JPS6261831A - 自動車の定速走行装置 - Google Patents

自動車の定速走行装置

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JPS6261831A
JPS6261831A JP60200761A JP20076185A JPS6261831A JP S6261831 A JPS6261831 A JP S6261831A JP 60200761 A JP60200761 A JP 60200761A JP 20076185 A JP20076185 A JP 20076185A JP S6261831 A JPS6261831 A JP S6261831A
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speed
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signal
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Mamoru Hayama
葉山 守
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車を自動的に定車速で走行させる制御を
行う定速走行装置に関する。
(従来の技術) 近年、自動車には、運転者によるアクセルペダルの踏込
操作等を伴うことなく、運転者によって任意に設定され
た車速で自動的に走行させる制御を行う定速走行装置が
装備されているものがある。
斯かる定速走行が装備された自動車においては、例えば
、運転者が、自動車を所望する車速に達するまで加速も
しくは減速してセットスイッチ等を操作すると、このと
きの車速く設定車速)が定速走行装置の制御部に記憶さ
れ、定速走行装置が、この記憶された設定車速と自動車
の実際の車速(実車速)との差を零とすべく、スロット
ル弁の開度等を調整する。
ところで、自動変速機付自動車に上述の如くの定速走行
装置が装備された場合、定速走行装置による定速走行制
御時に、例えば、自動車が上り坂にさしかかると、定速
走行装置は自動車が設定車速を維持するように、スロッ
トル弁の開度を徐々に増大させてエンジンへの燃料供給
量を増加させる。しかしながら、定速走行装置によって
増加せしめられるスロットル弁の開度には限界があるた
め、自動車の上り坂走行時において設定車速を維持させ
るために必要なトルクが得られなくなり、自動車の走行
速度が徐々に低下せしめられることがある。斯かる場合
においては、自動変速機の変速段を強制的に高速段から
低速段に切換えるべく、例えば、運転者がアクセルペダ
ルを大きく踏込む操作、即ち、キックダウン操作等を行
う必要がある。
これに対して、例えば、特開昭58−192114号公
報には、設定車速と実車速との差が、予め定められた値
以上になったとき出力を生じる判別回路と、スロットル
弁を操作するアクチュエータを駆動するためのアクチェ
ータ駆動回路の出力信号が最大値をとるとき出力を生じ
る判別回路とを備え、スロットル弁が全開(フルスロッ
トル)状態とされ、かつ、設定車速と実車速との差が予
め定められた値以上となったときには、自動変速機の変
速段を高速段から低速段へ自動的に切換える制御を行う
ようにされた定速走行装置が提案されている。斯かる定
速走行装置によれば、自動車の上り坂走行時においてそ
の実車速が設定車速より低下せしめられても、煩わしい
キックダウン操作等を伴うことなく自動車を設定車速に
維持することができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の如くの定速走行装置が装備された
自動変速機付自動車においては、定速走行制御時に自動
車が上り坂にさしかかって車速が所定値以上に低下せし
められた場合、自動変速機の変速段が自動的に高速段か
ら低速段に切換えら−れてトルクが増大せしめられるの
で、自動車の実車速は比較的速やかに設定車速に復帰せ
しめられることになる。このため、実車速と設定車速と
の差が所定値より小となった時点で、例えば、自動車が
継続して上り坂を走行している状態にあっても、自動変
速機の変速段が自動的に低速段から高速段に切換えられ
てしまうことになる。このため、再び上述の如くに車速
の低下が生じ、自動変速機の変速段が自動的に高速段か
ら低速段に切換えられることになる。
このように、自動車が比較的長い上り坂を走行するよう
な状態においては、自動変速機の変速段が頻繁に高速段
から低速段へ、及び、低速段から高速段へ切換えられて
しまい、その度、変速ショックが発生し、自動車の乗心
地が著しく損なわれるという不都合が生じる虞がある。
斯かる点に迄み本発明は、自動変速機付自動車の上り坂
走行時において、自動車に設定車速を維持させる定速走
行制御のための変速操作が自動的に行われ、かつ、自動
車が比較的長い上り坂を走行する状態において、自動変
速機の頻繁な変速操作が行われることに起因して自動車
の乗心地が損なわれてしまうという事態を低減すること
ができる自動車の定速走行装置を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る自動車の定速走
行装置は、第1図にその基本構成が示される如く、自動
変速機の変速段を切換える変速段切換手段と、エンジン
への燃料供給量を調整する燃料調量手段と、車速を検出
してそれに応じた検出出力を発生する車速検出手段と、
車速検出手段により検出される車速を設定車速に維持す
るために、車速検出手段からの検出出力に基づいて燃料
調量手段を制御する第1の制御手段と、車速検出手段か
らの検出出力が示す車速か設定車速より低く、かつ、そ
の差が所定値以上であるとき特定信号を出力する速度判
別手段と、速度判別手段が特定信号を出力し始めた時点
から、第1の設定期間継続して特定信号が得られるとき
、変速段切換手段を作動させて自動変速機の変速段を高
速段から低速段に切換え、速度判別手段が特定信号を出
力し終えた時点から、第2の設定期間継続して特定信号
が得られないとき、変速段切換手段を作動させて自動変
速機の変速段を低速段から高速段に切換える第2の制御
手段とを備えて構成される。
(作 用) 上述の如くに構成された本発明に係る自動車の定速走行
装置においては、定速走行制御時に第1の制御手段が、
燃料調量手段を車速検出手段からの検出出力に応じて制
御する。これにより、車速か設定車速に維持される。
ここで、車速検出手段からの検出出力が示す車速か設定
車速よりも低く、かつ、その差が所定値以上となる場合
には、速度判別手段が特定信号を第2の制御手段に出力
する。そして、速度判別手段が特定信号を出力し始めた
時点から、この特定信号が第1の設定期間継続して得ら
れるとき、第2の制御手段が変速段切換手段を作動させ
て、自動変速機の変速段を高速段から低速段に切換える
また、車速検出手段からの検出出力が示す車速か設定車
速よりも低く、かつ、その差が所定値より小である場合
には、速度判別手段から特定信号が出力されなくなる。
そして、速度判別手段が特定信号を出力し終えた時点か
ら、この特定信号が第2の設定期間継続して得られるな
くなるとき、第2の制御手段が変速段切換手段を作動さ
せて、自動変速機の変速段を低速段から高速段に切換え
る。
従って、自動車の上り坂走行時において、トルクを増大
せしめるべく行われる自動変速機のシフトダウン操作が
、実車速と設定車速との差が所定値以上とされて所定時
間経過した後に行われ、かつ、シフトダウンされてトル
クが増大せしめられることにより設定車速と実車速との
差が所定値より小とされて所定時間経過した後に自動変
速機のシフトアップ操作が行われるため、自動車が比較
的長い上り坂を走行する状態において、実車速と設定車
速との差のみに基づいて変速段の切換時期を制御するよ
うにされた従来の定速走行装置に比して自動変速機にお
ける高速段から低速段への、及び、低速段から高速段へ
の切換頻度が著しく低減されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第2図は本発明に係る自動車の定速走行装置の一例を、
それが適用された自動変速機及びエンジンとともに概略
的に示す。第2図において自動変速機2のケーシング内
には、簡略図示された流体トルクコンバータ4、及び、
前進4段及び後進1段の変速段を有する変速機構6が内
蔵されている。
流体トルクコンバータ4の入力側はエンジンEの出力軸
(図示されていない)に接続され、その出力側は変速機
構6を介して変速機出力軸10に連結されている。変速
機構6は変速段切換アクチュエータ11により断続せし
められるようになされている。即ち、変速段切換アクチ
ュエータ11は、内蔵するシフトソレノイド12が通電
励磁されると、変速機構6の変速段を3速から4速に切
換え、シフトソレノイド12への通電が断たれると、変
速機構6の変速段を4速から3速に切換えるようにされ
ている。また、自動変速機2には、変速機出力軸10の
回転数に基づいて実車速に応じた車速検出信号Svを出
力する車速センサ14が配設されている。
エンジンEの吸気通路16には、燃料調量手段としての
スロットル弁18が設けられており、スロットル弁18
はその開度を変化させて吸入空気流量をg14貴し、エ
ンジンEへの燃料供給量を調整する。斯かるスロットル
弁18の開度は、アクセルペダル(図示されていない)
の踏込み操作に応・動じて変化せしめられるとともに、
後述する定速走行装置に付随するスロットルアクチュエ
ータ20の作動によっても変化せしめられる。スロット
ルアクチュエータ20は、flIIl?卸ユニット22
から供給される開度信号Ssのレベルに応じてスロット
ル弁18の開度を制御する。
ここで、上述のスロットルアクチュエータ20゜自動変
速機2に取り付けられた車速センサ14゜制御ユニット
22及び制御ユニット22に接続されたメインスイッチ
24.キャンセルスイッチ26、セットスイッチ28.
加速スイッチ30及び減速スイッチ32等で定速走行装
置が構成されている。
メインスイッチ24は常開型のスイッチであり、それが
閉成されることにより制御ユニット22にイグニッショ
ンスイッチ34を介してバッテリ36からの作動電流が
供給される。キャンセルスイッチ26は、並列接続され
たブレーキスイッチ26a及びパーキングスイッチ26
bを有しており、これらブレーキスイッチ26a及びパ
ーキングスイッチ26bは、夫々、自動車のブレーキペ
ダル及びパーキング機構の動作に応答して閉成される常
開型のスイッチであり、プレーキスインチ26aもしく
はパーキングスイッチ26bが閉成されると制御ユニッ
ト22にキャンセル信号が供給される。これにより、制
御ユニット22がスロットルアクチュエータ20への開
度信号Ssの供給を停止して定速走行制御が解除される
一方、セットスイッチ28.加速スイッチ30及び減速
スイッチ32は、夫々、常開型のスイッチであり、セッ
トスイッチ28が閉成されると制御ユニット22にセン
ト信号が供給され、制御ユニット22が、それが閉成さ
れた時点の車速を設定車速として内蔵するメモリに記憶
する。また、加速スイッチ30が、定速走行装置による
定速走行制御が行われている状態で閉成されると、加速
信号が制御ユニット22に供給され、減速スイッチ32
は、定速走行装置による定速走行制御が行われている状
態で閉成されると、制御ユニット22に減速信号が供給
される。制御ユニット22は、加速スイッチ30を介し
て加速信号が供給されると設定車速を増大させるべく、
スロットルアクチュエータ20に開度信号Ssを供給し
てスロットル弁18の開度を増大させ、また、減速スイ
ッチ32を介して減速信号が供給されると設定車速を減
少させるべくスロットルアクチュエータ20に開度信号
Ssを供給してスロットル弁18の開度を減少させる。
さらに、制御ユニット22には、そのコレクタが抵抗3
7を介してシフトソレノイド12に接続され、エミッタ
が接地されたトランジスタ38のベースが接続されてい
る。
斯かる構成のもとに、自動車が走行せしめられて自動変
速機2の変速段が、例えば、4速くオーバードライブ)
に設定され、この状態においてメインスイッチ24が閉
成され、かつ、セットスイッチ28が閉成されると、制
御ユニット22が、その時点での車速を設定車速Vrと
してメモリに記憶する。そして、制御ユニット22は、
設定車速Vrと車速センサ14から得られる車速検出信
号3vがあられす実車速Vaとの差を零とすべく、スロ
ットルアクチュエータ20に所定レベルの開度信号Ss
を供給してスロットル弁18の開度を調整し、自動車に
設定車速Vrを維持させるべくエンジンEへの燃料供給
量を制御する。
上述の如くの制御は、主として制御ユニット22が内蔵
するマイクロコンピュータの動作によって行われるが、
斯かるマイクロコンピュータが実行するプログラムの一
例を、第3図のフローチャートを参照して以下に説明す
る。
第3図に示されるプログラムは、スタート後、先ずプロ
セス50において設定車速Vrが設定され、続くプロセ
ス51において車速センサ14から供給される車速検出
信号Svに基づいて実車速Vaを読込み、その後、ディ
シジョン52に進む。
ディシジョン52においては設定車速Vrと実車速Va
との差が零であるか否かを判断し、設定車速Vrと実車
速Vaとの差が零であると判断された場合にはプロセス
50に戻り、設定車速Vrと実車速Vaとの差が零でな
いと判断された場合にはディシジョン53に進む。
ディシジョン53においては、設定車速Vrが実車速V
aより高いか否かを判断し、設定車速■rが実車速Va
より高いと判断された場合にはプロセス54に進み、エ
ンジンEへの燃料供給量を増加させるべくスロットルア
クチュエータ20に低レベルの開度信号Ssを供給して
、スロットル弁18の開度を減少させプロセス50に戻
る。また、ディシジョン53において設定車速Vrが実
車速Vaより低いと判断された場合にはプロセス55に
進み、エンジンEへの燃料供給量を減少させるべくスロ
ットルアクチュエータ20に高レベルの開度信号Ssを
供給して、スロットル弁18の開度を増大させプロセス
50に戻る。
一方、斯かる定速走行装置による自動車の定速走行制御
が行われている状態で自動車が上り坂にさしかかり、例
えば、第4図に縦軸に車速かとられ、横軸に時間がとら
れて示される如く、実車速Vaが徐々に低下せしめられ
て、時点t、において設定車速Vrとの差が所定値εに
達すると、制御ユニット22は内蔵するタイマをスター
トさせて、時点t1から第1の所定期間Δt (例えば
3秒)の計測を開始する。そして、この第1の所定期間
Δtにおいて実車速Vaと設定車速Vrとの差が所定値
ε以上であれば時点t、から所定期間Δtが経過した時
点1.で制御ユニット22はトランジスタ38のベース
に、低レベルlをとるシフト切換信号Sdを供給する。
これにより、トランジスタ38はオフ状態とされ、従っ
て、変速段切換アクチュエータ11のシフトソレノイド
12にバッテリ36からの電流が供給されず励磁されな
いため、自動変速機2の変速段が4速から3速に切換え
られる。
このように、自動変速機2の変速段が4速から3速に切
換えられることにより、トルクが増大せしめられて実車
速Vaが徐々に高められ、時点t、において設定車速V
rとの差が所定値εに達する。
このとき、制御ユニット22がタイマを再びスタートさ
せて、時点t、から第2の所定期間Δt’  (例えば
15秒)の計測を開始する。そして、この第2の所定期
間Δt゛において実車速Vaと設定車速Vrとの差が継
続して所定値εより小である場合には、時点t3から所
定期間Δt°が経過した時点t4において制御ユニット
22はトランジスタ38のベースに、高レベルhをとる
シフト切換信号Sdを供給する。これにより、トランジ
スタ38がオン状態とされ、変速段切換アクチュエータ
11のシフトソレノイド12に、抵抗37を介してバッ
テリ36からの電流が供給される。
これにより、シフトソレノイド12が励磁されて、自動
変速機2の変速段が3速から4速に切換えられる。
上述の如くに、本例の定速走行装置では、定速走行制御
が行われている状態で自動車が上り坂にさしかかったと
き、実車速Vaと設定車速Vrとの差が所定値εに達し
た後、自動変速機2の変速段を4速から3速へ切換える
に際して、所定期間Δtだけ遅延させるとともに、4速
から3速に切換えた後、実車速Vaと設定車速Vrとの
差が所定値εより小となった後、3速から4速に切換え
るに際して、所定期間Δt”だけ遅延させる。そのため
、従来の実車速と設定車速との差のみに基づいて変速段
の切換時期を制御するようにしたものに比して、結果的
にトルクの大なる3速での走行時間が長くなり、自動車
が比較的長い上り坂を走行するような状態において、自
動変速機2の変速段が3速から4速へ、及び4速から3
速へ切換えられる頻度が低減されることになる。
この場合、実車速Vaと設定車速Vrとの差が所定値ε
になった時点t、及びt、を基準として、4速から3速
に切換える際に遅延させる所定期間Δtより3速から4
速に切換える際に遅延させる所定期間Δt°を長くする
ことにより、3速から4速への切換時点t4が実車速V
aが設定車速Vrに達した後とすることができるので、
都合が良い。
また、本例では、実車速Vaと設定車速V「との差が所
定値ε以上となった時点1.から所定期間Δtが経過し
た時点t2で4速から3速への切換えを強制的に行うよ
うにされるので、例えば、4速から3速への切換えを実
車速Vaと設定車速Vrとの差が上述の所定値εより大
となった時点(t2)で行うように設定したものに比し
て、定速走行制御状態で自動車が緩やかな上り坂にさし
かかった場合等において、設定車速Vrからの実車速V
aの低下量を小さく抑えることができる。
さらに、本例では、自動変速機2の変速段の切換制御が
、実車速Vaと設定車速Vrとの差が所定値εになった
時点t、及びt3を基準として行うようにされているの
で、制御ユニット22に記憶させておくべき4速から3
速への、及び、3速から4速への切換時期の基準となる
所定値εが一つで済み、4速から3速への、及び、3速
から4速への切換時期の基準となる所定値εを夫々別個
に設定して制御ユニット22に記憶させる場合に比して
制御系の構成を簡素なものにすることができる。
上述の如くの制御は、前述したスロットルアクチュエー
タ20の制御と同様に、主として制御ユニット22が内
蔵するマイクロコンピュータの動作によって行われるが
、斯かるマイクロコンピュータが実行するプログラムの
一例を、第5図のフローチャートを参照して以下に説明
する。
第5図に示されるプログラムは、イグニッションスイッ
チ34.メインスイッチ24及びセットスイッチ28が
閉成せしめられた状態で自動変速機2の変速段が例えば
4速にされた時点でスタートし、スタート後、プロセス
60において自動変速機2の変速段が4速であることを
示すものとしてフラグ0を立て、プロセス61に進む、
プロセス61においては、車速センサ14から供給され
る車速検出信号Svに基づいて実車速Vaを読込み、そ
の後、ディシジョン62に進む。
ディシジョン62においては、前述の定速走行制御を行
うに際して設定された設定車速Vrと実車速Vaとの差
が所定値ε以上であるか否かを判断する。そして、設定
車速Vrと実車速Vaとの差が所定値εに達していない
と判断された場合にはディシジョン63に進み、一方、
設定車速Vrと実車速Vaとの差が所定値ε以上である
と判断された場合には、ディシジョン64に進んでフラ
グが1であるか否かを判断する。ここで、フラグが1で
あると判断された場合には、3速であるのでプロセス6
1に戻り、フラグが1でないと判断された場合には4速
なのでプロセス65に進む。
プロセス65においては、内蔵するタイマをスタートさ
せて第1の所定期間Δtの計測を開始し、続くディシジ
ョン66において設定車速Vrと実車速Vaとの差が所
定値ε以上であるか否かを判断する。そして、設定車速
Vrと実車速Vaとの差が所定値εに達していないと判
断された場合にはプロセス61に戻り、設定車速Vrと
実車速■aとの差が所定値ε以上であると判断された場
合にはディシジョン67に進む。
ディシジョン67においては、上述の第1の所定期間Δ
tが経過したか否かを判断し、所定期間Δtが経過して
いなければディシジョン66に戻り、所定期間Δtが経
過していればプロセス68に進む。プロセス68におい
てはトランジスタ38のベースに低レベルのシフト切換
(S号S d ヲ供給して、自動変速機2の変速段を4
速から3速に切換えてプロセス69に進み、変速段が3
速であることを示すものとしてフラグ1を立て、プロセ
ス61に戻る。
一方、ディシジョン62において、設定車速■rと実車
速Vaとの差が所定値εに達していないと判断した場合
に進むディシジョン63においは、フラグが1であるか
否かを判断する。斯かる判断は自動変速機2の変速段が
3速であるか否かの判断によって行われ、3速でない、
即ち、フラグが1でないと判断された場合にはプロセス
61に戻る。また、フラグが1である、即ち、自動変速
機2の変速段が3速であると判断された場合には、プロ
セス70に進む。
プロセス70においては、内蔵するタイマをスタートさ
せてディシジョン71に進み、ディシジョン71におい
て設定車速Vrと実車速Vaとの差が所定値ε以上であ
るか否かを判断する。そして、設定車速Vrと実車速V
aとの差が所定値ε以上であると判断された場合にはプ
ロセス61に戻り、設定車速Vrと実車速Vaとの差が
所定値εに達していないと判断された場合にはディシジ
ョン72に進む。
ディシジョン72においては、第2の所定期間Δt°が
経過したか否かを判断し、所定期間Δt゛が経過してい
なければディシジョン71に戻リ、所定期間Δt′が経
過していればプロセス73に進む。プロセス73におい
てはトランジスタ38のベースに高レベルのシフト切換
信号Sdを供給して、自動変速機2の変速段を3速から
4速に切換えてプロセス74に進み、変速段が4速であ
ることを示すものとしてフラグOを立て、プロセス61
に戻る。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自動車の定
速走行装置によれば、定速走行制御時において設定車速
と実車速との差が所定値以上となった状態が所定期間継
続したとき、自動変速機の変速段が高速段から低速段に
切換えられ、また、設定車速と実車速との差が所定値未
満となった状態が所定期間継続されたとき、自動変速機
の変速段が低速段から高速段に切換えられるので、自動
車が比較的長い上り坂を走行するような状態において、
制御系の構成を複雑化することなく自動変速機における
変速段の切換操作の頻度を、従来の設定車速と実車速と
の差のみに基づいて変速段の切換えを行うようにされた
ものに比して著しく低減することができる。従って、頷
繁に変速段の切換操作が行われることに起因して自動車
の乗心地が損なわれるという事態を防止することができ
る。
また、上述の如くに変速段の切換制御を行うようにされ
ることにより、例えば、上り坂走行時における自動車の
車速低下を従来に比して小とできる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に対応して本発明の基本構成を
示す図、第2図は本発明に係る自動車の定速走行装置の
一例の構成の説明に供される概略構成図、第3図及び第
5図は第2図に示される例のtlJI JBユニットに
内蔵されたマイクロコンピュータが実行するプログラム
の一例を示すフローチャート、第4図は第2図に示され
る例の動作説明に供される図である。 図中、2は自動変速機、6は変速機構、11は変速段切
換アクチュエータ、12はシフトソレノイド、14は車
速センサ、18はスロットル弁、20はスロットルアク
チュエータ、22は制御ユニットである。 第4図 一4遼−3遠−ド4遼

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動変速機の変速段を切換える変速段切換手段と
    、エンジンへの燃料供給量を調整する燃料調量手段と、
    車速を検出して検出された車速に応じた検出出力を発生
    する車速検出手段と、該車速検出手段により検出される
    車速を設定車速に維持すべく上記燃料調量手段を上記車
    速検出手段からの検出出力に基づいて制御する第1の制
    御手段と、上記車速検出手段からの検出出力が示す車速
    が上記設定車速より低く、かつ、上記設定車速と上記車
    速検出手段からの検出出力が示す車速との差が所定値以
    上であるとき特定信号を出力する速度判別手段と、該速
    度判別手段が上記特定信号を出力し始めた時点から第1
    の設定期間継続して上記特定信号が得られるとき、上記
    自動変速機の変速段を高速段から低速段に切換えるべく
    上記変速段切換手段を作動させ、上記速度判別手段が上
    記特定信号を出力し終えた時点から第2の設定期間継続
    して上記特定信号が得られないとき、上記自動変速機の
    変速段を低速段から高速段に切換えるべく上記変速段切
    換手段を作動させる第2の制御手段とを備えて構成され
    た自動車の定速走行装置。
  2. (2)上記第1の設定期間は、上記第2の設定期間より
    短く設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の自動車の定速走行装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016152750A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 いすゞ自動車株式会社 走行制御装置、及び、走行制御方法

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