JPS6268566A - 給気付塗装ブ−ス - Google Patents
給気付塗装ブ−スInfo
- Publication number
- JPS6268566A JPS6268566A JP60208906A JP20890685A JPS6268566A JP S6268566 A JPS6268566 A JP S6268566A JP 60208906 A JP60208906 A JP 60208906A JP 20890685 A JP20890685 A JP 20890685A JP S6268566 A JPS6268566 A JP S6268566A
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- JP
- Japan
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- air
- painting
- booth
- painting booth
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/46—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
- B05B14/468—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material with scrubbing means arranged below the booth floor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空調装置から給気室に供給された清浄空気を
フィルタを通じて塗装ブース内に押し込み、当該塗装ブ
ース内を所定の風速で流下せられる空気を排気ファンに
より塗料ミスト、蒸発有機溶剤と共に床下から吸引排出
するように成された給気付塗装ブースに関する。
フィルタを通じて塗装ブース内に押し込み、当該塗装ブ
ース内を所定の風速で流下せられる空気を排気ファンに
より塗料ミスト、蒸発有機溶剤と共に床下から吸引排出
するように成された給気付塗装ブースに関する。
給気付塗装ブースは、塗装ブース内に塗料ミスト、蒸発
有機溶剤等が充満して引火による火災が発生したり、作
業者の健康が害されたりすることがないように、給気室
から塗装ブース内に清浄空気を導入して0.2〜0.5
m/sec程度の風速で流下させ、塗装ブース内を流
下せられる空気を塗料ミスト等と一緒に床下から吸引排
出させている。
有機溶剤等が充満して引火による火災が発生したり、作
業者の健康が害されたりすることがないように、給気室
から塗装ブース内に清浄空気を導入して0.2〜0.5
m/sec程度の風速で流下させ、塗装ブース内を流
下せられる空気を塗料ミスト等と一緒に床下から吸引排
出させている。
ところで、この種の塗装ブースは、一般に自動車塗装等
を行う非常に大型の塗装ブースに適用されており、した
がって給気室から塗装ブース内に導入すべき清浄空気の
所要量も、例えば塗装ブース内の所要風速が0.4 m
/seeとすれば幅6mの塗装ブース50mあたり通常
7.20On? / minとなり、外気を温度25℃
前後、湿度70〜80%程度に調温、調湿して給気室に
供給する空調装置の加熱器や冷却器等の容量が極めて大
きくなると共に、その送風ファンの負荷も大きくなり、
また塗装ブース内に導入された空気を床下から吸引して
外部に排出させる排気ファンの負荷も大きくなって、設
備費及び動力費が嵩むという問題がある。
を行う非常に大型の塗装ブースに適用されており、した
がって給気室から塗装ブース内に導入すべき清浄空気の
所要量も、例えば塗装ブース内の所要風速が0.4 m
/seeとすれば幅6mの塗装ブース50mあたり通常
7.20On? / minとなり、外気を温度25℃
前後、湿度70〜80%程度に調温、調湿して給気室に
供給する空調装置の加熱器や冷却器等の容量が極めて大
きくなると共に、その送風ファンの負荷も大きくなり、
また塗装ブース内に導入された空気を床下から吸引して
外部に排出させる排気ファンの負荷も大きくなって、設
備費及び動力費が嵩むという問題がある。
そこで、従来においては、塗装ブース内のうち塗装準備
ゾーンのように塗料ミストや蒸発有機溶剤が発生しない
区域に供給された比較的清浄な空気を床下から吸引し、
これを外部に排出することなく再び給気室に循環供給さ
せて空調装置から給気室に供給する清浄空気の量を節減
し、送風ファンの負荷等を軽減してランニングコストの
削減を図るようにしている。
ゾーンのように塗料ミストや蒸発有機溶剤が発生しない
区域に供給された比較的清浄な空気を床下から吸引し、
これを外部に排出することなく再び給気室に循環供給さ
せて空調装置から給気室に供給する清浄空気の量を節減
し、送風ファンの負荷等を軽減してランニングコストの
削減を図るようにしている。
しかしながら、自動車塗装を行う塗装ブース内には、塗
装準備ゾーン以外に夫々50〜60mの長さを有する長
大な自動塗装ゾーンや手吹塗装ゾーンがあり、これら塗
装ゾーンに供給した空気については総て塗料ミスト等と
共に床下に吸引し、汚染空気として外部に排出するよう
にしているのが現状である。
装準備ゾーン以外に夫々50〜60mの長さを有する長
大な自動塗装ゾーンや手吹塗装ゾーンがあり、これら塗
装ゾーンに供給した空気については総て塗料ミスト等と
共に床下に吸引し、汚染空気として外部に排出するよう
にしているのが現状である。
したがって、給気室全体に供給する清浄空気の量を大幅
に低減させることはできず、空調装置の加熱器、冷却器
等の容量を小さくしたり、送風ファンや排気ファンの負
荷を軽減させるにも一定の限度があった。
に低減させることはできず、空調装置の加熱器、冷却器
等の容量を小さくしたり、送風ファンや排気ファンの負
荷を軽減させるにも一定の限度があった。
そこで本発明は、給気室から塗装ブース内の塗装ゾーン
に供給された清浄空気のうち、塗料ミストや蒸発有機溶
剤等と交わらずに塗装ブース内を流下せられる空気があ
ることに着目し、当該空気を塗料ミスト等と交わった汚
染空気と一諸に外部に排出することなく再び給気室内に
供給することによって、給気室全体に対する清浄空気の
供給量を大幅に低減し、空調装置の加熱器、冷却器等の
容量を小さくすると共に、送風ファンや排気ファンの負
荷も軽減して、設備費及び動力費を従来よりも大幅に低
減させることを目的とする。
に供給された清浄空気のうち、塗料ミストや蒸発有機溶
剤等と交わらずに塗装ブース内を流下せられる空気があ
ることに着目し、当該空気を塗料ミスト等と交わった汚
染空気と一諸に外部に排出することなく再び給気室内に
供給することによって、給気室全体に対する清浄空気の
供給量を大幅に低減し、空調装置の加熱器、冷却器等の
容量を小さくすると共に、送風ファンや排気ファンの負
荷も軽減して、設備費及び動力費を従来よりも大幅に低
減させることを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、空調装置から給
気室に供給された清浄空気をフィルタを通じて塗装ブー
ス内に押し込み、塗装ブース内を所定の風速で流下せら
れる空気を排気ファンにより塗料ミスト、蒸発有機溶剤
等と共に床下から吸引排出するように成された給気付塗
装ブースにおいて、塗装ブースの床面上の略中央部を搬
送される被塗物に対して吹付塗装を施す塗装ゾーンに、
塗装ブース内の側壁に沿って流下せられた空気を吸引し
て給気室内に再び循環供給させる再循環ダクトが配設さ
れていることを特徴とする。
気室に供給された清浄空気をフィルタを通じて塗装ブー
ス内に押し込み、塗装ブース内を所定の風速で流下せら
れる空気を排気ファンにより塗料ミスト、蒸発有機溶剤
等と共に床下から吸引排出するように成された給気付塗
装ブースにおいて、塗装ブースの床面上の略中央部を搬
送される被塗物に対して吹付塗装を施す塗装ゾーンに、
塗装ブース内の側壁に沿って流下せられた空気を吸引し
て給気室内に再び循環供給させる再循環ダクトが配設さ
れていることを特徴とする。
本発明によれば、塗装ブースの床面上の略中央部を搬送
される被塗物に対して吹付塗装を施す塗装ゾーンで給気
室から塗装ブース内に押し込まれた清浄空気のうち、被
塗物の搬送路から離れた塗装ブース内の側壁に沿って流
下せられて塗料ミスト、蒸発有機溶剤等と交わっていな
い空気が、再循環ダクトを通じて再び給気室内に循環供
給されるから、塗装準備ゾーンに導入された清浄空気の
みならず塗料ミスト等が発生する塗装ゾーンに導入され
て従来では総て排気ファンで外部に排出していた空気の
一部をも循環使用して、空調装置から給気室内に供給す
べき清浄空気の量を従来よりも大幅に低減させることが
できる。
される被塗物に対して吹付塗装を施す塗装ゾーンで給気
室から塗装ブース内に押し込まれた清浄空気のうち、被
塗物の搬送路から離れた塗装ブース内の側壁に沿って流
下せられて塗料ミスト、蒸発有機溶剤等と交わっていな
い空気が、再循環ダクトを通じて再び給気室内に循環供
給されるから、塗装準備ゾーンに導入された清浄空気の
みならず塗料ミスト等が発生する塗装ゾーンに導入され
て従来では総て排気ファンで外部に排出していた空気の
一部をも循環使用して、空調装置から給気室内に供給す
べき清浄空気の量を従来よりも大幅に低減させることが
できる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第1図は本発明による給気付塗装ブースの一例を示す正
面図、第2図はその部分拡大図である。
面図、第2図はその部分拡大図である。
図中、1はトンネル形の塗装ブースであって、該塗装ブ
ース1の床面2上の略中央部を被塗物となる自動車ボデ
ィ3が連続的に搬送されるように成されている。また、
塗装ブース1内は作業者が自動車ボディ3の表面に付着
したゴミや埃を除去したりマスキングを行う塗装準備ゾ
ーンや、自動塗装機によって自動塗装を施す無人の自動
塗装ゾ−ンあるいは作業者が手持ちの塗装機によって後
補正塗装を施す手吹塗装ゾーン等の塗装ゾーン4が形成
されている。なお、各塗装ゾーン4は通常50〜60m
の長さに選定されている。
ース1の床面2上の略中央部を被塗物となる自動車ボデ
ィ3が連続的に搬送されるように成されている。また、
塗装ブース1内は作業者が自動車ボディ3の表面に付着
したゴミや埃を除去したりマスキングを行う塗装準備ゾ
ーンや、自動塗装機によって自動塗装を施す無人の自動
塗装ゾ−ンあるいは作業者が手持ちの塗装機によって後
補正塗装を施す手吹塗装ゾーン等の塗装ゾーン4が形成
されている。なお、各塗装ゾーン4は通常50〜60m
の長さに選定されている。
5は空調装置6から調温、調湿された清浄空気が供給さ
れる給気室であって、送風ファン7から清浄空気が送給
される動圧室5aと、動圧室5a内に送給された清浄空
気が整流フィルタ8を通じて均一に供給される静圧室5
bとから構成され、静圧室5b内の清浄空気がダストフ
ィルタ9を通じて塗装ブース1内に押し込まれ、塗装ブ
ース1内を例えば0.2〜0.5 m/sec程度の風
速で流下せられるように成されている。
れる給気室であって、送風ファン7から清浄空気が送給
される動圧室5aと、動圧室5a内に送給された清浄空
気が整流フィルタ8を通じて均一に供給される静圧室5
bとから構成され、静圧室5b内の清浄空気がダストフ
ィルタ9を通じて塗装ブース1内に押し込まれ、塗装ブ
ース1内を例えば0.2〜0.5 m/sec程度の風
速で流下せられるように成されている。
10は塗装ブース1内の空気を塗料ミスト等と共に床面
2下に吸引して排気ファン1)を有する排気ダクト12
を通じて外部に排出させる排気処理室であって、床面2
下に吸引した空気中から塗料ミスト等を気液接触によっ
て分離除去するベンチュリー機構13が配設されている
。
2下に吸引して排気ファン1)を有する排気ダクト12
を通じて外部に排出させる排気処理室であって、床面2
下に吸引した空気中から塗料ミスト等を気液接触によっ
て分離除去するベンチュリー機構13が配設されている
。
14R及び14Lは塗装ブース1の床面2下の左右両端
側に沿って配設された再循環ダクトであって、塗装ブー
ス1内の側壁15R及び15Lに沿って床面2下に流下
した空気を吸引する吸引口16が塗装ゾーン4の長さに
応じてその長手方向に沿って形成されると共に、該吸引
口16から吸引した空気を再び給気室5の動圧室5aも
しくは静圧室5b内に循環供給させる循環ファン17が
介装されている。
側に沿って配設された再循環ダクトであって、塗装ブー
ス1内の側壁15R及び15Lに沿って床面2下に流下
した空気を吸引する吸引口16が塗装ゾーン4の長さに
応じてその長手方向に沿って形成されると共に、該吸引
口16から吸引した空気を再び給気室5の動圧室5aも
しくは静圧室5b内に循環供給させる循環ファン17が
介装されている。
各再循環ダクト14R,14Lの吸引口16には、その
長手方向に沿って乾式フィルタ18が配設、され、該フ
ィルタ18の上方にはベンチュリー機構13の水膜板1
9上に水を供給して水膜を形成させるオーバーフロー樋
20に向かって傾斜する整流ユニット21が配設されて
いる。
長手方向に沿って乾式フィルタ18が配設、され、該フ
ィルタ18の上方にはベンチュリー機構13の水膜板1
9上に水を供給して水膜を形成させるオーバーフロー樋
20に向かって傾斜する整流ユニット21が配設されて
いる。
整流ユニット21は、第2図に示すように、長手方向に
沿って両側に所定高さの突片22,22が形成された複
数条の長孔23が形成され、長孔23の上方に被せられ
る断面コ字状のカバー24を調整ポルト25で上下させ
、該カバー24の天井面と突片22,22の上端との間
隔を調整することによって、各再循環ダクト14R,1
4Lの吸引口16から吸引する循環空気量を調節し得る
ように成されると共に、蝶番26により回転可能に支持
されてその傾斜下端部が上下するように成されてフィル
タ18の交換を容易にしている。
沿って両側に所定高さの突片22,22が形成された複
数条の長孔23が形成され、長孔23の上方に被せられ
る断面コ字状のカバー24を調整ポルト25で上下させ
、該カバー24の天井面と突片22,22の上端との間
隔を調整することによって、各再循環ダクト14R,1
4Lの吸引口16から吸引する循環空気量を調節し得る
ように成されると共に、蝶番26により回転可能に支持
されてその傾斜下端部が上下するように成されてフィル
タ18の交換を容易にしている。
以上が本発明による給気付塗装ブースの一例構成であり
、次にその作用及び効果について説明する。
、次にその作用及び効果について説明する。
空調装置6によって、例えば温度25℃、湿度80%に
調温、調湿された清浄空気を、送風ファン7で給気室5
の動圧室5a内に供給し、これをフィルタ8で整流して
静圧室5b内に導入し、更にフィルタ9を通じて塗装ブ
ース1の塗装ゾーン4内に押し込み、該塗装ゾーン4内
を例えば0.4m/secの風速で流下させる。
調温、調湿された清浄空気を、送風ファン7で給気室5
の動圧室5a内に供給し、これをフィルタ8で整流して
静圧室5b内に導入し、更にフィルタ9を通じて塗装ブ
ース1の塗装ゾーン4内に押し込み、該塗装ゾーン4内
を例えば0.4m/secの風速で流下させる。
また、これと同時に、各再循環ダクト14R。
14 Lに介装された循環ファン17を稼動させると共
に、排気ダクト12に介装された排気ファン1)を稼動
させ、塗装ゾーン4の塗装ブース1内の側壁15R,1
5Lに沿って床面2下まで流下した空気を再循環ダクl
−14R,14Lの各吸引口16から吸引して再び給気
室5内に循環供給させると共に、その他の空気を床面2
下のベンチュリー機構13を通して吸引し、排気ダクト
12を通じて外部に排出させる。
に、排気ダクト12に介装された排気ファン1)を稼動
させ、塗装ゾーン4の塗装ブース1内の側壁15R,1
5Lに沿って床面2下まで流下した空気を再循環ダクl
−14R,14Lの各吸引口16から吸引して再び給気
室5内に循環供給させると共に、その他の空気を床面2
下のベンチュリー機構13を通して吸引し、排気ダクト
12を通じて外部に排出させる。
この状態で、塗装ブース1内に連続的に自動車ボディ3
を搬送し、自動塗装ゾーンあるいは手吹塗装ゾーン等の
塗装ゾーン4に来た自動車ボディ3の表面に吹付塗装を
施す。
を搬送し、自動塗装ゾーンあるいは手吹塗装ゾーン等の
塗装ゾーン4に来た自動車ボディ3の表面に吹付塗装を
施す。
この吹付塗装により、塗装ゾーン4の床面2上の略中央
部を搬送される自動車ボディ3の周囲に塗料ミスト、蒸
発有機溶剤等が発生するが、これらは給気室5から塗装
ブース1内に押し込まれて塗装ゾーン4内の中央部側を
所定の風速で流下せられる空気によって床面2下に押し
流され、この塗料ミスト等を含む汚染空気は排気処理室
10内のベンチュリー機構13を通して気液接触で塗料
ミスト等が分離除去された後、排気ダクト12を通じて
外部に排出される。
部を搬送される自動車ボディ3の周囲に塗料ミスト、蒸
発有機溶剤等が発生するが、これらは給気室5から塗装
ブース1内に押し込まれて塗装ゾーン4内の中央部側を
所定の風速で流下せられる空気によって床面2下に押し
流され、この塗料ミスト等を含む汚染空気は排気処理室
10内のベンチュリー機構13を通して気液接触で塗料
ミスト等が分離除去された後、排気ダクト12を通じて
外部に排出される。
また、塗装ブース1内の側壁15R,15Lに沿って流
下せられて、塗装ゾーン4の中央部側に発生した塗料ミ
スト等と交わることのない清浄空気は、床面2下の両端
側に沿って配設された再循環ダクト14R,14Lの吸
引口16から吸引されて給気室5内に供給され、空調装
置6から供給される清浄空気と共に再び塗装ブース1内
に押し込まれて、塗装ゾーン4内を例えば0.4 m/
secの風速で流下せられる。
下せられて、塗装ゾーン4の中央部側に発生した塗料ミ
スト等と交わることのない清浄空気は、床面2下の両端
側に沿って配設された再循環ダクト14R,14Lの吸
引口16から吸引されて給気室5内に供給され、空調装
置6から供給される清浄空気と共に再び塗装ブース1内
に押し込まれて、塗装ゾーン4内を例えば0.4 m/
secの風速で流下せられる。
これにより、発明者らの実験によると、例えば幅5m、
長さ50mの塗装ゾーン4内に0.4 m/secの風
速で清浄空気を流下させる場合に、従来ならば空調装置
6から給気室5内に約7.20On?/minの清浄空
気を供給しなければならなかったのに対し、本発明では
約4,800n?/min程度で充分となり、したがっ
て送風ファン7の電力消費量だけでも約90kw/hr
も節減することができ、空調装置6に配設された加熱器
、冷却器の必要熱量についても約173万kcal/h
r程度節減することができることが判明し、また排気ダ
ク)12から排出する排気量も減少して排気ファン1)
の負荷が軽減され、その電力消費量も節減することがで
きる。
長さ50mの塗装ゾーン4内に0.4 m/secの風
速で清浄空気を流下させる場合に、従来ならば空調装置
6から給気室5内に約7.20On?/minの清浄空
気を供給しなければならなかったのに対し、本発明では
約4,800n?/min程度で充分となり、したがっ
て送風ファン7の電力消費量だけでも約90kw/hr
も節減することができ、空調装置6に配設された加熱器
、冷却器の必要熱量についても約173万kcal/h
r程度節減することができることが判明し、また排気ダ
ク)12から排出する排気量も減少して排気ファン1)
の負荷が軽減され、その電力消費量も節減することがで
きる。
また、実施例の如く再循環ダク)14R,14Lの吸引
口16にフィルタ18を配設すると、再循環ダクト14
R,14Lを通じて給気室5内に汚染空気が混入せられ
るおそれがない。
口16にフィルタ18を配設すると、再循環ダクト14
R,14Lを通じて給気室5内に汚染空気が混入せられ
るおそれがない。
また、整流ユニット21の突片22,22とカバー24
との間に形成された通路を通った空気を再循環ダクト1
4R,14Lに吸引させるようにすれば、空気中に塗料
ミスト等が万−含まれていても、その大部分が突片22
の外面もしくはカバー24の天井面に付着して捕集され
るから、フィルタ18の汚れが極力防止されることとな
る。
との間に形成された通路を通った空気を再循環ダクト1
4R,14Lに吸引させるようにすれば、空気中に塗料
ミスト等が万−含まれていても、その大部分が突片22
の外面もしくはカバー24の天井面に付着して捕集され
るから、フィルタ18の汚れが極力防止されることとな
る。
更に、この整流フィルタ21を第1図に示す如くオーバ
ーフロー樋20に向けて傾斜させれば、整流フィルタ2
1の上面に付着した塗料等が自然にオーバーフロー樋2
0の水面上に流し込まれて回収される。
ーフロー樋20に向けて傾斜させれば、整流フィルタ2
1の上面に付着した塗料等が自然にオーバーフロー樋2
0の水面上に流し込まれて回収される。
なお、上記実施例においては、塗装ブース1の床面2下
に再循環ダク)14R,14Lを配設した場合について
説明したが、本発明においては、これを第3図に示す如
く塗装ブース1の側壁15R,15Lの下端部に沿って
配設し、乾式フィルタ18を配設した再循環ダクl−1
4R,14Lの吸引口16が塗装ブースl内の側壁15
R,15Lの下端部に開口するように成されている場合
であってもよい。
に再循環ダク)14R,14Lを配設した場合について
説明したが、本発明においては、これを第3図に示す如
く塗装ブース1の側壁15R,15Lの下端部に沿って
配設し、乾式フィルタ18を配設した再循環ダクl−1
4R,14Lの吸引口16が塗装ブースl内の側壁15
R,15Lの下端部に開口するように成されている場合
であってもよい。
以上述べたように、本発明によれば、給気室から塗装ブ
ース内の塗装ゾーンに供給された清浄空気のうち、塗料
ミスト等と交わらない空気を給気室に再循環させること
ができるから、空調装置から給気室に対する清浄空気の
供給量を大幅に低減させることができるという優れた効
果がある。
ース内の塗装ゾーンに供給された清浄空気のうち、塗料
ミスト等と交わらない空気を給気室に再循環させること
ができるから、空調装置から給気室に対する清浄空気の
供給量を大幅に低減させることができるという優れた効
果がある。
したがって、空調装置の加熱器、冷却器等の容量を小さ
くすると共に、送風ファン及び排気ファンの負荷も軽減
して、設備費及び動力費を大幅に削減させることができ
る。
くすると共に、送風ファン及び排気ファンの負荷も軽減
して、設備費及び動力費を大幅に削減させることができ
る。
第1図は本発明による給気付塗装ブースの一例を示す正
面図、第2図はその部分拡大図、第3図は本発明による
給気付塗装ブースの他の例を示す正面図である。 符号の説明 。 1−塗装ブース、2−・−床面、3−・・自動車ボディ
(被塗物)、4−・−塗装ゾーン、5−給気室、6−空
調装置、7−・送風ファン、8.9−フィルタ、1)−
排気ファン、14R,14L−・−再循環ダクト、15
R,15L−側壁、17・・−循環ファン。
面図、第2図はその部分拡大図、第3図は本発明による
給気付塗装ブースの他の例を示す正面図である。 符号の説明 。 1−塗装ブース、2−・−床面、3−・・自動車ボディ
(被塗物)、4−・−塗装ゾーン、5−給気室、6−空
調装置、7−・送風ファン、8.9−フィルタ、1)−
排気ファン、14R,14L−・−再循環ダクト、15
R,15L−側壁、17・・−循環ファン。
Claims (3)
- (1)空調装置から給気室に供給された清浄空気をフィ
ルタを通じて塗装ブース内に押し込み、塗装ブース内を
所定の風速で流下せられる空気を排気ファンにより塗料
ミスト、蒸発有機溶剤等と共に床下から吸引排出するよ
うに成された給気付塗装ブースにおいて、塗装ブースの
床面上の略中央部を搬送される被塗物に対して吹付塗装
を施す塗装ゾーンに、塗装ブース内の側壁に沿って流下
せられた空気を吸引して給気室内に再び循環供給させる
再循環ダクトが配設されていることを特徴とする給気付
塗装ブース。 - (2)再循環ダクトが、塗装ブースの床面下の左右両端
側に沿って配設されている特許請求の範囲第1項記載の
給気付塗装ブース。 - (3)再循環ダクトが、塗装ブースの左右側壁の下端部
に沿って配設されている特許請求の範囲第1項記載の給
気付塗装ブース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208906A JPS6268566A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 給気付塗装ブ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208906A JPS6268566A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 給気付塗装ブ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268566A true JPS6268566A (ja) | 1987-03-28 |
JPH042311B2 JPH042311B2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=16564081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60208906A Granted JPS6268566A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 給気付塗装ブ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268566A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015091588A (ja) * | 2005-03-24 | 2015-05-14 | デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 塗装設備 |
JP2018089572A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | アネスト岩田株式会社 | 塗装ブース |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP60208906A patent/JPS6268566A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015091588A (ja) * | 2005-03-24 | 2015-05-14 | デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 塗装設備 |
US9643118B2 (en) | 2005-03-24 | 2017-05-09 | Durr Systems, Inc. | Device for removing wet paint overspray |
JP2018089572A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | アネスト岩田株式会社 | 塗装ブース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042311B2 (ja) | 1992-01-17 |
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