JPS625985A - 新規なテトラピロール化合物 - Google Patents

新規なテトラピロール化合物

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JPS625985A
JPS625985A JP61100303A JP10030386A JPS625985A JP S625985 A JPS625985 A JP S625985A JP 61100303 A JP61100303 A JP 61100303A JP 10030386 A JP10030386 A JP 10030386A JP S625985 A JPS625985 A JP S625985A
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tumor
acid
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    • C07D487/22Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains four or more hetero rings
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光線診断および光線治療、特に人間または動
物の腫瘍および癌組織の診断および治療に有用な新規な
化合物および医薬用組成物に関するものである。
[従来の技術] ヘマトポルフィリン誘導体を投与した後に、波長範囲6
26〜636ナノメードルの強い光線を人間体内の腫瘍
および癌組織に照射して癌細胞を減少させ、ときには殺
滅することが知られている(POT公表明細書第W08
37008]]号を参照)。またポルフィリン、特にプ
ロトポルフィリンのナトリウム塩は細胞の正常機能を維
持または増進させ、悪性腫瘍の発生、成長、転移および
再発を防止するのに有用であることが知られている。特
開昭51−125757号には、腫瘍抑制剤として、ポ
ルフィリンを使用することが述べられており、例として
エチオポルフィリン、メソポルフィリン、プロトポルフ
ィリン、ジューテロポルフィリン、ヘマトポルフィリン
、コブロポルフイリンおよびウロポルフィリンが挙げら
れている。
テトラヘドロ〉・レターズ(Tetrahedron 
Letters)23号、1978年、2017〜20
20頁においては、主にマリン・エフロイド・バチルス
・ビリディス(marineechuroid B、 
viridis)の体壁部を抽出することによって得ら
れた顔料ボネリン(bonellin)のアミノモノカ
ルボン酸アダクツのことが述べられている。
これらのアダクツの構造は、ポネリンの遊離カルボキシ
ル基の一方とアミノモノカルボン酸とから生成したアミ
ドであると推測されている。このアダクツを加水分解す
ると、バリン、イソロイシン、ロイシンおよびアロイソ
ロイシンの混合物を生成する。この文献においては、こ
れらアミノ酸アダクツの用途については何も述べていな
い。
ヘミシェ・ベリヒテ(Chemische Beric
hte)、90巻、4号、1957年、470〜481
頁には、メソポルフィリンおよびメソヘミンビスアミノ
酸エステルおよび対応する酸につい記載されている。特
定のビスアミノ酸化合物は、メソポルフィリンおよびメ
ソヘミンのDし一バリン、DL−ロイシン、DL−フェ
ニルアラニン、DL−イソロイシンおよびL−グルタミ
ン酸エステル(および対応する遊離酸)ビス−アダクツ
である。しかるにこれらの化合物の医薬としての用途は
記載されていない。
PCT特許出願No、 Wo 84701382号には
、腫瘍の位置検出と治療に、新規なヘマトポルフィリン
誘導体が有用であることが記載されている。
動物体内においてテトラビロールが強い感光性を有する
ことは良く知られており、多数の文献に記載されている
。例えばJ、 1njr、 SCi、 Vitamin
ol。
27.521〜527頁、1981年;アグリカルチュ
ラル・アンド・バイオロジカル・ケミストリー(Agr
ic。
Bio、 Chem、) 、46(9>、  2183
〜2193頁、1982年:ケミカル・アブストラクツ
(Chem、 Abst、)、98巻、276頁、19
83年、および88巻、6976軸頁、1928年など
がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の新規な化合物は、少なくとも3つのカルボン酸
基を有するテトラビロールのアミノモノカルボン酸アダ
クツである。すなわち、本発明の新規な化合物は下記の
構造式で表わされ、かつアミノモノカルボン酸と少なく
とも3つのカルボキシル基を有するテトラビロールとの
モノ−、ジ−またはポリアミドからなるものである。
上式において、2はアミノ基を除外したアミノモノカル
ボン酸残基、Xはカルボキシル基を除外したテトラビロ
ール残基、およびnは1〜4までの整数である。
環状テトラビロールは、それらの共通の母体テトラビロ
ールとしてウロポルフィリノーゲンを有し、かつ次の環
状構造を有する。
上記式において、分子の各位置には1〜20の番号が付
されており、各項はA、B、CおよびDによって示され
ており、これらの環には上記環構造のベルヒドロ−1例
えばジヒドロ−およびテトラヒドロ誘導体、例えば二重
結合が1つ以上欠けている化合物も含まれる。この環状
構造には4つのピロール環が存在し、ピロール環はその
環のα−位置でメチン基、即ち−CH−によって結合さ
れている。
本発明の化合物は、この明細書において便宜的にテトラ
ピロールの誘導体として表わされているか、理解される
ように「テトラピロールJという用語は上記の特徴的な
環状構造を有する化合物、およびそれに対応するベルヒ
ドロ誘導体を包含するものである。
本発明において用いられるテトラピロールは、すべて既
知のものであり、また種々の手段および種々の変法によ
り天然のテトラピロールから誘導される。天然のテトラ
ピロールは共通の原種としてウロポルフィリノーゲン■
、即ち架橋結合位置で還元したヘキサヒドロポルフィリ
ンを含む。
好ましいテトラピロールカルホン酸は、テトラピロール
中に少なくとも3つのカルボン酸基を有するものであり
、それらは望ましくは非対称的にポルフィリン環に結合
している。すなわち、カルボン酸基は分子の項八および
Bの側に存在するか、あるいは、分子の環CおよびDの
側に存在する。
本発明においては、下記の式て表わされる化合物および
医薬として許容し得るそれらの塩が特に好ましい: E 式中、Xは水素、ビニル、エチル、アセチルまたはフォ
ルミル基;Yはメチルまたはフォルミル基;Mはメチル
基:およびEはエチル基である。
本発明の新規な化合物の他の特徴は、環状構造のいずれ
かの番号の位置の置換基中に少なくとも1つのアミド結
合が存在することである。これらは後記の他の置換基と
共に新規な化合物中に存在するものである。
従って本発明は、クロリン、バクテリオクロリン、およ
び関連するポルフィリン化合物の発色団を有する化合物
のアミノ酸またはペプチド誘導体に係るものである。ペ
プチド結合は発色団を有する化合物のカルボキシル基お
よび特定のアミノ酸のアミノ基を伴っている。本発明の
新規な化合物は3つのカルボキシル基を有するテトラピ
ロールの誘導体包含している。これらの誘導体としては
、主な種類のテトラピロール、即ち当業者にとって周知
のクロリンおよびバクテリオクロリンがある。
上記ペプチド結合を生成するために、本発明において用
いられるアミノ酸は、アミノモノカルボン酸であり、こ
の酸におけるアミノ基は、当然カルボン酸の炭素原子上
に位置している。炭素原子鎖中におけるアミノ基の特定
位置は限定的ではないが、唯一の要件は、所定のポルフ
ィリンのカルボキシル基と共に必要なペプチド結合を効
果的に生成することである。したがって、本発明におい
ては種々のアミノモノカルボン酸が有用であり、それら
の例としては、セリン、グリシン、メチオニン、α−ア
ラニン、β−アラニン、α−フェニルアラニン、ε−ア
ミノカプロン酸、ピペリジン−2−カルボン酸、ピロー
ル−2−カルボン酸、ピペリジン−2−プロピオン酸、
ピロール−2−酢酸、リシン、トレオニン、システィン
、およびその他の天然アミノ酸である。これらのアミノ
酸は、メチル基およびエチル基のような有角アルキル基
並びにペプチド結合を形成するアミン基の性能に悪影響
を及ぼすことのない他の基、例えば、アルコキシ基また
はアシルオキシ基で置換されていてもよく、さらに他の
アミノ基を含んでいてもよい。好ましいアミノ酸は極性
アミノ酸であり、特に天然の極性α−アミノ酸、セリン
、メチオン、トレオニンおよびシスティンであり、これ
らは容易に入手することかでき、かつ現時点では最良の
結果をもたらすものである。本発明において「極性アミ
ノ酸」は、必要なアミノ基およびカルボキシル基の他に
、酸素、窒素または硫黄含有基、特にヒドロキシ、アセ
トキシおよびメトキシなどの酸素含有基を有するアミノ
酸である。
テトラピロール類の化合物は第1表に例示されており、
この表においてはテトラピロール環構造の各位置の番号
が用いられ、記載されている容置換基の位置を示してい
る。環内における二重結合の不在に関しては、項目「ジ
ヒドロ」の下に二重結合の不存在箇所を示す各組の数字
(環の位置)で示す。
本発明において特に好ましい化合物は以下の通りである
久ユニ之舅J1 モノ、ジおよびトリセリニルクロリンe6モノ、ジおよ
びトリセリニルメソクロリンe6モノ、ジおよびトリト
レオニルクロリンe6モノ、ジおよびトリトレオニルメ
ソクロリンe6モノ、ジおよびトリグリシルアセチルク
ロリンe6モノ、ジおよびトリセリニルロジンg7モノ
、ジおよびトリメチオニルホルミルクロリンe6 モノ、ジおよびトリトレオニルロジンg7モノ、ジおよ
びトリシステイニルクロリンe6モノ、ジおよびトリシ
ステイニルロジンg7バクテリオクロリン′L1 モノ、ジおよびトリセリニルバクテリオクロリンe6 モノ、ジおよびトリトレオニルバクテリオクロリンe6 モノ、ジおよびトリシステイニルバフテリオフ0リンe
6 前記の新規な化合物は酸あるいは塩基と塩を生成する。
塩基により生しる塩と同様に、酸性塩は最終生成物の精
製および/または分離に特に有用である。しかし、塩基
性塩は以下に示すように、診断および治療に特に有用で
ある。
酸性塩は、種々の酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、硝酸
および硫酸のような鉱酸、並びにトルエンスルホン酸お
よびベンゼンスルホン酸のような有機酸によって生成す
る。
塩基性塩は、例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、マグネシウム、アンモニウム、トリエチルアンモニ
ウム、トリメチルアンモニウム、モルホリン、とベリジ
ンの塩、および類似の塩である。
酸性塩および塩基性塩は、酸または塩基の水溶液中に選
ばれたアミノ酸のテトラピロールアミドを溶解し、この
溶液を蒸発乾固する簡単な方法によって生成する。アミ
ドに対して水混和性の溶媒を使用すると、アミドを容易
に溶解することかできる。
最終アミド生成物は、例えば金属塩との反応により金属
錯体に転化することもできる。マグネシウム錯体はアダ
クツ生成物として有用なものである。マグネシウム錯体
、および例えば、鉄および亜鉛を含む他の金属錯体は、
アダクツ生成物の処理中に除去困難なニッケル、コバル
トおよび銅のような金属による汚染を防止するのに有用
である。
亜鉛およびマグネシウムは、製造後最終アダクツ生成物
から容易に除去することかできる。
多くのアミノジカルボン酸はD−型およびL−型両方の
状態で存在する。また、D、l、−型は勿論、これらの
型を混合して用いてもよい。出発アミノ酸を選ぶことに
より、当然のこととして各異性体または異性体の混合物
が存在する生成物を製造することになる。本発明はその
ようなすべての異性体の使用を意図するものであるが、
l、−型のものは特に好ましい。
本発明の新規な化合物は、選ばれたアミノ酸と特定のテ
トラピロールとのアミド生成反応を通常含む一般的なペ
プチド合成方法により製造する。
したがって、テトラビロールカルボン酸などのようなア
ミド生成誘導体も、上記の新規なペプチドを生成する場
合に使用することかでき、そのような誘導体の例として
は低級アルキルエステル、無水物および混合無水物があ
る。
好ましい調製方法においては、カルボン酸の混合無水物
またはカルボジイミドを使用する。各反応物は適切な溶
媒中において単に接触させることにより反応する。この
場合、還流温度までの温度が用いられ、高い温度は単に
反応時間を短縮するに過ぎない。しかしながら極度に高
い温度は、望ましくない副反応を引き起こす恐れがある
ので好ましくない。
上記ペプチドを生成する方法は、この技術分野において
周知であり、後述の実施例において詳細に説明する。
テトラビロールは少なくとも3つのカルボキシル基を含
むので、カルボキシル基の数および選定した反応物の量
によっても相違するが、異性体のモノペプチド生成物お
よびシーおよびトリーまたはそれ以上のペプチド生成物
さえも含む混合生成物が生成する。従って、アミノ酸と
テトラピロールとの等モル混合物を反応させると、モノ
ペプチドのみならずジ−およびポリペプチドも得られる
たたしこの場合、モノペプチドの方が多量に生成する。
モル比が高い場合、生成物の性質はそれに応じて変化す
る。一般に公知のクロマトグラフィー技術を用いてモノ
ペプチドをそれよりも高位のペプチドから分離すること
は可能である。しかしながらそのような分離は不必要で
ある。なぜならば、最終用途において混合ペプチドは通
常分離生成物と同等であるからである。従って、同一の
テトラピロールのモノ−、ジ−およびトリペプチドの混
合物を使用することが可能である。
通常未反応のテトラピロールは、精製中に、例えばクロ
マトグラフィー技術によって本発明のペプチド生成物か
ら分離する。
光線診断および光1ンム 本発明の化合物は、腫瘍、癌および悪性組織(以下「腫
瘍」という)の光線診断および光線治療に有用である。
腫瘍のある人間または動物に本発明の組成物を投与して
、適切な光線または電磁波を照射すると、この化合物は
光、即ち蛍光を発生する。これにより腫瘍の存在、位置
および大きさを測定できる。
即ちこれが光線診断である。
適切な波長および強度を有する光を腫瘍に照射すると、
上記化合物は活性化され腫瘍に対して細胞死減作用を及
ぼす。これを「光線治療」という。
光線診断および光線治療に使用する化合物は、理想的に
は次の性質を有していなければならない=(a)光線に
よって活性化されない場合、および光線によって活性化
されるまでの間、正規の治療投与量において無毒である
こと: (b)選択的に光線活性であること; (C)光線または電磁波を当てたとき、特異的な、かつ
測定可能な蛍光を発生すること: (d)光線または電磁波を当てたとき、腫瘍に対して細
胞死減作用を及ぼす程度まで活性化されること;および (e)治療後、容易に代謝または排出されること。
これまでの試験によると、本発明の新規な組成物に用い
る化合物は上記特性を有すると共に、更に生理的pHの
食塩水中において適度な溶解性を特徴的に保有している
前記の化合物は、対応するもとのテトラピロールよりも
腫瘍に対して大きな蛍光を発する。これらの化合物を使
用すると、腫瘍の周囲の正常組織と比較して腫瘍部分は
最大のコントラストを示す。
本発明の化合物は600〜800ナノメートルの好適な
範囲内における光線治療用活性エネルギーを吸収し、ま
た好ましい化合物は620〜760ナノメートルの範囲
内における光線、即ち光線治療目的のために腫瘍にエネ
ルギーをより容易に浸透させる長い波長の光線を吸収す
る。
現在までの経験によれば、本発明の化合物は、もとのテ
トラピロールよりも腫瘍全体にわたって均一に分布し、
そのために投与量をかなり少なくすることができる(も
とのテトラピロールの必要な正規投与帽の約l/10ま
で)。投与量を少なくできることは、もし上記化合物が
排出されなくても、宿主(host)の光線感作を低下
させることになるので意義のあることである。また、こ
れら化合物はより安定した蛍光を有するが、対応するテ
トラピロールのいくつかは、ばらつきのある蛍光特性を
示し、または蛍光が宿主内において日によって変化する
本発明の化合物の特に有利な特性は、それらが宿主から
容易に排泄することができるという点である。一般的に
、静脈内投与、または腹膜組織内投与から48〜72時
間後には、正常な筋肉組織内にほとんど存在せず、また
は検出できないほどの量で存在するに過ぎない。前記化
合物は、注射後24〜72時間以内に宿主の便から回収
される。同じような状況のもとにおいて、対応するテト
ラピロールはかなりの量が残存するが、アミノモノカル
ボン酸によって生成されたペプチドの残存量は約20%
以下である。前記のような性質は宿主の光線感作を減少
させることかできるので非常に重要である。
本発明の組成物は広範囲にわたる腫瘍の診断および治療
に使用することができる。腫瘍の例としては、胃癌、腸
瘍、肺癌、乳癌、子宮癌、食道癌、卵巣癌、膵臓癌、咽
頭癌、肉腫、膵臓癌、膀胱癌、上顎癌、胆管癌、苦痛、
大脳腫瘍、皮膚癌、悪性甲状腺腫、前立腺癌、耳下腺の
癌、ホジキン病、多発性骨髄腫、腎臓癌、白血病および
悪性リンパ細胞腫がある。診断に対して唯一の要件は腫
瘍が適切な光線にさらされた時、選択的に蛍光を発する
ことかできることである。治療のためには、活性エネル
ギーが腫瘍に浸透しなければならない。
診断の場合、短い波長の光線か用いられるが、治療目的
の場合、腫瘍組織への浸透を容易にするために長い波長
の光線が使用される。従って、テトラピロールの各特性
によるけれとも、診断のためには360〜760ナノメ
ートルの光線が使用され、治療のためには620〜76
0ナノメートルの光線が用いられる。本発明の新規な化
合物の吸収特性は原料たるテトラピロールと本質的に同
じである。
光線は化合物が診断用蛍光を発生し、かつ治療用の細胞
死減作用を及ぼすほど強いことが必要である。
光線診断用および光線治療用の照射源については限定し
ないが、レーザービームが好ましい。
なぜならば、所望の波長範囲内において強い光線を選択
的に照射することかできるからである。
例えば、光線診断の場合、本発明の化合物は人間または
動物の体内に投与され、一定の時間後に診断すべき部位
に光線を照射する。肺、咽頭食道、胃、子宮、膀胱また
は直腸のような患部に内視鏡使用することが可能であれ
ば、内視鏡を用いて照射を行ない、腫瘍部分は選択的に
蛍光を発生する。
この部分は視覚によって観察し、あるいはファイバース
コープを通して目によって観察し、もしくはCRTスク
リーン上に映し出す。
光線治療の場合、化合物の投与後、レーザービームを石
英繊維の先端から照射する。腫瘍の表面を照射する他に
、石英繊維の先端を腫瘍内に挿入して腫瘍の内部に照射
することもできる。照射状態は視覚により観察し、ある
いはCRTスクリーン上に映し出す。
光線診断のためには、360から760nm間の波長の
光線が本発明のテトラビロール化合物を活性化するのに
望ましい。当然のことながら、各化合物には特定の最適
活性化波長がある。光線診断のためには長波長紫外線ラ
ンプが特に望ましい。処置を施した腫瘍は、光線治療の
ところですでに述べた方法と同様にして観察することが
できる。
本発明の新規な化合物の投与量は、所望の効果、即ち診
断のためか、または治療のためかによって異なる。診断
のためには1mg/kgのわずかな量で効果的であり、
約20 [n87kgまでの投与量が用いられる。治療
のための投与量は通常約0.5 mg/kgである。当
然のことながら、診断または治療に対する投与量は、本
発明化合物の上記の有利な特性、例えばその1つとして
宿主から化合物を容易に排出することからみても広い範
囲にわたっている。
本発明の化合物は診断または治療に用いられる投与量に
おいては明らかに無毒である。20 mg/kgまでの
投与量を用いた実験において、実験動物は本発明の化合
物によって死亡するようなことはなかった。
診断および治療の両方に対して、本発明の化合物は、経
口的に、あるいは静脈内または筋肉内を経て投与するこ
とができる。これらは好ましくは塩基性塩、例えばナト
リウム塩の形で凍結乾燥した無菌の、発熱物質を含まな
い化合物として製剤することができる。好ましい製剤形
態は注射可能な(等張性のある)溶液である一 本発明の化合物を含む腫瘍の治療に用いられる照射源と
しては、フィルターを通した強力な連続光源、励起した
色素または他のレーザーおよび送光システムがある。上
記照射源は次の制限内において実施することができる。
すなわち620〜760nmの波長において、20〜5
00 mW/cm2の照射強度で少なくとも500 m
Wの全出力で行なう。現在市販されているいくつかのレ
ーザーはこれらの基準を満足するものである。
テトラピロール類は文献にみられる種々の合成方法によ
り製造することができる。例えば、クロリンe6 ウィルスタッタ−、アール、  (Willst、at
t、er、 R,)およびストール、 ニー、(Sto
ll、 A、)共著:インベスティゲイションズ・オン
・クロロフィル(Investigations on
 Chlorophyll :クロロフィルの研究)、
−(訳者:シェルッ、エフ、エム。
(Schertz、 F、 M、)およびメルッ、ニー
、アール。
(Merz、 A、 R,) ) 、サイエンス・プリ
ンティング・プレス(Science Printin
g Press)、ペンシルバニア州ランカスター、1
928年、176頁。
ウィルスタッタ−、アール、  (Willstatt
ar、 R,)およびアイスラー、エム、 (Isle
r、 M、)共著;アナリン・デル・ヘミ−(八〇〇、
 chem、)、390号、1912年、269頁。
フィッシャー、エイチ、 (Fisher、 ■、)お
よびバウムラー、アール、 (Baumler、 R,
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、)、474号、1929年、65頁。
フィッシャー、エイチ、  (Fisher、 tl、
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、 Chem、 Soc、) 、 52号、1930年
、3013頁。
Zζ フィッシャー (Fisher)およびオース(Ort
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s Chemiedes Pyrrole :ピロール
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CAkademischeVerlazsgesell
scj+aft)、ライプチヒ(Leipzig)、1
1巻、2部、1940゜ ポルフィリンについての一般的な参考文献「ポルフィリ
ンズ・アンド・メタロポルフィリンズ」(Porphy
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s:ボルフィリンとメタロポルフィリン)、ケビン・エ
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スミス(Kevin M、 Sm1th)編、エルザビ
ア(Elsevier)1975、ニューヨーク。
本発明の化合物は選ばれた投与経路、即ち経口、静脈、
筋肉または皮下の経路から、種々の形で宿主に投与する
ことができる。
活性化合物は、例えば不活性な希釈剤と共に、または同
化性可食キャリアーと共に経口投与してもよく、または
硬質もしくは軟質外被のゼラチンカプセルに封入しても
よく、または錠剤状に圧縮してもよく、または食品に直
接混入してもよい。
経口治療投与の場合、活性化合物は賦形剤に混入するこ
とができ、かつ消化吸収可能な錠剤、口腔錠、トローチ
剤、カプセル剤、甘味チンキ剤、懸濁剤、シロップ、ウ
ェファ−等の形で使用することもできる。そのような組
成物および製剤は少なくとも0.1*の活性化合物を含
んでいなければならない。組成物および製剤の含有割合
は当然変化し、好都合な割合は単位重量の約2〜約60
%の範囲内にある。そのような治療学的に有用な組成物
中における活性化合物の量は、所望の投与量を服用させ
るような量である。本発明の好ましい組成物または製剤
は、経口投与型単位製剤が約50〜3oo[l1gの活
性化合物を含むように調製する。
錠剤、トローチ剤、丸薬、カプセル剤等はさらに次のも
のを含むことかできる。トラガヵントゴム、アラビアゴ
ム、トウモロコシデンプンまたはゼラチンのような結合
剤;リン酸二カルシウムのような賦形剤;トウモロコシ
デンプン、ジャガイモデンプン、アルギン酸等のような
分解代謝剤;ステアリン酸マグネシウムのような訓滑剤
;および蔗糖、ラクトースまたはサッカリンのような甘
味料を加えることができ、またはペパーミント、冬緑油
またはサクランボ香料のような香料も加えることができ
る。投与製剤の単位形態がカプセルである時、それは上
記原料の外に液体キャリアーを含むことができる。剤皮
物質(コーティング剤)として、または投与製剤の物理
的な単位形態を変更するために、種々の他の原料を用い
ることができる。例えば、錠剤、丸薬またはカプセルは
シェラック、糖またはこれらの両方で被覆することかで
きる。シロップまたは甘味チンキ剤は活Pト化合物、甘
味料として蔗糖、防腐剤としてメチルおよびプロピルパ
ラヘン、染料およびサクランボまたはオレンジ香料のよ
うな香料を含むことができる。
当然のことながら、投与単位製剤を製造する際に用いら
れる原料はいずれも薬学的に純粋であり、使用量におい
て実質的に無毒でなければならない。
さらに活性化合物は特効性製剤および配合物に混入する
こともできる。
また、活性化合物は非経口的にまたは腹腔内に投与する
こともできる。遊離の塩基または薬学的に容認可能な塩
としての活性化合物の溶液は、水中においてヒドロキシ
プロピルセルロースのような界面活性剤と混合すること
により調製することができる。分散剤もまたグリセロー
ル、液体ポリエチレングリコールおよびこれらの混合物
並びにオイル中において調製することができる。貯蔵お
よび使用の際の一般的な条件の下にあっては、これら製
剤は微生物の成長を防止するために防腐剤を含んでいる
注射用の望ましい薬学的形態としては、無菌の水溶液ま
たは分散剤および無菌の注射可能溶液または分散剤の即
席用無菌散剤がある。あらゆる場合、製剤は無菌状態で
なければならず、また注射器に容易に適用できる程度ま
で流動性がなければならない。製剤は製造および貯蔵の
条件の下で安定でなければならず、かつ細菌およびカビ
のような微生物の汚染から保護しなければならない。キ
ャリヤーは、例えば水、エタノール、ポリオール(例え
ばグリセロール、プロピレングリコールおよび液体ポリ
エチレングリコール等)、それらの望ましい混合物およ
び植物油を含む溶媒または分散媒である。適切な流動性
は、例えばレシチンのような剤皮物質を使用することに
よって、分散剤の場合には所望の粒度を保持することに
よって、および界面活性剤を使用することによって維持
することができる。微生物の作用は種々の抗菌剤および
防カビ剤、例えばパラベン類、クロロブタノール、フェ
ノール、ソルビン酸、チメロサール等によって防止する
ことができる。多くの場合、等張剤、例えば糖または塩
化ナトリウムを含むことが好ましい。注射が可能な組成
物の吸収は組成物中において吸収を遅らせる薬剤、例え
ばモノステアリン酸アルミニウムおよびゼラチンを使用
することにより長引かせることができる。
無菌の注射可能溶液は適当な溶媒中に上記のような種々
の他の成分と共に所定量の活性成分を混入し、さらに必
要があれば濾過殺菌を行うことにより調製する。一般的
に、分散剤は塩基性分散媒および上記成分のうちの必要
なものを含む無菌ビヒクルに種々の殺菌した活性成分を
混入することにより調製する。無菌の注射可能溶液を調
製するために用いる無菌散剤の好ましい調製方法は、あ
らかじめ無菌濾過した溶液から活性成分およびその他の
望ましい成分の粉末を生成する減圧乾燥および凍結乾燥
技術である。
本発明の新規な化合物は、宿主の腫瘍に対して、それが
内部に生じたものあるいは外部に生じたもののいずれで
も、局所性組成物として直接適用することかできる。例
示的な組成物としては、溶媒、特に水性溶媒、さらに好
ましくは水を用いた新規化合物の溶液がある。別な態様
として、局所性組成物を特に皮膚の腫瘍に用いる場合、
本発明の新規な化合物は、この目的のために一般的に使
用される通常のクリームまたは軟膏の形態に分散し、ま
たはエアロゾルの製造において一般的に使用される噴射
剤を含むスプレー溶液または懸濁液の形で使用できる。
本発明において用いられている「薬学的に容認可能な担
体」としては、すべての溶媒、分散媒、剤皮物質、抗菌
剤、防カビ剤、等張剤、吸収遅延剤等がある。薬学的活
性物質用のそのような媒質および薬剤の使用は、この技
術分野において周知である。従来のどんな媒質または薬
剤でも、活性成分と配合禁忌である場合を除けば、上記
治療用組成物中において使用することが可能である。補
助活性成分もまた組成物に混入することができる。
容易にかつ均一に投与することができる形に非経口組成
物を調剤することは特に有益である。ここに用いられて
いる投与単位製剤という用語は、治療すべき哺乳動物に
対する昨位投与量としてふされしい物理的に別々の東位
製剤を指称する。各単位製剤は所望の治療効果をもたら
すように計算された所定量の活性成分を必要な薬学的担
体と共に含んでいるものである。本発明の新規な化合物
の投与単位製剤の形態は、(a)活性成分の独特な特徴
および達成すべき特別な治療効果、および(b)生物体
の腫瘍を治療するための活性成分を配合する技術に固有
の限定要件などによって定まり、かつそれらにより直接
左右されるものである。
以下の実施例により本発明を更に説明する。
実施例I L−モノセリニルクロリンee(カルボジイミド法)(
方法■) 150 mgのクロリンe6および250 mgの1.
−セリントープチルエステルハイドロクロライトを20
 mlのジメチルホルムアミドに溶解した。1時間毎に
合計3x 100 mgのN、N’−ジシクロへキシル
カルボジイミドを加えた。4時間後、反応混合物を30
0 mlのエーテルで希釈し200 mlの水て2回洗
浄し、40m1のLMに叶で抽出した。このに叶溶液を
一晩加水分解し、70℃で10分間加熱した。
溶液のpHを7に調節し、フラッシュ蒸発により残留エ
ーテルを除去した。次に溶液を逆相(C−18シリカ)
カラム(1,5cmX 30cm)に導入した。生成物
を、メタノール/pH6,85、O,旧M KPO4の
緩衝液で段階的溶離法により精製した。望ましくない極
性色素を除去するまで、5tメタノールで溶離を行なっ
た。次にモノセリニルクロリンe6を6〜8tメタノー
ルで溶離し、未反応のクロリンe6を25主メタノール
で溶離した。
簡単にフラッシュ蒸発を行なってメタノールを除去した
後pl(3で生成物を沈澱させ、その後遠心分離器で希
酢酸を用い3回洗浄した。
減圧下で生成物を乾燥した。
(方法■) Fischer and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの91−93頁に記載された方法によりクロリンe6
を調製した。
100 Bのクロリンes(遊離酸の形態)および35
 mgの1−エチル−3−(3−デメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミドハイドロクロライトを2 mlのN
、N’−ジメチルホルムアミドに溶解した。5分後に1
25 mgのL−セリンベンジルエステルハイドロクー
ロライドを添加し、完全に溶解するまで激しく攪拌し、
次に室温で2時間静置した。この時点で、0.5 ml
の氷酢酸を加え、次に30 mlのメタノールおよび1
2 mlの水を加えた。
溶液をC−18逆相カラムに通した。カラムを100m
1の水で洗浄し、次に4 mlのIM N840Hで洗
浄し、再度50 mlの水で洗浄した。次に、生成物を
MeOH/H20で溶出した。30〜80!k MeO
Hでカラムから溶出したフラクションは、Vハ、70%
 MeOH/3吐緩衝液(pH6,85の0.1Mリン
酸ナトリウム)の溶媒でG−18逆相プレートTLCで
測定したところ、生成物の他にカルボジイミド活性化ク
ロリンを含んでいた。
これらのフラクションを集め、充分な3N NaOHを
添加し、0.I N Na叶の溶液を調製した。1時間
後、加水分解が完結したことを上記の且Cで確認した。
メタノールをロータリー(rotary)蒸発により除
去し、■CIによりpHを7.5に調整した。クロリン
溶液を同一の逆相カラムに再度通し、水で洗浄し、Me
OH/水を使用して段階傾斜溶離法により、10〜50
%のメタノール濃度で溶出した。TLCにより測定し純
粋なモノーL−セリニルクロリン(Rfは非置換クロリ
ンよりも僅かに大きい)を含むフラクションを集めた。
メタノールをロータリー蒸発により除去し、生成物を三
ナトリウム塩として、凍結乾燥により乾燥した。
実施例2 モノおよびジ(1,)セリニルクロリンe6(り土凍−
ンイミド法) 400 mgのクロリンe6および 1gの1.−セリ
ンペンシルエステルp−トシレートを75m1のジメチ
ルホルムアミドに溶解した。溶液の温度を撹拌しながら
65〜70℃に保持し、100 mgのN、N’−ジシ
クロヘキシルカルボジイミドを加えた(2時間おきに全
部で3回添加した)。溶液をこの温度で合計20時間撹
拌し、その後70%のメタノールおよび3吋の0.01
 M KPO3を含むpH[i、85の緩衝液を含有す
るTL(:(逆相)の(C−18シリカ)プレートによ
り試験した。TLCにより 50’Jを越える一置換化
合物および少量の二置換化合物が存在することが解った
次に150 mlのエーテルを加え、さらに100 m
lの水および数滴の氷酢酸を添加し撹拌した。その後エ
ーテル相を分離し、水相をtoo mlのエーテルで数
回抽出した。各エーテル抽出物を混合し、水(100m
l)で4回洗浄しジメチルホルムアミドを除去した。
次に、セリニルクロリンe6エステルを100 mlの
I M KOH中に抽出した(25mlずつ4回抽出)
さらにに叶溶液を室温で24時間放置し加水分解した。
溶液をpH7に中和し、次に逆相(C−I8シリカ)カ
ラム (1,5cmx 30 cm)に導入して、各成
分を分離した。メタノールを30%〜80主の勾配で含
むpH6,85の0.I M KPO4緩衝tFi1x
を用いて溶離を行なった。各留分を収集し、T[、Cに
より特性を調べた。溶離順序は、ジ(L)セリニルクロ
リンe6、モノ(14)セリニルクロリンe6およびク
ロリンe6であった。メタノールをフラッシュ蒸発で除
去し、HGIを用いてp)1.3で各成分を沈澱させた
生成物を遠心分離器により収集し、次に非常に希薄な酢
酸で数回洗浄し、さらに減圧の下で乾燥した。
実施例3 モノグリシルクロリンet、(を合無水 ?625 m
gのクロリンe6を300 mlのジメチルホルムアミ
ド(DMF)に溶解した。277μl (0,002モ
ル)のトリエチルアミン(TEA)を撹拌しつつDMF
溶液に添加した。5分撹拌した後、201 μI (0
,002モル)のクロロギ酸エチル(EC)を加え、室
温で1時間半更に撹拌した。
75 mg (0,0009モル)のグリシン(アンモ
ニア不合)をDMF溶液に添加し、50〜60℃で3時
間撹拌した。
DMF溶液を逆相(C−18シリカ) TLCにかけて
生成物を調べた。この場合、メタノール10.旧Mリン
酸ナトリウム緩衝液(7,0/30) 、 pl−16
,85を使用してクロマトグラムの展開を行った。
DMF溶液を殆ど乾燥するまでフラッシュ蒸発させ、反
応混合物を稀Nal中に取りpHを2.5〜3.0に調
整して固形物を沈澱させた。次に、沈澱を3.7 cm
x45 cIllの逆相(C−18シリカ)カラムに導
入した。
20〜40%のメタノールを含むpH6,85の0.0
1 Mリン酸ナトリウム緩衝液を用いてカラムから生成
物を溶出した。フラクションを成分毎に収集した。
メタノールをフラッシュ蒸発し、pH2,5〜3.0で
生成物を沈澱させた。沈澱を酢酸の稀水溶液で3回洗浄
し遠心分離した。生成物を真空中で乾燥した。モノグリ
シルクロリンe6の収量は87.5 mgであった。
実施例4 モノーL−アスパラギニルクロリンe6の礼装500 
mgのクロリンe6および175 mgのl−エチル−
3−(3−デメチルアミノプロピル)カルボジイミドハ
イドロクロライドを10 mlのN、N’−ジメチルホ
ルムアミドに溶解した。5分後、4]Omgのし一アス
パラギンを添加した。溶液を4時間攪拌した。アスパラ
ギンはこの反応中に完全に溶解しなかった。
しかし、p+ 6.85の70/30 MeOH70,
01Mリン酸ナトリウム緩衝液による逆相(C−18)
TLCにより、若干の生成物が存在することが解った(
Rfはクロリンe6よりも僅かに大きい)。2.5 m
lの氷酢酸を添加し反応を終了した。次にメタノールで
希釈し、全容積を100 mlにし、攪拌しつつ25 
mlの水を徐々に加えた。次に溶液を14X2cmのC
−18逆相カラムに通し、水で洗浄し、次に51111
のIM NaOHで洗浄し、最後に50m1のpH6,
85の0.01 Mリン酸ナトリウム緩衝液で洗浄した
。次に、生成物をMeOH/H20で、20〜5(1!
j; M、eOHの段階傾斜溶離法でカラムから溶出し
た。上記の条件で几Cにより測定し、純粋なモノ−1、
−アスパラギニルクロリンe6を含むフラクションを集
め、メタノールをロータリー(rotary)蒸発によ
り除去した。凍結乾燥により生成物を三ナトリウム塩と
して分離した。
実施例5 L−モノシステイニルクロリンe6(カルボジイミド広
y (方法工) 130 mgのクロリンe6および260 mgのL−
システィンメチルエステルハイドロクロライドを18 
mlのジメチルホルムアミドに溶解した。100 mg
のN、N’−ジシクロへキシルカルボジイミドを加え、
反応混合物を1時間撹拌した。次に、さらに50mgの
カルボジイミドを加えた。1時間後、逆相TLf’:(
70tのMeOHおよび30’Jの0.0+M KPO
4、pH6,85を含むC−18プレート)により、反
応混合物は75〜8096のモノ置換生成物を含むこと
が解った。200mlのジエチルエーテルを加え、10
0 mlの水で2回洗浄し、その後30 mlのIMに
011で抽出した。
生成物を暗所においてKOH溶液中で12時間加水分解
し、その後70℃で10分間加熱してエステル基の加水
分解を完結させた。次に生成物を逆相カラムクロマトグ
ラフィー(C−18逆相シリカ、1.5 cmX30c
m)により、段階的勾配溶離法を用いてp)I6.85
のO1旧M KPO4緩衝液中のメタノールて分離した
。誌メタノールで極性不純物を除去した。更に25*メ
タノールでクロリンe6をカラムから溶離した。フラッ
シュ蒸発によりメタノールを除去し、pH3でモノシス
テイニルクロリンe6を沈澱させ、収集し、さらに遠心
分離器において希酢酸で3回洗浄し、その後減圧の下で
乾燥した。
生成物を三ナトリウム塩として分離した。
(方法II ) 300 mgのクロリンe6および105 mgの1−
エチル−3=(3−デメチルアミノプロピル)カルボジ
イミドハイドロクロライドを6 mlのN、N−ジメチ
ルホルムアミドに溶解した。5分後、255 mgの1
、−システィンハイドロクロライドを添加した。溶液を
5時間室温で攪拌した。試験の結果は、モノ−14−ア
スパラギニルクロリンe6と同様であった。
実施例6 Fischer and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの98〜102頁に記載された方法により500 m
gのクロリンe6トリメチルエステルを調製した。クロ
リンe6トリメチルエステルを600 mlの還流アセ
トンに溶解した。400mgの過マンガン酸カリウムお
よび800 mgの硫酸マグネシウムを130.mlの
水に溶解したものを、還流アセトン溶液に約1時間かけ
て徐々に添加した。添加終了後、溶液を30分間更に還
流した。冷却した後、300 mlの塩化メチレンを加
え、分液漏斗中で、混合物を水により3回洗浄した。塩
化メチレンの容量を減少させ、生成物についてシリカゲ
ル上でクロマトグラフ処理を行なった。CH2Cl2中
で酢酸エチルの濃度を徐々に上昇させ溶出を行なった。
溶出した最初の主たる褐色のハンドを2−デスビニル−
2−ホルミルクロリンe6の生成物として集めた。収量
は94 mgであった。
生成物を還流するn−プロパツール(0,1ml/mg
)に溶解し、6倍当量のINK叶を添加してけん化を行
なった。三カリウム塩を濾過し、ローブロバノールで洗
浄し、減圧下で乾燥し、続いて2−ホルミルクロリンe
6を調製した。
100[[1gの2−ホルミルクロリンes(遊離酸の
形態)および35 mgの1=エチル−3−(3−デメ
チルアミノプロピル)カルボジイミドハイドロクロライ
トを2mlのN、N’−ジメチルホルムアミドに溶解し
た。
5分後に125 mgのL−セリンベンジルエステルハ
イドロクロライドを添加し、完全に溶解するまで激しく
攪拌し、次に室温で2時間静置した。この時0.5 m
lの氷酢酸を加え、次に30 mlのメタノールおよび
12 mlの水を加えた。
溶液をC−18逆相カラム(14X2 cm)に通した
カラムを100 mlの水で洗浄し、次に、4 mlの
IMNl−14011で洗浄し、再度50 mlの水で
洗浄した。
次に生成物をMeOH/1121)で溶出した。3[1
〜81’Y Me(+11でカラムから溶出したフラク
ションは、V/V、70’4MeOH/30%緩衝液(
pl+ 6.85の0.1 Mリン酸ナトリウム)の溶
媒でC−18逆相プレート且Cで測定したところ、生成
物の他にカルボジイミド活性化クロリンを含んでいた。
これらのフラクションを集め、充分な3N NaOHを
添加し、0.I N Na011の溶液を調製した。1
時間後、加水分解が完結したことを上記のTLCで確認
した。メタノールをロータリー(rotary)蒸発に
より除去し、)ICIによりpHを7.5に調整した。
クロリン溶液を同一の逆相カラムに再度通し、水で洗浄
し、MeOH/水を使用して段階傾斜溶離法にJ:す、
10〜50%のメタノール濃度で溶出した。TLCによ
り測定し純粋なモノーL−セリニルクロリン(Rfは非
置換クロリンよりも僅かに大きい)を含むフラクション
を集めた。メタノールをロータリー蒸発により除去し、
生成物を三ナトリウム塩と1ノて、凍結乾燥により乾燥
した。
実施例7 ea)の調製 A、ジューテロクロリンe6 Fischer and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの104頁に記載された方法によりジューテロクロリ
ンe6トリメチルエステルを調製した。次に還流n−プ
ロパツール(0,1ml/mg)に溶解し、6倍当量の
IN K叶を加えてトリメチルエステルを加水分解し遊
離の状態にした。冷却した後生成物をカリウム塩として
濾過により集め、減圧下で乾燥した。
B、モノーL−セリニルジューテロクロリンe6100
 mgのジューテロクロリンes(遊離酸の形態)およ
び35mgの1−エチル−3−(3−デメチルアミノプ
ロピル)カルボジイミドハイドロクロライドを2 ml
のN、N’−ジメチルホルムアミドに溶解した。
5分後に125 mgのし一セリンベンジルエステルハ
イドロクロライトを添加し、完全に溶解するまで激しく
攪拌し、次に室温で2時間静置した。この時0.5 m
lの氷酢酸を加え、次に30 mlのメタノールおよび
12 mlの水を加えた。
溶液をC−18逆相カラム(+4X2 cm)に通した
カラムを100 mlの水で洗浄し、次に、4 mlの
1MNH40Hで洗浄し、再度50 mlの水で洗浄し
た。
次に生成物をMelハ120で溶出した。30〜80!
j; MeOtlでカラムから溶出したフラクションは
、V/V、70tMeOH/30%緩衝液(p)I 6
.85の0.1Mリン酸ナトリウム)の溶媒でC−18
逆相プレートTLCで測定したところ、生成物の他にカ
ルボジイミド活性化クロリンを含んでいた。
これらのフラクションを集め、充分な3N Na0II
を添加し、0.I N Na0t(の溶液を調製した。
1時間後、加水分解が完結したことを上記のTIJで確
認した。メタノールをロータリー(rotary)蒸発
により除去し、MCIによりpl−1を7.5に調整し
た。クロリン溶液を同一の逆相カラムに再度通し、水で
洗浄し、Me叶/水を使用して段階傾斜溶離法により、
lO〜50’4のメタノール濃度で溶出した。TLCに
より測定し純粋なモノ−L−セリニルクロリン(Rfは
非置換クロリンよりも僅かに大きい)を含むフラクショ
ンを集めた。メタノールをロータリー蒸発により除去し
、生成物を三ナトリウム塩として、凍結乾燥により乾燥
した。
実施例8 A、2−アセチルクロリンe6 Fischer and 5tern、 Di Che
+nie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Leipsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの185頁に記載された方法により2−アセチルクロ
リンe6トリメチルエステルを調製した。次に還流n−
プロパツール(0,1ml/mg) ’に溶解し、6倍
当量のINK叶を加えてトリメチルエステルを加水分解
し遊離の状態にした。冷却した後、生成物をカリウム塩
として一過により集め、減圧下で乾燥した。
B、L−セリニル−2−アセチルクロリン86100 
mgの2−アセチルクロリンes(遊離酸の形態)およ
び35 mgの1−エチル−3−(3−デメチルアミノ
プロピル)カルボジイミドハイドロクロライトを2 m
lのN、N“−ジメチルホルムアミドに溶解した。
5分後に125 mgの14−セリンベンジルエステル
ハイドロクロライドを添加し、完全に溶解するまで激し
く攪拌し、次に室温で2時間静置した。この時0.5 
mlの氷酢酸を加え、次に30 mlのメタノールおよ
び12m1の水を加えた。
溶液をC−18逆相カラム(14x 2 cm)に通し
た。
カラムを100 mlの水で洗浄し、次に、4 mlの
1MN840Hで洗浄し、再度50 mlの水で洗浄し
た。
次に生成物をMeOtl/l+□oで溶出した。30〜
80!l; MeOtlでカラムから溶出したフラクシ
ョンは、V/V、70tMeOH/30’l;緩衝液(
pH6,85の0.1Mリン酸ナトリウム)の溶媒でC
−l5逆相プレートTLCで測定したところ、生成物の
他にカルボジイミド活性化クロリンを含んでいた。
これらのフラクションを集め、充分な3N Na叶を添
加し、0.1 N Na叶の溶液を調製した。1時間後
、加水分解が完結したことを上記の且Cで確認した。メ
タノールをロータリー(rotary)蒸発により除去
し、HCIによりpHを7.5に調整した。クロリン溶
液を同一の逆相カラムに再度通し、水で洗浄し、MeO
H/水を使用して段階傾斜溶離法により、10〜5吋の
メタノール濃度で溶出した。TLCにより測定し純粋な
モノ−1,−セリニルクロリン(nrは非置換クロリン
よりも僅かに大きい)を含むフラクションを集めた。メ
タノールをロータリー蒸発により除去し、生成物を三ナ
トリウム塩として、凍結乾燥により乾燥した。
実施例9 モノーL−セリニルメソクロリンe6の調製A、メソク
ロリンe6 Fischer and 5tern、 Di Che
mie Des Pyrroles。
第2巻、後半、Lejpsig 1940. Akad
emischeVerlagsgesellschaf
tの102頁に記載された方法によりメソクロリンe6
トリメチルエステルを調製した。
次に還流n−プロパツール(0,1ml/mg)に溶解
し、6倍当量のIN MOHを加えてトリメチルエステ
ルを加水分解し遊離の状態にした。冷却した後、生成物
をカリウム塩として濾過により集め、減圧下で乾燥した
B、モノーL−セリニルメソクロリンe6100 mg
のメンクロリンee(遊離酸の形態)および35 mg
の1−エチル−3−(3−デメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミドハイドロクロライドを2 mlのN、N’
−ジメチルホルムアミドに溶解した。5分後に125 
mgのL−セリンベンジルエステルハイドロクロライド
を添加し、完全に溶解するまで激しく攪拌し、次に室温
で2時間静置した。この時0.5…1の氷酢酸を加え、
次に3011のメタノールおよび12 mlの水を加え
た。
溶液をG−18逆相カラム(14x2 cm)に通した
カラムを100 mlの水で洗浄し、次に、4 mlの
1MNH40f(で洗浄し、再度50m1の水で洗浄し
た。
次に生成物をMeOH/H20で溶出した。30〜80
% MeOtlでカラムから溶出したフラクションは、
V/V、70tMeOH/3桟緩衝液(pu 6.85
の0.1Mリン酸ナトリウム)の溶媒でC−18逆相プ
レートT1、Cで測定したところ、生成物の他にカルボ
ジイミド活性化クロリンを含んでいた。
これらのフラクションを集め、充分な3N NaOHを
添加し、0.I N Na叶の溶液を調製した。1時間
後、加水分解が完結したことを上記のTLGで確認した
。メタノールをロータリー(rotary)蒸発により
除去し、[1によりp)lを7.5に調整した。クロリ
ン溶液を同一の逆相カラムに再度通し、水で洗浄し、M
eO11/水を使用して段階傾斜溶離法により、10〜
50%のメタノール濃度で溶出した。TLCにより測定
し純粋なモノーL−セリニルクロリン(Rfは非置換ク
ロリンよりも僅かに大きい)を含むフラクションを集め
た。メタノールをロータリー蒸発により除去し、生成物
を三ナトリウム塩として、凍結乾燥により乾燥した。
実施例10 ジ(D、L)セリニルロジンgt(カルボシイよ一ト1
人>−140mgのロジンg7および200 mgの(
DL)セリンメチルエステルパイトロクロライトを30
 mlのジメチルホルムアミド中に溶解した。3’00
 mgのN、N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドを
添加した。
反応物を1時間静置し、次に他の300 mgのカルボ
ジイミドを加えた。この操作を2回繰り返し、反応混合
物を1晩静置した。ベンゼン/メタノール/88%ギ酸
(7)8.5/1.510.+3 V/V/V溶媒を使
用してシリカの薄層クロマトグラフィにより反応を監視
した。
二置換ロジンg7のR,値は最高であり、非置換ロジン
g7のR,値は最低であった。一方、−置換異性体はそ
の中間であり、分離しなかった。
−晩装置した後、反応混合物は少なくとも50tの二置
換ロジンgフを含んでいた。真空により溶媒を除去し、
残漬を50 mlの3Ni(CIに溶解した。
溶液を室温で48時間静置しエステル基を加水分解し、
ロジンg7混合物をpH2,5−3で沈澱させ、それを
収集し遠心分離器で水により洗浄した。
ロジンg7混合物を0.05 M NH4OHに溶解し
、逆相(c−iaシリカ)カラム2.5 cm X 3
0 cmにより精製した。なお0.01 M KPO4
緩衝液(pH6,85)中40〜70%メタノール(全
容量IJ2)の直線傾斜溶離法により溶離した。
最初のロジンg7を収集し、メチルアルコールをフラッ
シュ蒸発により除去し、次に溶液をpH2,5〜3で沈
澱させ、沈澱を収集し、遠心分離器を用いて種酢酸で3
回洗浄した。生成物を次に減圧下で乾燥した。
実施例11 シおよびモノ(1,)セリニルロジン、(合無水汰y 50 mg (0,000087モル)のロジンg7を
100 mlのテトラヒドロフラン(THF)に溶解し
た。 210μl(0,002モル)のトリエチルアミ
ンを撹拌しつつ添加した。lO分後195μl (’0
.00179モル)のクロロギ酸エチルを加えた。10
分間撹拌した後、2”50 mg(0,00169モル
)のL−セリンを含む50 ml’ (0,Mモル)の
0.2 M KOHを、TIIF溶液に撹拌しながら滴
下した。この混合物を室温で60分間撹拌した。
有機溶媒をフラッシュ蒸発させ、反応混合物をシリカ且
Cにかけて生成物を調べた。この場合、ベンゼン/メタ
ノール/88tギ酸(8,5/1.570.13)を使
用してクロマトグラムの展開を行った。
生成物を調べた後、溶液をpH7,5〜8.0に調整し
、逆相(C−18シリカ)カラム2.5X30 cmに
導入した。反応混合物はpH6,85の0.旧M KP
O4緩衝液中40〜80tメタノール(全容量11)の
直線傾斜溶離法により分離した。
カラムの溶出液をフラクションコレクターにより収集し
、管の内容物を成分毎に集めた。溶離の順序はジ(L)
セリニルロジンg7、モノ(L)セリニルロジンg7お
よび非置換ロジンg7であった。
メタノールをフラッシュ蒸発し、pH2,5〜3.0で
生成物を沈澱させた。沈澱は酢酸の稀水溶液で3回洗浄
した。次に、生成物を減圧下にて乾燥した。
前記のカルボジイミド法または混合無水物法により、下
記の本発明の化合物を合成した。
(D、L)−セリニルメソクロリンe6グリシルクロリ
ンe6 グリシルメソクロリンe6 α−(D 、 L)−アラニルクロリンe6α−(D 
、 L)−アラニルメソクロリンe6β−(D 、 L
)−アラニルクロリンe6β−(D 、 L)−アラニ
ルメソクロリンe6ローアミノーn−カプロイルクロリ
ンe6ローアミノーn−カプロイルメソクロリンe6(
D 、 L)−セリニルバクテリオクロリンe6グリシ
ルバクテリオクロリンe6 α−(D 、 L)−アラニルバクテリオクロリンe6
β−アラニルバクテリオクロリンea ε−アミノ−n−カプロイルバクテリオクロリンe6モ
ノ、ジおよびトリセリニルクロリンe6モノ、ジおよび
トリセリニルメソクロリンe6モノ、ジおよびトリトレ
オニニルクロリンe6モノ、ジおよびトリトレオニニル
メソクロリンesモノおよびジグリシルアセチルクロリ
ンe6モノおよびジセリニルロシンg7 モノおよびジメチオニルホルミルクロリンe6モノおよ
びジトレオニニルロジンg7 モノおよびジシステイニルクロリンe6モノ、ジおよび
トリセリニルバクテリオクロリンe6モノ、ジおよびト
リトレオニニルバクテリオクロリンe6 モノ、ジおよびトリシステイニルバクテリオクロリンe
6 実施例12 ジ−し一α−セリニルクロリンe6(混″A′″無 物
法650 mgのクロリンe6を301111のジメチ
ルフォルムアミド(DMF)に溶解させた。277μI
 (0,002モル)のトリエチルアミンを撹拌しつつ
DMF溶液に添加した。5分撹拌した後、201μl 
(0,002モル)のクロロギ酸エチルを加え、撹拌を
更に30分間継続した。0.95 g (0,009モ
ル)のL−α−セリンをDMF溶液に添加し50〜60
℃で1時間撹拌した。
DMF溶液を逆相(C−taシリカ)シリカTLCにか
けて生成物を調べた。この場合、メタノール10.01
 Mリン酸ナトリウム緩衝液(7,0/3.0)、pH
6,85を使用してクロマトグラムの展開を行った。
DMF溶液を殆ど乾燥するまでフラッシュ蒸発させ、反
応混合物を稀Na叶中にとりpHを2.5〜3.0に調
整して混合物を沈澱させた。次に沈澱を遠心分離し、種
酢酸水溶液で2回洗浄した。次に沈澱を稀NaOHに溶
解し、pHを7.0に調整した。これを3.7 cmX
45 cmの逆相(C−18シリカ)カラムに導入した
0.1 Mリン酸ナトリウム緩衝液、pH6,85/メ
タノール(7,0/3.0)を用いてカラムから生成物
を溶出した。フラクションを収集し、純粋なジ−L−α
−セリニルクロリンe6を集めた。メタノールをフラッ
シュ蒸発し、pu 2.5〜3.0で生成物を沈澱させ
た。沈澱を遠心分離し、酢酸の補水溶液で3回洗浄した
。生成物を凍結乾燥し、200 mgのジ−L−α−セ
リニルクロリンe6を得た。
前記実施例の方法により、他のアミノ酸を同様に使用し
て、以下のペプチドを調製した。但し、これらは本発明
を限定するものではない。
ジ、トリー(D、L)−セリニルクロリンe6ジ、トリ
ー(D、L)−セリニルメソクロリンe6ジ、トリーグ
リシルクロリンe6 ジ、トリーグリシルメソクロリンe6 ジ、トリーα−(D、L、)−アラニルクロリンe6ジ
、トリーα−(D、L)−アラニルメソクロリンe6ジ
、トリーβ−アラニルクロリンe6 ジ、トリーβ−アラニルメソクロリンe6ジ、トリー6
−アミノ−n−カプロイルメロリンe6ジ、トリーε−
アミノ−n−カプロイルメソクロリンe6 ジ、トリー(D、L)−セリニルバクテリオクロリンe
6 ジ、トリーグリシルバクテリオクロリンe6ジ、トリー
α−(D、L)−アラニルバクテリオクロリンe6 ジ、トリーβ−アラニルバクテリオクロリンe6ジ、ト
リー6−アミノ−n−カプロイルバクテリオクロリンe
6 ジ、トリービスチジルクロリンe6 ジ、トリーヒスチジルメソクロリンe6ジ、トリーアル
ギニルクロリンe6 ジ、トリーアルギニルメソクロリンe6ジ、トリーチロ
シルクロリンe6 ジ、トリーチロシルメソクロリンe6 ジ、トリーメチオニルクロリンe6 ジ、トリーメチオニルメソクロリンe6ジ、トリーシス
テイニルクロリンe6 ジ、トリーシステイニルメソクロリンe6ジ、トリート
レオニニルクロリンe6 ジ、トリートレオニニルメソクロリンe6ジ、トリーロ
イシルクロリンe6 ジ、トリーロイシルメソクロリンe6 トレオニニルクロリンe6 チロシルクロリンe6 バリルクロリンe6 0イシルクロリンe6 イソロイシルクロリンe6 プロリルクロリンe6 メチオニルクロリンe6 ヒスチジルクロリンe6 アルギニルクロリンe6 リシルクロリンe6 グルタミニルクロリンe6 4−ヒドロキシプロリルクロリンe6 5−ヒドロキシリシルクロリンe6 ε−アミノ−n−カプロイルクロリンe6γアミノブタ
ノイルクロリンe6 3−メチルヒスチジルクロリンe6 アラニルー2−アセチルクロリンe6 バリルー2−アセチルクロリン86 0イシル−2−アセチルクロリンe6 イソロイシルー2−アセチルクロリンe6ブロリルー2
−アセチルクロリンe6 メチオニルー2−アセチルクロリンe6グリシルー2−
アセチルクロリンe6 セリニルー2−アセチルクロリン06 トロオニニル−2−アセチルクロリンe6システイニル
ー2−アセチルクロリンe6チロシルー2−アセチルク
ロリンe6 アスパルギニルー2−アセチルクロリンe6リシルー2
−アセチルクロリンe6 アルギニルー2−アセチルクロリンe6ビスチジルー2
−アセチルクロリンe6グルタミニルー2−アセチルク
ロリンe64−ヒドロキシプロリル−2−アセチルクロ
リンe65−ヒドロキシリシル−2−アセチルクロリン
e6ε−アミノ−n−カプロイル−2−アセチルクロリ
ンe6 γ−アミノブタノイルー2−アセチルクロリンe63−
メチルヒスチジル−2−アセチルクロリンe6β−アラ
ニル−2−アセチルクロリンe6アラニルー2−ホルミ
ルクロリンe6 バリルー2−ホルミルクロリンe6 0イシル−2−ホルミルクロリンe6 イソロイシルー2−ホルミルクロリンe6ブロリルー2
−ホルミルクロリンe6 メチオニルー2−ホルミルクロリンe6グリシルー2−
ホルミルクロリンe6 セリニルー2−ホルミルクロリンe6 トレオニニルー2−ホルミルクロリンe6システイニル
ー2−ホルミルクロリンe6チロシルー2−ホルミルク
ロリンe6 アスパルギニルー2−ホルミルクロリンe6リシルー2
−ホルミルクロリンe6 アルギニルー2−ホルミルクロリンe6ビスチジルー2
−ホルミルクロリンe6グルタミニルー2−ホルミルク
ロリンe64−ヒドロキシプロリル−2−ホルミルクロ
リンe65−ヒドロキシリシル−2−ホルミルクロリン
e6ε−アミノ−n−カプロイル−2−ホルミルクロリ
ンe6 γ−アミノブタノイルー2−ホルミルクロリンe63−
メチルヒスチジル−2−ホルミルクロリンes   ゛
β−アラニルー2−ホルミルクロリンe6アラニルジユ
ーテロクロリンe6 バリルジューテロクロリンe6 0イシルジユーテロクロリンe6 イソロイシルジユーテロクロリンe6 プロリルジユーテロクロリンe6 メチオニルジユーテロクロリンe6 グリシルジユーテロクロリンe6 セリニルジューテロクロリンe6 トレオニニルジユーテロクロリンe6 システイニルジユーテロクロリンe6 チロシルジユーテロクロリンe6 アスパルギニルジユーテロクロリンe6リシルジユーテ
ロクロリンe6 アルギニルジユーテロクロリンe6 ビスチジルジユーテロクロリンe6 グルタミニルジユーテロクロリンe6 4−ヒドロキシプロリルジューテロクロリン865−ヒ
ドロキシリシルジューテロクロリン86ローアミノーn
−カプロイルジューテロクロリンe6γ−アミノブタノ
イルジューテロクロリンe63−メチルヒスチジルジュ
ーテロクロリンe6β−アラニルジューテロクロリンe
6 バリルメソクロリンe6 0イシルメソクロリンe6 イソロイシルメソクロリンe6 プロリルメソクロリンe6 メチオニルメソクロリンe6 セリニルメソクロリンe6 トレオニニルメソクロリンe6 システイニルメソクロリンe6 チロシルメソクロリンe6 アスパルギニルメソクロリンe6 リシルメソクロリンe6 アルギニルメソクロリンe6 ヒスチジルメソクロリンe6 グルタミニルメソクロリンe6 4−ヒドロキシプロリルメソクロリンe65−ヒドロキ
シリシルメソクロリンe6γ−アミノブタノイルメソク
ロリンe63−メチルヒスチジルメソクロリンe6テト
ラピロールの他のアミノ酸誘導体も調製可能である。ク
ロリン、ポルフィリンまたはバタテリオクロリンのジ−
、トリー、あるいは可能であれば、テトラ−アミノ酸誘
導体の調製に、以下のアミノ酸を、前記の方法により使
用することができる: ピペリジン−2−カルボン酸 とロール−2−カルボン酸 ピペリジン−2−プロピオン酸、およびビロール−2−
酢酸。
テトラビロールの混合アミノ酸誘導体もやはり調製する
ことができる。各種のクロリン誘導体、ポルフィリン誘
導体およびバタテリオクロリン話導体は、下記のアミノ
酸の2種あるいは3種を含むことができるニ クロリン、セリン、トレオニン、システィン、チロシン
、アスパラギン、グルタミン、リジン、アルギニン、ヒ
スチジン、α−アラニン、β−7−yニン、バリン、ロ
イシン、インロイシン、プロリン、α−フェニルアラニ
ン、β−フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニ
ン、ε−アミノ−n−カプロン酸、ピペリジン−2−カ
ルボン酸、ビロール−2−カルボン酸、ピペリジン−2
−プロピオン酸、およびビロール−2−酢酸。
本発明の全てのアミノ酸誘導体の、ピリジン中における
可視光線吸収スペクトルは、もとのテトラピロールの吸
収スペクトルと同一である。
化合物の物理的特性(相対極性)を標準クロマトグラフ
システムによって測定した。クロマトグラフデータ(R
f値)はベーカー(Baker)シリカゲル−018薄
層クロマトグラフプレート、粒径は20μm、およびコ
ーティングの厚さは200μIである。このクロマトグ
ラフ試験の溶媒系は75%のメタノールおよび25%の
0.01 Mリン酸カリウム緩衝液(pH5,85)で
ある。化合物は、はぼ中性のpHおよび最低の塩濃度で
、ナトリウム塩としてプレート上にスポットし乾燥した
。各種の誘導体のR,値を第2表に示す。また、分光分
析データを第3表に示す。
次にラットの腫瘍を治療する場合における、本発明の医
薬用組成物の使用方法について述べる。
実施例13 バッファロー(Buffalo)ラットについて、移植
可能な腫瘍、モリスへパトーマ(Morris Hep
atoma)7777を使用した。腫瘍を大腿部の外側
皮下に移植した。治療中、腫瘍の大きさは直径1〜2.
5 cmの範囲であった。
一般的な治療方法は次の通りである。次のようにして調
製したクロリンの溶液をラットに注射する: 20 m
gのクロリンナトリウム塩を1mlの0.HNail中
に溶解した。次にラットをエーテル麻酔している間に、
外側頚部を通してクロリン溶液を静脈注射した。注射し
た溶液の容量は、この実験の場合、重量対重量基準であ
り、ラットの体重および有効成分の投与量に基づいて計
算だ。所定時間の経過後、光線治療を行なった。
ラットの光線治療は麻酔せずに行なった。ラットを押え
つけて治療部位の毛を除去し、クーパー8オーロラ(C
ooper Aurora)アルゴン励起波長汀変色素
レーザーからのレーザー光線により治療した。
上記レーザーには、カリフォルニア州すンタ・バーバラ
(Santa Barbara) 、 D、 R,D、
:7ンサルテイング(Consulting)のダニエ
ル−トイロン博士(Dr、 Daniel Doiro
n)によって開発されたマイクロレンズに連結した光学
繊維光線伝送システムが備えられていた。
上記レンズは、レーザービームを分散させ、入射光束領
域全体にわたって光度の均一な光線を環状に分布させる
。光線の波長はハートリッジ(Hartridge)反
転分光器を用いて調節した。光度はイエロー・スプリン
グス・インストルメント(Yellow Spring
s Instrument)のモデル65Aの線量計を
用いて測定した。
上記マイクロレンズは、照射の直径が1.5cmになる
ようにラットの皮膚から離して配置し、光束はレーザー
の出力を制御することにより変化させた。
照射後ラットを檻にもどし24時間後に250μlの0
.9!ji NaC1に溶解した14 mgのエバンス
・ブルー (Evans Blue)色素を外側頚静脈
内に投与した。
注射して2時間後に、ラットを殺し、腫瘍を横断切開し
た。腫瘍壊死の範囲は色素の取り込み[M、C,口er
enbaum、ブリティッシュ・ジャーナル・オン・キ
ャンサー(Br、 J、 Cancer) 、45巻、
1982年、571頁]がないことにより決定し、腫瘍
の壊死横断面の深さはmmの単位で記録した。
第4表に、腫瘍に対するこれらの薬剤の効果を要約する
。これらの条件下で、腫瘍に対して、測定可能なかなり
の抑制効果か得られた。
エバンス・ブルー法の効力検定によれば、組織の損傷は
腫瘍組織に対して選択的に起り、正常な皮膚が腫瘍の上
にかぶさっている場合、および治療領域が正常な筋肉組
織のかなりの範囲で重なっている場合でさえ、殆ど全て
の場合において、組織の損傷が選択的に行なわれた。
光線力学的治療のデータを表に示す。第2欄には、1c
m2当りのジュールに換算した光線全投与量を示す。第
3欄には、ラットの体重1 kg当りのミリグラムに換
算したクロリンの投与量を示′1−0第4欄には、薬剤
投与とレーザー光線によるン光線との間の経過時間を示
す。第5欄には、治療光線の波長をナノメートル単位で
示す。第6欄に&オフ台療光線の光度をIcm2当りの
ミリワ・ント単位で示1−0第7欄には、腫瘍組織の壊
死の平均的深さ又、ト11ち皮膚に隣接している腫瘍の
壊死先端部より皮膚′から最も離れた腫瘍の壊死端縁部
までの距離をミリメートル単位で示す。
s、d、は又の標準偏差である。
(n)はこの実験に関与した腫瘍すなわち脚部の数であ
る。
第8欄には各群ごとの壊死の深さの範囲をミリメートル
単位で示す。
実施例14 以下のようにして治療および評価を行なった。
SmT−F移植腫瘍を、後脚部あるいは側部に有する鼠
(DBA/2 Ha Ros−d+tla)の外側頚部
に静脈注射しあるいは腹膜腔内に光感作性薬剤を投与し
た。
投与後所定の時間か経過してから、腫瘍の表面の毛を剃
り光線治療を行なった。
カリフォルニア州すンタ・バーバラのり、、R,D、、
コンサルティングのダニエル・トイロン博士が開発した
マイクロレンズシステムを、石英繊維にて結合した、ク
ーパー・オーロラ・アルゴン励起波長可変色素レーザー
からレーザー光線を照射した。
このレンズの光学的性質は、光が環状になってレンズか
ら出て被照射部全体にわたって均一な強さの光線を与え
る。被照射部の直径はレンズからの距離の関数である。
光度は、イエロー・スプリングス・インストルメントの
モデル65 Aの線量計を用いて治療部位において測定
した。全ての実験において、できるたけ腫瘍に中心を合
わせ、直径1.5cmの皮膚を照射した。 動物群につ
いて、光度、波長および照射光量をデータ中に記載した
。ハートリッジ・リバージョン・スペクトロスコープを
使用し、記載した価に対してl nm以内の積度で波長
を調整した。
照射24時間後に、5 mgのエバンス・ブルー色素を
静脈注射した。更に2時間の後、鼠を殺し、光線治療部
位の中心に沿って、腫瘍を横断切開した。
影響を受けない腫瘍は、影響を受けない正常な皮膚と同
様に青色に染色された。壊死あるいは影響を受けた部分
の外観は白色または赤色であった。
腫瘍全体および影響を受けた部分について、水平および
垂直に、カリバスを用いて、はぼ0.5 mmまで測定
した。以下の表に、各化合物についての結果を示す。
第5表 化 合 物:   モノー■、−セリニルメソクロリン
e61 グループNo、    78   78   
78   78   782開始日 3鼠 No、  l  2 3 4 54 性    
    雄   雄   雄   雄   雄5鼠重量
 23,325,821.022.826.46投与量
 100.0 +00.0100.0100.0100
.07 方    法   iv    iv    
iv    iv    iv8 時    間   
24,0  24.0  24.0  24.0  2
4.09腫瘍タイプ  SMT−F  SMT−F  
SMT−F  SMT−F  SMT−FlO腫瘍の位
置   右脚  右脚  右脚  右脚  右脚11光
強度 200.0200.0200.0200.020
0.O12光投与量 300.0300゜0300.0
300.0300.013  波    長  651
  65+   651  651  65114投与
日 15長さ 1 1,00 0.90 0,75 0.5
5 1.0516幅  1 0,60 0,55 0,
85 0,45 0.4517深さ 1 0,45 0
,30 0゜30 0,20 0.2518殺傷日 19長ざ 2  +、30 1,30 0.30 0,
90 1.3020幅  2 1,20 1.00 0
.80 0,70 0.8521深さ 2 0,65 
0,70 0,65 0,60 0.6022長さ 3
 0,00 0.80 0.10 0,60 0.00
23幅  3 0,00 0.40 0,10 0,6
0 0.0024深さ 3 0,00 0.30 0,
10 0,20 0.0025  注        
      効果なし レッド スキン       
          レッド スキンエフェクト   
                 エフェクト0.9
X                    0.8X
O,9cm                    
0.6cm腫瘍に 効果なし 第6表 化 合 物:モノーL−セリニル−2−アセチルクロリ
ンe61 グループNo、        81   
    812開始日 3鼠 No、    1   2 4 性             雄       雄
5鼠重量  26.5  21.0 6投与量  100.0  100.07 方    
法       iv        iv8 時  
  間       24.0      24.09
腫瘍タイプ     SMT−F     SMT−F
lO腫瘍の位置     右脚    右脚11光強度
  200.0  200.012光投与量   30
0.0   300.013  波    長    
  680      68014投与日 15長さ 1    0.80   0.8016幅 
 1   0,45  0.6017深さ 1 、  
 0.40   0.4018殺傷日 19長さ 2    1.20   0.!1020幅
  2   0,90   0.7021深さ 2  
 0,60   0.4022長さ 3    0.0
0   0.0023幅  3   0.00  0.
0024深さ 3    0,00   0.0025
  注           効果なし    効果な
し第7表 化 合 物:  モノーL−セリニルジューテロクロリ
ンe61 グループNo、    82   82  
 82   82   822開始日 3鼠 No、  1 2 3 4 5 4 性        雄   雄   雄   a 
   雄5鼠重量 25.723.22+、320.5
24.46投与量 100.0 +00.0100.0
100.0100.07 方    法   iv  
  iv    iv    iv    iv8 時
    間   24.0  24.0  24.0 
 24.0  24.09腫瘍タイプ  SMT−F 
 SMT−F  SMT−F  SMT−F  SMT
−Flo  腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚 
 右脚  右脚11光強度 200.0200.020
0.0200.0200.012光投与量 300.0
300.0300.0300.0300.013  波
    長  655  655  655  655
  85514投与日 15長さ 1  1;40 1.75 1.90 1.
45 13516幅  1 1,15 1.10 0,
65 1.05 0.8517深さ 1 0,75 1
.00.0.20 0.90 0.6518殺傷日 19長さ 2  1.70 1,80 2.20 1,
75 1.5020幅  2 0,80 1.15 1
,00 1.25 0.8521深さ 2 0.60 
0,60 0.80 0.50 0.6522長さ 3
 0.30 0,40 0.40  +、00 0.0
023幅 3 0.35 0,40 0.40  +、
15 0.0024深さ 3 0,15 0.20 0
,20 0,20 0.0025  注       
                効果なし 第8表 化 合 物:   モノーL−アスパラギニルクロリン
e61 グループNo、    83   83   
83   83   832開始日 3鼠 No、  1 2 3 4 5 4 性        雄   雄   雄   雄 
  雄5鼠重量 25.4.25.025.824,6
24.16投与量 100.0100.0100.01
00.0100.07 方    法   iv   
 iv    iv    iv    iv8 時 
   間   24.0  24.0  24.0  
24.0  24.09腫瘍タイプ  SMT−F  
’SMT−F  SMT−F  SMT−F  SMT
−Flo  腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚 
 右脚  右脚11光強度 200.0200.020
0.0200.0200.012光投与量 300.0
300.0300.0300.0300.013  波
    長  685  685  665  865
  68514投与日 15長さ 1  1.30 1.20 1.30 1.
25 1.0016幅  1 0,90 0,90 1
.05 0.75 0.7017深さ 1 0,60 
0.55 0.60 ’0.60 0.5018殺傷日 19長さ 21.051゜40 1,60 1,60 
1.3020幅  2 0.90 0,85 0.80
 0.75 0.9021深さ 2 0.65 0,6
5 0.60 0,65 0.6022長さ 3 10
5 1.40 1.10 1.60 1.0523幅 
 3 0..90.0.85 0.50 0.75.0
.6024深さ 3 0.50 0.60 0.35 
0,65 0.4525  注           
     スキン     スキン         
    スキン     スキンエ7工外   エフェ
クト           エフェクト   エフェ外
0.65X    (+、Ilx          
  0.95X    O,5XO,60cm    
0.9cm           0.95cm   
0.5cm筋肉損傷 第9表 化 合 物: モノー■、−セリニル−2−ホルミルク
ロリンe61 グループNo、    85    8
5    85    852開始日 3鼠 No、  1  2  3  44性   雄 
 M  雄 雄 5鼠重量 26.0 20.5 20.2 28.86
投与量 100.0 100.0 100.0  !0
0.07 方    法   iv     iv  
   iv     iv8 時    間   24
,0   24.0   24.0   24.09腫
瘍タイプ  SMT−F   SMT−F   SMT
−F   SMT−Flo  腫瘍の位置   右脚 
  右脚   右脚   右脚11光強度 200.0
 200.0 200.0 200.012光投与量 
300.0 300.0 300.0 300.O13
波    長  690    690    690
   69014投与日 15長さ 1  1.60 1,70 1,80 1.
6016幅  1 1.00 1.10  +、20 
1.0017深さ 1 0.70 0,75 0,60
 0.7018殺傷日 19長さ 2 1.60 1,60 1.00 1.7
020幅  2 1.05 1.10  +、30 1
.1021深さ 2 0,75 0,80 0,80 
0.8022長さ 3 0,40 1.30 0,90
 0.0023幅  3 0,30 0,60 0,8
0 0.0024深さ 3 0,15 0.25 0.
30 0.0025  注             
         効果なし 第10表 化 合 物:   モノーL−システイニルクロリンe
61 グループNo、    86   86   8
6   86   862開始日 3鼠 No、  1 2 3 4 5 4 性        雄   雄   a    雄
   雄5鼠重量 26,026.227,122,2
26.06投与量 100.0100.0100.0 
+00.0100.07 方    法   iv  
  iv    iv    iv    iv8 時
    間   24,0  24.0  24.0 
 24.0  24.09腫瘍タイプ  SMT−F 
 SMT−F  SMT−F  SMT−F  SMT
−Flo  腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚 
 右脚  右脚11光強度 200.0200.020
0.0200.0200.012光投与量 300.0
300.0300.0300.0300.013  波
    長  665   ’665  685  6
65  66514投与日 15長さ l   1.45 1.60 2,05 0
.90 1.8016幅  1 1,00 1.20 
1.60 0,85 1.3017深さ 1 0,75
 0,65 0,90 0.60 0.7018殺傷日 19長さ 2  1.40 1,80 1.80.1.
00 2.0020幅  2 1,00 1.05 1
.40 1.1OL、3021深さ 2 0,80 0
,70 0.80.0.75 0.8022長さ 3 
 1,40 1.60  ]、、60 1,00 1.
8523幅  3 1,00 1.05 1.10 1
,10 1.2024深さ 3 0,80 0.45 
0,60 0,70 0.7525  注      
 スキンエフェクト 同左  同左  同左  同左1
.3x    1.6x    1.4x   0.9
x    1.5x1、Ocm   ]、22cm  
1.4cm   0.9cm   1.4cm筋肉  
 同左     筋肉 一部損傷         一部槓傷 第5表から第10表までに示したデータを要約して次の
第11表に示す。なお、前記第5表から第10表および
後記第12表および第13表において、各項目の概要は
以下の通りである。
l グループNO1:試験に供した動物グループの番号 2 開始日:  試験を始めた日 3 鼠No、  :   鼠の番号 4 性:    鼠の性別 5 鼠重量:  鼠の重量(g) 6 投与量:  薬剤投与量(mg/kg)7 方法:
   薬剤の投与方法i■:静脈注射8 時間:   
投与から光線治療までの時間(hrs) 9 腫瘍タイプ:腫瘍の種類 10  腫瘍の位置:動物の体の腫瘍のある位置11 
 光強度:  光線治療用光強度(mW/cm2)12
  光照射量: 光線照射量(J/c+n2)13  
波長:   治療用光線の波長(nm)14  投与口
:  動物に薬剤を投与した日15  長さ1:  投
与口における腫瘍の長さ (cm)16  幅 1: 
 投与口における腫瘍の幅(cm)17  深さ l:
  投与口における腫瘍の深さ (cm)18  殺傷
臼:  動物を殺した日 19  長さ2:  殺傷臼における腫瘍の長さ (C
m)20  幅 2:  殺傷臼における腫瘍の幅(c
m)21  深さ2:  殺傷臼における腫瘍の深さ 
(cm)22  長さ3:  殺傷臼において腫瘍に効
果が認められた部分の長さ (cm) 23  幅 3:  殺傷臼において腫瘍に効果が認め
られた部分の幅(cm) 24  深さ3:  殺傷臼において腫瘍に効果が認め
られた部分の深さ (cm) 25  注:    腫瘍を判定した結果の注釈第12
−1表 1 グループNo、    49    49    
49    492開始日 3鼠 No、  1  2  3  44 性    
    雄    雌    雌    雌5鼠重量 
24.8 22.1 20.2 16.46投与量 +
00.0 100.0 100.0  +00.07 
方      7去     iv       iv
       iv        iv8 時   
 間   24−0   24.0   24.0  
 24.09腫瘍タイプ  SMT−F   SMT−
F   SMT−F   SMT−Flo  腫瘍の位
置   右脚   右脚   右脚   右脚11光強
度 75,0 75.0 75.0’  75.012
光投与量 20,0 20.0 20.0 20.01
3  波    長  665    665    
865    66514投与日 15長さ 1O1001,402,001,5016幅
  1 0.00 0.80 1,00 0.9017
深さ 1 0.00 0..65 0,60 0.60
18殺傷日 19長さ 2 0,00 1.60 2,20 1.9
020幅  2 0,00 0.85  +、15 1
.1521深さ 2 0,00 0.45 0.65 
0.6022長さ 3 0,00 0.60 1,20
 1.5023幅 3 .0.00 0.85 1.0
0 1.2024深さ 3 0,00 0.45 0,
50 0.5025  注       エーテル  
脚部膨張 脚部膨張 脚部膨張はり死亡 全治療部 全
治療部 全治療部皮H1はピンク  皮膚はピンク  
皮膚はピンク腫瘍頂部 腫瘍頂部 腫瘍頂部 2/3は赤色 は赤色  は赤色 第12−2表 化合物:   モノ−し一α−セリニルクロリンe61
 クループNo、    4949    49   
 492開始日 3鼠 No、  5  8  7  84 性    
    雌    雌    雌    雌5鼠重量 
20,7 22.7 20.9 19.46投与量 1
00.0 100.0  +00.0 100.07 
方    法   iv     iv     iv
     iv8 時    間   24,0   
24.0   24.0   24.09腫瘍タイプ 
 SMT−F   SMT−F  ’SMT−F   
SMT−Flo  腫瘍の位置   右脚   右脚 
  右脚   右脚11光強度 75,0 75.0 
75.0 75.012光投与量 20,0 20.0
 20.0 20.013  波    長  665
   665   665   66514投与日 15長さ 1 1.60 1゜60 1,50 0.9
016幅  1 1,05 0.90 1,25 0.
7517深さ 1 0,65 0,70 0,70 0
.7018殺傷日 19長さ 2 1,20 1.70 1,90 1゜4
520幅  2 1.05 1.05 1.3!l  
0.9521深さ 2 0,80 0.80 0.85
 0.8022長さ 3 1.20 1,50 1,5
0 1.3023幅  3 1.05 0.95 1,
00 0.9524深さ 3 0,50 0,50 0
,70 0.6025  注       脚部膨張 
脚部膨張 脚部vN張 脚部膨張全治療部 全治療部 
全治療部 全治療部皮膚はピンク  皮Hi′はピンク
  皮膚はピンク  皮Hvuピンク腫瘍頂部 腫瘍頂
部 腫瘍頂部 腫瘍頂部2/3赫色 2/窺赤色 1/
2唄か色 273賑か色第12−3表 化 合 物:   モノーL−α−セリニルクロリンe
61 グループNo、     49      49
      492開始日 3鼠 No、   9  10  114 性    
     雌      雌      雄5鼠重量 
20,6  20,2  19.66投与量 100.
0 100.0 100.07 方    法    
iv       iv       iv8 時  
  間    24.0     24.0     
0.09腫瘍タイプ   SMT−F    SMT−
F     O,010腫瘍の位置   右脚    
右脚    0.011光強度 200.0 200.
0  0.O12光投与量  300.0  300.
0   0.013  波    長   665  
    665      0.014投与日 15長さ 1  1,70  1.30  0.001
6幅  1  0,95  0,90  0.0017
深さ I   O,[i5  0.60  0.001
8殺傷日 19長さ 2  1.70  1.70  0.002
0幅  2  1,00  1.10  0.0021
深さ 2  0,95  0,85  0.0022長
さ 3  1,40  1.lOO,0023幅 3 
 0,90  0,95  0.0024深さ 3  
0,60  0.45  0.0025  注    
    脚部膨張   脚部膨張   投与後金治療部
   全治療部   エーテノ助ために皮膚はピンク 
     皮膚はピンク      死亡腫瘍頂部  
 腫瘍頂部 2/3帳革色   1/2fi、f色 第13−1表 化 合 物:     モノクリシルクロリンe61 
グル−プNo、    47   47   47  
 47   472開始日 3鼠 No、  1 2 3 4 5 4 性        雌   雌   雌   雌 
  雌5鼠重量 20.418.721,319,61
8.46投与量 100.0100.0100.010
0.0100.07 方    法   iv    
iv    iv    iv    iv8 時  
  間   24,0  24.0  24.0  2
4.0  24.09腫瘍タイプ  SMT−F  S
MT−F  SMT−F  SMT−F  SMT−F
lo  腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚  右
脚  右脚11光強度 75.075.075.075
.075.012光投与量 20,0 20.0 20
.0 20.0 20.013  波    長  6
65  665  685  665  66514投
与日 15長さ 1 1.60 1.10 1.80 1.8
5 1.3516幅  1 1.00 0.95 1.
10 1.50 1.0517深さ 10,80 0.
65 0,60 0,85 0.8518殺傷日 19長さ 2 1,20 0.00 ’1.65 1.
40 1.2520幅  2’  0.90 0.00
’ 1.40 1.00 0.9521深さ 2 0.
.90 0.flo  +、00 0.90 0.65
22長さ 3 0.70 0,00 0.40 0,3
0 0.7023幅  3 0,60 0,00 0.
60 0,60 0.8024深さ 3 0.30 0
,00 0.20 0.20 0.2525  注  
         色素投与測定不能 第13−2表 化 合 物:     モノグリシルクロリンe61 
グループNo、    47   47   47  
 47   472開始日 3鼠 No、  8 7 8 9 104 性    
    雌   雌   雌   雌   雌5鼠重量
 +9.6 19.1 20.1  !9.8 19.
66投与量 100.0 +00.0100.0100
.0100.07 方    法   iv    i
v    iv    iv    iv8 時   
 間   24.0  24.0  24.0  24
.0  24.09腫瘍タイプ  SMT−F  SM
T−F  SMT−F  SMT−F  SMT−Fl
o  腫瘍の位置   右脚  右脚  右脚  右脚
  右脚11光強度 75,075.075.075.
075.012光投与量 20.0 20.0 20.
0 20.0 20.O13波    長  665 
 665  665  685  66514投与日 15長さ l   1.30 1.35 1.35 1
.35 1.3016幅  1 0,95 1.00 
0.90 1.05 0.9017深さ I  O,7
00,800,600,600,5018殺傷日 19長さ 2  1.05 1.35 1,40 1,
35 1.2020幅  2 1,00 1.00 1
.10 1,00 1.1021深さ 2 0.65 
0.90 0,80 0.80 0.7022長さ 3
 0.00 0.75 0,00 0.00 0.35
23幅  3 0.00 0.80 0.00 0.0
0 0.9024深さ 3 0,00 0.90 0,
00 0.00 0.2525  注        
効果 効果は  効果  効果なし 治療によ なし 
 なし るものか 否か不明 特開昭62−5985(2B) 活性成分、すなわち前記実施例において調製したアミノ
酸ポルフィリンアタ゛クツを投与するための医薬用製剤
を次のようにして調製した:実施例15 次の成分を下記の重量割合で配合17、錠剤用基剤を調
製した。
久プに 蔗糖、ll5P(米国薬局法)     80.:1タ
ピオカデンプン       13.2ステアリン酸マ
クネシウム   4.4この基剤に充分なアミノ酸ポル
フィリンアダクツを配合し、それぞれ100 mgの活
性成分を含む錠剤を製造した。
実施例16 次の成分を含有する混合物を調製した。
久プ湊 リン酸カルシウム        17,6リン酸二カ
ルシウム       18.8三ケイ酸マグネシウム
、USP    5.2ラクトース、ll5P    
      5.2ジャガイモデンプン       
5.2ステアリン酸マグネシウム八〇、8 ステアリン酸マグネシウムB    O,32ポルフイ
リンアミノ酸アダクツ  20この配合物を分割し、カ
プセル状に成形した。
各カプセルは25mgの活性成分を含んでいた。
実施例17 市販のキイチゴの香料を添加した糖シロップに1 ml
当りアミノ酸ポルフィリンアダクツ40mg相当量を加
え、得られた混合物をホモジナイザーにより均質化した
。この混合物は200 mgの活性成分を含んでおり、
特に経口投与に適したものであった。
実施例18 次の組成物の無菌溶液を調製した: 200 mgのアミノ酸ポルフィリンアダクツのナトリ
ウム塩を、最終濃度が20 mg/mlになるように0
.996NaC1中に溶解した。
この溶液は静脈内投与および筋肉的投与に望ましいもの
であった。
実施例19 アミノ酸ポルフィリンアダクツのナトリウム塩を、最終
濃度が5 mg/ml となるように0.9tのNaC
1溶液中に溶解した。炭化水素噴霧剤を入れたエアロゾ
ルディスペンサーに上記溶液を入れた。この製剤は局所
−性用途にふされしいものである。
実施例20 支鳳塩辺訓I 等モルの水酸化ナトリウムを含有する水にポルフィリン
のアミノ酸アダクツを添加し、得られた混合物を凍結乾
燥することにより上記アダクツのナトリウム塩を調製し
た。
このようにして、カリウム塩、カルシウム塩、およびリ
チウム塩などの他の金属塩も調製した。
改比城辺Il 上記実施例において述べたアミノ酸ポルフィリンアダク
ツを、同当量の酸、例えば塩酸を含む水溶液中に溶解す
ることにより酸性塩、例えば塩酸塩に転化し、この溶液
を蒸発乾固して固体の塩を得た。別な態様において、酸
性水溶液の代りに、エタノール中に溶解した塩化水素ガ
ス、すなわちアルコール溶液を使用することができ、溶
媒を蒸発するか、あるいは例えば非溶媒の添加によりア
ルコールから結晶化することによって酸性塩を得る。

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の構造式で表わされ、かつアミノモノカルボン
    酸と少なくとも3つのカルボキシル基を含むテトラピロ
    ールとの蛍光性モノ−、ジ−またはポリアミド、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式において、Zはアミノ基を除外したアミノモノカ
    ルボン酸残基、Xはカルボキシル基を除外したテトラピ
    ロール残基およびnは1から4までの整数である)。
  2. (2)前記アミノモノカルボン酸がα−アミノ酸である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)前記アミノモノカルボン酸が極性α−アミノ酸で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  4. (4)カルボン酸基がテトラピロール環に非対称的に結
    合していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。
  5. (5)アミノモノカルボン酸と次の式で表わされるテト
    ラピロールとの蛍光性モノ−、ジ−またはポリアミドお
    よび医薬として許容可能なそれらの塩からなる特許請求
    の範囲第1項記載の化合物▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (上式において、Xは水素、ビニル基、エチル基、アセ
    チル基またはホルミル基;Yはメチル基またはホルミル
    基;Mはメチル基;およびEはエチル基である)。
  6. (6)前記アミドがモノ−またはジアミドである特許請
    求の範囲第5項記載の化合物。
  7. (7)前記アミドが極性アミノ酸からなるモノ−または
    ジアミドである特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  8. (8)モノ−またはジ−L−セリニルクロリンe_6で
    ある特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  9. (9)モノ−またはジ−L−システイニルクロリンe_
    6である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  10. (10)モノ−またはジ−L−セリニルバクテリオクロ
    リンe_6である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  11. (11)モノ−またはジ−L−システイニルバクテリオ
    クロリンe_6である特許請求の範囲第5項に記載の化
    合物。
  12. (12)モノ−またはジ−L−セリニルロジンg_7で
    ある特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  13. (13)モノ−またはジ−L−システイニルロジンg_
    7である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  14. (14)モノ−またはジ−L−システイニルメソクロリ
    ンe_6である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  15. (15)モノ−またはジ−L−セリニルメソクロリンe
    _6である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  16. (16)モノ−またはジアラニルクロリンe_6である
    特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  17. (17)モノ−またはジバリルクロリンe_6である特
    許請求の範囲第5項記載の化合物。
  18. (18)モノ−またはジロイシルクロリンe_6である
    特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  19. (19)モノ−またはジロイシルクロリンe_6である
    特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  20. (20)モノ−またはジプロリルクロリンe_6である
    特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  21. (21)モノ−またはジメチオニルクロリンe_6であ
    る特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  22. (22)モノ−またはジグリシルクロリンe_6である
    特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  23. (23)モノ−またはジトレオニニルクロリンe_6で
    ある特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  24. (24)モノ−またはジシステイニルクロリンe_6で
    ある特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  25. (25)ジチロシルクロリンe_6である特許請求の範
    囲第5項記載の化合物。
  26. (26)モノ−またはジアスパルギニルクロリンe_6
    である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  27. (27)モノ−またはジグルタミニルクロリンe_6で
    ある特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  28. (28)モノ−またはジリシルクロリンe_6である特
    許請求の範囲第5項記載の化合物。
  29. (29)モノ−またはジアルギニルクロリンe_6であ
    る特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  30. (30)モノ−またはジヒスチジルクロリンe_6であ
    る特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  31. (31)モノ−またはジ−ε−アミノカプロイルクロリ
    ンe_6である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  32. (32)モノ−またはジ−5−ヒドロキシリシルクロリ
    ンe_6である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  33. (33)モノ−またはジ−L−セリニルクロリンe_6
    である特許請求の範囲第5項記載の化合物。
  34. (34)モノ−またはジ−L−セリニル−2−アセチル
    クロリンe_6である特許請求の範囲第5項記載の化合
    物。
  35. (35)モノ−またはジ−L−セリニル−2−デスビニ
    ル−2−アセチルクロリンe_6である特許請求の範囲
    第5項記載の化合物。
  36. (36)モノ−またはジ−L−セリニル−2−ホルミル
    クロリンe_6である特許請求の範囲第5項記載の化合
    物。
  37. (37)前記化合物の有効量を哺乳動物に投与し;哺乳
    動物の診断すべき部位に適切な波長の光線を照射し;次
    に腫瘍から発生する蛍光を観察することからなる、腫瘍
    の診断に使用するための特許請求の範囲第1項から第3
    6項のいずれかに記載の化合物。
  38. (38)前記化合物の有効量を哺乳動物に投与し;哺乳
    動物の治療すべき部位に、前記化合物を活性化するに適
    切な波長および充分な強度の光線を照射し;次に前記活
    性化した化合物が腫瘍に細胞殺滅効果を与えることから
    なる腫瘍の治療に使用するための特許請求の範囲第1項
    から第36項のいずれかに記載の化合物。
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