JPS626855Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626855Y2 JPS626855Y2 JP14096080U JP14096080U JPS626855Y2 JP S626855 Y2 JPS626855 Y2 JP S626855Y2 JP 14096080 U JP14096080 U JP 14096080U JP 14096080 U JP14096080 U JP 14096080U JP S626855 Y2 JPS626855 Y2 JP S626855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- fitting hole
- tongue pieces
- head
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 21
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は小型モータのブラシ装置の一改良に
係り、上面の前後を垂直に切欠して所要高さの嵌
込頭部を設けたブラシと、その嵌込頭部を緊密に
嵌込む嵌込孔を形成した板ばねホルダーとにより
構成し、ブラシの嵌込頭部の全高を板ばねホルダ
ーの嵌込孔の下面から挿入し、該ホルダーの嵌込
孔の前後縁に設けた第１舌片を前記嵌込頭部の前
後の垂直面に弾接し、嵌込孔の左右縁に平行な板
ばねホルダーの外縁に設けた第２舌片を、前記嵌
込頭部の垂直な左右面の凹溝に係合してブラシの
下方への抜止と動揺防止とを施したものである。
係り、上面の前後を垂直に切欠して所要高さの嵌
込頭部を設けたブラシと、その嵌込頭部を緊密に
嵌込む嵌込孔を形成した板ばねホルダーとにより
構成し、ブラシの嵌込頭部の全高を板ばねホルダ
ーの嵌込孔の下面から挿入し、該ホルダーの嵌込
孔の前後縁に設けた第１舌片を前記嵌込頭部の前
後の垂直面に弾接し、嵌込孔の左右縁に平行な板
ばねホルダーの外縁に設けた第２舌片を、前記嵌
込頭部の垂直な左右面の凹溝に係合してブラシの
下方への抜止と動揺防止とを施したものである。
本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
る。
第１図はブラシ１を示し、その上部に前後面を
垂直面３，３とし、ブラシ本体の左右の垂直面を
段差なしに延長した左右の垂直面に前後方向のＶ
形凹溝４，４′を形成した嵌込頭部２を設ける。
垂直面３，３とし、ブラシ本体の左右の垂直面を
段差なしに延長した左右の垂直面に前後方向のＶ
形凹溝４，４′を形成した嵌込頭部２を設ける。
６は板ばねホルダーを示し、先端縁６ａの近く
に前記頭部２を緊密状に嵌込む嵌込孔７を穿設
し、その嵌込孔７の左右両側縁に各二条の平行切
込８，８・８′，８′を第２図のとおりに施して、
第１舌片９，９′を上方へ八字形に対立させて切
り起し、その先端縁１０，１０′の前後間隙が嵌
込頭部２の前後幅より狭くなるようにする（第３
図参照）。また、嵌込孔７の左右縁と平行な板ば
ねホルダー６の左右外縁から前記第１舌片９，
９′の上部において先端縁を嵌込孔７上に突出す
る第２舌片１１，１１′を同じく八字形対立で形
成する（第４図参照）。
に前記頭部２を緊密状に嵌込む嵌込孔７を穿設
し、その嵌込孔７の左右両側縁に各二条の平行切
込８，８・８′，８′を第２図のとおりに施して、
第１舌片９，９′を上方へ八字形に対立させて切
り起し、その先端縁１０，１０′の前後間隙が嵌
込頭部２の前後幅より狭くなるようにする（第３
図参照）。また、嵌込孔７の左右縁と平行な板ば
ねホルダー６の左右外縁から前記第１舌片９，
９′の上部において先端縁を嵌込孔７上に突出す
る第２舌片１１，１１′を同じく八字形対立で形
成する（第４図参照）。
前記においてブラシ１は嵌孔頭部２を板ばねホ
ルダー６の下面から嵌込孔７に挿入する。それに
よつて第１舌片９，９′と第２舌片１１，１１′が
夫々外方に押しのけられ嵌込頭部２の全高が嵌込
孔７に嵌まり込み、第１舌片９，９′の先端縁１
０，１０′が前後両側から垂直面３，３′に弾接す
ると共に第２舌片１１，１１′は弾力的に復元
し、先端縁１０，１０′より高い位置で左右の凹
溝４，４′に嵌り込んで係合し、下方へのぬけ止
め作用を生ずる（第５図）。
ルダー６の下面から嵌込孔７に挿入する。それに
よつて第１舌片９，９′と第２舌片１１，１１′が
夫々外方に押しのけられ嵌込頭部２の全高が嵌込
孔７に嵌まり込み、第１舌片９，９′の先端縁１
０，１０′が前後両側から垂直面３，３′に弾接す
ると共に第２舌片１１，１１′は弾力的に復元
し、先端縁１０，１０′より高い位置で左右の凹
溝４，４′に嵌り込んで係合し、下方へのぬけ止
め作用を生ずる（第５図）。
本考案は前記実施例の説明によつて明らかにし
たように、板ばねホルダー６の嵌込孔７はブラシ
１の嵌込頭部２を下方から緊密状に挿入できる構
造にしており、第１舌片９，９′は前記嵌込孔７
の両側縁から切込んだ二条ずつの平行切込８，
８・８′，８′の切込の奥部から切起されて、先端
縁１０，１０′が嵌込孔７の上方の一部を覆うよ
うにしており、第２舌片１１，１１′は嵌込孔７
の左右縁と平行な板ばねホルダー６に外縁から曲
げて前記先端縁１０，１０′の上方で嵌込孔７の
一部を覆う傾斜形にしているから、ブラシ１の嵌
込頭部２を嵌込孔７の下面から挿入するとき第１
舌片９，９′が拡がり、平行切込８，８，８′によ
り、適当な傾斜を保持して先端縁１０，１０′を
ブラシ１の前後の垂直面３，３′に係合し、第２
舌片１１，１１′は嵌込頭部２が嵌め込まれてか
ら弾力的に復元してＶ形凹溝４，４′に係合する
もので、第１舌片９，９′は嵌込頭部２の前後方
向移動を防止し、第２舌片１１，１１′は嵌込頭
部２の下方への抜止めと左右方向移動防止を生
じ、第１舌片９，９′、第２舌片１１，１１′が嵌
込頭部２を含むブラシ１全体の揺動を確実に防止
する。
たように、板ばねホルダー６の嵌込孔７はブラシ
１の嵌込頭部２を下方から緊密状に挿入できる構
造にしており、第１舌片９，９′は前記嵌込孔７
の両側縁から切込んだ二条ずつの平行切込８，
８・８′，８′の切込の奥部から切起されて、先端
縁１０，１０′が嵌込孔７の上方の一部を覆うよ
うにしており、第２舌片１１，１１′は嵌込孔７
の左右縁と平行な板ばねホルダー６に外縁から曲
げて前記先端縁１０，１０′の上方で嵌込孔７の
一部を覆う傾斜形にしているから、ブラシ１の嵌
込頭部２を嵌込孔７の下面から挿入するとき第１
舌片９，９′が拡がり、平行切込８，８，８′によ
り、適当な傾斜を保持して先端縁１０，１０′を
ブラシ１の前後の垂直面３，３′に係合し、第２
舌片１１，１１′は嵌込頭部２が嵌め込まれてか
ら弾力的に復元してＶ形凹溝４，４′に係合する
もので、第１舌片９，９′は嵌込頭部２の前後方
向移動を防止し、第２舌片１１，１１′は嵌込頭
部２の下方への抜止めと左右方向移動防止を生
じ、第１舌片９，９′、第２舌片１１，１１′が嵌
込頭部２を含むブラシ１全体の揺動を確実に防止
する。
また、ブラシ１は、垂直面に凹溝を設ける場
合、金型の側面に進退を可能にした移動成形型を
設ける必要があるが、本考案のブラシ１は嵌込頭
部２の左右の垂直面だけに凹溝４，４′を設け、
前後の垂直面３，３′には凹形溝を全く設けない
で、平滑な垂直面にしているから、前記した如く
金型に移動成形型を設ける必要がなく、このため
成形が容易であり、しかも板ばねホルダー６の第
２舌片１１，１１′を凹溝４，４′に嵌め込むと同
時に第１舌片９，９′の先端縁１０，１０′を垂直
面３，３′に弾接し、その弾接の弾力だけで、第
２舌片１１，１１′の凹溝４，４′への嵌め込み係
合弾力の共同の下にブラシ１を板ばねホルダー６
に安定させて保持できる組立てを施すことができ
るから製作組立て等も容易にできる等の諸効果を
もつ。
合、金型の側面に進退を可能にした移動成形型を
設ける必要があるが、本考案のブラシ１は嵌込頭
部２の左右の垂直面だけに凹溝４，４′を設け、
前後の垂直面３，３′には凹形溝を全く設けない
で、平滑な垂直面にしているから、前記した如く
金型に移動成形型を設ける必要がなく、このため
成形が容易であり、しかも板ばねホルダー６の第
２舌片１１，１１′を凹溝４，４′に嵌め込むと同
時に第１舌片９，９′の先端縁１０，１０′を垂直
面３，３′に弾接し、その弾接の弾力だけで、第
２舌片１１，１１′の凹溝４，４′への嵌め込み係
合弾力の共同の下にブラシ１を板ばねホルダー６
に安定させて保持できる組立てを施すことができ
るから製作組立て等も容易にできる等の諸効果を
もつ。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第１図は
ブラシ１の斜視図、第２図は板ばねホルダー６の
平面図、第３図は第２図Ａ−Ａ線切断面図、第４
図は第２図Ｂ−Ｂ線断面図、第５図は組立て状態
を示した一部切欠斜視図である。 １……ブラシ、２……嵌込頭部、３，３′……
前後の垂直面、４，４′……Ｖ形凹溝、６……板
ばねホルダー、７…嵌込孔、９，９′……第１舌
片、１０，１０′……先端縁、１１，１１′……第
２舌片。
ブラシ１の斜視図、第２図は板ばねホルダー６の
平面図、第３図は第２図Ａ−Ａ線切断面図、第４
図は第２図Ｂ−Ｂ線断面図、第５図は組立て状態
を示した一部切欠斜視図である。 １……ブラシ、２……嵌込頭部、３，３′……
前後の垂直面、４，４′……Ｖ形凹溝、６……板
ばねホルダー、７…嵌込孔、９，９′……第１舌
片、１０，１０′……先端縁、１１，１１′……第
２舌片。
Claims (1)
- ブラシ１の上面に前後を垂直に切欠した前後の
垂直面３，３′を形成した嵌込頭部２を設け、該
頭部２の、ブラシ本体の左右の垂直面から段差な
しに延長した左右の垂直面に凹溝４，４′を設
け、板ばねホルダー６には前記嵌込頭部２に緊密
状に嵌り込む嵌込孔７を穿設し、その嵌込孔７の
前後縁に夫々二条の平行切込８，８・８′，８′を
施して八字形に傾斜した第１舌片９，９′を対称
形に切起し、嵌込孔７の左右縁に平行な板ばねホ
ルダー６の左右外縁から嵌込孔７上に突出する第
２舌片１１，１１′を第１舌片９，９′の上部にお
いて八字形対立で傾斜形成し、嵌込孔７の下面か
ら挿入したブラシ１の嵌込頭部の前後の垂直面
３，３′に第１舌片９，９′の先端縁１０，１０′
を弾接して前後方向移動を防ぐ弾力係合を生じさ
せ、かつ該頭部２の凹溝４，４′に第２舌片１
１，１１′の先端縁を嵌めて左右方向移動と抜止
めを防ぐ弾力係合を生じさせたことを特徴とする
小型モータのブラシ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14096080U JPS626855Y2 (ja) | 1980-10-01 | 1980-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14096080U JPS626855Y2 (ja) | 1980-10-01 | 1980-10-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5763483U JPS5763483U (ja) | 1982-04-15 |
| JPS626855Y2 true JPS626855Y2 (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=29500824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14096080U Expired JPS626855Y2 (ja) | 1980-10-01 | 1980-10-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS626855Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-01 JP JP14096080U patent/JPS626855Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5763483U (ja) | 1982-04-15 |
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