JPS6263860A - 食用油脂の劣化判定用試験片 - Google Patents
食用油脂の劣化判定用試験片Info
- Publication number
- JPS6263860A JPS6263860A JP20291585A JP20291585A JPS6263860A JP S6263860 A JPS6263860 A JP S6263860A JP 20291585 A JP20291585 A JP 20291585A JP 20291585 A JP20291585 A JP 20291585A JP S6263860 A JPS6263860 A JP S6263860A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deterioration
- oil
- test piece
- edible fat
- edible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は食用油脂、特に揚物等に使用される油脂の劣化
判定用試験片に関するものである。
判定用試験片に関するものである。
（従来の技術）
近年、油脂を使用した食品等の急激な増加に伴い食品衛
生上食用油脂及び油脂加工食品等の変敗・劣化に関心が
高まり少しでも劣化した食用油脂あるいは少しでも変敗
した油脂加工食品等は人体の健康管理の立場から使用し
ないよう望まれている。
生上食用油脂及び油脂加工食品等の変敗・劣化に関心が
高まり少しでも劣化した食用油脂あるいは少しでも変敗
した油脂加工食品等は人体の健康管理の立場から使用し
ないよう望まれている。
しかし、食用油脂の劣化の判定を味覚・臭覚等の感覚に
よる場合は極めて難しい。その為、食用油脂の劣化判定
は化学的な酸価、カルボニル価、過酸化物価等の分析を
行な＾判定しなければならないが、これらの分析方法は
精度が高い反面試薬の調整が煩雑であり、又、物理化学
的な測定装置を必要としたりさらに専門的な知識あるい
は熟練を要しとても一般的でない。
よる場合は極めて難しい。その為、食用油脂の劣化判定
は化学的な酸価、カルボニル価、過酸化物価等の分析を
行な＾判定しなければならないが、これらの分析方法は
精度が高い反面試薬の調整が煩雑であり、又、物理化学
的な測定装置を必要としたりさらに専門的な知識あるい
は熟練を要しとても一般的でない。
最近油脂の酸価を測定し食用油脂の劣化判定用簡易キッ
ト商品名アブテスター（柴田化学器械工業製）（特開昭
５２−３２３９６号公報、特開昭５２−６５４９６号公
報）が販売されて一部に使用されて来たが、これとても
まだ操作法が複雑であり、又、高価な事も有り一般に普
及されるには至っていない現状である。
ト商品名アブテスター（柴田化学器械工業製）（特開昭
５２−３２３９６号公報、特開昭５２−６５４９６号公
報）が販売されて一部に使用されて来たが、これとても
まだ操作法が複雑であり、又、高価な事も有り一般に普
及されるには至っていない現状である。
（発明が解決しようとする問題点）
元来、食用油脂の劣化の判定を必要と感するのは大企業
の食品メーカ等より中小の揚物等の油脂加工食品業者及
び家庭の主婦寺である場合が多く、従って物理化学的な
測定装置を使用する事もなく手軽に、簡単に、誰れでも
、短時間に食用油脂の劣化を判定出来る方法、手段が見
付かればその利用価値は大きく且つ保健衛牛上甚だ有益
なものと期待さ几その出現が望まれていた。
の食品メーカ等より中小の揚物等の油脂加工食品業者及
び家庭の主婦寺である場合が多く、従って物理化学的な
測定装置を使用する事もなく手軽に、簡単に、誰れでも
、短時間に食用油脂の劣化を判定出来る方法、手段が見
付かればその利用価値は大きく且つ保健衛牛上甚だ有益
なものと期待さ几その出現が望まれていた。
（問題点を解決するための手段）
本発明者はこの様な従来の問題点を克服すべく種々研究
を続けて来たがここにすぐれ九利点をもつ且つ実用性の
高い本発明を完成し次。
を続けて来たがここにすぐれ九利点をもつ且つ実用性の
高い本発明を完成し次。
すなわち、本発明は食用油脂の酸価を測定する事により
食用油脂の劣化を判定する試験片であり、がラス砿維Ｆ
紙に一指示薬、塩基性物質及び必要に応じて界面活性剤
、・々インダー等を担持させてなる試験片である。食用
油脂に浸漬（２秒間）し、取り出し、予め食用油脂の酸
価を分析し作成されり三段階（０，０゜５ 、１．０
、２．０ 、３．０ ＡＶ）６０色調表と比蚊して食用
油脂の劣化度を判定する。
食用油脂の劣化を判定する試験片であり、がラス砿維Ｆ
紙に一指示薬、塩基性物質及び必要に応じて界面活性剤
、・々インダー等を担持させてなる試験片である。食用
油脂に浸漬（２秒間）し、取り出し、予め食用油脂の酸
価を分析し作成されり三段階（０，０゜５ 、１．０
、２．０ 、３．０ ＡＶ）６０色調表と比蚊して食用
油脂の劣化度を判定する。
判定基準を下記に示す。
本発明の試験片の原理は食用油脂の劣化によって生じる
酸（有機酸）を試験片に含まれる塩基性物質と反応させ
（中和反応）その中和の度合を一指示薬で測定し食用油
脂の酸価を求め劣化度を判定する方法であり、いわゆる
食用油脂の酸価測定試験片である。
酸（有機酸）を試験片に含まれる塩基性物質と反応させ
（中和反応）その中和の度合を一指示薬で測定し食用油
脂の酸価を求め劣化度を判定する方法であり、いわゆる
食用油脂の酸価測定試験片である。
塩基性物質としては水酸化カリウム、水酸化ナトリウム
、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等で緩衝生の弱い塩基
性塩が好ましく、量的には含浸液１００ゴに対して０．
１〜５ｇ、有利には０．２〜２ｇの址を添加するのが望
ましい。
、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等で緩衝生の弱い塩基
性塩が好ましく、量的には含浸液１００ゴに対して０．
１〜５ｇ、有利には０．２〜２ｇの址を添加するのが望
ましい。
Ｐ１４指示薬としてはブロムチモールブルー（ＢＴＢ）
、メチルレッド（ＭＲ） 、フェノールノぐ一デル（Ｐ
Ｒ）、クロルフェノールレッド（ＣＰＲ）等で中性附近
に変色域をもつ指示薬が好ましく、量的には含浸液１０
０−に対して０．０１〜０，５ｇ、有利には０．０５〜
０．２ｇの量を添加するのが望ましい。
、メチルレッド（ＭＲ） 、フェノールノぐ一デル（Ｐ
Ｒ）、クロルフェノールレッド（ＣＰＲ）等で中性附近
に変色域をもつ指示薬が好ましく、量的には含浸液１０
０−に対して０．０１〜０，５ｇ、有利には０．０５〜
０．２ｇの量を添加するのが望ましい。
界面活性剤としては非イオン系界面活性剤、ツイン２０
、ツイン６０、トリトンＸ１００等が好ましく、量的に
は含浸液１００ｍＩＣ対して０．０１〜１，０Ｍ、有利
には０．１〜０．７ ｍｌの１刊を添加するのが望まし
い。
、ツイン６０、トリトンＸ１００等が好ましく、量的に
は含浸液１００ｍＩＣ対して０．０１〜１，０Ｍ、有利
には０．１〜０．７ ｍｌの１刊を添加するのが望まし
い。
・ぐインダーはガラス＃ｍＰ紙の補強剤の目的で加える
もので仮に加えるならばカルボキシメチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等が良好
である。
もので仮に加えるならばカルボキシメチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等が良好
である。
更に担体としてのガラス繊維−紙はＧＡ−１００、ＧＡ
−２００、ＧＢ−１０ＯＲ，、ＧＣ−５０（上記沖紙・
東洋濾紙製造）等でその中ではＧＣ−５０が強度的に取
り扱す安い。
−２００、ＧＢ−１０ＯＲ，、ＧＣ−５０（上記沖紙・
東洋濾紙製造）等でその中ではＧＣ−５０が強度的に取
り扱す安い。
尚ガラス繊維製紙は食用油脂となじみやすく且つ食用油
脂が含浸すると透明になり呈色を極め【Ｅ！Ａ瞭にする
効果がある。
脂が含浸すると透明になり呈色を極め【Ｅ！Ａ瞭にする
効果がある。
（実施例）
次に本発明を以下の実施例により更に具体的に説明する
がこれ釦より本発明の範囲が限定されるものでない。
がこれ釦より本発明の範囲が限定されるものでない。
実施例１
ブロムチモールブルー（ＢＴＢ） ０．１．９
炭酸カリウム ０．５．Ｆポリビニ
ルアルコール（ＰＶＡ） １．９トリトン
Ｘ１００ （Ｒ＆）（社製）０．２ゴ純 水
１００ｍ１上記組成の溶液
に東洋濾紙ＧＣ−５０を浸漬し、８０℃乾燥機中で約１
時間程度乾燥する。このように乾燥したｐ紙を５％×５
％に切断し、５Ｘ８５〜のプラスチックフィルムの先端
に貼付して食用油脂劣化判定用試験片を作成する。本試
験片は下記の酸価の異なる食用油脂に浸漬するとそれぞ
れ異なる呈色を示す。
炭酸カリウム ０．５．Ｆポリビニ
ルアルコール（ＰＶＡ） １．９トリトン
Ｘ１００ （Ｒ＆）（社製）０．２ゴ純 水
１００ｍ１上記組成の溶液
に東洋濾紙ＧＣ−５０を浸漬し、８０℃乾燥機中で約１
時間程度乾燥する。このように乾燥したｐ紙を５％×５
％に切断し、５Ｘ８５〜のプラスチックフィルムの先端
に貼付して食用油脂劣化判定用試験片を作成する。本試
験片は下記の酸価の異なる食用油脂に浸漬するとそれぞ
れ異なる呈色を示す。
実施例２
メチルレッド（ＭＲ） Ｏ，ｉ ｐ
炭酸ナトリウム ０．４．Ｐポリ
ビニルピロリドン（Ｋ−３０） １．５
．Ｆツイン２０（花王アトラス社製） ０．３
ｄ純 水 １０
〇−上記組成の溶液に東洋濾紙ＧＣ−５０を浸漬し、８
０℃乾燥機中で約１時間程度乾燥する。乾燥し７た戸紙
を実施例１と同じ形態にして食用油脂判定用試験片を作
成する。
炭酸ナトリウム ０．４．Ｐポリ
ビニルピロリドン（Ｋ−３０） １．５
．Ｆツイン２０（花王アトラス社製） ０．３
ｄ純 水 １０
〇−上記組成の溶液に東洋濾紙ＧＣ−５０を浸漬し、８
０℃乾燥機中で約１時間程度乾燥する。乾燥し７た戸紙
を実施例１と同じ形態にして食用油脂判定用試験片を作
成する。
本試験片も下記の呈色を示す。
実施例３
フェノールレッド（ＰＲ） ０．０８ 、Ｆ水
酸化カリウム １ｙ カルボキシメチルセルロースナトリウム １ｇツイ
ン６０（花王、アトラス社製）０．５ｍｌ純 水
１００ゴ上記組成の溶液に
東洋濾紙ＧＣ−５０を浸漬し８０℃乾燥機中で約１時間
程度乾燥する。乾燥した２紙を実施例１及び実施例２と
同じ形態にして食用油脂判定用試験片を作成する。
酸化カリウム １ｙ カルボキシメチルセルロースナトリウム １ｇツイ
ン６０（花王、アトラス社製）０．５ｍｌ純 水
１００ゴ上記組成の溶液に
東洋濾紙ＧＣ−５０を浸漬し８０℃乾燥機中で約１時間
程度乾燥する。乾燥した２紙を実施例１及び実施例２と
同じ形態にして食用油脂判定用試験片を作成する。
本試験片も下記の呈色を示す。
以上の様に実施例１〜３の試験片は酸価の異なるそれぞ
れの食用油脂に対し肉眼で明らかに異なる呈色を示した
。
れの食用油脂に対し肉眼で明らかに異なる呈色を示した
。
（発明の効果）
本発明の食用油脂劣化判定用試験片を用いれば特殊な測
定装置を使用せず誰でも簡単且つ短時間にいかなる場所
においても食用油脂の劣化の判定を行なうことが出来る
ので産業上袢益するところが極めて大である。
定装置を使用せず誰でも簡単且つ短時間にいかなる場所
においても食用油脂の劣化の判定を行なうことが出来る
ので産業上袢益するところが極めて大である。
Claims (1)
- ガラス繊維ろ紙にｐＨ指示薬、塩基性物質を担持してな
る油脂の酸価測定法を利用した食用油脂の劣化判定用試
験片
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20291585A JPS6263860A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 食用油脂の劣化判定用試験片 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20291585A JPS6263860A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 食用油脂の劣化判定用試験片 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263860A true JPS6263860A (ja) | 1987-03-20 |
Family
ID=16465272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20291585A Pending JPS6263860A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 食用油脂の劣化判定用試験片 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6263860A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1239281A3 (de) * | 2001-03-09 | 2003-08-13 | Schmack Biogas GmbH | Schnelltest zur Bestimmung saurer oder alkalischer Bestandteile in Ölen |
| JP2010281610A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Suwa Optronics:Kk | 油脂劣化度測定装置、油脂劣化度測定装置の製造方法および油脂の劣化状態管理方法 |
| JP2020038207A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-12 | 株式会社Ｊ−オイルミルズ | 油脂劣化度測定装置、油脂劣化度測定方法及び油脂劣化度測定プログラム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5525379A (en) * | 1978-08-15 | 1980-02-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | Digital rotary multistylus electrode |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP20291585A patent/JPS6263860A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5525379A (en) * | 1978-08-15 | 1980-02-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | Digital rotary multistylus electrode |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1239281A3 (de) * | 2001-03-09 | 2003-08-13 | Schmack Biogas GmbH | Schnelltest zur Bestimmung saurer oder alkalischer Bestandteile in Ölen |
| JP2010281610A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Suwa Optronics:Kk | 油脂劣化度測定装置、油脂劣化度測定装置の製造方法および油脂の劣化状態管理方法 |
| JP2020038207A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-12 | 株式会社Ｊ−オイルミルズ | 油脂劣化度測定装置、油脂劣化度測定方法及び油脂劣化度測定プログラム |
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