JPS6262826A - 被覆有機球状微粒子の製造方法 - Google Patents

被覆有機球状微粒子の製造方法

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JPS6262826A JP20160185A JP20160185A JPS6262826A JP S6262826 A JPS6262826 A JP S6262826A JP 20160185 A JP20160185 A JP 20160185A JP 20160185 A JP20160185 A JP 20160185A JP S6262826 A JPS6262826 A JP S6262826A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面を固体微粒子で被覆した有機球状微粒子
及びその製造方法に関する。
本発明によって、導電性の付与、帯電性の変更、表面の
親水性の変更、有は球状微粒子に含まれる物質の放出速
度の制御、ブロッキング防止、色相の変更、不透明性の
付与、磁性の付与、流動性の改善などの効果が得られ、
静電複写機用トナー及びその助剤として、また化枡品、
医薬、塗料、接着剤、コーティング剤、インキ、紙、フ
ィルム、プラスチック成型体などへの配合剤として好適
に用いられる。
[従来の技術] 有機球状微粒子の表面に乾式法で固体微粒子を吸着させ
、被覆する技術は公知である。例えば、特開昭55−1
27313号公報には、乾式法によるナイロン12微小
球へT102粒子の吸着例やポリエチレン微小球へタル
ク粒子の吸着例などが記載されている。
また東京理科大学教授小石真純氏は粉体工業展での講演
で自動乳鉢処理による乾式法で、ポリエチレン微小球に
PMMA粒子およびT!02粒子を吸着させた例を紹介
しているH1984年〉講演要旨プリント)。
[発明が解決しようとプる問題点] 乾式法による従来技術は、有機球状微粒子と固体微粒子
との間に成立する帯電列の関係、つまり帯電の向きの違
いを利用して静電気的に吸着させる方法を用いてきた。
この方法の長所は非常に簡便なることであるか、均一に
吸着さけるのが難しく高度の技術を必要とされる点や帯
電列の接近するもの同士では吸着性が劣るなど、技術の
汎用性が少し低いという短所もおった。
本発明は上記欠点を改良し、簡易且つ平易な手法で再現
性の高い均一な吸着状態を、帯電性とは関係なく有機球
状微粒子と固体微粒子の広範な組合わせについて実現し
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため下記の椙成からなる。
「平均粒子径間に下記の関係がある固体微粒子によって
表面を乾式法で吸着被覆することを特徴とする被覆有機
球状微粒子の!!i造方法。
5d≦D d:固体微粒子の平均粒子径 D:有機球状微粒子の平均粒子径」 本発明の詳細について以下に順次説明する。
本発明で用いる有機球状微粒子としては、ポリスチレン
などのアクリル系ポリマ、ベンゾグアナミン系ポリマ、
ホルマリンフェノール系ポリマ、エポキシ系ポリマ、ポ
リウレタン系ポリマ、ポリエチレンなどポリオレフィン
系ポリマ1、テフロンなどフッ素系ポリマ、ナイロン1
2などポリアミド系ポリマ、ポリエステル系ポリマ、セ
ルロース系ポリマ、塩化ビニル系ポリマ、塩化ビニリデ
ン系ポリマ、スチレンブタジェン系ポリマ、アクリロニ
トリルブタジェン系ポリマ、酢酸ビニルエチレン系ポリ
マなどの球状粒子が含まれるが、50℃以上のガラス転
移温度を持つものでおれば本発明で用いることができる
これらの′Fi機球機微状微粒子マルジョン重合、ケン
濁重合、沈澱重合のように重合過程で球状化する方法や
重合後のポリマを溶媒に溶解して非溶媒と接触させる再
沈法や粉砕ポリマを加熱ゾーンに浮遊通過さして球状化
する方法などでつくられる。
なかでも本発明でも最も好ましく用いられる有機球状微
粒子は、粒子表面にカチメン性閣を持つもので、固体微
粒子による被覆が特に容易に行なねれる。
このような有機球状微粒子としては、アミン系硬化剤で
硬化されたエポキシ樹脂やアミン末端基を持つポリアミ
ド類などから得られたものが挙げられる。
本発明では、イ1機球状微粒子の平均粒子径が1000
−0.5μmの範囲にある時、特に500〜1μmであ
る時に好適に用いられる。平均粒子径がこれより大きく
なると、有機球状微粒子のスラリーと固体微粒子と混合
し被1即する際に、有機球状微粒子の水浮遊性が低下し
て均一な被覆がやりにくくなる傾向かある。またこれよ
り平均粒子径が小さくなると、処理中に過度の凝集が起
こり良好な被覆処理ができない傾向がある。
本発明で好適に用いられる有機球状微粒子の調整方法の
例を次に示す。
ビスフェノールAジグリシジルエーテルのJ:うむ多価
エポキシ化合物を主成分とづる未硬化エポキシ樹脂に、
少なくともアミン系硬化剤を含む硬化剤を混合した後、
乳化剤等の作用によりエマルジョンとする。常温あるい
は加熱状態で硬化を進行させて、エマルジョン粒子を硬
化粒子にする方法でおる。一方、本発明者が特開昭59
−’170114号公報、特願昭59−10296号及
び特願昭59−17537号において既に提案している
ように、未硬化エポキシ樹脂を乳化剤等の作用によりエ
マルジョンおるいは微小粒子とした後、ピペラジンやヒ
ドラジンなど特定の水溶性アミン系硬化剤を加えてエマ
ルジョン粒子を硬化する方法も本発明には好適に用いら
れる。
次に本発明で用いられる固体微粒子について説明する。
本発明で用いる固体微粒子の種類の例を次に挙げると、
銅、銀、金、プラチナ、パラジウム、ニッケル、クロム
など金属微粉末やコロイド粒子、アンチモンドープされ
たあるいはされていない酸化スズ、酸化インジウム、導
電性酸化チタン、カーボンブラックなどの微粉末やコロ
イド粒子、二酸化ケイ素、微粒子シリカ、酸化チタン、
微粒子酸化チタン、アルミナ、ベーマイト、硫化亜鉛、
四三酸化鉄、酸化クロム、硫化カドミウム、硫酸バリウ
ムなど酸化物や硫化物や硫酸塩や水酸化物などの無機微
粉末や][1イド粒子−F無機顔料、粘土、タルク、U
オライ1〜などの微粉末、フタロシアニンブルー、赤色
202@などの有機顔料類、有機ポリマの微粉末や有機
化合物の微粉末などで、これらが単独または混合して用
いられる。
本発明では、有機球状微粒子の平均粒子径りと固体微粒
子の平均粒子径dとは次の関係を満足していることが好
ましい。
5d≦D 固体微粒子の平均粒子径dが有機球状微粒子の平均粒子
径りに対して相対的に大ぎくなると、有は球状微粒子へ
の吸着被覆性が低下し、脱落しやすくなる1頃向がある
有機球状微粒子に固体微粒子を付着さけるには次に示す
方法が好適である。
(1)有機球状微粒子のスラリーと固体微粒子を混合し
、攪拌する。この方法では、少量の固体微粒子の付着の
みしか起こらないことが多い。
(2)上記混合物を50’C以上、好ましくは80’C
以上で加熱攪拌する。この方法により、大部分の固体微
粒子は付着可能である。
(3)上記混合物に硫酸、リン酸、酢酸、塩酸、塩化す
1〜リウム、塩化アルミニウム、苛性ソーダなどの塩析
性化合物を加え、攪拌処理する。さらに必要に応じて昇
温する。
有機球状微粒子は予め水あるいは粒子に対して不活性な
有機溶媒中でスラリー化されているのが好ましい。固体
微粒子を有機球状微粒子の表面に吸着被覆さけるために
は、スラリー状態で吸着処理する方法が好ましい。乾燥
状態の有機球状微粒子に対し゛(乾燥状態の固体微粒子
を吸着さることも可能であるが、 yに被覆状態が均一
でない傾向があるとともに、大量処理が困難である。し
かしながら、本発明のように1♀弐法で吸着処理づる場
合は、大量処理及び操作が簡単であるばかりでなく、有
機球状微粒子−個一個に対して均一に表面被覆すること
も容易である。
固体微粒子はイ1は球状微粒子と同様に予備分散されて
スラリー化していることが好ましい。予備分散には、分
散剤を使わない方法も可能であるが、界面活性剤のよう
な分散剤を使う方法をとることも可能で必る。後者につ
いてニー例を示せば、固体微粒子に液状のノニオン系界
面活性剤を加え十分に練り込み、要すれば水で希釈して
均一に分散させておく。
有機球状微粒子に固体微粒子を吸着被覆づるための両者
混合物の攪拌は、ビーカ内にレツ1〜したマグネッ1〜
回転子やプロペラ程度の強さでも可能であるが、−万T
pm以上で回転するホモジナイザーのような高速攪拌機
やボールミルやシェーカのような攪拌は及び攪拌殿溝で
も使用可能である。
またガラスピーズを入れた密閉容器をシェーカにかける
方法でも吸着被覆できる。ざらに乳鉢のようなもので摩
砕的に攪拌処理してもよい。ぞしてこれらの装置を用い
て、右は球状微粒子や固体微粒子の予備分散及びスラリ
ー化を行なうこともまた可能である。
本発明で一回の処理に使用する固体微粒子の■は、一般
的には有機球状微粒子に対して200@ω%以下、好ま
しくは100重呈%以下でおる。
これより固体微粒子の量が多くなると、被覆処理中に有
機球状微粒子が相互に凝集したり1.脱落しやすくなり
、均一な被覆ができなくなる傾向が見られる。処理濃度
としては、有機球状微粒子の浴比が1対5ないし1対1
000程度であるのが好適である。経済性を重視しなけ
れば、これよりさらに希薄な条件であっても処理濃度と
してはさしつかえない。固体微粒子は一度に、あるいは
ステップワイズに、あるいは連続的に加えてもよいが、
昇温前あるいは塩析性化合物を添加する前に加えておく
方が好ましい結果を与えることが多い。処理時間は特に
限定するものでないが、なるべく長時間前なう方が好結
果を与える傾向がある。
「実施例」 実施例1 市販のビスフェノールAジグリシジルエーテルタイプの
エポキシ樹脂(エピコート828、油化シェルエポキシ
’I)10gを100ccポリカツプにとり、これにH
LB13の市販のポリオキシエチレン・フェノール置換
エーテル系界面活性剤であるノイゲンEA−137(第
−工業製薬装〉を0.8Q加えた。デフロン製の板状翼
を先端に付けた攪拌枠で8007”l)m、1分間混練
した。続いて注射器に入れた6ccの水を1.5ccず
つ1分間隔で、aoo’rpmの攪拌をしながら順次加
えた。ポリカップ内には乳白色のエマルジョンが得られ
た。
この未硬化エポキシエマルジョンに、0.6当足のピペ
ラジンを8CCの水に溶解した硬化液を加え、ゆるやか
に攪拌して均一化した。
この液を25°Cで5日間静置放置して、平均粒子径6
μmの球状粒子に硬化さけた。
硬化粒子をろ紙を用いて吸引ろ過分離し、洗浄後粒子を
再び水に再分散させ、粒子を10 重fit%含有する
分散液を得た。
等量のルチル型酸化チタンJR−600A (帝国化工
(株)、平均粒子径0.2μm)とノニオン界面活性剤
ノイグンE△−137を予めよく練つて酸化チタンを均
一に分散させたスラリーを調整しておき、先の有機球状
微粒子分散液に、このスラリーを固形分ベースで50重
量%(有機球状微粒子100に対して酸化チタン50)
加え、テフロン被覆マグネット回転子でゆるやかに攪拌
しなから95°Cに昇温した。このまま1時間処理した
ところ、上ずみ液が透明化して酸化チタンが有機球状微
粒子に吸着された。ろ過乾燥後、粒子をSEM電顕VA
察したところ、有機球状微粒子の表面に酸化タンが吸着
され、被覆状態にあることがわかった。
実施例2 実施例1と同様にして得た平均粒子径6μmの有機球状
微粒子の10重量%分散液と、固形分ベースで40重量
%(対粒子)の透明導電性酸化チタンECTT−1(チ
タン工業(株)、平均粒子径0.25μm)スラリーを
加えた。このスラリーは′5門のECTT−1とノイグ
ンEA−137を予めよく練り込んで調整したものであ
る。テフロン被覆マグネット回転子でゆるやかに攪拌し
ながらリン酸加え、D I−1= 3とした。
続いて昇温、95°C,1時間処理したところ、上ずみ
液が透明化しECTT−1が有機球状微粒子に吸着され
た。32M電顕観察でも、実施例1と同様にECTT−
1が有機球状微粒子を被覆していることがわかった。
実施例3 実施例1と同様にしてjワた平均粒子径6μmの有機球
状微粒子の10重暴%分散液に、固形分ベースで80重
量%(対粒子)の導電性酸化スズECPT−1(三菱金
属工業(株)、平均粒子径0゜1μm以下)スラリーを
加えた。このスラリーは等量のECPT−1とノイグン
EA−137を予めよく練り込んで調整したものである
この混合物を300 ccガラスリンプル管に直径2m
mのガラスピーズとともに入れ、シェーカー(日本理化
学器械(株)、MRKシェーカーJMS−1型)にか【
ノ、3007’pmで5分間処理した。続いて少量のリ
ン酸を加えて酸性リイドにするとともに、再び30分間
シェーキングした。
200メツシユ金網で粒子とガラスピーズを分離してか
ら静置すると上ずみ液が透明化し、ECPT−1が有機
球状微粒子に吸着されていた。被覆状態がSEM電顕v
A察で確認された。
実施例4 実施例1で用いたエピコート828 10CIを100
CCポリカツプにとり、界面活性剤ノイグンEA−13
7を0.8C)と粉体乳化剤として結品性しルロース(
アビセルRC−591、脂化成製〉0.3Clを加えた
。実施例1と同様の方法で乳化し未硬化エポキシエマル
ジョンを得た。
このエマルジョンに0.8当圏のピペラジンを10cc
の水に溶解した硬化液を加え、ゆるやかに攪拌して均一
化した。25°Cの静置状態で10日間硬化反応させて
平均粒子径およそ50μmの球状粒子を得た。
硬化粒子をろ過、洗浄してから水に再分散させ、およそ
10重量%分散液にした。
カーボンブラックM△−8(三菱化成(株)、平均粒子
径0.1μm以下)を笠最のノイゲンEA137と混ぜ
、よく練り込んだものを、先の分散液に固形分ベースで
40重口%(対粒子)加え、よく攪拌した。リン酸を加
えてpH約3にした俊、攪拌しながら98°Cまで昇温
し、そのまま1時間処理した。
冷却後、1N苛性ソーダ水溶液でDH=6.5まで中和
した。上ずみ液が透明であり、カーボンブラックが有感
球状微粒子に吸着されていた。乾燥後の粒子には導電性
があった。
実施例5 エピコート828 40C1を300 ccのポリカッ
プにとり、これに界面活性剤ノイグンEA−137を6
0加え、実施例1と同様にして240Cの水を4分割添
加して未硬化エポキシエマルジョンを調整した。30C
]の水に溶解した1、5当量の水和ヒドラジンを加え、
25°Cで10日門静置硬化させ、平均粒子径1.5μ
mの球状粒子を19だ。
硬化後の粒子をろ過、洗浄後、400gの水に再分散さ
ぜた。
磁性酸化鉄Bm−120(チタン工業(株)、平均粒子
径0.3μm)を等量のノイグンE△−137とよく混
線1多、先の分散液に固形分ベースで90重け%(対粒
子)加え、テフロン製板状翼の撹拌機でかきまぜながら
p H2までリン酸を加えた。続いて60’Cまで昇温
した。冷却後、1N苛性ソーダ水溶液でDH=6.5ま
で中和した。
上ずみ液は透明であり、BL−120が有機球状微粒子
に吸着されていた。
ろ過、乾燥後の粒子は磁性を示し、磁石で吸引しても全
体が一体的に挙動し、BL120と有機球状微粒子の分
離は全く観察されなかった。
実施例6 エピコー1〜828 10gを100ccポリカツプに
とり、これにt−11B20.5の市販ポリオキシエチ
レンアルギルフェニルエーテル系界面活性剤であるエマ
ルジッ1〜4つを0.6c+(純分として)加えた。実
施例1と同様の方法で乳化して、未硬化エボギシエマル
ジョンを1qた。
このエマルジョンに、8gの水に溶解した1当量のN(
2−アミノエヂル)ピペラジンを加え、ゆるやかに攪拌
して均一化した。25°Cで10日静置硬化させて、平
均粒子径が7.3μmの球状粒子を得た。ろ過、洗浄1
変水に再分散して10%スラリーにした。
レーキ顔料赤色202号(平均粒子径0.7μm)を等
量のノイグンEA−137とよく混練後、先のスラリー
に固形分ベースで5 OI 量%(対粒子)加え、ざら
にpl−14までリン酸を加えた。マグネジ1〜回転子
で撹拌しながら98°C11時間処理した。冷却後、1
N苛性ソーダ水溶液でID H=6.5まで中和した。
上ずみ液は透明で、顔お1が有機球状微粒子に吸着され
ていた。被覆状態がSEM電顕硯察計上り確認された。
実施例7 市販のフェノール・ノボラック型エポキシ樹脂(エピコ
ート152、油化シエルエポギシ製)1Oqを100c
cのポリカップにとり、これに界面活性剤ノイグンE△
−137を0.8にlを加えた。
実施例1と同様にしてエマルジョン化し、続いて8cc
の水に溶解した0、8当最のピペラジンを加え、25°
Cで6日間静置硬化して、平均粒子径6μmの球状粒子
を(qた。
硬化後の粒子をろ過、洗浄してから、190Clの水に
再分散した。この液にアルミナゾルAS−520(日雇
化学(株)、平均粒子径0.1μm以下)を粒子に対し
て30重量%加え、攪拌しながら続いて0.1N苛性ソ
ーダ水溶液をpH10まで加え、有機球状微粒子にアル
ミナゾルをまず吸着さVた。
有機顔料フタロシアニンブルー(平均粒子径0゜8μm
)を等量のノイグンEA−137とよく)昆練俊、固形
分ベースで30uff1%(対有機球状微粒子)加え、
マグネツ1〜回転子で攪拌しながら98℃、1時間処理
した。冷FA 1tft、1Nリン酸水溶液でpH=7
.5まで中和した。上ずみ液は透明で、顔料が¥1ti
1球状微粒子に吸着されていた。
なあ、本実施例のようにアルミナゾルを有機球状微粒子
へ先に吸着させずに、実施例1へ・6のような方法でフ
タロシアンブルーを直接粒子に吸着さけることはほとん
どできなかった。
実施例8 平均粒子径6.2μmのノ゛イロン12球状微粒子5P
−500(東しく株)〉の10重量%水分散液100C
Iに、実施例3で用いた導電性酸化スズE CP ’T
 −1スラリーを固形分ベースC” 40中♀%(対粒
子)加える。300ccガラスピーカて    ′マグ
ネット回転子により攪拌しながらリン酸を加え1l=3
とした。続いて95°Cまで弄温し1時間吸着処理した
上ずみ液が透明化するとともにS P −5001fi
灰色化した。ろ過乾燥後、粒子をSEM電顕i察したと
ころ、5P−500の表面をECPT−1粒子が被覆し
ていることが確認された。
実施例9 平均粒子径3.amのベンゾグアナミン・ボルムアルデ
ヒド系球状微粒子エポスターM(E1本触媒化学工業(
株))の10重量%水分散液に、実施例8と同様にして
ECPT−1スラリーを加え、同様の吸着処理をしたと
ころ、エポスターMの表面をECPT−1粒子で被覆す
ることかできた。
[発明の効果] 本発明により、有機球状微粒子の表面を、乾式法のよう
に帯電列の制約を受けることなく、自由に固体微粒子で
被覆した被覆粒子が提供できるようになった。
本発明の効果を次に列記する。
(1)有機球状微粒子に吸着した固体微粒子の量が多く
、且つ均一でおる。
(2)有機球状微粒子に吸着できる固体微粒子の種類が
多い。
(3)固体微粒子の吸着操作が簡単である。
本発明により、有機球状微粒子の色相の変更、帯電性の
変更、親水性の変更、磁性の付与、η電性の付与、流動
性の改善、ブロッキング防止、不透明性の付与などが可
能になり、静電複写法用トナー及びその助剤として、ま
た化耕−品、医蘂、塗料、接着剤、コーティング剤、イ
ンキ、紙、フィルム、プラスチック成型体などへの好適
な配合剤が得られるようになった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均粒子径間に下記の関係がある固体微粒子によ
    って表面を湿式法で吸着被覆することを特徴とする被覆
    有機球状微粒子の製造方法。 5d≦D d:固体微粒子の平均粒子径 D:有機球状微粒子の平均粒子径
  2. (2)有機球状微粒子がカチオン性基を持つことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の被覆有機球状微
    粒子の製造方法。
  3. (3)有機球状微粒子がアミン系工化剤で硬化されたエ
    ポキシ系球状微粒子であることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の被覆有機球状微粒子の製造方法。
  4. (4)有機球状微粒子が、水性液体中にケン濁させたエ
    ポキシ系化合物の微小粒子を水溶性アミン系硬化剤で硬
    化させて得られることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の被覆有機球状微粒子の製造方法。
  5. (5)有機球状微粒子のスラリーと固体微粒子の混合物
    を撹拌加熱処理することを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の被覆有機球状微粒子の製造方法。
  6. (6)有機球状微粒子のスラリーと固体微粒子の混合物
    に塩析性化合物を加え、攪拌処理することを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の被覆有機球状微粒子の
    製造方法。
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