JPS6268734A - 製函装置 - Google Patents

製函装置

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JPS6268734A
JPS6268734A JP60209614A JP20961485A JPS6268734A JP S6268734 A JPS6268734 A JP S6268734A JP 60209614 A JP60209614 A JP 60209614A JP 20961485 A JP20961485 A JP 20961485A JP S6268734 A JPS6268734 A JP S6268734A
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JP
Japan
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mold
plate material
cylindrical
plate
cross
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Pending
Application number
JP60209614A
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English (en)
Inventor
一雅 森岡
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6268734A publication Critical patent/JPS6268734A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は製函装置に関し、より詳しくは、熱可塑性樹
脂シートからなる板材に対して、1桁状の成形型を押し
当てて折曲溝を形成するとともに不要な耳部を切除した
後、押し型にて板材を筒型内に押入して函形に折曲組立
する製函装置に関する。
〈従来技術〉 従来より、上記製函装置としては、筒型、成形型、およ
び押し型を水平状態に配置したいわゆる竪型方式のもの
が採用されている(例えば特公昭53−4876号公報
、実公昭53−17352号公報参照)。
ところが、上記竪型方式の製函装置は、板材の供給が、
多段に積み上げた板材をエアーシリンダ等で往復駆動さ
れるキツカーにて1枚ずつ押し出す水平供給方式である
から、板材に反りが生じている場合に、ミスキックを生
じたり、供給位置がずれたりし易いという問題があった
。また、成形後の不要な耳部を保持するための複雑な保
持装置や、製函後において耳部を除去するための複雑な
除去IA置を必要とするとともに、段取り時において、
上記保持装置や除去装置の調整を必要とし、イの手間が
面倒なりのであった。
このような問題点を解消すべく、本願出願人は、板材を
起立状態に取扱う横型方式の製函装置を先に提案したく
特開昭60−63133号公報参照)。
しかし、上記製函装置においては、 ■ 耳部の保持を機械的に行なっているため、構造の簡
素化を充分に達成し得ないこと、■ 製品種別毎に成形
ハシを準備する必要があるので型費が高くつくこと、 ■ 製品種別毎に筒型と成形型とを交換しな番Jればな
らないことから、型交換に長時間を要し、装置の実働率
の低下により製品コストが高くつくこと、 等の問題を有しており、その改善が要望されていlこ 
〈目的〉 この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、」
−4横型方式の製函装置をさらに改Qし、耳部の保持を
簡単に行なうことができるとともに、一つの筒型と成形
型で多種類の製函を行なうことができ、型交換時間およ
び型費の削減、ひいては製品コストの低減を達成できる
製函装置を提供することを目的とする。
〈構成〉 上記目的を達成するためのこの発明の製函装置としては
、以下の(1)〜(7)で構成されていることを特徴と
する。
■ 筒型、成形型、および押し型を、それぞれ起立状態
に並設した横型方式である。
■ 起立状態に並列させた板材を一枚づつ落下させて筒
型の前面に供給する板材供給手段を構成している。
■ 筒型は、4個の枠材のそれぞれの端部を他の枠材の
横部に対して摺動自在に当接させた状態で枠状に組合せ
ている。
■ 筒型前面には、供給された板材の位置決め手段を構
成しているとともに、板材の耳部背面に対応する位置に
は、板材の耳部を真空吸着するための吸引孔を構成して
いる。
■ 筒型上方には、切除した耳部を除去するエアー噴射
ノズルを構成している。
■ 成形型は、所定長さの切込みを有するスライド部を
一端側に形成し、他端側に上記スライド部を嵌挿可能な
輪郭形状の切込みを有するりOス部を形成している4個
の熱刃を、各熱刃のスライド部に対して他の熱刃の、ク
ロス部を摺動自在に嵌合させて井桁状に組合せていると
ともに、各熱刃のクロス部側端部の側面に、直角方向に
切刃を形成したコーナー刃を、上記側面を含む成形型四
隅の隅角部に沿わせて取付けている。
■ 筒型および成形型のそれぞれの背後には、成形寸法
変換用の型スライド手段を構成している。
〈実施例〉 次いで、この発明の実施例について、図を参照しながら
以下に説明する。
第1図はこの発明の横型方式の製函装置を示す正面図で
あり、架台(1)上には、ダイパー(10)にて両測部
同士が強固に連結されている一対の固定フレーム(11
)(12)が所定間隔離して起立形成されており、上記
ダイパー(10)には、移動フレーム(13)が水平移
動可能に取付けられている。この移動フレーム(13)
は、固定フレーム(12)に取付けられたシリンダー(
14)にて往復駆動させることができる。
上記移動フレーム(13)には、発泡ポリスチレンシー
ト等の熱可哨性樹脂シートからなる矩形状の板材(P)
を所定形状に成形する井桁状の成形型(2)が、後述す
る成形寸法変換用の型スライド手段(3)を介して装着
されており、固定フレーム(11)に1よ、上記成形型
(2)にて成形された板材(P)を画形に成形するため
の筒型【4)が、後述する型スライド手段(5)を介し
て装着されている。さらに、成形型(2)にて成形され
た板材(P)を上記筒型(4)内に押入する押し型(6
)は、筒型(4)に正対させた状態で、筒型(4)側へ
水平移動可能に設けられている。上記押し型(6)は、
固定フレーム(12)に取付けられたシリンダー (1
5)にて往復駆動させることができる。そして、筒型(
4)の上方には、板材(P)を筒型(4)前面に1枚ず
つ落下供給する板材供給手段(7)が形成されている。
成形型(2)としては、第3図に詳細に示すごとく、4
個の帯板状の熱刃(It)を井桁状に組合せて形成して
いるものであり、この熱刃(N)は、第4図に示すごと
く、一端側に、所定長さの切込み(20a)を有するス
ライド部(20)が構成されているとともに、他端側に
、凹溝(21a)と透孔(21b)を有し、上記スライ
ド部(20)を嵌挿可能な輪郭形状としたクロス部(2
1)が構成されており、各熱刃(N)のスライド部(2
0)に対してこれと交差する他の熱刃(N)のクロス部
(21)を嵌合させることにより井桁状に組合せである
。上記スライド部(20)とクロス部(21)との嵌合
は、クロス部(21)が、スライド部(20)の切込み
(20a)に沿って摺動可能となるよう所定の隙間を設
けて行なっている。なお、クロス部(21)に構成され
た透孔(21b)の下端尖鋭部(21b’)は、熱刃(
N)の刃先(22)位置まで切欠されており、各熱刃(
H)の刃先(22)を相互に百−に配置できるようにな
っている。また、−F記熱刃(N)には、カートリッジ
ヒータ(23)が刃先(22)と平行に内臓されている
さらに、各熱刃(N、)のクロス部(21)側端部の側
面には、直角方向に切刃(24a)を形成したコーナー
刃(24)を、上記側面を含む成形型四隅の隅角部(S
)に沿わせて取付けている。このコーナー刃(24)は
、切刃(24a)が熱刃(N)の刃先(22)よりも所
定長さ突出するように設計されている。
以上の構成であれば、筒型(4)の前面に供給された板
材(P)に対して、ヒータ(23)にて加熱された成形
型(2)を押し当てることにより、コーナー刃(24)
にて耳部(Z)の溶断を行ない、コーナー刃(24)相
互間の熱刃(N)の刃先(22)により、折曲溝(lf
t)を成形することができる(第5図参照)。この際、
コーナー刃(24)を熱刃(N)に沿わせているので、
熱刃(N)の熱が効率良くコーナー刃(24)に対して
伝導される結果、成形型(2)全体の温痕緒持を容易に
行なうことができる。
そして、熱刃(N)は、対角位置の交差部位(に1)(
K3)においてはX方向に、他の対角位置の交差部位(
K2)(K4)においてはY方向にそれぞれ移動自在で
あるから、対向する熱刃(N)相互の間隔(]−)を自
由に可変調整できることになる。この際、コーナー刃(
24)も熱刃(N)に付随して移動するので、コーナー
刃(24)相互の間隔も同時に調整することができる。
したがって、1つの成形型(2)で多種類の板材(P)
を成形することができる。
成形型(2)背後の型スライド手段(3)としては、第
6図および第7図に詳細を示すごとく、固定フレーム(
12)上に設けられた一対の縦ガイドシャフト(318
H31a)にて縦方向に移動自在に支承された一対の縦
ガイドシャフト(32a ) (32a )と、同じく
固定フレーム(12)上に設けられた一対の横ガイドシ
ャフト(31b)(31b)にて横方向に移動自在に支
承された一対の横スライドシャフト(32b)(32h
)がそれぞれ構成されているとともに、各スラストシャ
フト(32a)(32b)の交差部には、十字溝(33
a)付きの金型取付はブロック(33)が摺動自在に嵌
挿されている。また、縦スライドシャフト(32a )
 (32a )は、縦ガイドシャフト(31aH31a
)に並設された一対の縦送りねじ(34a)(34a)
に対して螺合されており、横スライドシャフト(32b
)(32b)は、横ガイドシャフト(31b) (31
b)に並設された一対の横送りねじ(34b)(34b
)に対して螺合されている。上記縦送りねじ(34a)
(34a)および横送りねじ(34bH34b)は、同
軸上に逆ねじが形成されているものであり、その回転駆
動にて、縦スライドシャフト(32a)(32a)の相
互間隔、および横スライドシャフト(32b)(32b
)の相互間隔を可変調整することができる。
上記縦送りねじ(34a)(34a)は、固定フレーム
(12)の外周所定部に構成された縦調整ハンドル(3
5a)の回転操作にて、伝達軸(36a) 、かさ歯車
機構(37a)等を介して回転駆動することができ、一
方、横送りねじ(34b) (34b)は、上記縦調整
ハンドル(35a)に近接させて構成された横調整ハン
ドル(35b)の回転操作にて、伝達軸(36b) 、
かさ歯車機構(37b)等を介して回転駆動することが
できる。
上記のように、両調整ハンドル(35a)(35b)を
互いに近接させて配置4ることにより、縦ガイドシャフ
ト(32a ) (32a)、横スライドシャフト(3
2b)(32b)の各移動調整を、無駄な動きを要する
ことなく容易に行なうことができる。
そして、成形型(2)の各熱刃(N)は、金型取付はブ
ロック(33)に対して、断熱材(38)および金型取
付は板(39)を介して固定されている。上記金型取付
は板(39)としては、熱刃(N)のクロス部(21)
の凹溝(21a)に対応する箇所に、交差する金型取付
は板(39)の挿通部(39a)を形成しているもので
あり、金型取付はブロック(33)の十字溝(33a)
内に嵌合された状態で固定されている。以上の構成であ
れば、縦調整ハンドル(35a)および横調整ハンドル
(35b)の回転操作に′て、成形型(2)の対向する
熱刃(N)相互の間隔を任意に設定することができる。
次に、成形を(2)に正対させた筒型(4)としては、
第8図および第9図に示すように、一端部に側壁(14
1)を形成した1−形断面の4個の枠材(賀)を、枠状
に組合せているものであり、各枠材(−)の側壁(Wl
)は他の枠材(−)の横部(k2)に対して摺動自在に
当接させてあり、対向する枠材(W)相互の間隔を自由
に可変調整できるようになっている。上記枠材(14)
相互の組合せ状態は、型スライド手段(5)にて維持し
ているものであり、この点についての詳細は後述する。
なお、各枠材横部(W2)の側壁(141)突合せ箇所
には、所定長さのスライド溝(41)が形成されている
上記筒型(4)の前面には、板材供給手段(力にて供給
された板材(P)の位置決め手段(8)が形成されてい
る。この位置決め手段(8)としては、板材(P)の−
側部をガイドするサイドガイド板(81)と、サイドガ
イド板(81)に正対させた幅寄せ部材(82)と、板
材(P)の下端部を受け止めるストッパー(83)とで
構成されており、上記位置決め手段(8)の上方には、
上部ガイド板(84084)が適宜配置されている。
上記幅寄せ部材(82)としては、シリンダ(82a)
の駆動にて板材(P)をサイドガイド板(81)側に押
圧して横方向の位置決めを行なうものであり、残る上下
方向の位置決めは、ストッパー(83)にて行なわせる
ことができる。
さらに、上記筒型(4)には、供給された板材(P)の
耳部(2)背面に対応させて、該板材(P)を真空吸着
するための吸引孔(42)が構成されている。この吸引
孔(42)としては、第10図および第11図に詳細を
示すように、枠材(−)の前面に形成されたスライド用
の段付き長孔(43)に対して、吸引ノズル(42a)
を摺動自在に嵌入して構成したものであり、上記吸引ノ
ズル(42a)には、板材(P)に対する吸着部として
のOリング(42b)が形成されており、裏面側に接続
された配管(42c)を通して真空吸引がなされている
。以上の構成であれば、吸引孔(42)を長孔(43)
に沿って移動調整することができるので、板材(P)に
応じた最適位置に吸引孔(42)をセットすることがで
きる。なお、上記長孔(43)内には、成形型(2)に
よる板材(P)の切り残しを防止するための溝閉塞部材
(44)が、スライド調整可能に設けられている。
上記筒型(4)の背後に形成された型スライド手段市は
、成形型(2)用の型スライド手段(3)と同様な構造
のものであり、第12図および第13図に示すように、
固定フレーム(11)上に設けられた一対の縦ガイドシ
ャフト(51a ) (51a )にて縦方向に移動自
在に支承された一対の縦スライドシャフト(52a)(
52a)と、固定フレーム(11)上に設けられた一対
の横ガイドシャフト(51bN51b)にて横方向に移
動自在に支承された一対の横スライドシャフト(s2b
)(52b)がそれぞれ構成されているとともに、各ス
ラスドシt7ト(52a)(52b)の交差部には、溝
(53a)付きの筒型取付はブロック(53)が摺動自
在に嵌挿されており、縦スライドシャフト(52a)(
52a)は、縦ガイドシャフト(51a ) (51a
 )に並設された一対の縦送りねじ(54aH54a)
に対して螺合されており、横スライドシャフト(52b
) (52b)は、横ガイドシャフト(51b)(5i
b)に並設された一対の横送りねじ(54b)(54b
)に対して螺合されている。上記縦送りねじ(54a)
(54a)および横送りねU (54bH54b)は、
同軸上に逆ねじが形成されているものであり、その回転
駆動にて、縦スライドシャフト(s2a)(52a)の
相互間隔、および横スライドシャフト(52b)(52
b)の相互間隔を可変調整することができる。上記縦送
りねじ(54aH54a)は、固定フレーム(11)の
外周所定部に構成された縦調整ハンドル(55a)の回
転操作にて、伝達軸(56a) 、かさ歯車機構(57
a)等を介して回転駆動することができ、一方、横送り
ねじ(54b)(54b)は、上記縦調整ハンドル(5
5a)に近接させて構成された横調整ハンドル(55b
)の回転操作にて、伝達軸(56b) 、かさ歯車機構
(57b)等を介して回転駆動することができる。
そして、枠材(旧の側壁(Hl)およびこれと対接する
横部(u2)は、それぞれ筒型取付はブロック(53)
の溝(53a)内に挿入されているとともに、側壁(旧
)は溝(53a)の−側面に対してボルト止めにて取付
けられられており、横部(−2)は、そのスライド溝(
41)を挿通させたボルト(58)にて溝(53a)内
を摺動可能に取付けられている。以上の構成であれば、
筒型(4)の組合せ状態を型スライド手段(5)にて維
持することができるとともに、縦調整ハンドル(55a
)および横調整ハンドル(55b)の回転繰作にて、対
向する枠材(−)相互の間隔を任意に設定できることに
なる。
次に、筒型(4)の前面に板材(P)を落下供給する板
材供給手段(7)について、第1図および第8図を参照
しながら説明する。上記板材供給手段(7)としては、
フレーム(16)にて支承されている傾斜台(11)上
に、相互の間隔を調整可能な2枚の側板(72)が立設
されているとともに、傾斜台(11)の先端上方に、シ
リンダー(73)にて昇降自在なシャッター(74)が
設けられており、上記シャッター(14)の前面には、
傾斜台(11)先端との間に所定の隙間を有して前板(
75)が立設されているものであり、上記傾斜台(71
)上に、板材(P)を起立状に並べて載置しておくこと
ができる。以上の構成の板材供給手段(7)によれば、
前板(75)と傾斜台(11)との隙間内をシャッター
(74)が下降することにより、傾斜台(11)に沿っ
て押し出されてきた最先端の板材(P)を押し下げて落
下させることができる。なお、上記前板(75)の前方
所定位置には、落下中の板材(P)に対するエアー噴射
手段(76)が構成されておリ、板材(P)を筒型(4
)側に沿わ1!つつ供給位置に確実に落下させ得るよう
になつ−(いる。
さらに、−F配板材供給手段(刃の前板(75)前面に
は、成形型(2)にて切断された板材(P)の1部(Z
)を除去するためのエアー噴射ノズル(77)が形成さ
れている。
そして、固定フレーA(11)の背後には、筒型(4)
の後部から排出されてきた函を受け取って回収するため
のガイド部材(9)が形成されている(第1図参照)。
以−ト述べたように、この発明の製函装置によれば、板
材供給手段(71にて板材(P)を筒型(1)前面に供
給し、位置決め手段(8)にて板材(P)を所定位置に
位置決めした後、吸引孔(42)にJ:る真空吸着にて
、板材(P)を吸着固定ザることができる。そして、押
し型(6)を筒型(4)側へ前進さ1!、板材(P)に
軽く当接させて、板材(P)の固定をより確実にした状
態で、成形型(2)を筒型(/l)側に前進させて板材
(P)に押し当てることにより、折曲溝(i)の熱溶融
成形おにび耳部(7)の溶融切断用11を行うことがで
きる。
さらに、成形型(2)を後退させた後、押し型(6)を
さらに前進させ、切断された耳部(2)を除いた板材(
P)の中央部分を筒型(4)内部に押入することにより
板材(P)を、筒型(4)の内壁に沿って折曲溝(i)
から折曲させて矩形の函形状に製函することができる。
そして、筒型(4)上に残った耳部(2)は、吸引孔(
42)による真空吸着を解除すると同時に耳部除去用の
エアー噴射ノズル(77)から圧縮エアーを噴射させる
ことにより、筒型(4)の下部外方に吹き飛して排除す
ることができる。
そして、段取り替えに際しては、型スライド手段(3)
 f5)の各調整ハンドル(35a)(35b)(55
a)(55b)を回転操作することにより、成形型(2
)および筒型(4)の成形寸法を迅速に変換することが
できる。
なお、この発明の製函装置としては、上記実施例に限定
されるものでなく、例えば、各部材の作動機構として、
シリンダー機構のほか、クランク機構やリンク機構等の
既知の機構を組合わせたもので構成すること、筒型(4
)の枠組を、各枠材(−)= 20 = の端部をスライド溝(41)に対して直接係合させて行
なうこと等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の
設甜変史を施すことができる。
〈効果〉 以上のごとく構成された、この発明の製函装置によれば
、以下のごどき種々の効果を奏する。
■ 筒型、成形型、および押し型を、それぞれ起立状態
に並設した横型方式であるので、板材の4部をエアー噴
射にで落下させて排出することができ、複雑な耳部l′
J1出機構を設けることなく耳部の排出を確実に行なう
ことができるとともに、供給された板材の位置決め手段
を簡素化することができる。
■ 板材供給手段が、起立状態に並列さけた板材を一枚
づつ落下させて筒型の前面に供給するものであるので、
板材に反りを生じている場合においても、板材を確実に
供給することができる。しかも、板材に無理な力が加わ
らないので、板材を変形させたり、損傷させたりする不
都合もない。
■ 成形型は、対向する熱刃相互の間隔を可変調整でき
るので、1個の成形型で多種類の板材を成形でき、製品
種別毎に成形型を取替えていた従来の場合に比し、段取
替え時間を大幅(約1/7)に減少させることができる
とともに、製品種別毎に成形型を準Sする必要がないの
で型費を大幅に削減できる。しかも、コーナー刃を成形
型四隅の隅角部に沿わせて取付けているので、成形型全
体の温度紺持も容易であり、常に好適条件で成形を行な
うことができる。また、型交換作業が不要であるので成
形型の損傷を防止できるほか、重たい成形型の運搬作業
も不必要となって安全面においても好適である。
■ 筒型についても、4個の枠材のそれぞれの端部を他
の枠材の横部に対して摺動自在に当接させた状態で枠状
に組合せているので、成形寸法を任意に変更することが
でき、製品毎の筒型を準備する必要がなく、型費を削減
することができるとともに、製品毎に筒型を取り代える
必要がないので、段取り替え時間を短縮することができ
る。
■ 供給された板材の保持を、板材の耳部背面に対応す
る位冒に構成した吸引孔にJζる真空吸着で行なうので
、板材の形状誤差やバラツ4:等の影響を受けることな
く板材を確実に保持することができるとともに、機械的
な保持手段のように板材を傷付けたり変形したりする不
都合もない。しかも、不要な耳部に対して真空吸着する
ので、板材を支障なく筒型に押し込むことができる。
■ 筒型および成形型のそれぞれの背後に、成形寸法変
換用の型スライド手段を構成しているので、筒型および
成形型のXJ法副調整容易かつ迅速に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置の全体を示す正面図、 第2図は同じく右側面図、 第3図は背面から見た成形型の斜視図、第4図は成形型
を構成する熱刃の斜視図、第5図は成形型にて成形され
た板材の斜視図、第6図は成形型用の型スライド手段の
左側面図、第7図は同じく平面図、 第8図は筒型および板材供給手段付近の斜視図、第9図
は背面から見た筒型の斜視図、 第10図は真空吸着用の吸引孔を示す要部拡大図、第1
1図は前図XT−XI線断面図、 第12図は筒型用の型スライド手段の右側面図、第13
図は同じ(平面図。 (2)・・・成形型      (20)・・・スライ
ド部(20a)・・・切込み    (21)・・・ク
ロス部(24)・・・コーナー刃   (24a)・・
・切刃(3] (5)・・・成形寸法変換用の型スライ
ド手段(34a)(54a)・・・縦送りねじ(34b
) (54b)・・・横送りねじ(35a)(55a)
・・・縦調整ハンドル(35bH55b)・・・横調整
ハンドル(4)・・・筒型 (42)・・・真空吸着用の吸引孔 (6)・・・押し型      (力・・・板材供給手
段(16)・・・エアー噴射手段 (77)・・・耳部除去用のTアー噴射ノズル(8)・
・・位置決め手段   (81)・・・サイドガイド椴
(82)・・・幅寄「部材   (83)・・・ストッ
パー(N)・・・成形型を構成する熱刃 (す)・・・筒型を構成する枠材 (P)・・・板材      (Z)・・・耳部特許出
願人  積水化成品工業株式会社第10図 Xl Xl 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性樹脂シートからなる板材に対して、井桁状
    の成形型を押し当てて折曲溝を形成するとともに不要な
    耳部を切除した後、押し型にて板材を筒型内に押入して
    函形に折曲組立する製函装置であつて、以下の(1)〜
    (7)で構成されていることを特徴とする製函装置。 (1)筒型、成形型、および押し型を、それぞれ起立状
    態に並設した横型方式である。 (2)起立状態に並列させた板材を一枚づつ落下させて
    筒型の前面に供給する板材供給手 段を構成している。 (3)筒型は、4個の枠材のそれぞれの端部を他の枠材
    の横部に対して摺動自在に当接さ せた状態で枠状に組合せている。 (4)筒型前面には、供給された板材の位置決め手段を
    構成しているとともに、板材の耳 部背面に対応する位置には、板材の耳部を 真空吸着するための吸引孔を構成している。 (5)筒型上方には、切除した耳部を除去するエアー噴
    射ノズルを構成している。 (6)成形型は、所定長さの切込みを有するスライド部
    を一端側に形成し、他端側に上記 スライド部を嵌挿可能な輪郭形状の切込み を有するクロス部を形成している4個の熱 刃を、各熱刃のスライド部に対して他の熱 刃のクロス部を摺動自在に嵌合させて井桁 状に組合せているとともに、各熱刃のクロ ス部側端部の側面に、直角方向に切刃を形 成したコーナー刃を、上記側面を含む成形 型四隅の隅角部に沿わせて取付けている。 (7)筒型および成形型のそれぞれの背後には、成形寸
    法変換用の型スライド手段を構成し ている。 2、板材供給手段に、板材を筒型に押付けつつ供給する
    ためのエアー噴射手段を構成している上記特許請求の範
    囲第1項記載の製函装置。 3、位置決め手段が、供給された板材の一側部をガイド
    するサイドガイド板と、サイドガイド板の対向側より板
    材を押圧して横方向の位置決めを行なう幅寄せ部材と、
    板材の下端部を受け止めて上下方向の位置決めを行なう
    ストッパーとで構成されている上記特許請求の範囲第1
    項記載の製函装置。 4、型スライド手段が、対向する枠材または熱刃をねじ
    送りにて縦方向にスライドさせる一対の縦送りねじと、
    横方向にスライドさせる一対の横送りねじと、上記縦送
    りねじを回転させる縦調整ハンドルと、横送りねじを回
    転させる横調整ハンドルとを有するものである上記特許
    請求の範囲第1項記載の製函装置。 5、縦軸調整ハンドルおよび横軸調整ハンドルを、互い
    に近接させて配置している上記特許請求の範囲第4項記
    載の製函装置。 6、真空吸着用の吸引孔が、筒型を構成する枠材の長手
    方向に沿つて移動調整可能に構成されている上記特許請
    求の範囲第1項記載の製函装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249027B2 (ja) * 1974-10-10 1977-12-14
JPS5418381A (en) * 1977-07-09 1979-02-10 Touto Giken Kk Method and device for folding paper box
JPS5442828U (ja) * 1977-08-30 1979-03-23
JPS6063133A (ja) * 1983-09-16 1985-04-11 Sekisui Plastics Co Ltd 製函機

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