JPS6260511A - 時計用複合バンド - Google Patents
時計用複合バンドInfo
- Publication number
- JPS6260511A JPS6260511A JP20017885A JP20017885A JPS6260511A JP S6260511 A JPS6260511 A JP S6260511A JP 20017885 A JP20017885 A JP 20017885A JP 20017885 A JP20017885 A JP 20017885A JP S6260511 A JPS6260511 A JP S6260511A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- cloth
- carbon fiber
- fiber cloth
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、時計用バンドの構造に関するものである。
従来技術のバンドとしては第6図の断面図に示すものが
あり、17はウレタンゴムで成形された一方のバンド、
18はバンド止メ穴、19はバネ枠穴をそれぞれ示し、
バネ枠穴19に挿通したバネ棒によって一方のバンドを
時計ケースに取付け、同様にバネ棒によって時計ケース
に取付けた他方のバンドと一方のバンドを結合する。
あり、17はウレタンゴムで成形された一方のバンド、
18はバンド止メ穴、19はバネ枠穴をそれぞれ示し、
バネ枠穴19に挿通したバネ棒によって一方のバンドを
時計ケースに取付け、同様にバネ棒によって時計ケース
に取付けた他方のバンドと一方のバンドを結合する。
なおバンド止メ穴18を有する部分の厚みa。
時計ケース近くの厚みbは高気圧防水時計に使用するた
め厚く作られている。
め厚く作られている。
このような従来のバンドでは、プラスチック、又はゴム
単体で成形されていたことから、耐用年数も1年間位で
機能的に問題であった。又、高気圧防水時計に使用され
るプラスチックバンド及びゴムバンドは過酷な条件下で
使用されるため強度を重要視することから、第6図に示
す厚みa及びbを厚く設計しなければならず、バンドの
厚みが、時計側より厚(なってしまうことがある。その
結果、携帯性、デザインを著しく悪くしていた。近年、
時計におり・でも、ファッション化、カラー化、薄型化
が進むにつれ、プラスチックバンド及びゴムバンドを高
級時計へ使う要求が高まってきている。しかし従来の技
術では高級時計用バンドとし゛て要求される外観品質、
機能品質を十分溝すことができない。
単体で成形されていたことから、耐用年数も1年間位で
機能的に問題であった。又、高気圧防水時計に使用され
るプラスチックバンド及びゴムバンドは過酷な条件下で
使用されるため強度を重要視することから、第6図に示
す厚みa及びbを厚く設計しなければならず、バンドの
厚みが、時計側より厚(なってしまうことがある。その
結果、携帯性、デザインを著しく悪くしていた。近年、
時計におり・でも、ファッション化、カラー化、薄型化
が進むにつれ、プラスチックバンド及びゴムバンドを高
級時計へ使う要求が高まってきている。しかし従来の技
術では高級時計用バンドとし゛て要求される外観品質、
機能品質を十分溝すことができない。
本発明は上記の問題点を解決し、薄肉で、しかも装飾性
が高く、耐用年数、強度等機能的にも安定した品質の時
計用複合バンドを提供することを目的とするものである
。
が高く、耐用年数、強度等機能的にも安定した品質の時
計用複合バンドを提供することを目的とするものである
。
前記目的を達成するため本発明は、焼付樹脂コーティン
グしさらにプレス成形したカーボンファイバー布、ステ
ンレス布、チタン布等をプラスチック又はゴムにインサ
ート成形し、前記プラスチック又はゴムの上面側に設け
られた穴部に前記カーボンファイバー布、ステンレス布
、チタン布等の上面が露出することを特徴とするもので
ある。
グしさらにプレス成形したカーボンファイバー布、ステ
ンレス布、チタン布等をプラスチック又はゴムにインサ
ート成形し、前記プラスチック又はゴムの上面側に設け
られた穴部に前記カーボンファイバー布、ステンレス布
、チタン布等の上面が露出することを特徴とするもので
ある。
以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例である複合バンドの斜視図で
ある。1は複合バンド、2はバネ枠穴、5はカーボンフ
ァイバー布、4はバンド止メ穴、15はウレタンゴムを
それぞれ示す。複合バンド1の上面側に設けられた穴部
にカーボンファイバー布5の上面が露出している。第2
図は第1図の複合バンドにインサート成形されるカーボ
ンファイバー布の平面図であり第3図は第2図のカーボ
ンファイバー布のA−A断面図である。このカーボンフ
ァイバー布5は焼付樹脂中に浸漬し、焼付樹脂を全面に
薄く塗布し、130℃で30分間焼付処理し、焼付樹脂
層13を形成したのち、バンドとほぼ同形状にプレス成
形する。プレス成形の際にバンド止メ穴4が同時に穴明
けされる。焼付樹脂層16を形成する目的は、バンド形
状にプレス加工をする原布のほつれ防止と、第4図の金
型へ固定する際の位置決めのためである。6はバネ枠穴
2を形成するために設けられた穴状部分であり、7は柔
軟性向上とデザイン的に設けられたジャバラ部を示して
いる。第4図は第1図の複合バンドを射出成形する工程
において使用する金型な示す断面図である。ウレタンゴ
ム15を充填し、複合バンド1の上面側に第5図で説明
する窓部16を設けるための窓用凸部品10が上型8に
セットされて、カーボンファイバー布5の上面に接して
いる。又、下型9にはバンド止メ穴用ピン11が植えら
れている。バンド止メ穴用ピン11は、カーボンファイ
バー布5のバンド止メ穴4と嵌合して、カーボンファイ
バー布5を金型にセットする際に位置決め固定する役割
を果たし、さらにウレタンゴム充填後もバンド止メ穴4
を形成する役割も果たしている。12はカーボンファイ
バー布5の穴6と嵌合して、ウレタンゴム15を充填後
バネ枠穴2を成形するためと、カーボンファイバー布5
をウレタンゴム15の充填前金型に固定するための固定
棒である。前記の様に、バンド止メ穴用ピン11、固定
棒12によってカーボンファイバー布5を位置決め固定
し、窓用凸部品10がカーボンファイバー布5の上面の
一部に接した状態で、ウレタンゴム15をゲート14か
ら充填して、複合バンド1を成形する。第5図は第1図
の複合バンドのジャバラ部の要部断面図である。15は
ウレタンゴム、16はウレタンゴム15の上面側に形成
された窓部であり、窓部16よりカーボンファイバー布
5の上面が見える。本実施例で完成した複合バンド1は
焼付樹脂層13を表面に形成したカーボンファイバー布
5がインサート成形しであるので、強度的に優れ、薄肉
バンドを可能にした。又、複合バンド1の上面に設けら
れた窓部16から、部分的にカーボンファイバー布5が
見えることから、装飾性にも優れ、高級品への展開も可
能となった。ステンレス布、チタン布に各種の表面処理
をして、本実施例と同様にして、プラスチック又はゴム
にインサート成形した複合バンドも本実施例と同様の効
果を有する。
ある。1は複合バンド、2はバネ枠穴、5はカーボンフ
ァイバー布、4はバンド止メ穴、15はウレタンゴムを
それぞれ示す。複合バンド1の上面側に設けられた穴部
にカーボンファイバー布5の上面が露出している。第2
図は第1図の複合バンドにインサート成形されるカーボ
ンファイバー布の平面図であり第3図は第2図のカーボ
ンファイバー布のA−A断面図である。このカーボンフ
ァイバー布5は焼付樹脂中に浸漬し、焼付樹脂を全面に
薄く塗布し、130℃で30分間焼付処理し、焼付樹脂
層13を形成したのち、バンドとほぼ同形状にプレス成
形する。プレス成形の際にバンド止メ穴4が同時に穴明
けされる。焼付樹脂層16を形成する目的は、バンド形
状にプレス加工をする原布のほつれ防止と、第4図の金
型へ固定する際の位置決めのためである。6はバネ枠穴
2を形成するために設けられた穴状部分であり、7は柔
軟性向上とデザイン的に設けられたジャバラ部を示して
いる。第4図は第1図の複合バンドを射出成形する工程
において使用する金型な示す断面図である。ウレタンゴ
ム15を充填し、複合バンド1の上面側に第5図で説明
する窓部16を設けるための窓用凸部品10が上型8に
セットされて、カーボンファイバー布5の上面に接して
いる。又、下型9にはバンド止メ穴用ピン11が植えら
れている。バンド止メ穴用ピン11は、カーボンファイ
バー布5のバンド止メ穴4と嵌合して、カーボンファイ
バー布5を金型にセットする際に位置決め固定する役割
を果たし、さらにウレタンゴム充填後もバンド止メ穴4
を形成する役割も果たしている。12はカーボンファイ
バー布5の穴6と嵌合して、ウレタンゴム15を充填後
バネ枠穴2を成形するためと、カーボンファイバー布5
をウレタンゴム15の充填前金型に固定するための固定
棒である。前記の様に、バンド止メ穴用ピン11、固定
棒12によってカーボンファイバー布5を位置決め固定
し、窓用凸部品10がカーボンファイバー布5の上面の
一部に接した状態で、ウレタンゴム15をゲート14か
ら充填して、複合バンド1を成形する。第5図は第1図
の複合バンドのジャバラ部の要部断面図である。15は
ウレタンゴム、16はウレタンゴム15の上面側に形成
された窓部であり、窓部16よりカーボンファイバー布
5の上面が見える。本実施例で完成した複合バンド1は
焼付樹脂層13を表面に形成したカーボンファイバー布
5がインサート成形しであるので、強度的に優れ、薄肉
バンドを可能にした。又、複合バンド1の上面に設けら
れた窓部16から、部分的にカーボンファイバー布5が
見えることから、装飾性にも優れ、高級品への展開も可
能となった。ステンレス布、チタン布に各種の表面処理
をして、本実施例と同様にして、プラスチック又はゴム
にインサート成形した複合バンドも本実施例と同様の効
果を有する。
以上説明したように、本発明によれば、カーボンファイ
バー布、ステンレス布、チタン布をグラスチック又はゴ
ムでインサート成形し、複合バンド上面に、部分的に1
種々の形状で上記布を露出させることにより、薄肉で、
しかも装飾性に優れ、機能的にも安定した品質の時計用
複合バンドを提供することが可能となり、実用上の効果
は多大なものである。
バー布、ステンレス布、チタン布をグラスチック又はゴ
ムでインサート成形し、複合バンド上面に、部分的に1
種々の形状で上記布を露出させることにより、薄肉で、
しかも装飾性に優れ、機能的にも安定した品質の時計用
複合バンドを提供することが可能となり、実用上の効果
は多大なものである。
第1図より第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は
複合バンドの斜視図、第2図はカーボンファイバー布の
平面図、第3図はカーボンファイバー布のA−A断面図
、第4図は射出成形工程の金型を示す断面図、第5図は
複合バンドのジャバラ部の要部断面図、第6図は従来バ
ンドの断面図である。 1・・・・・・複合バンド、2.19・・・・・・バネ
神木、4.18・・・・・・バンド止メ穴、 5・・・・・・カーボンファイバー布、6・・・・・・
穴、7・・・・・・ジャバラ部、8・・・・・・上型、
9・・・・・・下型、10・・・・・・窓用凸部品、 11・・・・・・バンド止メ穴用ピン、12・・・・・
・固定棒、13・・・・・・焼付樹脂層、14・・・・
・・ゲート、15・・・・・・ウレタンゴム、16・・
・・・・窓部、 17・・・・・・ウレタンゴムのバント。 181図 第2図
複合バンドの斜視図、第2図はカーボンファイバー布の
平面図、第3図はカーボンファイバー布のA−A断面図
、第4図は射出成形工程の金型を示す断面図、第5図は
複合バンドのジャバラ部の要部断面図、第6図は従来バ
ンドの断面図である。 1・・・・・・複合バンド、2.19・・・・・・バネ
神木、4.18・・・・・・バンド止メ穴、 5・・・・・・カーボンファイバー布、6・・・・・・
穴、7・・・・・・ジャバラ部、8・・・・・・上型、
9・・・・・・下型、10・・・・・・窓用凸部品、 11・・・・・・バンド止メ穴用ピン、12・・・・・
・固定棒、13・・・・・・焼付樹脂層、14・・・・
・・ゲート、15・・・・・・ウレタンゴム、16・・
・・・・窓部、 17・・・・・・ウレタンゴムのバント。 181図 第2図
Claims (1)
- 焼付樹脂コーティングしさらにプレス成形したカーボン
ファイバー布、ステンレス布、チタン布等をプラスチッ
ク又はゴムにインサート成形し、前記プラスチック又は
ゴムの上面側に設けられた穴部に前記カーボンファイバ
ー布、ステンレス布、チタン布等の上面が露出すること
を特徴とする時計用複合バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20017885A JPS6260511A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 時計用複合バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20017885A JPS6260511A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 時計用複合バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260511A true JPS6260511A (ja) | 1987-03-17 |
Family
ID=16420089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20017885A Pending JPS6260511A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 時計用複合バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6260511A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101999782A (zh) * | 2009-09-01 | 2011-04-06 | 卡西欧计算机株式会社 | 带、手表及带的制造方法 |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP20017885A patent/JPS6260511A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101999782A (zh) * | 2009-09-01 | 2011-04-06 | 卡西欧计算机株式会社 | 带、手表及带的制造方法 |
JP2011072777A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-04-14 | Casio Computer Co Ltd | バンド、腕時計及びバンドの製造方法 |
US8613544B2 (en) | 2009-09-01 | 2013-12-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Band, wristwatch with the band and method of making the band |
CN105768409A (zh) * | 2009-09-01 | 2016-07-20 | 卡西欧计算机株式会社 | 带、手表及带的制造方法 |
CN105768409B (zh) * | 2009-09-01 | 2018-07-06 | 卡西欧计算机株式会社 | 带、手表及带的制造方法 |
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