイツチ126が作動し、次
のアーム開動作に入る準備がなされる。一方基台
100に固定された定置ピン100はプレート
102の定置孔112に嵌入し、両アーム部材
118,119をみだりに回転しないように定置
させる。この時工具ヘツド5の下面のロケート
孔にはマガジンテーブル9上のロケートピンが嵌
入し工具ヘツド5の下面のロケート孔にはター
レツトヘツド4上のロケートピンが嵌入して各工
具ヘツドを定置させる。
工具ヘツドの交換が終ると続いてアーム開動作
にはいるが、これは前記逆転限リミツトスイツチ
および下降限リミツトスイツチの作動に伴いタイ
ミングよく動作が開始される。この時各アームに
設けたロケートピン124が各工具ヘツドの係合
溝122に設けたロケート孔123から抜け出し
ており、アーム開動作を妨げることはない。アー
ム開動作は前記したアーム閉動作の逆でありオイ
ルモータ116の点線矢印方向の回転によつて行
なわれ、アーム部材が完全に開いた状態で停止す
る。この状態ではターレツトヘツド4とマガジン
のテーブル9とは互いに独立した関係にあるの
で、ターレツトヘツドおよびマガジンテーブルの
割出し回転は随時これを行なうことができる。
以上の説明から明らかなように本発明のワーク
送り加工型専用工作機械装置は、多軸工具ヘツド
を装着したターレツトヘツドを割出し回転して加
工位置に停止し、これに対してワークを前進後退
させて所定の加工を完了させる一方、その加工中
に不要となつている工具ヘツドを水平回転型マン
ガン上の新規に必要とする工具ヘツドと交換する
ことができるものであり、その作用効果を要約列
挙すれば下記のとおりである。
ワーク送り加工型であるため、加工時工具ヘ
ツドは定位置にあるので、工具交換動作に複雑
な制御系を必良とせず、かつ簡単な構造で工具
交換動作が行える。
ターレツトヘツドとマガジン間には、工具ヘ
ツド交換機の回動中心軸を設けるためのスペー
スをとるだけでよく、非常に小スペースで工具
交換機が設置でき、したがつてマガジン構造お
よび装置全体をコンパクト化できる。
ターレツトヘツド上の交換位置での工具ヘツ
ドとマガジン3の割出された工具ヘツドとを同
時交換できるので、工具ヘツドの交換時間が非
常に短かくて済み、例え加工時間の短い加工中
にも確実に工具ヘツド交換が行われ、交換によ
る加工のロスタイムをなくし、稼動効率を著し
く高めることができる。
専用工作機械として生産性向上に寄与すると
ころが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のワーク送り加工
型専用工作機械装置の平面図および側面図、第3
図はターレツトヘツドの主側断面図、第4図はタ
ーレツトヘツドの一部破断要部側断面図、第5図
乃至第7図はターレツトヘツドに含まれる諸機構
の作動説明図、第8図および第9図は工具ヘツド
交換用マガジンの一部破断平面図および側断面
図、第10図および第11図は工具ヘツド交換機
の一部破断平面図および側断面図、第12図は第
11図のA―A線断面図、第13図は第10図の
Z線矢視側面図、第14図は工具ヘツド交換の油
圧制御回路図である。 1…工作機械、2…工具ヘツド交換機、3…水
平回転型マガジン、4…ターレツトヘツド、5…
工具ヘツド、6…ワーク、7…送りユニツト、8
…インデツクステーブル、9…マガジンテーブ
ル、10…ベースフレーム、11…固定支持軸、
12…ヘツド緊締用シリンダ、13…スラストベ
アリング、14…ローラベアリング、15…ロケ
ートピン、16…ロケート孔、17…クランプ機
構、18…ばね、19…摺動杆、20…連動レバ
ー、21…クランプ爪、22…割出しカムフオロ
アー、23…工具駆動中間軸、24…割出し円筒
カム、25…工具ヘツド駆動機構、26…油圧モ
ータ、27…主軸モータ、28…シフターレバ
ー、29…連結軸、30…位置決め機構、31…
駆動連結・解除機構、32…面板カム、33…ベ
ルクランクレバー、34…位置決め軸、35…位
置決め孔、36…レバー、37…ばね、38…ク
ランプ解除機構、39…油圧ピストン、40…ド
ツグ、50…基台、52…ロケート軸、53…割
出し作動機構、54…定置ピン、55…定置孔、
56…ロケート孔、57…中心軸、58…ベアリ
ング、59…円形レール、60…転子、61…カ
ム溝、62…軸筒、63…揺動レバー、64…リ
ミツトスイツチ、65…ドツグ、66…モータ、
67…第1カム、68…第2カム、69…第1カ
ムフオロアー、70…カム溝、71…第2カムフ
オロアー、100…基台、101…主軸、102
…プレート、103…スプロケツト、104…ス
トツパー、105…油圧モータ、106…スプロ
ケツト、107…駆動チエーン、108…減速制
御弁、109…ドツグカム、110…油圧シリン
ダ、111…すべりキー、112…軸筒、113
…蓋板、114…ピストン、115…ブラケツ
ト、116…油圧モータ、117…スプロケツ
ト、118…第1アーム部材、119…第2アー
ム部材、120,121…チエーン、122…係
合溝、123…ロケート孔、124…ロケートピ
ン、125…リミツトレバー、126…リミツト
スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 等分割複数箇所に工具ヘツドをクランプ保持
    する載置台を設け、その載置面が割出し回転によ
    り交換位置においては水平にまた加工装置におい
    ては垂直になるようにしたターレツトヘツドおよ
    び加工位置における工具ヘツドに対しワークを加
    工送りするようにした送りユニツトを有する工作
    機械と;等分割複数箇所に交換用工具ヘツドを載
    置すると共に交換位置へ水平割出し回転するよう
    になされたテーブルを有するマガジンと;前記工
    作機械と前記マガジンとの中間に配設され、閉動
    作により工具ヘツドを把持し開動作により工具ヘ
    ツドを解放するように互いにX字状に交差して回
    動可能にかつ把持した工具ヘツドを持上げ下げす
    るように上下動可能に支持された一対のアーム部
    材によつてそれぞれの交換位置における工具ヘツ
    ドを水平面内で同時交換するようになされた工具
    ヘツド交換機と;を備えてなり、前記工作機械の
    加工中に工具ヘツドを交換し得るようにしたこと
    を特徴とするワーク送り加工型専用工作機械装
    置。
JP5161579A 1979-04-26 1979-04-26 Work feeding and processing type machine tool for exclusive use Granted JPS55144945A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5161579A JPS55144945A (en) 1979-04-26 1979-04-26 Work feeding and processing type machine tool for exclusive use

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5161579A JPS55144945A (en) 1979-04-26 1979-04-26 Work feeding and processing type machine tool for exclusive use

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55144945A JPS55144945A (en) 1980-11-12
JPS626941B2 true JPS626941B2 (ja) 1987-02-14

Family

ID=12891791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5161579A Granted JPS55144945A (en) 1979-04-26 1979-04-26 Work feeding and processing type machine tool for exclusive use

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55144945A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3042564C2 (de) * 1980-11-12 1982-09-02 Grundfos Pumpenfabrik GmbH, 2362 Wahlstedt Mehrspindel-Werkzeugmaschine
JPS60103601U (ja) * 1983-12-21 1985-07-15 株式会社 桜井製作所 切削盤
JPS618211A (ja) * 1984-06-21 1986-01-14 Hitachi Seiki Co Ltd ヘツドチエンジヤ−
JPS62161945U (ja) * 1986-04-02 1987-10-15
JPS63102804A (ja) * 1986-10-21 1988-05-07 Honda Motor Co Ltd 多軸ヘッド交換式工作機械におけるヘッド位置検出機構付きヘッド交換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55144945A (en) 1980-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5949859B2 (ja) 工作機械のための工具の保管、交換方法ならびにその装置
US3925878A (en) Grinding machine with an automatic exchange device for grinding wheels
US3742791A (en) Lathe
US4110898A (en) Machine tool
US4006650A (en) Indexing control for rotatable part on a machine tool
JPH0259246A (ja) 工作機械の自動パレット交換装置
EP0003027B1 (en) Automatic tool changer for machine tool
US4164290A (en) Automatic tool changer for machine tools
JPS626941B2 (ja)
JP2868563B2 (ja) パンチング・ニブリングマシーン
JPS6043260B2 (ja) 工作機械
KR101225189B1 (ko) 머시닝센터의 자동공구교환장치
US4238034A (en) Automatic tool changer for machine tool
US4109360A (en) Machine with processing heads
US4190938A (en) Machine with processing heads
WO1988006944A1 (en) Shaving machine of automatic cutter replacing type
JP2002126905A (ja) 2軸旋盤
JPH11170101A (ja) 主軸移動型立形工作機械における工作物交換装置
JPS6222723B2 (ja)
JPH0647643A (ja) 工具交換装置
JP2551292B2 (ja) 切削加工装置
US4006649A (en) Single shaft programming control for machine tools
JP2792868B2 (ja) 自動工具交換装置
US5088182A (en) Turret changer
JPH07164214A (ja) 工具交換装置を備えた工作機械