JPS6264540A - 合成樹脂成形品 - Google Patents
合成樹脂成形品Info
- Publication number
- JPS6264540A JPS6264540A JP60205098A JP20509885A JPS6264540A JP S6264540 A JPS6264540 A JP S6264540A JP 60205098 A JP60205098 A JP 60205098A JP 20509885 A JP20509885 A JP 20509885A JP S6264540 A JPS6264540 A JP S6264540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin molded
- transparent
- synthetic resin
- extender pigment
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、透明性を有する体質顔料を添加してなる透明
性を有するハードコート塗料を塗装して、防眩性と耐傷
付性を向上せしめた合成樹脂成形品に関するものである
。
性を有するハードコート塗料を塗装して、防眩性と耐傷
付性を向上せしめた合成樹脂成形品に関するものである
。
例えば自動車に設備せしめている指示計器群の前方には
、これら指示計器の損傷を防止するための透明今計器保
護板が設けられているが、この計器保護板としては各種
のものがあり、例えば、 イ、透明性を有する合成樹脂成形品により、その表面が
鏡面であるもの。
、これら指示計器の損傷を防止するための透明今計器保
護板が設けられているが、この計器保護板としては各種
のものがあり、例えば、 イ、透明性を有する合成樹脂成形品により、その表面が
鏡面であるもの。
口、透明性を有する合成樹脂成形品により、表面が鏡面
で一!11シ、その上に傷付保護のための透明性ハード
コート塗料を塗装したもの。
で一!11シ、その上に傷付保護のための透明性ハード
コート塗料を塗装したもの。
ハ、透明性を有する合成樹脂成形品の表面に、凹凸を設
けた金型転写により、反射防止を目的とする凹凸を形成
したもの等がある。
けた金型転写により、反射防止を目的とする凹凸を形成
したもの等がある。
しかしながら、このような従来の計器保護板にあっては
、即ち上記(イ)及びeつの製品におっては合成樹脂成
形品の表面に防傷加工がなされていないために、この表
面がこすられた際に、傷が付きやすく、この傷によって
メータ、文字板等の視認性が悪くなるという問題点があ
った。また上記(イ)及び(ロ)の製品にあっては、そ
の表面が鏡面に形成されていることから、この鏡面に反
射像が映シ、メータ、文字板等の視認性が悪くなる問題
点があった。
、即ち上記(イ)及びeつの製品におっては合成樹脂成
形品の表面に防傷加工がなされていないために、この表
面がこすられた際に、傷が付きやすく、この傷によって
メータ、文字板等の視認性が悪くなるという問題点があ
った。また上記(イ)及び(ロ)の製品にあっては、そ
の表面が鏡面に形成されていることから、この鏡面に反
射像が映シ、メータ、文字板等の視認性が悪くなる問題
点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、透明性を有する合成樹脂成形品の表面に、透明性
を有する体質顔料を添加してなる透明なるハードコート
塗料層を設けることにより、防眩性と耐傷付性を向上せ
しめることができる合成樹脂成形品を提供することを目
的とするものである。
ので、透明性を有する合成樹脂成形品の表面に、透明性
を有する体質顔料を添加してなる透明なるハードコート
塗料層を設けることにより、防眩性と耐傷付性を向上せ
しめることができる合成樹脂成形品を提供することを目
的とするものである。
以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
る。
1は透明である樹脂成形品本体であるが、この樹脂成形
品本体1は従来品と同様であり、例えばPMMA樹脂、
As樹脂、PS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の従来の
メーターカバーに使用されている樹脂成形体である。2
id上記の樹脂成形品本体1の表面に塗装されて形成さ
れた塗料層であって、この塗料層2は透明性を有する体
質顔料3を添加してなる透明性ハードコート塗料を塗布
してなるものである。このハードコートの塗料系には、
例えば、紫外線硬化型アクリル系、紫外線硬化型ポリエ
ステル系、熱硬化型シリコン系、熱硬化型メラミン系等
があシ、その塗膜硬度が、例えば鉛筆硬度で略4H8度
以上の硬さを有し、布等でその塗膜面をこすっても傷付
が認められない耐傷付性を有するハードコート塗料層で
ある。また上記の体質顔料3の徨類としては、シリカ、
アルミナ白、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸バリ
ウム等の無機質の粉状のものが一般的である。また特殊
な例としては、ポリエチレン、ナイロン等の粉状の樹脂
材料でも、体質顔料と同様の機能が得られる。
品本体1は従来品と同様であり、例えばPMMA樹脂、
As樹脂、PS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の従来の
メーターカバーに使用されている樹脂成形体である。2
id上記の樹脂成形品本体1の表面に塗装されて形成さ
れた塗料層であって、この塗料層2は透明性を有する体
質顔料3を添加してなる透明性ハードコート塗料を塗布
してなるものである。このハードコートの塗料系には、
例えば、紫外線硬化型アクリル系、紫外線硬化型ポリエ
ステル系、熱硬化型シリコン系、熱硬化型メラミン系等
があシ、その塗膜硬度が、例えば鉛筆硬度で略4H8度
以上の硬さを有し、布等でその塗膜面をこすっても傷付
が認められない耐傷付性を有するハードコート塗料層で
ある。また上記の体質顔料3の徨類としては、シリカ、
アルミナ白、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸バリ
ウム等の無機質の粉状のものが一般的である。また特殊
な例としては、ポリエチレン、ナイロン等の粉状の樹脂
材料でも、体質顔料と同様の機能が得られる。
また前記の体質顔料は単体では白色を呈しているが、こ
れを塗料ビヒクルに添加すると、透明性が得られるもの
である。また上記体質顔料の添加量及び粒度は、塗膜厚
が略10〜15μを前程とした場合、添加量が塗料固形
分に対して略2〜15wt%、粒度は略0.5〜20μ
が適当である。体質顔料の添加量が、略15wtチ以内
でおり、また粒度が略20μ以上の場合には、塗膜表面
の凹凸が大きくなう、防眩性は向上されるが、光透過性
が低くなシ、曇った外観となる。
れを塗料ビヒクルに添加すると、透明性が得られるもの
である。また上記体質顔料の添加量及び粒度は、塗膜厚
が略10〜15μを前程とした場合、添加量が塗料固形
分に対して略2〜15wt%、粒度は略0.5〜20μ
が適当である。体質顔料の添加量が、略15wtチ以内
でおり、また粒度が略20μ以上の場合には、塗膜表面
の凹凸が大きくなう、防眩性は向上されるが、光透過性
が低くなシ、曇った外観となる。
このためメータ、文字板等の視認性が悪くなる。
また体質顔料の添加量が、略2wt%以下であり、また
その粒度が、略0.5μ以下である堺合には、その体質
顔料の殆んどが塗膜中に包含されて、塗膜表面に凹凸が
形成されず、従って防眩性が有効に得られない。
その粒度が、略0.5μ以下である堺合には、その体質
顔料の殆んどが塗膜中に包含されて、塗膜表面に凹凸が
形成されず、従って防眩性が有効に得られない。
また上記塗料の塗布手段は、該塗料を塗布することので
きる公知の塗布手段を採用することができ、例えばエア
ースプレー法、浸漬塗装法、流し塗り法あるいはスクリ
ーン印刷法等を用いることができる。
きる公知の塗布手段を採用することができ、例えばエア
ースプレー法、浸漬塗装法、流し塗り法あるいはスクリ
ーン印刷法等を用いることができる。
このように、本実施例においては、樹脂成形品本体1に
体質顔料を添加したハードコート塗料を塗装することK
よってその塗料層2の表面に体質顔料による凹凸が形成
されるためK、これにより防眩性が向上し鏡面である場
合におこ9易い反射像を低減し、樹脂成形品を透過して
見る文字板の目盛等の視認性を向上させることである。
体質顔料を添加したハードコート塗料を塗装することK
よってその塗料層2の表面に体質顔料による凹凸が形成
されるためK、これにより防眩性が向上し鏡面である場
合におこ9易い反射像を低減し、樹脂成形品を透過して
見る文字板の目盛等の視認性を向上させることである。
更に・・−ドコート塗料を使用するためK、視認性の向
上と同時に布等で拭かれた場合でもその視認性が低下し
ない高い耐傷付性が付与される。
上と同時に布等で拭かれた場合でもその視認性が低下し
ない高い耐傷付性が付与される。
以上のように本発明は、透明性を有する合成樹脂成形品
本体1の表面に、透明性を有する体質顔料が添加されか
つ透明性を有するハードコート塗料層2を設けたことを
特徴とする合成樹脂成形品である。
本体1の表面に、透明性を有する体質顔料が添加されか
つ透明性を有するハードコート塗料層2を設けたことを
特徴とする合成樹脂成形品である。
従ってこの合成樹脂成形品によれば、その表面のハード
コート塗料層2内に含有せしめた透明性体質顔料による
凹凸で、反射光が低減され、その結果防眩効果が得られ
、また上記ハードコート塗料層2により、耐傷付性が向
上される効果もある。
コート塗料層2内に含有せしめた透明性体質顔料による
凹凸で、反射光が低減され、その結果防眩効果が得られ
、また上記ハードコート塗料層2により、耐傷付性が向
上される効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明よりなる合成樹脂成形品の断面説明図、
第2図はI@1図におけるA部拡大図である。 1・・・合成樹脂成形品本体 2・・・ハードコート塗料層。 第1図 第2図
第2図はI@1図におけるA部拡大図である。 1・・・合成樹脂成形品本体 2・・・ハードコート塗料層。 第1図 第2図
Claims (1)
- 透明性を有する合成樹脂成形品本体(1)の表面に、透
明性を有する体質顔料が添加されかつ透明性を有するハ
ードコート塗料層(2)を設けたことを特徴とする合成
樹脂成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60205098A JPS6264540A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 合成樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60205098A JPS6264540A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 合成樹脂成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6264540A true JPS6264540A (ja) | 1987-03-23 |
Family
ID=16501387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60205098A Pending JPS6264540A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 合成樹脂成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6264540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017003884A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 株式会社トッパンTomoegawaオプティカルフィルム | 光学フィルム、これを用いた偏光板、タッチパネル、ディスプレイ部材及び表示装置 |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP60205098A patent/JPS6264540A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017003884A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 株式会社トッパンTomoegawaオプティカルフィルム | 光学フィルム、これを用いた偏光板、タッチパネル、ディスプレイ部材及び表示装置 |
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