JPS626262A - 積層型感光体 - Google Patents
積層型感光体Info
- Publication number
- JPS626262A JPS626262A JP14540085A JP14540085A JPS626262A JP S626262 A JPS626262 A JP S626262A JP 14540085 A JP14540085 A JP 14540085A JP 14540085 A JP14540085 A JP 14540085A JP S626262 A JPS626262 A JP S626262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- compound
- general formula
- photosensitive body
- azine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0601—Acyclic or carbocyclic compounds
- G03G5/0612—Acyclic or carbocyclic compounds containing nitrogen
- G03G5/0616—Hydrazines; Hydrazones
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0601—Acyclic or carbocyclic compounds
- G03G5/0612—Acyclic or carbocyclic compounds containing nitrogen
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0664—Dyes
- G03G5/0675—Azo dyes
- G03G5/0679—Disazo dyes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はジスアゾ顔料を電荷発生剤とし゛C,ヒドラゾ
ン化合物を電荷移動剤とし“C1またアジン化合物を光
疲労抑制剤とし°C用いた感光体に関する。
ン化合物を電荷移動剤とし“C1またアジン化合物を光
疲労抑制剤とし°C用いた感光体に関する。
従来の技術と問題点
感光体としCは導電性支持体上に電荷発生層と電荷輸送
層とを積層し°Cなる所謂機能分離型と、電荷発生と電
荷輸送を兼ねた光導電層を支持体上に積層してなる機能
兼用型とが広く知られている。
層とを積層し°Cなる所謂機能分離型と、電荷発生と電
荷輸送を兼ねた光導電層を支持体上に積層してなる機能
兼用型とが広く知られている。
機能分離型としC例えば導電性支持体上にジスアゾ顔料
、インジコ顔料、フタロシアニン系顔料等を有効成分と
し゛C含有する電荷発生層と、アジン系、ヒドラゾリン
系、オキサジアゾール系等の有機化合物を含有する電荷
輸送とを積層にした感光体は公知であり、電荷発生用、
電荷輸送用とも多数の化合物が有効であることが知られ
ている。
、インジコ顔料、フタロシアニン系顔料等を有効成分と
し゛C含有する電荷発生層と、アジン系、ヒドラゾリン
系、オキサジアゾール系等の有機化合物を含有する電荷
輸送とを積層にした感光体は公知であり、電荷発生用、
電荷輸送用とも多数の化合物が有効であることが知られ
ている。
例えば電荷移動層とし゛Cアジン化合物、ヒドラゾン化
合物を用いたものは特開昭54−22834号公報、特
開昭59−195659号公報等に多く提案されている
。また電荷発生層としてジスアゾ顔料を用いたものは、
特開昭52−55643号公報に示さnているが、これ
らのジスアゾ顔料を用いた積層型感光体は感度が低く高
速複写機の感光体とし′C適切でないなどの欠点がある
。このことにより例えば特開昭56−167759号公
報に示され°Cいるようにフルオレン系ジスアゾ顔料を
電荷発生剤とし′C使用すると感度が高く暗減衰の小さ
い新規な感光体が得らnた。しかし上記のフルオレン系
ジスアゾ顔料を機能分離型の感光体に電荷発生層として
用いた場合、電荷発生層から電荷輸送層に注入さnた電
荷担体か電界の存在下において表面まで輸送されないで
電荷輸送層内でトラップされることかある。
合物を用いたものは特開昭54−22834号公報、特
開昭59−195659号公報等に多く提案されている
。また電荷発生層としてジスアゾ顔料を用いたものは、
特開昭52−55643号公報に示さnているが、これ
らのジスアゾ顔料を用いた積層型感光体は感度が低く高
速複写機の感光体とし′C適切でないなどの欠点がある
。このことにより例えば特開昭56−167759号公
報に示され°Cいるようにフルオレン系ジスアゾ顔料を
電荷発生剤とし′C使用すると感度が高く暗減衰の小さ
い新規な感光体が得らnた。しかし上記のフルオレン系
ジスアゾ顔料を機能分離型の感光体に電荷発生層として
用いた場合、電荷発生層から電荷輸送層に注入さnた電
荷担体か電界の存在下において表面まで輸送されないで
電荷輸送層内でトラップされることかある。
特に帯電、露光の繰り返し特性を満足するものは少なく
、繰り返し帯電及び露光を行なうと電荷輸送層での電荷
担体のトラップの蓄積か原因と見られる残留電位の上昇
と感度低下が起きる。
、繰り返し帯電及び露光を行なうと電荷輸送層での電荷
担体のトラップの蓄積か原因と見られる残留電位の上昇
と感度低下が起きる。
これは光疲労にもとづくものと推察され、電荷輸送層に
含有された電荷輸送剤に光吸収によるトラップが生じ、
こnに電荷発生層から注入された電荷担体かトラップさ
n1蓄積して電荷担体の移動を妨げるために繰り返しを
行なった場合、残留電位が上昇し感度が低ドするものと
考えられる。
含有された電荷輸送剤に光吸収によるトラップが生じ、
こnに電荷発生層から注入された電荷担体かトラップさ
n1蓄積して電荷担体の移動を妨げるために繰り返しを
行なった場合、残留電位が上昇し感度が低ドするものと
考えられる。
また、この様な現象は、周辺光及び通常のオフィスに見
らnる様な螢光灯に前述の感光体をさらした時にも生ず
る。例えば感光体を複写機に備え付ける前に螢光灯の光
に長時間放置した後、この感光体を複写機に取り付けて
繰り返し帯電及び露光の工程を含む通常の複写プロセス
に供すると、次第に残留電位が上昇し、やがて原稿の背
景部にカプリか発生し′Cいく傾向が見られる。通常、
複写機の使用に際し°Cは、感光体周囲に位置するエレ
メントの定期的な点検、保守の場合あるいはペーパージ
ャムの場合の様に、感光体を複写機本体から取り出し′
C作業することが多く、光疲労の大きい感光体では重要
な問題となっている。
らnる様な螢光灯に前述の感光体をさらした時にも生ず
る。例えば感光体を複写機に備え付ける前に螢光灯の光
に長時間放置した後、この感光体を複写機に取り付けて
繰り返し帯電及び露光の工程を含む通常の複写プロセス
に供すると、次第に残留電位が上昇し、やがて原稿の背
景部にカプリか発生し′Cいく傾向が見られる。通常、
複写機の使用に際し°Cは、感光体周囲に位置するエレ
メントの定期的な点検、保守の場合あるいはペーパージ
ャムの場合の様に、感光体を複写機本体から取り出し′
C作業することが多く、光疲労の大きい感光体では重要
な問題となっている。
問題点を解決するための手段
本発明は上記従来における欠点を解消し、光疲労に基づ
く電荷輸送剤によるトラップの発生及び蓄積防止に有効
で、残留電位の上昇及び感度の低下もなく繰り返し特性
の安定した感光体を提供することを目的とする。
く電荷輸送剤によるトラップの発生及び蓄積防止に有効
で、残留電位の上昇及び感度の低下もなく繰り返し特性
の安定した感光体を提供することを目的とする。
本発明の要旨は機能分離型の電荷発生層:こ下記化学式
(1’lで表わされるジスアゾ顔料及び電荷輸送層に下
記一般式(II〕で表わさnるアジン化合物と、下記一
般式(1113で表わされるヒドラゾン化合物を含有す
ることを特徴とする感光体にある。
(1’lで表わされるジスアゾ顔料及び電荷輸送層に下
記一般式(II〕で表わさnるアジン化合物と、下記一
般式(1113で表わされるヒドラゾン化合物を含有す
ることを特徴とする感光体にある。
一般式:
pl
〔式中、艮!、R2、R3は水素、低級アルキル基また
は低級アルコキシ基、R4、Reは低級アルキル基また
はアリール基を示す〕 一般式: 〔式中、XおよびYはそnぞれ独立して、水素、低級ア
ルキル基、メトキシ基、またはエトキシ基、Zは低級ア
ルキル基、ベルジル基、低級アルコキシ基、フェノキシ
基またはベンジルオキシ基、z’は水素、アルキル基ま
たはアルコキシ基、艮は低級アルキル基、置換基を有し
てもよいアリール基、またはベンジル基を示す。〕 本発明一般式〔II〕で示されるアジン化合物の好まし
い具体例とし′Cは、 (シフェニル〆チレンアジノジェチルアミノベンジリデ
ン) (ジフェニル〆チレンアジノジメチルアミノベンジリデ
ン) (ジフェニルメチレンアジノジフェニルアミノベンジリ
デン) (ジフェニル〆チレンアジノジベンジンルアミノベンジ
リデン) (ジフェニルメチレンアジノジアニシルアミノペンジリ
デン) (ジ(4−メチルフェニル)メチレンアジノジエチルア
ミノベンジリテン) (アニシルフェニルメチレンアジノジエチルアミノベン
ジリデン) (ジアニシルメチレンアジノジエチルアミノベンジリデ
ン) (ジフェニルメチレンアジノー2−メチル−4−ジエチ
ルアミノベンジリデン) (ジフェニルメチレンアジノー2−メトキシ−4−ジエ
チルアミノベンジリデン) (ジフェニルメチレンアジノー2−エトキシ−4−ジエ
チルアミノベンジリデン) (ジフェニルメチレンアジノー2−ベンジルオキシ−7
1−ジエチルアミノベンジリデン) 。
は低級アルコキシ基、R4、Reは低級アルキル基また
はアリール基を示す〕 一般式: 〔式中、XおよびYはそnぞれ独立して、水素、低級ア
ルキル基、メトキシ基、またはエトキシ基、Zは低級ア
ルキル基、ベルジル基、低級アルコキシ基、フェノキシ
基またはベンジルオキシ基、z’は水素、アルキル基ま
たはアルコキシ基、艮は低級アルキル基、置換基を有し
てもよいアリール基、またはベンジル基を示す。〕 本発明一般式〔II〕で示されるアジン化合物の好まし
い具体例とし′Cは、 (シフェニル〆チレンアジノジェチルアミノベンジリデ
ン) (ジフェニル〆チレンアジノジメチルアミノベンジリデ
ン) (ジフェニルメチレンアジノジフェニルアミノベンジリ
デン) (ジフェニル〆チレンアジノジベンジンルアミノベンジ
リデン) (ジフェニルメチレンアジノジアニシルアミノペンジリ
デン) (ジ(4−メチルフェニル)メチレンアジノジエチルア
ミノベンジリテン) (アニシルフェニルメチレンアジノジエチルアミノベン
ジリデン) (ジアニシルメチレンアジノジエチルアミノベンジリデ
ン) (ジフェニルメチレンアジノー2−メチル−4−ジエチ
ルアミノベンジリデン) (ジフェニルメチレンアジノー2−メトキシ−4−ジエ
チルアミノベンジリデン) (ジフェニルメチレンアジノー2−エトキシ−4−ジエ
チルアミノベンジリデン) (ジフェニルメチレンアジノー2−ベンジルオキシ−7
1−ジエチルアミノベンジリデン) 。
等があげられる。
一般式(I[I’lで表わされるヒドラゾン化合物の好
まし゛C具体例とし°では、 等かあげられる。
まし゛C具体例とし°では、 等かあげられる。
上記化合物の内アジン化合物は(1)かヒドラゾン化合
物は(13)か特に好ましい。
物は(13)か特に好ましい。
電荷輸送層と電荷発生層の積層順序は、電荷発生層の上
に電荷輸送層を積層しCもその逆でも有効な積層型感光
体が得らnる。
に電荷輸送層を積層しCもその逆でも有効な積層型感光
体が得らnる。
具体的には電荷輸送層は上記アジン化合物及びヒドラゾ
ン化合物をバインダー樹脂とともに適当な溶剤中に溶解
し塗布することによって形成される。
ン化合物をバインダー樹脂とともに適当な溶剤中に溶解
し塗布することによって形成される。
アジン化合物及びヒドラゾン化合物の含有量はそれぞれ
約20〜25 wt%、約40〜55 wt%とするの
が望ましい。アジン化合物の含有量を最低でも20W【
%とするのは、それ以下では残留電位の上昇が顕著であ
るためでまた最大で25wt%とするのは、そn以上で
はアジン化合物の結晶析出かあり、複写画像上に黒点9
、白点あるいは、感光体表面のケズレハガレが生じるか
らである。ヒドラゾン化合物の含有量を最大で55wt
%とするのは、それ以上ではヒドラゾン化合物の結晶析
出かあるからである。
約20〜25 wt%、約40〜55 wt%とするの
が望ましい。アジン化合物の含有量を最低でも20W【
%とするのは、それ以下では残留電位の上昇が顕著であ
るためでまた最大で25wt%とするのは、そn以上で
はアジン化合物の結晶析出かあり、複写画像上に黒点9
、白点あるいは、感光体表面のケズレハガレが生じるか
らである。ヒドラゾン化合物の含有量を最大で55wt
%とするのは、それ以上ではヒドラゾン化合物の結晶析
出かあるからである。
電荷輸送層に用いるバインダー樹脂としては、ポリアク
リル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカ
ーボネイト樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、メタクリル樹脂などの可溶性樹脂が用い
ることができる。また電荷輸送層は、電荷担体を輸送で
きる距離に限界があるので必要以上に膜厚を厚くするこ
とはできない。逆に複写プロセスに要する表面電位と電
荷輸送層の耐電圧からし゛C1必要以上に膜厚を薄くす
ることもできない。一般的には5ミク、07〜30ミク
ロンであるのが、好ましい範囲は、10ミクロン〜20
ミクロンである。電荷輸送層は塗布によっ°C形成され
るが、スプレーコーティング法、スピンナーコーティン
グ法、フレードコーティング法、浸漬コーティング法な
どのコーティング法を用い′C行うことができる。
リル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカ
ーボネイト樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、メタクリル樹脂などの可溶性樹脂が用い
ることができる。また電荷輸送層は、電荷担体を輸送で
きる距離に限界があるので必要以上に膜厚を厚くするこ
とはできない。逆に複写プロセスに要する表面電位と電
荷輸送層の耐電圧からし゛C1必要以上に膜厚を薄くす
ることもできない。一般的には5ミク、07〜30ミク
ロンであるのが、好ましい範囲は、10ミクロン〜20
ミクロンである。電荷輸送層は塗布によっ°C形成され
るが、スプレーコーティング法、スピンナーコーティン
グ法、フレードコーティング法、浸漬コーティング法な
どのコーティング法を用い′C行うことができる。
このようにしC形成した電荷輸送層は、その有効成分で
あるアジン化合物によつ°C光疲労による感光体の劣化
を防止し、残留電位の上昇がなく繰り返し特性に優れた
ものとなり、またヒドラゾン化合物によってトラップが
少なくなり感度が向上すると共に表面電位の変化の少な
いものとなる。
あるアジン化合物によつ°C光疲労による感光体の劣化
を防止し、残留電位の上昇がなく繰り返し特性に優れた
ものとなり、またヒドラゾン化合物によってトラップが
少なくなり感度が向上すると共に表面電位の変化の少な
いものとなる。
電荷発生層はジスアゾ顔料(1〕を用いこれをトルエン
、MEK、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、シクロヘ
キサノン等の溶剤に、ボールミル、サンドミルなどの粉
砕機を用°いてコロイド状に分散し、可溶性の高分子バ
インダー樹脂とともに塗、布される。乾燥後の電荷発生
層の膜厚は5ミクロン以下、好ましくは0.1ミクロン
〜1ミクロンの膜厚をもつ薄膜層とすることが望ましい
。この膜厚が厚いと一般に良好な特性を得ることができ
ず、薄すぎると感度が低くなる。
、MEK、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、シクロヘ
キサノン等の溶剤に、ボールミル、サンドミルなどの粉
砕機を用°いてコロイド状に分散し、可溶性の高分子バ
インダー樹脂とともに塗、布される。乾燥後の電荷発生
層の膜厚は5ミクロン以下、好ましくは0.1ミクロン
〜1ミクロンの膜厚をもつ薄膜層とすることが望ましい
。この膜厚が厚いと一般に良好な特性を得ることができ
ず、薄すぎると感度が低くなる。
このようにして形成した電荷発生層の有効成分であるジ
スアゾ顔料によってより感度が上昇し、表面電位の変化
の少ないものとなるとともに、電荷輸送層の有効成分で
あるアジン化合物及びヒト九シン化合物)こよる効果を
ジスアゾ顔料との組み合わせにより効率よく発現さすこ
とができる。
スアゾ顔料によってより感度が上昇し、表面電位の変化
の少ないものとなるとともに、電荷輸送層の有効成分で
あるアジン化合物及びヒト九シン化合物)こよる効果を
ジスアゾ顔料との組み合わせにより効率よく発現さすこ
とができる。
発明の効果
本発明化合物を用い“C得られた感光体は、光疲労を効
果的に抑制御、“C電荷担体のトラップが防止され残留
電位の上昇及び感度の低唇送<繰り返し特性に優れたも
のである。特に本発明では、感光体を螢光灯の様な光で
長時間露光された場合の繰り返し帯電、露光による残留
電位の上昇が少ないのが特色であり、又螢光灯の如き光
波長からなる光学系を用いた複写機での繰り返し帯部露
光の際にも安定な特性を得ることができるものである。
果的に抑制御、“C電荷担体のトラップが防止され残留
電位の上昇及び感度の低唇送<繰り返し特性に優れたも
のである。特に本発明では、感光体を螢光灯の様な光で
長時間露光された場合の繰り返し帯電、露光による残留
電位の上昇が少ないのが特色であり、又螢光灯の如き光
波長からなる光学系を用いた複写機での繰り返し帯部露
光の際にも安定な特性を得ることができるものである。
実施例
ジスアゾ顔料〔I〕を0.5重酸部、ポリエステル樹脂
(パイロン−200、東洋紡績社製)1゛重量部とシク
ロへキサノン120重量部とを混合し、サンドミルで8
時間回転し微粒化分散した。この分散塗液を洗浄したア
ルミニウム基板上にスピンナーコーターで塗布し、80
℃で乾燥しCd厚が約0.3μの電荷発生層を形成した
。
(パイロン−200、東洋紡績社製)1゛重量部とシク
ロへキサノン120重量部とを混合し、サンドミルで8
時間回転し微粒化分散した。この分散塗液を洗浄したア
ルミニウム基板上にスピンナーコーターで塗布し、80
℃で乾燥しCd厚が約0.3μの電荷発生層を形成した
。
次に前述したアジン化合物([)及びヒドラゾン化合物
(I3)を第1表に示すようにその含有量をそれぞfi
X重量部、7重量部と変化させ5種の電荷輸送層を形成
し、感光体A、B、C,D、Eを作成した。
(I3)を第1表に示すようにその含有量をそれぞfi
X重量部、7重量部と変化させ5種の電荷輸送層を形成
し、感光体A、B、C,D、Eを作成した。
電荷輸送層は、アジン化合物(1)x重量部、ヒドラゾ
ン化合物t13) y重量部並びにポリカーボネート樹
脂(コピーロンに−1300、三菱樹脂社製)2.8重
量部をジオキサン12重量部とテトラヒドロフラン4重
量部からなる溶剤中に溶解し、この塗液を上記電荷発生
層上に膜厚が20μとなるようドクターブレードで塗布
し乾燥し°C電荷輸送層を形成した。
ン化合物t13) y重量部並びにポリカーボネート樹
脂(コピーロンに−1300、三菱樹脂社製)2.8重
量部をジオキサン12重量部とテトラヒドロフラン4重
量部からなる溶剤中に溶解し、この塗液を上記電荷発生
層上に膜厚が20μとなるようドクターブレードで塗布
し乾燥し°C電荷輸送層を形成した。
第1表
こうして作成した感光体のうちA、Dを螢光灯照明下の
室内で10分間放置した後、初期と繰り返し使用後の特
性を測定した。測定にはコロナ帯電器、露光光学系、除
重用露光光学系を備えたターンテーブル型感光体測定装
置を用い、感光体A、Bの初期の帯電電位(■0)と残
留電位(Vr )並びに100回反復使用後の帯電電位
と残留電位を測定した。但し、感光体Eについては、電
荷輸送層形成後、感光体表面よりヒドラゾン化合物ある
いは、アジン化合物の結晶析出が観察されたため、上記
測定評価は行わなかった。結果は下記第2表に示す通り
で、アジン化合物を20〜25 wt%含む感光体では
、帯電電位、残留電位の上昇が100回反復使用後でも
わずかで光疲労の抑制に極めて効果的であることがわか
る。
室内で10分間放置した後、初期と繰り返し使用後の特
性を測定した。測定にはコロナ帯電器、露光光学系、除
重用露光光学系を備えたターンテーブル型感光体測定装
置を用い、感光体A、Bの初期の帯電電位(■0)と残
留電位(Vr )並びに100回反復使用後の帯電電位
と残留電位を測定した。但し、感光体Eについては、電
荷輸送層形成後、感光体表面よりヒドラゾン化合物ある
いは、アジン化合物の結晶析出が観察されたため、上記
測定評価は行わなかった。結果は下記第2表に示す通り
で、アジン化合物を20〜25 wt%含む感光体では
、帯電電位、残留電位の上昇が100回反復使用後でも
わずかで光疲労の抑制に極めて効果的であることがわか
る。
比較例
感光体Fとして、実施例と同様の方法で同一の構成のも
の、但し電荷輸送層のジスアゾ顔料〔I〕の代りに下記
化学式〔■〕に示すクロロジアンブルーを含有する感光
体を作成した。
の、但し電荷輸送層のジスアゾ顔料〔I〕の代りに下記
化学式〔■〕に示すクロロジアンブルーを含有する感光
体を作成した。
化学式:
%式%
こうし°C作成した感光体Fと実施例において作成した
感光体Cを螢光灯照明Fの室内で10分間放置した後そ
わぞれの半減露光量E1/2を測定した。結果は第3表
に示す通りで、ジスアゾ顔料〔I〕を含む感光体CはE
l/2が小さく、光感度の向上に極めて効果的であるこ
とがわかる。
感光体Cを螢光灯照明Fの室内で10分間放置した後そ
わぞれの半減露光量E1/2を測定した。結果は第3表
に示す通りで、ジスアゾ顔料〔I〕を含む感光体CはE
l/2が小さく、光感度の向上に極めて効果的であるこ
とがわかる。
(以 下 余 白 )
第 3 表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記化学式〔 I 〕で表わされるジスアゾ顔料を含
有する電荷発生層と、下記一般式〔II〕で表わされるア
ジン化合物及び下記一般式〔III〕で表わされるヒドラ
ゾン化合物とを含有する電荷輸送層とから成ることを特
徴とする積層型感光体。 化学式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、R_1、R_2、R_3は水素、低級アルキル
基または低級アルコキシ基、R_4、R_5は低級アル
キル基またはアリール基を示す。〕 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 〔式中、XおよびYはそれぞれ独立して、水素、低級ア
ルキル基、メトキシ基、またはエトキシ基、Zは低級ア
ルキル基、ベルジル基、低級アルコキシ基、フェノキシ
基またはベンジルオキシ基、Z′は水素、アルキル基ま
たはアルコキシ基、Rは低級アルキル基、置換基を有し
てもよいアリール基、またはベンジル基を示す。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14540085A JPS626262A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 積層型感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14540085A JPS626262A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 積層型感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626262A true JPS626262A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15384378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14540085A Pending JPS626262A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 積層型感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626262A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63274958A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | Minolta Camera Co Ltd | 機能分離型感光体 |
US6004708A (en) * | 1999-04-15 | 1999-12-21 | Lexmark International, Inc. | Electrophotographic photoconductor containing fluorenyl-azine derivatives as charge transport additives |
US6066427A (en) * | 1999-07-26 | 2000-05-23 | Lexmark International, Inc. | Methods for making a charge generating layers comprising type I polymorph of titanyl phthalocyanine with reduced photosensitivity and photoconductors including the same |
US6432597B1 (en) | 2000-12-08 | 2002-08-13 | Lexmark International, Inc. | Electrophotographic photoconductor containing fluorenyl-azine derivatives and triarylamine in transport layer |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP14540085A patent/JPS626262A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63274958A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | Minolta Camera Co Ltd | 機能分離型感光体 |
US6004708A (en) * | 1999-04-15 | 1999-12-21 | Lexmark International, Inc. | Electrophotographic photoconductor containing fluorenyl-azine derivatives as charge transport additives |
US6066427A (en) * | 1999-07-26 | 2000-05-23 | Lexmark International, Inc. | Methods for making a charge generating layers comprising type I polymorph of titanyl phthalocyanine with reduced photosensitivity and photoconductors including the same |
US6432597B1 (en) | 2000-12-08 | 2002-08-13 | Lexmark International, Inc. | Electrophotographic photoconductor containing fluorenyl-azine derivatives and triarylamine in transport layer |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06103396B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
US4315980A (en) | Electrophotographic member with metallocene containing overlayer | |
JPS626262A (ja) | 積層型感光体 | |
JP2507190B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
US5449572A (en) | Electrophotographic photoreceptor having high mechanical durability | |
JPS60218655A (ja) | 電子写真感光体 | |
JPS626263A (ja) | 積層型感光体 | |
JPS61143763A (ja) | 積層型電子写真感光体 | |
JP2707795B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
JPS6143752A (ja) | 感光体 | |
JPS6143754A (ja) | 感光体 | |
JP2625868B2 (ja) | 電子写真感光体の製造方法 | |
JPS61209456A (ja) | 感光体 | |
JPS6140251A (ja) | 感光体 | |
JP2881922B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2796843B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH0764313A (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH0437860A (ja) | 電子写真感光体 | |
JPS61212847A (ja) | 感光体 | |
JPH0350556A (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH03211562A (ja) | 積層型電子写真感光体 | |
JP2507187B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH04240656A (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH0325773B2 (ja) | ||
JPS59220743A (ja) | 電子写真感光体 |