JPS6268887A - 高炉装入コ−クスの塊歩留を向上させる方法 - Google Patents

高炉装入コ−クスの塊歩留を向上させる方法

Info

Publication number
JPS6268887A
JPS6268887A JP20846385A JP20846385A JPS6268887A JP S6268887 A JPS6268887 A JP S6268887A JP 20846385 A JP20846385 A JP 20846385A JP 20846385 A JP20846385 A JP 20846385A JP S6268887 A JPS6268887 A JP S6268887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coke
blast furnace
grinding
transportation process
fracture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20846385A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Iwakiri
岩切 治久
Tsunao Kamijo
上條 綱雄
Tsutomu Nakamura
力 中村
Masashi Kitamura
雅司 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP20846385A priority Critical patent/JPS6268887A/ja
Publication of JPS6268887A publication Critical patent/JPS6268887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は高炉装入コークスの塊歩留を向」二させる方法
に関する。
(発明の背景) コークス炉から高炉までのコークスの輸送工程では輸送
条件により粒径が25 m m以下の粉が玉量%の粉率
でlO数%発生することが知られている。この粉率の低
減は経済的な面から重要であるため、輸送工程における
コンベアの乗継ぎなどの落差の低減、m衝材の設置、カ
ッターの条件、サイロのレベルの調節などにより、輸送
時の衝撃力を低下させ、粉率を低下させている。
一方、コークスは非常に不均質な物質で、脆弱な性質も
あり、この脆弱な部分を多く含むコークスを高炉に装入
すると、粒径25 m m以下の粉が多酸に発生する。
そのため、高炉の通気性が阻害されるため、高炉の安定
操業の面から問題となっている。従って、コークスの脆
弱部分を頃装入時には取り除いであるようにするためコ
ークス炉から高炉までのハンドリング中にその脆弱部分
は破砕させておく必要がある。
このように、コークス炉から高炉への輸送工程において
は25mm以下の粉の発生が生ぜず、かつコークスの脆
弱な部分は破砕されてしまうようなハンドリングが必要
とされている。ところが、コークスの輸送工程は以」二
のような点はこれまでほとんど考慮されておらず、また
、高炉内での粉化量が明確でないことなどからハンドリ
ングの最適値については全く設定されてぃなかった。
(発明の目的) ここでは、コークスの破砕形態に着1]し、高炉内での
粉化を推定することにより、ハンドリング量の最適値を
明らかにすることにより輸送工程での塊歩留向上の指針
を与えることを目的とした。
(発明の概要) 本発明は、コークス炉から高炉までのコークス輸送工程
におけるコークスの破砕形態を、コークスのマクロな亀
裂にもとず〈体積破壊と、衝撃によるコークス表面の表
面破壊として分類し、コークスの輸送工程中における破
砕エネルギーが、該体!It破壊が終了し該表面破壊に
移行する時期までに必要な量となるようにコークスの輸
送工程の条件を変更することを特徴とする。
コークスの輸送工程での破砕は、主として落下による衝
撃と、サイロ内などでの表面摩耗により起こる。このよ
うな破砕形態はJISM8801で規定されるドラム試
験機でシュミレータできる。したがって、高炉炉頂まで
のコークスの粒径あるいは粒度分布は、ドラムの回転数
、すなわち、破砕エネルギーによって変化する。輸送工
程の各地点の破砕エネルギーはドラム試験機の粒度分布
を介して推定することができる。
コークス炉で生成した直後のコークスは、炉壁に前直方
向に100〜200mmの間隔での大きい亀裂及び中心
部の亀裂により分割され、1OO−200m m X 
200 m m程度のサイズであり。
内部に多くの亀裂を含んでいる。この亀裂の量はコーク
ス化速度、装入嵩密度、原料炭の性状などによって変化
し、コークスの粒径を決める重要な要因である。この亀
裂の量は断面の亀裂の数などによる推定はa(能である
が、定量化はむづかしい。一方、亀裂の歇は亀裂によっ
て分割されるコークスの数と比例関係にあることは容易
に推定できる。第1図は、生成直後からハンドリングに
よって亀裂が解放される過程をドラム試験機をシュミレ
ータ−として用いて調査したものである。ハンドリング
の初期において、コークスの個数が急激に増加し、亀裂
の開放が急激に進行する。破砕エネルギーが660jo
ul/kgをこえると、コークス粒の数はほとんど増加
することなく、1300 k o u l / k g
をこえると、表面摩耗による粒径低下のために、+25
mmの個数が徐々に減少する。このようなコークスの破
砕挙動は、■初期では亀裂を起点とした体積破壊と衝撃
面の表面破壊(摩耗)による破砕であり、■1300j
oul/kg以降では衝撃面の表面破壊が支配的な破砕
である。衝撃面の破砕は、粒子表面近傍に生じるせん断
力によるもので、摩耗と同様の破砕様式とみなせる。
第2図は、所定のハンドリング(破砕エネルぜ−で定義
される)を受けたコークスが、その後さらにドラム試験
機で30回転させた時に発生する−25 m mの粉率
を示したものである。破砕エネルギーが1300jou
l/kg以上では、−25m mの粉率はほとんど変化
なく、亀裂を起点とした体積破壊が同時に進行する66
0joul/kgまでは粉発生は多く、シたがって、亀
裂の開放が終了する時点がハンドリング量のミニマム点
と定義することができる。
第3図はハンドリング量(破砕エネルギー)と、亀裂を
含まない部分の引張強度の関係を示したものである。ハ
ンドリングによって強度は変化することなく、亀裂は解
放された後は、粉発生は主として引張強度レベルに依存
することになり、1300joul/ kg以降粉率が
安定化することが説明できるとともに、亀裂、コークス
の形状が粉発生に大きな影響を与えていることがわかる
第4図はハンドリング量(破砕エネル¥−)とコークス
熱間性状の一指標となる塊コークスの反応率(CO25
M/mi nX2 h r 、 1100℃)との関係
を示したものである。ハンドリングによって高炉内で必
要な熱間性状はもとのレベルに依存し、ハンドリングに
は、はとんど影響されない。したがって、ハンドリング
贋を決めるにあたっては、亀裂、形状にもとづく粉発生
に着目するだけでよい。
また、コークスの輸送工程でのハンドリングに(破砕エ
ネルギー)を変更できる条件には輸送工程のベルトコン
ベアの乗継ぎの落差、コークカッターの間隙、サイロの
ストックレベルなどがある。
(実施例) 1193joul/kg相当の破砕エネルギーをもつ輸
送工程に対し、アンローダ−、コンベア乗継ぎ箇所に緩
衝材を入れるなどして破砕エネルギーを220joul
/kg低減し、 973joul/kgとしたところ、
−25m mの粉率を0.7%低減させることができた
。また、これによる高炉操業上の異常は特に認められな
かった。
(発明の効果) 本発明によりコークス炉から高炉への輸送工程において
、輸送中に生じるコークスの破砕を考慮することにより
、ハンドリングの最適値を求めることができ輸送工程で
の塊歩留向上の指針を与えることができるようになった
【図面の簡単な説明】
第1図は、破砕エネルギーと+25mmのコークスの個
数との関係を示すグラフである。第2図は、ハンドリン
グ量と一25mmのコークスの粉率との関係を示すグラ
フである。第3図は、ハンドリングを受けたコークスの
引張強度の変化を示すグラフである。第4図は、ハンド
リングを受けたコークスのC02反応率の変化を示すグ
ラフである。 椛 J     (%)キ鴎tuuugど−τ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コークス炉から高炉までのコークス輸送工程におけ
    るコークスの破砕形態を、コークスのマクロな亀裂にも
    とずく体積破壊と、衝撃によるコークス表面の表面破壊
    として分類し、コークスの輸送工程中における破砕エネ
    ルギーが、該体積破壊が終了し該表面破壊に移行する時
    期までに必要な量となるようにコークスの輸送工程の条
    件を変更することを特徴とする高炉装入コークスの塊歩
    留を向上させる方法。 2 コークス輸送工程におけるコークス破砕エネルギー
    を最小660joul/kgとする特許請求の範囲第1
    項記載の高炉装入コークスの塊歩留を向上させる方法。
JP20846385A 1985-09-19 1985-09-19 高炉装入コ−クスの塊歩留を向上させる方法 Pending JPS6268887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20846385A JPS6268887A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 高炉装入コ−クスの塊歩留を向上させる方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20846385A JPS6268887A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 高炉装入コ−クスの塊歩留を向上させる方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6268887A true JPS6268887A (ja) 1987-03-28

Family

ID=16556599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20846385A Pending JPS6268887A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 高炉装入コ−クスの塊歩留を向上させる方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6268887A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133537A (ja) * 2006-10-27 2008-06-12 Jfe Steel Kk 竪型炉の操業方法及び炉内粉化防止設備
JP2008291353A (ja) * 2007-04-25 2008-12-04 Jfe Steel Kk 竪型炉の操業方法及びこれに用いる竪型炉装入用コークスの粉化促進装置
JP2009102487A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Kansai Coke & Chem Co Ltd コークスの製造方法、およびコークス製造用装置
JP2009299092A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 竪型炉の操業方法及び竪型炉装入用コークスの炉内粉化防止設備
JP2009299088A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 竪型炉の操業方法
JP2009299090A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 高炉操業方法
JP2009299089A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 竪型炉の操業方法及び炉内粉化防止設備

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133537A (ja) * 2006-10-27 2008-06-12 Jfe Steel Kk 竪型炉の操業方法及び炉内粉化防止設備
JP2008291353A (ja) * 2007-04-25 2008-12-04 Jfe Steel Kk 竪型炉の操業方法及びこれに用いる竪型炉装入用コークスの粉化促進装置
JP2009102487A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Kansai Coke & Chem Co Ltd コークスの製造方法、およびコークス製造用装置
JP2009299092A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 竪型炉の操業方法及び竪型炉装入用コークスの炉内粉化防止設備
JP2009299088A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 竪型炉の操業方法
JP2009299090A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 高炉操業方法
JP2009299089A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Jfe Steel Corp 竪型炉の操業方法及び炉内粉化防止設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6268887A (ja) 高炉装入コ−クスの塊歩留を向上させる方法
SHIMOMURA et al. On the Inside State of the Lumpy Zone of Blast Furnace Report on the Dissection of Blast Furnaces-2
JP2010150646A (ja) 高炉への原料装入方法
CN104848212B (zh) 一种煤矸石固硫控温燃烧与灰渣高效耦合利用的方法
JP5217650B2 (ja) 高炉への原料装入方法
CN1060689C (zh) 一种磷铁的分级加工方法
JP3603776B2 (ja) 高炉の操業方法
JPS63140006A (ja) 高炉原料装入方法
JPS6017004A (ja) 高炉操業法
JP6558518B1 (ja) 高炉の原料装入方法
JPS6274008A (ja) コ−クスの粒度調整方法
JPH04131311A (ja) 高炉の原料装入方法
US2146872A (en) Method for operating cupola shaft furnaces
US20240167111A1 (en) Method for producing pig iron
JP2018070954A (ja) 高炉への原料装入方法
JPS6271554A (ja) 円筒型粉砕機の運転制御方法
JP3842714B2 (ja) 転炉操業方法
JP2968410B2 (ja) 高炉におけるスクラップ装入法
JPS5920412A (ja) ベルレス炉頂装入装置の炉内旋回シユ−ト
SU844041A1 (ru) Способ загрузки конусной эксцентриковойдРОбилКи
US4436552A (en) Method of furnace operation with high pellet burdens
JP2808344B2 (ja) 高炉の原料装入方法
SU1228895A1 (ru) Способ дроблени в конусной инерционной дробилке
CN103752765B (zh) 智能化短流程砂再生系统
SU673663A1 (ru) Способ получени окатышей