JPS6261216A

JPS6261216A - メンブレンタツチパネル

Info

Publication number: JPS6261216A
Application number: JP60202402A
Authority: JP
Inventors: 塩路　竹比古
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1985-09-12
Filing date: 1985-09-12
Publication date: 1987-03-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ディスプレイ装置の画面上又は周囲の所定位
置に設置され、ディスプレイ装置の表示画像に対応した
座標データを入力するために使用されるメンブレンタッ
チパネルに関するものである。

〔従来技術〕

従来よりメンブレンタッチパネルは、表示面に各々電極
を形成した２枚の基板を、その電極同士が対向するよう
に、スペーサにより所定間隔に離して貼り合わせて成り
、このうち、少なくとも一方の基板を、可撓性を有する
所謂フレキシブル基板とし、このフレキシブル基板の所
定位置を指先やペン先等で押さえることにより、側基板
の相対向する電極同士を接触させ、その位置に対応した
座標データをディスプレイ装置又はその制御装置等へ入
力しうるようになされている。

従来のメンブレンタッチパネルの一例を第２図に基づい
て説明する。上下一対の上基板１と下基板３とが、スペ
ーサ５により所定間隔をおいて対向配置され、絶縁シー
ト６により側基板１・３が貼り合わされている。上基板
Ｉの対向面上には、第２図（ａ）（ｂ）に示すように、
複数の上電極２・・・が所定間隔をおいた横縞状に設け
られている。これら−上電極２・・・の各一端には、一
箇所に集合するように導かれた引出線接続用の端子２ａ
・・・が接続されている。一方、下基板３０対向面上に
は、第２図（ａ）（Ｃ）に示すように、下電極４・・・
が所定間隔をおいて縦縞状に設けられている。これら下
電極４・・・の各一端にも、一箇所に集合するように導
かれた引出線接続用の端子４ａ・・・が接続された構造
をなしている。

ところが、に記の」−電極２・・・側の端子２ａ・・・
と下電極４・・・側の端子４ａ・・・とは、対向配置に
設けられた別々の基Ｆｊ、１・３に形成され、しかも、
これらに接続される引出線の引き出し方向が異なってい
る。それ故、上記の各端子２ａ・・・、４ａ・・・に引
出線を接続する場合、引出線の引き出す位置及び引き出
し方向が各々異なることになるばかりか、−１−電極２
・・・の各端子２ａ・・・に対して下側から、下電極４
・・・の各端子４ａ・・・に対しては上側から各々引出
線を接続しなければならないので、端子２ａ・・・と４
ａ・・・では引出線を引き出す向きがＹ−Ｆ反対になっ
てしまう。これでは、引出線の引き出しが非常に煩雑と
なり、引出線の接続作業も複雑で困難になるばかりでな
く、引出線の接続されたメンブレンタッチパネルをディ
スプレイ装置等に取り付ける際に、その作業性が著しく
損なわれるといった問題点を有していた。

〔発明の目的〕

本発明は、上記従来の問題点を考慮してなされたもので
あって、対向配置に設けられた一対の基板の各対向面に
配設される電極の引出線接続用の全端子を、いずれか一
方の基板−にに、引出線の引出し方向が同一となるよう
に配置して、各端子に対する引出線の接続の作業性、及
び引出線の接続されたメンブレンタッチパネルをディス
プレイ装置に取付ける際の作業性等を大幅に向上さゼる
ことのできるメンブレンタッチパネルの提（バを目的と
するものである。

〔発明の構成〕

本発明のメンブレンタッチパネルは、対向面に各々電極
が設けられた一対の基板を、所定間隔をおいて対向配置
してなるメンブレンタッチパネルにおいて、上記各電極
の引出線接続用の全端子を、上記いずれかの一方の基板
上に引出線の引出し方向が同一となるように配置すると
共に、他方の基板上に設げられた電極とそれに対応する
上記各端子とを、導電性を有する接着剤成形部にて接続
させて、電極の全端子を同一基板上において同一方向か
らの引出線の接続が可能となるように構成したことを特
徴とするものである。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図に基づいて説明すれば、以下
の通りである。

メンブレンタッチパネル１Ｂは、第１図（ａ）に示すよ
うに、上基板１工と下基板１３とが所定間隔をおいて対
向配置に設けられている。

上基板１１は、可撓性を有するポリエチレンテレフタレ
ー１１ＰＥＴ）等から成る厚さＯ，Ｌｍ程度の平板形状
を成し、その下面すなわち後述する下基板１３との対向
面には、第１図（ｂ）に示すように、長方形の薄板形状
から成る複数の上電極１２・・・が所定間隔をおいて横
縞状に並設されている。これら−に電極１２・・・は、
ＩＴＯ膜又はその他の透明電極により構成されている。

一方、下草Ｆｊ、１３は、ガラス製の厚さ１．Ｏｎ程度
の平板形状をなし、その上面すなわち上基板１１との対
向面には、第１図（ｃ、）に示すように、長方形の薄板
形状から成る複数の下電極１４・・・が、所定間隔をお
いて縦縞状に並設されており、これら各下電極１４・・
・の一端に接続された引出線接続用の端子１４ａ・・・
は、下基板１３の端辺の一箇所に集合するように配置さ
れている。また、同じ下基板１３の土面端部には、前記
各上電極１２・・・の引出線接続用の端子１２ａ・・・
が設りられている。これら上電極１２・・・の引出線接
続用の各端子１２ａ・・・は、その一端が、」二下基板
１１・１３を対向配置した状態において各上電極１２・
・・の一端部の直下に配置され、また各端子１２ａ・・
・の他端は、下基板１３の同端辺の一箇所に集合するよ
うに配置されている。上記した上電極引出線接続用の各
端子１２ａ・・・と、下電極引出線接続用の各端子１４
ａ・・・とは、これら端子に接続される図示しない引出
線の引出し方向が同一となるように配置されている。尚
、上記の−Ｌ電極１２・・・及び下電極１４・・・は、
ＩＴＯ膜又はその他の透明電極にて構成されるものであ
り、またこれら電極の各端子１２ａ・・・、１４ａ・・
・とじては、例えばカーボン電極が用いられる。

このようなト基板１１と下基板１３は、第１図（ａ＞に
示すように、−Ｌ電極１２・・・と下電極１４・・・と
が直交状に立体交差するように対向させた状態に設置さ
れ、下電極］４・１４同土間から突起した状態で前記上
基板１１との間に設けたスペーサ１５・・・によって所
定の間隔に保持されている。

また、上下基板１１・１３間の周囲には、導電性粒子を
混入した接着剤により形成された導電性を有する接着剤
成形部１７が設けられ、この接着剤成形部１７により上
基板１１と下基板１３とが接着剤成形部１７を挟んで固
着され、接着剤成形部１７のＬ部は前記各上電極１２・
・・に接着する一方、同接着剤成形部１７の下部は）基
板１３に設けられた上電極引出線接続用の各端子１２ａ
・・・と接着されている。上記の接着剤成形部１７は、
例えば導電性粒子（東芝バロティー二−製シルバーガラ
スピーズｓ　−３０００−３３）を５重量部の割合で樹
脂接着剤（■スリーボンド製Ｔ８１５４８）に混入して
なる接着剤によって形成される。これにより−に基板１
１に設げられた一Ｌ電極１２・・・は、上記接着剤成形
部１７の無数の導電性粒子により、下基板】３に設けら
れた上電極引出線接続用の端子１２ａ・・・と各々電気
的に導電状態に接続される。尚、接着剤成形部１７を構
成するための導電性粒子と樹脂接着剤との混合比は、実
験の結果によれば、導電性粒子の混合比が２重量部では
導電不足を生し、また３０重量部以上では、上電極１２
・・・同土間でリークの先住が認められた。

上記したように、対向配置に設けられた上下一対の上基
板１１と下基板１３のそれぞれの対向面に設けられた一
ヒ電極１２・・・と下電極１４・・・の全端子１２ａ・
・・、１４ａ・・・は、同一基板上に設けられ、しかも
これら各端子に接続される図示しない引出線の引出し方
向が間−となるように配置される。そして、上記各端子
１２ａ・・・、１４ａ・・・を互いに接近させ、各端子
を同一ビソチで形成することにより、１本のケーブルを
接続するだけで信号を取り出すことが可能となる。

尚、本実施例においては、上電極引出線接続用端子１２
ａ・・・と下電極引出線接続用端子１４ａ・・・とを共
に下基板１３上に形成しているが、これらの端子１２ａ
・・・、１４ａ・・・を上基板１１側に形成した構造で
あってもよい。また、本発明を構成する各部材の具体的
な材質、形状、大きさ等についても、本実施例のものに
限定されないことは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明に係るメンブレンタッチパネルは、以上のように
、対向配置された一対の基板の対向面に設けられた各電
極の引出線接続用の全端子を、上記いずれかの一方の基
板上に引出線の引出し方向が同一となるように配置する
と共に、他方の基板上に設けられた電極とそれに対応す
る上記各端子とを、導電性を有する接着剤成形部にて接
続させた構成である。それ故、各端子に対する引出線の
接続作業が容易となり、かつ各端子に接続された多数の
引出線の整理も容易となるばかりか、引出線の接続され
たメンブレンタッチパネルをディスプレイ装置に取付け
る際の作業性が著しく向上する等の効果を奏する。その
上、一方の基板上に設けられた端子と、これに対応する
他方の基板上に設けられた電極とが、上下両基板間に介
設され導電性粒子を混入した樹脂接着剤により形成され
る接着剤成形部にて電気的に導通されるように構成され
ているので、別に導電手段を設ける必要もなくなり、従
来例に比して製造工数の増加を招くことなく」−記の諸
効果を奏し得るといった利点を併せて有するものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示し、同図（ａ＞はその縦
断面図、同図（＋））は上基板側の底面図、同図（Ｃ）
は下基板側の平面図、第２図は従来例を示し、同図（ａ
）はその縦断面図、同図（ｂ）はト基板側の底面図、同
図（Ｃ）は下基板側の平面図である。１１は上基板、１２は上電極、１２ａは」二電極引出線
接続用の端子、１３は下基板、１４は下電極、１４ａは
下電極引出線接続用の端子、１７は接着剤成形部である
。未　１ｍ（ａ）第１　［（ｂ）第１図（Ｃ）＋４ａ　　　　　　　　　ＩＺａ第２Ｗｉ（ａ）第２ＩＩ（Ｃ）

Claims

【特許請求の範囲】１、対向面に各々電極が設けられた一対の基板を、所定
間隔をおいて対向配置してなるメンブレンタッチパネル
において、上記各電極の引出線接続用の全端子を、上記
いずれかの一方の基板上に引出線の引出し方向が同一と
なるように配置すると共に、他方の基板上に設けられた
電極とそれに対応する上記端子とを、導電性を有する接
着剤成形部にて接続させたことを特徴とするメンブレン
タッチパネル。２、上記の接着剤成形部は、導電性粒子を混合した樹脂
接着剤により形成されたものである特許請求の範囲第１
項記載のメンブレンタッチパネル。