JPS6263415A - 電気二重層キヤパシタ - Google Patents
電気二重層キヤパシタInfo
- Publication number
- JPS6263415A JPS6263415A JP60204076A JP20407685A JPS6263415A JP S6263415 A JPS6263415 A JP S6263415A JP 60204076 A JP60204076 A JP 60204076A JP 20407685 A JP20407685 A JP 20407685A JP S6263415 A JPS6263415 A JP S6263415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated carbon
- acid
- double layer
- electric double
- layer capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は低温(−20℃以下)における充放電性能の改
良された電気二重層キャパシタに関する。
良された電気二重層キャパシタに関する。
近年、軽量で高エネルギー密度の電池の開発が要望され
ている。その1つとして電解質を溶解した溶液に分極性
tWとして比表面積の大きな活性炭素成形品、特に活性
炭素繊維を用いた電気二重層キャパシタがすでに知られ
ている(特開55−99714号、同58−22252
0号、同59−138327号等)。
ている。その1つとして電解質を溶解した溶液に分極性
tWとして比表面積の大きな活性炭素成形品、特に活性
炭素繊維を用いた電気二重層キャパシタがすでに知られ
ている(特開55−99714号、同58−22252
0号、同59−138327号等)。
活性炭素成形品、特に比表面積が700〜4000rn
/9のように大きな比表面積を有する活性炭素繊維は多
量のドーピングが可能である。このため活性炭素繊維電
極を用いることにより高エネルギーの出力が可能でおる
。またこのキャパシタの充放電に対する耐久性は100
00回以」二であって、実用上十分な耐久性を有してい
る。
/9のように大きな比表面積を有する活性炭素繊維は多
量のドーピングが可能である。このため活性炭素繊維電
極を用いることにより高エネルギーの出力が可能でおる
。またこのキャパシタの充放電に対する耐久性は100
00回以」二であって、実用上十分な耐久性を有してい
る。
このように有用な電気二本層キャパシタも一20℃以下
の低温においては充放電性能が大幅に低下するという欠
点を有し、実用上、−20℃以下の低温においては使用
することができない。
の低温においては充放電性能が大幅に低下するという欠
点を有し、実用上、−20℃以下の低温においては使用
することができない。
本発明の目的は電気二重層キャパシタの有用な性能を損
うことなく、低温においても実用上十分な充放t′性能
を有する電気二重層キャパシタを提供することである。
うことなく、低温においても実用上十分な充放t′性能
を有する電気二重層キャパシタを提供することである。
本発明者らは上記の目的に鑑みて広範に亘る検討を行っ
たところ、電解質を溶解した溶液に分極性電極として活
性炭素成形品、特に活性炭素繊維を浸漬してなる!気二
重層キャパシタにおいて、驚くべきことに該活性炭素成
形品が強酸で処理されたものである場合には電気二重層
キャパシタの低温での充放電性能が顕著に向上すること
を認め本発明に至った。
たところ、電解質を溶解した溶液に分極性電極として活
性炭素成形品、特に活性炭素繊維を浸漬してなる!気二
重層キャパシタにおいて、驚くべきことに該活性炭素成
形品が強酸で処理されたものである場合には電気二重層
キャパシタの低温での充放電性能が顕著に向上すること
を認め本発明に至った。
すなわち、本発明は活性炭素成形品よシなる電極が強酸
で処理されたものであることを特徴とする電気二重層キ
ャパシタを提供するものである。
で処理されたものであることを特徴とする電気二重層キ
ャパシタを提供するものである。
そしてこれは低温(−20℃以下)においても良好な充
放電性能を有している。
放電性能を有している。
本発明において用いられる活性炭素成形品はその原料が
合成有機高分子またはピッチよシなるものである。該合
成有機高分子にはビニロン、フェノール樹脂、ポリアク
リロニトリル、等のような純合成高分子の他、anti
ts導体、等のような半合成高分子を包含する。ヤシ
ガラ等の天然高分子を原料にした場合には、得られた活
性炭素成形品中に含有される不純物が多いためか、本発
明の電気二重層キャパシタには適さない。該合成有機高
分子化合物またはピッチは任意の形態で従来公知の方法
に従い活性炭素成形品とされる。即ち、活性炭素が粒状
又は粉末状である場合には例えば棒状、シート状、フィ
ルム状態の所望の形態に成形される。また、原料として
ビニロン繊維やフェノール系繊維等のように繊維状の原
料よりなるものは、あらかじめ原料の繊維を織布として
おくことによシ、シート状の活性炭素成形品が得られる
。
合成有機高分子またはピッチよシなるものである。該合
成有機高分子にはビニロン、フェノール樹脂、ポリアク
リロニトリル、等のような純合成高分子の他、anti
ts導体、等のような半合成高分子を包含する。ヤシ
ガラ等の天然高分子を原料にした場合には、得られた活
性炭素成形品中に含有される不純物が多いためか、本発
明の電気二重層キャパシタには適さない。該合成有機高
分子化合物またはピッチは任意の形態で従来公知の方法
に従い活性炭素成形品とされる。即ち、活性炭素が粒状
又は粉末状である場合には例えば棒状、シート状、フィ
ルム状態の所望の形態に成形される。また、原料として
ビニロン繊維やフェノール系繊維等のように繊維状の原
料よりなるものは、あらかじめ原料の繊維を織布として
おくことによシ、シート状の活性炭素成形品が得られる
。
活性炭素成形品は通常100mシf以上の比表面積を有
するが中でも比表面積が700〜4oood/gの活性
炭素繊維が特に好ましい。活性炭素繊維電極は直径が1
0〜20μmのものから構成されたシート状のものがよ
い。そのシートの構造はフェルト状、布状、ハニカム状
、紙状いずれであってもよい。活性炭素繊維は比表面積
が極めて大きいために電気化学的手段を用いてイオンを
ドープする場合大麓のドー1が可能である。活性炭素繊
維の種類としてはアクリル系、レーヨン系、ピッチ系、
ビニロン系、フェノール系の各繊維が存在する。
するが中でも比表面積が700〜4oood/gの活性
炭素繊維が特に好ましい。活性炭素繊維電極は直径が1
0〜20μmのものから構成されたシート状のものがよ
い。そのシートの構造はフェルト状、布状、ハニカム状
、紙状いずれであってもよい。活性炭素繊維は比表面積
が極めて大きいために電気化学的手段を用いてイオンを
ドープする場合大麓のドー1が可能である。活性炭素繊
維の種類としてはアクリル系、レーヨン系、ピッチ系、
ビニロン系、フェノール系の各繊維が存在する。
この中のいずれのものを用いてもよいがフェノール系の
繊維が好ましい。フェノール系活性炭素繊維は賦活処理
条件によって異なるが、比表面積が1000〜4000
m/fである。他のもののそれが700〜140 o
祷/Iであることと比較すると比表面積が格段に大きい
。
繊維が好ましい。フェノール系活性炭素繊維は賦活処理
条件によって異なるが、比表面積が1000〜4000
m/fである。他のもののそれが700〜140 o
祷/Iであることと比較すると比表面積が格段に大きい
。
本発明において用いられる強酸とは25℃における酸の
解離定数(K、)が1×IC以上のものである。具体的
にはヨウ化水素、臭化水素、塩化水素、過塩素酸、硝酸
、硫酸、ヨウ素酸、シュウ酸、亜硫酸、亜塩素酸、リン
酸、工水等が挙げられる。フッ化水素酸、酢酸、炭酸、
石炭酸等の弱酸による処理では本発明の効果は得られな
い。
解離定数(K、)が1×IC以上のものである。具体的
にはヨウ化水素、臭化水素、塩化水素、過塩素酸、硝酸
、硫酸、ヨウ素酸、シュウ酸、亜硫酸、亜塩素酸、リン
酸、工水等が挙げられる。フッ化水素酸、酢酸、炭酸、
石炭酸等の弱酸による処理では本発明の効果は得られな
い。
好ましい酸としては酸解離定数(Ka)かIXI(r’
以上のものがよい。例えばフッ化水素を除く硝酸、過塩
素酸、硝酸、硫酸がよい。特に好ましい酸としては取り
扱いが容易なこと、処理効果の大きいことを考慮すれば
、硝酸または硝酸がよい。
以上のものがよい。例えばフッ化水素を除く硝酸、過塩
素酸、硝酸、硫酸がよい。特に好ましい酸としては取り
扱いが容易なこと、処理効果の大きいことを考慮すれば
、硝酸または硝酸がよい。
ゲン化水素がよい。
本発明における活性炭素成形品の強酸での処理方法は任
意の方法が採用される。例えば強酸溶液に浸漬する方法
、強酸溶液を噴霧する方法、強酸蒸気にさらす方法等が
挙げられるが強酸溶液に浸漬する方法が簡便であシ、ま
た効果も大きいのでよい。
意の方法が採用される。例えば強酸溶液に浸漬する方法
、強酸溶液を噴霧する方法、強酸蒸気にさらす方法等が
挙げられるが強酸溶液に浸漬する方法が簡便であシ、ま
た効果も大きいのでよい。
溶液に浸漬する場合の水溶液の酸の濃度は15規定〜]
規定の範囲がよい。浸漬時間は用いる酸の種類、濃度に
よって異なるので一概には言えないが、塩化水素や硝酸
のような解離定数(K&)が極めて大きい酸分用いた場
合には、水溶液で10規定〜2規定の酸濃度において浸
漬時間1時間〜10時間の範囲がよい。
規定の範囲がよい。浸漬時間は用いる酸の種類、濃度に
よって異なるので一概には言えないが、塩化水素や硝酸
のような解離定数(K&)が極めて大きい酸分用いた場
合には、水溶液で10規定〜2規定の酸濃度において浸
漬時間1時間〜10時間の範囲がよい。
強酸で処理分行った後に活性炭素成形品を蒸留水で十分
洗浄しその後に乾燥を行う。乾燥は200℃程度の温度
において常圧で乾燥させるか減圧下で乾燥させる。乾燥
は1時間以上行うのがよい。
洗浄しその後に乾燥を行う。乾燥は200℃程度の温度
において常圧で乾燥させるか減圧下で乾燥させる。乾燥
は1時間以上行うのがよい。
本発明の電気工NNjキャパシタは、前記方法によシ強
酸処理、水洗、乾燥した活性炭素成形品を電解質を溶解
した溶液に浸漬することに↓り製造される。
酸処理、水洗、乾燥した活性炭素成形品を電解質を溶解
した溶液に浸漬することに↓り製造される。
本発明で用いられる電解質と1〜では金属の陽イオン、
4級アンモニウムイオン、カルボニウムカチオン、オキ
ソニウムカチオン及びピリジニウムカチオン等の陽イオ
ンと陰イオンの塩を挙げることができる。
4級アンモニウムイオン、カルボニウムカチオン、オキ
ソニウムカチオン及びピリジニウムカチオン等の陽イオ
ンと陰イオンの塩を挙げることができる。
ここで用いられる陰イオンとしてはCA’0a−1BF
a−1SbFs、SbCJs−1AsFa−1PFm″
、l5−1)IF2−1CR8Oa−等を挙げることが
できる。特に好ましい陰イオンとしてはCl0a−であ
る。具体的な電解質としてはLiC!lOa、BuaN
−CJ?04、K−AsFa、Na =BF4、 (C
aHs)a C・BF4 、れらに限定されるものでは
ない。
a−1SbFs、SbCJs−1AsFa−1PFm″
、l5−1)IF2−1CR8Oa−等を挙げることが
できる。特に好ましい陰イオンとしてはCl0a−であ
る。具体的な電解質としてはLiC!lOa、BuaN
−CJ?04、K−AsFa、Na =BF4、 (C
aHs)a C・BF4 、れらに限定されるものでは
ない。
本発明で用いられる電解液としての有機溶媒は有機非水
溶媒であシ、非プロトン性でかつ高誘電率のものが好ま
しく、また凝固点の低いものがよい。具体例としてはプ
ロピレンカーボネート、γ−プチロヲクトン、ジメチル
スルフオキシド、ジメチルフォルムアミド、アセトニト
リル、エチレンカーボネート、テトフヒドロフラン、ジ
メトキvxpン、ジクaoxタン等を挙げることができ
るがこれらに限定されるものではない。これらの有機溶
媒は一種又は二種以上の混合溶媒として用いてもよい。
溶媒であシ、非プロトン性でかつ高誘電率のものが好ま
しく、また凝固点の低いものがよい。具体例としてはプ
ロピレンカーボネート、γ−プチロヲクトン、ジメチル
スルフオキシド、ジメチルフォルムアミド、アセトニト
リル、エチレンカーボネート、テトフヒドロフラン、ジ
メトキvxpン、ジクaoxタン等を挙げることができ
るがこれらに限定されるものではない。これらの有機溶
媒は一種又は二種以上の混合溶媒として用いてもよい。
特に好ましくはプロピレンヵーポネ主
一トを4体とするのがよい。電解質の濃度は用いる活性
炭素成形品電極の状態、電解質の種類及び有機溶媒の種
類等によって異なるので一種に規定することはできない
力ぶ通常は0.001〜10モル/lの範囲である。電
解質おるいは溶媒中に存在する酸素や水分がキャパシタ
の性能を低下させる場合があるため電解質あるいは溶媒
は常法に従い、あらかじめ十分に精製しておくことが望
ましい。
炭素成形品電極の状態、電解質の種類及び有機溶媒の種
類等によって異なるので一種に規定することはできない
力ぶ通常は0.001〜10モル/lの範囲である。電
解質おるいは溶媒中に存在する酸素や水分がキャパシタ
の性能を低下させる場合があるため電解質あるいは溶媒
は常法に従い、あらかじめ十分に精製しておくことが望
ましい。
本発明において、必要ならばポリエチレン、ボリグロビ
レン、テフロン等の合成樹脂製の多孔質膜や天然繊維を
両極の間の隔膜として使用してもよい。
レン、テフロン等の合成樹脂製の多孔質膜や天然繊維を
両極の間の隔膜として使用してもよい。
本発明の電気二重層キャパシタは密閉式にして外界から
の酸素や水分の混入を防止するのがよい。
の酸素や水分の混入を防止するのがよい。
本発明の電気二重層キャパシタは低温においても良好な
充放電特性を有するために広い温度域において使用でき
工業的に電気二′IL層キャパシタとして非常に有用で
ある。
充放電特性を有するために広い温度域において使用でき
工業的に電気二′IL層キャパシタとして非常に有用で
ある。
以下実施例によシ本発明をよシ具体的に説明する。
実施例1
〔硝酸処理を行った活性炭素繊維を用いた電気二重層キ
ャパシタ〕 1t−M×11角の大きさのフェノール系の活性炭素繊
維シート(比表面積:z5oo4/7)を4規定の硝酸
水溶液に25℃の温度において4時間浸漬し酸処理を行
った。この後蒸留水によって活性炭素繊維を十分洗浄し
さらに200℃の温度で2時間真空乾燥を行った。酸処
理前の活性炭素繊維シートのJ4童は13 mg/cJ
であったが酸処理後は11萼/jまで減少した。
ャパシタ〕 1t−M×11角の大きさのフェノール系の活性炭素繊
維シート(比表面積:z5oo4/7)を4規定の硝酸
水溶液に25℃の温度において4時間浸漬し酸処理を行
った。この後蒸留水によって活性炭素繊維を十分洗浄し
さらに200℃の温度で2時間真空乾燥を行った。酸処
理前の活性炭素繊維シートのJ4童は13 mg/cJ
であったが酸処理後は11萼/jまで減少した。
上記の試料を分極性電極とし、集電用の電極として白金
メツシュを用いることにより電気工1)IJキャパシタ
を作製した。なお酸処理された活性炭素繊維シートはテ
フロンメンブランフィルタ−(ポアサイズ3μm)を介
して両極に設置され、電解液にはプロピレンカーボネー
トに過塩素酸リチウムを1モル/lの濃度で溶解させた
もの2〇−を用いた。
メツシュを用いることにより電気工1)IJキャパシタ
を作製した。なお酸処理された活性炭素繊維シートはテ
フロンメンブランフィルタ−(ポアサイズ3μm)を介
して両極に設置され、電解液にはプロピレンカーボネー
トに過塩素酸リチウムを1モル/lの濃度で溶解させた
もの2〇−を用いた。
この電気二重層キャパシタを用い、−30℃、−20℃
及び25℃の各温度において1mA定電流充電をセル電
圧が3゜0■になるまで行った後に1mA定電流放電を
行った。得られた充放電曲線を第1図に示した。また充
放電曲線から求めた各温度におけるエネルギー効率〔(
放電エネルギー麓)+(充電エネルギー麓)〕と蓄電エ
ネルギー比(25℃における放電エネルギー盆を100
%とした場合の各温度における放電エネルギーの相対t
)を表1に示した。
及び25℃の各温度において1mA定電流充電をセル電
圧が3゜0■になるまで行った後に1mA定電流放電を
行った。得られた充放電曲線を第1図に示した。また充
放電曲線から求めた各温度におけるエネルギー効率〔(
放電エネルギー麓)+(充電エネルギー麓)〕と蓄電エ
ネルギー比(25℃における放電エネルギー盆を100
%とした場合の各温度における放電エネルギーの相対t
)を表1に示した。
実施例2
〔塩酸処理を行った活性炭素繊at′用いた[電工重層
キャパシタ〕 実施例1で用いたと同じフェノール系の活性炭素繊維シ
ート(比表面積; 2500d/f )を用い、4規定
の塩酸水溶液に25℃の温度において4時間浸漬するこ
とにより酸処理を行った。この後実施例1と同様にして
水洗乾燥を行った。
キャパシタ〕 実施例1で用いたと同じフェノール系の活性炭素繊維シ
ート(比表面積; 2500d/f )を用い、4規定
の塩酸水溶液に25℃の温度において4時間浸漬するこ
とにより酸処理を行った。この後実施例1と同様にして
水洗乾燥を行った。
この試料を用いて実施例1と同様な方法でセルを作製し
、実施例1と同様にして各温度における1 mA定電流
充放電特性を測定した。
、実施例1と同様にして各温度における1 mA定電流
充放電特性を測定した。
各温度における充放電曲線を第2図に示し、各温度にお
けるエネルギー効率と蓄電エネルギー比を表】に示した
。
けるエネルギー効率と蓄電エネルギー比を表】に示した
。
比較例1
〔未処理の活性炭素繊維を用いた電気二重層キャパシタ
〕 未処理のフェノ・−ル系活性炭素繊維シート(比表面積
i 2 s Oo rt17y )を用いる以外は実施
例1と同様にしてセルを作製1−1同様な測定を行った
。
〕 未処理のフェノ・−ル系活性炭素繊維シート(比表面積
i 2 s Oo rt17y )を用いる以外は実施
例1と同様にしてセルを作製1−1同様な測定を行った
。
なお活性炭素繊維シート電極の大きさは1 an X
1備であって重量は13rRgであった。
1備であって重量は13rRgであった。
充放電曲線を第3図に示し、各温度におけるエネルギー
効率と蓄電エネルギー比を表1に示しスー。
効率と蓄電エネルギー比を表1に示しスー。
表1 各温度におけるエネルギー効率と蓄電エネルギー
比 比較例2 〔酢酸処理を行った活性炭素繊維を用いた電気二重層キ
ャパシタ〕 実施例1で用いたと同じフェノール系の活性炭素繊維シ
ートを5規定の酢酸(酸解離定数;1.8X 10−’
)水溶液に10時間浸漬することにより酸処理を行っ
た。この後実施例1と同様にして水洗、乾燥を行った。
比 比較例2 〔酢酸処理を行った活性炭素繊維を用いた電気二重層キ
ャパシタ〕 実施例1で用いたと同じフェノール系の活性炭素繊維シ
ートを5規定の酢酸(酸解離定数;1.8X 10−’
)水溶液に10時間浸漬することにより酸処理を行っ
た。この後実施例1と同様にして水洗、乾燥を行った。
この試料を用いて実施例1と同様にしてセルを作製し各
温度における1mAmA定電流充放電特性定した。各温
度における充放電曲線は比較例1と同様であって、低温
での充放電特性は向上1.ていなかった。
温度における1mAmA定電流充放電特性定した。各温
度における充放電曲線は比較例1と同様であって、低温
での充放電特性は向上1.ていなかった。
未処理の活性炭素繊維を用いた場合には一30℃の温度
において、充放電特性が大きく悪化し、実用上使用でき
るものではなくなった。しかし酸処理を施すことにより
−30℃における充放電特性が大幅に改善された。
において、充放電特性が大きく悪化し、実用上使用でき
るものではなくなった。しかし酸処理を施すことにより
−30℃における充放電特性が大幅に改善された。
さらに高電圧において実用上有効に利用できるg1荷に
こつ1xfl+紳した協会−一30°Cの1島度での結
果を比較すれば、未処理のものを用いたキャパシタは放
電初期電圧が2vであるのに対し2、酸処理を行ったも
のは2.5vと大きく向上しており、有効に利用できる
電荷は酸処理を行ったものが格段に多いことがわかる。
こつ1xfl+紳した協会−一30°Cの1島度での結
果を比較すれば、未処理のものを用いたキャパシタは放
電初期電圧が2vであるのに対し2、酸処理を行ったも
のは2.5vと大きく向上しており、有効に利用できる
電荷は酸処理を行ったものが格段に多いことがわかる。
以上説明したように、本発明に従えば低温での充放電特
性が著しく改良される電気二重層キャパシタが提供され
る。これにより電気工mWキャパシタの使用温度領域も
大幅に増大させることができる。
性が著しく改良される電気二重層キャパシタが提供され
る。これにより電気工mWキャパシタの使用温度領域も
大幅に増大させることができる。
第1図、2図及び3図はいずれも各温度における電気二
重層キャパシタの定電流充放電曲線を示す図である。第
1図及び第2図は本発明の例であシ、第3図は従来の例
である。
重層キャパシタの定電流充放電曲線を示す図である。第
1図及び第2図は本発明の例であシ、第3図は従来の例
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)電解質を溶解した溶液に合成高分子、半合成高分子
またはピッチを原料とする活性炭素成形品を分極性電極
として浸漬してなる電気二重層キャパシタにおいて、該
活性炭素成形品が酸解離定数(Ka)が10^−^3以
上の強酸で処理されたものであることを特徴とする電気
二重層キャパシタ。 2)該活性炭素成形品700〜4000m^2/gの比
表面積を有する活性炭素繊維である特許請求の範囲第1
項記載の電気二重層キャパシタ。 3)強酸として硝酸を用いたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の電気二重層キャパシタ。 4)強酸としてハロゲン化水素を用いたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の電気二重層キャパシタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60204076A JPS6263415A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 電気二重層キヤパシタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60204076A JPS6263415A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 電気二重層キヤパシタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6263415A true JPS6263415A (ja) | 1987-03-20 |
Family
ID=16484374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60204076A Pending JPS6263415A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | 電気二重層キヤパシタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6263415A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1103523A3 (en) * | 1999-11-16 | 2002-04-10 | Kuraray Co., Ltd. | Activated carbon and method for producing it |
JP2012119653A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-06-21 | Kansai Univ | 電気化学キャパシタ |
JP2018517269A (ja) * | 2015-04-09 | 2018-06-28 | ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイションUnited Technologies Corporation | 炭素電極を処理する方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6166373A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分極性電極の製造法 |
JPS6290916A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-04-25 | 旭硝子株式会社 | 電気二重層コンデンサ用の電極 |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP60204076A patent/JPS6263415A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6166373A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分極性電極の製造法 |
JPS6290916A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-04-25 | 旭硝子株式会社 | 電気二重層コンデンサ用の電極 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1103523A3 (en) * | 1999-11-16 | 2002-04-10 | Kuraray Co., Ltd. | Activated carbon and method for producing it |
KR100744984B1 (ko) * | 1999-11-16 | 2007-08-02 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 전기 이중층 캐패시터용 전극 및 그것의 제조 방법 |
JP2012119653A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-06-21 | Kansai Univ | 電気化学キャパシタ |
JP2018517269A (ja) * | 2015-04-09 | 2018-06-28 | ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイションUnited Technologies Corporation | 炭素電極を処理する方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Tian et al. | Vertically stacked holey graphene/polyaniline heterostructures with enhanced energy storage for on-chip micro-supercapacitors | |
JP2010183059A (ja) | ハイブリッドスーパーキャパシタ | |
CN108914251B (zh) | 一种氮杂石墨纤维及其制备方法 | |
JP3012240B2 (ja) | 分極性電極材の製造方法 | |
CN108630449B (zh) | 具有超高能量密度的柔性非对称超级电容器及其制备方法 | |
JP5004501B2 (ja) | 活性炭およびこれを用いた電気二重層キャパシタ | |
KR102585145B1 (ko) | 표면활성화된 탄소섬유 전극, 이의 제조방법, 플렉시블 섬유형 슈퍼커패시터 및 플렉시블 섬유형 슈퍼커패시터의 제조 방법 | |
JP3091373B2 (ja) | 電気二重層キャパシタ | |
JP2004006803A (ja) | 電気二重層キャパシタ | |
CN108899216B (zh) | 一种高密度氮杂石墨烯膜及其制备方法 | |
JPS6263415A (ja) | 電気二重層キヤパシタ | |
JPS59105312A (ja) | 湿式電気二重層キヤパシタ | |
CN114743807B (zh) | 一种内外生MoO2/三维碳复合材料的制备方法 | |
JP2000123825A (ja) | 高分子電極 | |
JP2002110472A (ja) | 電気二重層キャパシタ | |
JP7232500B2 (ja) | ハイブリッド材料の製造方法、ハイブリッド材料、電極の製造方法、電極、及び電気化学デバイス | |
CN109003702B (zh) | 一种氮杂石墨烯膜及其制备方法 | |
KR101563896B1 (ko) | 필름 형태의 전극의 제조방법 | |
KR101837556B1 (ko) | 활물질-나노카본 도전성 첨가제 일체형 핵-껍질 구조를 가진 코발트산화물-그래핀 양자점을 이용한 슈퍼커패시터 전극 재료 및 이의 제조방법 | |
CN112825288A (zh) | 超级电容器的电极及其制备方法、超级电容器 | |
JPS59173979A (ja) | 非水電池 | |
JP4318337B2 (ja) | 非水系電気化学素子用電極およびその製造方法 | |
KR100513209B1 (ko) | 수퍼캐패시터와, 이 수퍼캐패시터에 사용되는루테늄산화물 및 수퍼캐패시터용 전극 제조방법 | |
JPS63152867A (ja) | ポリアニリン | |
JPH1064765A (ja) | 電気二重層キャパシタの製造方法 |