JPS6266528A - 電磁接触器の補助接点機構 - Google Patents

電磁接触器の補助接点機構

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JPS6266528A
JPS6266528A JP20789185A JP20789185A JPS6266528A JP S6266528 A JPS6266528 A JP S6266528A JP 20789185 A JP20789185 A JP 20789185A JP 20789185 A JP20789185 A JP 20789185A JP S6266528 A JPS6266528 A JP S6266528A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電磁接触器の補助接点機構に関する。
発明の概要 本発明は、電磁石装置の励磁、消磁に基づいて可動絶縁
台が往復移動し、接点を開閉する電磁接触器において、
前記可動絶縁台と一体的に往復移動する絶縁性カードに
て弾性材からなる可動接触片を駆動し、補助接点を開閉
することにより、接点圧を高くとることができると共に
、接点駆動力を接点圧力よりも低くして電磁接触器本体
への負担を軽くするようにした補助接点機構を提供する
ことにある。
従来技術とその問題点 従来、前記電磁接触器の補助接点機構としては、接触片
で構成されたいわゆるメカ式のものが知られており、こ
れは巻きばねを利用したダブルブレーク接点方式を採用
している。
しかしながら、このものでは、電気的寿命を保証するた
めに約20gfの接点圧力を必要とし、ダブルブレーク
方式であるから巻きばねは約40gfに設計されること
となる。接点構成が常開、常閉接点であれば復帰状態で
約40g、動作状態で約40gの駆動力が必要となる。
また、接点構成が一対の常開接点又は常閉接点であれば
動作時又は復帰時に約80gfの駆動力が必要となる。
これでは、補助接点を駆動するための電磁接触器本体に
大きな負担が加わり、補助接点機構を取り付けたときの
動作特性の変動がかなり大きくなるという問題点を有し
ている。
問題点を解決するための手段 そこで、本発明に係る電磁接触器の補助接点機構は、 (a) 7fi磁接触器本体に取り付けられた補助ケー
スと、 (b)前記補助ケースに固定された端子に一端を固定さ
れ、中間部に補助接点を有する弾性材からなる可動接触
片と、 (C) B記補助ケースに固定され、前記補助可動接点
と対向する補助固定接点を有する固定端子と、(d)前
記可動接触片の自由端が係止され、電磁接触器本体に内
蔵された可動絶縁台と一体的に結合されて往復移動する
ことにより補助接点を開閉する絶縁性カードと、 を備えたことを特徴とする。
害1五 第1図〜第4図は本発明に係る補助接点機構の−・実施
例を示し、第8図、第9図2第1O図はこの補助接点機
構が組み込まれる電磁接触器の本体構成を示す。
[電磁接触器本体の説明] まず、電磁接触器の本体構成を説明すると、第8図、第
9図に示すように、接極子1と、電磁石装置IOと、可
動絶縁台20と、側ケース30゜31と、底ケース40
と、端子保護カバー50とから構成されている。
接極子1は両端部に支軸部2a、2bを備えた段付の可
動鉄心2と、支軸部2a、2bを孔3 a、 4 aか
ら突出させて可動鉄心2の両端部に固定される可動鉄片
3.4とからなる。そして、可動鉄片3゜4の長手方向
の両側端部には位置決め用切り欠き部3b、4hが設け
られている。
なお、接極子lは、軸受6,7、動作ばね8及び仮ばね
部9aを有するスライド式調整ばね9を介し、後述する
電磁石装置IOに往復移動できるよろに組み込まれる。
電磁石装置IOは両端部に鍔部11a、IIbを有する
スプール11と、このスプール11の胴部に巻回された
コイル12と、このスプールIIを囲む略口字形の外枠
ヨーク13と、この外枠ヨー7713の内側に設けた永
久磁石14.14&び内板ヨーク15.15とからなる
スプール2はその胴部に前記可動鉄心2が往復移動でき
ろ中心孔11cを有する一方、鍔部11aの角部から延
在した一対の腕部16,16と、この腕部16.1Bの
端部を連結するように設けた中継端子保持部17を有す
る。そして、第10図に示すように、腕部16.+6に
はコイル12の引き出し線12a、12bをガイドする
ガイド溝16a、16aが設けられている。一方、中継
端子保持部17にはダイオード18aと抵抗18bとが
直列に接続されたサージ吸収素子18を収納する凹所1
7a、17aと、中継端子19.19が圧入される圧入
溝17b、17bとが設けられている。この中継端子1
9.19はプレスにて打ち抜かれてなるもので、サージ
吸収素子18のリード線18cと後述するコイル端子3
6との電気的接続を中継し、リード線18c、L8cに
はコイル引き出し線12a、12bが巻回されている。
外枠ヨーク【3は略コ字形状に屈曲した屈曲ヨーク13
aと板状ヨーク13bとから構成され、屈曲ヨーク13
a及び板状ヨーク13bは相対向する中央部に前述の軸
受6,7を嵌合、固定する軸受孔13c、13cを有す
る。さらに、屈曲ヨーク13aの両側片には対向するよ
うに位置決め用突部13d、13d、位置決め用切り欠
き部13e。
13e及び嵌合用突部13f、13fが設けられている
。一方、板状ヨーク13bの内側面長手方向の両縁部に
は連続した微小な凹凸部13gと嵌合用孔13h、13
hとが設けられている。この凹凸部13gは前記スライ
ド式調整ばね9の内側面に設けた小突起(図示せず)に
係合して後に詳述する動作特性の微調整を容易にするも
のである。
従って、接極子lを組み込んで電磁石装置IOを組み立
てるには、まず、スプール11の中継端子保持部17に
設けた圧入溝17b、17bに中継端子19.19をそ
れぞれ圧入、固定した後、中継端子保持部!7の凹所1
7a、17aにサージ吸収素子18を収納すると共に、
そのり〜ド線18c。
18cを中継端子19.19の切り欠き溝に圧入する。
次に、スプール11の胴部に巻回されているコイル12
の端部12a、12bを腕部16,16のガイド溝16
a、16aに沿って引き出して前記サージ吸収素子18
のリード線18c、18cにからげた後、ハンダ付けし
てコイル12、サージ吸収素子18及び中継端子19の
電気接続を行う。そして、スプール11の胴部に設けた
中心孔lieに可動鉄心2を挿通し、その両端部に位置
する支軸部2 a、 2 bを可動鉄片3,4の孔3 
a、 4 aにそれぞれ嵌合して突出させた後、かしめ
て固定する。
ついで、屈曲ヨーク13aの軸受孔13cに軸受6を嵌
合、固定することにより、屈曲ヨーク13aと軸受6と
で動作ばね8を挟持する一方、板状ヨーク13bの軸受
孔13cに軸受7を嵌合。
固定する。そして、スプールIIの腕部16,16の間
に斜め上方から屈曲ヨーク13aの側片の端部を挿通し
、軸受6に支軸部2aを挿通させた後、板状ヨーク+3
bに固定した軸受7に残る支軸部2bを挿通すると共に
、屈曲ヨーク13aの突部13f、13fを板状ヨl 
13b f7)孔13h、13hに嵌合してかしめるこ
とにより電磁石装置10の組み立てを完了する。
可動絶縁台20は並設した4つの可動接点保持部21に
可動接点22a、22bを有する接点片22と接点コイ
ルばね23とをそれぞれ組み込んであると共に、両側部
から下方に突出する抱持部24.25を有する。この抱
持部24,25は外枠ヨーク13をまたいで可動鉄片3
の両側部にスライド圧入できるスライド溝24a、25
aを有している。この溝部24a、25aの内側面には
面述の可動鉄片3の両側端面に設けた切り欠き部3b。
3bに係合して位置決めを図る小突起(図示せず)が設
けられている。電磁石装置lOへの取り付けを正確、か
つ迅速に行うためである。
また、可動絶縁台20は矢印Y方向側の下面中央部に突
部26を有し、この突部26に復帰用円錐コイルばね2
7が固定されている。
従って、組み立てた前述の電磁石装置10に可動絶縁台
20を取り付けるには、電磁石装置IOの横方向から可
動鉄片3に抱持部24,25のスライド溝24a、25
aを位置決めした後、切り欠き部3 b、 3 bにス
ライド溝24a、25aの小突起(図示せず)が係合す
るまで押圧して一体化する。
このとき、円錐コイルばね27の矢印Y方向の下端部が
外枠ヨーク13から突出する可動鉄心2の支軸部2aに
係止するおそれがあるので、可動鉄心2を矢印Y方向側
に若干移動させながら可動絶縁台20を押圧するとよい
この後、板状ヨーク+3bの長手方向の両側端部にスラ
イド式調整ばね9をスライド圧入すると、内部構成部品
の組み立てが完了する。
側ケース30.31は互いの開口部を重ね合わせると対
称となる同一形状を有し、位置決め用突起30aと位置
決め用凹部30bとを嵌合させると共に、上端部30c
にそれぞれ設けた係合爪32aと係合凹部32bとを係
合して両者を結合一体化すると、矢印Y方向側に開口部
を有する箱体形状となる一方、矢印Y′方方向向側は絶
縁壁33で区切られた端子収納部34が形成されている
この端子収納部34に固定接点35a、35bを固着し
た固定端子35とコイル端子36とが絶縁壁33に設け
られた横溝部33aに沿って圧入された後、ネジ端子3
7.37によって固定できるようになっている。なお、
ネジ端子37.37が外部のリード線(図示せず)を電
気接続できることは勿論である。
さらに、側ケース30.31は内側底面に一対の平行な
突壁38a、38bを有し、突壁38a、38bの外側
面間中央部にはスプール11をZ−Z”軸方向に位置決
めする段部38C(奥側は図示せず)が設けられている
。また、側ケース30.31の内側両側面には、外枠ヨ
ーク13をx−x” 軸方向に位置決めする一対の突条
38d、3Nが設置4らイ1ていると共に、外枠ヨーク
13をガイドオるカイト突部38eが設けられている。
従−0て、側ケース30.31に可動絶縁台20を結合
一体化した電磁石装置10を組み込むには、まず、側ケ
ース30に設けたガイド突部3j’3eによって外枠ヨ
ークI3を位置決めし、突条38d。
38dに沿って外枠ヨーク13を矢印Z方向に押圧し、
外枠ヨーク13の突部13dを突壁38a。
38b間に、その切り欠き部13eを突壁38bに嵌合
し、外枠ヨーク13をx−x’ 軸方向支びY−Y’ 
軸方向に位置決めする。そして、鍔部11a、llbの
内側面で突壁38a、38bを挟持するようにスプール
11を配し、スプールIIをY−Y’ 軸方向に位置決
めすると共に、鍔部11a。
11bの矢印Z方向側の側端面を段部38cに当接させ
る。
これと同時に、中継端子保持部17に圧入、固定した中
継端子19に側ケース30の内方に突出するコイル端子
36を圧入させて電気接続すると共に、可動絶縁台20
のスリット部29を側ケース30の内方に突出する絶縁
壁33に嵌合1位置決めし、可動接点:15aと固定接
点22a及び可動接点35bと固定接点22bとを対向
するように配置する。
次に、外枠ヨーク13の内側面に沿って永久磁石14.
内板ヨーク15の下端部を順次突壁38a。
38b間に押し込むと、スプールIIはx−x’軸方向
に位置決めされる。このとき、内板ヨーク15のY−Y
’ 軸方向の両端面は可動鉄片3.4の内側面にそれぞ
れ所定間隔で当接可能に対向する。
ついで、側ケース30に残る他の側ケース3Iを上方か
ら、係合爪32a、係合凹部32b及び位置決め用突起
30a、凹部30bを介して結合一体化すると、スプー
ルII、外枠ヨーク+3.永久磁石14及び内板ヨーク
I5がY−Y’ 軸方向に位置決めされる。
底ケース40は側ケース30.31を結合してなる開口
部(図示せず)を被う平面形状を有12、その上面には
前記開口部を囲む環状突起41を有すると共に、側ケー
ス30.31の下方部に設けた係合用孔38fに係合す
る係合爪42を−L方に突出さU・ている。さらに、底
ケース40の矢印Y方向側の下面長手方向の両側にはレ
ール取付用’tR部が設けてあり、一方のレール係合片
46.46は略U字形状の薄肉部47で連結されている
。また、底ケース40の四隅にはパネル板表面への取り
付は用の孔44が影成されている。
従って、組み立ては、前記係合爪42を側ケース30.
31のガイド溝38gに沿って位置決めした後、底ケー
ス40を押圧して係合爪42を係合孔38rに係合させ
ればよい。
端子保護カバー50は、矢印Y方向側の下面長手方向の
中央部に側ケース30.31の上端部30cに嵌合する
位置決め溝53が設けられていると共に、その下面長手
方向の両側に側ケース30.31に設けた絶縁壁33に
嵌合可能なスリット51で区切られた端子保護部52が
対向するように並設されている。そして、端子保護カバ
ー50のx−x’ 軸方向に直交する両側端面には側ケ
ース30.31の内側面に設けた嵌合溝38hに嵌合す
る半球状の小突起54.54が設けられている。
従って、組み立てるには、上方から前記位置決め溝53
及びスリット51を側ケース30.31の上端部30c
及び絶縁壁33にそれぞれ嵌合。
位置決めした後、上方から押圧して小突起54を1&合
溝38hに嵌合させればよい。
次に、電磁接触器本体の動作について説明ずろ。
コイル12の無励磁時にあっては、円錐コイルばね27
と調整ばね9とのばね力で可動絶縁台20か矢印Y′力
方向復帰しており、可動接点22aは固定接点35aか
ら開離1.ていると共に、可動接点22bは固定接点3
5bを閉成している。
そして、コイル12を励磁して接極子lを矢印Y方向に
移動させると、抱持部24.25を介して可動絶縁台2
0が接極子1と一体的に矢印Y方向に移動し、可動接点
22aが固定接点35aを閉成する一方、可動接点22
bが固定接点35bから開離する。
この励磁を解除すると、可動絶縁台20は元の状態に復
帰する。
以上の電磁接触器本体にあっては、電磁石装置10の吸
引力特性と負荷荷重とのマツチングは、基本的には円錐
コイルばね27と動作ばね8とのばね力に依拠するが、
調整ばね9をスライドさせて支軸部2bの端面に当接す
る板ばね部9aの有効距離を変化させることにより、調
整が可能である。
[補助接点機構の説明コ 次に、第1図〜第4図を参照して本発明の一実施例であ
る補助接点機構について説明する。
補助接点機構は、例えば、電磁接触器本体の開閉動作に
応じて発光ダイオード等の表示手段を点滅させるだめの
もので、概略、補助ケース60と、補助カバー61と、
端子70.75に一端を固定された可動接触片71.7
6と固定端子65.67と絶縁性カード78から構成さ
れている。
補助ケース60は第1図中表面側に端子70゜75.6
5.67の収納部を有し、裏面側に絶縁壁60aで区切
られた端子収納部を有する。端子70.75,65.6
7 にはそれぞれ端子ねじ接続部70a、75a、65
a、67aが形成され、端子65.67の上部には補助
固定接点66.68が固着されている。また、端子70
.75にリベット止めされた可動接触片71.76の中
間部には補助可動接点72.77が固着されている。こ
れらの端子70,75.65.67 は補助ケース60
の孔60b(他は図示せず)に圧入、固定され、端子収
納部側に突出した接続部70a、75a、65a。
67aにはねじ端子69にて外部の補助回路に接続され
る。
カード78は前記可動絶縁台20の凹部20aに係合可
能な突起78aを備え、第1図中裏面側に補助接点操作
片79が形成されている。このカード78は操作片79
を補助ケース60の溝部60cに位置させ、溝部78b
、78bを突片60d。
60dに係合させることにより矢印Y−Y’ 方向に移
動自在に装着される。さらに、補助ケース60の開口面
には補助カバー61がその孔61a。
61aを突起60e、60eに嵌合させることにより固
定され、カード78の抜は止めが図られ、このとき、カ
ード78の突起78は長孔61bから突出している。
このように組み立てられた状態において、可動接触片7
1.76の自由端は、第2図〜第4図に示すように、カ
ード78の操作片79に形成した切り欠き79a、79
b、79c、79dのいずれかに係合している。即ち、
これらの係合関係を動作と共に説明すると、第2図にあ
っては、可動接触片71の自由端は切り欠き79aに係
合し、可動接触片76の自由端は切り欠き79dに係合
している。カード78が矢印Y′力方向復帰していると
き、可動接触片71の自由端は切り欠き79aに付勢さ
れて補助接点66.72が開離し、可動接触片76自身
のばね力で補助接点68.77が閉成されている。カー
ド78が矢印Y°力方向動作すると、可動接触片71自
身のばね力で補助接点66.72が閉成し、可動接触片
76の自由端が切り欠き79dに付勢されて補助接点6
8.77が開離する。即ち、補助接点66.72は常閉
接点、補助接点68.77は常開接点として機能する。
また、第3図にあっては、可動接触片71の自由端は切
り欠き79aに係合し、可動接触片76の自由端は切り
欠き79cに係合している。従ってカード78が矢印Y
′力方向復帰しているとき、可動接触片71.76の自
由端は切り欠き79d。
79cに付勢されて補助接点66.72.68゜77は
開離している。カード78が矢印Y方向に動作すると、
可動接触片7I、7Gら自身のばね力で追随し、補助接
点66.72.68.77 か閉成するうこの場合、補
助接点66,72.68゜77は常開接点として機能す
る。
さらに、第4図にあっては、可動接触片71゜76の自
由端はそれぞれ切り欠き79b、79dに係合している
。従って、カード78が矢印Y′力方向復帰していると
き、可動接触片71.76自身のばね力で補助接点66
.72.68.77は閉成し、カード78が矢印Y方向
に動作すると可動接触片71.76の自由端は切り欠き
79b、79dに付勢されて補助接点66,72.68
.77が開離する。この場合、補助接点66.72.6
8゜77は常開接点として機能する。
次に、以」二の構成、動作の補助接点機構を電磁接触器
本体への取り付は方法及びその連動関係について説明す
る。
補助カバー61を前記側ケース31の外面に向((、カ
ード78の突起78aを側ケース31の長Fl、、、 
31 aから挿入して可動絶縁台20の凹部20aに圧
入17、かつ補助ケース60の突片60fを側り−ス、
′31の突起31b、31bに係合させると共に、補助
ケース60の腕部60g、60gの突部GOh、6Qh
を側ケース31の孔31c、31eに係合さ仕る。これ
にて補助ケース60が側ケース31に固定され、かつ絶
縁台64が可動絶縁台20と一体的に結合されて矢印Y
−Y’ 方向に往復移動可能となる。なお、補助ケース
60を取り外す場合には、孔31c、31cの外側から
突部60h、60hを押し込み、その係合を解除すれば
よい。
ところで、補助接点機構はコイル12が無励磁で可動絶
縁台20が矢印Y゛方向復帰しているときには、カード
78も矢印Y°力方向復帰し、コイル12が励磁されて
可動絶縁台20が矢印Y方に動作すると、カード78ら
矢印Y方向に動作し、補助接点66.72.68.77
が開閉する。
なお、以上の実施例にあっては、左右一対の接点機構が
段違いのオフセットに設置されている。
これは、端子65,70,67.75 のピッチが狭い
ために可動接触片71.76をできるだけ長くして可動
接触片71.78に加わる応力を少なくするためである
。どころか、端子間ピッチが大きくどれる場合であれば
オフセットの必要はなく、第5図、第6図、第7図に示
すように、端子65゜70.67.75を一直線上に配
置してもよい。第5図は、可動接触片71の自由端を操
作片79の端部79eに係合させ、可動接触片76の自
由端を端部79「に係合させたもので、補助接点66゜
72は常開接点、補助接点68.77は常閉接点とL7
て機能する。
第6図は、可動接触片71.76の自由端を操作片79
の端部79eに係合さ仕たちので、補助接点66.72
.68.77は常開端子として機能する。さらに、第7
図は可動接触片71.76の自由端を操作片79の端部
79fに係合させたちのど、!助接点G 6,72,6
8.77 は常閉接点として機能する。
年別−q乃−黒 以にの説明で明らかなように、本発明によす]ば、補L
i、IJ接点と1−で、電磁接触器本体−)可動進5、
幻′:と一体的に結合されたカードに可動接触片の自由
端全系1f−L5、カードの往復移動に基づいてI″i
j動接触片を揺動さU−1該可動接触片の中間部にiI
!!J若した補助可動接点を補助固定接点に対して接離
゛する、いわゆるカードリフト式に構成11.たため、
可動接触片の弾性を利用して接点圧力を付与することが
でき、高い接点圧力を得ることができると共に、接点圧
力は高(とも可動接触片のばね有効長さの最大長を利用
して接点圧力の3/4程度の接点駆動力とすることがで
き、電磁接触器本体の駆動力の負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る補助接点機構の一実施例を示す分
解斜視図、第2図、第3図、第4図はその各接点態様を
示す部分断面正面図、第5図、第6図、第7図は池の実
施例の各接点態様を示す説明図である。第8図は電磁接
触器本体の分解斜視図、第9図はその正面部分断面図、
第10図はスプールの正面図である。 1・・・接極子、10・・・電磁石装置、20・・・可
動絶縁台、20a ・・凹部、60・・・補助ケー=ス
、65゜67.70.75・・・端子、66.68・・
補助固定接点、71.76・・可動接触片、72.77
・・・補助固定接点、78・・・カード、78a・・・
突起、79・・・操作片。 第1図        72.77 ’補助可t7有。 788カーレ゛ 第5図 第6図 第7い 第10図 手続補正書(關) 1、事件の表示 昭和60年特許願第 207891   号2、発明の
名称 電磁接触器の補助接点機構 住所京都府京都市右京区花園土堂町10番地名称(29
4)  立石電機株式会社 代表者立 石 孝 雄 4、代理人 〒541 7、補正の内容 (1)明細書(全文)を別紙のとおり補正致します。 (2)第1図、第2図、第3図及び第5図を別紙のとお
り補正致します。 以  上 明  細  書 !1発明の名称 電磁接触器の補助接点機構 2、特許請求の範囲 (り電磁石装置の励磁、消磁に基づいて接極子を介して
往復移動する可動絶縁台に設けた可動接点にて固定接点
を開閉する電磁接触器において、電磁接触器本体に取り
付けられた補助ケースと、前記補助ケースに固定された
端子に一端を固定され、中間部に補助可動接点を有する
弾性材からなる可動接触片と、 前記補助ケースに固定され、前記補助可動接点と対向す
る補助固定接点を有する固定端子と、前記可動接触片の
自由端が係止され、電磁接触器本体に内蔵された前記可
動絶縁台と一体的に結合されて往復移動することにより
補助接点を開閉する絶縁性カードと、 を備えたことを特徴とする電磁接触器の補助接点機構。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、電磁接触器の補助接点機構に関する。 λ吸へ数4 本発明は、電磁石装置の励磁、消磁に基づいて可動絶縁
台が往復移動し、接点を開閉する電磁接触器において、
前記可動絶縁台と一体的に往復移動する絶縁性カードに
て弾性材からなる可動接触片を駆動し、補助接点を開閉
することにより、接点圧を高くとることができると共に
、接点駆動力を接点圧力よりも低くして電磁接触器本体
への負担を軽くするようにした補助接点機構を徨供する
ことにある。 従来技術とその問題点 従来、前記電磁接触器の補助接点機構としては、接触片
で構成されたいわゆるメカ式のものが知られており、こ
れは巻きばねを利用したダブルブレーク接点方式を採用
している。 しかしながら、このものでは、電気的寿命を保証するた
めに約20gfの接点圧力を必要とし、ダブルブレーク
方式であるから巻きばねは約408fに設計されること
となる。接点構成が常開、常閉接点であれば復帰状態で
約40g、動作状態で約40gの駆動力が必要となる。 また、接点構成が一対の常開接点又は常閉接点であれば
動作時又は復帰時に約80gfの駆動力が必要となる。 これでは、補助接点を駆動するための電磁接触器本体に
大きな負担が加わり、補助接点機構を取り付けたときの
動作特性の変動がかなり大きくなるという問題点を有し
ている。 問題点を解決するための手段 そこで、本発明に係る電磁接触器の補助接点機構は、 (a)電磁接触器本体に取り付けられた補助ケースと、 (b)前記補助ケースに固定された端子に一端を固定さ
れ、中間部に補助接点を有する弾性材からなる可動接触
片と、 (c)前記補助ケースに固定され、訪記補助可動接点と
対向する補助固定接点を存する固定端子と、(d)前記
可動接触片の自由端が係止され、電磁接触器本体に内蔵
された可動絶縁台と一体的に結合されて往復移動するこ
とにより補助接点を開閉する絶縁性カードと、 を備えたことを特徴とする。 実1週− 第1図〜第4図は本発明に係る補助接点機構の一実施例
を示し、第8図、第9図、第1θ図はこの補助接点機構
が組み込まれる電磁接触器の本体構成を示す。 [電磁接触器本体の説明] まず、電磁接触器の本体構成を説明すると、第8図、第
9図に示すように、接極子1と、電磁石装置IOと、可
動絶縁台20と、側ケース30゜31と、底ケース40
と、端子保護カバー50とから構成されている。 接極子1は両端部に支軸部2 a、 2 bを備えた段
付の可動鉄心2と、支軸部2a、2bを孔3 a、 4
 aから突出させて可動鉄心2の両端部に固定される可
動鉄片3,4とからなる。そして、可動鉄片3゜41ハ
1=キ士由小不油1h虞館り、1シI駅−帽【久mシn
 L)/ly七部3 b、 4 bが設けられている。 なお、接極子lは、軸受6,7、動作ばね8及び板ばね
部9aを有するスライド式調整ばね9を介し、後述する
電磁石装置!0に往復移動できるように組み込まれる。 電磁石装置10は両端部に鍔部11a、flbを有する
スプ一ルIIと、このスプール11の胴部に巻回された
コイル12と、このスプール11を囲む略口字形の外枠
ヨーク13と、この外枠ヨーク13の内側に設けた永久
磁石14.14及び内板ヨーク15.15とからなる。 スプール11はその胴部に前記可動鉄心2が往復移動で
きる中心孔11cを有する一方、鍔部11aの角部から
延在した一対の腕部16,16と、この腕部16,16
の端部を連結するように設けた中継端子保持部I7をi
する。そして、第1θ図に示すように、腕部16,1B
にはコイル12の引き出し線12a、12bをガイドす
るガイド溝16a、16aが設けられている。一方、中
継端子保持部17にはダイオード18aと抵抗18bと
が直列に接続されたサージ吸収素子18を収納する凹所
17a、17aと、中継端子19.19が圧入される圧
入溝17b、17bとが設けられている。この中継端子
19.19はプレスにて打ち抜かれてなるもので、サー
ジ吸収素子18のリード線18cと後述するコイル端子
36との電気的接続を中継し、リード線18c、18c
にはコイル引き出し線12a、12bが巻回されている
。 外枠ヨーク13は略コ字形状に屈曲した屈曲ヨーク13
aと板状ヨーク13bとから構成され、屈曲ヨーク13
a及び板状ヨーク13bは相対向する中央部に前述の軸
受6.7を嵌合、固定する軸受孔13c、13cを有す
る。さらに、屈曲ヨーク13aの両側片には対向するよ
うに位置決め用突部13d、13d、位置決め用切り欠
き部13e。 13e及び嵌合用突部13f、13fが設けられている
。一方、板状ヨーク13bの内側面長手方向の両縁部に
は連続した微小な凹凸部13gと嵌合用孔13h、13
hとが設けられている。この凹凸部13gは前記スライ
ド式調整ばね9の内側面に設けた小突起(図示仕ず)に
係合して後に詳述する動作特性の微調整を容易にするも
のである。 従って、接極子Iを組み込んで電磁石装置IOを組み立
てるには、まず、スプール11の中継端子保持部17に
設けた圧入溝17b、17bに中継端子19.19をそ
れぞれ圧入、固定した後、中継端子保持部17の凹所1
7a、17aにサージ吸収素子18を収納すると共に、
そのリード線18c。 18cを中継端子19.19の切り欠き溝に圧入する。 次に、スプール11の胴部に巻回されているコイル12
の端部12a、12bを腕部16.16のガイド溝16
a、16aに沿って引き出して前記サージ吸収素子18
のリード線18c、18cにからげた後、ハンダ付けし
てコイルI2、サージ吸収素子18及び中継端子■9の
電気接続を行う。そして、スプール11の胴部に設けた
中心孔11cに可動鉄心2を挿通し、その両端部に位置
する支軸部2a、2bを可動鉄片3,4の孔3 a、 
4 aにそれぞれ嵌合して突出させた後、かしめて固定
する。 ついで、屈曲ヨーク13aの軸受孔13cに軸受6を嵌
合、固定することにより、屈曲ヨーク13aと軸受6と
で動作ばね8を挟持する一方、板状ヨーク13bの軸受
孔13cに軸受7を嵌合。 固定する。そして、スプール11の腕部16,16の間
に斜め上方から屈曲ヨーク13aの側片の端部を挿通し
、軸受6に支軸部2aを挿通させた後、板状ヨーク13
bに固定した軸受7に残る支軸部2bを挿通すると共に
、屈曲ヨーク13aの突部13f、13fを板状ヨーク
13bの孔+3h、13hに嵌合してかしめることによ
り電磁石装置IOの組み立てを完了する。 可動絶縁台20は並設した4つの可動接点保持部21に
可動接点22a、22bを有する接点片22と接点コイ
ルばね23とをそれぞれ組み込んであると共に、両側部
から下方に突出する抱持部24.25を有する。この抱
持部24.25は外枠ヨーク13をまたいで可動鉄片3
の両側部にスライド圧入できるスライド溝24a、25
aを有している。この溝部24a、25aの内側面には
前述の可動鉄片3の両側端面に設けた切り欠き部3b。 3bに係合して位置決めを図る小突起(図示せず)が設
けられている。電磁石装置10への取り付けを正確、か
つ迅速に行うためである。 また、可動絶縁台20は矢印Y方向側の下面中央部に突
部26を有し、この突部26に復帰用円錐コイルばね2
7が固定されている。 従って、組み立てた前述の電磁石装置IOに可動絶縁台
20を取り付けるには、電磁石装置10の横方向から可
動鉄片3に抱持部24,25のスライド溝24a、25
aを位置決めした後、切り欠き部3 b、 3 bにス
ライド溝24g、25aの小突起(図示せず)が係合す
るまで押圧して一体化する。 このとき、円錐コイルばね27の矢印Y方向の下端部が
外枠ヨーク13から突出する可動鉄心2の支軸部2aに
係止するおそれがあるので、可動鉄心2を矢印Y方向側
に若干移動させながら可動絶縁台20を押圧するとよい
。 この後、板状ヨーク13bの長手方向の両側端部にスラ
イド式調整ばね9をスライド圧入すると、内部構成部品
の組み立てが完了する。 側ケース30.31は互いの開口部を重ね合わせると対
称となる同一形状を有し、位置決め用突起30aと位置
決め用凹部30bとを嵌合させると共に、上端部30c
にそれぞれ設けた係合爪32aと係合凹部32bとを係
合して両者を結合一体化すると、矢印Y方向側に開口部
を有する箱体形状となる一方、矢印Y′方向側には絶縁
壁33で区切られた端子収納部34が形成されている。 この端子収納部34に固定接点35a、35bを固着し
た固定端子35とコイル端子36とが絶縁壁33に設け
られた横溝部33aに沿って圧入された後、ネジ端子3
7.37によって固定できるようになっている。なお、
ネジ端子37.37が外部のリード線(図示Uず)を電
気接続できることは勿論である。 さらに、側ケース30.31は内側底面に一対の平行な
突壁38a、38bを有し、突壁38a、38bの外側
面間中央部にはスプール11をz−z’軸方向に位置決
めする段部38c(奥側は図示せず)が設けられている
。また、側ケース30.31の内側両側面には、外枠ヨ
ーク13をx−x’ 軸方向に位置決めする一対の突条
38d、38dが設置−1られていると共に、外枠ヨー
ク13をガイドするガイド突部38eが設けられている
。 従って、側ケース30.31に可動絶縁台20を結合一
体化した電磁石装置IOを組み込むには、まず、側ケー
ス30に設けたガイド突部38eによって外枠ヨーク1
3を位置決めし、突条38d。 38dに沿って外枠ヨーク13を矢印Z方向に押圧し、
外枠ヨーク13の突部13dを突壁38a。 38b間に、その切り欠き部13eを突壁38bに嵌合
し、外枠ヨーク13をx−x’ 軸方向及びY−Y’ 
軸方向に位置決めする。そして、鍔部11a、Ilbの
内側面で突壁38a、38bを挟持するようにスプール
IIを配し、スプール11をY−Y’ 軸方向に位置決
めすると共に、鍔部] 1a。 11bの矢印l方向側の側端面を段部38cに当接させ
る。 これと同時に、中継端子保持部I7に圧入、固定1.た
中継端子19に側ケース30の内方に突出するコイル端
子36を圧入させて電気接続す−ると共に、可動絶縁台
20のスリット部29を側ケース30の内方に突出する
絶縁壁33に嵌合1位置決めし、可動接点35aと固定
接点22a及び可動接点35bと固定接点22bとを対
向するように配置する。 次に、外枠ヨ〜り13の内側面に沿って永久磁石+4.
内板ヨーク15のド喘部を順次突壁38a。 38b間に押し、込むと、スプール11はx−x’軸方
向に位置決めされる。このとき、内板ヨーク15の’l
’−Y’ 軸方向の両端面は可動鉄片3.4の内側面に
それぞれ所定間隔で当接可能に対向する。 ついで、側・′γ−ス30に残る他の側ケース31をに
一方から、係合爪32a、係合凹部32b及び位置決め
用突起30a、凹部30bを介して結合一体化「ると、
スブ〜ル11.外枠ヨーク13.永久は#、; l 4
及び内板ヨーク!5がY−Y“軸方向に位置決めされる
。 底ケース40は側ケース30.31を結合してなる開口
部(図示せず)を被う平面形状を有し、その上面には前
記開口部を囲む環状突起41を存すると共に、側ケース
30.31の下方部に設けた係合用孔38fに係合する
係合爪42を上方に突出させている。さらに、底ケース
ll Oの矢印Y方向側の下面長手方向の両側にはレー
ル取付用溝部が設けてあり、一方のレール係合片46.
46は略U字形状の薄肉部47で連結されている。また
、底ケース40の四隅にはパネル板表面への取り付は用
の孔44が形成されている。 従って、組み立ては、前記係合爪42を側ケース30.
3iのガイド溝38Eに沿って位置決めした後、底ケー
ス40を押圧して係合爪42を係合孔38rに係合させ
ればよい。 端子保護カバー50は、矢印Y方向側の下面長手方向の
中央部に側ケース30.31の上端部30eに嵌合する
位置決め溝53が設置ノられていると共に、その下面長
手方向の両側に側ケース30.31に設けた絶縁壁33
に嵌合可能なスリブ)51で区切られた端子保護部52
が対向するように並設されている。そして、端子保護カ
バー50のx−x’ 軸方向に直交する両側端面には側
ケース30.31の内側面に設けた嵌合溝38hに嵌合
する半球状の小突起54.54が設けられている。 従って、組み立てるには、上方から前記位置決め溝53
及びスリット51を側ケース30.31の上端部30c
及び絶縁壁33にそれぞれ嵌合。 位置決めした後、上方から押圧して小突起54を嵌合溝
38hに嵌合させればよい。 次に、電磁接触器本体の動作について説明する。 コイル12の無励磁時にあっては、円錐コイルばね27
と調整ばね9とのばね力で可動絶縁台20が矢印Y゛方
向復帰しており、可動接点22aは固定接点35aから
開離していると共に、可動接点22bは固定接点35b
を閉成している。 そして、コイル12を励磁して接極子1を矢印Y方向に
移動させると、抱持部24.25を介して可動絶縁台2
0が接極子lと一体的に矢印Y方向に移動し、可動接点
22aが固定接点35aを閉成する一方、可動接点22
bが固定接点35bから開離する。 この励磁を解除すると、可動絶縁台20は元の状態に復
帰する。 以上の電磁接触器本体にあっては、電磁石装置lOの吸
引力特性と負荷荷重とのマツチングは、基本的には円錐
コイルばね27と動作ばね8とのばね力に依拠するが、
調整ばね9をスライドさせて支軸部2bの端面に当接す
る板ばね部9aの有効距離を変化させることにより、調
整が可能である。 [補助接点機構の説明〕 次に、第1図〜第4図を参照して本発明の一実施例であ
る補助接点機構について説明する。 補助接点機構は、例えば、電磁接触器本体の開閉動作に
応じて発光ダイオード等の表示手段を点滅させるための
もので、概略、補助ケース60と、補助カバー61と、
端子70.75に一端を固定された可動接触片71.7
6と固定端子65.67と絶縁性カード78から構成さ
れている。 補助ケース60は第1図中表面側に端子70゜75.6
5.67の収納部を有し、裏面側に絶縁壁60aで区切
られた端子収納部を有する。端子70.75,65.6
7 にはそれぞれ端子ねじ接続部70a、75a、65
a、67aが形成され、端子65.67の上部には補助
固定接点66.68が固着されている。また、端子70
.75にリベット止めされた可動接触片71.76の中
間部には補助可動接点72.77が固着されている。こ
れらの端子70,75,65.67 は補助ケース60
の孔60b(他は図示せず)に圧入、固定され、端子収
納部側に突出した接続部70a、75a、65a。 67aにはねじ端子69にて外部の補助回路に接続され
る。 カード78は前記可動絶縁台20の凹部20aに係合可
能な突起78aを備え、第1図中裏面側に補助接点操作
片79が形成されている。このカード78は操作片79
を補助ケース60の溝部60cに位置させ、溝部78b
、78bを突片60e。 60eに係合させることにより矢印Y−Y’ 方向に移
動自在に装着される。さらに、補助ケース60の開口面
には補助力/’(−61がその孔61a。 61aを突起60d、60dに嵌合させることにより固
定され、カード78の抜は止めが図られ、このとき、カ
ード78の突起78aは長孔61bから突出している。 このように組み立てられた状態において、可動接触片7
1.76の自由端は、第2図〜第4図に示すように、カ
ード78の操作片79に形成した切り欠き79a、79
b、79c、79dのいずれかに係合している。即ち、
これらの係合間係を動作と共に説明すると、第2図にあ
っては、可動接触片71の自由端は切り欠き79aに係
合し、可動接触片76の自由端は切り欠き79dに係合
している。カード78が矢印Y°力方向復帰していると
き、可動接触片7にの自由端は切り欠き79aに付勢さ
れて補助接点66.72が開離し、可動接触片76自身
のばね力で補助接点68.77が閉成されている。カー
ド78が矢印Y方向に動作すると、可動接触片71自身
のばね力で補助接点66.72が閉成し、可動接触片7
6の自由端が切り欠き79dに付勢されて補助接点68
.77が開離する。即ち、補助接点66.72は常閉接
点、補助接点68.77は常閉接点として機能する。 また、第3図にあっては、可動接触片71の自由端は切
り欠き79aに係合し、可動接触片76の自由端は切り
欠き79cに係合している。従ってカード78が矢印Y
゛方向復帰しているとき、可動接触片71.76の自由
端は切り欠き79a。 79cに付勢されて補助接点66.72.68゜77は
開離している。カード78が矢印Y方向に動作すると、
可動接触片71.76も自身のばね力で追随し、補助接
点66.72.68.77が閉成する。この場合、補助
接点66,72.68゜77は常閉接点として機能する
。 さらに、第4図にあっては、可動接触片71゜76の自
由端はそれぞれ切り欠き79b、79dに係合している
。従って、カード78が矢印Y″方向復帰しているとき
、可動接触片71.76自身のばね力で補助接点66.
72.68.77は閉成し、カード78が矢印Y方向に
動作すると可動接触片71.76の自由端は切り欠き7
9b、79dに付勢されて補助接点66.72.68.
77が開離する。この場合、補助接点66,72.68
゜77は常閉接点として機能する。 次に、以上の構成、動作の補助接点機構を電磁接触器本
体への取り付は方法及びその連動関係について説明する
。 補助カバー61を前記側ケース31の外面に向け、カー
ド78の突起78aを側ケース31の長孔31aから挿
入して可動絶縁台20の凹部20aに挿入し、かつ補助
ケース60の突片60fを側ケース3Iの突起31b、
31bに係合させると共に、補助ケース60の腕部60
g、60gの突部60h、60hを側ケース31の孔3
1c、31cに係合させる。これにて補助ケース60が
側ケース31に固定され、かつ絶縁台78が可動絶縁台
20と一体的に結合されて矢印Y−Y’ 方向に往復移
動可能となる。なお、補助ケース60を取り外す場合に
は、腕部60g、60gを内側へ倒すことによりその係
合を解除すればよい。 ところで、補助接点機構はコイル12が無励磁で可動絶
縁台20が矢印Y′力方向復帰しているときには、カー
ド78も矢印Y′力方向復帰し、コイル12が励磁され
て可動絶縁台20が矢印Y方に動作すると、カード78
も矢印Y方向に動作し、補助接点66,72.68.7
7が開閉する。 なお、以上の実施例にあっては、左右一対の接点機構が
段違いのオフセットに設置されている。 これは、端子65,70,67.75 のピッチが狭い
ために可動接触片71.76をできるだけ長くして可動
接触片71.76に加わる応力を少なくするためである
。ところが、端子間ピッチが大きくとれる場合であれば
オフセットの必要はなく、第5図、第6図、第7図に示
すように、端子65゜70.67.75を一直線上に配
置してもよい。第5図は、可動接触片71の自由端を操
作片79の端部79eに係合させ、可動接触片76の自
由端を端部79fに係合させたもので、補助接点66゜
72は常閉接点、補助接点68.77は常閉接点として
機能する。 第6図は、可動接触片71.76の自由端を操作片79
の端部79eに係合させたもので、補助接点66.72
.68.77は常開端子として機能する。さらに、第7
図は可動接触片71.76の自由端を操作片79の端部
79fに係合させたもので、補助接点66,72.68
.77 は常閉接点として機能する。 発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、補助接
点として、電磁接触器本体の可動絶縁台と一体的に結合
されたカードに可動接触片の自由端を係止し、カードの
往復移動に基づいて可動接触片を揺動させ、該可動接触
片の中間部に固着した補助可動接点を補助固定接点に対
して接離する、いわゆるカードリフト式に構成したため
、可動接触片の弾性を利用して接点圧力を付与すること
ができ、高い接点圧力を得ることができると共に、接点
圧力は高くとも可動接触片のばね有効長さの最大炎を利
用して接点圧力の374程度の接点駆動力とすることが
でき、電磁接触器本体の駆動力の負担が軽減される。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に係る補助接点機構の一実施例を示す分
解斜視図、第2図、第3図、第4図はその各接点態様を
示す部分断面正面図、第5図、第6図、第7図は他の実
施例の各接点態様を示す説明図である。第8図は電磁接
触器本体の分解斜視図、第9図はその正面部分断面図、
第1O図はスプールの正面図である。 ■・・・接極子、lO・・・電磁石装置、20・・・可
動絶縁台、20a・・・凹部、60・・・補助ケース、
65゜67.70.75・・・端子、66.68・・・
補助固定接点、71.76・・・可動接触片、72.7
7・・・補助可動接点、78・・・カード、78a・・
・突起、79・・・操作片。 78 ” 77−μ゛ 第5r!!i

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電磁石装置の励磁、消磁に基づいて接極子を介し
    て往復移動する可動絶縁台に設けた可動接点にて固定接
    点を開閉する電磁接触器において、電磁接触器本体に取
    り付けられた補助ケースと、前記補助ケースに固定され
    た端子に一端を固定され、中間部に補助可動接点を有す
    る弾性材からなる可動接触片と、 前記補助ケースに固定され、前記補助可動接点と対向す
    る補助固定接点を有する固定端子と、前記可動接触片の
    自由端が係止され、電磁接触器本体に内蔵された前記可
    動絶縁台と一体的に結合されて往復移動することにより
    補助接点を開閉する絶縁性カードと、 を備えたことを特徴とする電磁接触器の補助接点機構。
JP60207891A 1985-08-23 1985-09-19 電磁接触器の補助接点機構 Expired - Fee Related JPH0740460B2 (ja)

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