JPS6268275A - 吸振器式砥石カバ− - Google Patents
吸振器式砥石カバ−Info
- Publication number
- JPS6268275A JPS6268275A JP20614785A JP20614785A JPS6268275A JP S6268275 A JPS6268275 A JP S6268275A JP 20614785 A JP20614785 A JP 20614785A JP 20614785 A JP20614785 A JP 20614785A JP S6268275 A JPS6268275 A JP S6268275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding wheel
- grindstone
- cover
- shaft head
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、各種の研削盤に利用される吸振器式砥石カバ
ーに関するものである。
ーに関するものである。
従来の技術
一般に研削盤においては、砥石車と工作物との間の相対
剛性が仕上面の質に大きな影響がある。
剛性が仕上面の質に大きな影響がある。
例えば、平面研削盤においては、ベットとコラムと砥石
軸頭とでＵ字形をしており、他の工作機械に較べると砥
石車と工作物との間の相対剛性がかなり低いものである
。そのため、いわゆる音叉モードの振動が発生し易く、
仕上面に縦縞等のひびリマークが生じ易いものである。
軸頭とでＵ字形をしており、他の工作機械に較べると砥
石車と工作物との間の相対剛性がかなり低いものである
。そのため、いわゆる音叉モードの振動が発生し易く、
仕上面に縦縞等のひびリマークが生じ易いものである。
このようなひびリマークの発生を抑制する手段として、
従来第３図に示す装置が存する。すなわち、平面研削盤
１はテーブル２を保持するベット３にコラム４を立設し
、このコラム４に砥石軸頭５を取付けた通常のものであ
る。この砥石軸頭５の先端には、砥石カバー６で覆われ
た砥石車７が取付けられているとともにその砥石軸頭５
の基部には砥石軸モータ８が取付けられている。しかし
て、前記コラム４の背面にはブラケット９が固定され、
このブラケット９の上にダンパー装置１０が取付けられ
ている。このダンパー装置１０は上方開口の容器１１内
に油１２をいれ、前記容器１１の上縁に一端を固定して
板ばね１３を設け、この扱ばね１３の自由端に所定質量
の重錘１４を固定し、二〇重錘１４を前記油１２の中に
浸漬させたものである。
従来第３図に示す装置が存する。すなわち、平面研削盤
１はテーブル２を保持するベット３にコラム４を立設し
、このコラム４に砥石軸頭５を取付けた通常のものであ
る。この砥石軸頭５の先端には、砥石カバー６で覆われ
た砥石車７が取付けられているとともにその砥石軸頭５
の基部には砥石軸モータ８が取付けられている。しかし
て、前記コラム４の背面にはブラケット９が固定され、
このブラケット９の上にダンパー装置１０が取付けられ
ている。このダンパー装置１０は上方開口の容器１１内
に油１２をいれ、前記容器１１の上縁に一端を固定して
板ばね１３を設け、この扱ばね１３の自由端に所定質量
の重錘１４を固定し、二〇重錘１４を前記油１２の中に
浸漬させたものである。
このような構成よりなる平面研削盤１は、ダンパー装置
１２１０が自由変形吸振器として作用するので、板ばね
１３のばね定数、油１２の粘度等の各種の条件を適宜設
定すれば、平面研削盤１の振動を相当に抑制することが
できるものである。
１２１０が自由変形吸振器として作用するので、板ばね
１３のばね定数、油１２の粘度等の各種の条件を適宜設
定すれば、平面研削盤１の振動を相当に抑制することが
できるものである。
開門が解決しようとする間届点
前述のようにコラムにダンパー装置を設けることは、そ
の振動抑制にかなり効果的なものであるが、砥石車の位
置とダンパー装置の位置とがかなり離れているため両者
間の距離が一つの振動系を構成し、砥石車の研削面での
振動発生を有効に抑制することはできないものである。
の振動抑制にかなり効果的なものであるが、砥石車の位
置とダンパー装置の位置とがかなり離れているため両者
間の距離が一つの振動系を構成し、砥石車の研削面での
振動発生を有効に抑制することはできないものである。
この観点によれば、ダンパー装置を砥石車に近接した位
置に設ければよいが、砥石車の近傍は作業面に近く、ス
ペース的な余裕がないためにダンパー装置を取付けるこ
とは困難である。
置に設ければよいが、砥石車の近傍は作業面に近く、ス
ペース的な余裕がないためにダンパー装置を取付けるこ
とは困難である。
間に点を解決するための手段
砥石車が破壊した場合の防護として一般にはその砥石車
の周囲に砥石カバーが設けられている点に着目し、この
砥石カバーを所定の質量をもって形成し、所定のはね定
数の板ばねを介してこの砥石カバーを砥石軸頭に固定す
るとともにその砥石軸頭と砥石カバーとの間にダンパー
を介在させて吸振器を構成する。
の周囲に砥石カバーが設けられている点に着目し、この
砥石カバーを所定の質量をもって形成し、所定のはね定
数の板ばねを介してこの砥石カバーを砥石軸頭に固定す
るとともにその砥石軸頭と砥石カバーとの間にダンパー
を介在させて吸振器を構成する。
作用
板ばねのはね定数と砥石カバーの質量とダンパーの吸振
状態とを研削盤固有の振動数に対応させて調整しておく
ことにより、砥石車に近接し対置で有効に振動発生を抑
制し、しかも、本来は砥石カバーであるため、砥石車近
傍のスペースを取ることなく設定することができるもの
である。
状態とを研削盤固有の振動数に対応させて調整しておく
ことにより、砥石車に近接し対置で有効に振動発生を抑
制し、しかも、本来は砥石カバーであるため、砥石車近
傍のスペースを取ることなく設定することができるもの
である。
実施例
本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づいて説明す
る。まず、ベット１５の前方上面には互いに直交する方
向に移動するサドル１６とテーブル１７とが設けられ、
その後方にはコラム１８がｉｆ ＋ｉされている。この
コラム１８には砥石軸頭■９が一］二下動自在に取付け
られ、この砥石軸頭１９の先端には砥石車２ｏが取付け
られている。
る。まず、ベット１５の前方上面には互いに直交する方
向に移動するサドル１６とテーブル１７とが設けられ、
その後方にはコラム１８がｉｆ ＋ｉされている。この
コラム１８には砥石軸頭■９が一］二下動自在に取付け
られ、この砥石軸頭１９の先端には砥石車２ｏが取付け
られている。
しかして、前記砥石軸頭１９の先端部の上面には、ボル
ト２１により板はね２２の一端が固定されている。この
板ばね２２の自由端側には前記砥石車２０を覆う砥石カ
バー２３がボルト２４により固定されている。この砥石
カバー２３は前記砥石車２０の周囲を覆うカバ一部２５
と所定の質量を得るための重錘２６とよりなる。
ト２１により板はね２２の一端が固定されている。この
板ばね２２の自由端側には前記砥石車２０を覆う砥石カ
バー２３がボルト２４により固定されている。この砥石
カバー２３は前記砥石車２０の周囲を覆うカバ一部２５
と所定の質量を得るための重錘２６とよりなる。
ついで、前記砥石軸頭１９と前記板ばね２２との間には
ダンパー２７が設けられている。このダンパー２７は前
記砥石軸頭１９に固定された上方開口の容器２８とこの
容器２８内に充填される油２９と前記板ばね２２に固定
されて前記油２９に浸漬されるプランジャー３０とより
なる。
ダンパー２７が設けられている。このダンパー２７は前
記砥石軸頭１９に固定された上方開口の容器２８とこの
容器２８内に充填される油２９と前記板ばね２２に固定
されて前記油２９に浸漬されるプランジャー３０とより
なる。
このような構成において、砥石カバー２３は砥石車２０
を囲繞しているため、砥石車２０が破壊した場合の防護
装置として作用しているが、それ自身が所定の質量に設
定され、板ばね２２に保持されていることにより吸振器
として機能する。すなわち、研削盤のベット１５と砥石
軸頭１９との音叉形モードの固有振動数と砥石カバー２
３の固有振動数とが一致するように調節されている。ま
た、プランジャー３０と容器２８との隙間を調節して最
適吸振状態にする。
を囲繞しているため、砥石車２０が破壊した場合の防護
装置として作用しているが、それ自身が所定の質量に設
定され、板ばね２２に保持されていることにより吸振器
として機能する。すなわち、研削盤のベット１５と砥石
軸頭１９との音叉形モードの固有振動数と砥石カバー２
３の固有振動数とが一致するように調節されている。ま
た、プランジャー３０と容器２８との隙間を調節して最
適吸振状態にする。
なお、研削盤の形式は第１図と第３図との図面でも分か
るように所謂サドル形でもコラム形でもよいものである
。また、ダンパー２７の具体的構造も油の粘性を利用す
るものに限定されるものではなく、電磁的な減衰作用を
利用したもの等の利用は可能なものである。
るように所謂サドル形でもコラム形でもよいものである
。また、ダンパー２７の具体的構造も油の粘性を利用す
るものに限定されるものではなく、電磁的な減衰作用を
利用したもの等の利用は可能なものである。
発明の効果
本発明は、上述のように砥石カバーを板ばねを介して砥
石軸頭に取付け、その砥石カバーまたは板ばねと砥石軸
頭との間にダンパーを設けたので、砥石車の近傍で振動
を吸振することができるため。
石軸頭に取付け、その砥石カバーまたは板ばねと砥石軸
頭との間にダンパーを設けたので、砥石車の近傍で振動
を吸振することができるため。
きわめて有効に振動発生を抑制することができ、これに
より、仕上面にひびリマークが発生することを防止する
ことができ、また、作業空間である砥石車周辺のスペー
スを減少させることもなく、外観も良好にすることがで
きる等の効果を有するものである。
より、仕上面にひびリマークが発生することを防止する
ことができ、また、作業空間である砥石車周辺のスペー
スを減少させることもなく、外観も良好にすることがで
きる等の効果を有するものである。
第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は要部
を拡大して示す縦断側面図、第３図は従来の一例を示す
側面図である。 １９ ・砥石軸頭、２０・・・砥石車、２２・・・板ば
ね、２３・・・砥石カバー、２７・・ダンパー出 願
人 株式会社岡本工作 機械製作所 ぐ 關
を拡大して示す縦断側面図、第３図は従来の一例を示す
側面図である。 １９ ・砥石軸頭、２０・・・砥石車、２２・・・板ば
ね、２３・・・砥石カバー、２７・・ダンパー出 願
人 株式会社岡本工作 機械製作所 ぐ 關
Claims (1)
- 砥石車を保持する砥石軸頭に前記砥石車の外周を覆う砥
石カバーを取付けた研削盤において、前記砥石軸頭に一
端を固定した板ばねを設け、この板ばねの自由端側に所
定質量に設定された砥石カバーを連結し、この砥石カバ
ーまたは前記板ばねと前記砥石軸頭との間にダンパーを
設けたことを特徴とする吸振器式砥石カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20614785A JPH064222B2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 吸振器式砥石カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20614785A JPH064222B2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 吸振器式砥石カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6268275A true JPS6268275A (ja) | 1987-03-28 |
| JPH064222B2 JPH064222B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16518567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20614785A Expired - Lifetime JPH064222B2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 吸振器式砥石カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064222B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2430638A (en) * | 2005-09-10 | 2007-04-04 | Stihl Ag & Co Kg Andreas | Vibration damping in rotary power tools |
| JP2011148046A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Ebara Corp | 研磨装置及び方法、並びに、ドレッシングユニットの性能試験方法 |
| KR101258519B1 (ko) | 2010-12-20 | 2013-04-29 | 두산중공업 주식회사 | 선반 왕복대의 진동 감쇄장치 |
| JP2015182157A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 三井精機工業株式会社 | 研削盤用制振装置 |
| WO2017211949A1 (de) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | Homag Gmbh | Bearbeitungsvorrichtung mit einer schwingungsdämpfungsvorrichtung und verfahren |
| WO2021005172A1 (en) * | 2019-07-11 | 2021-01-14 | Gkn Aerospace Sweden Ab | Damper for a milling machine |
| EP3928921A1 (de) * | 2020-06-24 | 2021-12-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Werkzeugmaschine |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP20614785A patent/JPH064222B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2430638A (en) * | 2005-09-10 | 2007-04-04 | Stihl Ag & Co Kg Andreas | Vibration damping in rotary power tools |
| GB2430638B (en) * | 2005-09-10 | 2008-07-02 | Stihl Ag & Co Kg Andreas | A cut-off machinie |
| JP2011148046A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Ebara Corp | 研磨装置及び方法、並びに、ドレッシングユニットの性能試験方法 |
| KR101258519B1 (ko) | 2010-12-20 | 2013-04-29 | 두산중공업 주식회사 | 선반 왕복대의 진동 감쇄장치 |
| JP2015182157A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 三井精機工業株式会社 | 研削盤用制振装置 |
| WO2017211949A1 (de) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | Homag Gmbh | Bearbeitungsvorrichtung mit einer schwingungsdämpfungsvorrichtung und verfahren |
| CN109311134A (zh) * | 2016-06-09 | 2019-02-05 | 豪迈股份公司 | 具有振动阻尼装置的机加工装置和方法 |
| WO2021005172A1 (en) * | 2019-07-11 | 2021-01-14 | Gkn Aerospace Sweden Ab | Damper for a milling machine |
| EP3928921A1 (de) * | 2020-06-24 | 2021-12-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Werkzeugmaschine |
| WO2021259684A1 (de) * | 2020-06-24 | 2021-12-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Werkzeugmaschine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH064222B2 (ja) | 1994-01-19 |
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