JPS6266755A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はファクシミリなどに使用される画像読取装置
に関する。

［従来の技術］ 第３図は従来の画像読取装置を示す断面図であり、第４
図は第３図の従来の画像読取装置を示す斜視図である。

第３図および第４図に示すように、従来の画像読取装置
は、基板１とイメージセンサチップ２とロッドレンズア
レイ３と光源４と原稿支持ガラス５とから構成される。

基板１はイメージセンサチップ２をａｅｌするものであ
る。イメージセンサチップ２は画像を撮像するものであ
り、たとえばフォトダイオードが１列に配列されたＣＣ
Ｄ型のイメージセンサが用いられる。ロッドレンズアレ
イ３は、原稿面６からの反射光を集束して、正立等倍像
を得るためのものである。光１１１４は原稿面６に光を
照射するものであり、たとえば螢光灯などが用いられる
。原稿支持ガラス５は原稿６を支持するものである。

次に、従来の画像読取装置の動作について説明する。

光源４から原稿面６に光が照射される。原稿面６からの
反射光７はロッドレンズアレイ３によって集束され、イ
メージセンサチップ２上に結像する。イメージセンサチ
ップ２は受光した光を電気信号に変換する。このイメー
ジセンサチップ２は原稿６の移動に応じて、１走査線ご
とに画像情報を読取、るので、第３図および第４図に示
すように、原稿６を原稿送り方向に移動させることによ
、つて、２次元の画像情報が得られる。

イメージセンサチップ２によって変換された電気信号は
図示しない信号伝送手段によって図示しない画像受信装
置に送信されて、その画像受信装置により画像が再現さ
れる。

ところで、カラー画像を読取る画像読取装置では、イメ
ージセンサチップ上に３ないし４種類の色ガラスフィル
タが装着されており、これらの色ガラスフィルタを介し
て得られた信号に基づいてカラー画像を得るようにして
いる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の画像読取装置のイメージセンサチップにＩＡ着さ
れる色ガラースフイルタは赤外線領域の光を透過するの
で、カラー画像を読出すとき長波長側に偽信号が発生し
、原稿の色を再環することができないという問題点があ
った。

それゆえに、この発明は上述のような問題点を解消する
ためになされたもので、赤外線による偽信号を低減して
原稿の色を再現することのできる画像読取装置を提供す
ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る画像読取ｉ＋ｉｉは、原稿からの反射光
を集光し、かつその反射光から赤外線を除去する集光手
段を備えたものである。

［作用］ この発明における集光手段は原稿面からの反射光を集光
するとともに反射光から赤外線を除去するので、カラー
画像を読取るときに問題となる赤外線による偽信号は低
減する。

［実施例］ 以下、この発明の実施例について詳細に説明する。第１
図はこの発明の一実施例の画像受信装置を示す断面図で
ある。第１図において、画像読取装置は、基板１とイメ
ージセンナチップ２とロッドレンズアレイ３と干渉フィ
ルタ８と光源４と原稿支持ガラス５とから構成される。

第１図に示す実施例は第３図および１４図に示す従来例
と干渉フィルタ８を除いて同じ構成であり、相当する部
分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。

第１図において干渉フィルタ８は蒸着薄膜による薄膜干
渉フィルタであり、ロッドレンズアレイ３のたとえば上
面に設けられる。干渉フィルタ８としてはたとえば高屈
折率の薄ＩＩＩ　＜ｃｅ　０２　）と低屈折率の薄膜（
ＩｖＬａ　Ｆ２　）とを交互に重ね合わせて多層構造と
したものや、たとえばＭ（ｌＦ２の透明蒸着膜の両面を
半透銀膜で挾んだ３層構造の干渉フィルタが用いられ、
それぞれの薄膜の厚みおよび暦数は赤外線をカットする
ように選択される。

第２図はこの発明の画像読取装置の他の実施例を示す断
面図である。第２図においてロッドレンズ９は赤外ａ領
域の光を吸収する金属イオンを含む。金属イオンはロッ
ドレンズの製造時に添加される。金属イオンとしては、
たとえばＦｅ２＋が用いられる。

上述の赤外線除去のための干渉フィルタや金属イオンは
安価な材料である。

次に、第１図および第２図に示すこの発明の実施例の動
作について説明する。光源４によって原稿面６に光が照
射される。原稿面６からの赤外線を含んだ反射光７は第
１図に示す実施例においては干渉フィルタ８により赤外
線領域の光のみが反射されて除去される。また、第２図
に示す実施例においては赤外線領域の光が吸収されて除
去される。赤外線領域以外の光はロッドレンズアレイ３
を通過し、イメージセンサチップ２上に到達する。

イメージセンサチップ２上には図示しない色ガラスフィ
ルタが装置されており、色ガラスフィルタにより色分解
されて色情報が得られる。したがって、原稿６を第１図
および第２図に示す原稿送り方向に移動することにより
赤外線による偽信号の低減された２次元のカラー画像を
得ることができる。しかも、このことは安価な材料を用
いて成し遂げられる。

なお、」ニ述の実施例では、第１図に示すようにロッド
レンズアレイ３の上面に干渉フィルタ８を設けたが、こ
ＩＬに固らず、干渉フィルタをロッドレンズアレイの下
面に設けてもよく、またロッドレンズアレイの上面およ
び下面の双方に設けてもよい。

［発明の効果コ 以上のように、この発明によれば、光源から原稿面に光
が照射され、その原稿面からの反射光に基づいて画像情
報を読取るような画像読取装置において、原稿からの反
射光を集光し、かつその反射光から赤外線を除去する集
光手段を備えたので、赤外線による偽信号の低減された
カラー画像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の画像読取装置を示す断面
図である。第２図はこの発明の画像読取装置の他の実施
例−を示す断面図である。第３図は従来の画像読取装置
を示す断面図である。第４図は第３図の従来の画像読取
装置を示す斜視図である。 図において、１は基板、２はイメージセンサチップ、３
はロッドレンズアレイ、４は光源、５は原稿支持ガラス
、６は原稿、７は反射光、８は干渉フィルタ、９は赤外
線を吸収する金属イオンが混合されたロッドレンズアレ
イを示す。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 代　　理　　人　　　　　大　　岩　　増　　雄第１図 第２図 ”ｉｋ　ＴＸ　０−ｒＦｂＩＩ　　Ｌ−第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）光源から原稿面に光が照射され、その原稿面から
   の反射光に基づいて画像情報を読取るような画像読取装
   置であつて、 原稿からの反射光を集光し、かつその反射光から赤外線
   を除去する集光手段を備えたことを特徴とする画像読取
   装置。
2. （２）前記集光手段は、 光を集光するロッドレンズアレイと、 前記ロッドレンズアレイの上面および下面の少なくとも
   いずれか一方に薄膜が蒸着コーティングされて形成され
   た干渉フィルタとを含むことを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項記載の画像読取装置。
3. （３）前記集光手段は、赤外線を吸収する金属イオンを
   含むロッドレンズアレイであることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の画像読取装置。