JPS626456B2 - - Google Patents
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- JPS626456B2 JPS626456B2 JP11748084A JP11748084A JPS626456B2 JP S626456 B2 JPS626456 B2 JP S626456B2 JP 11748084 A JP11748084 A JP 11748084A JP 11748084 A JP11748084 A JP 11748084A JP S626456 B2 JPS626456 B2 JP S626456B2
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- JP
- Japan
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- mouth
- links
- orthodontic appliance
- jaw
- female thread
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C7/00—Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
- A61C7/36—Devices acting between upper and lower teeth
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、小児及び成人の第2種不正咬合を矯
正するために用いる整形用矯正具に関する。上記
不正咬合とは、上歯列が下歯列に対してかなり前
方に位置しているものを指す。
正するために用いる整形用矯正具に関する。上記
不正咬合とは、上歯列が下歯列に対してかなり前
方に位置しているものを指す。
本発明は、本発明者が先に米国特許第4382783
号に於て開示した器具を更に発展、改良させたも
のである。上記特許に係る器具は、従来技術に比
べて多大の改善をなしたものであるが、当該器具
は入れ子式のセクシヨンを用いているため、実際
的にはその製造手順が複雑であるということが判
明した。更にまた、上記特許に於て述べられた単
一のリンクは、全体の寸法を比較的大きくし、従
つて幼い患者には不適当であつた。
号に於て開示した器具を更に発展、改良させたも
のである。上記特許に係る器具は、従来技術に比
べて多大の改善をなしたものであるが、当該器具
は入れ子式のセクシヨンを用いているため、実際
的にはその製造手順が複雑であるということが判
明した。更にまた、上記特許に於て述べられた単
一のリンクは、全体の寸法を比較的大きくし、従
つて幼い患者には不適当であつた。
本発明の目的は、製造が比較的容易で、前記特
許に係る器具と同等の機能を有し、且つ、望まし
くは入れ子式セクシヨンを用いることなく簡単に
調節可能な構造を有する矯正具を提供することに
ある。本発明のもう一つの目的は、前記特許に係
る矯正具の特徴点を犠牲にすることなく、幼い患
者にも使用できるような、より小型の器具を提供
することにある。その特徴点とは、(a)顎の中心線
に沿つた前後方向の位置関係を整形のために調節
した位置に維持しつゝ、しかも横方向及び垂直方
向の動きが自由であるという点、並びに(b)歯の全
体的若しくは部分的なバンド結合、或いはアーチ
ワイヤ(archwire)を保持するための結合等々
の従来公知の矯正手段と同時に使用し得るという
点である。
許に係る器具と同等の機能を有し、且つ、望まし
くは入れ子式セクシヨンを用いることなく簡単に
調節可能な構造を有する矯正具を提供することに
ある。本発明のもう一つの目的は、前記特許に係
る矯正具の特徴点を犠牲にすることなく、幼い患
者にも使用できるような、より小型の器具を提供
することにある。その特徴点とは、(a)顎の中心線
に沿つた前後方向の位置関係を整形のために調節
した位置に維持しつゝ、しかも横方向及び垂直方
向の動きが自由であるという点、並びに(b)歯の全
体的若しくは部分的なバンド結合、或いはアーチ
ワイヤ(archwire)を保持するための結合等々
の従来公知の矯正手段と同時に使用し得るという
点である。
フランス特許第2087079号は、第2種不正咬合
の矯正という問題を、回動可能に設けた支柱部材
によつて解決しようとするものであるが、上記の
如き問題のすべてに適合し得るものではない。
の矯正という問題を、回動可能に設けた支柱部材
によつて解決しようとするものであるが、上記の
如き問題のすべてに適合し得るものではない。
本発明は、第2種不正咬合を整形的手段により
矯正するための口内装着式の歯科用矯正具に於
て、第1大臼歯としての機能を果たす上側及び下
側の所望の歯にそれぞれ固定するための上側及び
下側の固定手段と、上記上側及び下側の固定手段
にそれぞれ回動自在に軸支される上側及び下側の
リンクとを設け、上記上側及び下側のリンク4,
4′の自由端間に回動自在に軸支される長さの調
節が可能な支柱部材5,5′,10を設けると共
に、使用時には、上記上側及び下側のリンクがそ
れぞれ後方及び前方に向けて伸長すると共に上記
支柱部材が概ね下方及び前方へ移動し、これによ
り口を閉じるときに上記両リンク4,4′がいず
れも或る一定範囲内で回動せしめられ、更に口を
閉じると、上記両リンク4,4′がそれぞれの固
定手段1,1′と相対的な固定位置を保持して上
記支柱部材5,5′,10を押圧し、これにより
口が完全に閉じられた状態に於て下顎に対してこ
れを下方及び前方へ押し出す力が作用するよう構
成したことを特徴としている。
矯正するための口内装着式の歯科用矯正具に於
て、第1大臼歯としての機能を果たす上側及び下
側の所望の歯にそれぞれ固定するための上側及び
下側の固定手段と、上記上側及び下側の固定手段
にそれぞれ回動自在に軸支される上側及び下側の
リンクとを設け、上記上側及び下側のリンク4,
4′の自由端間に回動自在に軸支される長さの調
節が可能な支柱部材5,5′,10を設けると共
に、使用時には、上記上側及び下側のリンクがそ
れぞれ後方及び前方に向けて伸長すると共に上記
支柱部材が概ね下方及び前方へ移動し、これによ
り口を閉じるときに上記両リンク4,4′がいず
れも或る一定範囲内で回動せしめられ、更に口を
閉じると、上記両リンク4,4′がそれぞれの固
定手段1,1′と相対的な固定位置を保持して上
記支柱部材5,5′,10を押圧し、これにより
口が完全に閉じられた状態に於て下顎に対してこ
れを下方及び前方へ押し出す力が作用するよう構
成したことを特徴としている。
上記の如く構成すれば、上記上側及び下側のリ
ンクは上記上側及び下側の固定手段に対してそれ
ぞれ回動自在であり、また上記支柱部材は上記上
側及び下側のリンクに対して回動自在であるか
ら、口の閉開が自由になされ得ると共に、口を閉
じる時には、上記上側及び下側のリンクがそれぞ
れ後方及び前方へ向けて回動し、これにより上記
支柱部材が概ね下方及び前方へ移動して下顎を前
方へ押し出すため、口を閉じた状態に於ては上顎
と下顎の適正な咬合状態が得られ、これによつて
上顎に対する下顎位置の矯正がなされるものであ
る。また、上記各軸支部分に遊びを持たせること
によつて下顎の横方向への動きが許容され快適な
使用状態が得られると共に、上記支柱部材の長さ
を調節可能に構成しこれを所望の長さに設定する
ことによつて、口を閉じた時にはトグル作用が生
じて下顎の矯正位置が一定に保たれるものであ
る。
ンクは上記上側及び下側の固定手段に対してそれ
ぞれ回動自在であり、また上記支柱部材は上記上
側及び下側のリンクに対して回動自在であるか
ら、口の閉開が自由になされ得ると共に、口を閉
じる時には、上記上側及び下側のリンクがそれぞ
れ後方及び前方へ向けて回動し、これにより上記
支柱部材が概ね下方及び前方へ移動して下顎を前
方へ押し出すため、口を閉じた状態に於ては上顎
と下顎の適正な咬合状態が得られ、これによつて
上顎に対する下顎位置の矯正がなされるものであ
る。また、上記各軸支部分に遊びを持たせること
によつて下顎の横方向への動きが許容され快適な
使用状態が得られると共に、上記支柱部材の長さ
を調節可能に構成しこれを所望の長さに設定する
ことによつて、口を閉じた時にはトグル作用が生
じて下顎の矯正位置が一定に保たれるものであ
る。
本発明の構成を一層明瞭にするため、以下、添
付図面を参照しつゝその一実施例について説明す
る。
付図面を参照しつゝその一実施例について説明す
る。
第1図は不正咬合の一例を示す右側面図、
第2図は本発明に係る矯正具の一実施例を示す
右側面図、 第3図は第2図に示した矯正具を口内に取り付
け、口を開いた時の状態を示す右側面図、 第4図は口を閉じた時の状態を示す第3図と同
様の右側面図、 第5図は口の左側に取り付けるべき本発明に係
る矯正具の全体を分解した状態で示す斜視図であ
る。
右側面図、 第3図は第2図に示した矯正具を口内に取り付
け、口を開いた時の状態を示す右側面図、 第4図は口を閉じた時の状態を示す第3図と同
様の右側面図、 第5図は口の左側に取り付けるべき本発明に係
る矯正具の全体を分解した状態で示す斜視図であ
る。
第1図には、第2種不正咬合の一例が誇張して
描いてあり、当該不正咬合に於いて通常見受けら
れる2つの好ましくない状態が示されている。即
ち、下顎が正常位置より後退しているため、誇張
して描いてはあるが、上顎と下顎の“前後のずれ
(overjet)”Ojが生じている。また、上記のずれ
は過剰な“上噛み合わせ(overbite)”Obという
もう1つの不正常な噛合せ状況を伴つている。こ
れらの異常は、歯の適正な機能を阻害し、且つま
たその人の容貌を損なわせる結果ともなつてい
る。然しながら、整形器具を数ケ月間使用し、下
顎を常時前方へ押し出すような力を作用させて骨
の位置を変更することにより、上歯列と下歯列間
の良好な噛合せを得られるようになることが判明
した。本発明に係る矯正具を適正に使用し、そし
てまた従来公知の整形手段を同時に使用すること
により、上記の如き不正咬合を永久的に矯正し、
且つ顔のプロフイールも改善し得るものである。
そしてまた、上記の如く本発明器具と従来公知の
技法とを併用することによつて、整形方法のみで
治療を行なう場合に於いて上記と同様の結果を得
るために必要とされるであろう抜歯等の手段を講
じなくて済むものである。
描いてあり、当該不正咬合に於いて通常見受けら
れる2つの好ましくない状態が示されている。即
ち、下顎が正常位置より後退しているため、誇張
して描いてはあるが、上顎と下顎の“前後のずれ
(overjet)”Ojが生じている。また、上記のずれ
は過剰な“上噛み合わせ(overbite)”Obという
もう1つの不正常な噛合せ状況を伴つている。こ
れらの異常は、歯の適正な機能を阻害し、且つま
たその人の容貌を損なわせる結果ともなつてい
る。然しながら、整形器具を数ケ月間使用し、下
顎を常時前方へ押し出すような力を作用させて骨
の位置を変更することにより、上歯列と下歯列間
の良好な噛合せを得られるようになることが判明
した。本発明に係る矯正具を適正に使用し、そし
てまた従来公知の整形手段を同時に使用すること
により、上記の如き不正咬合を永久的に矯正し、
且つ顔のプロフイールも改善し得るものである。
そしてまた、上記の如く本発明器具と従来公知の
技法とを併用することによつて、整形方法のみで
治療を行なう場合に於いて上記と同様の結果を得
るために必要とされるであろう抜歯等の手段を講
じなくて済むものである。
第2図ないし第4図を参照しつゝ本発明の一般
的な作動について説明する。これらの図には、1
個の器具しか示されていないが、通常は口の左右
両側に同様の器具を1個づつ使用するものであ
る。而して、第2図に示す如く、内周面にネジを
切つたシリンダ部材5及び5′が調節ネジ10に
よつて連結され、これらによつて1本の支柱部材
が形成される。シリンダ部材5の内面ネジと調節
ネジ10の上半部10aのネジは右巻きであり、
またシリンダ部材5′の内面ネジと調節ネジ10
の下半部10bのネジは左巻きになつている。調
節ネジ10の中間部に取り付けられたハブ6は、
これに明けた複数の穴15,15の1つにピンを
挿入して回転させ得るようになつており、これを
回転させることによつてシリンダ部材5及び5′
が同時に互いに引き寄せられたり或いは同時に引
き離されたりする。上記両シリンダ部材は、いず
れもその一端に於て平板上に形成され、ピン9及
び9′によつてリンク4及び4′にそれぞれ取り付
けられている。上記リンク自体は14,14′に
於て回動自在に軸支されている。リンクホルダ2
及び2′は後方へ伸長して、その側面にそれぞれ
ヒンジ部3及び3′を形成し、これらのヒンジ部
は歯に固着したバンドに水平に取付けられている
チユーブ片に回動自在に取り付けられる。上記バ
ンドは、第1大臼歯若しくは第1大臼歯と同等の
機能を果たす歯に固着されている。
的な作動について説明する。これらの図には、1
個の器具しか示されていないが、通常は口の左右
両側に同様の器具を1個づつ使用するものであ
る。而して、第2図に示す如く、内周面にネジを
切つたシリンダ部材5及び5′が調節ネジ10に
よつて連結され、これらによつて1本の支柱部材
が形成される。シリンダ部材5の内面ネジと調節
ネジ10の上半部10aのネジは右巻きであり、
またシリンダ部材5′の内面ネジと調節ネジ10
の下半部10bのネジは左巻きになつている。調
節ネジ10の中間部に取り付けられたハブ6は、
これに明けた複数の穴15,15の1つにピンを
挿入して回転させ得るようになつており、これを
回転させることによつてシリンダ部材5及び5′
が同時に互いに引き寄せられたり或いは同時に引
き離されたりする。上記両シリンダ部材は、いず
れもその一端に於て平板上に形成され、ピン9及
び9′によつてリンク4及び4′にそれぞれ取り付
けられている。上記リンク自体は14,14′に
於て回動自在に軸支されている。リンクホルダ2
及び2′は後方へ伸長して、その側面にそれぞれ
ヒンジ部3及び3′を形成し、これらのヒンジ部
は歯に固着したバンドに水平に取付けられている
チユーブ片に回動自在に取り付けられる。上記バ
ンドは、第1大臼歯若しくは第1大臼歯と同等の
機能を果たす歯に固着されている。
而して、口を閉じる場合、第3図に示す如く、
下顎が上方向へ動き、このときリンク4,4′は
リンクホルダ2,2′内へこの状態のまゝでは動
けなくなるまでリンクホルダ内へ収納される。こ
の位置(即ち第3図中Xで示す位置)に達するま
でに下顎が閉じることによつて描く円弧は、リン
ク4,4′が回動自在であるため、矯正具を取り
付けていない場合と変わるところがない。然しな
がら、それ以上口を閉じようとすると、その力
は、リンク4,4′がホルダの内壁面18,1
8′(第5図参照)に達するのと同時にそれ以後
は下顎を前方向へ押し出すように作用し、それに
よつて下顎は不正咬合の場合に描く円弧XMとは
異なつた新たな円弧XNに沿つて移動せしめられ
る。下顎が前方向へ動かされる量は、シリンダ部
材5及び5′と調節ネジの露出している部分10
a及び10bを加えた長さによつて決定される。
調節ネジの露出している部分の長さは、前に述べ
た通り、中央のハブ6を回転させることにより調
節できる。その長さを所望の調節位置に於てロツ
クするため、ナツト7が設けられている。両シリ
ンダ部材の間隔を歯列矯正医師が増大させること
によつて、下顎の位置は早期若しくは段階的に
(前方向へ)矯正される。治療を開始してから数
ケ月後に於ける口を閉じた場合の下顎の矯正され
た位置は第4図に示されている。
下顎が上方向へ動き、このときリンク4,4′は
リンクホルダ2,2′内へこの状態のまゝでは動
けなくなるまでリンクホルダ内へ収納される。こ
の位置(即ち第3図中Xで示す位置)に達するま
でに下顎が閉じることによつて描く円弧は、リン
ク4,4′が回動自在であるため、矯正具を取り
付けていない場合と変わるところがない。然しな
がら、それ以上口を閉じようとすると、その力
は、リンク4,4′がホルダの内壁面18,1
8′(第5図参照)に達するのと同時にそれ以後
は下顎を前方向へ押し出すように作用し、それに
よつて下顎は不正咬合の場合に描く円弧XMとは
異なつた新たな円弧XNに沿つて移動せしめられ
る。下顎が前方向へ動かされる量は、シリンダ部
材5及び5′と調節ネジの露出している部分10
a及び10bを加えた長さによつて決定される。
調節ネジの露出している部分の長さは、前に述べ
た通り、中央のハブ6を回転させることにより調
節できる。その長さを所望の調節位置に於てロツ
クするため、ナツト7が設けられている。両シリ
ンダ部材の間隔を歯列矯正医師が増大させること
によつて、下顎の位置は早期若しくは段階的に
(前方向へ)矯正される。治療を開始してから数
ケ月後に於ける口を閉じた場合の下顎の矯正され
た位置は第4図に示されている。
シリンダ部材と調節ネジとの結合体の軸は第3
図及び第4図中にA−A′線で示してある。口を
開いたとき上記軸A−A′は下顎骨の顆状突起
(関節部C)よりも上側に位置する。然しなが
ら、口を閉じたときには、上記軸A−A′は関節
部よりも幾分下方に位置してトグル作用若しくは
若干のロツク作用が得られるようになつている。
トグル作用の有無は、リンク4及び4′の長さを
製造段階で選定するか若しくは上記支柱部材の長
さを調節することによつて予め決定される。患者
が、例えば睡眠等でくつろいでいる期間中に於て
下顎が矯正すべき最大位置に維持されるようにす
るために、或る場合にはトグル作用があることが
望ましい。然しながら、例えば食事中などにはト
グル作用は患者にとつて不都合である。矯正医師
は患者各人の特質に応じてトグル作用が望ましい
か否か、そしてそれに従つて器具の寸法を決定す
ることになる。
図及び第4図中にA−A′線で示してある。口を
開いたとき上記軸A−A′は下顎骨の顆状突起
(関節部C)よりも上側に位置する。然しなが
ら、口を閉じたときには、上記軸A−A′は関節
部よりも幾分下方に位置してトグル作用若しくは
若干のロツク作用が得られるようになつている。
トグル作用の有無は、リンク4及び4′の長さを
製造段階で選定するか若しくは上記支柱部材の長
さを調節することによつて予め決定される。患者
が、例えば睡眠等でくつろいでいる期間中に於て
下顎が矯正すべき最大位置に維持されるようにす
るために、或る場合にはトグル作用があることが
望ましい。然しながら、例えば食事中などにはト
グル作用は患者にとつて不都合である。矯正医師
は患者各人の特質に応じてトグル作用が望ましい
か否か、そしてそれに従つて器具の寸法を決定す
ることになる。
本発明に係る矯正具の一層詳細な構成は第5図
に示されており、同図中、1及び1′は歯列矯正
のために広く使用されている標準的な矯正バンド
を示している。本発明矯正具の使用に当たつて
は、2つの目的を持つたバンドが第1大臼歯のそ
れぞれに1個宛、合計4個取り付けられる。そし
てこれらの上下一対のバンド間に1個の矯正具が
それぞれ取り付けられる。但し、或る場合(例え
ば下顎が非対称な場合)には、一方の側にだけ矯
正具が取り付けられる。上側及び下側のそれぞれ
のバンド1及び1′には、アーチワイヤ
(archwire)を挿通するための断面矩形のチユー
ブ材13及び13′と、円空円筒状のチユーブ片
12及び12′が溶接される。チユーブ片12
は、患者各人の歯のサイズに応じた変化に対応さ
せるため、P1若しくはP2のいずれの位置に取り付
けることも可能である。
に示されており、同図中、1及び1′は歯列矯正
のために広く使用されている標準的な矯正バンド
を示している。本発明矯正具の使用に当たつて
は、2つの目的を持つたバンドが第1大臼歯のそ
れぞれに1個宛、合計4個取り付けられる。そし
てこれらの上下一対のバンド間に1個の矯正具が
それぞれ取り付けられる。但し、或る場合(例え
ば下顎が非対称な場合)には、一方の側にだけ矯
正具が取り付けられる。上側及び下側のそれぞれ
のバンド1及び1′には、アーチワイヤ
(archwire)を挿通するための断面矩形のチユー
ブ材13及び13′と、円空円筒状のチユーブ片
12及び12′が溶接される。チユーブ片12
は、患者各人の歯のサイズに応じた変化に対応さ
せるため、P1若しくはP2のいずれの位置に取り付
けることも可能である。
上側及び下側のリンクホルダ2及び2′は、リ
ンク4及び4′を受け入れるための凹部18及び
18′を有する。リンクホルダは後方へ伸長して
ヒンジ部3及び3′を形成している。その末端側
のヒンジ板16及び16′はヒンジ部3及び3′の
末端部分を内側へ折り曲げることによつて形成さ
れる。内側のヒンジ板17及び17′は溶接によ
り取に付けられる。これらのヒンジ部は、バンド
1,1′にそれぞれ水平に取り付けられた円管状
チユーブ片12及び12′に、連結ピン19及び
19′によつて回動自在に取り付けられる。ピン
9,9′,14,14′による結合に遊びを持たせ
ると共に、上記ヒンジ部の軸支構造によりE及び
E′方向への回動を可能とすることによつて、下
顎の横方向への若干の動きが可能となり、これは
患者に対して良好な使用感を与える上で重要な特
徴をなすものである。ヒンジ板16と17の間、
及び16′と17′の間にはそれぞれ停止板22及
び22′が取り付けられ、上記E及びE′方向への
動きを制限する。これらの停止板は上記リンク構
造部の部品が口内組織に接触してこれを傷つける
のを防止する。ヒンジ板16,17,16′,1
7′の長さは、この矯正具が断面矩形のチユーブ
材13及び13′と衝突することなく回動し得る
よに充分な長さとされる。
ンク4及び4′を受け入れるための凹部18及び
18′を有する。リンクホルダは後方へ伸長して
ヒンジ部3及び3′を形成している。その末端側
のヒンジ板16及び16′はヒンジ部3及び3′の
末端部分を内側へ折り曲げることによつて形成さ
れる。内側のヒンジ板17及び17′は溶接によ
り取に付けられる。これらのヒンジ部は、バンド
1,1′にそれぞれ水平に取り付けられた円管状
チユーブ片12及び12′に、連結ピン19及び
19′によつて回動自在に取り付けられる。ピン
9,9′,14,14′による結合に遊びを持たせ
ると共に、上記ヒンジ部の軸支構造によりE及び
E′方向への回動を可能とすることによつて、下
顎の横方向への若干の動きが可能となり、これは
患者に対して良好な使用感を与える上で重要な特
徴をなすものである。ヒンジ板16と17の間、
及び16′と17′の間にはそれぞれ停止板22及
び22′が取り付けられ、上記E及びE′方向への
動きを制限する。これらの停止板は上記リンク構
造部の部品が口内組織に接触してこれを傷つける
のを防止する。ヒンジ板16,17,16′,1
7′の長さは、この矯正具が断面矩形のチユーブ
材13及び13′と衝突することなく回動し得る
よに充分な長さとされる。
従来の歯列矯正治療に於ては、上記断面矩形の
チユーブ材は断面矩形若しくは円形のアーチワイ
ヤを挿通保持するために、また円管状のチユーブ
片は外側に歯冠を取り付けるために利用されてい
る。アーチワイヤは、上下のアーチ状の各歯列の
歯と歯の前面を横切つてそれぞれの歯を押圧する
ように張設される。本発明の重要な特徴は、本発
明に係る矯正具と一緒に従来の歯列矯正治療のた
めの別個のバンドが邪魔されることなく同時に取
付け可能であり、そのため顎の位置の矯正を行な
つている期間中も従来の歯列矯正治療を同時に継
続して行なうことが可能であるという点にある。
多数のバンドを取り付けることは、それらの金属
バンドの内側面(舌に近い側)を本発明矯正具を
更に安定させるために利用できるという点から実
際的にも有利である。それは、それらのバンドの
舌の側の側面にチユーブ材を付加して取り付け、
より多くのワイヤを用いて第1大臼歯をこれに隣
接する歯と連結することにより達成される。この
ようにして安定性を補い固定性を確保することに
より、下顎を前方へ押し出すときの反動によつて
歯に対して好ましくない動きが付与されるのを防
止できる。
チユーブ材は断面矩形若しくは円形のアーチワイ
ヤを挿通保持するために、また円管状のチユーブ
片は外側に歯冠を取り付けるために利用されてい
る。アーチワイヤは、上下のアーチ状の各歯列の
歯と歯の前面を横切つてそれぞれの歯を押圧する
ように張設される。本発明の重要な特徴は、本発
明に係る矯正具と一緒に従来の歯列矯正治療のた
めの別個のバンドが邪魔されることなく同時に取
付け可能であり、そのため顎の位置の矯正を行な
つている期間中も従来の歯列矯正治療を同時に継
続して行なうことが可能であるという点にある。
多数のバンドを取り付けることは、それらの金属
バンドの内側面(舌に近い側)を本発明矯正具を
更に安定させるために利用できるという点から実
際的にも有利である。それは、それらのバンドの
舌の側の側面にチユーブ材を付加して取り付け、
より多くのワイヤを用いて第1大臼歯をこれに隣
接する歯と連結することにより達成される。この
ようにして安定性を補い固定性を確保することに
より、下顎を前方へ押し出すときの反動によつて
歯に対して好ましくない動きが付与されるのを防
止できる。
本発明は叙上の如く構成されるから、本発明矯
正具に於ては、回動自在な複数の軸支機構により
口の開閉が自由になされ、また上記各軸支部分に
於ける遊びによつて下顎の横方向への動きが許容
されるので、快適な使用状態が得られると共に、
口を閉じる時には、上記支柱部材が下方及び前方
へ移動して下顎を前方へ押し出し、且つ支柱部材
の長さを適切に設定することによりトグル作用を
生ずるため、口を閉じた状態に於て上顎と下顎の
適正な咬合状態が保持され、これによつて下顎位
置の矯正が円滑になされるものである。また、上
記の如き構成は、組立て、製造が容易であり、且
つコンパクトに構成し得るので、小児に対しても
使用可能な矯正具が提供されるものである。
正具に於ては、回動自在な複数の軸支機構により
口の開閉が自由になされ、また上記各軸支部分に
於ける遊びによつて下顎の横方向への動きが許容
されるので、快適な使用状態が得られると共に、
口を閉じる時には、上記支柱部材が下方及び前方
へ移動して下顎を前方へ押し出し、且つ支柱部材
の長さを適切に設定することによりトグル作用を
生ずるため、口を閉じた状態に於て上顎と下顎の
適正な咬合状態が保持され、これによつて下顎位
置の矯正が円滑になされるものである。また、上
記の如き構成は、組立て、製造が容易であり、且
つコンパクトに構成し得るので、小児に対しても
使用可能な矯正具が提供されるものである。
第1図は不正咬合の一例を示す右側面図、第2
図は本発明に係る矯正具の一実施例を示す右側面
図、第3図は第2図に示した矯正具を口内に取り
付け、口を開いた時の状態を示す右側面図、第4
図は口を閉じた時の状態を示す第3図と同様の右
側面図、第5図は口の左側に取り付けるべき本発
明に係る矯正具の全体を分解した状態で示す斜視
図である。 1,1′……バンド、2,2′……リンクホル
ダ、3,3′……ヒンジ部、4,4′……リンク、
5,5′……シリンダ部材、6……ハブ、7……
ナツト、9,9′……軸支ピン、10……調節ネ
ジ、12,12′……チユーブ片、13,13′…
…チユーブ材、14,14′……軸支ピン、1
6,16′,17,17′……ヒンジ板、18,1
8′……リンクホルダの内壁面、19,19′……
連結ピン、22,22′……停止板。
図は本発明に係る矯正具の一実施例を示す右側面
図、第3図は第2図に示した矯正具を口内に取り
付け、口を開いた時の状態を示す右側面図、第4
図は口を閉じた時の状態を示す第3図と同様の右
側面図、第5図は口の左側に取り付けるべき本発
明に係る矯正具の全体を分解した状態で示す斜視
図である。 1,1′……バンド、2,2′……リンクホル
ダ、3,3′……ヒンジ部、4,4′……リンク、
5,5′……シリンダ部材、6……ハブ、7……
ナツト、9,9′……軸支ピン、10……調節ネ
ジ、12,12′……チユーブ片、13,13′…
…チユーブ材、14,14′……軸支ピン、1
6,16′,17,17′……ヒンジ板、18,1
8′……リンクホルダの内壁面、19,19′……
連結ピン、22,22′……停止板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第2種不正咬合を整形的手段により矯正する
ための口内装着式の歯科用矯正具に於て、 第1大臼歯としての機能を果たす上側及び下側
の所望の歯にそれぞれ固定するための上側及び下
側の固定手段と、上記上側及び下側の固定手段に
それぞれ回動自在に軸支される上側及び下側のリ
ンクとを設け、 上記上側及び下側のリンク4,4′の自由端間
に回動自在に軸支される長さの調節が可能な支柱
部材5,5′,10を設けると共に、 使用時には、上記上側及び下側のリンクがそれ
ぞれ後方及び前方へ向けて伸長すると共に上記支
柱部材が概ね下方及び前方へ移動し、これにより
口を閉じるときに上記両リンク4,4′がいずれ
も或る一定範囲内で回動せしめられ、更に口を閉
じると、上記両リンク4,4′がそれぞれの固定
手段1,1′と相対的な固定位置を保持して上記
支柱部材5,5′,10を押圧し、これにより口
が完全に閉じられた状態に於て下顎に対してこれ
を下方及び前方へ押し出す力が作用する上記の歯
科用矯正具。 2 上記各リンク4,4′の形状とその軸支位置
14,14′及び上記支柱部材の長さの調節が、
使用に際して口を開いた時には上記支柱部材の軸
A,A′の延長線が下顎骨の顆状突起Cよりも上
側に位置し、口を閉じた時には下側に位置し、こ
れにより、加療時の必要に応じてトグル作用が得
られる特許請求の範囲第1項記載の歯科用矯正
具。 3 口の位置に関係なく上記支柱部材の軸が常に
下顎骨の顆状突起よりも上側に位置するよう、上
記両リンク4,4′の長さが製造段階に於て選定
され若しくは上記支柱部材の長さが調節され、こ
れにより口を閉じたときトグル作用が働くことな
く下顎を下方及び前方へ押し出す力が作用する特
許請求の範囲第1項記載の歯科用矯正具。 4 上記支柱部材が、 内面に部分的に雌ネジが形成され当該雌ネジと
反対側の一端に於て上記上側のリンク4の自由端
に回動自在に軸支された上側のシリンダ部材5
と、 内面に部分的に上側のシリンダ部材5の雌ネジ
とは逆向きの雌ネジが形成され当該雌ネジと反対
側の一端に於て上記下側のリンク4′の自由端に
回動自在に軸支された下側のシリンダ部材5′
と、 両端にそれぞれ右巻き及び左巻きの雄ネジが形
成されその中間部に交差するピン孔付きのハブ6
を有すると共に上記雄ネジのいずれか一方に作用
するロツク手段7を有する調節ネジ10とから成
り、 上記調節ネジの両雄ネジ部はそれぞれ上記上側
及び下側のシリンダ部材にねじ込まれ、上記ハブ
6を回動させることにより上記支柱部材の長さが
連続的に調整できる特許請求の範囲第1項ないし
第3項のうちいずれか一に記載の歯科用矯正具。 5 上記ロツク手段7が、上記雄ネジ10aのい
ずれか一方にねじ込まれるナツトであり、上記ナ
ツトはこれに隣接するシリンダ部材5に対して圧
着可能な特許請求の範囲第4項記載の歯科用矯正
具。 6 上記上側及び下側の固定手段が、上側及び下
側のリンクホルダ2,2′を回動自在に軸支する
ための水平方向に固着されたチユーブ片12,1
2′を有する金属バンド1,11であり、上記バ
ンドは望ましくは上側及び下側の第1大臼歯と同
等の機能を有する歯に固着される特許請求の範囲
第1項ないし第5項のうちいずれか一に記載の歯
科用矯正具。 7 上記各軸支部分の作動軸とそれらの取付け遊
びが、矯正具の使用者に対して顎の横方向への自
由な動きを許容すると共に、口を閉じる時には下
顎に対して前方及び下方への矯正力が作用する特
許請求の範囲第1項ないし第6項のうちいずれか
一に記載の歯科用矯正具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US502704 | 1983-06-09 | ||
US06/502,704 US4472139A (en) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | Intraoral dental appliance for correcting class II malocclusions orthopedically |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053139A JPS6053139A (ja) | 1985-03-26 |
JPS626456B2 true JPS626456B2 (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=23999017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59117480A Granted JPS6053139A (ja) | 1983-06-09 | 1984-06-09 | 第2種不正咬合の矯正に用いる口内装着式の歯科用矯正具 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4472139A (ja) |
EP (1) | EP0128744B1 (ja) |
JP (1) | JPS6053139A (ja) |
AU (1) | AU569889B2 (ja) |
DE (1) | DE3465247D1 (ja) |
ES (1) | ES8504445A1 (ja) |
Families Citing this family (46)
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1984
- 1984-06-06 DE DE8484303838T patent/DE3465247D1/de not_active Expired
- 1984-06-06 EP EP84303838A patent/EP0128744B1/en not_active Expired
- 1984-06-07 AU AU29188/84A patent/AU569889B2/en not_active Ceased
- 1984-06-08 ES ES533245A patent/ES8504445A1/es not_active Expired
- 1984-06-09 JP JP59117480A patent/JPS6053139A/ja active Granted
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---|---|---|---|---|
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US4472139A (en) | 1984-09-18 |
DE3465247D1 (en) | 1987-09-17 |
ES8504445A1 (es) | 1985-04-16 |
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EP0128744A2 (en) | 1984-12-19 |
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