JPS6259629A - 硫黄含有ポリエステル及び重合体用安定剤としてのその使用 - Google Patents
硫黄含有ポリエステル及び重合体用安定剤としてのその使用Info
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- JPS6259629A JPS6259629A JP61200244A JP20024486A JPS6259629A JP S6259629 A JPS6259629 A JP S6259629A JP 61200244 A JP61200244 A JP 61200244A JP 20024486 A JP20024486 A JP 20024486A JP S6259629 A JPS6259629 A JP S6259629A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G63/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G63/68—Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
- C08G63/688—Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing sulfur
- C08G63/6884—Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing sulfur derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
- C08G63/6886—Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L101/00—Compositions of unspecified macromolecular compounds
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酸成分とジオール成分の両者中に構造単位と
してスルフィド又はジスルフィドの形態にある硫黄を含
有する、硫黄含有脂肪族ポリエステル、これらのポリエ
ステルの製造方法、且つまたこれらのポリエステルを含
有する重合体に関するものである。
してスルフィド又はジスルフィドの形態にある硫黄を含
有する、硫黄含有脂肪族ポリエステル、これらのポリエ
ステルの製造方法、且つまたこれらのポリエステルを含
有する重合体に関するものである。
酸素、熱又は光の作用下に、合成重合体、特に分子鎖中
に不飽和結合を有する重合体は、その性質の低下及びそ
の重合体から製造した製品の実用に問題を生じさせる、
劣化反応を受ける。
に不飽和結合を有する重合体は、その性質の低下及びそ
の重合体から製造した製品の実用に問題を生じさせる、
劣化反応を受ける。
重合体用の多くの安定剤、なかでも立体障害をもつフェ
ノールと硫黄含有化合物の組合わせが、この種の劣化作
用の防止のために概に提案されている。
ノールと硫黄含有化合物の組合わせが、この種の劣化作
用の防止のために概に提案されている。
立体障害をもつフェノールによる合成重合体の安定化に
おける硫黄含有ポリエステルの併用もまた、公知である
(たとえば米国特許第4321191号及びその中の引
用文献参照)。
おける硫黄含有ポリエステルの併用もまた、公知である
(たとえば米国特許第4321191号及びその中の引
用文献参照)。
重合体との良好な相容性と低い揮発性を有しながら、特
に良好な共安定剤としての効果をもつポリエステルは、
式(I)の脂肪族、硫黄含有ジカルボン酸(エステル)
及び式(υの脂環族硫黄含有ジオール RO−C−((CH,)、−(S)b−(CH,)c−
(S)d−式中で R及びR′はH又はC,−C,−アルキルであり、 aは1.2又は3であシ、 b及びdは0,1又は2であるが、共にOではない、 Cは011.2又は3であり且つ e及びfは1.2又は3である、 式中でR2及びRsはH又はC1〜C6−アルキルであ
る、 から取得することができるということが、見出された。
に良好な共安定剤としての効果をもつポリエステルは、
式(I)の脂肪族、硫黄含有ジカルボン酸(エステル)
及び式(υの脂環族硫黄含有ジオール RO−C−((CH,)、−(S)b−(CH,)c−
(S)d−式中で R及びR′はH又はC,−C,−アルキルであり、 aは1.2又は3であシ、 b及びdは0,1又は2であるが、共にOではない、 Cは011.2又は3であり且つ e及びfは1.2又は3である、 式中でR2及びRsはH又はC1〜C6−アルキルであ
る、 から取得することができるということが、見出された。
本発明は、式(I)のジカルボン酸(エステル)及び式
(II)のジオールに基づき且つ500〜7. OOO
の分子量を有する、硫黄含有、脂肪族ポリエステルに関
するものである。
(II)のジオールに基づき且つ500〜7. OOO
の分子量を有する、硫黄含有、脂肪族ポリエステルに関
するものである。
本発明はさらに式(I)の硫黄含有ジカルボン酸又はジ
カルボン酸エステル及び式(ff)の硫黄含有ジオール
からの重縮合によって製造し、ジカルボン酸(エステル
)ニジオールのモル比は5:1乃至1:5、好ましくは
3:1乃至1:3、特に好ましくは2:1乃至1:2で
ある、硫黄含有ポリエステル釦関するものである。式(
I)及び(II)中で、R1R1、R2及びR1は、相
互に無関係に、水素又は1〜4炭素原子を有するアルキ
ル基を表わし、aは1.2又は3であシ、b及びdFi
Q、1又は2であるが両者が同時に0であることはなく
、cは0.1.2又は3であシ且つe及びfは1.2又
は3である。
カルボン酸エステル及び式(ff)の硫黄含有ジオール
からの重縮合によって製造し、ジカルボン酸(エステル
)ニジオールのモル比は5:1乃至1:5、好ましくは
3:1乃至1:3、特に好ましくは2:1乃至1:2で
ある、硫黄含有ポリエステル釦関するものである。式(
I)及び(II)中で、R1R1、R2及びR1は、相
互に無関係に、水素又は1〜4炭素原子を有するアルキ
ル基を表わし、aは1.2又は3であシ、b及びdFi
Q、1又は2であるが両者が同時に0であることはなく
、cは0.1.2又は3であシ且つe及びfは1.2又
は3である。
以下のものが好適なジカルボン酸(エステル)である:
式中でR及びR1は前記の意味を有する。
以下のものが好適なジオールである:
硫黄含有ポリエステルは、ジオールとジカルボン酸(エ
ステル)を混合し且つその混合物を望ましい分子量に達
するまで重縮合させることによって製造することができ
る。この反応において、単官能性のカルボン酸(エステ
ル)又は単官能性アルコールを、分子量調節剤として加
えることができる。縮合温度は50〜250℃、好まし
くは60〜200℃、特に好ましくは70〜180℃で
ある。一般的な触媒、たとえばp−トルエンスルホン酸
のような酸又は、たとえば金属アルコラード又はチタン
、すず又はその他の遷移金属の有機金属化合物のような
塩基を、縮合反応に対して使用する。
ステル)を混合し且つその混合物を望ましい分子量に達
するまで重縮合させることによって製造することができ
る。この反応において、単官能性のカルボン酸(エステ
ル)又は単官能性アルコールを、分子量調節剤として加
えることができる。縮合温度は50〜250℃、好まし
くは60〜200℃、特に好ましくは70〜180℃で
ある。一般的な触媒、たとえばp−トルエンスルホン酸
のような酸又は、たとえば金属アルコラード又はチタン
、すず又はその他の遷移金属の有機金属化合物のような
塩基を、縮合反応に対して使用する。
かくして取得する硫黄含有、脂肪族ポリエステルは、5
00〜7,000、好ましくは700〜4500の分子
量(OH価又は蒸気圧浸透法によって測定)を有してい
る。
00〜7,000、好ましくは700〜4500の分子
量(OH価又は蒸気圧浸透法によって測定)を有してい
る。
硫黄含有ポリエステルは、立体障害をもつフェノールに
よる合成重合体の安定化における共安定剤として使用す
るために適している。これらは、ゴム類、たとえばポリ
ブタジェン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、スチ
レン/フタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
ェン共重合体、アクリルゴム、エチレン/プロピレンゴ
ム又はEPDM ゴム(ジエンとして少量のたとえば
1゜5−へキサジエン又はノルボルネンのような非共役
ジエンを含有するエチレン/プロピレン/ジエンゴム)
、熱可塑性プラスチック、たとえばポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、
スチレン/アクリロニトリル共重合体、ポリカーボネー
ト、ポリアミド又はポリエステル、及び特にゴム変性熱
可塑性プラスチック、たとえばアクリロニトリル/ブタ
ジェン/スチレンターポリマー(ABS)、メタクリル
酸メチル/ブタジェン/スチレンターポリマー(MBS
)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)又はABS/ポ
リカーボネート混合物の安定化において、特に効果を表
わす。
よる合成重合体の安定化における共安定剤として使用す
るために適している。これらは、ゴム類、たとえばポリ
ブタジェン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、スチ
レン/フタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
ェン共重合体、アクリルゴム、エチレン/プロピレンゴ
ム又はEPDM ゴム(ジエンとして少量のたとえば
1゜5−へキサジエン又はノルボルネンのような非共役
ジエンを含有するエチレン/プロピレン/ジエンゴム)
、熱可塑性プラスチック、たとえばポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、
スチレン/アクリロニトリル共重合体、ポリカーボネー
ト、ポリアミド又はポリエステル、及び特にゴム変性熱
可塑性プラスチック、たとえばアクリロニトリル/ブタ
ジェン/スチレンターポリマー(ABS)、メタクリル
酸メチル/ブタジェン/スチレンターポリマー(MBS
)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)又はABS/ポ
リカーボネート混合物の安定化において、特に効果を表
わす。
ポリエステルは、重合体の安定化のために酸化老止剤と
して用いることができる任意の立体障害をもつフェノー
ルと組合わせることができる。以下のものは適当な立体
障害をもつフェノールの例である:2,6−ジーt−ブ
チルー4−メチルフェノール、オクタデシル−3−(3
’、5’ −ジ−t−フチルー4′−ヒドロキシフェノ
ール)プロピオネート、ペンタエリトリトールテトラキ
ス−[” 3− (3’、 5’−ジ−t−ブチル−4
′−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート〕及び2,
2′−チオジエチルビス−(:3−(3’、5’−ジt
−ブチルー4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
〕。
して用いることができる任意の立体障害をもつフェノー
ルと組合わせることができる。以下のものは適当な立体
障害をもつフェノールの例である:2,6−ジーt−ブ
チルー4−メチルフェノール、オクタデシル−3−(3
’、5’ −ジ−t−フチルー4′−ヒドロキシフェノ
ール)プロピオネート、ペンタエリトリトールテトラキ
ス−[” 3− (3’、 5’−ジ−t−ブチル−4
′−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート〕及び2,
2′−チオジエチルビス−(:3−(3’、5’−ジt
−ブチルー4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
〕。
一般に、重量で0.01〜5部、好ましくは重量で0.
05〜3部、特に好ましくは重量で0.1〜25部のポ
リエステルを加える(何れの場合も安定化させるべき重
合体の重量で100部当シ)。
05〜3部、特に好ましくは重量で0.1〜25部のポ
リエステルを加える(何れの場合も安定化させるべき重
合体の重量で100部当シ)。
仁の安定化において、硫黄含有脂肪族ポリエステルを、
固体形態にある重合体材料に対して、溶液として又は分
散物又は乳化物の形態において、添加するととができる
。安定化させるべき重合体の形態に依存して、混入はこ
ねまぜ機またはロールによシ、乳化剤中で又は溶液中で
、行なうことができる。
固体形態にある重合体材料に対して、溶液として又は分
散物又は乳化物の形態において、添加するととができる
。安定化させるべき重合体の形態に依存して、混入はこ
ねまぜ機またはロールによシ、乳化剤中で又は溶液中で
、行なうことができる。
実施例及び比較例
部数は何れの場合も重量部である。
実施例1
1−メチル−2−(ヒドロキシエチルチオ)−4−〔1
−メチル−2−(2−ヒドロキシエチルチオ〕−エチル
〕−シクロヘキサン(ジオールA)とチオジプロピオン
酸ジメチルからのポリエステルの製造 134F(0,65モル)のチオジプロピオン酸ジメチ
ルと1165’(0,4モル)のジオールAを、0.2
−のテトラ酪酸チタンと共に、N、下に160℃で20
時間加熱する。生じるメタノールを冷却した受器中に集
める。冷却後に、生成物を5004のトルエン中に溶解
して、水で2回洗浄する。
−メチル−2−(2−ヒドロキシエチルチオ〕−エチル
〕−シクロヘキサン(ジオールA)とチオジプロピオン
酸ジメチルからのポリエステルの製造 134F(0,65モル)のチオジプロピオン酸ジメチ
ルと1165’(0,4モル)のジオールAを、0.2
−のテトラ酪酸チタンと共に、N、下に160℃で20
時間加熱する。生じるメタノールを冷却した受器中に集
める。冷却後に、生成物を5004のトルエン中に溶解
して、水で2回洗浄する。
真空蒸留によって溶剤を除去する。揮発性の成分を除去
するために、残留物を0.1ミリバールの減圧下に22
0℃の温度に達するまで蒸留する。これは黄色の油を与
える。その平均分子量は113o 、である。
するために、残留物を0.1ミリバールの減圧下に22
0℃の温度に達するまで蒸留する。これは黄色の油を与
える。その平均分子量は113o 、である。
実施例2
1039(0,5モル)のチオジプロピオン酸ジメチル
と146F(0,5そル)のジオールAを、実施例1と
同様に反応させる。生成するポリエステルは2,440
の平均分子量を有する。
と146F(0,5そル)のジオールAを、実施例1と
同様に反応させる。生成するポリエステルは2,440
の平均分子量を有する。
実施例3
112 P (0,5モル)の2.2’−(メチレンビ
ス(チオ)〕−ビス酢酸ジメチルと190f(0,65
モル)のジオールAを、実施例1と同様に反応させて、
1.155の平均分子量を有するポリエステルを与える
。
ス(チオ)〕−ビス酢酸ジメチルと190f(0,65
モル)のジオールAを、実施例1と同様に反応させて、
1.155の平均分子量を有するポリエステルを与える
。
実施例4
l−(2−(2−ヒドロキシエチルチオ)エチル〕−3
−又は−4−(2−ヒドロキシエチルチオ)−シクロヘ
キサン(ジオールB)とチオジプロピオン酸ジメチル2
>−ら形成させるポリエステル821F (0,4モル
)のチオジプロピオン酸ジメチル、!=80y(0,3
モル)のジオールBに、実施例1に記すようにして縮合
を施して、ポリエステルを与える。平均分子量:1,7
90゜実施例5 110F(0,5モル)の2,2′−ジチオビス酢酸ジ
メチルと132r(0゜5モル)のジオールBを、0.
2mのテトラ酪酸チタンと共に、300ミIJバールの
圧力下に150〜155℃で12時間加熱する。500
dのトルエンを加え、溶液を水で2回洗う。溶剤を除去
し、残留物を0.1 ミIJバールの減圧下に220℃
の浴温に達するまで加熱して、揮発性成分を除去する。
−又は−4−(2−ヒドロキシエチルチオ)−シクロヘ
キサン(ジオールB)とチオジプロピオン酸ジメチル2
>−ら形成させるポリエステル821F (0,4モル
)のチオジプロピオン酸ジメチル、!=80y(0,3
モル)のジオールBに、実施例1に記すようにして縮合
を施して、ポリエステルを与える。平均分子量:1,7
90゜実施例5 110F(0,5モル)の2,2′−ジチオビス酢酸ジ
メチルと132r(0゜5モル)のジオールBを、0.
2mのテトラ酪酸チタンと共に、300ミIJバールの
圧力下に150〜155℃で12時間加熱する。500
dのトルエンを加え、溶液を水で2回洗う。溶剤を除去
し、残留物を0.1 ミIJバールの減圧下に220℃
の浴温に達するまで加熱して、揮発性成分を除去する。
残留する黄色の油は700の平均分子量を有する。
実施例6
112り(0,5モル)の2.2’−Cメチレンビス(
チオ)〕−ビス酢酸ジメチルと132f(0,5モル)
のジオールBを実施例5と同様に反応させて、3862
の平均分子量を有する黄色味がかったポリエステルを与
える。
チオ)〕−ビス酢酸ジメチルと132f(0,5モル)
のジオールBを実施例5と同様に反応させて、3862
の平均分子量を有する黄色味がかったポリエステルを与
える。
実施例7
ポリプロピレン中における効果の試験
市販の粒状ポリプロピレンをメックスレー抽出器中で塩
化メチレンにより8時間抽出することによって存在する
安定剤を除去する。次いで材料を真空下に12時間乾燥
する。
化メチレンにより8時間抽出することによって存在する
安定剤を除去する。次いで材料を真空下に12時間乾燥
する。
試験すべき安定剤混合物を、試験用こねまぜ機中で、2
00℃の溶融物中に4分間にわたって混入する。次いで
ポリプロピレンを圧縮成形して、厚さ0.5 msのシ
ートとする(200℃、10バールにおいて7分間及び
200℃、200バールにおいて1.5分の予備成形と
圧力下の10分間の冷却)。3回反復した試験板を15
0℃の循環空気室中に保つ。酸化的分解(褐色の着色と
脆化)が生じるまでに要する時間を測定する。
00℃の溶融物中に4分間にわたって混入する。次いで
ポリプロピレンを圧縮成形して、厚さ0.5 msのシ
ートとする(200℃、10バールにおいて7分間及び
200℃、200バールにおいて1.5分の予備成形と
圧力下の10分間の冷却)。3回反復した試験板を15
0℃の循環空気室中に保つ。酸化的分解(褐色の着色と
脆化)が生じるまでに要する時間を測定する。
何れの場合も本発明による共安定剤を重量で0.3%の
量で使用した。併用したフェノール系老化防止剤は、何
れの場合も0.1%の、ペンタエリトリトールテトラキ
ス−3−(3’、5’−ジt−ブチルー4′−ヒドロキ
シフェニル)−プロピオネート(イルガノックス101
0、チパガイギー)であった。老化試験の結果を第1表
中に示す。
量で使用した。併用したフェノール系老化防止剤は、何
れの場合も0.1%の、ペンタエリトリトールテトラキ
ス−3−(3’、5’−ジt−ブチルー4′−ヒドロキ
シフェニル)−プロピオネート(イルガノックス101
0、チパガイギー)であった。老化試験の結果を第1表
中に示す。
第1表
分解が生じ
ピオン酸ジラウリル 重lで0.1% 25重
量で0.3%のポリエステル 〃32実施例2
〃 37 実施例3 I 38 実施例5 〃 38 実施例6 〃 31 実施例8 実施例2からの硫黄含有、脂肪族ポリニスデルを用いる
安定剤分散物の調製 365部の水中の40部の非イオン乳化剤(エトキシル
化ノニルフェノール)の熱溶液を実施例2からの35部
のポリエステルの溶融物及び100部の3−(3’、5
’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)−プ
ロピオン酸オクタデシル(イルガノックス1076、チ
バガイギー)の溶融物に激しい攪拌(ウルトラタラツク
ス)と共に加え、安定な分散物が生じるまで攪拌を続け
る。
量で0.3%のポリエステル 〃32実施例2
〃 37 実施例3 I 38 実施例5 〃 38 実施例6 〃 31 実施例8 実施例2からの硫黄含有、脂肪族ポリニスデルを用いる
安定剤分散物の調製 365部の水中の40部の非イオン乳化剤(エトキシル
化ノニルフェノール)の熱溶液を実施例2からの35部
のポリエステルの溶融物及び100部の3−(3’、5
’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)−プ
ロピオン酸オクタデシル(イルガノックス1076、チ
バガイギー)の溶融物に激しい攪拌(ウルトラタラツク
ス)と共に加え、安定な分散物が生じるまで攪拌を続け
る。
製
470部の水中の40部の非イオン乳化剤(エトキシル
化ノニルフェノール)の熱溶液を70部のチオジプロピ
オン酸ジラウリル(イルガノックスPS800、チバガ
イギー)と100部の3−(3/、S/−ジ−t−ブチ
ル−4′−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸オクタ
デシルの溶融物に激しい攪拌(ウルトラタ2ツクス)と
共に加え、安定な分散物が生じるまで攪拌を続けた。
化ノニルフェノール)の熱溶液を70部のチオジプロピ
オン酸ジラウリル(イルガノックスPS800、チバガ
イギー)と100部の3−(3/、S/−ジ−t−ブチ
ル−4′−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸オクタ
デシルの溶融物に激しい攪拌(ウルトラタ2ツクス)と
共に加え、安定な分散物が生じるまで攪拌を続けた。
実施例10
ABSの安定化のための共安定剤としての硫黄含有脂肪
族ポリエステルの使用 4部(グラフトゴム固形体に対して)の実施例8からの
安定剤分散物を、重量で36部のスチレンと重量で14
部のアクリロニトリルの混合物の乳化重合によって製造
した、光散乱によって測定して0.3μmの平均粒径を
有するラテックスの形態にある、100部のグラフトゴ
ムに加えた。2時間攪拌したのちに、酢酸と硫酸マグネ
シウムのに1混合物の濃度1%の水溶液を用いてラテッ
クスを凝固させ、凝固物を70℃で真空乾燥した。
族ポリエステルの使用 4部(グラフトゴム固形体に対して)の実施例8からの
安定剤分散物を、重量で36部のスチレンと重量で14
部のアクリロニトリルの混合物の乳化重合によって製造
した、光散乱によって測定して0.3μmの平均粒径を
有するラテックスの形態にある、100部のグラフトゴ
ムに加えた。2時間攪拌したのちに、酢酸と硫酸マグネ
シウムのに1混合物の濃度1%の水溶液を用いてラテッ
クスを凝固させ、凝固物を70℃で真空乾燥した。
1〜0.1 msの粒径を有する粉末の熱安定性を、パ
ーキンエルマーDSC−2測定装置を用いる動的DSC
測定(掃引ガスニ3.6L/hrの酸素;加熱速度:
20 K/分)Kよって測定した二元熱反応はT=22
0℃において始まった。
ーキンエルマーDSC−2測定装置を用いる動的DSC
測定(掃引ガスニ3.6L/hrの酸素;加熱速度:
20 K/分)Kよって測定した二元熱反応はT=22
0℃において始まった。
ABSの安定化のための共安定剤としてのチオジプロピ
オン酸ジラウリルの使用 4都(グラフトゴム固形体に対して)の実施例9からの
安定剤分散物を実施例10中に記したクラフトゴムラテ
ックスに加え、そのラテックスを実施例10に記すよう
にして乾燥粉末とした。動的DSC測定(実施例10と
同一の条件)において発熱反応はT=212℃において
開始した。
オン酸ジラウリルの使用 4都(グラフトゴム固形体に対して)の実施例9からの
安定剤分散物を実施例10中に記したクラフトゴムラテ
ックスに加え、そのラテックスを実施例10に記すよう
にして乾燥粉末とした。動的DSC測定(実施例10と
同一の条件)において発熱反応はT=212℃において
開始した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式( I )のジカルボン酸(エステル)及び式(II
)のジオール ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中で R、R^1、R^2及びR^3は、相互に無関係に、水
素又は1〜4炭素原子を有するアルキル を表わし、 aは1、2又は3であり、 b及びdは0、1又は2であり、但し両者が同時に0で
あることはなく、 cは0、1、2又は3を表わし、且つ e及びfは1、2又は3を表わす、 に基づき、且つ500〜7,000の分子量を有するこ
とを特徴とする硫黄含有、脂肪族ポリエステル。 2、ジオールは、化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼ の中の一つ又はそれらの化合物の混合物である、特許請
求の範囲第1項記載の硫黄含有、脂肪族ポリエステル。 3、ジカルボン酸(エステル)は、化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 式中で R及びR^1は水素又は1〜4炭素原子を有するアルキ
ルである、 の中の一つ又はそれらの混合物である、特許請求の範囲
第1項記載の硫黄含有、脂肪族ポリエステル。 4、ジカルボン酸(エステル)( I )及びジオール(
II)を混合し且つ50〜250℃において、場合によつ
ては触媒の存在で、500〜7000の分子量に達する
まで重縮合させることを特徴とする、特許請求の範囲第
1項記載の硫黄含有、脂肪族ポリエステルの製造方法。 5、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(X) のジオール又はそれらの混合物と式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中で R及びR^1は水素又はC_1〜C_4−アルキルを表
わす、 のジカルボン酸(エステル)又はそれらの混合物を使用
することを特徴とする、特許請求の範囲第4項記載の方
法。 6、重量で0.1〜5%の特許請求の範囲第1項記載の
ポリエステルを含有することを特徴とする、合成重合体
、特に熱可塑性成形組成物。
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