JPS6268535A - 粉粒体処理方法および装置 - Google Patents

粉粒体処理方法および装置

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JPS6268535A
JPS6268535A JP20827285A JP20827285A JPS6268535A JP S6268535 A JPS6268535 A JP S6268535A JP 20827285 A JP20827285 A JP 20827285A JP 20827285 A JP20827285 A JP 20827285A JP S6268535 A JPS6268535 A JP S6268535A
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gaps
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Shimesu Motoyama
本山 示
Setsu Sakashita
坂下 攝
No Kubota
久保田 濃
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Okawara Mfg Co Ltd
Freund Corp
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Okawara Mfg Co Ltd
Freund Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は粉粒体処理方法および装置、特に、流動層型の
処理室内で粉粒体の造粒、コーチング、乾燥、混合など
の処理を行う粉粒体処理方法および装置に関する。
〔背景技術〕
一般に、流動層型の粉粒体処理技術としては、固定式の
孔あき仮よりなる流動床の下方からガス流を噴出させて
処理室内の粉粒体を流動させ、結合剤溶液により粉粒体
を凝集させるものが提案されている。
ところが、この従来技術では、粉粒体は専ら噴出ガス流
の作用のみで流動状態とされることにより造粒されるの
で、造粒製品は軽質で、不定形となり、粒度分布も広範
囲にばらつくなどの問題がある。
そこで、処理室内の流動床を回転板とし、この回転板の
回転と下方からのガス流とにより粉粒体に遠心転動およ
び旋回作用を与えて均一な造粒製品を製造することが提
案されている(たとえば、特開昭59−55337号公
報参照)。
この従来技術によれば、所望の粒径を持つ均一な造粒製
品を製造できるなどの優れた作用効果が得られるもので
あるが、回転板が1枚のみであり、また回転板上で粉粒
体を放射方向に運動させる力は回転板の回転で与えられ
る。そのため、回転板上における粉粒体の遠心転動およ
び処理室の内壁に対する粉粒体の押圧力が不十分である
場合には所望の重質の造粒製品を得ることができなくな
る場合が起こり得る。
(発明の目的) 本発明の目的は、重質で、均一な製品を得ることのでき
る粉粒体処理方法および装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、造粒、コーチング、乾燥などの処
理効率を向上させることのできる粉粒体処理方法および
装置を提要することにある。
本発明のさらに他の目的は、処理室内の洗浄が容易で、
クロスコンタミネーションなどのない、清浄な製品を得
ることのできる粉粒体処理方法および装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明は、流動層型の粉粒体処理室内で複数の回転板を
回転させ、かつ該回転板の回転軸側から各回転板間の垂
直方向の間隙に半径方向外側へのガス流を噴出し、粉粒
体を回転板の回転で遠心転動させると同時に処理室の内
壁方向に運動させることにより、処理室の内壁への粉粒
体の押圧作用によって重質の製品を得ることができ、ま
た処理効率を向上させることができるものである。
〔実施例1〕 第1図は本発明による一実施例である粉粒体処理装置の
全体的略断面図、第2図はその要部の拡大部分断面図で
ある。
本実施例1において、粉粒体処理装置は粉粒体の造粒、
コーチング、混合、乾燥などの処理を行う直立筒状の処
理容器lを基台2上に立設した構造よりなる。処理容器
l内には後述の如く流動室を形成する処理室3が設けら
れる。処理室3の側面部には、粉粒体原料を供給する原
料投入口4が付設されている。
また、処理室3の底部における中心部には中空の回転軸
5が垂直方向に設けられ、この回転軸5はモータ6によ
りベルト7を介して回転される。
回転軸5の上部には、複数枚の円板状の回転板8が互い
に垂直方向に所定の間隙を隔ててで積層状に配置されて
いる。すなわち、最下部の回転板8は回転軸5に止め輪
9で保持され、その次に上側に位置する回転板9はスペ
ーサとして機能する通気リング10の高さ分だけ最下部
の回転板8がら離間されている。本実施例の回転板8は
5枚であり、下から3枚目より上側の回転板8も前記と
同様に相互間に通気リング10を介して多層構造に配置
されている。前記回転板8はその上面の上、で粉粒体を
遠心作用などで転動させるものであり、最下部から最上
部にかけて直径が順次小さくなるよう構成されている。
最上部の回転板8はキャップ11を回転軸5に螺合する
ことにより固定されるよう構成されている。前記回転板
8および通気リングエ0はキャップ11を取り外した状
態で回転軸5に順次交互に嵌装することにより容易に着
脱自在に組み立てることができる。したがって、回転板
8および通気リング10は洗浄時にはキャップ11を取
り外した後に順次回転軸5から抜き出せば容易に取り外
して個々に洗浄できる。このように、着脱自在な構造で
あることにより、本実施例の回転板8および通気リング
10は高い清浄度を維持でき、処理室3内を清浄に保つ
ことが可能となる。
前記回転軸5は中空軸構造で、その内部の軸線方向には
給気孔12が形成され、この給気孔12は、回転軸5の
上部に設けた半径方向のガス噴出孔13および該ガス噴
出孔13と連通ずるよう前記通気リング10に設けたガ
ス噴出孔14を介して各回転板8間の間隙に開口してい
る。したがって、各回転板8の相互間には、給気孔I2
からガス噴出孔13.14を経て供給されたガスが半径
方向外側に向けて噴出される。また、最上部の回転板9
については、前記給気孔12と連通ずるようキャンプ】
1に設けた半径方向のガス噴出孔15から半径方向外側
にガスが噴出される。給気孔12へのガスは本実施例で
は、送風[16からバルブ17を経て供給される。
一方、処理室3内の底部における回転板8の下方には、
送風機16からバルブ18を経て流動化用のガスを供給
するようになっている。この流動化用のガスは最下部の
回転板8の周囲と処理容器lの内壁との間の環状空間1
9を通って処理室3内に供給され、粉粒体を流動化させ
る。
回転板9の下方に供給される流動化用のガスと、回転軸
5の給気孔12に供給されるガスとの供給量や供給のタ
イミングなどはバルブ17と18の開閉の量や時期など
を制御することにより調整される。もっとも、これらの
両ガスを別々の供給源から別系統で供給するようにして
もよい。
最下部の回転板8とほぼ同じ高さにおける処理容器1の
側面には、製品取り出し用の排出機構20が設けられて
いる。
また、回転板8の側方における処理室3内には、処理中
の粉粒体の解砕を行って、かさ密度の大きい球形の製品
を得るための解砕機構21と、コーチング液またはバイ
ンダー液などの噴霧のための二流体式スプレーガン構造
などのスプレー装置22が設けられている。回転板日の
上方に二流体式スプレーガン構造などのスプレー装置2
3を設けることもできる。
さらに、処理容器1の上部には、ガス流に同伴される微
粉を捕集するバグフィルタ24、爆発放散用の蓋25、
および排気を系外に排出する排気ダクト26が設けられ
ている。
以下、本実施例の作用について説明する。
まず、原料投入口4から処理室3内に粉粒体原料を投入
するにあたって、必要に応じてたとえば粉粒体が環状空
間19から漏れ落ちない程度に送風機16からのガスを
バルブ18を経て回転板8の下方に供給しながら、粉粒
体原料の投入を行う。
次に、バルブ17を開き、送風機I6がらのガスを回転
軸5の給気孔12がらガス噴出孔13゜14.15を経
て半径方向外側に噴出し、がっモータ6でベルト7を介
して回転軸5および回転板8を回転させ、またバルブ1
8をさらに開いて環状空間19から流動化用のガスを処
理室3内に供給する。さらに、スプレー装置22および
23の一方または両方から処理室3内にコーチング液も
しくはバインダー液を供給し、さらに必要に応じて解砕
機構21を作動させる。
したがって、粉粒体原料は環状空間19がらのガス流で
流動化され、また前記回転板8の回転により、各回転板
8上の粉粒体原料は遠心転動作用を受けて転動を行うの
に加えて、ガス噴出孔13゜14.15からのガス流に
より粉粒体原料は半径方向外側への力を受け、処理容器
1の内壁面方向に押圧されるので、この半径方向外側へ
の力により重質の製品を得ることができる。
また、粉粒体は回転板8の回転による遠心転動作用に加
えて半径方向外側へのガス流からの作用を受けることに
より、その転動や分散などの作用が促進されるので、均
一な粒度の球形製品を得ることができる他、たとえばコ
ーチング液の膜の延伸速度の向上や乾燥速度の向上など
によって、処理効率を向上させることができる。
このようにして製造された製品は排出機構20を開ける
ことにより外部に取り出して回収される。
〔実施例2〕 第3図は本発明の他の実施例の要部を示す拡大部分断面
図である。
この実施例2では、回転軸5が上方から下方に延び、下
端にキャップ11を螺合することにより複数枚の回転板
8および通気リング10を多層状に着脱自在に組み立て
た構造よりなる。
本実施例2の場合にも、回転板8の回転による遠心力と
、回転軸5の半径方向外側へのガス流の力とにより、重
質の製品を効率良く製造できるものである。
〔実施例3〕 第4図は本発明のさらに他の実施例を示す拡大部分断面
図である。
本実施例3においては、前記実施例1におけるガス噴出
孔14付きの通気リング10の代わりに、多孔質の通気
性物質よりなる通気リング10aが用いられている。こ
の通気リング10aは前記通気リング10よりも直径が
大きく、各通気リング10aで離間される回転板8の直
径にかなり近い寸法の直径を有している。そのため、通
気リング10aは回転板8の回転により軸心がずれるこ
とのないように、その上端を各回転板8の裏面の環状a
27に嵌め込むことによって固定されるようになってい
る。
本実施例3の場合にも、重質の製品を効率的に得ること
ができ、また複数の回転板8と通気リングlOaとはキ
ャンプ11を取り外すだけで容易に着脱自在に組立およ
び分解でき、洗浄性が良好であるので、その清浄度を良
好に保ち、衛生的な処理を長期的に行うことができる。
〔実施例4〕 第5図は本発明のさらに他の実施例を示す拡大部分断面
図である。
本実施例4では、回転軸5が中実軸5aと中空軸5bと
で構成され、両軸5a、5b間に給気路12aが形成さ
れた構造である。
この場合、給気路12aからガス噴出孔13を経て噴出
されたガス流は各回転板8の間または上を半径方向外側
に流れ、通気リングtOaを経であるいは最上部の回転
板8については直接的に半径方向外側に噴出される。
本実施例においても、重質の製品を効率良(生産でき、
しかも容易に着脱自在に組立および分解を行うことがで
きることにより衛生的な処理が可能である。
なお、本実施例は前記実施例に限定されるものではなく
、他の様々な変形が可能である。
たとえば、処理容器の形状を第5図に13で示す如く略
球形にすることができる。
また、通気リングや回転板の直径や回転板の枚数なども
適宜選ぶことができる。
さらに、回転板を所定間隔で回転軸に固定することもで
きる。
また、ガス噴出孔を通気リングの接線方向に形成しても
よい。
〔効果〕
(1)、複数の回転板の回転による遠心転動作用と、該
回転板相互の間の間隙から半径方向外側に噴出されるガ
ス流の作用とにより、粉粒体は処理室の内壁方向に押圧
されるので、重質の製品を得ることができる。
(2)、半径方向外側へのガス流の作用により粉粒体の
造粒、コーチング、混合、あるいは乾燥などの処理効率
を向上させることができる。
(3)9回転板および該回転板どうしを上下方向に離間
させる通気性の環状部材が相互に着脱自在に交互に配置
されることにより、容易に分解して洗浄でき、高い清浄
度を維持できるので、クロスコンタミネーションなどを
起こすことなり、橿めて衛生的な処理を行うことが可能
となり、いわゆるGM P (Good Manufa
cturing Practice )上非常に有利で
あり、医薬品、食品などの処理にも有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例である粉粒体処理装置の
全体的略断面図、第2図はその要部の拡大部分断面図、
第3図は本発明の他の実施例の要部を示す拡大部分断面
図、第4図は本発明のさらに他の実施例を示す拡大部分
断面図、第5図は本発明のさらに他の実施例を示す拡大
部分断面図である。 ■、1a・・・処理容器、 2・・・・基台、 3・・・・処理室、 4・・・・原料投入口、 5・・・・回転軸、 5a・・・中実軸、 5b・・・中空軸、 6・・・・モータ、 7・・・・ベルト、 8・・・・回転板、 9・・・・止め輪、 10.102・・・通気リング、 11・・・・キャップ、 12・・・・給気孔、 12a・・・給気路、 13.14.15・・・ガス噴出孔、 16・・・・送風機、 17.18・・・バルブ、 19・・・・環状空間、 20・・・・排出機構、 21・・・・解砕機構、 22.23・・・スプレーガン、 24・・ ・・バグフィルタ、 25・・・・爆発放散用の蓋、 26・・・・排気ダクト、 27・・・・環状溝。 特許出願人  フロイント産業株式会社株式会社大川原
製作所 代理人 弁理士  筒 井 大 相 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 q 第2図 第3図 第4図 手続補正書印釦 昭和60年10月28日 昭和60年 特許願 第208272号2、発明の名称 粉粒体処理方法および装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号名 
称  フロイント産業株式会社 代表者 伏島端豊 住 所  静岡県榛原郡吉田町神戸2147番地の1新
宿税理士ビル別館412号 6、補正の対象  図面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、流動層型の粉粒体の処理室内において、相互に
    垂直方向に所定の間隙を隔てて配置された複数枚の回転
    板を回転させ、かつ前記回転板の相互間の前記間隙から
    半径方向外側へのガス流を供給し、前記回転板の回転と
    前記回転板間の半径方向外側へのガス流との作用により
    粉粒体を前記回転板上で転動させながら処理することを
    特徴とする粉粒体処理方法。
  2. (2)、流動層型の粉粒体の処理室と、この処理室内の
    中央部に立設された回転軸と、この回転軸に、相互に垂
    直方向に所定の間隙を隔てて配置された複数板の回転板
    と、前記回転軸自体またはその周囲の中空軸に形成され
    、前記回転板間の前記間隙に半径方向外側へのガス流を
    供給するガス噴出孔と、前記回転軸を回転駆動する手段
    と、前記回転板の下方から前記処理室内にガス流を供給
    する手段とを備えてなることを特徴とする粉粒体処理装
    置。
  3. (3)、前記回転板の相互間は通気性の環状部材で離間
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の粉粒体処理装置。
  4. (4)、前記回転板および前記通気性の環状部材は相互
    に着脱自在となるよう交互に配置されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の粉粒体処理装置。
JP60208272A 1985-09-20 1985-09-20 粉粒体処理方法および装置 Expired - Lifetime JPH06187B2 (ja)

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JPH06187B2 JPH06187B2 (ja) 1994-01-05

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Cited By (1)

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CN112710175A (zh) * 2019-10-25 2021-04-27 中国石油化工股份有限公司 自清洁式列管换热结构、流化床换热器及防结垢方法

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JPH06187B2 (ja) 1994-01-05

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