JPS6259376A - 断熱体パツクの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫等の断熱箱体に使用する断熱材の製造方
法に関するものである。

従来の技術 従来の例えば第３図と第４図で説明すると、１は断熱体
パックで、パーライトからなる粉末２を通気性のあるク
ラフト紙からなる中袋３の中に入れた充填材を容器４に
入れ、容器４の一辺に設けた開口部から減圧している。

中袋３と容器４には空間５，６′が形成されている。減
圧後間口部６がヒートシール等でシールされ、空間６．
６′はそれぞれ大気圧によりおされてヒレ６．６′とな
るので、このヒレ６．６′を容器４にテープ７゜７′で
それぞれ固定されている。

この脱気は中袋３内の空気は容器４の開口部６に面して
いる面は直接脱気されるか、空間６．６′に面している
面は空間５．６′に一旦脱気した後に、開口部６より引
かれるものである。また、ヒレ６．６′は梱包時やその
他のマテハン時に傷付の原因や投影面積が大きくなるた
め、容器４にテープ７．７′で固定している。

発明が解決しようとする問題点 ところがこのような仕様ではヒレ処理を両端おこなうた
め工数が増え、容器４も大きなものが必要であった。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、工数の削減と材料量を低減するものである。

問題点を解決するための手段 上記目的を達するため、本発明の断熱体パックは中袋を
容器の片側に寄せて脱気する構成である。

作　　用 本発明は上記方法によりヒレ処理が少なくなるため工数
を削減する。

実施例 以下本発明の一実施例について図面に基づき説明するが
、従来と同一構成については同一番号を符してその詳細
な説明を省略する。第１図に示すように本発明の断熱体
パック１ｏは容器４の開口６と交差する線上側である片
側に中袋３を寄せ従来の空間５，６′の大きさの１つの
空間８を形成する。そして、中袋３内の空気を開口部６
に面している面はそのまま脱気し、空間８に面している
面は空間８に一旦出て、開口部６から脱気する。この時
、到達真空度と排気時間は開口部６の距離ａが、空間部
距離すに対しｂ≦２ａであれば、従来例と有位差がない
ことが実験にて確認されている。

本発明の断熱体パックの製造方法は容器の片側に中袋を
寄せるため排気後、開口部６をシールして大気圧にもど
すと、空間８は長いヒレ９となシ相対する辺にも小さな
ヒレ９′が出来るが、小さなヒレ９′は、取扱い上問題
にならない程度の長さであるため、ヒレ処理する必要が
なく、長いヒレ９のみ折り曲げてテープ７を処理すれば
良い。

したがって、ヒレ９処理工数が減って作業性が向上する
。

発明の効果 以上のように本発明の断熱体パックによれば次の効果を
上げることが出来る。

（１）開口部の長さの倍の奥行きまでは、奥行方向の通
気路の影響が少なく奥行方向の両側に通路を設けなくて
も、排気速度は顕著に悪くならないため、片側に中袋を
寄せることが出来る。

（２）　　ヒレ処理を１辺しなくてもよいため、ヒレ処
理工数が半分になり、ヒレ処理用のテープ化が半分にな
る。

尚、中袋の替りに、連通７オームを充填材として使用し
ても同様の効果を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である断熱体パックの断面図
、第２図は同第１図の斜視図、第３図は従来の断熱体パ
ックの断面図、第４図は同第３図の斜視図、第６図は容
器の斜視図である。 １ｏ・・・・・・断熱体パック、３・・・・・・中袋、
６・・川・開口部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 充填材を開口部を有する容器の中に入れ、この充填材を
   開口部と隣接する容器の辺に片寄せして、開口部より排
   気、減圧後、密封したもので、開口部の長さより隣接す
   る辺の長さが２倍以内であることを特徴とする断熱体パ
   ックの製造方法。