JPS625993A - 蛋白の分離法 - Google Patents
蛋白の分離法Info
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- JPS625993A JPS625993A JP14534085A JP14534085A JPS625993A JP S625993 A JPS625993 A JP S625993A JP 14534085 A JP14534085 A JP 14534085A JP 14534085 A JP14534085 A JP 14534085A JP S625993 A JPS625993 A JP S625993A
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- temperature
- isoelectric precipitation
- containing liquid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は蛋白を等電沈澱分離するに際し特定温度範囲に
等電沈澱する方法に関する。
等電沈澱する方法に関する。
(従来の技術)
一般に等電沈澱分離法は蛋白含有液のpiを等電点付近
に調整し沈飽画分と水溶性画分に分離する方法であり、
広く蛋白の分離に用いられている。
に調整し沈飽画分と水溶性画分に分離する方法であり、
広く蛋白の分離に用いられている。
しかし、等電沈澱温度に関する研究は知られていない。
(発明が解決しようとする問題点)
蛋白を等電沈澱分離する方法において、より経済的、よ
り効率的な工業的連続遠心分離t731(例えばデカン
タ−等)等を用いて、等電沈澱蛋白カードを遠心分離し
ようとすると冬場とか処理工程中の蛋白含有液の温度が
低い場合は特に分離が困難になったり、分離される蛋白
の収率が下がる等の問題がある。かかる問題の解決を試
みるなかで蛋白刃−Fを一定時間放置したほうが蛋白カ
ー1がよく締り分離効率が良くなる知見を得た。しかし
、時間をかりることは生産効率の低下につながる場合が
少なくない。そこで更に、蛋白カー1のh(置時間を短
くしても効率よく蛋白カー1ζを分離できないか鋭意研
究を進めた結果、蛋白含有液を一定温度V月二で等電沈
澱させれば、得られる蛋白カー]−もよく締り、効率よ
く蛋白を等電沈澱分離できる知見を得て本発明を完成す
るに到った。更に、蛋白含有液の電気伝導度をある範囲
に保つことにより更に分離が良くなる知見を得た。
り効率的な工業的連続遠心分離t731(例えばデカン
タ−等)等を用いて、等電沈澱蛋白カードを遠心分離し
ようとすると冬場とか処理工程中の蛋白含有液の温度が
低い場合は特に分離が困難になったり、分離される蛋白
の収率が下がる等の問題がある。かかる問題の解決を試
みるなかで蛋白刃−Fを一定時間放置したほうが蛋白カ
ー1がよく締り分離効率が良くなる知見を得た。しかし
、時間をかりることは生産効率の低下につながる場合が
少なくない。そこで更に、蛋白カー1のh(置時間を短
くしても効率よく蛋白カー1ζを分離できないか鋭意研
究を進めた結果、蛋白含有液を一定温度V月二で等電沈
澱させれば、得られる蛋白カー]−もよく締り、効率よ
く蛋白を等電沈澱分離できる知見を得て本発明を完成す
るに到った。更に、蛋白含有液の電気伝導度をある範囲
に保つことにより更に分離が良くなる知見を得た。
(構成)
本発明は蛋白を等電沈澱分離するに際し、蛋白含有液を
30°C以−にの温度で等電沈澱することを特徴とする
蛋白の分離法である。
30°C以−にの温度で等電沈澱することを特徴とする
蛋白の分離法である。
本発明にネタいて、蛋白含有液を等電沈殻ずろ温度は3
0℃V月二(好ましくは3+1〜70”C)が)内当で
ある。30°C以1−で等電沈澱して得られる蛋白カー
ドの締りがよくなり分離が容易心こなる効果がある。従
い、公知の分離手段(濾別、遠心分離)のみならず連続
式遠心分離機(デカンタ−、セパレーター等)を用いて
も容易に蛋白カーlを分離できる効果がある。
0℃V月二(好ましくは3+1〜70”C)が)内当で
ある。30°C以1−で等電沈澱して得られる蛋白カー
ドの締りがよくなり分離が容易心こなる効果がある。従
い、公知の分離手段(濾別、遠心分離)のみならず連続
式遠心分離機(デカンタ−、セパレーター等)を用いて
も容易に蛋白カーlを分離できる効果がある。
30℃未満で等電沈澱してiりる蛋白カー1′は該カー
ドを6時間以上好ましく tJ: 8時間レノ、−1J
i、(<置した後遠心分離するかまたは強い遠心力で遠
心分離しないと分離が困難である(第1図及び第2図参
照)。又70°Cを越えると犬豆蛋+11+にの濃度や
時間Gこもよるが大豆蛋白が変性ずイ)等して好ましく
ない場合がある。
ドを6時間以上好ましく tJ: 8時間レノ、−1J
i、(<置した後遠心分離するかまたは強い遠心力で遠
心分離しないと分離が困難である(第1図及び第2図参
照)。又70°Cを越えると犬豆蛋+11+にの濃度や
時間Gこもよるが大豆蛋白が変性ずイ)等して好ましく
ない場合がある。
本発明の蛋白含有液は蛋白含有原料から水性溶媒を用い
て抽出した蛋白含有液をいう。蛋白含有原料は公知の動
物、植物、微生物由来の蛋白原料を用いることができる
が、経済性、実用性の観点より大豆蛋白含有原料(大豆
、脱脂大豆等)が好ましい。例えば、■大豆蛋白含有原
料を水抽出して得る大豆蛋白水抽出液、■大豆蛋白原料
GpH6゜5以−1−の還元水系−トに処理し、pl+
5.5〜7.0且つ20℃以下の範囲に移行して得られ
る大豆蛋白水抽出液、■大豆蛋白原料をpH6,5以上
の還元水系下に処理し、p115.5〜7.0且っ20
°C以下の範囲に移行して得られる不溶性画分を温水系
下に移行し分散或いは熔解した大豆蛋白水抽出液等を用
いることができる。
て抽出した蛋白含有液をいう。蛋白含有原料は公知の動
物、植物、微生物由来の蛋白原料を用いることができる
が、経済性、実用性の観点より大豆蛋白含有原料(大豆
、脱脂大豆等)が好ましい。例えば、■大豆蛋白含有原
料を水抽出して得る大豆蛋白水抽出液、■大豆蛋白原料
GpH6゜5以−1−の還元水系−トに処理し、pl+
5.5〜7.0且つ20℃以下の範囲に移行して得られ
る大豆蛋白水抽出液、■大豆蛋白原料をpH6,5以上
の還元水系下に処理し、p115.5〜7.0且っ20
°C以下の範囲に移行して得られる不溶性画分を温水系
下に移行し分散或いは熔解した大豆蛋白水抽出液等を用
いることができる。
■、■において、大豆蛋白原料を還元水系下に抽出する
態様として(al電解還元水系下又は(hl S S結
合開裂剤存在下に処理する等を挙げることができる。
態様として(al電解還元水系下又は(hl S S結
合開裂剤存在下に処理する等を挙げることができる。
まず(al電解還元水系下に処理する態様とj7ては、
電解による還元方法を利用することができる。
電解による還元方法を利用することができる。
例えば、大豆蛋白原料を公知の電解還元処理装置の陰極
槽に入れ水系下に通電と7、電気分解によってη二しる
陰極付近の還元状態を利用して還元下に処理することが
できる。還元反応の速度や程度は電流密度、電極電位或
いは反応時間を変えることにより容易に調整することか
できる。通常、電解還元処理装置は陰極を有する槽(陰
極槽)と陽極を有する槽(陽極槽)を電解隔Ilぐ(半
透膜等の高分子物質、素焼板又は筒等の磁器性物質等イ
メン透過性物質が用いられる)で仕切ったり橋絡(通常
、電解質を含んだ寒天等の高分子物質等を用いる)して
いる。
槽に入れ水系下に通電と7、電気分解によってη二しる
陰極付近の還元状態を利用して還元下に処理することが
できる。還元反応の速度や程度は電流密度、電極電位或
いは反応時間を変えることにより容易に調整することか
できる。通常、電解還元処理装置は陰極を有する槽(陰
極槽)と陽極を有する槽(陽極槽)を電解隔Ilぐ(半
透膜等の高分子物質、素焼板又は筒等の磁器性物質等イ
メン透過性物質が用いられる)で仕切ったり橋絡(通常
、電解質を含んだ寒天等の高分子物質等を用いる)して
いる。
次ぎに、(bl S S結合開裂剤存在下に処理する態
様として、亜硫酸アルカリ金属(亜硫酸、重亜硫酸、ピ
ロ亜硫酸、メタ亜硫酸、のカリウムまたはナトリウム)
塩、その他の水溶性塩及びカチオン(例えばアンモニウ
ムその他の化合物)塩、亜硫酸ガス等、抽出系において
亜硫酸イオンとなる化合物又はグルタチオン、システィ
ンまたはこれらの塩酸塩、メルカプトエタノール等を用
いることができる。
様として、亜硫酸アルカリ金属(亜硫酸、重亜硫酸、ピ
ロ亜硫酸、メタ亜硫酸、のカリウムまたはナトリウム)
塩、その他の水溶性塩及びカチオン(例えばアンモニウ
ムその他の化合物)塩、亜硫酸ガス等、抽出系において
亜硫酸イオンとなる化合物又はグルタチオン、システィ
ンまたはこれらの塩酸塩、メルカプトエタノール等を用
いることができる。
前述の、■、■等の蛋白含有液を前述したように30℃
以上(好ましくは30〜70℃)で等電沈澱分離するこ
とができる。
以上(好ましくは30〜70℃)で等電沈澱分離するこ
とができる。
特に、■の蛋白含有液は20°C以下で分1ii11さ
れた液である為温度が低くT業的なデカンタ−等の連続
遠心分離では等電沈澱蛋白カードが締まりにくく分81
1が困ゲVである。また、冬場は水温程度の温度でC1
1本発明の蛋白含有液の等電沈澱蛋白カー1が締り蕪い
。ところが、蛋白含有液を等電沈澱するときの温度を3
0℃以上に調整することにより沈澱した蛋白カードが締
り分離が容易になイ、。
れた液である為温度が低くT業的なデカンタ−等の連続
遠心分離では等電沈澱蛋白カードが締まりにくく分81
1が困ゲVである。また、冬場は水温程度の温度でC1
1本発明の蛋白含有液の等電沈澱蛋白カー1が締り蕪い
。ところが、蛋白含有液を等電沈澱するときの温度を3
0℃以上に調整することにより沈澱した蛋白カードが締
り分離が容易になイ、。
更に、蛋白含有液の電気伝導度を3.5ms /cm〜
5.5 ms/c、mにずイ)ことにより蛋白の分離は
更に良くなる。
5.5 ms/c、mにずイ)ことにより蛋白の分離は
更に良くなる。
蛋白含有液の電気伝導度を3.5ms /c、m未満で
は蛋白刃−]′の締りが充分でなく、又5.5 ms/
cn+を越えると蛋白カードは締まるが蛋白カード全体
の収率か下がる。
は蛋白刃−]′の締りが充分でなく、又5.5 ms/
cn+を越えると蛋白カードは締まるが蛋白カード全体
の収率か下がる。
蛋白含有液の電気伝導度を3.5ms /cm〜5.5
ms/r、mに調整する態様としては、例えばfat
蛋白凝固性物(アルカリ土類金属等)を除く電解質を添
加する、(hl蛋白含有液の濃度を挙げて蛋白含有液中
の電解質の濃度を調整する等を挙げることができる。例
えば電解質が塩化ナトリウムの場合0.05〜0.2%
の濃度で電気伝導度を3.5ms /cm〜5.5 m
s/cmにすることができる。
ms/r、mに調整する態様としては、例えばfat
蛋白凝固性物(アルカリ土類金属等)を除く電解質を添
加する、(hl蛋白含有液の濃度を挙げて蛋白含有液中
の電解質の濃度を調整する等を挙げることができる。例
えば電解質が塩化ナトリウムの場合0.05〜0.2%
の濃度で電気伝導度を3.5ms /cm〜5.5 m
s/cmにすることができる。
特に、11S蛋白の割合が多い蛋白含有液はど等電沈殿
分離が困難であるが、蛋白含有液の温度及び電気伝導度
を前述の範囲に調整することにより容易に蛋白を等電沈
澱分離できるものである。即ち、蛋白含有液中の7S蛋
白に対するIIs蛋白の割合が60%以上になると、そ
の等電沈澱カードのデカンタ−、セパレーター等の遠心
分離機による分離が極めて困難なものを本発明の分離法
を用いることによりその分離が容易になったものである
。
分離が困難であるが、蛋白含有液の温度及び電気伝導度
を前述の範囲に調整することにより容易に蛋白を等電沈
澱分離できるものである。即ち、蛋白含有液中の7S蛋
白に対するIIs蛋白の割合が60%以上になると、そ
の等電沈澱カードのデカンタ−、セパレーター等の遠心
分離機による分離が極めて困難なものを本発明の分離法
を用いることによりその分離が容易になったものである
。
(実施例)
以下実施例により本発明の実施態様を説明する。
実施例1
脱脂大豆蛋白40部に水400部を加え、亜硫酸水素ナ
トリウム0.56部を加え、pHを7.8に調整して3
0分攪拌抽出(液温17℃)した。pa+を6.0に調
整し氷40部を加え液温7.2℃とし、1時間攪拌放置
した。120部/時でデカンタ−を用いて沈澱画分と水
溶性画分(S1画分)に分離した。沈殿画分に50°C
温水200部を加えpl+7.6に調整し同様にデカン
タ−で分離して水溶性画分(S2画分)を得た。
トリウム0.56部を加え、pHを7.8に調整して3
0分攪拌抽出(液温17℃)した。pa+を6.0に調
整し氷40部を加え液温7.2℃とし、1時間攪拌放置
した。120部/時でデカンタ−を用いて沈澱画分と水
溶性画分(S1画分)に分離した。沈殿画分に50°C
温水200部を加えpl+7.6に調整し同様にデカン
タ−で分離して水溶性画分(S2画分)を得た。
81画分を1114.5に調整後デカンタ−で分離(3
0部/時)したがカードが締まりにくく分離が困難だっ
たので、等電沈澱させる温度を変えて(その温度で30
分間設置した後)、10℃にて放置時間を変えて放置し
、各々放置したカーl゛を再度デカンタ−で分離(70
部/時)した。結果を第1図に示ず。カード放置時間が
長いと等電沈澱させる温度が低くζもカードが締すって
くるのでデカンタ−分離が可能となった。又、等電沈澱
させる温度を30℃以−ヒに保つと、カード放置時間が
短くとも得られたカー1はよく締りデカンタ−分離が容
易であった。
0部/時)したがカードが締まりにくく分離が困難だっ
たので、等電沈澱させる温度を変えて(その温度で30
分間設置した後)、10℃にて放置時間を変えて放置し
、各々放置したカーl゛を再度デカンタ−で分離(70
部/時)した。結果を第1図に示ず。カード放置時間が
長いと等電沈澱させる温度が低くζもカードが締すって
くるのでデカンタ−分離が可能となった。又、等電沈澱
させる温度を30℃以−ヒに保つと、カード放置時間が
短くとも得られたカー1はよく締りデカンタ−分離が容
易であった。
次ぎに、先の82画分をpl−14、7に調整し同様に
等電沈穀させる温度と放置時間を変えてデカンタ−で分
離(100部/時)した結果を第2図に示す。
等電沈穀させる温度と放置時間を変えてデカンタ−で分
離(100部/時)した結果を第2図に示す。
S1画分と同様、カード放置時間がrい程、又は等電沈
澱させる温度が30°C以上のときilられたカードが
よく締り分離が容易になった。
澱させる温度が30°C以上のときilられたカードが
よく締り分離が容易になった。
尚、図中沈澱率とは、各々の条件で等電沈澱して得られ
るカード乃至スラリーを静置型遠心分離機を用い10.
00(IRPMで30分遠心後沈殻して得られるカード
の固形分を100とした場合に、本発明に用いるデカン
タ−を用いて分離して得られるカードの固形分の割合で
ある。
るカード乃至スラリーを静置型遠心分離機を用い10.
00(IRPMで30分遠心後沈殻して得られるカード
の固形分を100とした場合に、本発明に用いるデカン
タ−を用いて分離して得られるカードの固形分の割合で
ある。
実施例2
常法により脱脂大豆1部に水15部を加え、攪拌抽出し
オカラ成分を遠心分離除去して豆乳を得た。該豆乳のp
Hを塩酸を用いて4.5に調節して蛋白カードを等電沈
澱させるに際し、等電沈澱の温度及び放置時間(H1’
cにて放置)を変えて同様にデカンタ−分離した。次表
に結果を示す。
オカラ成分を遠心分離除去して豆乳を得た。該豆乳のp
Hを塩酸を用いて4.5に調節して蛋白カードを等電沈
澱させるに際し、等電沈澱の温度及び放置時間(H1’
cにて放置)を変えて同様にデカンタ−分離した。次表
に結果を示す。
(以下余白)
表−1カー1′の固形分−/−%)
放置時間 0.5138(時間)
等10℃ 19.518.519.528.3電20℃
21.423.52B、533.5沈30℃ 35.
541.241.842.5澱 40℃ 40.3
旧、5 42.2 42.8温 50℃ 41.5
43.0 42.8 41.5度−□□−−−−−−
−−−〜−−−−−カード放置時間が長い程、又は等電
沈澱温度が30℃以上のとき得られたカードがよく締り
デカンタ−分離が容易になった。
21.423.52B、533.5沈30℃ 35.
541.241.842.5澱 40℃ 40.3
旧、5 42.2 42.8温 50℃ 41.5
43.0 42.8 41.5度−□□−−−−−−
−−−〜−−−−−カード放置時間が長い程、又は等電
沈澱温度が30℃以上のとき得られたカードがよく締り
デカンタ−分離が容易になった。
実施例3
実施例2と同様にして得た豆乳に塩化ナトリウムを次表
に示すように0〜0.2%加えた。このときの各々の電
気伝導度を電気伝導度側(横河電気@製)を用いて測定
した。次いで、40°Cにてpl+4゜8で等電沈澱さ
せ30分間放置してまず+Ill100ORPで5分間
遠心分離して蛋白カードを回収した。このときのカード
の固形分割合及び回収量(総乾燥固形分)を測定した。
に示すように0〜0.2%加えた。このときの各々の電
気伝導度を電気伝導度側(横河電気@製)を用いて測定
した。次いで、40°Cにてpl+4゜8で等電沈澱さ
せ30分間放置してまず+Ill100ORPで5分間
遠心分離して蛋白カードを回収した。このときのカード
の固形分割合及び回収量(総乾燥固形分)を測定した。
次ぎに同様にしてf2)3000RPHで20分間遠心
分離して蛋白カー1を回IIνし7た。
分離して蛋白カー1を回IIνし7た。
このときのカードの回収量(総乾燥固形分)を測定した
。そして、同収率を(1)のカー1の回収量(総乾燥固
形分)の(2)のカートの回収量(総乾燥固形分)に対
する割合(百分率)とした。
。そして、同収率を(1)のカー1の回収量(総乾燥固
形分)の(2)のカートの回収量(総乾燥固形分)に対
する割合(百分率)とした。
表−2
NaC1温度(%)0 0.(150,10,150
,2電気伝導度ms/cm 3 3.14.55
.4 6.(1(11のカード固形分% 18.5 2
+ 26 25 26回収率% 80
H)n100 98 83実施例4 実施例1と同様にして得た31画分と52両分の配合割
合を変えることにより7S蛋白に対するIIs蛋白の含
有比率を変えた蛋白含有液を調製し7、温度変化、食塩
0.5%添加有無の条件にてpl+を4,5に調整後、
通液量500 R/llr?lIM−10型デカンタ−
(石型具カンタ工業@ !!! )を用いて分離した蛋
白カードの水分(重量%)を次表に示す。
,2電気伝導度ms/cm 3 3.14.55
.4 6.(1(11のカード固形分% 18.5 2
+ 26 25 26回収率% 80
H)n100 98 83実施例4 実施例1と同様にして得た31画分と52両分の配合割
合を変えることにより7S蛋白に対するIIs蛋白の含
有比率を変えた蛋白含有液を調製し7、温度変化、食塩
0.5%添加有無の条件にてpl+を4,5に調整後、
通液量500 R/llr?lIM−10型デカンタ−
(石型具カンタ工業@ !!! )を用いて分離した蛋
白カードの水分(重量%)を次表に示す。
表−2
11S /7S (遠心分離時の条件)比
20℃ 50℃ 50℃ (0,5% Nac 1
2 )65/35 分離不可2125 70/30 分離不可20 24.580/20
分離不可1823 7S蛋白に対する113蛋白の割合が60%を越えると
20℃では分離が困難であったものが、50℃では分離
が容易になり、更にNaCeを加えることにより更に分
離がよくなったものである。
20℃ 50℃ 50℃ (0,5% Nac 1
2 )65/35 分離不可2125 70/30 分離不可20 24.580/20
分離不可1823 7S蛋白に対する113蛋白の割合が60%を越えると
20℃では分離が困難であったものが、50℃では分離
が容易になり、更にNaCeを加えることにより更に分
離がよくなったものである。
以上詳述したように、蛋白を等電沈澱分画する温度を3
0℃以上にするごとにより等電沈澱した蛋白カーISが
よく締り蛋白の分離回収が容易になったものでる。特に
7S蛋白に対するIIS蛋白の割合が60%以−Lの蛋
白においでも等電沈澱分離回収が容易になったものでる
。
0℃以上にするごとにより等電沈澱した蛋白カーISが
よく締り蛋白の分離回収が容易になったものでる。特に
7S蛋白に対するIIS蛋白の割合が60%以−Lの蛋
白においでも等電沈澱分離回収が容易になったものでる
。
第1図は実施例1における81画分の等電沈澱温度及び
沈澱スラリーの放置時間を変えて再度デカンタ−で分離
したときの等電沈澱温度と31画分の沈澱率を放置時間
毎に表す図面である。 第2図は実施例2における82両分の等電沈澱温度及び
沈澱スラリーの放置時間を変えて再度デカンタ−で分離
したときの等電沈澱温度と52両分の沈澱率を放置時間
毎に表す図面である。
沈澱スラリーの放置時間を変えて再度デカンタ−で分離
したときの等電沈澱温度と31画分の沈澱率を放置時間
毎に表す図面である。 第2図は実施例2における82両分の等電沈澱温度及び
沈澱スラリーの放置時間を変えて再度デカンタ−で分離
したときの等電沈澱温度と52両分の沈澱率を放置時間
毎に表す図面である。
Claims (7)
- (1)蛋白を等電沈澱分離するに際し、蛋白含有液を3
0℃以上の温度で等電沈澱することを特徴とする蛋白の
分離法。 - (2)蛋白含有液が大豆蛋白水抽出液である特許請求の
範囲第(1)項記載の分離法。 - (3)蛋白含有液が大豆蛋白原料をpH6.5以上の還
元水系下に処理し、pH5.5〜7.0且つ20℃以下
の範囲に移行して得られる大豆蛋白水抽出液である特許
請求の範囲第(1)項記載の分離法。 - (4)蛋白含有液が大豆蛋白原料をpH6.5以上の還
元水系下に処理し、pH5.5〜7.0且つ20℃以下
の範囲に移行して得られる不溶性画分を温水系下に移行
し分散或いは溶解した大豆蛋白水抽出液である特許請求
の範囲第(1)項記載の分離法。 - (5)還元水系下が電解還元水系下又はSS結合開裂剤
存在下である特許請求の範囲第(3)項又は(4)項記
載の分離法。 - (6)蛋白含有液が電気伝導度3.5ms/cm〜5.
5ms/cmである特許請求の範囲第(1)項乃至第(
5)項のいづれかに記載の分離法。 - (7)蛋白含有液中の7S蛋白に対する11S蛋白の割
合が60%以上である特許請求の範囲第(1)項又は第
(6)項記載の分離法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14534085A JPS625993A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 蛋白の分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14534085A JPS625993A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 蛋白の分離法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625993A true JPS625993A (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=15382910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14534085A Pending JPS625993A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 蛋白の分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS625993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280574A (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 熱内部応力緩和異方性蒸着成形体の製造方法 |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP14534085A patent/JPS625993A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0280574A (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 熱内部応力緩和異方性蒸着成形体の製造方法 |
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