JPS626080Y2 - - Google Patents

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JPS626080Y2
JPS626080Y2 JP1982183153U JP18315382U JPS626080Y2 JP S626080 Y2 JPS626080 Y2 JP S626080Y2 JP 1982183153 U JP1982183153 U JP 1982183153U JP 18315382 U JP18315382 U JP 18315382U JP S626080 Y2 JPS626080 Y2 JP S626080Y2
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arm
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rotation
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JP1982183153U
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JPS5988100U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高所作業車等のブーム先端に取り付
けてある作業台の改良に関するものである。
従来車載型の高所作業台は、ブーム1の先端部
に取り付けられており、ブーム1を伸長して高所
の作業位置に近ずけて作業するようになつている
が、作業場所が二十数メートル以上になると、地
上においてブーム1を操作して作業台を的確に作
業場所に位置せしめることがオペレーターの視覚
能力の限界からして極めて困難であり、又三十メ
ートル以上になると細い操作が不能となる。また
オペレーターと作業台との間に目視障害物が存在
すると、これまた操作不能となる欠点がある。
また、上部作業台で作業者が操作するとすれ
ば、各種の制御装置の殆んどを下部の台車に設置
してあるので、作業台上の作業者は各種作業の専
門職でありオペレーターとしての知識がないのに
加えて特に高所における操作の困難性という心理
的な不安をともなう欠点がある。
このような観点から、台車等装置本体の作業現
場えのセツト及び大まかな操作は下部の専門オペ
レーターが行うと共に装置全体の監視と安全の確
保を図り、専属オペレーターの操作では満すこと
のできない高所における細部の操作を上部作業者
がこれを補い、しかも本体の操作とは切り離して
且つ高所においても安心して操作可能な程度の操
作機構を有する作業台を提供しようとするもので
ある。
以下実施例である図面に従つて詳細に説明す
る。
第1図は本考案高所作業台(以下「作業台」と
称す。)の一実施例における斜視説明図である。
本実施例において篭水平保持装置は、第1図及
び第2図に示すように、水平保持アーム2及びこ
の水平保持アーム2内でスクリユーシヤフト3に
よつて伸縮する伸縮アーム4とから構成されてい
る。5はモーター、6は減速歯車でスクリユーシ
ヤフト3の回転作用をなす。角度センサー7は水
平保持アーム2に取り付けてあり、角度制御装置
8は、アーム旋回支持機構9と連動した油圧シリ
ンダー10に取り付け角度センサー7と配線11
でもつて連結されている。油圧シリンダー10は
ブーム1の先端部に取り付けてあつてそのロツト
12は同様ブーム1の先端部に装着したアーム旋
回支持機構9と連動している。アーム旋回支持機
構9は第2図に示すようにベアリング13,1
3′で回転支持された中空外管14及び中空内管
14′とからなり中空内管14′内にはロータリー
スイーベル15、ロータリーアクチエーター16
等旋回機構を内蔵していてそのヘツド部17に水
平保持アーム2が着装され、左右水平回転するよ
うに構成されている。篭水平回転装置18は伸縮
アーム4の先端に取り付けてあり、第3図に示す
ように、ウオーム歯車19をフレキシブルシヤフ
ト20により回転するように構成してある。フレ
キシブルシヤフト20は篭21に取り付けたハン
ドル22を回転して作動する。篭垂直昇降装置2
3は篭水平回転装置18と一体に構成してあり、
第3図に示すように垂直支持アーム24及び垂直
伸縮アーム25とからなりそれぞれ中空体であつ
て油圧シリンダー26を内設してありその頂部に
篭左右水平移動装置27を載置固定している。2
8は油圧シリンダーのロツドで、29は油ホース
であり台車(図示せず)の油槽に連結されてい
る。なおこの油圧シリンダー26の操作は篭21
内で可能なるよう操作機器22′を設けてある。
篭左右水平移動装置27は二連の左右水平保持
アーム30及びこれと摺動伸縮可能な伸縮アーム
31とからなり、第4図に示すように油圧シリン
ダー32によつて伸縮可能なるよう構成してあ
る。29は油圧ホースで車台の油槽に通じおり、
操作は篭21内で可能にしてある。
なお、伸縮アーム31の先端は篭21の外側に
設けた篭昇降微調整装置34の取付枠35内で篭
21の昇降可能なる如く取り付けられている。篭
昇降微調整装置34は、第4図に示すように、篭
21の外側に設けた取付枠35及び取付枠35内
の下部に設けた一方向クラツチ36にスプロケツ
ト37とブレーキ装置38を同一回転軸41に取
り付け、これに篭21内に臨ませたペタル39を
同軸連動させ更に取付枠35内の上部に設けてあ
るギヤー40とにかけ渡したチエーン42とから
構成されており、チエーンの両端はそれぞれ伸縮
アーム31の先端に直結されている。43は昇降
案内板で44は摺動把手である。
本考案は以上のような構成を有するが、次にそ
の作用効果について述べる。
まず篭21に作業員を乗せ、台車45を高所作
業現場の最も近いところにセツトし、ブーム1を
伸長して作業台を高所作業位置にできるだけ近ず
ける。作業台の高さが30m前後になると台車45
のオペレーターの視覚能力からして篭21を作業
ケ所に正確に近ずけることは非常に困難であり、
また視覚能力の範囲内であつても作業台と地上と
の間に視覚障害物が存在することもあつて作業台
を適切に高所の作業ケ所に近ずけることが困難な
場合もある。また高所の作業者は作業中の水平、
垂直の動きには不安を感じないが斜め方向に上下
動することには非常な不安感を持つものである。
以上の点を考慮して高所における作業台の移動は
下部オペレーターでは調整不可能な然も水平垂直
の微調整移動と左右回転の微調整に限つて篭21
に乗つている作業者が操作するようにしたのであ
る。角度センサー7は常時水平保持アーム2が水
平位置にあるように角度を測定しそのデータを角
度制御装置8に送り、角度制御装置は油圧シリン
ダー10に指示してそのロツト12を伸縮してア
ーム旋回支持機構9を動かし水平保持アーム2を
常に水平に保持する。
この水平保持の技術は従来普通に実施されてい
るものであるから図面においても詳細は省略す
る。作業者が作業台全体を左右何れかに移動させ
たいときは、篭21内に設置してある操作機器2
2′又はハンド操作機器(図示せず。)の操作によ
つてアーム旋回支持機構9を作動して旋回機構1
4,14′,15,16を旋回し水平保持アーム
2を左右何れかに旋回する。また、篭21の位置
を前後に移動させたいときは、操作機器22′を
操作して水平保持アーム2内に在るモーター5の
回転によつてスクリユーシヤフト3を回転して伸
縮アーム4を伸縮し篭21の前後位置を調整す
る。
なお、伸縮アーム4の伸縮手段としては油圧シ
リンダーを使用してもよくその技術手段を問うも
のではない。なお、モーター作動用の電線配線の
図示は省略してある。
次に篭21を更に左右に微調整回転移動の必要
あるときは、篭21に取り付けたハンドル22を
手動回転しフレキシブルシヤフト20によりウオ
ーム歯車を回転して篭水平回転装置18を回転す
れば篭21が左右に回転するので左右の微調整移
動が可能である。この篭水平回転も本考案の技術
に限るものではなく、モーターを動力とする回転
その他でもよいのである。
次に篭21を上下移動させたいときは、篭垂直
昇降装置23を使用し前記操作機器22′によつ
て油圧シリンダー26を操作して垂直伸縮アーム
25を伸縮させることによつて行う。更に篭21
の位置を左右に調整する必要がある場合は、篭左
右水平移動装置27を操作機器22′で作動し、
油圧シリンダー32によつて伸縮アーム31を伸
縮すれば篭21の左右位置を調整することができ
る。
なお、伸縮アーム31の伸縮手段はスクリユー
シヤフトによる方法その他どのような手段でもよ
いこと勿論である。
更に、篭21の高低位置を微調整する必要があ
るときは、第4図に示す篭昇降微調整装置を使用
する。即ちペタル39を足で踏み操作し且つ一方
向クラツチ36、スプロケツト37、ブレーキ装
置38及びギヤー40にかけ渡したチエーン42
等の相互作用で篭21の上昇下降の操作を行いそ
の高低位置の微調整を行う。
なおこの際取付枠35内で篭21と一体に設け
てある昇降案内板43と伸縮アーム31の先端に
設けてある摺動把手44との相互作用で、篭21
は常に伸縮アーム31にたいして直角に保持され
る。
以上のように、高所作業車の装置本体(車台4
5、ブーム1。)のセツト及び大きな作動は地上
において専属のオペレーターが行い、高所におけ
る作業台の前後左右及び高低等の配置微調整は作
業台の各前記装置を篭21内において作業者が、
篭21に取り付けてある操作機器又はハンド操作
機を、作業ケ所を確認しつつ操作調整設置するこ
とが可能であり、従つて作業も安心して且つ正確
に行うことが可能である等の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて実施例を示し、第1図は、ブーム
先端部を含む本考案作業台の斜視説明図、第2図
は篭水平保持アーム及び伸縮アーム並びにアーム
旋回支持機構の断面拡大説明図、第3図は篭水平
回転装置及び篭垂直昇降装置の一部断面説明図、
第4図は篭左右水平移動装置及び篭並びに篭昇降
微調整装置の一部説明断面図、第5図A本考案作
業台をブームと共に高所作業車に収納した状態を
示す説明平面図でBはその側面説明図である。 1……ブーム、2……水平保持アーム、4……
伸縮アーム、7……角度センサー、8……角度制
御装置、9……アーム旋回支持機構、10……油
圧シリンダー、17……ヘツド部、18……篭水
平回転装置、21……篭、24……垂直支持アー
ム、25……垂直伸縮アーム、27……篭左右水
平移動装置、30……左右水平保持アーム、31
……伸縮アーム、34……篭昇降微調整装置、3
5……取付枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高所作業車のブーム1の先端に、角度制御装置
    8を有し且つこれと連動する油圧シリンダー10
    と更に当該油圧シリンダー10と連動して上下動
    するように構成すると共にそのヘツド部17の旋
    回機構を有するアーム旋回支持機構9を装着し、
    他方ヘツド部17には、先端部に篭水平回転装置
    18を取り付けてなる伸縮アーム4とこれを伸縮
    自在に内装すると共に前記角度制御装置8と連動
    せしめた角度センサー7を有する水平保持アーム
    2とからなる篭水平保持装置の水平保持アーム2
    を載置装着し、篭水平回転装置18にはこれと一
    体に垂直伸縮アーム25を伸縮自在に内装した垂
    直支持アーム24を取り付け垂直伸縮アーム25
    の頂部には、伸縮アーム31とこれを伸縮自在に
    内装した左右水平保持アーム30とからなる篭左
    右水平移動装置27を載置装着してなり、前記伸
    縮アーム31の先端は、篭21に設けた篭昇降微
    調整装置34の取付枠35に篭21の昇降可能な
    るよう取り付け、前記各装置又は機構中角度セン
    サー7及び角度制御装置8によるアーム旋回支持
    機構9の自動操作以外は篭21内において作業者
    自身が篭21に設置した操作機器22′ハンドル
    22の操作によつて篭21の前後、左右、上下の
    位置を微調整可能なるように構成したことを特徴
    とする高所作業台。
JP18315382U 1982-12-04 1982-12-04 高所作業台 Granted JPS5988100U (ja)

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JP18315382U JPS5988100U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 高所作業台

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JP18315382U JPS5988100U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 高所作業台

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Publication Number Publication Date
JPS5988100U JPS5988100U (ja) 1984-06-14
JPS626080Y2 true JPS626080Y2 (ja) 1987-02-12

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ID=30396466

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JP18315382U Granted JPS5988100U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 高所作業台

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192099U (ja) * 1983-06-07 1984-12-20 愛知車輌株式会社 高所作業装置
JPH0218074Y2 (ja) * 1985-01-07 1990-05-21
JPH075116Y2 (ja) * 1987-05-27 1995-02-08 株式会社アイチコーポレーション 高所作業装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516955U (ja) * 1978-07-20 1980-02-02

Patent Citations (1)

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JPS5516955U (ja) * 1978-07-20 1980-02-02

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JPS5988100U (ja) 1984-06-14

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