JPS626747A - 連続鋳造鋳片の切断方法 - Google Patents

連続鋳造鋳片の切断方法

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JPS626747A
JPS626747A JP14605285A JP14605285A JPS626747A JP S626747 A JPS626747 A JP S626747A JP 14605285 A JP14605285 A JP 14605285A JP 14605285 A JP14605285 A JP 14605285A JP S626747 A JPS626747 A JP S626747A
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JP
Japan
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charge
molten steel
tundish
slab
length
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Pending
Application number
JP14605285A
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English (en)
Inventor
Keigo Okuno
奥野 圭吾
Toshiaki Suzuki
俊明 鈴木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続鋳造設備に備ったタンディッシュに、前
チャージの溶融金属を残したまま成分が異なる後チャー
ジの溶融金属を継続的に装入して連続鋳造する際に、溶
融金属成分が混合した連続鋳造部分の長さをその都度正
確に算出し、その算出値に基づき上記連続鋳造部分を切
断する方法に関する。
〔従来技術〕
連続鋳造設備はその稼働率の向上を図るべく種々の方策
が採用されており、その1つに異鋼種連々鋳造技術があ
る。こればi4種が異なる前・後チャージの溶鋼を連続
して連続鋳造する技術である。
これにより連続鋳造する場合は、第3図に示す如くし一
ドル14内の前チャージの熔w422がタンディッシュ
5内に全て装入され、その後タンディッシュ5内に溶鋼
22を所定M量だけ残して鋳型7内への注入を停止し、
これと時を略同しくして連続鋳造鋳片(以下単に鋳片と
いう)2の引抜きを一旦停止する。そして第4図に示す
如く後チャージの異鋼種のfg鋼21を貯留するし一ド
ル14がらその溶鋼21を前チャージの溶鋼22の入っ
たタンディッシュ5内へ装入したのち混合した成分の溶
鋼21及び22を鋳型7内へ注入して連続鋳造する。そ
して、タンディッシュ5内における溶鋼成分は、溶鋼2
1及び22が混合した状態から後チャージに係る溶鋼2
1のみへと希釈又は濃縮されていく。
従ってこの技術により鋳造される場合は、後、前チャー
ジの溶鋼21.22に係る鋳片1及び2の鋼種の境界付
近に成分が混合した鋳片部分3が存在する。この鋳片部
分3は所定の成分を外れているため良鋳片とはならず、
所謂クロップ部として切り捨てられる。
このクロップ部の切り捨ては、従来、複数の異鋼種連々
鋳造の場合について成分混合鋳片長さを分析値等に基づ
き実測し、測定した成分混合鋳片部分に係る前・後チャ
ージ成分差、タンディッシュに残した前チャージの溶鋼
重量等と測定した成分混合鋳片長さとの関係を予め求め
ておき、現実に異鋼種遅々鋳造がなされるときの前・後
チャージの成分差、タンディッシュに残した前チャージ
の熔l1M量等に基づき、上記関係より成分混合鋳片長
さを求めてこれに安全係数(〉1)を乗じ、算出した鋳
片長さを例えばオペレータが切断長制御装置にセントし
て切断している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
斯かるクロップ切り捨ては安全係数を乗じた長さでクロ
ッ】“部を切断するため、良鋳片部分も切り捨てられる
ことになり、ここにまだ歩留向上の余地が残されていた
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、実際
の成分混合鋳片長さとそれに関連性のある連続鋳造操業
条件とに基づいて実際の成分混合鋳片長さを操業条件に
て数式化することにより、異鋼種遅々鋳造の都度、成分
混合鋳片長さを正確に算出でき、またこの算出値に基づ
いて切断することにより、歩留の向上を図り得る連続鋳
造鋳片の湯境部切断方法を提供することを目的とする。
本発明に係る連続鋳造鋳片の切断方法は、連続鋳造設備
のタンディッシュに、前チャージの溶融金属を残したま
ま、成分が異なる後チャージの溶融金属を装入し、然る
後タンディッシュ内の溶融金属を鋳型に注入開始して連
続鋳造する際に、前・後チャージ間での金属成分差、前
記タンディッシュ内に残した前チャージの溶融金属重量
及び前記注入開始時のタンディッシュ内への後チャージ
の溶融金属総装入重量に基づき、前・後チャージの金属
成分が混合した鋳片部分の長さを算出し、その部分を切
断除去することを特徴とする。
〔実施例〕
以下本発明を図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明の実施状態を示す模式図であり、図中1
は後チャージの溶鋼に係る鋳片を示す。この鋳片1は、
後チャージの溶鋼21が貯留されているし一ドル4より
熔m21と成分が異なる先チャージのf4tm122が
所定量だけ意図的に残留せられたタンディッシュ5に装
入され、ここで成分が混合した溶鋼21及び22がタン
ディッシュ5の底に取付けられたノズル6を介して鋳型
7に注入され、鋳型7内でその末端が位置するように引
抜停止されている前チャージの溶鋼22に係る鋳片2上
で凝固せしめられて形成されている。
上記ノズル6にはノズル内を通流する溶鋼重量を調整可
能な開度調整部6aが取付けられており、開度調整部6
aを流量を減少、ゼロとする閉方向に移動させることに
よりタンディッシュ5内の前記前チャージに係る溶鋼2
2及び後チャージに係る溶鋼21の鋳型7への注入を停
止でき、逆に開方向に移動させることにより両温鋼21
及び22を鋳型7へ注入できる。
タンディッシュ5にはそれに貯留されている溶鋼の重量
を検出するロードセル8が備っており、ロードセル日の
出力信号は演算器9へ与えられる。
演算器9には後に説明する(11. +21式が設定さ
れており、演算器9は異鋼種連々鋳造の際に例えばオペ
レータにより演算開始指令ボタン(図示せず)がオンさ
れると、ロードセル8からの入力信号及びfil、 +
21式に基づき成分混合の鋳片長さLを算出してその算
出値を切断制御装置10へ出力する。
切断制御装置10には鋳片の引抜域に臨ませて設けたパ
ルスジェネレータ12から鋳片引抜長さに関する信号が
入力されるようになっており、切断制御装置10は前チ
ャージの溶鋼22に係る鋳片2の引抜きが一旦停止され
るとパルスジェネレータ12からの鋳片引抜総長さをゼ
ロにリセットしてその後に入力される鋳片引抜長さ信号
に基づき鋳片引抜総長さを求め、その長さがLとなった
時点で鋳片切断用のトーチ11を点火1作動させる。
このように構成された装置による本発明のクロップ部切
断内容につき説明する。
後チャージに係る溶鋼22がタンディッシュ5へ装入さ
れるとその溶鋼22は前チャージに係る溶鋼21と混合
して鋳片1の先端には成分が混合した鋳片部分3が生成
される。
この生成に際して前チャージのf4鋼の成分は原則的に
は後チャージの溶鋼のタンディッシュ5への総装入量が
増加することにより希釈(又は濃縮)されていく。成分
混合量(T)はタンディッシュ5内に残留せられた前チ
ャージの溶鋼量(Z)が少ない程少なく、多い程多くな
り、また後チャージの総装入溶i11量(K)が少ない
はどレードル4からタンディッシュ5への溶鋼装入が開
始されてからタンディッシュ5から鋳型7への/8m2
1及び22の注入が開始されるまでの初期の希釈度(又
は濃縮度)が低いので多くなり、多いほど初期の希釈度
(又は濃縮度)が高いので少なくなるという関係があり
、実測した成分混合溶鋼重量結果を回帰分析してこの関
係を数式化した下記(1)式にて表わされる。
T=Tr) X  (1+a−Zb)  X (1+c
−Kd)−1t)但し、To :標準クロップ量 a、b、c、d:定数(a、b、c>Q、d〈0) 上記標準クロップft T oは前・後チャージの成分
差に基づき次のように決定する。つまり、成分差による
クロップ量への影響については、例えば(Mn )成分
差に関する第2図に示す関係がある。
第2図はZ、Kを一定にして連々鋳造を行った場合の前
・後チャージの(Mn)成分差と成分混合鋳片重量との
関係例を示すグラフであり、横軸に前チャージの(Mn
)成分に対する後チャージの(Mn)成分の変化率(%
)をとり、縦軸に成分混合鋳片重量(トン)をとって示
している。この図より理解される如く前・後チャージの
(Mn)成分の変化率がゼロのときには当然成分混合量
はゼロとなり、(Mn)成分の変化率が大となるほど成
分混合量は大となる。このことは成分変化率が大となる
ときの成分混合量の増大傾向が異なることを除き他の成
分についても同様である。
従って予め前・後チャージについての成分差と成分混合
量との関係を求めておき、その該当する成分差のときの
成分混合量を標準クロップ量T。
と定める。
また、成分が混合した鋳片長さLは前記Tを鋳片の単位
長さ当たりの断面重量にて除した下記(2)式により表
わされる。
L=T/(WxDxρ)  −12) 但し、W:鋳片幅寸法 D=鋳片厚み寸法 ρ:/8鋼の比重 ところで、前記演算器9は演算開始指令ボタンがオンさ
れると設定されている上述のfly、 +21式及びロ
ードセル8からの入力信号に基づき鋳片長さしを算出し
てその算出値を切断制御装置10へ出力し、切断制御装
置10はゼロリセット後にパルスジェネレータ12から
入力される信号に基づき求める鋳片引抜総長さがLとな
った時点でトーチ11を点火1作動させる。
従って本発明による場合は、前・後チャージの成分が混
合した鋳片部分3を過不足なくクロップ部として切断で
き、これにより歩留の向上を図り得る。
なお、上記実施例では鋼製の鋳片を切断しているが、本
発明はこれに限らず金属材一般の鋳片を切断する場合に
も適用できることは勿論である。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明は前・後チャージの成分が混合
した鋳片長さを操業内容に拘わらず正確に算出して切断
できるので、成分混合の鋳片部分が良鋳片となることが
なく、また良鋳片部分を最大限製品として得ることが可
能となり、歩留を大幅に向上できる等優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施状態を示す模式図、第2図は前・
後チャージの成分が混合した場合の成分差と成分混合鋳
片重量との関係を示すグラフ、第3図、第4図は従来技
術の内容説明図である。 ■、2・・・鋳片  3・・・成分混合鋳片部分  8
・・・ロードセル  9・・・演算器  10・・・切
断制御装置時 許 出願人 住友金属工業株式会社代理
人 弁理士 河  野  登  大筒 1 図 〔hl 成りナ0 償ミイこ4!体) 第 2 図 第3図 范4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連続鋳造設備のタンディッシュに、前チャージの溶
    融金属を残したまま、成分が異なる後チャージの溶融金
    属を装入し、然る後タンディッシュ内の溶融金属を鋳型
    に注入開始して連続鋳造する際に、 前・後チャージ間での金属成分差、前記タ ンディッシュ内に残した前チャージの溶融金属重量及び
    前記注入開始時のタンディッシュ内への後チャージの溶
    融金属総装入重量に基づき、前・後チャージの金属成分
    が混合した鋳片部分の長さを算出し、その部分を切断除
    去することを特徴とする連続鋳造鋳片の切断方法。
JP14605285A 1985-07-02 1985-07-02 連続鋳造鋳片の切断方法 Pending JPS626747A (ja)

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