JPS62615B2 - - Google Patents
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- JPS62615B2 JPS62615B2 JP5182679A JP5182679A JPS62615B2 JP S62615 B2 JPS62615 B2 JP S62615B2 JP 5182679 A JP5182679 A JP 5182679A JP 5182679 A JP5182679 A JP 5182679A JP S62615 B2 JPS62615 B2 JP S62615B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K7/00—Modulating pulses with a continuously-variable modulating signal
- H03K7/08—Duration or width modulation ; Duty cycle modulation
Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、一定の時間間隔で標本化して得ら
れた入力信号の振幅値(標本値)を、パルス列へ
の変調操作を行なつた形に変換するパルス変調方
式に関するものである。
れた入力信号の振幅値(標本値)を、パルス列へ
の変調操作を行なつた形に変換するパルス変調方
式に関するものである。
従来この種のものとしては、パルスの高さ、
幅、位相、周波数、数、あるいは多進パルス符号
などで表現するものが知られている。
幅、位相、周波数、数、あるいは多進パルス符号
などで表現するものが知られている。
特に、光通信方式では光を搬送波としてその振
幅や位相に情報を乗せて、且つそれを復調する技
術が今だ確立されておらず、現在、行なわれてい
るのは光電力を変化させる強度変調に限られる。
しかし光強度変調にも直線性などに難点があるた
め、光強度変調の前段に電気領域でこれらのパル
ス変調方式が利用されている。
幅や位相に情報を乗せて、且つそれを復調する技
術が今だ確立されておらず、現在、行なわれてい
るのは光電力を変化させる強度変調に限られる。
しかし光強度変調にも直線性などに難点があるた
め、光強度変調の前段に電気領域でこれらのパル
ス変調方式が利用されている。
第1図は従来の各パルス変調を示す説明図であ
る。第1図において、aは一定時間間隔で標本化
され波形、あるいは時間軸、振幅軸両方に量子化
された多値信号の波形を示しており、bはパルス
幅変調された信号波形、cはパルス位相変調され
た信号波形を示しており、dは一定時間間隔の標
本化パルス波形を示している。
る。第1図において、aは一定時間間隔で標本化
され波形、あるいは時間軸、振幅軸両方に量子化
された多値信号の波形を示しており、bはパルス
幅変調された信号波形、cはパルス位相変調され
た信号波形を示しており、dは一定時間間隔の標
本化パルス波形を示している。
第1図bのパルス幅変調は、第1図aの各標本
区間での振幅レベルに対応したパルス幅になつて
いる。第1図cのパルス位相変調は、一定の幅の
パルスの標本区間での位相がaの振幅レベルに対
応している。
区間での振幅レベルに対応したパルス幅になつて
いる。第1図cのパルス位相変調は、一定の幅の
パルスの標本区間での位相がaの振幅レベルに対
応している。
第2図は、パルス幅変調方式の構成図である。
第2図において、21は比較器、22はきよ歯状
波発生器であり、a,b,dは第1図に示す波形
に対応していることを示している。比較器21で
は、入力多値信号aの振幅値と、標本間隔の周期
のきよ歯状波の振幅値とを比較し、入力値信号a
の振幅の方が大きい場合には出力を「オン」に
し、逆に小の場合には「オフ」となるパルス幅変
調信号bを発生する。きよ歯状波発生器22は、
標本化パルス列dを入力として、この周期に同期
したきよ歯状波を発生するためのものである。
第2図において、21は比較器、22はきよ歯状
波発生器であり、a,b,dは第1図に示す波形
に対応していることを示している。比較器21で
は、入力多値信号aの振幅値と、標本間隔の周期
のきよ歯状波の振幅値とを比較し、入力値信号a
の振幅の方が大きい場合には出力を「オン」に
し、逆に小の場合には「オフ」となるパルス幅変
調信号bを発生する。きよ歯状波発生器22は、
標本化パルス列dを入力として、この周期に同期
したきよ歯状波を発生するためのものである。
第3図は、従来のパルス幅変調を利用した光通
信を示すブロツク図である。以下では図について
説明する。入力アナログ信号は、低域波器31
で必要な帯域のみが取り出され、A/D変換器3
2で2進符号に変換される。ここで、A/D変換
器32は第10図に示すように、1標本値あたり
2ビツトで4レベルにA/D変換するものとす
る。第10図において、pは入力アナログ信号を
示し、qはA/D変換された2進符号を示してい
る。スイツチ33はこの2進符号か、あるいは始
めから2進符号として入力される信号かを選択す
るためのものである。2進符号は、2/3値変換器
34で2値信号から3値信号へ変換され、第2図
で示したようなパルス幅変調器35でパルス幅変
調される。2進符号から3進符号への符号変換の
対応を第11図に示す。第10図qの2進符号が
3個のシンボル毎に区切られて第11図に示す3
進符号に変換される。ここで、3進符号に変換す
るのはパルス幅変調が2値では効率が低下するの
で、可能な限り多値でパルス幅変調する必要があ
るためである。又、入力アナログ信号から直接パ
ルス幅変調することも可能であるが、通常のアナ
ログ信号では128〜256レベル即ち7〜8ビツトの
分解能が必要であるが、光通信の場合、パルス幅
変調の分解能は8〜16レベル程度であり、従つて
2/3値変換によつて対応している。この信号は、
光ダイオード駆動器36で光信号に変換された
後、光フアイバ37を通信路として伝送され、増
幅器38で電気信号に変換された後に増幅され、
パルス幅復調器39で元の3値信号に復調され
る。この3値信号は、3/2値変換器40で2値信
号にさらに変換され、スイツチ41でスイツチ3
3の選択に対応した選択がされ、D/A変換器4
2でアナログ信号になり、低域波器43で必要
な帯域が取り出され、元のアナログ信号が復元さ
れる。
信を示すブロツク図である。以下では図について
説明する。入力アナログ信号は、低域波器31
で必要な帯域のみが取り出され、A/D変換器3
2で2進符号に変換される。ここで、A/D変換
器32は第10図に示すように、1標本値あたり
2ビツトで4レベルにA/D変換するものとす
る。第10図において、pは入力アナログ信号を
示し、qはA/D変換された2進符号を示してい
る。スイツチ33はこの2進符号か、あるいは始
めから2進符号として入力される信号かを選択す
るためのものである。2進符号は、2/3値変換器
34で2値信号から3値信号へ変換され、第2図
で示したようなパルス幅変調器35でパルス幅変
調される。2進符号から3進符号への符号変換の
対応を第11図に示す。第10図qの2進符号が
3個のシンボル毎に区切られて第11図に示す3
進符号に変換される。ここで、3進符号に変換す
るのはパルス幅変調が2値では効率が低下するの
で、可能な限り多値でパルス幅変調する必要があ
るためである。又、入力アナログ信号から直接パ
ルス幅変調することも可能であるが、通常のアナ
ログ信号では128〜256レベル即ち7〜8ビツトの
分解能が必要であるが、光通信の場合、パルス幅
変調の分解能は8〜16レベル程度であり、従つて
2/3値変換によつて対応している。この信号は、
光ダイオード駆動器36で光信号に変換された
後、光フアイバ37を通信路として伝送され、増
幅器38で電気信号に変換された後に増幅され、
パルス幅復調器39で元の3値信号に復調され
る。この3値信号は、3/2値変換器40で2値信
号にさらに変換され、スイツチ41でスイツチ3
3の選択に対応した選択がされ、D/A変換器4
2でアナログ信号になり、低域波器43で必要
な帯域が取り出され、元のアナログ信号が復元さ
れる。
以上説明したような、従来のパルス幅変調方式
は、パルスの立上り部は標本間隔に対応した一定
間隔に位置しており、パルスの立下り部のみが入
力信号の振幅に対応した情報を担つている。した
がつてこの変調方式は冗長なパルス列となつてい
るという欠点がある。
は、パルスの立上り部は標本間隔に対応した一定
間隔に位置しており、パルスの立下り部のみが入
力信号の振幅に対応した情報を担つている。した
がつてこの変調方式は冗長なパルス列となつてい
るという欠点がある。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、パルスの立下り部
だけでなく、パルスの立上り部にも情報を持たす
ことで効率の良いパルス変調方式を提供すること
を目的としている。
去するためになされたもので、パルスの立下り部
だけでなく、パルスの立上り部にも情報を持たす
ことで効率の良いパルス変調方式を提供すること
を目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第4図は本発明の概念を示す概念図であり、
第5図は概念を説明するための波形図である。
る。第4図は本発明の概念を示す概念図であり、
第5図は概念を説明するための波形図である。
第4図において、横方向にはパルス間隔を、縦
方向にはパルス幅を示し、その可能な組合せを示
している。すなわち、パルス幅のタイムスロツト
数を1からmまで、パルス間隔のタイムスロツト
数を1からnまでとり、パルスの幅と間隔で1組
の符号(i、j)構成するものである。
方向にはパルス幅を示し、その可能な組合せを示
している。すなわち、パルス幅のタイムスロツト
数を1からmまで、パルス間隔のタイムスロツト
数を1からnまでとり、パルスの幅と間隔で1組
の符号(i、j)構成するものである。
第5図に、符号(l、j)の波形を示す。
第6図は、この発明の一実施例を示す図であ
る。図において、入力アナログ信号は低域波器
31において必要な帯域のみが取り出され、A/
D変換器32で2進符号に変換されて、スイツチ
33でこのアナログ入力を取るか、あるいはデジ
タル入力側から直ちに2進符号を取るかを選択す
る。ここで、A/D変換器32は第3図に示すも
のと同様で、第10図に示す通りの2進符号を導
出するものとする。2進符号は、2/(2、2)
変換器61で2進符号から上述した(2、2)符
号に変換される。第7図に、2/(2、2)変換
器61の変換表を示しており、図に示すように2
進符号は2ビツト単位に(2、2)符号に変換さ
れる。ここで(2、2)符号は、2進表現された
形式で、パルス間隔・幅変調器62へ入力され、
第5図に示すような波形が出力される。ここで、
2/(2、2)変換器61はROM(Read Only
Memory)回路を用いて構成される。即ち、第7
図に示す入力2進符号をROMのアドレスとし、
該当アドレスに対応する(2、2)符号の2進表
現されたものをデータとして記憶して置けばよ
い。
る。図において、入力アナログ信号は低域波器
31において必要な帯域のみが取り出され、A/
D変換器32で2進符号に変換されて、スイツチ
33でこのアナログ入力を取るか、あるいはデジ
タル入力側から直ちに2進符号を取るかを選択す
る。ここで、A/D変換器32は第3図に示すも
のと同様で、第10図に示す通りの2進符号を導
出するものとする。2進符号は、2/(2、2)
変換器61で2進符号から上述した(2、2)符
号に変換される。第7図に、2/(2、2)変換
器61の変換表を示しており、図に示すように2
進符号は2ビツト単位に(2、2)符号に変換さ
れる。ここで(2、2)符号は、2進表現された
形式で、パルス間隔・幅変調器62へ入力され、
第5図に示すような波形が出力される。ここで、
2/(2、2)変換器61はROM(Read Only
Memory)回路を用いて構成される。即ち、第7
図に示す入力2進符号をROMのアドレスとし、
該当アドレスに対応する(2、2)符号の2進表
現されたものをデータとして記憶して置けばよ
い。
第8図に、パルス間隔・幅変調器62の構成図
を示す。第9図は第8図を説明するための波形図
である。第9図pは第10図pの入力アナログ信
号に対応し、第9図qは第10図qのA/D変換
された2進符号に対応している。又、第9図rは
第7図の(2、2)符号に対応し、第9図sは第
7図の(2、2)符号の2進表現に対応してい
る。更に、第9図t,e,f,g,h,kは第8
図の各信号状態を示す。第8図において、2/
(2、2)変換器61の出力はカウンタ81,8
2のプリセツト信号となり、カウンタ81,82
はクロツク信号tが交互にふり分けされた第9図
に示すタイミング信号e,fをプリセツトの数だ
け計数し、計数を終えると終了信号g,hを発生
する。終了信号g,hはRSフリツプフロツプ8
4のそれぞれリセツト端子、セツト端子に接続さ
れ、(i、j)符号に対応してi個の「オン」、j
個の「オフ」を発生し、パルス間隔・幅変調信号
kを発生する。
を示す。第9図は第8図を説明するための波形図
である。第9図pは第10図pの入力アナログ信
号に対応し、第9図qは第10図qのA/D変換
された2進符号に対応している。又、第9図rは
第7図の(2、2)符号に対応し、第9図sは第
7図の(2、2)符号の2進表現に対応してい
る。更に、第9図t,e,f,g,h,kは第8
図の各信号状態を示す。第8図において、2/
(2、2)変換器61の出力はカウンタ81,8
2のプリセツト信号となり、カウンタ81,82
はクロツク信号tが交互にふり分けされた第9図
に示すタイミング信号e,fをプリセツトの数だ
け計数し、計数を終えると終了信号g,hを発生
する。終了信号g,hはRSフリツプフロツプ8
4のそれぞれリセツト端子、セツト端子に接続さ
れ、(i、j)符号に対応してi個の「オン」、j
個の「オフ」を発生し、パルス間隔・幅変調信号
kを発生する。
符号読込制御器83では、このパルス間隔・幅
変調信号kの変化点により、2/(2、2)変換
器61へ(2、2)符号の送出を指示すると共
に、カウンタ81,82の読み込みを制御する。
変調信号kの変化点により、2/(2、2)変換
器61へ(2、2)符号の送出を指示すると共
に、カウンタ81,82の読み込みを制御する。
他方、クロツク発生器85からは、定められた
周期のクロツク信号tを発生し、パルス間隔・幅
変調信号kとその反転器87を通つた反転信号と
によりゲート回路86,88でゲートをかけ、交
互にふり分けられてタイミング信号e,fとして
カウンタ81,82へ供給される。
周期のクロツク信号tを発生し、パルス間隔・幅
変調信号kとその反転器87を通つた反転信号と
によりゲート回路86,88でゲートをかけ、交
互にふり分けられてタイミング信号e,fとして
カウンタ81,82へ供給される。
このようにパルス間隔・幅変調器62で発生さ
れた信号は、光ダイオード駆動器36で光信号に
変換された後、光フアイバ37を通信路として伝
送される。
れた信号は、光ダイオード駆動器36で光信号に
変換された後、光フアイバ37を通信路として伝
送される。
受信側においては、増幅器38で光電変換され
増幅された後、パルス間隔・幅復調器63で復調
され(2、2)符号となる。(2、2)/2変換
器64で2進符号に変換され、スイツチ41で出
力をアナログかデジタルかに選択された後に、ア
ナログの場合には、D/A変換器42でアナログ
信号にされ、低域波器43で帯域制限されて入
力信号が復元される。ここで、パルス間隔・幅復
調器63はパルスの立ち上りから立ち下りまでの
パルス間隔と、パルスの立ち下りから立ち上りま
でのパルス幅を計数して、第7図に示すような
(2、2)符号に復調するものである。又、(2、
2)/2変換器64は第7図に示すように(2、
2)符号から2進符号に変換するものである。
増幅された後、パルス間隔・幅復調器63で復調
され(2、2)符号となる。(2、2)/2変換
器64で2進符号に変換され、スイツチ41で出
力をアナログかデジタルかに選択された後に、ア
ナログの場合には、D/A変換器42でアナログ
信号にされ、低域波器43で帯域制限されて入
力信号が復元される。ここで、パルス間隔・幅復
調器63はパルスの立ち上りから立ち下りまでの
パルス間隔と、パルスの立ち下りから立ち上りま
でのパルス幅を計数して、第7図に示すような
(2、2)符号に復調するものである。又、(2、
2)/2変換器64は第7図に示すように(2、
2)符号から2進符号に変換するものである。
ここで、上記の例はm=2、n=2の場合であ
り、第5図に例示したパルス幅とパルス間隔との
組合せの状態数K(K=m×n)はK=4となつ
ている。また、入力信号の情報系列の状態数L
(LK)は第9図に示すように2進符号で2ビ
ツトを1ブロツクとしておりL=4となつてい
る。
り、第5図に例示したパルス幅とパルス間隔との
組合せの状態数K(K=m×n)はK=4となつ
ている。また、入力信号の情報系列の状態数L
(LK)は第9図に示すように2進符号で2ビ
ツトを1ブロツクとしておりL=4となつてい
る。
したがつて第8図のパルス間隔・幅変調器62
は入力状態L=4と出力状態K=4を1対1に対
応ずけていることになる。
は入力状態L=4と出力状態K=4を1対1に対
応ずけていることになる。
次に本発明の変調方式と第1図bに示すパルス
幅変調方式との変調効率を比較してみる。第9図
に示す場合を例にすると本発明のパルス間隔・幅
変調では、第9図qに示す入力信号の5標本信号
に対して第9図kに示すように変調され、最小パ
ルス幅および最小パルス間隔をT秒とすると、
14T秒に変換されたことになる。
幅変調方式との変調効率を比較してみる。第9図
に示す場合を例にすると本発明のパルス間隔・幅
変調では、第9図qに示す入力信号の5標本信号
に対して第9図kに示すように変調され、最小パ
ルス幅および最小パルス間隔をT秒とすると、
14T秒に変換されたことになる。
他方、パルス幅変調では、第9図qが4状態の
ために1標本点当り5T秒のタイムスロツトが必
要となり、合計20T秒となる。第9図の例では
20T秒を14T秒で表現できることで20/14倍の効
率となる。一般には、m=2、n=2のパルス幅
とパルス間隔の組合せでは平均的に1標本当り
3T秒であり5/3倍の効率が期待できる。
ために1標本点当り5T秒のタイムスロツトが必
要となり、合計20T秒となる。第9図の例では
20T秒を14T秒で表現できることで20/14倍の効
率となる。一般には、m=2、n=2のパルス幅
とパルス間隔の組合せでは平均的に1標本当り
3T秒であり5/3倍の効率が期待できる。
なお、上記実施例では(i、j)符号において
i、jは離散的な値をとるものとして説明した来
たが連続値をとつてもよい。
i、jは離散的な値をとるものとして説明した来
たが連続値をとつてもよい。
また、上記実施例ではパルスのデユーテイ比が
50%になるが、このデユーテイ比を低下させるた
めに、1タイムスロツトに相当したパルス幅毎に
1タイムスロツトより短かいパルス幅でかつ、タ
イムスロツト中の定位置に1個づつパルスを発生
きせても同様な効果が得られる。この一実施例を
第12図に示す。第12図uは第5図に示すパル
ス間隔・幅変調された信号波形を示し、第12図
v,wは共にパルスのデユーテイ比を25%にした
例を示している。又、第12図vとwはパルスの
位置が異なつている場合を示している。
50%になるが、このデユーテイ比を低下させるた
めに、1タイムスロツトに相当したパルス幅毎に
1タイムスロツトより短かいパルス幅でかつ、タ
イムスロツト中の定位置に1個づつパルスを発生
きせても同様な効果が得られる。この一実施例を
第12図に示す。第12図uは第5図に示すパル
ス間隔・幅変調された信号波形を示し、第12図
v,wは共にパルスのデユーテイ比を25%にした
例を示している。又、第12図vとwはパルスの
位置が異なつている場合を示している。
また、上記実施例では2/(2、2)変換器6
1で入力2進符号と(m、n)符号がすべて可能
な状態で1対1対応するものとしたが、通信路の
特性を考慮に入れて、(m、n)符号中のいくつ
かは禁止するように対応させても同様な効果が得
られる。
1で入力2進符号と(m、n)符号がすべて可能
な状態で1対1対応するものとしたが、通信路の
特性を考慮に入れて、(m、n)符号中のいくつ
かは禁止するように対応させても同様な効果が得
られる。
以上のように、この発明によればパルス変調方
式には、パルスの立上り部と、パルスの立下り部
との両方に情報をもたせることで、すなわちパル
スの幅と間隔との両方に情報をもたせ、従来のよ
うにパルスの立下り部のみを入力信号の振幅に対
応させた情報をもたせた方式でないので、変調効
率の高いパルス変調方式が得られる効果がある。
式には、パルスの立上り部と、パルスの立下り部
との両方に情報をもたせることで、すなわちパル
スの幅と間隔との両方に情報をもたせ、従来のよ
うにパルスの立下り部のみを入力信号の振幅に対
応させた情報をもたせた方式でないので、変調効
率の高いパルス変調方式が得られる効果がある。
第1図は従来の各パルス変調を示す説明図、第
2図は従来のパルス幅変調方式を示す構成図、第
3図は従来のパルス幅変調方式を利用した光通信
を示すブロツク図、第4図はこの発明の概念を示
す概念図、第5図はこの発明の概念を説明するた
めの波形図、第6図はこの発明の一実施例を示す
ブロツク図、第7図はこの発明の符号変換を示す
図、第8図はこの発明のパルス間隔・幅変調器を
示す構成図、第9図は第8図を説明するための波
形図、第10図はA/D変換を示す説明図、第1
1図は2進符号と3進符号の対応を示す変換図、
第12図は第5図に示す波形図の変形例を示す波
形図である。図において、61は2/(2、2)
変換器、62はパルス間隔・幅変調器、63はパ
ルス間隔・幅復調器、64は(2、2)/2変換
器、81,82はカウンタ、84はRSフリツプ
フロツプ、83は符号読込制御器を示す。なお、
図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
2図は従来のパルス幅変調方式を示す構成図、第
3図は従来のパルス幅変調方式を利用した光通信
を示すブロツク図、第4図はこの発明の概念を示
す概念図、第5図はこの発明の概念を説明するた
めの波形図、第6図はこの発明の一実施例を示す
ブロツク図、第7図はこの発明の符号変換を示す
図、第8図はこの発明のパルス間隔・幅変調器を
示す構成図、第9図は第8図を説明するための波
形図、第10図はA/D変換を示す説明図、第1
1図は2進符号と3進符号の対応を示す変換図、
第12図は第5図に示す波形図の変形例を示す波
形図である。図において、61は2/(2、2)
変換器、62はパルス間隔・幅変調器、63はパ
ルス間隔・幅復調器、64は(2、2)/2変換
器、81,82はカウンタ、84はRSフリツプ
フロツプ、83は符号読込制御器を示す。なお、
図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力信号の情報を、変調されたパルス列に変
換するパルス変調方式において、所定のタイムス
ロツトを基準にして、i(1≦i≦mの整数)個
のタイムスロツトをパルス幅とする信号を発生す
る手段と、上記パルス幅に続きj(1≦j≦nの
整数)個のタイムスロツトをパルス間隔とする信
号を発生する手段と、上記パルス幅とパルス間隔
の1対の組合せ(組合せの状態数KはK=m×
n)を1ブロツクとする手段と、入力信号の情報
系列を系列の状態数がL(LK)になるように
区切りブロツク化する手段と、上記パルス幅とパ
ルス間隔とを組合せたブロツクの一つの状態と上
記入力信号のブロツクの一つの状態とを対応させ
る手段とを備えたことを特徴とするパルス変調方
式。 2 1ブロツク中のパルス幅とパルス間隔とのタ
イムスロツト数に対応して、入力信号の情報を検
出する標本化間隔を不等間隔にする手段を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパ
ルス変調方式。 3 パルス幅の代わりに、パルス幅のあるべきタ
イムスロツトにおいて、タイムスロツトの一定位
置に、一定幅のパルスを挿入することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のパルス変調方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182679A JPS55143826A (en) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | Pulse modulation system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182679A JPS55143826A (en) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | Pulse modulation system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55143826A JPS55143826A (en) | 1980-11-10 |
JPS62615B2 true JPS62615B2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=12897683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5182679A Granted JPS55143826A (en) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | Pulse modulation system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55143826A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136845A (en) * | 1981-02-17 | 1982-08-24 | Aihon Kk | Coding and transfer system of information data |
EP0281944B1 (en) * | 1987-03-13 | 1992-09-02 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Pulse width modulation technique for a valve in a continuously variable transmission |
JP5483170B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-05-07 | Tdk株式会社 | デジタル信号伝送装置及びデジタル信号伝送方法 |
JP5218535B2 (ja) * | 2010-12-09 | 2013-06-26 | 横河電機株式会社 | パルス信号受信装置及び伝送システム |
-
1979
- 1979-04-26 JP JP5182679A patent/JPS55143826A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55143826A (en) | 1980-11-10 |
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