JPS6262876A - 感圧自着性コ−ルドシ−ル剤組成物 - Google Patents

感圧自着性コ−ルドシ−ル剤組成物

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JPS6262876A
JPS6262876A JP60200630A JP20063085A JPS6262876A JP S6262876 A JPS6262876 A JP S6262876A JP 60200630 A JP60200630 A JP 60200630A JP 20063085 A JP20063085 A JP 20063085A JP S6262876 A JPS6262876 A JP S6262876A
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JP
Japan
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resin
styrene
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copolymer resin
ethylene
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JP60200630A
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Yukihiko Aizawa
相沢 幸彦
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SEMEDAIN KK
Cemedine Co Ltd
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SEMEDAIN KK
Cemedine Co Ltd
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (、)  発明の目的 本発明は感圧自着性コールドシール剤組成物に関する。
(産業上の利用分野) 本発明の感圧自着性コールドシール剤組成物は種々の分
野において広く利用できるが、VFKポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリエステルなどの樹脂
フィルム、アルミニウム箔。
紙などの軟質包装材の表面にコールドシール剤層を形成
せしめるのに有利に使用される。
(従来の技術) 従来、各種包装材料の密封に使用されるシール剤として
は、加熱、加圧下でシールする、いわゆるヒートシール
剤が広く用いられているが、室温で自着する、いわゆる
感圧自着性コールドシール剤も一部において使用されて
いる。たとえば天然ゴムラテックスを原料として製造さ
れるコールドシール剤は、絆創膏の個装、或いは自己接
着型封筒等の分野で利用されている。
さらに近年、コールドシール剤を利用した包装技術は、
チョコレートやアイスクリーム等の食品の包装分野にお
いて普及されつつあり、その場合の包装材料も紙だけで
々く、各種の樹脂フィルムやアルミニウム箔等を用いる
分野にまで及んでいる。
コールドシール剤を利用する包装の利点としては、たと
えば下記の点があげられる。
(イ)内容物に熱影響を及ぼすおそれがない。
ヒートシール剤と異なシ加圧だけでシールできるから熱
をきらう内容物、たとえばアイスクリームやチョコレー
ト等の食品の包装に有利に用いられる。
(ロ)包装材料の耐熱性が不要である。
紙、アルミニウム箔はもちろん、各種の樹脂フィルムの
ような耐熱性に乏しい包装材料に対しても広く利用でき
る。
(ハ)包装機の加熱が不用であるので、省力、省エネル
ギーに役立つ。
ラインのスピードは、ヒートシール剤を用いる場合に較
べて200〜300チのアップが可能である。
このように、コールドシールば、ヒートシールド較へて
多くの利点があるが、従来のコールドシール剤は、天然
ゴムラテックスをペースに製造されるものであり、下記
の欠点があった。
(i)  コールドシール剤組成物が天然ゴムラテック
スをペースに製造されるものであり、冬期に凍結するお
それがある。また、そのコールドシール剤組成物が機械
的安定性に乏しいので、グラビア印刷機などの塗工機を
用いて塗布する際に、高剪断力がかかるとラテックス粒
子の破壊がおこり、いわゆるガムアップなどの事故につ
ながるおそれがある。また、化学的安定性もあまりよく
ないので、−のチェックや異物の混入等の注意を常には
からなければならない。さらに、水性系であるために、
塗布時の塗膜の乾燥は、溶剤系に較べて遅く、塗布時の
スピードアップに限度があるし、アンモニアの異臭がは
なはだしい。
(11)  包装したシール部をはくりする際に、シー
ル剤が糸状に延びる、いわゆる糸引き現象を起し、菓子
等の食品包装の場合に、消費者に与える影響が感覚的に
好ましくない。
(iii)  シール剤の塗膜が屋外等に暴露された場
合に、天然ゴム系であるために紫外線劣化を受け、黄変
や褐変等の変色を起す。
(ψ シール剤を塗布したフィルム等の包装材をロール
状に巻取って保管するような際に、フィルム裏面にはく
り剤を塗布してブロッキングの防止をはかっても、ブロ
ッキングを起しゃすい。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、コールドシール剤組成物自体が安定であね、
塗布時のスピードアップが可能であり、シール接着強度
が高く、シール剤のはぐり時に糸引き現象を起さず、ブ
ロッキング性の改善された感圧自着性コールドシール剤
組成物を提供しようとするものである。
(b)  発明の構成 (問題点を解決するだめの手段) 本発明者は、前記の問題点を解決するだめに種々研究を
重ねた結果、エチレン系共重合体樹脂と必要に応じて添
加した粘着性付与樹脂の混合浴媒溶液中に、エチレン系
共重合体樹脂と相G性を示さないスチレン系重合体樹脂
を微細な粒子状に均一に分散せしめたものが、この目的
に適することを見出し、本発明に到達したのである。
すなわち、本発明の感圧自着性コールドシール剤組成物
は、エチレン含有量55〜85ffif%のエチレン系
共重合体樹脂100重量部に対して、スチレン及びα−
メチルスチレンから選ばれた単量体を主成分とするスチ
レン系重合体樹脂2〜50if部、粘着性付与樹脂io
o重活部以下、及び溶媒が含有され、かつ組成物中にお
いて該スチレン系重合体樹脂が該エチレン系共重合体樹
脂及び該粘着性付与樹脂の醍媒溶液中に微細な粒子状で
分散されていることを特徴とするものである。
本発明のシール剤組成物において含有せしめるエチレン
系共重合体樹脂は、エチレンを55〜85重骨チ、好ま
しくは55〜80重量%含有し、残りが他の単量体であ
る共重合体樹脂である。他の単量体としては、たとえば
ギ酸ビニル、酢酸ビニル、グロビオン酸ビニル、酪酸ビ
ニル等のよりなf<x 類カル7I?ン酸ビニルエステ
ル;アクリル酸、メタクリル酸等の不飽和カルはン酸;
アクリル酸エチル、アクリル酸インブチル、メタクリル
酸メチル等のアクリル酸又はメタクリル酸のエステル;
塩化ビニル等のノ・ロダン化ビニル等があげられる。
特:C好ましいエチレン系共重合体樹脂はエチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エ
チレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸
エチル共重合体等である。さらに、最も好ましいエチレ
ン系共重合体樹脂は、酢酸ビニル含有量が30〜45重
ffi%で、かつメルトインデックスが3〜400のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂である。その酢酸ビニ
ル含有量が低すぎるとシール剤の接着性、自着性及び粘
着性が低下するし、高すぎるとシール剤の耐水性、耐薬
品性等が低下する。
本発明のシール剤組成物において配合することのある粘
着性付与樹脂としては、従来粘着性付与樹脂として知ら
れているものがすべて使用できる。
その具体例としては、たとえばガムロジン、ウッドロジ
ン、トール油ロジン等の口・シン類;不均化ロジン、重
合ロジン、水素添加ロジン、硬化ロジン等の変性ロジン
類;グリセリン、ペンタエリスリトール、メタノール、
・ジエチレングリコール、エチレングリコール、トリエ
チレングリコール等の各種のアルコールのロジンエステ
ル類;これらのロジンエステル類の水素添加物若しくは
重合物等; i’ !J yルペン、テルペン−フェノ
ールなどのホリミルベン系樹脂類等があげられる。
して100重量部以下、好ましくは10〜50重世部で
ある。粘着性付与樹脂の配合量が多くなりすぎると、シ
ール剤の凝集力が低下し、接着力が低くなるばかりでな
く、シール剤の耐薬品性や耐熱性の低下を招くことにな
る。
本発明のシール剤組成物にはスチレン及びα−メチルス
チレンから選ばれた単量体を主成分とするスチレン系重
合体樹脂が含有せしめられる。そのスチレン系重合体樹
脂としては、スチレン又はα−メチルスチレンのホモ重
合体が好ましいが、比較的少−通であれば他の単量体を
含む共重合体樹脂であっても差支えがない。スチレン系
重合体樹脂の含有量はエチレン系共重合体樹脂100重
量部に対して2〜50重量部、好ましくは5〜30重4
部である。スチレン系重合体樹脂量が少なすぎるとシー
ル剤塗膜は粘着性の高いものとなり、ブロッキングを起
しやすくなるし、逆に多すぎると感圧自着性が低下して
くるし、シール剤塗膜の透明性も悪くなる。
本発明のコールドシール剤組成物は、さらに溶媒が含有
されている。前記のエチレン系共重合体樹脂及び前記の
粘着性付与樹脂は、その溶媒中に主として溶解されてお
り、そして前記のスチレン系重合体樹脂はその俗解した
樹脂溶液中に微細な粒子となって均一に分散されている
。なお、エチレン系共重合体樹脂及び粘着性付与樹脂の
一部が溶媒に未溶解で含まれていたり、スチレン系重合
体樹脂の一部が欝媒中に溶解されて含まれていても勿論
差支えがない。
本発明のシール剤組成物における溶媒としては、7’C
とtばベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン
等の炭化水素類;トリクロルエチレン、塩化メチレン等
の塩素化炭化水素類;酢酸エチル等のエステル類等が使
用される。これらの溶媒は、エチレン系共重合体樹脂及
び粘着性付与樹脂を溶るのが望ましい場合が多い。
本発明のシール剤組成物の調製は種々の方法を用いて行
なうことができる。たとえば、エチレン系共重合体樹脂
、スチレン系重合体樹脂、粘着性付与樹脂及び溶媒を所
定の割合で混合し、通常のプロペラ翼型攪拌機を備えた
容器内等で混合待拌することにより容易に調製すること
ができる。まだ、エチレン系共重合体樹脂及び粘着性付
与樹脂を溶媒に溶解しておいた樹脂溶液と、スチレン系
重合体樹脂を溶媒に溶解しておいた樹脂m液とを、前記
のような1π拌機付きの容器内で攪拌しながら混合する
ことによっても容易に調製することができる。その調製
時にはホモジナイザー、ホモミキサーなどの特別な攪拌
機を使用してもよいが、そのような特別な攪拌機等を使
用しないでも、ありふれた攪拌機を用いて容易に調製す
ることができる。
脂(及び粘着性付与樹脂)の連続塗膜が形成され、同時
に分散していたスチレン系重合体粒子がその連続塗膜上
だそのまま微細な粒子となって析出したシール剤塗膜が
得られる。そして、その析出した微細なスチレン系重合
体粒子が連続塗膜のアンチブロッキング剤として作用す
るから、本発明のシール剤組成物から得られる塗膜は、
従来の天然ゴム系のコールドシール剤に較べてブロッキ
ングを起しにくいものである。しかも、その塗膜面どス
チレン系重合体粒子が存在していても、両塗膜層どうし
が容易に平滑となって接触をして接着することができ、
その接着力は天然ゴムを用いたコールドシール剤の接着
力よりもはるかに高いものとなる。その接着時に用いる
加圧圧力は、通常1〜10kg/筋2程度である。
また、本発明のシール剤組成物は、エチレン系共重合体
樹脂とスチレン系重合体松脂との配合比率を変えること
によって、使用する基材や要求される接着性能等に応す
るように、そのシール強度とブロッキング性のバランス
等を自由に調節することができる。たとえば、高いシー
ル強度を必要とする場合には、エチレン系共重合体樹脂
′fiを多くし、スチレン系重合体樹脂」を少なくすれ
ばよイシ、逆ニブロッキング防止性を高めたい場合には
、スチレン系重合体樹脂量を多い目に使用する。
本発明のシール剤組成物は、紙、アルミニウム箔、ポリ
グロビレンフィルムやポリエチレンテレフタレートフィ
ルム等のグラスチックフィルムをはじめとする各種の基
材(包装材等)に塗布してコールドシール剤層を形成せ
しめるのに使用できる。その塗布は、たとえばカーテン
コーター、ロールコータ、グラビアコーター、刷毛、ス
プレーガン等を用いて行うことができ、その塗膜厚さは
乾燥塗膜として通常1〜30μ、好ましくは1〜10μ
程度である。その塗布は基材に対する全面塗布であって
もよいし、部分的塗布であってもよい。塗膜の乾燥は、
自然乾燥であってもよいが、ドライヤーやヒーター等を
用いて乾燥させると、天然ゴムラテックスを用いたコー
ルドシール剤の乾燥と較べて著しく速やかに乾燥を行な
うことができる。
本発明のシール剤組成物の塗膜はブロッキング性が少な
いから、塗布基材等をロール状に巻取って保管をするよ
うな場合にも、基材裏面の剥離剤処理は、通常のワック
ス等を用いたー液型剥離剤を塗布する程度の処理で、充
分にブロッキングを防止できる。
本発明のシール剤組成物は、絆創膏の個装や自己接着性
封筒などのような従来のコールドシール剤が用いられる
分野だけでなく、チョコレートやアイスクリーム等の食
品包装の分野等においても有利に使用できる。また、そ
の場合の包装材料としても、紙、各種のプラスチックフ
ィルム、アルミニウム箔等の種々の材料に対して使用す
ることができる。さらに、従来ヒートシール剤が使用さ
れていた1?−トコート剤、プリントラミネーション、
ブリスターパック、スキンノ母ンク、ポーション・ゼッ
ク、キャソグシール、パウチ、探しぼり容器、ブレスス
ルー・やツク等の分野においても使用することができる
(実施例等) 以下に、実施例、比紋例、及び試験例をあげてさらに詳
述する。
実施例1 酢酸ビニル含有量45重量%及びメルトインデックス8
0のエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂1001 、市
販(DyW IJ ベール・レノン(ハーキュレス・ケ
ミカル・コーポレーション社商品名、軟化点95℃の重
合ロジン)20.!i’、及びスチレン樹脂(分子量約
3000、軟化点125℃)20Iに、シクロヘキサン
448I及び酢酸エチル112Iを加え、50℃の湯浴
中で買付攪拌機を用いて800 rpmで50分間攪拌
処理して溶解及び分散を行なわせた。その溶解分散液は
固形分20%、粘度70 cp@(B M型粘度計で2
0℃で測定、以下同様)であり、淡黄色乳濁液状のもの
であった。
実施例2 エチレン−アクリル酸共重合体樹脂(アクリル酸含有″
fik15重−1ll融点90℃)100.@、市販の
・・リエスターK(播暦化成工業株式会社商品名、軟化
点140℃のロジン変性インタエリスリトールエステル
)30.9を、シクロヘキサン347y及びn−ヘキサ
ン173I!の混合浴媒中に溶解させた。その溶解は買
付攪拌機を用いて約800rpmで室温で攪拌して行な
った。また、別の容器においてα−メチルスチレン樹脂
(軟化点143℃)20gにシクロヘキサン27g及び
酢酸エチル53.9を加えて溶解させた。
前の混合溶液と後のα−メチルスチレン樹脂溶液とを1
0:1(重量比)の割合で混合し、室温で買付攪拌機を
用いて約11000rpの攪拌を10分間行ない、乳濁
分散液を得た。
実施例3 酢酸ビニル含有量40重i%及びメルトインデックス5
5のエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂100.9、市
販のダイマレックス()−−キュレス・ケミカル・コー
ポレーション社商品名1重合ロジン)20I!、及びス
チレン樹脂(平均分子量5000、軟化点146℃)2
0.9に、シクロヘキサン560Iを加え、50℃の湯
浴中でホモディスバー(特殊機化工業社商品名)を使用
して、2500rpmで30分間攪拌処理して溶解分散
させた。分散液は淡黄色の乳濁液であり、固形分20係
、粘度55 cpsであった。
実施例4 酢酸ビニル含有i40重量係及びメルトインデックス5
5のエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂1001、市販
のアルコンP−135(荒用化学社商品名、軟化点13
5℃)20!j、及びスチレン樹脂(平均分子量300
、軟化点50℃)25gに、シクロヘキサン580Iを
加え、50℃の湯浴中で買付攪拌機を用いて800 r
pmで50分間攪拌処理して溶解・分散させた。分散液
は乳白潤色であり、固形分20%、粘度80 cpsで
あった。
実施例5 エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂(メタクリル酸含
有量10重量%、融点85℃)100g、市販のys、
t?リスターT−130(安原油脂工業(N4商品名、
軟化点130℃のテルペン−フェノール共重合体樹脂)
30,9、及びスチレン樹脂(平均分子11000、軟
化点75℃)201にシクロヘキサン450,9.イソ
グロピルアルコール150gを加え、50℃の湯浴中で
買付攪拌機を用いて800 rpmで50分間攪拌処理
して溶解分散させた。その溶解分散液は固形分20重粘
度180 cpsであった。
比較例1 ホリイン!レンゴム(ムーニー粘[82/100℃、シ
ス−1,4−結合89重量%)をゴム素線用ロールで素
練りしたもの100,9.及び?リミルペン樹脂(軟化
点130℃)20gを、n−ヘキサン480yに溶解し
た。その溶液は固形分20チ、粘度3500cpsであ
った。
比較例2 天然ゴムラテックス(固形分51%、PI(9,5)1
00jIに、市販のハリニスターDS−70E(離層化
成工業社商品名、トール油ロジンエステルエマルジョン
、固形分45%、軟化点75℃)25yを添加、混合し
た。得られた分散液は固形公約50%、粘度100 e
paであった。
比較例3 ブチルゴム(ムーニー粘度43/100℃、不飽和度0
.6〜1.0%)をゴムロールで素練りしたもの100
g、テルペンフェノール樹脂(軟化点130℃)20.
9.及びスチレン−インデン共重合体(平均分子 11
00、軟化点130℃)70、qに、n−ヘキサン40
09及びシクロヘキサン360gの混合溶媒を添加し、
翼付攪拌機を用いて50℃の湯浴中で攪拌して溶解・分
散させた。
その分散液は淡黄色不透明液であり、固形分含有!、l
 20 % 、粘度200 cpsであった。
比較例4 アクリル酸エステル共重合体樹脂エマルジ、ン(ヘキス
ト合成株式会社商品名L−989OA、水性コンタクト
型接着剤)100gに、ポリエチレンワックスエマル・
ノ、ン(固形分40%)50gを添加、混合した。得ら
れた分散液は固形分60チ、粘度700 cpsでちっ
た。
実、験例1 各実施例で得られた分散版(シール剤組成物)の散瞳安
定性を調べるために、各分散液の一部をガラス容と非に
入れて放置し、観察をした。各分散牧は1日後には分離
・沈降が殆んど認められなかった。1次、3日後にはわ
ずかな沈降物が認められたが、それ以降1か月間放置し
ても殆んど沈降物が認められなかった。
試1倹例2 各実施例で得られた分散液及び各比較例で得られた組成
物について、塗布状態、シール強度、はくり状態、ブロ
ッキング性、及び紫外線劣化性の各試験をした。
すなわち、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(その片面
全面にポリ塩化ビニリデンコーティング処理をしている
。そのコーテイング膜の厚さ25μm)の基材のポリ塩
化ビニリデン処理面上シこ、実施例及び比較例で得られ
た各液を下記の条件でそれぞれ塗布し、乾燥させた。
塗布厚さく乾燥後の実測値)  5μm塗布後の乾燥条
件   80℃で30秒得られた各塗布フィルムについ
て、下記の方法によりそれぞれの試験をした。
(1)  塗布状態 塗布面の透明性を目視にエリ覗察した。
(2)  シール強度 塗布面どうしを、ヒートシールテスター(テスター産業
社製)を用いて2籾/’crn”のシール条件で1秒間
加圧して接着させた。得られた貼合わせフィルムについ
て、JIS Z−1707(食品包装用プラスチックフ
ィルム・ヒートンール強さ)KL*かって、T−はぐり
試験をした。そのはぐり強度は15咽巾当りのI数で示
した。5回試験をした平均値で示した。
(3)  はぐり状態 前記(2)の試験におけるT−はく怜時に接着部分のは
ぐり状態を観察し、特に糸引き現象の有無をm、1べた
(・1)  ブロッキング性 基材フ、fルム裏面に市販のはくり剤(保土谷化学社商
品名H8W−CI)の10%トルエン溶液を。
乾燥後の塗ルC厚さが約1μmになるようにバーコータ
ーで塗布、乾燥させ、背面はぐり処理をした。
次いで、この処理フィルムのシール剤塗布面とはく妙削
処理面とを重ね合わせ、JISZ−1515にしたがっ
て0.4 kg/1m2の荷重下で、20℃で1時間放
置したのち、合わせフィルムのT−はぐり強度を測定し
、15咽巾当りの強度で示しだ。3回測定した平均値で
示した。
(5)紫外線劣化 塗布基材をアトラス・フェードメーター(上島製作所製
の紫外線褪色試験機)を用いて試験し、24時間後の黄
変、褐変の状態を観察し、下記の評価基準にしたがって
評価した。
○・・・変色なし。
Δ・・・やや黄色に着色した。
×・・・褐色1て着色した。
その結果は下表のとおりであった。
(c)発明の効果 本発明のシール剤組成物は下記の誕れた効果を奏する。
■ 組成物が機械的、化学的に安定であり保管及び塗布
作業が容易である。
■ 組成物の塗布時の乾燥が容易であり、かつ加圧する
だけで接着できるから、塗布工程及び接着工程のスピー
ド・アップが容易である。
■ シール接着強要が著しく高い。
■ 接着部のはく離に除し糸引き現象を起さない。
■ ブロッキング性が著しく改番されでいる。
■ コールドシール剤であるので、食品等の熱により変
質しやすい内容物や、熱により変形しやすい包装材料を
用いる包装用シール剤として適する。
■ シール剤塗膜の紫外線劣化が少ない。
特許出願人 セメダイン株式会社 代理人 弁理士 中  谷  守  也:、′1 ′ 
′ − “:ユニ」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)エチレン含有量55〜85重量%のエチレン系共重
    合体樹脂100重量部に対して、スチレン及びα−メチ
    ルスチレンから選ばれた単量体を主成分とするスチレン
    系重合体樹脂2〜50重量部、粘着性付与樹脂100重
    量部以下、及び溶媒が含有され、かつ組成物中において
    該スチレン系重合体樹脂が該エチレン系共重合体樹脂及
    び該粘着性付与樹脂の溶媒溶液中に微細な粒子状で分散
    されていることを特徴とする感圧自着性コールドシール
    剤組成物。 2)エチレン系共重合体樹脂が、酢酸ビニル含有量30
    〜45重量%で、かつメルトインデックス3〜400の
    エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂である特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 3)スチレン系重合体樹脂が、スチレン又はα−メチル
    スチレンのホモ重合体樹脂である特許請求の範囲第1項
    、又は第2項記載の組成物。
JP60200630A 1985-09-12 1985-09-12 感圧自着性コ−ルドシ−ル剤組成物 Pending JPS6262876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138399A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 東洋紡株式会社 低エネルギー表面基材用接着剤組成物

Cited By (2)

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WO2017138399A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 東洋紡株式会社 低エネルギー表面基材用接着剤組成物
US10731060B2 (en) 2016-02-12 2020-08-04 Toyobo Co., Ltd. Adhesive composition for base with low-energy surface

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