JP2858472B2 - 安定剤分散液 - Google Patents
安定剤分散液Info
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、ジオールとカルボン酸無水物の特定の反応
生成物を補助乳化剤として含む、ゴム用又は熱可塑性材
料用の有機安定剤の水性分散液に関するものである。こ
の分散液は、簡単な製造法、安定性および化学材料に対
する有効性を特徴とする。
生成物を補助乳化剤として含む、ゴム用又は熱可塑性材
料用の有機安定剤の水性分散液に関するものである。こ
の分散液は、簡単な製造法、安定性および化学材料に対
する有効性を特徴とする。
安定剤は、例えば使用中や加工中の熱安定性や耐候性
を増すために、ゴムや熱可塑性材料などの化学材料に常
に添加される。このような安定剤は、溶融物の配合の
時、又は、化学材料を得るための原材料であるポリマー
の製造中や仕上げの時にさえ添加することができる。原
材料が分散液として得られる場合には、この安定剤分散
液は、そのままの形で混合できる。その後混合液を化学
材料−例えば粉末又は顆粒に仕上げる。従って精製や仕
上げの間に起こり得るポリマーの損傷は、安定剤の存在
により減少する。
を増すために、ゴムや熱可塑性材料などの化学材料に常
に添加される。このような安定剤は、溶融物の配合の
時、又は、化学材料を得るための原材料であるポリマー
の製造中や仕上げの時にさえ添加することができる。原
材料が分散液として得られる場合には、この安定剤分散
液は、そのままの形で混合できる。その後混合液を化学
材料−例えば粉末又は顆粒に仕上げる。従って精製や仕
上げの間に起こり得るポリマーの損傷は、安定剤の存在
により減少する。
しかしながらこのために必要な安定剤分散液(水中
の)は、ある要求を満たしていなければならない;その
中には、均質性、高分散性、高吸着性、分散液の安定
性、活性成分の高濃度、が含まれる。すべての要求を満
たすためには、安定剤分散液の調製中に、例えば乳化剤
のような補助材料を用いなければならない。化学材料の
性質に不利な影響を与えずに安定剤を乳化でき、上記の
性質を示す乳化剤だけが使用できる。
の)は、ある要求を満たしていなければならない;その
中には、均質性、高分散性、高吸着性、分散液の安定
性、活性成分の高濃度、が含まれる。すべての要求を満
たすためには、安定剤分散液の調製中に、例えば乳化剤
のような補助材料を用いなければならない。化学材料の
性質に不利な影響を与えずに安定剤を乳化でき、上記の
性質を示す乳化剤だけが使用できる。
ジオールとカルボン酸無水物の特定の反応生成物が、
有利な性質をもった安定剤分散液の調製に適しているこ
とを見出した。
有利な性質をもった安定剤分散液の調製に適しているこ
とを見出した。
本発明の主題は、水、ゴム用又は熱可塑性材料の有機
安定剤および乳化剤を含む、安定剤の分散液を提供する
ことにあり、その乳化剤は、1モルの式I HO−M−OH (I) [式中、Μは である。] で表わされるジオールと2モルの式II、III又はIV [式中、xが0のとき、 R1、R2、R3およびR4は、水素であるか、 又は R1および/又はR3は、C1〜C35−アルキル又はアルケニ
ルであって、R1〜R4の中の残りのラジカルは水素である
か、 又は R1とR4は共に化学結合を表わし、R2とR3は水素である
か、 又は R1とR4は、共に化学結合を表わし、R2とR3は両者が結合
する炭素原子と共にo−フェニレン基を表わし、 xが1のとき、 R1、R2、R3およびR4は、水素であり、そして Yは である。] で表わされるカルボン酸無水物又はこれらの混合物と
を、不活性気体中で100℃〜300℃にて溶融中で反応さ
せ、続いてアルカリ塩又はアンモニウム塩に変換するこ
とによって得られる。
安定剤および乳化剤を含む、安定剤の分散液を提供する
ことにあり、その乳化剤は、1モルの式I HO−M−OH (I) [式中、Μは である。] で表わされるジオールと2モルの式II、III又はIV [式中、xが0のとき、 R1、R2、R3およびR4は、水素であるか、 又は R1および/又はR3は、C1〜C35−アルキル又はアルケニ
ルであって、R1〜R4の中の残りのラジカルは水素である
か、 又は R1とR4は共に化学結合を表わし、R2とR3は水素である
か、 又は R1とR4は、共に化学結合を表わし、R2とR3は両者が結合
する炭素原子と共にo−フェニレン基を表わし、 xが1のとき、 R1、R2、R3およびR4は、水素であり、そして Yは である。] で表わされるカルボン酸無水物又はこれらの混合物と
を、不活性気体中で100℃〜300℃にて溶融中で反応さ
せ、続いてアルカリ塩又はアンモニウム塩に変換するこ
とによって得られる。
特に適した乳化剤は、式V [式中、A=アルカリ金属、アンモニウム] および式VI [式中、A=アルカリ金属、アンモニウム] の化合物である。
本発明による乳化剤として使用できる反応生成物は、
式Iの環状脂肪族ジオール又はそのようなジオールの混
合物と2モルの式II、III、IVの環状脂肪族無水物又は
そのような無水物の混合物とを、不活性気体中で、好ま
しくは窒素中で、100℃〜300℃、好ましくは120℃〜220
℃の温度で共溶融して反応させ、続いて酸性反応生成物
をアルカリ水溶液又はアンモニア水溶液中に溶解させて
アルカリ塩又はアンモニウム塩に変えることにより得ら
れる。
式Iの環状脂肪族ジオール又はそのようなジオールの混
合物と2モルの式II、III、IVの環状脂肪族無水物又は
そのような無水物の混合物とを、不活性気体中で、好ま
しくは窒素中で、100℃〜300℃、好ましくは120℃〜220
℃の温度で共溶融して反応させ、続いて酸性反応生成物
をアルカリ水溶液又はアンモニア水溶液中に溶解させて
アルカリ塩又はアンモニウム塩に変えることにより得ら
れる。
適したジオールの例は: 2,2−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロ
パン 1,4−シクロヘキサンジオール 1,4−ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキサンビス−ヒ
ドロキシメチル−ヘキサヒドロ−4,7−メタノインダン (ジシクロペンタジエンのヒドロミルホル化により製造
され、“TDC−ジオール”の名で商品として入手でき
る) ビス−ヒドロキシメチル−ビシクロ−(4,3,0)−ノナ
ン ビス−ヒドロキシメチル−ノルボルナン ビス−ヒドロキシメチル−シクロオクタン である。
パン 1,4−シクロヘキサンジオール 1,4−ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキサンビス−ヒ
ドロキシメチル−ヘキサヒドロ−4,7−メタノインダン (ジシクロペンタジエンのヒドロミルホル化により製造
され、“TDC−ジオール”の名で商品として入手でき
る) ビス−ヒドロキシメチル−ビシクロ−(4,3,0)−ノナ
ン ビス−ヒドロキシメチル−ノルボルナン ビス−ヒドロキシメチル−シクロオクタン である。
これらのジオールは、ほとんどの場合、異性体の混合
物である。
物である。
適した無水物の例は: 無水ヘキサヒドロフタル酸 無水テトラヒドロフタル酸 無水5−ノルベルネン−2,3−ジカルボン酸 無水ノルボルナンジカルボン酸 無水マレイン酸 無水イタコン酸 である。
最後に記載した2つの無水物は、飽和無水物と組み合
わせて使用するのが好ましい。
わせて使用するのが好ましい。
溶融中に進行する反応は、次のように表わされる: 水酸化アルカリ又はアンモニア水溶液中で中和した後
は、反応生成物は、次式の塩 [A=アルカリ金属、好ましくはNa、K、アンモニウ
ム] の形で存在する。
は、反応生成物は、次式の塩 [A=アルカリ金属、好ましくはNa、K、アンモニウ
ム] の形で存在する。
本発明による反応生成物は、従来の陰イオン性乳化剤
のように、塩の形で、特に濃度2〜50重量%、特に5〜
20重量%のアルカリ水溶液の形で使用することができ
る。
のように、塩の形で、特に濃度2〜50重量%、特に5〜
20重量%のアルカリ水溶液の形で使用することができ
る。
本発明の分散液において好ましい安定剤は、フェノー
ル系酸化防止剤、リン化合物、窒素化合物および硫黄化
合物のような公知の安定剤である。
ル系酸化防止剤、リン化合物、窒素化合物および硫黄化
合物のような公知の安定剤である。
フェノール系酸化防止剤の例は: 2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,4,6−
トリ−t−ブチルフェノール、2,2′−メチレン−ビス
−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′
−チオ−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、4,4′−チオ−ビス−(3−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、4,4′−ブチリデン−ビス−(6−
ブチル−3−メチルフェノール)、4,4′−メチレン−
ビス−(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2′−メ
チレン−ビス−[4−メチル−6−(1−メチルシクロ
ヘキシル)フェノール]、テトラキス[メチレン−3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)
−プロピオネート]メタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン、N,N′−ヘキサメチレン−ビス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ビドロ桂皮酸アミ
ド)、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1,3,5−トリ
ス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
イソシアノウレート、1,1,3−トリス(5−t−ブチル
−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブテン、1,3,
5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)メシチレン、エチレングリコール−ビス[3,3
−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート
およびエチレングリコール−ビス(3′−t−ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート]、2,2′−ソ
ジエチルビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロピオネート、ジ−(3−t−ブチル
−4′−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシクロペ
ンタジエン、2,2′−メチレンビス−(4−メチル−6
−シクロヘキシルフェノール)、1,6−ヘキサンジオー
ル−ビス−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート、2,4−(n−オクチルチ
オ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルア
ニリノ)−1,3,5−トリアジン、ジエチル3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル−ホスホネート、トリ
エチレングリコール−ビス−3−(t−ブチル−4−ヒ
ドロキシ−5−メチルフェニル)−プロピオネート である。
トリ−t−ブチルフェノール、2,2′−メチレン−ビス
−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′
−チオ−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、4,4′−チオ−ビス−(3−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、4,4′−ブチリデン−ビス−(6−
ブチル−3−メチルフェノール)、4,4′−メチレン−
ビス−(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2′−メ
チレン−ビス−[4−メチル−6−(1−メチルシクロ
ヘキシル)フェノール]、テトラキス[メチレン−3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)
−プロピオネート]メタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン、N,N′−ヘキサメチレン−ビス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ビドロ桂皮酸アミ
ド)、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1,3,5−トリ
ス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
イソシアノウレート、1,1,3−トリス(5−t−ブチル
−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブテン、1,3,
5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)メシチレン、エチレングリコール−ビス[3,3
−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート
およびエチレングリコール−ビス(3′−t−ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート]、2,2′−ソ
ジエチルビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロピオネート、ジ−(3−t−ブチル
−4′−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシクロペ
ンタジエン、2,2′−メチレンビス−(4−メチル−6
−シクロヘキシルフェノール)、1,6−ヘキサンジオー
ル−ビス−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート、2,4−(n−オクチルチ
オ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルア
ニリノ)−1,3,5−トリアジン、ジエチル3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル−ホスホネート、トリ
エチレングリコール−ビス−3−(t−ブチル−4−ヒ
ドロキシ−5−メチルフェニル)−プロピオネート である。
適したリン化合物の例は: ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト、ト
リス−(ノニルフェニル)−ホスファイト、テトラキス
−(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニ
リレンジホスホナイト、トリス−(2,4−ジ−t−ブチ
ルフェニル)ホスファイト、ネオペンチルグリコールト
リエチレングリコールジホスファイト、ジイソドデシル
−ペンタエリスリトールジホスファイト、トリステアリ
ルホスファイト、トリフェニルホスファイト である。
リス−(ノニルフェニル)−ホスファイト、テトラキス
−(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニ
リレンジホスホナイト、トリス−(2,4−ジ−t−ブチ
ルフェニル)ホスファイト、ネオペンチルグリコールト
リエチレングリコールジホスファイト、ジイソドデシル
−ペンタエリスリトールジホスファイト、トリステアリ
ルホスファイト、トリフェニルホスファイト である。
窒素化合物の例として好ましいのは、芳香族アミン
で、例えば 4,4′−ジ−t−オクチルジフェニルアミン、4,4′−ジ
−(α,α−ジメチルベンジル)−ジフェニルアミン、
フェニル−β−ナフチルアミン、N−イソプロピル−
N′−フェニル−P−フェニレンジアミン、N−フェニ
ル−2−ナフチルアミン、フェニル−2−アミノナフタ
リン である。
で、例えば 4,4′−ジ−t−オクチルジフェニルアミン、4,4′−ジ
−(α,α−ジメチルベンジル)−ジフェニルアミン、
フェニル−β−ナフチルアミン、N−イソプロピル−
N′−フェニル−P−フェニレンジアミン、N−フェニ
ル−2−ナフチルアミン、フェニル−2−アミノナフタ
リン である。
硫黄化合物の例は、プロピオン酸のエステルのβ−チ
オエーテル、高級ジ−アルキル−β−チオジプロピオネ
ート、直鎖チオジアルカノエートポリエステル、アルキ
ルチオブチレートのエステル、芳香核がチオエーテル基
により結合したフェノール性化合物である。分子量が最
高2000までのチオジプロピオネートおよび芳香族チオエ
ーテルが好ましい。硫黄化合物は、安定剤として公知で
ある(例として米国特許4321191参照)。
オエーテル、高級ジ−アルキル−β−チオジプロピオネ
ート、直鎖チオジアルカノエートポリエステル、アルキ
ルチオブチレートのエステル、芳香核がチオエーテル基
により結合したフェノール性化合物である。分子量が最
高2000までのチオジプロピオネートおよび芳香族チオエ
ーテルが好ましい。硫黄化合物は、安定剤として公知で
ある(例として米国特許4321191参照)。
本発明によれば、少くとも2種類、好ましくは3種類
の異なる安定剤の組み合わせ、例えばフェノール系安定
剤と硫黄化合物の組み合わせ、フェノール系安定剤とリ
ン化合物の組み合わせが好ましい。
の異なる安定剤の組み合わせ、例えばフェノール系安定
剤と硫黄化合物の組み合わせ、フェノール系安定剤とリ
ン化合物の組み合わせが好ましい。
本発明のもうひとつの主題は、熱可塑性成形材料の改
良のための本発明による安定剤分散液の利用である。適
した熱可塑性材料の例はスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−ハロゲンスチレン、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル、アルキルアクリレ
ート、アクリレートメタクリレート、ビニルクロリド、
ビニルフルオリド、ビニデンクロリド、ビニルエーテ
ル、ビニルエステル、エチレン、プロピレン、ブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン、マレイミド、無水マレ
イン酸、マレイン酸エステル、マレイン酸半エステル、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリ
ルアミドの均質ポリマーおよび共重合体である;スチレ
ン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、C1−C8−
アルキルアクリレート、C2−C6−アルキルメタクリレー
ト、ブタジエン又はイソプレンの均質ポリマーおよび共
重合体(グラフトポリマーを含む)が好ましい;ABSポリ
マー、すなわちアクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体およびグラフトポリマーが特に好ましい。
良のための本発明による安定剤分散液の利用である。適
した熱可塑性材料の例はスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−ハロゲンスチレン、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル、アルキルアクリレ
ート、アクリレートメタクリレート、ビニルクロリド、
ビニルフルオリド、ビニデンクロリド、ビニルエーテ
ル、ビニルエステル、エチレン、プロピレン、ブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン、マレイミド、無水マレ
イン酸、マレイン酸エステル、マレイン酸半エステル、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリ
ルアミドの均質ポリマーおよび共重合体である;スチレ
ン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、C1−C8−
アルキルアクリレート、C2−C6−アルキルメタクリレー
ト、ブタジエン又はイソプレンの均質ポリマーおよび共
重合体(グラフトポリマーを含む)が好ましい;ABSポリ
マー、すなわちアクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体およびグラフトポリマーが特に好ましい。
安定化熱可塑性材料は、ポリマー分散液と安定剤分散
液を混合することにより製造できる。分散混合液の仕上
げの前に、ポリマー粒子への安定剤の吸着を促進するた
めに、混合液はさらに最高24時間動かし続ける(例えば
撹拌する)。熱可塑性材料そのものが混合物の場合(例
えばポリブタジエン上にスチレンとアクリロニトリルが
グラフトしたグラフトポリマーと混合したスチレン−ア
クリロニトリル共重合体、すなちABSプラスチック)、
安定剤を熱可塑性材料の第1の成分に加えてからそれを
第2の成分に加えることもできる。例えば第1の成分の
分散液を安定剤の分散液と混合し、仕上げをし、第2の
成分に溶融配合によって加えることもできる。
液を混合することにより製造できる。分散混合液の仕上
げの前に、ポリマー粒子への安定剤の吸着を促進するた
めに、混合液はさらに最高24時間動かし続ける(例えば
撹拌する)。熱可塑性材料そのものが混合物の場合(例
えばポリブタジエン上にスチレンとアクリロニトリルが
グラフトしたグラフトポリマーと混合したスチレン−ア
クリロニトリル共重合体、すなちABSプラスチック)、
安定剤を熱可塑性材料の第1の成分に加えてからそれを
第2の成分に加えることもできる。例えば第1の成分の
分散液を安定剤の分散液と混合し、仕上げをし、第2の
成分に溶融配合によって加えることもできる。
本発明による安定剤分散液は、これまでに知られた方
法で調製することができ、好ましいのは次の調製法であ
る: 安定剤を溶融し(撹拌しながら、最高温度100℃に
て)、乳化剤の温水溶液を加え、安定な分散液ができる
まで混合液を撹拌する。低融点の安定剤を乳化剤の熱水
溶液に直接加えても良い。従来の有効な撹拌装置(例え
ば高回転撹拌機)又は剪断比が高いので分散機として特
に有効な噴霧装置を撹拌や分散のために使用する。乳化
剤は、分散すべき安定剤に対して15重量%まで、特に10
重量%までの量で用いるのが好ましい。水の量は、分散
液中の安定剤の濃度が最高60重量%となるように選ぶ。
安定剤の融点を低くしたり、分散液が高度に分散されて
いる必要のある時は、塩や溶媒などの助剤を分散液に添
加すると有効である。
法で調製することができ、好ましいのは次の調製法であ
る: 安定剤を溶融し(撹拌しながら、最高温度100℃に
て)、乳化剤の温水溶液を加え、安定な分散液ができる
まで混合液を撹拌する。低融点の安定剤を乳化剤の熱水
溶液に直接加えても良い。従来の有効な撹拌装置(例え
ば高回転撹拌機)又は剪断比が高いので分散機として特
に有効な噴霧装置を撹拌や分散のために使用する。乳化
剤は、分散すべき安定剤に対して15重量%まで、特に10
重量%までの量で用いるのが好ましい。水の量は、分散
液中の安定剤の濃度が最高60重量%となるように選ぶ。
安定剤の融点を低くしたり、分散液が高度に分散されて
いる必要のある時は、塩や溶媒などの助剤を分散液に添
加すると有効である。
本発明による分散液は、ある程度の粘度を持つかある
いは少し粘性で、保存安定性が良く、均質性が良い。こ
れは容易に熱可塑性材料の分散液と混合できる;安定剤
分散液は先に凝結することがない。本発明による熱可塑
性材料は、老化抵抗性が改良されており、曇りの程度が
低いことを特徴としている;加工性は損なわれていな
い。
いは少し粘性で、保存安定性が良く、均質性が良い。こ
れは容易に熱可塑性材料の分散液と混合できる;安定剤
分散液は先に凝結することがない。本発明による熱可塑
性材料は、老化抵抗性が改良されており、曇りの程度が
低いことを特徴としている;加工性は損なわれていな
い。
例 使用乳化剤: A:1モルのペルヒドロビスフェノールAと2モルの無水
ヘキサヒドロフタル酸の反応生成物のビス−Na塩。
ヘキサヒドロフタル酸の反応生成物のビス−Na塩。
B:オレイン酸ナトリウム C:ポリエトキシル化ノニルフェノール I)安定剤分散液の調製 I 1)100重量部のオクタデシル−3−(3,5−ジ−tert.
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート
(Ciba−GeigyからのIrganox76)を、10重量部の乳化剤
Bと共に60〜65℃で融解し、化学量論量の水酸化ナトリ
ウム(1.44g、98.8%濃度)を含む90重量部の水に60〜6
5℃にて激しく撹拌しながらゆっくり量り込む。5分
後、生成した乳液を、撹拌を続けながら室温まで冷却す
る。乳液には50重量%の活性成分が含まれる。
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート
(Ciba−GeigyからのIrganox76)を、10重量部の乳化剤
Bと共に60〜65℃で融解し、化学量論量の水酸化ナトリ
ウム(1.44g、98.8%濃度)を含む90重量部の水に60〜6
5℃にて激しく撹拌しながらゆっくり量り込む。5分
後、生成した乳液を、撹拌を続けながら室温まで冷却す
る。乳液には50重量%の活性成分が含まれる。
5時間後、水相と固相の分離が始まる。
I 2)50重量部のオクタデシル−3−(3,5−ジ−tert.
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート
を激しく撹拌しながら80℃〜90℃に加熱した1.25重量部
の乳化剤A、5.5重量部の水酸化ナトリウム(4%濃
度)および43.25重量部の水の溶液に加える。5分撹拌
した後、生成した乳液は50重量%の活性成分を含む。
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート
を激しく撹拌しながら80℃〜90℃に加熱した1.25重量部
の乳化剤A、5.5重量部の水酸化ナトリウム(4%濃
度)および43.25重量部の水の溶液に加える。5分撹拌
した後、生成した乳液は50重量%の活性成分を含む。
3週間後も水相と固相への乳液の分離は認められな
い。
い。
I 3)16.1重量部のジラウリルチオジプロピオネート(C
iba−GeigyからのIrganoxPS800)、9.1重量部の2,6−ジ
−tert−ブチル−4−メチルフェノールおよび2.3重量
部の2,2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−シク
ロヘキシルフェノール)の混合物を撹拌しながら25重量
部の水に溶解した2.5重量部の乳化剤Cの溶液に加え、7
0゜〜80℃に加熱し、その後撹拌しながら室温に冷却す
る。乳液は50重量%の活性成分を含む。
iba−GeigyからのIrganoxPS800)、9.1重量部の2,6−ジ
−tert−ブチル−4−メチルフェノールおよび2.3重量
部の2,2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−シク
ロヘキシルフェノール)の混合物を撹拌しながら25重量
部の水に溶解した2.5重量部の乳化剤Cの溶液に加え、7
0゜〜80℃に加熱し、その後撹拌しながら室温に冷却す
る。乳液は50重量%の活性成分を含む。
3週間後も水相と固相への乳液の分離は認められな
い。
い。
I 4)29.3重量部のジラウリルチオ−ジプロピオネー
ト、16.5重量部の2,6−ジ−tert−ブチル−3−メチル
フェノールおよび4.2重量部の2,2′−メチレン−ビス
(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)の混合
物を激しく撹拌しながら、80〜85℃に加熱した1.5重量
部の乳化剤A、6.6重量部の水酸化ナトリウム(4%程
度)および32.9重量部の水の溶液に加える。その後撹拌
しながら室温まで冷却する。
ト、16.5重量部の2,6−ジ−tert−ブチル−3−メチル
フェノールおよび4.2重量部の2,2′−メチレン−ビス
(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)の混合
物を激しく撹拌しながら、80〜85℃に加熱した1.5重量
部の乳化剤A、6.6重量部の水酸化ナトリウム(4%程
度)および32.9重量部の水の溶液に加える。その後撹拌
しながら室温まで冷却する。
乳液は50重量部の活性成分を含む。
3週間後も水相と固相への分離は認められない。
II)使用ポリマー乳液 II 1)a)72重量%のスチレンと28重量%のアクリロニ
トリルの混合物を、不均化アビエチン酸のNa塩を乳化剤
としてラジカル乳化重合させて製造したスチレン−アク
リロニトリル共重合体(SAN)の乳液;SAN樹脂のStaudin
ger指数[η]:ジメチルホルムアミド中で23℃にて0.7
5。
トリルの混合物を、不均化アビエチン酸のNa塩を乳化剤
としてラジカル乳化重合させて製造したスチレン−アク
リロニトリル共重合体(SAN)の乳液;SAN樹脂のStaudin
ger指数[η]:ジメチルホルムアミド中で23℃にて0.7
5。
b)平均粒径(d50)が0.5μmで荒い粒子型の架橋ブチ
ルアクリレートゴムへのスチレンおよびアクリロニトリ
ルのグラフトポリマーの乳液で、アクリレートゴム乳液
の存在下でスチレン−アクリロニトリル(72/28)混合
物をラジカル乳液グラフト重合させることにより製造し
たもの;グラフトポリマーの組成:60重量%のアクリレ
ートゴム、40重量%のスチレン−アクリロニトリル共重
合体。
ルアクリレートゴムへのスチレンおよびアクリロニトリ
ルのグラフトポリマーの乳液で、アクリレートゴム乳液
の存在下でスチレン−アクリロニトリル(72/28)混合
物をラジカル乳液グラフト重合させることにより製造し
たもの;グラフトポリマーの組成:60重量%のアクリレ
ートゴム、40重量%のスチレン−アクリロニトリル共重
合体。
乳液a)およびb)をa:b=1:2の重量比で混合する。
II 2)平均粒径(d50)が0.4μmで荒い粒子型の架橋ブ
タジエンゴムへのスチレンおよびアクリロニトリルのグ
ラフトポリマーの乳液で、ポリブタジエン乳液の存在下
でスチレン−アクリロニトリル(72/28)の混合物をラ
ジカル乳化グラフト重合させて製造したもの;グラフト
ポリマーの組成:50重量%のブタジエンゴム、50重量%
のスチレン−アクリロニトリル共重合体。
タジエンゴムへのスチレンおよびアクリロニトリルのグ
ラフトポリマーの乳液で、ポリブタジエン乳液の存在下
でスチレン−アクリロニトリル(72/28)の混合物をラ
ジカル乳化グラフト重合させて製造したもの;グラフト
ポリマーの組成:50重量%のブタジエンゴム、50重量%
のスチレン−アクリロニトリル共重合体。
乳液II 1.a)およびII 2)をII 1.a):II 2)=6:4の
重量比で混合する。
重量比で混合する。
III)乳液IIを安定剤乳液Iと混合する;この場合、100
重量部のポリマーに対して1.2重量部の安定剤を使用す
る。
重量部のポリマーに対して1.2重量部の安定剤を使用す
る。
室温で分散液を混合した後、その混合液を3時間撹拌
する。
する。
MgSO4溶液を用い、生成物II 1)の場合はpH8〜10で、
生成物II 2)の場合はpH4〜6で凝固させ、従来通り仕
上げをすることによりポリマーを粉状で取り出し、それ
を洗い乾燥する。
生成物II 2)の場合はpH4〜6で凝固させ、従来通り仕
上げをすることによりポリマーを粉状で取り出し、それ
を洗い乾燥する。
表1に製造した組み合わせを示す: IV ポリマーの性質 組成III 1、III 2、の曇り(DIN75201に従って窓くも
り試験(3時間/130℃) ポリマーIIIを0.2重量部のペンタエリスリトールテト
ラステアレートと185℃にて15分かけてローラー上で配
合する。
り試験(3時間/130℃) ポリマーIIIを0.2重量部のペンタエリスリトールテト
ラステアレートと185℃にて15分かけてローラー上で配
合する。
その配合物を190℃にて10分間加圧し、4mmの厚さのプ
レートとする。得たプレートのおおよその色相を視覚に
より評価した。
レートとする。得たプレートのおおよその色相を視覚に
より評価した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチヤン・リンドナー ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・イ ムバツサーブレヒ 11 (72)発明者 アドルフ・シユミツト ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ロ ツゲンドルフシユトラーセ 67 (72)発明者 カルル―ハインツ・オツト ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルク ーゼン1・パウル‐クレー‐シユトラー セ 54 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08K 3/00 - 13/08 B01F 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】水、少くとも1種類のゴム用又は熱可塑性
材料用の有機安定剤および乳化剤を含む安定剤の分散液
において、乳化剤が1モルの式I HO−M−OH (I) [式中、Μは である。] で表わされるジオールと2モルの式II、III又はIV [式中、xが0のとき、 R1、R2、R3およびR4は、水素であるか、 又は R1および/又はR3は、C1〜C35−アルキル又はアルケニ
ルであって、R1〜R4の中の残りのラジカルは水素である
か、 又は R1とR4は共に化学結合を表わし、R2とR3は水素である
か、 又は R1とR4は、共に化学結合を表わし、R2とR3は両者が結合
する炭素原子と共にo−フェニレン基を表わし、 xが1のとき、 R1、R2、R3およびR4は、水素であり、そして Yは である。] で表わされるカルボン酸無水物又はこれらの混合物と
を、不活性気体中で100℃〜300℃にて溶融中で反応さ
せ、続いてアルカリ塩又はアンモニウム塩に変換するこ
とによって得られたものであることを特徴とする、安定
剤分散液。
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DE4441846A1 (de) | 1994-11-24 | 1996-05-30 | Bayer Ag | ABS-Formmassen mit neuartiger Morphologie |
US5527842A (en) * | 1995-03-10 | 1996-06-18 | Witco Corporation | Alkyl-thio-glycolate PVC stabilizers with added aromatic ether alcohol to prevent precipitation |
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US6623724B2 (en) * | 1996-09-18 | 2003-09-23 | Applied Genetics Incorporated Dermatics | Dermatological compositions and methods |
US9788765B2 (en) | 2012-09-28 | 2017-10-17 | Dexcom, Inc. | Zwitterion surface modifications for continuous sensors |
EP4253536A3 (en) * | 2015-12-30 | 2023-12-20 | DexCom, Inc. | Diffusion resistance layer for analyte sensors |
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NL130711C (ja) * | 1960-03-30 | |||
BE601466A (ja) * | 1961-03-18 | |||
US3463731A (en) * | 1963-11-12 | 1969-08-26 | Ethyl Corp | Stabilization with phenolic type antioxidant |
GB1053904A (ja) * | 1964-04-10 | |||
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US3285855A (en) * | 1965-03-11 | 1966-11-15 | Geigy Chem Corp | Stabilization of organic material with esters containing an alkylhydroxy-phenyl group |
US3580850A (en) * | 1967-07-17 | 1971-05-25 | Rohm & Haas | Stabilized nonionic surfactants in solid formulations containing active chlorine compounds |
US3563949A (en) * | 1967-10-19 | 1971-02-16 | Goodyear Tire & Rubber | Stabilization of polymers |
GB1261029A (en) * | 1968-12-18 | 1972-01-19 | Monsanto Chemicals | Phosphite esters and their use as stabilisers for rubber |
US3962123A (en) * | 1974-05-20 | 1976-06-08 | Ciba-Geigy Corporation | Phenolic antioxidant aqueous dispersions |
JPS5438605B2 (ja) * | 1974-06-07 | 1979-11-22 | ||
GB1550350A (en) * | 1975-12-19 | 1979-08-15 | Shell Int Research | Detergent compositions comprising an alkyl polyoxyalkylene ether non-ionic surfactant and a bisphenol |
US4792443A (en) * | 1985-12-20 | 1988-12-20 | Warner-Lambert Company | Skin bleaching preparations |
DE3639904A1 (de) * | 1986-11-22 | 1988-06-01 | Bayer Ag | Bifunktionelle emulgatoren auf basis von perhydrobisphenolen und carbonsaeureanhydriden |
CH676470A5 (ja) * | 1988-02-03 | 1991-01-31 | Nestle Sa |
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-
1990
- 1990-07-21 ES ES90114013T patent/ES2068291T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-21 EP EP90114013A patent/EP0411418B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-21 DE DE59008462T patent/DE59008462D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-23 US US07/556,622 patent/US5041485A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-30 JP JP2199353A patent/JP2858472B2/ja not_active Expired - Fee Related
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