JPS6262041A - トラクタ−の動力取出軸伝動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 療（（冨−の　ｉｌｌ　　Ｉｎ　ｌ、＼蓼３この発明は
トラクターの動力取出軸伝動装置に関する。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 左右の駆動輪に伝動する走行変速に関係なく入力軸側か
ら伝動されるいわゆるモータースピードと走行変速経路
を介して伝動されるいわゆるグランドスピードとを有し
た動力取出軸伝動装置において、動力取出軸をこれらモ
ータースピード又はグランドスピードに切替えるために
通常は、両者を各別に断続するシフター、操作レバー等
の操作機構、或いはこれらの断続を連動させる連動機構
等を必要とするが、前者の操作は煩わしく後者は複雑化
する虞れがある。

問題点を解決するための手段 この発明は、入力軸（１）側から伝動されるギヤー（２
）と複数の変速キャー　（３）　　（３ａ）　　（３ｂ
）・・・に噛合する複数の中間ギヤー（４）　　（４ａ
）　　（４ｂ）・・・とを回転自在に支承すると共に、
該複数の介辿ｇ　ヤ−（１）（’１８）（”１ｈ）、、
、　Ｍ　；　ｊ　Ｍｌ、Ｎ−ｉ”ｈか一つのギヤー（３
）　　（３ａ）　　（３ｂ）・・・から変速伝動される
従動ギヤー（５）を有して左右の駆動輪側に伝動する伝
動軸（６）を設け、又該従動ギヤー（５）に噛合する回
転自在の伝動ギヤー（７）を支承して動力取出軸（８）
側に伝動する駆動軸（９）上には、摺動して該複数の中
間ギヤー（４）　　（４ａ）　　（４ｂ）・・・に噛合
しうると共に、該伝動ギヤー（７）とクラッチ結合しう
る駆動ギヤー（１０）を設けてなるトラクターの動力取
出軸伝動装置の構成とする。

発明の作用、および効果 駆動ギヤー（１０）を摺動させて複数の中間ギヤー（４
）　　（４ａ）　　（ａｂ）のうちの何れかの中間ギヤ
ー（４）に噛合させると、入力軸（１）側から伝動され
るギヤー（２）は、中間ギヤー（４）、駆動ギヤー（１
０）及び駆動軸（９）を介して動力取出軸（８）側に伝
動して動力取出軸（８）をモータースピードにする。さ
らに駆動ギヤー（１０）を摺動させて伝動ギヤー（７）
にクラッチ結合させると、入力軸（１）側から伝動され
るギヤー（２）は、変速選択位置の中間ギヤー（４）と
変速ギヤー（３）とを介して一つのギヤー（３）から従
動゛ギヤー（５）、駆動ギヤー（１０）及び伝動ギヤー
　（７）、さらにクラッチ結合された駆動ギヤー（１０
）を介して駆動軸（９）から動力取出軸（８）側に伝動
して動力取出軸（８）をグランドスピードにする。

このように駆動ギヤー（１０）だけの摺動によって動力
取出軸（８）をモータースピード又はグランドスピード
に切替えることができるため、弔−゛の操作機構の操作
のみでよく、操作が容易であると共に、モータースピー
ド経路の断続及びグランドスピード経路の断続のための
各別の操作機構、或いはこれらの操作機構を連動させる
連動機構等が必要でなく、従ってこの構成を簡単かつ容
易にすることができる。

実施例 なお図例において、エンジンの出力軸からクラッチを介
して伝動される入力軸（１）を支承した軸承体（１１）
を設け、この軸承体（１１）の後側には、前後両壁（１
２）　　（１３）を有して変速伝動機構を内装した伝動
ケース（１０を結合し、さらにこの伝動ケース（１０の
後側には、左右の駆動輪に伝動するデフ機構（１５）を
内装したデフケース（１Ｂ）を結合する。

前記入力軸（１）の後端部には、入力ギヤー（１７）と
盲孔状の軸承部を設けると共に、この入力ギヤー（１７
）の前端部は前記前壁（１２）に設けた軸承部（１８）
に支承させ、又この入力軸（１）の軸承部（１８）と前
記後壁（１３）に設けた軸承部とには、スプラインを有
した変速軸（２０）を支承させ、この変速軸（２０）の
スプライン上には、歯数差を有した二連の変速ギヤー（
３）（３ａ）、単一の変速ギヤー（３ｂ）　、及び歯数
差を有した二連の変速ギヤー（３ｃ）　　（３ｄ）を各
々摺動自在に設ける、又前記軸承１ｃ１Ｂ）と軸承部（
１８）との下側に各々設けた両軸承部（２１）　　（２
２）には、前記デフケース（１６）内に突出するベベル
ギヤー（２３）　ヲ有した伝動軸（６）を支承させ、こ
の伝動軸（６−（２）と前記二連の変速ギヤー（３）　
　（３ａ）が摺動することによってこの二連の変速ギヤ
ー（３）　　（３ａ）に各別に噛合する中間ギヤー（４
）　　（４ａ）と、さらに前記単一の変速ギヤー（３ｂ
）の摺動によってこの変速ギヤー（３ｂ）に１−合する
中間ギヤー（４ｂ）とを−林状に構成したギヤ一体（２
４）を回転自在に設け、さらにこの伝動軸（６）上には
、前記二連の変速ギヤー（３ｃ）　　（３ｄ）が摺動す
ることによってこの二連の変速ギヤー（３ｃ）　　（３
ａ）に各別に噛合する一体状の従動ギヤー（５）（５ａ
）を固着する。

前記前壁（１２）の軸承部（２１）と後壁（１３）の軸
承部（２２）との各々下側に設けた両軸承部（２５）　
　（２６）には、前部にスプライン部（２７）を有する
と共に、後部を前記デフケース（１６）内に突出させた
駆動軸（９）を各々支承させ、この駆動軸（９）のスプ
ライン部（２７）」二には、Ｉ？？動することによって
前記中間ギヤー（４）又は中間ギヤー（４ａ）に噛合す
ると共に、後面にクラッチ爪（２８）＊；／ｒした一■
の駆動ギヤー（１０）（ｌｏａ）をＡｏけ、さらにこの
駆動軸（９）上には、前面に該クラッチ爪（２８）と噛
合するクラッチ爪（２９）を有して前記従動ギヤー（５
）に噛合する伝動ギヤー（７）を回転自在に支承させ、
又前記デフケース（１６）の後壁（２Ｂ）に設けた軸承
部（２９）には、該駆動軸（９）に駆動される動力取出
軸（８）を後方に向けて突設する。　　゛ なお（３０）はベベルギヤー（２３）に１−合するデフ
機構（１５）のりングギャー、（３１）は二連の変速キ
ャー（３）　　（３ａ）を変速摺動させるシフター、　
　（３２）は二連の変速ギヤー（３ｃ）　　（３ｄ）を
変速摺動させるシフター、（３３）はシフター（３１）
　　（３２）を支持するシフターステー、（３４）はシ
フター（３１）を摺動させる変速レバーである。

次に作用について説明する。仮に二連の変速ギヤー（３
）を中間ギヤー（４）に噛合させ、又二連の変速ギヤー
（３ｄ）を従動ギヤー（５ａ）に噛合させると、入力軸
（１）の入力は、入力ギヤー（１７）からギヤー（２）
、中間ギヤー（４）及び変速ギヤー（３）を介して変速
軸（２０）に、さらに変速ギヤー（３ｄ）　、従動ギヤ
ー　（５ａ）を介して伝動軸（６）に伝動し、この伝動
軸（６）からはベベルギヤー（２３）　、　　リングギ
ヤー（３０）及びデフ機構（１５）を介して左右の駆動
輪側に変速伝動する。

駆動ギヤー（１０）を中間ギヤー（４）に噛合させると
、入力軸（１）の入力は、入力ギヤー（１７）、ギヤー
（２）及び中間ギヤー（４）、駆動ギヤー（１０）を介
して駆動軸（９）に伝動し、この駆動軸（９）から動力
取出軸（８）にモータース　゛ピードとして伝動する。

又駆動ギヤー（１０ａ）のクラッチ爪（２８）を伝動ギ
ヤー（７）のクラッチ爪（２９）に噛合させると、走行
変速された従動ギヤー（５）から伝動ギヤー（７）、ク
ラッチ爪（２９）　　（２８）及び駆動ギヤー　（１０
）　（１０ａ）を介して駆動軸（９）にグランドスピー
ドとして伝動し、駆動軸（９）から動力取出軸（８）に
伝動する。

なお変速ギヤー（３ａ）を中間ギヤー（４ａ）に、又は
変速ギヤー（３ｂ）を中間ギヤー（４ｂ）に噛合させ、
又変速ギヤー（３ｃ）を従動ギヤー（５）に噛合させる
ことによって前述の変速経路と合せ６段の走行変速が得
られ、従って動力取出軸（８）も６段のグランドスピー
ドが得られる。又駆動ギヤー（１０ａ）を中間ギヤー（
４ａ）に噛合させることによって前述の経路と合せ動力
取出軸（８）は２段のモータースピードが得られる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側断面
図、第２図は一部の正断面図である。 図中、符号（１）は入力軸、（２）はギヤー、（３）　
　（３ａ）　　（３ｂ）は変速ギヤー、（４）　　（４
ａ）（４ｂ）は中間ギヤー、（５）は従動ギヤー、（６
）は伝動軸、（７）は伝動ギヤー、（８）は動力取出軸
、（９）は駆動軸、（１０）は駆動ギヤーを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力軸（１）側から伝動されるギヤー（２）と複数の変
   速ギヤー（３）（３ａ）（３ｂ）・・・に噛合する複数
   の中間ギヤー（４）（４ａ）（４ｂ）・・・とを回転自
   在に支承すると共に、該複数の変速ギヤー（３）（３ａ
   ）（３ｂ）・・・のうちのいずれか一つのギヤー（３）
   （３ａ）（３ｂ）・・・から変速伝動される従動ギヤー
   （５）を有して左右の駆動輪側に伝動する伝動軸（６）
   を設け、又該従動ギヤー（５）に噛合する回転自在の伝
   動ギヤー（７）を支承して動力取出軸（８）側に伝動す
   る駆動軸（９）上には、摺動して該複数の中間ギヤー（
   ４）（４ａ）（４ｂ）・・・に噛合しうると共に、該伝
   動ギヤー（７）とクラッチ結合しうる駆動ギヤー（１０
   ）を設けてなるトラクターの動力取出軸伝動装置。