JPS626181Y2 - - Google Patents

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JPS626181Y2
JPS626181Y2 JP1981089602U JP8960281U JPS626181Y2 JP S626181 Y2 JPS626181 Y2 JP S626181Y2 JP 1981089602 U JP1981089602 U JP 1981089602U JP 8960281 U JP8960281 U JP 8960281U JP S626181 Y2 JPS626181 Y2 JP S626181Y2
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JP
Japan
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guardrail
wall
guardrail body
recess
corner
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JP1981089602U
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JPS57202510U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、建物の壁面に沿つて取付けられて
この壁面を保護すると共に手摺や押手としても利
用される建物用ガードレールに関する。
近年、石油製品の値上りにより合成樹脂材料の
高騰が著るしく、建物用ガードレールにおいても
その使用材料の節約をして製品コストの低減を図
ることが要請されている。しかしながら、建物用
ガードレールは、建物の壁面を保護し、又、手摺
や押手としても利用されるものであるから、最低
限これらの機能を発揮し得るだけの剛性と強度が
要求され、使用材料の節約を進めると剛性と強度
とが低下して建物用ガードレールとしての機能を
発揮し得なくなつてしまうため、従来の建物用ガ
ードレールにおいては材料節約による製品コスト
の低減という目的が充分に達成されていなかつ
た。
一方、このような事情に対処するために、ガー
ドレール本体を薄肉中空状に形成するとともに、
中空内部を複数の隔壁で分割し、強度の向上を図
つたものも提案されているが(特開昭49−83225
号公報参照)、薄肉状に隔壁を設けると、急激な
肉厚変化によりその表面部にひけが発生し、外観
が見苦しくなるという問題を有するものであつ
た。
この考案は、かかる観点に鑑み、ガードレール
本体を硬質又は半硬質合成樹脂により断面縦長中
空形状に形成すると共に、このガードレール本体
上部に手摺用の握り部を形成するために前壁に形
成される凹部の底壁隅角部と後壁との間には前壁
に作用する外力に抗して底壁隅角部の変位を防止
する隔壁を一体成形し、これによつてガードレー
ル本体の肉厚を薄くして使用材料の節約を図ると
共に、合成樹脂製品の肉厚の変化により生じる表
面のひけが目立たないようにした建物用ガードレ
ールを提供するものである。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、この
考案を詳細に説明する。
第1図において、この考案の実施例に係る建物
用ガードレールが示されている。この建物用ガー
ドレールは、そのガードレール本体1が硬質又は
半硬質の合成樹脂で中空の断面略長方形状に形成
され、このガードレール本体1の前壁2にはその
略中央部長手方向に沿つて凹部3が形成されてい
ると共にその後壁4には前壁2側の凹部3よりも
巾広の後壁凹部5が形成され、これら凹部3と後
壁凹部5とによつてガードレール本体1の上部に
断面略正方形状をなす手摺用の握り部6が形成さ
れると共にガードレール本体1の下部には前面が
上記握り部6の前面と略同一平面上に位置する当
り部7が形成されている。
このように構成されるガードレール本体1の内
部には、第1図に示すように、複数の隔壁13,
13…が設けられている。
この隔壁13は、一端部を凹部3の底壁8の隅
角部10a,10b裏面に位置させて配設される
もので、第1図に示した実施例においては、各隅
角部10a,10bから各三本づつ、後壁4に向
かつて形成されている。
従つて、この実施例によれば凹部3の底壁8の
隅角部10a,10b裏面に端を発して後壁に向
う隔壁13により、ガードレール本体1が補強さ
れ、とりわけ、ねじり方向の荷重を受けやすい握
り部6あるいは当り部7がその付け根部にあたる
底壁8の隅角部10a,10bの変位が阻止され
ることにより有効に補強、補剛されるとともに、
該隅角部10a,10bはくぼみ部分であり、正
面視において多少の凹凸があつても目立たないた
めに、ひけによる外観の低下を防止することでき
るのである。
この実施例において、ガードレール本体1に形
成された後壁凹部5の底壁9には中空部12内に
突出する二条のリブ15が形成されており、建物
の壁面16にブラケツト17を介してガードレー
ル本体1を取付ける際にタツピングビス等の止着
子18をこれらのリブ15に打ち込むようになつ
ているほか、各隔壁13と前壁2及び後壁4との
間の付け根部分は、アール形状の肉厚に形成され
ており、これによつて各隔壁13,13…の補強
がなされている。
以上の通り、この考案の建物用ガードレール
は、そのガードレール本体を硬質又は半硬質合成
樹脂で断面縦長中空形状に形成すると共に少くと
もその前壁に長手方向に沿う凹部を形成してガー
ドレール本体上部に手摺用の握り部を形成し、上
記凹部の底壁隅角部とガードレール本体の後壁と
の間にはガードレール本体に作用する外力に抗し
て底壁隅角部の変位を防止する隔壁をガードレー
ル本体と一体成形したので、ガードレール本体に
水平方向からあるいは斜め上方から更には後方か
ら夫々外力が作用しても、前壁に形成された凹部
の底壁隅角部が隔壁を介して後壁に一体的に接続
されているので変位することがなく、ガードレー
ル本体全体が変形するようなことがないほか、外
力が集中する底壁隅角部が隔壁によつて補強され
ることになり、又、底壁隅角部に集中する外力が
隔壁を介して分散され、この結果ガードレール本
体の剛性と強度が著るしく向上する。
それ故、ガードレール本体の剛性と強度の向上
に見合う分だけガードレール本体の肉厚を薄く形
成し、これによつて使用材料を大巾に節約するこ
とができ、建物用ガードレールのコストを大巾に
低減することができる。
しかも、各隔壁はガードレール本体の前壁側に
おいてはその始端が凹部の底壁隅角部に位置して
おり、これら各隔壁を設ける際に肉厚の変化によ
つて生じるひけが底壁隅角部に位置して表面側に
目立つことがなく、各隔壁を設けることによつて
建物用ガードレールの外観を損うことがないもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図であ
る。 1……ガードレール本体、2……前壁、3……
凹部、4……後壁、6……握り部、8……底壁、
10a,10b……隅角部、13……隔壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガードレール本体を硬質または半硬質合成樹脂
    で断面縦長中空状に形成すると共にその前壁に長
    手方向に沿う凹部を形成してガードレール本体の
    上下部に手摺用の握り部と当り部とを形成し、上
    記凹部の底壁の隅角部裏面とガードレール本体の
    後壁との間には、ガードレール本体に作用する外
    力に抗する隔壁をガードレール本体と一体的に成
    形して配設したことを特徴とする建物用ガードレ
    ール。
JP1981089602U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPS626181Y2 (ja)

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JP1981089602U JPS626181Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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JP1981089602U JPS626181Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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JPS57202510U JPS57202510U (ja) 1982-12-23
JPS626181Y2 true JPS626181Y2 (ja) 1987-02-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4983225A (ja) * 1972-11-23 1974-08-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640962Y2 (ja) * 1975-09-01 1981-09-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4983225A (ja) * 1972-11-23 1974-08-10

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JPS57202510U (ja) 1982-12-23

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