JPS6268825A - 難燃性積層板の製造法 - Google Patents
難燃性積層板の製造法Info
- Publication number
- JPS6268825A JPS6268825A JP20716185A JP20716185A JPS6268825A JP S6268825 A JPS6268825 A JP S6268825A JP 20716185 A JP20716185 A JP 20716185A JP 20716185 A JP20716185 A JP 20716185A JP S6268825 A JPS6268825 A JP S6268825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ether
- base material
- resultant
- thermosetting resin
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Fireproofing Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は難燃性、耐熱性及び打抜加工性に優ｎ、る積層
板の製造法に関する。
板の製造法に関する。
（従来の技術）
従来、積層板の難燃化の方法は、ブロム系化合物、リン
系化合物、窒素系化合物及びアンチモン等無機系化合物
を単独または併用して熱硬化性樹脂に添加することによ
りなさ扛ている。
系化合物、窒素系化合物及びアンチモン等無機系化合物
を単独または併用して熱硬化性樹脂に添加することによ
りなさ扛ている。
ブロム系化合物は難燃性に優ハており、ジブロモフェノ
ール、トリブロモフェノール、テトラブロモビスフェノ
ールＡ等のブロム化フェノール類、テトラブロモビフェ
ニルエーテル、デカブロモビフェニルエーテル等のポリ
ブロモビフェニルエーテル類、ジブロモフェノールグリ
シジルエーテル、テトラブロモビスフェノールＡジグリ
シジルエーテル等のブロム化エポキシ化合物等の比較的
高ブロモ化合物が用いらｎている。こｆらのブロム系化
合物を用いた熱硬化性拉１脂を溶剤で肖整して含浸用ワ
ニスとして、基材に含浸させ、必賛枚数を加熱加圧成型
して積層板を製造している。
ール、トリブロモフェノール、テトラブロモビスフェノ
ールＡ等のブロム化フェノール類、テトラブロモビフェ
ニルエーテル、デカブロモビフェニルエーテル等のポリ
ブロモビフェニルエーテル類、ジブロモフェノールグリ
シジルエーテル、テトラブロモビスフェノールＡジグリ
シジルエーテル等のブロム化エポキシ化合物等の比較的
高ブロモ化合物が用いらｎている。こｆらのブロム系化
合物を用いた熱硬化性拉１脂を溶剤で肖整して含浸用ワ
ニスとして、基材に含浸させ、必賛枚数を加熱加圧成型
して積層板を製造している。
（発明が解決しようとする間顕点）
ブロム化フェノール類は耐熱性が低い傾向にあり、ポリ
ブロモビフェニルエーテル類の添加型化合物は、熱伸化
性樹脂系に組み込まｒＬないために単独で使用すると、
耐熱性が低い。また、テトラブロモビスフェノールＡジ
グリシジルエーテル等の三官能ブロム化エポキシ化付物
の様に、反応点が２つあると、樹脂中の架橋が進み、打
抜加工性の低下（層間ハぐす、クラック等の発生）が生
じる。また、熱硬化性樹脂ワニスを含浸する時、特に昼
ブロモ化合物は結晶、固化しやすいため、浴解力のある
アセトン、メチルエチルケトン、トルエン等の爆発下限
界の低くく、危険性の高い有機溶剤に沼かして、含浸用
ワニスとしている。従って、ワニスを含浸させた基材を
乾燥する工程で多量の有機浴剤等が気化するため、引火
、爆発の危険等の間和かある。
ブロモビフェニルエーテル類の添加型化合物は、熱伸化
性樹脂系に組み込まｒＬないために単独で使用すると、
耐熱性が低い。また、テトラブロモビスフェノールＡジ
グリシジルエーテル等の三官能ブロム化エポキシ化付物
の様に、反応点が２つあると、樹脂中の架橋が進み、打
抜加工性の低下（層間ハぐす、クラック等の発生）が生
じる。また、熱硬化性樹脂ワニスを含浸する時、特に昼
ブロモ化合物は結晶、固化しやすいため、浴解力のある
アセトン、メチルエチルケトン、トルエン等の爆発下限
界の低くく、危険性の高い有機溶剤に沼かして、含浸用
ワニスとしている。従って、ワニスを含浸させた基材を
乾燥する工程で多量の有機浴剤等が気化するため、引火
、爆発の危険等の間和かある。
本発明は、難燃性、耐熱性及び打抜加工性に優庇、含浸
工程での省溶剤可能な難燃性積層板、の製造法を提供す
るものである。
工程での省溶剤可能な難燃性積層板、の製造法を提供す
るものである。
（間和点を解決するための手段）
本発明をゴ、Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールグリ
シジルエーテルとポリブロモビフェニルエーテルの混合
物を難燃剤として配合した熱硬化性樹脂ワニスを所定敬
含授付看させた基拐を成型することを特徴とするもので
ある。
シジルエーテルとポリブロモビフェニルエーテルの混合
物を難燃剤として配合した熱硬化性樹脂ワニスを所定敬
含授付看させた基拐を成型することを特徴とするもので
ある。
Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジルエーテ
ルは、一般式 で示され、エポキシ基の反応点を有し、耐熱性も良く、
粘度も１５０〜２２０ｃｐ／２５℃と低いため、希釈剤
として使用でき、有機浴剤量も低減できる。しかし、ブ
ロム含有率が４４〜４７％（重量％、以下同じ）で、低
いため、単独で使用すると、難燃性を維持するために多
量に用いる必要があり、樹脂の架橋密度が低下し、打抜
加工性での白化現象が生じる。
ルは、一般式 で示され、エポキシ基の反応点を有し、耐熱性も良く、
粘度も１５０〜２２０ｃｐ／２５℃と低いため、希釈剤
として使用でき、有機浴剤量も低減できる。しかし、ブ
ロム含有率が４４〜４７％（重量％、以下同じ）で、低
いため、単独で使用すると、難燃性を維持するために多
量に用いる必要があり、樹脂の架橋密度が低下し、打抜
加工性での白化現象が生じる。
ポリブロモビフェニルエーテルｈ、 −ａ弐Ｘ＋Ｙ＝５
〜６ 、で示さｎ、高粘度化合物で、ブロム含有率が６２〜６
７％のものが好ましい。６７％を超えると結晶、固化し
やすく、６２％未満ではブロム含有車力５低く、難燃効
果は低くなる。また、単独使用では、耐熱性が劣る。離
燃性、耐熱性共に優ｎ、含浸工程での省溶剤可能な、Ｐ
−イソプロピルジブロモフェノールグリシジルエーテル
、の量は、混合物の２５％〜９０％が好ましい。
〜６ 、で示さｎ、高粘度化合物で、ブロム含有率が６２〜６
７％のものが好ましい。６７％を超えると結晶、固化し
やすく、６２％未満ではブロム含有車力５低く、難燃効
果は低くなる。また、単独使用では、耐熱性が劣る。離
燃性、耐熱性共に優ｎ、含浸工程での省溶剤可能な、Ｐ
−イソプロピルジブロモフェノールグリシジルエーテル
、の量は、混合物の２５％〜９０％が好ましい。
２５％未満だと、希釈効果が低くく、９０％を超えると
、打抜加工性での白化等で積ＪｔＨｊの特性が劣化する
。また、Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジ
ルエーテルは粘度力３５（Ｊ、 ｃ、ｐ 、／ ２５℃
以下及びブロム含有率が４２％以上となる様、モノプロ
、ム成分またはトリブロム成分を用いてもよい２、 本発明で使用する、熱硬化性樹脂としては、フェノール
樹脂、好ましくは、桐油、脱水ヒマシ油、オイチシカ油
等の乾性油変性、ポリブタジェン類変性、不飽和ポリエ
ステル樹脂変性レゾールフェノール樹脂、また、エポキ
シ樹脂（エボキシ当量、分子量等には特に制限はない。
、打抜加工性での白化等で積ＪｔＨｊの特性が劣化する
。また、Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジ
ルエーテルは粘度力３５（Ｊ、 ｃ、ｐ 、／ ２５℃
以下及びブロム含有率が４２％以上となる様、モノプロ
、ム成分またはトリブロム成分を用いてもよい２、 本発明で使用する、熱硬化性樹脂としては、フェノール
樹脂、好ましくは、桐油、脱水ヒマシ油、オイチシカ油
等の乾性油変性、ポリブタジェン類変性、不飽和ポリエ
ステル樹脂変性レゾールフェノール樹脂、また、エポキ
シ樹脂（エボキシ当量、分子量等には特に制限はない。
）、その他ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグ
アナミン樹脂等が使用される。
アナミン樹脂等が使用される。
熱硬化性樹脂ワニスの溶剤としては、アセトン、メチル
エチルケトン、トルエン、アルコール等が使用されるが
、溶剤量は希釈効果のある、Ｐ−４ソプロピルジブロモ
フエノールグリシジルエーテルを用いることにより、５
％以上低減できる。
エチルケトン、トルエン、アルコール等が使用されるが
、溶剤量は希釈効果のある、Ｐ−４ソプロピルジブロモ
フエノールグリシジルエーテルを用いることにより、５
％以上低減できる。
本発明の難燃剤を配合した熱硬化性樹脂ワニスを、紙、
カラスクロス、ガラス不織布、曾成線維布等熱硬化性樹
脂機の通常の基材に所定量含浸材Ｈさせ、成型して積層
板とする。
カラスクロス、ガラス不織布、曾成線維布等熱硬化性樹
脂機の通常の基材に所定量含浸材Ｈさせ、成型して積層
板とする。
成型は、難燃剤配合熱硬化性樹脂ワニスを含浸した基材
の一枚あるいは必要枚数重ね付せ、必要な温度（室温も
含む）、必要な圧力（、無圧も含む）で行なわｎる。ま
た、補助的に難燃剤として、トリフェニルホスフェイト
、・クレジルジフェニルホスフェイト、イソプロピルフ
ェニルジフェニルホスフェイト等のリン酸エステル類を
用いてもよい。
の一枚あるいは必要枚数重ね付せ、必要な温度（室温も
含む）、必要な圧力（、無圧も含む）で行なわｎる。ま
た、補助的に難燃剤として、トリフェニルホスフェイト
、・クレジルジフェニルホスフェイト、イソプロピルフ
ェニルジフェニルホスフェイト等のリン酸エステル類を
用いてもよい。
（作用）
以上四明した様に、本発明は希釈効果の太きい、低粘度
なＰ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジルエー
テルと高ブロム化合物で、難燃性に優れるポリブロモビ
フェニルエーテルとの混合物を難燃剤として熱硬化性樹
脂に添加し、溶剤で調整する。この時、Ｐ−イソプロピ
ルジブロモフェノールグリシジルエーテルの希釈剤の効
果のため、５％以上の溶剤低減さ扛た含浸ワニスとなる
。この含浸ワニスを紙等の基材に所定量宮有付着させこ
む、を乾燥してプリプレグとするが、乾燥工程では低溶
剤量なため、安全に作業できる。このプリプレグを必要
枚数、加熱加圧成形することにより、難燃性を有し、耐
熱性及び打抜加工性、良好なる積層板を製造できる。耐
熱性が良好なのは、含浸ワニスが低溶剤量なため、乾燥
後のプリプレグ中の残溶剤量が少いことによることも一
因と推定さｆる。
なＰ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジルエー
テルと高ブロム化合物で、難燃性に優れるポリブロモビ
フェニルエーテルとの混合物を難燃剤として熱硬化性樹
脂に添加し、溶剤で調整する。この時、Ｐ−イソプロピ
ルジブロモフェノールグリシジルエーテルの希釈剤の効
果のため、５％以上の溶剤低減さ扛た含浸ワニスとなる
。この含浸ワニスを紙等の基材に所定量宮有付着させこ
む、を乾燥してプリプレグとするが、乾燥工程では低溶
剤量なため、安全に作業できる。このプリプレグを必要
枚数、加熱加圧成形することにより、難燃性を有し、耐
熱性及び打抜加工性、良好なる積層板を製造できる。耐
熱性が良好なのは、含浸ワニスが低溶剤量なため、乾燥
後のプリプレグ中の残溶剤量が少いことによることも一
因と推定さｆる。
実施例
桐油とＰ−イソブｑビルフェノールヲ酸性触媒下で反応
させ、次にパラホルムアルデヒドとアルカリ触媒下でレ
ゾール化した桐油変性量２５％のレゾール化樹脂（固型
分）１００部（重量部、以下同じ）にＰ−イソプロピル
ジブロモフェノールグリシジルエーテル（ブロム含有率
４５％、粘度１７０ｃｐ）２０部、ポリブロモビフェニ
ルエーテル（フロム含有率６５％）１０部、クレジルジ
フェニルホスフェイト２５部を配合し、トルエンで調整
し、樹脂固型分６５％、ワニス粘度２ Ｑ Ｏｃｐ／２
５℃の含浸用フェノとして、あらかじめ水溶性メラミン
変性フェノール樹脂で処理（樹脂付着量１２％）した、
クラフト基材に上記含浸用ワニスを樹脂付Ｎ量５５％に
なる様に含浸乾燥させ、このプリプレグ７枚と接着剤付
銅はくと組み組せて加熱加圧積層して、１．６１１Ｉｒ
ｎの片面銅張積層板を得た。得ら扛た銅張り積層板の結
果を別表に示す。
させ、次にパラホルムアルデヒドとアルカリ触媒下でレ
ゾール化した桐油変性量２５％のレゾール化樹脂（固型
分）１００部（重量部、以下同じ）にＰ−イソプロピル
ジブロモフェノールグリシジルエーテル（ブロム含有率
４５％、粘度１７０ｃｐ）２０部、ポリブロモビフェニ
ルエーテル（フロム含有率６５％）１０部、クレジルジ
フェニルホスフェイト２５部を配合し、トルエンで調整
し、樹脂固型分６５％、ワニス粘度２ Ｑ Ｏｃｐ／２
５℃の含浸用フェノとして、あらかじめ水溶性メラミン
変性フェノール樹脂で処理（樹脂付着量１２％）した、
クラフト基材に上記含浸用ワニスを樹脂付Ｎ量５５％に
なる様に含浸乾燥させ、このプリプレグ７枚と接着剤付
銅はくと組み組せて加熱加圧積層して、１．６１１Ｉｒ
ｎの片面銅張積層板を得た。得ら扛た銅張り積層板の結
果を別表に示す。
比較例１゜
実施例と同じ桐油変性フェノール樹脂１００部に実施例
と同じ、Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジ
ルエーテル５５ｍ、”クレジルジフェニルホスフェイト
２５部を配合し、トルエンで調整し、樹脂固型分７０％
、ワニス粘度２００ｃｐ／２５℃の含浸用フェノを得、
以下実施例と同様な方法で銅張積層８ｉ’を得た。得ら
ｎた銅張積層板の特性を別表に示す。
と同じ、Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジ
ルエーテル５５ｍ、”クレジルジフェニルホスフェイト
２５部を配合し、トルエンで調整し、樹脂固型分７０％
、ワニス粘度２００ｃｐ／２５℃の含浸用フェノを得、
以下実施例と同様な方法で銅張積層８ｉ’を得た。得ら
ｎた銅張積層板の特性を別表に示す。
比較例２゜
実施例と同じ桐油変性フェノール樹脂１００部に実施例
１と同じ実施例と同じポリブロモビフェニルエーテル２
５部、クレジルジフェニルホスフェイト２５部を配合し
、トルエンで調整し、樹脂固型分５５％、ワニス粘度２
００ ｃｐ／２５℃の含浸用フェノを得、以下東施例と
同様な方法で欽張積Ｊ−板を得た。得らｎ、た銅張積層
注） 打抜加工性はＡＳＴＭ法に準じ測定した。
１と同じ実施例と同じポリブロモビフェニルエーテル２
５部、クレジルジフェニルホスフェイト２５部を配合し
、トルエンで調整し、樹脂固型分５５％、ワニス粘度２
００ ｃｐ／２５℃の含浸用フェノを得、以下東施例と
同様な方法で欽張積Ｊ−板を得た。得らｎ、た銅張積層
注） 打抜加工性はＡＳＴＭ法に準じ測定した。
（発明の効果）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールグリシジルエ
ーテルとポリブロモビフェニルエーテルの混合物を難燃
剤として配合した熱硬化性樹脂ワニスを所定量含浸付着
させた基材を成型することを特徴とする難燃性積層板の
製造法。 ２、Ｐ−イソプロピルジブロモフェノールエーテルの含
有量が上記混合物中の２５〜９０重量％であることを特
徴とする特許請求範囲第１項記載の難燃性積層板の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20716185A JPS6268825A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 難燃性積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20716185A JPS6268825A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 難燃性積層板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6268825A true JPS6268825A (ja) | 1987-03-28 |
Family
ID=16535234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20716185A Pending JPS6268825A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 難燃性積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6268825A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4929497A (en) * | 1989-03-27 | 1990-05-29 | Albany International Corp. | Flame retardant rolling door |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP20716185A patent/JPS6268825A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4929497A (en) * | 1989-03-27 | 1990-05-29 | Albany International Corp. | Flame retardant rolling door |
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