JP2009270075A - 有機無機ハイブリッド型高分子微粒子および該微粒子の分散組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】一次粒子径がナノレベルで狭い粒子径分布を有する高分子の微粒子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一次粒子の平均粒子径が4〜500nmである無機微粒子表面に固体高分子を乾式ミリング処理によって付着させてなることを特徴とする、一次粒子の平均粒子径が5〜600nmである有機無機ハイブリッド型高分子微粒子およびその分散組成物である。
【解決手段】一次粒子の平均粒子径が4〜500nmである無機微粒子表面に固体高分子を乾式ミリング処理によって付着させてなることを特徴とする、一次粒子の平均粒子径が5〜600nmである有機無機ハイブリッド型高分子微粒子およびその分散組成物である。
Description
本発明は、一次粒子径がナノレベルの粒子径分布を有し、塗料、インク、コーティング、充填剤、担体などとして、表面加工、印刷、薬剤徐放、診断薬、エレクトロニクス、フォトニクスなどのきわめて広範な分野に適用可能な高分子固体の微粒子およびその分散組成物を提供する。
高分子微粒子は、塗料、インク、コーティング、充填剤、担体などとして、表面加工、印刷、SDS、エレクトロニクス、フォトニクスなどのきわめて広範な分野にわたって用いられている。とくに、一次粒子径が数100nm以下の超微粒子は、比表面積の増大に伴って活性度が向上し、化学反応性、生理活性、光学特性、電気特性、機械特性などがバルク材料の場合と異なることが多い。そのうえ、粒子径が100nm以下になると、光散乱強度が顕著に減少して透明性が高まるなどの特徴を持つことになる。
高分子の微粒子が有するこのような特徴を発揮させるためには、高分子固体の一次粒子径をサブミクロン以下になるように調製することが求められる。高分子微粒子の製造方法には、モノマーをあらかじめ微粒子化して重合させるビルドアップ法と大きなサイズの固体を力学的に粉砕、摩砕するブレークダウン法とがある。
ビルドアップ法は広く高分子微粒子の製造に用いられる(非特許文献1)。すなわち、高分子をあらかじめ調製してから、スプレイドライや晶析のほかに、コアセルベーション(特許文献1)やコンプレックス形成(特許文献2)などの方法によって微粒子化される。あるいは、高分子溶液をエマルションとして、溶媒の拡散、蒸発などによって微粒子化する方法もある。もっとも広範に用いられるビルドアップ法はエマルション重合であって、界面活性剤の存在下でモノマーミセルを調製し、その形状を維持して重合させる。あるいは、界面活性能を有するモノマーを併用するソープフリー重合、界面活性剤を含有しない分散重合などが行われている。こうしたビルドアップ法では、多くの場合、水を分散媒として高分子微粒子が調製されるために、高分子微粒子は水中に分散しており、それを取り出すには蒸発熱が大きな水を除去する必要がある。また、水と反応しやすい高分子の微粒子化を行うことができないという本質的な問題がある。
一方、高分子固体におけるブレークダウン法として、天然高分子や合成高分子を機械的に粉砕する方法が提案されている(特許文献3〜7)。この場合、粉砕助剤としての有機溶媒の存在下でポリカーボネート(特許文献3)やセルロース(特許文献4)を粉砕する方法が提案されている。あるいは、水分の存在下での凍結状態で高分子固体を粉砕する提案もある(特許文献7)。いずれも大量に生産可能なプロセスを与える特徴を有するが、粉砕によって得られる粒子径の大きさや粒子径分布を狭く制御することに限界がある、有機溶媒の共存化で粉砕では安全性に課題がある、凍結粉砕では特殊な条件下での粉砕を要する、といった本質的な課題があった。このように、用途に応じた望ましい範囲の粒径分布で微粒子化した高分子を大量に製造する方法が待望されていた。
非特許文献1:本山卓彦監修、「機能性エマルジョンの基礎と応用」、シーエムシー(1993)
特許文献1:特表平8−502922号公報
特許文献2:特開2005−36190号公報
特許文献3:特開平5−43678号公報
特許文献4:特開平7−41502号公報
特許文献5:特開2006−233113号公報
特許文献6;特開2006−233113号公報
特許文献7:特開2007−177113号公報
特許文献1:特表平8−502922号公報
特許文献2:特開2005−36190号公報
特許文献3:特開平5−43678号公報
特許文献4:特開平7−41502号公報
特許文献5:特開2006−233113号公報
特許文献6;特開2006−233113号公報
特許文献7:特開2007−177113号公報
本発明は、乾式ミリング処理によって製造することを特徴とする1次平均粒子径がサブミクロン以下である有機無機ハイブリッド型高分子微粒子、その製造方法ならびにその分散組成物を提供する。
本発明者は、一次粒子径がサブミクロン以下の無機系微粒子を高分子固体とともに乾式ミリング、すなわち、溶剤を用いることなく機械的に混合磨砕すると、該無機微粒子とほぼ同等のサイズのみの微粒子となることを電子顕微鏡観察により見出した。これは、高分子固体が無機系微粒子表面に付着、堆積し、ついには、無機系微粒子の粒子径および粒子径分布を反映した有機無機ハイブリッド型高分子微粒子となるものと推察した。この事実に基づいて前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明をなすに至った。すなわち、本発明によれば、以下に示す有機無機ハイブリッド型高分子微粒子および該超微粒子を分散した組成物が提供される。
すなわち、本発明は、
(1)高分子固体を一次粒子の平均粒子径が4〜500nmである無機微粒子とともに乾式ミリング処理することを特徴とする一次粒子の平均粒子径が5〜600nmである有機無機ハイブリッド型高分子微粒子、
(2)上記(1)に記載の有機無機ハイブリッド型高分子微粒子を媒体中に分散してなることを特徴とする有機無機ハイブリッド型高分子微粒子分散組成物、
を提供する。
(1)高分子固体を一次粒子の平均粒子径が4〜500nmである無機微粒子とともに乾式ミリング処理することを特徴とする一次粒子の平均粒子径が5〜600nmである有機無機ハイブリッド型高分子微粒子、
(2)上記(1)に記載の有機無機ハイブリッド型高分子微粒子を媒体中に分散してなることを特徴とする有機無機ハイブリッド型高分子微粒子分散組成物、
を提供する。
本発明によれば、高分子固体の種類を問わず、無機微粒子の粒子サイズと形状を反映した微粒子を無溶媒で大量に製造することができる。本発明にかかわる有機無機ハイブリッド型高分子微粒子は表面積が著しく大きく、粒子径分布が狭いうえ、難溶性あるいは不溶性溶剤中に分散させることができるので、塗料、インク、コーティング、充填剤、担体などとして広範な分野に用いることができる。
本発明の高分子微粒子は、高分子固体を無機微粒子とともに乾式ミリング処理することによって製造される。つまり本発明は、有機無機ハイブリッド型の高分子微粒子に関するものであり、さらに、該高分子固体が難溶性あるいは不溶性の媒体中に分散してなる該微粒子組成物に関する。以下に、本発明の有機無機ハイブリッド型高分子微粒子およびその分散組成物について詳細に説明する。
<無機微粒子>
本発明における無機微粒子としては、シリカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、クレー炭酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、タルク等を用いることができる。無機微粒子は、必要により、あらかじめアルミニウムの水酸化物、アルミニウムの酸化物、ケイ素の水酸化物及びケイ素の酸化物より選ばれる少なくとも一種からなる中間被覆物で被覆しておいてもよい。
本発明における無機微粒子としては、シリカ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、クレー炭酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、タルク等を用いることができる。無機微粒子は、必要により、あらかじめアルミニウムの水酸化物、アルミニウムの酸化物、ケイ素の水酸化物及びケイ素の酸化物より選ばれる少なくとも一種からなる中間被覆物で被覆しておいてもよい。
これらの一次粒子の平均粒子径は4〜300nmが好ましく、より好ましくは4〜200nmであり、粒子形状は、球状、粒状、多面体状、針状、紡錘状、米粒状、燐片状及び板状等のいずれの形状であっても良いが、より好ましくは球状である。これら無機微粒子の一次粒子としての粒子径及び形状は電子顕微鏡観察により求めることができる。球状の無機微粒子を用いる場合には、得られるハイブリッド型高分子微粒子の一次粒子も球状に近似した形態となる。言い換えると、無機微粒子の形態を反映するハイブリッド型高分子微粒子が得られる。したがって、粒子径分布が狭い有機無機ハイブリッド型高分子微粒子を得るためには、粒子径分布が狭く、かつ、球状であるシリカ超微粒子が好ましく用いられる。このためのシリカ微粒子としては、湿式シリカ、フュームドシリカ、あるいは、溶融シリカを好適に用いることができる。
本発明における有機無機ハイブリッド型高分子の微粒子化は、高分子固体が乾式ミリング処理の過程で無機微粒子表面に堆積することによって達成されると推察される。このため、高分子固体の極性の程度に対応した無機微粒子の表面改質が好ましい。高分子固体が疎水性の場合には、その付着を促進するために、無機微粒子の表面エネルギーは疎水的であることが好ましい。そのためには、無機微粒子の極性無機表面をあらかじめ有機化表面改質剤によって処理を施すことが好ましい。この目的に用いられる表面処理剤としては、公知のアルコキシシラン、フルオロアルキルシラン、シラン系カップリング剤及びオルガノポリシロキサン等の有機ケイ素化合物、チタネート系、アルミネート系及びジルコネート系などのカップリング剤、ポリシロキサン類、脂肪族カルボン酸類、脂肪族アミン類、グリコール類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコールとポリプロピレングリコールの共重合体、ノニオン、カチオンあるいはアニオン界面活性剤等が好適に用いられる。これらの表面改質剤は固体であってもいいし、液体でもいい。
有機ケイ素化合物としては、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、ブチルトリエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン及びデシルトリエトキシシラン等のアルコキシシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリメトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン、トルフルオロプロピルトリエトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン及びトリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン等のフルオロアルキルシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等のシラン系カップリング剤、ポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、変性ポリシロキサン等のオルガノポリシロキサン等が挙げられる。
チタネート系カップリング剤としては、イソプロピルトリステアロイルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)チタネート、イソプロピルトリ(N−アミノエチル・アミノエチル)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスフェートチタネート、テトラ(2,2ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジトリデシル)ホスフェートチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチレンチタネート等が挙げられる。
アルミネート系カップリング剤としては、アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムジイソプロポキシモノエチルアセトアセテート、アルミニウムトリスエチルアセトアセテート、アルミニウムトリスアセチルアセトネート等が挙げられる。
ジルコネート系カップリング剤としては、ジルコニウムテトラキスアセチルアセトネート、ジルコニウムジブトキシビスアセチルアセトネート、ジルコニウムテトラキスエチルアセトアセテート、ジルコニウムトリボトキシモノエチルアセトアセテート、ジルコニウムトリブトキシアセチルアセトネート等が挙げられる。
界面活性剤としては、ポリエチレンオキシ基を有するノニオン界面活性剤、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジオクチルスルホンコハク酸塩、アルキルアミン酢酸塩などのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤が挙げられる。あるいは、炭素数が8以上の長鎖カルボン酸、アミンあるいはアルコールも用いることができる。
有機化表面改質剤の被覆量は無機微粒子の表面積によるが、無機微粒子に対してC換算で0.01〜15.0重量%が好ましく、より好ましくは0.02〜12.5重量%、更に好ましくは0.03重量%〜10.0重量%である。
<高分子固体>
本発明における高分子固体としては、そのガラス転移温度あるいは融解点がそれらを無機微粒子と機械的に混合摩砕する際の温度より高く、固体状態を保つものであればよい。したがって、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ樹脂などの合成高分子のほかに、セルロース、キトサン、リグニンなどの天然高分子を用いることができる。混合摩砕を行う際に発生する温度によっても異なるが、高分子のガラス転移温度が混合摩砕時での温度より10℃以上、より好ましくは20℃以上高ければよい。さらには、高分子固体が架橋構造を有し、不溶不融であってもよい。また、高分子固体を2種以上混合してもよい。
本発明における高分子固体としては、そのガラス転移温度あるいは融解点がそれらを無機微粒子と機械的に混合摩砕する際の温度より高く、固体状態を保つものであればよい。したがって、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ樹脂などの合成高分子のほかに、セルロース、キトサン、リグニンなどの天然高分子を用いることができる。混合摩砕を行う際に発生する温度によっても異なるが、高分子のガラス転移温度が混合摩砕時での温度より10℃以上、より好ましくは20℃以上高ければよい。さらには、高分子固体が架橋構造を有し、不溶不融であってもよい。また、高分子固体を2種以上混合してもよい。
本発明に用いられるこれらの高分子固体は、無機微粒子とともに混合摩砕する前に粒状または粉体となっていることが好ましい。ペレット状や繊維状、あるいは不定型の大きなサイズ高分子固体では、著しく長時間乾式ミリング処理を要するので、あらかじめ公知の方法で約3mm以下、より好ましくは約1mm以下の大きさに粒状化あるいは粉体化することが好ましい。
無機微粒子に対する高分子固体の添加量としては、無機微粒子100重量部に対して5〜1000重量部であり、より好ましくは10〜500重量部である。無機微粒子の粒子径にもよるが、5重量部未満の場合には、無機微粒子表面は高分子により部分的にしか付着されない。また、この範囲を越えて高分子を用いると、一次粒子径が揃ったハイブリッド型高分子微粒子を得ることが困難となる。
得られるハイブリッド型高分子微粒子の一次粒子としての平均粒子径は無機微粒子の粒子径および高分子の添加量を反映する。これらのハイブリッド型高分子微粒子の1次粒子径は電子顕微鏡観察により求めることができる。
<混合摩砕>
無機微粒子と高分子とを乾式ミリング、すなわち、機械的に混合摩砕するには、無機微粒子および高分子固体を溶剤を用いることなく混合して行う。有機化表面処理剤を用いる場合には、無機微粒子および高分子固体に表面改質剤を混合して一挙に行ってもよいが、あらかじめ無機微粒子と表面改質剤とを混合摩砕し、ついで、高分子固体を添加して引き続き混合摩砕処理を施してもよい。無機微粒子の表面処理を行うには、無機微粒子と固体の有機化表面改質剤を機械的に混合攪拌したり、無機微粒子に液状の表面改質剤又は表面改質剤の溶液を噴霧しながら機械的に混合攪拌することができる。混合攪拌するための機器としては、粉体層にせん断力を加えることができる装置が好ましく、特に、せん断、へらなで及び圧縮が同時に行える装置、例えば、ホイール型混練機、ブレード型混練機、ロール型混練機を用いることができ、ホイール型混練機より効果的に使用できる。
無機微粒子と高分子とを乾式ミリング、すなわち、機械的に混合摩砕するには、無機微粒子および高分子固体を溶剤を用いることなく混合して行う。有機化表面処理剤を用いる場合には、無機微粒子および高分子固体に表面改質剤を混合して一挙に行ってもよいが、あらかじめ無機微粒子と表面改質剤とを混合摩砕し、ついで、高分子固体を添加して引き続き混合摩砕処理を施してもよい。無機微粒子の表面処理を行うには、無機微粒子と固体の有機化表面改質剤を機械的に混合攪拌したり、無機微粒子に液状の表面改質剤又は表面改質剤の溶液を噴霧しながら機械的に混合攪拌することができる。混合攪拌するための機器としては、粉体層にせん断力を加えることができる装置が好ましく、特に、せん断、へらなで及び圧縮が同時に行える装置、例えば、ホイール型混練機、ブレード型混練機、ロール型混練機を用いることができ、ホイール型混練機より効果的に使用できる。
前記ホイール型混練機としては、エッジランナー(「ミックスマラー」、「シンプソンミル」、「サンドミル」と同義語である)、マルチマル、ストッツミル、ウエットパンミル、コナーミル、リングマラー等があり、好ましくはエッジランナ−、マルチマル、ストッツミル、ウエットパンミル、リングマラー、であり、より好ましくはエッジランナ−である。前記ボール型混練機としては、遊星型ミル、振動ミル等がある。前記ブレード型混練機としては、ヘンシェルミキサー、プラネタリーミキサー、ナウターミキサー等がある。前記ロール型混練機としては、エクストルーダー等がある。
高分子固体と無機微粒子の混合摩砕も、上記の方法ならびに装置によって行うことができる。また、ロール式粉砕機、高速回転衝撃式粉砕機、媒体式粉砕機、気流式粉砕機、せん断・摩擦式粉砕機などの粉砕機を用いることができる。また、これらを組み合わせて、高分子をあらかじめ粉砕してから無機微粒子を混合摩砕することもできる。さらに、得られたハイブリッド型高分子微粒子を粉砕するために、微粉砕機もしくは超微粉砕機を用いることが好ましく、例えば、ローラミル、衝撃式粉砕機、ボールミル、攪拌ミル、ジェット粉砕機等を用いることが好ましい。ジェット粉砕機及び衝撃式粉砕機がより効果的に使用できる。
前記ジェット粉砕機としては、旋回流型ジェットミル、流動層型ジェットミル等があり、好ましくは流動層型ジェットミルである。衝撃式粉砕機としては、ハンマミル、ピンミル、スクリーンミル、ターボ型ミル、遠心分級型ミル等があり、好ましくはピンミルである。ローラミルとしては、リングローラミル、遠心ローラミル等がある。ボールミルとしては、転動ボールミル、振動ボールミル、遊星ミル等がある。攪拌ミルとしては、攪拌槽型ミル、流通管型ミル、アニュラミル等がある。粉砕・分級における条件は、目的とする体積平均粒子径と体積最大粒子径が得られるように処理条件を適宜選択すればよい。
得られるハイブリッド型高分子微粒子の一次粒子としての平均粒子径は無機微粒子の粒子径および高分子固体の添加量を反映し、その添加量に応じてハイブリッド型高分子微粒子の粒子径が増大する。これらのハイブリッド型高分子微粒子の1次粒子径およびその粒子径分布は電子顕微鏡観察により求めることができる。その結果、ブレークダウン用の粉砕機を用いるにもかかわらず、本発明によって製造される有機無機ハイブリッド型高分子微粒子の一次粒子径分布は狭いものであった。すなわち、高分子固体に由来する大粒子は消失し、無機微粒子の一次粒子径ならびにその分布を反映した微粒子のみが観察された。これは、摩砕操作によって無機微粒子表面へ高分子固体が乾式ミリングの過程で付着し、ついには、原料の高分子固体がほとんど、あるいは、すべて消失してハイブリッド型微粒子へと変換されるためと考えられる。したがって、これは、従来にはない乾式ビルドアップ法ということができる。その結果、幾何標準偏差値が約2.0以下の一次粒子径が揃ったハイブリッド型微粒子を製造することができる。このように、本発明のハイブリッド型微粒子の粒子径は無機微粒子の粒子径および高分子固体の添加量を反映するので、粒子径が異なる、もしくは、粒子径分布に広がりのある無機微粒子を用いることにより、粒子径分布に広がりのあるハイブリッド型微粒子とすることもできる。
<分散>
本発明により製造されるコアシェル型高分子微粒子は乾式処理によって調製されるが、これらを媒体としての高分子固体中に常法にしたがって練りこみ、分散することができる。あるいは、高分子が不溶もしくは難溶の溶媒中に分散させた組成物とすることができる。油溶性の高分子であれば、分散媒として、水、ホルムアミド、低級アルコール、低級多価アルコールなどの極性溶媒、とくに、水が好ましい。水溶性の高分子であれば、分散媒として、芳香族系、石油系、ケトン系、エステル系、ハロゲン系などの極性が低い溶媒を用いることができる。これらの分散媒にコアシェル型有機微粒子を分散させるには、超音波処理のほかに、ボールミル、ビーズミル、サンドミル、エッジランナー、2本又は3本ロールミル、エクストルーダー及び高速衝撃ミル等を用いることができる。とくに、有機材料固体そのものは水に分散させることができないが、油溶性の高分子からなるコアシェル型微粒子の多くは、界面活性剤がなくても水中にスラリー状に分散する特徴があり、超音波によって分散を加速することができる。さらに、粒子径を小さく分散させるには磨砕型ミルを用いることが好ましいが、このために用いる磨砕媒体としては、ミルの材質に応じて、スチールビーズ、ガラスビーズ、セラミックビーズ、テフロンビーズ、ナイロンビーズ、ポリスチレンビーズ、ポリプロピレンビーズ等が使用できる。それらの大きさは0.01〜10mmの範囲が好ましく、0.03〜3mmの範囲がより好ましい。
本発明により製造されるコアシェル型高分子微粒子は乾式処理によって調製されるが、これらを媒体としての高分子固体中に常法にしたがって練りこみ、分散することができる。あるいは、高分子が不溶もしくは難溶の溶媒中に分散させた組成物とすることができる。油溶性の高分子であれば、分散媒として、水、ホルムアミド、低級アルコール、低級多価アルコールなどの極性溶媒、とくに、水が好ましい。水溶性の高分子であれば、分散媒として、芳香族系、石油系、ケトン系、エステル系、ハロゲン系などの極性が低い溶媒を用いることができる。これらの分散媒にコアシェル型有機微粒子を分散させるには、超音波処理のほかに、ボールミル、ビーズミル、サンドミル、エッジランナー、2本又は3本ロールミル、エクストルーダー及び高速衝撃ミル等を用いることができる。とくに、有機材料固体そのものは水に分散させることができないが、油溶性の高分子からなるコアシェル型微粒子の多くは、界面活性剤がなくても水中にスラリー状に分散する特徴があり、超音波によって分散を加速することができる。さらに、粒子径を小さく分散させるには磨砕型ミルを用いることが好ましいが、このために用いる磨砕媒体としては、ミルの材質に応じて、スチールビーズ、ガラスビーズ、セラミックビーズ、テフロンビーズ、ナイロンビーズ、ポリスチレンビーズ、ポリプロピレンビーズ等が使用できる。それらの大きさは0.01〜10mmの範囲が好ましく、0.03〜3mmの範囲がより好ましい。
摩砕によって溶媒中に分散させる際には、溶媒は分散安定剤を含有することが好ましい。本発明における分散剤としては、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン等のアニオン性界面活性剤、ステアリルアミンアセテート、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド等のカチオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ラウリルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン等の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ソルビタンモノステアレート等の非イオン性界面活性剤、さらには、高分子系分散安定剤を用いることができるが、これらを1種又は2種以上混合して用いても良い。溶剤が水の場合には、分散剤としてアニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物、アセチレングリコール系分散剤、水溶性高分子等を好適に用いることができる。
<固体高分子>
以下の固体高分子を用いた。ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Aldrich製:粉体状、平均分子量:20,000)、ポリスチレン(Aldrich製ポリスチレンスタンダード、分子量:4,100、18,000、97,800,382,000)、ポリメチルメタクリレート(Aldrich製:粉体状、平均分子量:15,000)、エポキシ化ノボラック樹脂(共栄社化学株式会社製YDCN701、軟化点:73〜74℃)、ポリアセタール(三菱ガス化学株式会社製;F20、粉体状)、ポリカーボネート(三菱ガス化学株式会社製;H4000、粒状)、ポリイミド(Aldrich製;トリメリック酸無水物酸塩化物・4’,4−メチレンジアニリン共重合体、粉体状)、ポリアニリン(Aldrich製;エメラルジンベース、粉体状)、イオン交換樹脂(IRA410、粒状)。粉体状の固体高分子はそのまま用いた。その他の固体高分子については、あらかじめ乳鉢ですりつぶして用いた。
以下の固体高分子を用いた。ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(Aldrich製:粉体状、平均分子量:20,000)、ポリスチレン(Aldrich製ポリスチレンスタンダード、分子量:4,100、18,000、97,800,382,000)、ポリメチルメタクリレート(Aldrich製:粉体状、平均分子量:15,000)、エポキシ化ノボラック樹脂(共栄社化学株式会社製YDCN701、軟化点:73〜74℃)、ポリアセタール(三菱ガス化学株式会社製;F20、粉体状)、ポリカーボネート(三菱ガス化学株式会社製;H4000、粒状)、ポリイミド(Aldrich製;トリメリック酸無水物酸塩化物・4’,4−メチレンジアニリン共重合体、粉体状)、ポリアニリン(Aldrich製;エメラルジンベース、粉体状)、イオン交換樹脂(IRA410、粒状)。粉体状の固体高分子はそのまま用いた。その他の固体高分子については、あらかじめ乳鉢ですりつぶして用いた。
<無機微粒子>
シリカ微粒子として、シリカ粉末(粒子形状:球状、平均一次粒子径:14nm、40nm)を用いた。また、シリカ微粒子の表面処理の一例は以下のようである。粒子径が14nmのシリカ粒子粉末7.0kgに、メチルハイドロジェンポリシロキサン(商品名:TSF484:GE東芝シリコーン株式会社製)560gを、エッジランナーを稼動させながら添加し、588N/cm(60Kg/cm)の線荷重で30分間混合攪拌を行った。
シリカ微粒子として、シリカ粉末(粒子形状:球状、平均一次粒子径:14nm、40nm)を用いた。また、シリカ微粒子の表面処理の一例は以下のようである。粒子径が14nmのシリカ粒子粉末7.0kgに、メチルハイドロジェンポリシロキサン(商品名:TSF484:GE東芝シリコーン株式会社製)560gを、エッジランナーを稼動させながら添加し、588N/cm(60Kg/cm)の線荷重で30分間混合攪拌を行った。
<ハイブリッド固体の微粒子観察>
120メッシュのふるいを透過しなかった固体高分子が、無機微粒子とともにミリング処理を施したのちには、同じメッシュのふるいをすべて、あるいは、ほとんどすべて透過することを確認した。こうして微粒子化されたハイブリッド粉体の粒子径を倍率5千倍、2万5千倍および5万倍の透過型電子顕微鏡によって観察した。倍率5千倍あるいは2万5千倍の視野内で固体高分子に由来する大粒子がほとんど、あるいは、完全に消失していることを確認した。ついで、5万倍の倍率で観察した電子顕微鏡写真に示される100〜150個の一次粒子について粒子径を実測し、その平均値および幾何標準偏差値を求めた。
120メッシュのふるいを透過しなかった固体高分子が、無機微粒子とともにミリング処理を施したのちには、同じメッシュのふるいをすべて、あるいは、ほとんどすべて透過することを確認した。こうして微粒子化されたハイブリッド粉体の粒子径を倍率5千倍、2万5千倍および5万倍の透過型電子顕微鏡によって観察した。倍率5千倍あるいは2万5千倍の視野内で固体高分子に由来する大粒子がほとんど、あるいは、完全に消失していることを確認した。ついで、5万倍の倍率で観察した電子顕微鏡写真に示される100〜150個の一次粒子について粒子径を実測し、その平均値および幾何標準偏差値を求めた。
2つのジルコニア容器(25mL)中にそれぞれ、ポリ(p−ヒドロキシスチレン)1.00g、実施例1で製造した表面修飾シリカ粉体1.00gを分散ビーズとともに入れ、これをフリッチュ製遊星型分散機P7に装填して400rpmで2時間ミリング処理を行った。分散ビーズを取り出して得た粉体の重量は1.93gであった。この粉体の透過型電子顕微鏡観察を行い、この画像写真から一次粒子約150個の直径を測定し、平均粒子径を求めたところ18.9nmであり、その幾何標準偏差値は1.64であった。
固体高分子の種類およびシリカ粉体との混合比を変えた以外は実施例1と同様にして、各種の固体高分子と実施例1で得たシリカ粉体とをミリング処理に供した。実施例1と同じく透過型電子顕微鏡による観察を行ったところ、得られたすべての粉体における微粒子は実施例1で得た微粒子と類似した形状であり、これから平均粒子径および幾何標準偏差値を求めた。こうして得られた平均粒子径と幾何標準偏差の値を表1にまとめる。
実施例1で用いたポリ(p−ヒドロキシスチレン)1.00gを分散容器内に分散ビーズとともに入れ、これを実施例と同様にして400rpmで2時間ミリング処理を行った。分散ビーズを取り出して得た粉体は120メッシュのふるいをほとんど透過せず、微粉末化が起こっていないことが明らかとなった。また、粒状のポリメチルメタクリレート1.00gを分散ビーズを用いて400rpmで2時間ミリング処理を行ったが、得られた試料は粒状を保ったままであり、120メッシュのふるいを透過しなかった。
実施例1で得たポリ(p−ヒドロキシスチレン)とシリカ微粒子からなるハイブリッド微粒子約50mgを脱イオン水10mLに投じたところ、微粒子は浮遊することなくスラリー状に水中に分散した。ついで超音波洗浄機を用いて30分間超音波照射をしたところ、均一な白濁した分散液を得た。同様にして、他のハイブリッド型高分子微粒子について水分散性を調べた。これらの結果を表2にまとめて示す。
本発明による高分子微粒子は、塗料、インク、コーティング、充填剤、担体などとして、表面加工、印刷、薬剤徐放、診断薬、エレクトロニクス、フォトニクスなどのきわめて広範な産業分野に利用可能である。
Claims (2)
- 高分子固体を一次粒子の平均粒子径が4〜500nmである無機微粒子とともに乾式ミリング処理することを特徴とする一次粒子の平均粒子径が5〜600nmである有機無機ハイブリッド型高分子微粒子。
- 請求項1に記載の有機無機ハイブリッド型高分子微粒子を媒体中に分散してなることを特徴とする有機無機ハイブリッド型高分子微粒子分散組成物。
Priority Applications (1)
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JP2008146273A JP2009270075A (ja) | 2008-05-07 | 2008-05-07 | 有機無機ハイブリッド型高分子微粒子および該微粒子の分散組成物 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019528326A (ja) * | 2016-06-14 | 2019-10-10 | 中国科学院理化技術研究所 | 疎水性無機粉体材料の製造方法 |
CN114773880A (zh) * | 2022-04-24 | 2022-07-22 | 江西广源化工有限责任公司 | 一种超细重质碳酸钙及其制备方法 |
-
2008
- 2008-05-07 JP JP2008146273A patent/JP2009270075A/ja active Pending
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CN114773880A (zh) * | 2022-04-24 | 2022-07-22 | 江西广源化工有限责任公司 | 一种超细重质碳酸钙及其制备方法 |
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