JPS626596A - 圧電形電気音響変換器 - Google Patents
圧電形電気音響変換器Info
- Publication number
- JPS626596A JPS626596A JP14557185A JP14557185A JPS626596A JP S626596 A JPS626596 A JP S626596A JP 14557185 A JP14557185 A JP 14557185A JP 14557185 A JP14557185 A JP 14557185A JP S626596 A JPS626596 A JP S626596A
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- Japan
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- case
- front case
- piezoelectric
- back case
- piezoelectric oscillator
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、圧電形電気音響変換器、音響電気変換器のケ
ーシングに関するもので、特に圧電ブザーなどの圧電形
電気音響変換器に関するものである。
ーシングに関するもので、特に圧電ブザーなどの圧電形
電気音響変換器に関するものである。
従来の技術
圧電ブザーなどのケーシング方法は、圧電振動子を接着
剤でケースに接着する方法、前面ケースをアルミニュウ
ムなどの金属で作製し、背面ケースを圧電振動子ととも
に収納し、これらの外周部を、金属ケースの端部を曲げ
ることによシ固定するなどの方法を用いていた。
剤でケースに接着する方法、前面ケースをアルミニュウ
ムなどの金属で作製し、背面ケースを圧電振動子ととも
に収納し、これらの外周部を、金属ケースの端部を曲げ
ることによシ固定するなどの方法を用いていた。
第6図に従来の技術によって製造された圧電形電気音響
変換器を示す。圧電振動子14は金属振動板15にセラ
ミック圧電体16を接着剤で貼合せて構成される。セラ
ミック圧電体16の貼合せ面の銀電極は金属振動板15
にリード線を半田付けし、端子23の一方と接続され、
セラミック圧電体16の他方の電極には直接リード線を
半田付けし、他方の端子23′と接続されている。前面
ケース19は金属製で放音孔17を有しており圧電振動
子14の周辺部をスペーサ2Qとで挾持する構成になっ
ている。背面ケース21は樹脂製で端子23.23’を
固定し、音響漏洩孔22を有している。組立は、前面ケ
ース19の中に圧電振動子14、スペーサ20.背面ケ
ース21を収納した後、前面ケース19の開口端を折曲
げてカシメ加工25をすることで固定していた。
変換器を示す。圧電振動子14は金属振動板15にセラ
ミック圧電体16を接着剤で貼合せて構成される。セラ
ミック圧電体16の貼合せ面の銀電極は金属振動板15
にリード線を半田付けし、端子23の一方と接続され、
セラミック圧電体16の他方の電極には直接リード線を
半田付けし、他方の端子23′と接続されている。前面
ケース19は金属製で放音孔17を有しており圧電振動
子14の周辺部をスペーサ2Qとで挾持する構成になっ
ている。背面ケース21は樹脂製で端子23.23’を
固定し、音響漏洩孔22を有している。組立は、前面ケ
ース19の中に圧電振動子14、スペーサ20.背面ケ
ース21を収納した後、前面ケース19の開口端を折曲
げてカシメ加工25をすることで固定していた。
発明が解決しようとする問題点
この第5図に示した列では、前面ケース19は振動板1
5と同一電位であるため、外部から高電圧が近づい友場
合、放電し易い構造になっている。
5と同一電位であるため、外部から高電圧が近づい友場
合、放電し易い構造になっている。
このため、放電を生じ難くするため前面ケース19を絶
縁体の樹脂ケースとすることがあり、圧電振動子の支持
固定が難しくなる欠点があった。この念め、この場合、
接着剤で固定したり、嵌合によシ挾持する構造を用いる
が、部品点数の増加や工数増によるコストアップ、圧電
振動子の支持固定条件が不安定になるなどの問題があっ
た。本発明はこの問題点を解決出来る圧電形電気音響変
換器を提供せんとするものである。
縁体の樹脂ケースとすることがあり、圧電振動子の支持
固定が難しくなる欠点があった。この念め、この場合、
接着剤で固定したり、嵌合によシ挾持する構造を用いる
が、部品点数の増加や工数増によるコストアップ、圧電
振動子の支持固定条件が不安定になるなどの問題があっ
た。本発明はこの問題点を解決出来る圧電形電気音響変
換器を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は圧電振動子と前面ケースと背面ケースとから成
り、圧電振動子を両ケースの間に挾持し両ケースは超音
波振動で溶着されたものである。
り、圧電振動子を両ケースの間に挾持し両ケースは超音
波振動で溶着されたものである。
ここで、前面ケース、背面ケースは共に熱可塑性樹脂製
で、圧電振動子の周辺を支持固定するリング状の凸起を
有し、少なくとも一方のケースの最外周部には円筒状の
凸部と溶融しろを有し、両ケースは超音波振動で溶融し
ろを溶かして接着する。
で、圧電振動子の周辺を支持固定するリング状の凸起を
有し、少なくとも一方のケースの最外周部には円筒状の
凸部と溶融しろを有し、両ケースは超音波振動で溶融し
ろを溶かして接着する。
作用
本発明によれば、互いに溶融される前面ケース。
背面ケースに設けたリング状凸起により圧電振動子の周
辺を確実に固定できる。
辺を確実に固定できる。
実施列
(実施例1)
第1図に本発明による圧電形電気音響変換器の断面構造
を示す。圧電振動子2は従来列で示したものと同様で、
セラミック圧電体3を金属振動板4に貼付し、それぞれ
の電極と端子11.11’ とはリード線で結ばれて
いる。前面ケース1はムBS。
を示す。圧電振動子2は従来列で示したものと同様で、
セラミック圧電体3を金属振動板4に貼付し、それぞれ
の電極と端子11.11’ とはリード線で結ばれて
いる。前面ケース1はムBS。
ポリカーボネート、ポリプロピレン、PBτ。
PieTなどの熱可塑性樹脂、これに無機物を添加した
複合体などが利用できる。前面ケース1には放音孔5.
リング状凸起61円筒状凸起7が形成されている。圧電
振動子2と前面ケース1との間に前気室9が形成される
。背面ケース13は前面ケース1と同じ熱可塑性樹脂を
用いる。背面ケース13には漏洩孔12とリング状凸起
6′1円筒状凸部7′が形成され、圧電振動子2との間
に背気室を形成する。背面ケースには端子11.11’
が固定さ゛れている。そして、前面ケース1と背面ケー
ス13とは周波数40 K 1−IZ、振幅2o〜30
μmの超音波振動を加えて接着される。この場合、超音
波振動印加時間は0.5秒であった。圧電形電気音響変
換器の共振特性を測定したところ目的の値が得られた。
複合体などが利用できる。前面ケース1には放音孔5.
リング状凸起61円筒状凸起7が形成されている。圧電
振動子2と前面ケース1との間に前気室9が形成される
。背面ケース13は前面ケース1と同じ熱可塑性樹脂を
用いる。背面ケース13には漏洩孔12とリング状凸起
6′1円筒状凸部7′が形成され、圧電振動子2との間
に背気室を形成する。背面ケースには端子11.11’
が固定さ゛れている。そして、前面ケース1と背面ケー
ス13とは周波数40 K 1−IZ、振幅2o〜30
μmの超音波振動を加えて接着される。この場合、超音
波振動印加時間は0.5秒であった。圧電形電気音響変
換器の共振特性を測定したところ目的の値が得られた。
(実施例2)
第2図に本発明による他の実施11FIを示す。前面ケ
ース1の最外周部に設けた円筒状凸部7を長くし、背面
ケース13の外周部に溶融しろ8を設け、超音波振動ホ
ーン26を溶融しろ8に最も近い部分に当て振動させた
。この結果超音波振動を印加する時間が0.3秒間で十
分な溶着強度が得られ、圧電振動子に与える悪影響を小
さくすることが可能となった。
ース1の最外周部に設けた円筒状凸部7を長くし、背面
ケース13の外周部に溶融しろ8を設け、超音波振動ホ
ーン26を溶融しろ8に最も近い部分に当て振動させた
。この結果超音波振動を印加する時間が0.3秒間で十
分な溶着強度が得られ、圧電振動子に与える悪影響を小
さくすることが可能となった。
(実施例3)
第3図に本発明による他の実施列を示す。前面ケース1
および背面ケース13に形成したリング状凸起6.6′
と最外周部の円筒状凸部7,7′との間に形成される溝
状の薄い部分1’、13’の厚さを前面ケース1の中央
部分の厚さよシ薄くし、超音波がリング状凸起6,6′
に漏れる量を抑制している。共振特性は目的値を得た。
および背面ケース13に形成したリング状凸起6.6′
と最外周部の円筒状凸部7,7′との間に形成される溝
状の薄い部分1’、13’の厚さを前面ケース1の中央
部分の厚さよシ薄くし、超音波がリング状凸起6,6′
に漏れる量を抑制している。共振特性は目的値を得た。
(実施レリ4)
第4図に本発明による他の実施例を示す。前面ケース1
の最外周部の円筒状凸部子の内側側面を斜めに成形し基
部を広くする。同様に、背面クー1130円筒状凸部7
′の内側側面を斜めに成形する。これによって超音波振
動は背面ケース1.3外面から入射され、溶融しろ8に
集中され、大きな超音波エネルギーになり溶融し易ぐな
シ短時間に溶着が完了し圧電撮動子2への影響を小さく
抑えることができる。また余剰の超音波エネルギーは前
面ケース1の円筒状凸部7を通し拡散され圧電振動子2
への影響は小さい。
の最外周部の円筒状凸部子の内側側面を斜めに成形し基
部を広くする。同様に、背面クー1130円筒状凸部7
′の内側側面を斜めに成形する。これによって超音波振
動は背面ケース1.3外面から入射され、溶融しろ8に
集中され、大きな超音波エネルギーになり溶融し易ぐな
シ短時間に溶着が完了し圧電撮動子2への影響を小さく
抑えることができる。また余剰の超音波エネルギーは前
面ケース1の円筒状凸部7を通し拡散され圧電振動子2
への影響は小さい。
以上の実施列として4列を記したが、この4例を組合せ
ることによシ圧電振動子に与える超音波振動をより小さ
く抑えることも可能である。
ることによシ圧電振動子に与える超音波振動をより小さ
く抑えることも可能である。
発明の効果
本発明の圧電形電気音響変換器によると、前面ケースに
熱可塑性樹脂を用いているため、外来の高電圧による絶
縁性が高く放電を生じにくいため接続される半導体回路
の保護が容易になり、前面ケースと背面ケースを直接超
音波振動を用いて溶着するため部品点数が少なく工数を
短縮でき工業的に価値がある。
熱可塑性樹脂を用いているため、外来の高電圧による絶
縁性が高く放電を生じにくいため接続される半導体回路
の保護が容易になり、前面ケースと背面ケースを直接超
音波振動を用いて溶着するため部品点数が少なく工数を
短縮でき工業的に価値がある。
第1図は本発明の圧電形電気音響変換器の断面図、第2
図〜第4図は本発明の他の実施列による圧電形電気音響
変換器の断面図、第5図は従来の圧電形電気音響変換器
の断面図である。 1・・・・・・前面ケース、2・・・・・圧電振動子、
6.6′・・・・・リング状凸起、7,7′・・・・・
円筒状凸部、8・・・・・・溶融しろ、13・・・・・
・背面ケース。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 第4図 第5図
図〜第4図は本発明の他の実施列による圧電形電気音響
変換器の断面図、第5図は従来の圧電形電気音響変換器
の断面図である。 1・・・・・・前面ケース、2・・・・・圧電振動子、
6.6′・・・・・リング状凸起、7,7′・・・・・
円筒状凸部、8・・・・・・溶融しろ、13・・・・・
・背面ケース。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 第4図 第5図
Claims (3)
- (1)圧電振動子と、熱可塑性樹脂から成る前面ケース
と背面ケースとから成り、前記前面ケース及び前記背面
ケースには前記圧電振動子を支持固定するリング状の凸
起を有し、前記前面ケースと背面ケースの少なくとも一
方には円筒状の凸部を有し、前記リング状の凸起の部分
で前記前面ケースと背面ケースが超音波振動で接着され
ていることを特徴とする圧電形電気音響変換器。 - (2)リング状凸起と、最外周部に設けた円筒状の凸部
との間に溝状が形成されていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の圧電形電気音響変換器。 - (3)円筒状の凸部の内側側面は斜めに成形され、基部
が広いことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
圧電形電気音響変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14557185A JPS626596A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 圧電形電気音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14557185A JPS626596A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 圧電形電気音響変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626596A true JPS626596A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15388190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14557185A Pending JPS626596A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 圧電形電気音響変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626596A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01126697U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-08-30 | ||
US5363452A (en) * | 1992-05-19 | 1994-11-08 | Shure Brothers, Inc. | Microphone for use in a vibrating environment |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP14557185A patent/JPS626596A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01126697U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-08-30 | ||
US5363452A (en) * | 1992-05-19 | 1994-11-08 | Shure Brothers, Inc. | Microphone for use in a vibrating environment |
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