JPS6258922A - コンバイン制御装置 - Google Patents
コンバイン制御装置Info
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- JPS6258922A JPS6258922A JP20101785A JP20101785A JPS6258922A JP S6258922 A JPS6258922 A JP S6258922A JP 20101785 A JP20101785 A JP 20101785A JP 20101785 A JP20101785 A JP 20101785A JP S6258922 A JPS6258922 A JP S6258922A
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- JP
- Japan
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- content
- harvesting
- culm
- environmental conditions
- combine harvester
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(al技術分野
この発明は、収穫期に稲、麦等を刈り取り、こく程から
ごく粒と稈とを分離した後、こく粒を精粒として収穫し
、稈屑を外部へ放出するコンバインに関する。
ごく粒と稈とを分離した後、こく粒を精粒として収穫し
、稈屑を外部へ放出するコンバインに関する。
(b1発明の概要
この発明に係るコンバイン制御装置は、複数の動作部の
動作内容を状況に応じた最適なものとして容易に選択す
ることができるようにするため、収穫環境条件を入力す
る条件入力手段と、入力された収穫環境条件によって動
作部の動作内容を選択する動作選択手段とを備え、収穫
環境条件に最適なとうみ風力、処理ガイド坂等のり1作
部の状態を自動的に選択するようにしたものである。
動作内容を状況に応じた最適なものとして容易に選択す
ることができるようにするため、収穫環境条件を入力す
る条件入力手段と、入力された収穫環境条件によって動
作部の動作内容を選択する動作選択手段とを備え、収穫
環境条件に最適なとうみ風力、処理ガイド坂等のり1作
部の状態を自動的に選択するようにしたものである。
(C)発明の背景
コンバインに搭載される脱穀装置の性能は、精粒に対す
る稈屑の量で表される選別能力と、稈屑に交じって排出
されるこく粒の量であるロスとによって決定される。ま
たコンバインの作業能力は一定時間当りの刈り取り面積
である刈取能率によって表される。このような選別能力
、ロスおよび刈取能率は刈取る作物の品種、もみが含有
する水分量(以下もみ水分という。)、こく稈からのご
く粒の分離の難易度(以下脱粒強度という。)およびこ
く程の含有する水分量(以下濡れという。
る稈屑の量で表される選別能力と、稈屑に交じって排出
されるこく粒の量であるロスとによって決定される。ま
たコンバインの作業能力は一定時間当りの刈り取り面積
である刈取能率によって表される。このような選別能力
、ロスおよび刈取能率は刈取る作物の品種、もみが含有
する水分量(以下もみ水分という。)、こく稈からのご
く粒の分離の難易度(以下脱粒強度という。)およびこ
く程の含有する水分量(以下濡れという。
)等の収穫環境条件によって大きく作用される。
例えば濡れが多く、こく稈が倒れている場合(以下倒伏
という。)ではコンバインの刈取能率が低下し、またこ
き室51内においてごく稈が詰まり、脱穀作業が効果的
に行い難くなる。更に、一般にコンバインの移動とこき
胴の駆動は同一の動力源を用いており、こき室内で詰ま
りを生じた場合にはこき胴の回転が低下し、これがコン
バインの移動に制動力として作用し刈取能率が更に低下
する。このようなこき室における詰まりによって生じる
不都合を解消するため、従来よりこき室内に処理ガイド
板を設け、こき室内におけるごく稈の通過速度を制御で
きるようにし、濡れや倒伏状態の作物を刈取る場合には
ごく稈の通過速度を速めてこき室内における詰まりの発
生を防止するようにしている。
という。)ではコンバインの刈取能率が低下し、またこ
き室51内においてごく稈が詰まり、脱穀作業が効果的
に行い難くなる。更に、一般にコンバインの移動とこき
胴の駆動は同一の動力源を用いており、こき室内で詰ま
りを生じた場合にはこき胴の回転が低下し、これがコン
バインの移動に制動力として作用し刈取能率が更に低下
する。このようなこき室における詰まりによって生じる
不都合を解消するため、従来よりこき室内に処理ガイド
板を設け、こき室内におけるごく稈の通過速度を制御で
きるようにし、濡れや倒伏状態の作物を刈取る場合には
ごく稈の通過速度を速めてこき室内における詰まりの発
生を防止するようにしている。
コンバインによる刈取作業では処理ガイド板以外にも、
とうみの風力やコンバインの移動速度のように動作内容
を制御しなければならない動作部が多く、収穫環境条件
に応じた動作内容の選択が選別能力、ロスおよび刈取能
率に大きく影響する。しかもこのような動作部は通常複
数であるため動作内容の選択は煩雑であり、また経験に
よって得られる知識も必要で収穫環境条件に最適な動作
部の動作内容を容易に選択することができるようにした
ものが望まれていた。
とうみの風力やコンバインの移動速度のように動作内容
を制御しなければならない動作部が多く、収穫環境条件
に応じた動作内容の選択が選別能力、ロスおよび刈取能
率に大きく影響する。しかもこのような動作部は通常複
数であるため動作内容の選択は煩雑であり、また経験に
よって得られる知識も必要で収穫環境条件に最適な動作
部の動作内容を容易に選択することができるようにした
ものが望まれていた。
fd)発明の目的
この発明の目的は上記背景に鑑み、選別能力、ロスおよ
び刈取能率に影響する収穫環境条件に応じ動作部の動作
内容を自動的に選択し、収穫環境条件に最適な動作を容
易に且つ常に正しく選択することができるコンバイン制
御装置を提供することにある。
び刈取能率に影響する収穫環境条件に応じ動作部の動作
内容を自動的に選択し、収穫環境条件に最適な動作を容
易に且つ常に正しく選択することができるコンバイン制
御装置を提供することにある。
(e)発明の構成および効果
この発明のコンバイン制御装置は、複数の収穫環境条件
を入力する条件入力手段と、この条件入力手段により入
力された各収穫環境条件によって複数の動作部の動作内
容を選択する動作選択手段とを備えたことを特徴とする
。
を入力する条件入力手段と、この条件入力手段により入
力された各収穫環境条件によって複数の動作部の動作内
容を選択する動作選択手段とを備えたことを特徴とする
。
以上の構成によりこの発明によれば、コンバインによる
刈取作業に先立って選別能力、ロスおよび刈取能率に影
響を与える作物品種、もみ水分および脱粒強度等の収穫
環境条件を条件入力手段により入力し、この入力結果を
用いてとうみ、処理ガイド板および移動速度等の動作部
の動作内容を動作選択手段が自動的に選択する。このた
め収穫環境条件に最適な動作内容を容易に且つ正確に選
択することができる。
刈取作業に先立って選別能力、ロスおよび刈取能率に影
響を与える作物品種、もみ水分および脱粒強度等の収穫
環境条件を条件入力手段により入力し、この入力結果を
用いてとうみ、処理ガイド板および移動速度等の動作部
の動作内容を動作選択手段が自動的に選択する。このた
め収穫環境条件に最適な動作内容を容易に且つ正確に選
択することができる。
(fl実施例
第2図は、この発明の実施例であるコンバイン制御装置
が用いられるコンバインの構成を示す概略の一部切欠き
外観図である。
が用いられるコンバインの構成を示す概略の一部切欠き
外観図である。
コンバイン1は前方に刈取部2を備え、クローラ14a
、14bの回転により矢印G方向に移動する。コンバイ
ン1の内部には脱穀部3が構成されている。脱穀部3の
上方には外周面に複数個のこき歯4aを備えたこき胴4
と処理胴1oが並列に且つ回転可能に設けられている。
、14bの回転により矢印G方向に移動する。コンバイ
ン1の内部には脱穀部3が構成されている。脱穀部3の
上方には外周面に複数個のこき歯4aを備えたこき胴4
と処理胴1oが並列に且つ回転可能に設けられている。
こき胴4の下方には受網5が備えられ、この受網5とこ
き胴4との間に刈り取られたこく程が導かれる。受網5
の下方にはグレンシーブ20、ストロラック19、グレ
ンパン21、チャフグレンパン18が設けられている。
き胴4との間に刈り取られたこく程が導かれる。受網5
の下方にはグレンシーブ20、ストロラック19、グレ
ンパン21、チャフグレンパン18が設けられている。
これらは図外の揺動機構により前後に揺り動かされる揺
動装置を構成している。揺動装置の下方にはとうみ8、
ネn粒オーガ6および2番還元オーガ7が備えられてい
る。精粒オーガ6は屯スクリュー11に連続している。
動装置を構成している。揺動装置の下方にはとうみ8、
ネn粒オーガ6および2番還元オーガ7が備えられてい
る。精粒オーガ6は屯スクリュー11に連続している。
また2番還元オーガ7は2番還元スロワを内部に有する
スロワケース9に連続している。スロワケース9の上端
は処理胴10の位置に開口している。さらに、脱穀部の
後方には排塵ファン13が備えられている。
第3図は、上記コンバインの一部を構成する
脱穀部の選別動作を示す図である。
スロワケース9に連続している。スロワケース9の上端
は処理胴10の位置に開口している。さらに、脱穀部の
後方には排塵ファン13が備えられている。
第3図は、上記コンバインの一部を構成する
脱穀部の選別動作を示す図である。
こき胴4と受網5との間を通過する際、こき歯4aによ
りこく稈からこ(粒が分離される。受精5を通過して下
方に落下したごく粒はチャフグレンパン18、ストロラ
ック19、グレンシーブ20およびグレンパン21を有
する揺動装置により揺動選別を受ける。ストロラック1
9は大きい稈屑の排出促進とふるい分けを行い、グレン
シーブ20は細かい稈屑とごく粒を下方へ落下させる。
りこく稈からこ(粒が分離される。受精5を通過して下
方に落下したごく粒はチャフグレンパン18、ストロラ
ック19、グレンシーブ20およびグレンパン21を有
する揺動装置により揺動選別を受ける。ストロラック1
9は大きい稈屑の排出促進とふるい分けを行い、グレン
シーブ20は細かい稈屑とごく粒を下方へ落下させる。
これら揺動装置の下方ではとうみ8から矢印H方向に風
が送られており風力選別がなされる。すなわち、比重の
大きいこく粒を精粒オーガ6の位置に収集し、比重の軽
いごく粒を2番還元オーガ7に収集する。2番還元オー
ガ7に収集される比重の軽いこ(粒は稈屑を付着したも
のであり、2番還元スロワを内部に有するスロワケース
9を通過して処理胴10に導かれる。処理胴10は外周
部に図外の処理歯を有し、こく粒から稈屑を分離し、再
度下方に落下させる。精粒オーガ6に収集された比重の
大きいこ(粒は精粒として縦スクリュー11の作用によ
ってグレンホッパ12の内部に収穫される。また稈屑は
排塵ファン13により外部に排出される。
が送られており風力選別がなされる。すなわち、比重の
大きいこく粒を精粒オーガ6の位置に収集し、比重の軽
いごく粒を2番還元オーガ7に収集する。2番還元オー
ガ7に収集される比重の軽いこ(粒は稈屑を付着したも
のであり、2番還元スロワを内部に有するスロワケース
9を通過して処理胴10に導かれる。処理胴10は外周
部に図外の処理歯を有し、こく粒から稈屑を分離し、再
度下方に落下させる。精粒オーガ6に収集された比重の
大きいこ(粒は精粒として縦スクリュー11の作用によ
ってグレンホッパ12の内部に収穫される。また稈屑は
排塵ファン13により外部に排出される。
第4図(A)〜(D)は、上記コンバインの一部を構成
する脱穀部のこき胴近傍の構成および動作を示す図であ
る。
する脱穀部のこき胴近傍の構成および動作を示す図であ
る。
こき歯4aを複数個備えたこき胴4の外周部の近傍には
処理ガイド板24が上端の一部を支点として設けられて
いる。通常は第4図(A)に示すように処理ガイド板2
4は中立状態にされている。同図(C)に示すように処
理ガイド板24の下方をこく稈の通過方向に移動すると
、こく粒や稈屑の通過を促進する。また同図(D)に示
すように処理ガイド板24をこく稈の通過方向と逆方向
に移動すると、こく粒や稈屑の通過速度が低下する。同
図(C)の状態を処理ガイド板を開いた状態といい、同
図(B)に示す処理ガイド板の位置を閉じた状態という
。
処理ガイド板24が上端の一部を支点として設けられて
いる。通常は第4図(A)に示すように処理ガイド板2
4は中立状態にされている。同図(C)に示すように処
理ガイド板24の下方をこく稈の通過方向に移動すると
、こく粒や稈屑の通過を促進する。また同図(D)に示
すように処理ガイド板24をこく稈の通過方向と逆方向
に移動すると、こく粒や稈屑の通過速度が低下する。同
図(C)の状態を処理ガイド板を開いた状態といい、同
図(B)に示す処理ガイド板の位置を閉じた状態という
。
以上の構成ならびに動作を有するコンバインにおいて第
2図に示す矢印G方向のコンバインの移動速度、こき胴
4の回転速度、とうみ8の風力および処理ガイド板24
の位置変更が収穫環境条件により影響される動作である
。
2図に示す矢印G方向のコンバインの移動速度、こき胴
4の回転速度、とうみ8の風力および処理ガイド板24
の位置変更が収穫環境条件により影響される動作である
。
第5図は、上記コンバイン制御装置の制御部のブロック
図である。
図である。
CPtJ31にはコンバイン制御装置の動作を規定する
プログラムを記憶したROM32および入出力されるデ
ータを記憶するRAM33が接続されている。ROM3
2には第6図に示す収穫環境条件が記憶されている。ま
たRAM33の一部にはメモリエリアM1〜M6が設け
られ、入力された収穫環境条件がそれぞれ記憶される。
プログラムを記憶したROM32および入出力されるデ
ータを記憶するRAM33が接続されている。ROM3
2には第6図に示す収穫環境条件が記憶されている。ま
たRAM33の一部にはメモリエリアM1〜M6が設け
られ、入力された収穫環境条件がそれぞれ記憶される。
CPU31には操作パネル駆動部34を介して操作パネ
ルの表示画面35およびこの発明の条件入力手段である
入カキ−36が接続されている。
ルの表示画面35およびこの発明の条件入力手段である
入カキ−36が接続されている。
収穫環境条件の入力時には第6図に示す条件の項目a〜
fのそれぞれが表示画面35に表示され、入カキ−36
により入力された収穫環境条件は操作パネル駆動部34
を介してCPU31に入力される。第6図に示す条件の
項目a−fのそれぞれについて入力された収穫環境条件
がRAM33のメモリエリアM1〜M6のそれぞれに記
憶される。
fのそれぞれが表示画面35に表示され、入カキ−36
により入力された収穫環境条件は操作パネル駆動部34
を介してCPU31に入力される。第6図に示す条件の
項目a−fのそれぞれについて入力された収穫環境条件
がRAM33のメモリエリアM1〜M6のそれぞれに記
憶される。
第1図(A)〜(C)は、上記コンバイン制御装置の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
収穫環境条件の入力動作開始時にはステップn1 (以
下ステップniを単にniという。)においてカウンタ
Cがクリアされ、n2において入力設定の選択が表示さ
れる。この後n3においてコンバイン制御装置の入力設
定を有効にするが無効にするかが選択される。
下ステップniを単にniという。)においてカウンタ
Cがクリアされ、n2において入力設定の選択が表示さ
れる。この後n3においてコンバイン制御装置の入力設
定を有効にするが無効にするかが選択される。
n3においてスイッチSWOが操作されるとn4に進む
。n4においてスイッチSWIがオンされるとn5に進
み第6図に示す収WtyJ境条件の各項目a〜fが順に
表示され、n(iでカウンタCの内容が1加算される。
。n4においてスイッチSWIがオンされるとn5に進
み第6図に示す収WtyJ境条件の各項目a〜fが順に
表示され、n(iでカウンタCの内容が1加算される。
このf&n7〜n9のいずれかにおいてスイッチSW1
〜SW3がオンされるとそれぞれnto〜n12のいず
れかに進み、RAM33に構成されたメモリエリアM1
〜M6のうちカウンタCの内容によって特定される部分
に1〜3の入力値を記憶する。更にn13でカウンタC
の内容が6であるか否かを判別し、6でない場合にはn
5に戻り次の条件の項目を表示する。
〜SW3がオンされるとそれぞれnto〜n12のいず
れかに進み、RAM33に構成されたメモリエリアM1
〜M6のうちカウンタCの内容によって特定される部分
に1〜3の入力値を記憶する。更にn13でカウンタC
の内容が6であるか否かを判別し、6でない場合にはn
5に戻り次の条件の項目を表示する。
n5〜n13の動作を収穫環境条件の各項目について行
い、条件の項目a −fのそれぞれについての入力値を
RAM33のM1〜M6に記憶する。
い、条件の項目a −fのそれぞれについての入力値を
RAM33のM1〜M6に記憶する。
以上のn5〜n13の動作がこの発明の条件入力手段で
ある。なお、n3においてスイッチSWOが操作される
とn14に進みメモリエリアM1〜M6の全てを1にす
る。
ある。なお、n3においてスイッチSWOが操作される
とn14に進みメモリエリアM1〜M6の全てを1にす
る。
条件入力手段による各収穫環境条件の入力値が記憶され
るとn15に進む。n15ではメモリエリアM1に記憶
されている作物品種の入力値を読み出す。こき胴4の回
転速度は作物品種に影響されるため、メモリエリアM1
の内容が1である場合にはnL7に進みこき1lii1
4の回転速度を低速に、2である場合にはn16進み中
速に、3である場合にはn18に進み高速に制御する。
るとn15に進む。n15ではメモリエリアM1に記憶
されている作物品種の入力値を読み出す。こき胴4の回
転速度は作物品種に影響されるため、メモリエリアM1
の内容が1である場合にはnL7に進みこき1lii1
4の回転速度を低速に、2である場合にはn16進み中
速に、3である場合にはn18に進み高速に制御する。
次いでn19で脱粒強度についての入力値を記憶したメ
モリエリアM3の内容を読み出す。脱粒強度の強弱に応
じて処理ガイド板24の位置を変更して、こ(稈がこき
胴4の位置を通過する速度を変更する必要がある。M3
の内容が2であり脱粒強度が普通である場合にはn23
に進み処理ガイド坂24を中央の位置にし、ごく稈の通
過速度を中速とする。またM3の内容が1であり脱粒強
度が弱い場合にはn25に進み処理ガイドFj、24を
開いた状態に位置させ、こく稈の通過速度を速くする。
モリエリアM3の内容を読み出す。脱粒強度の強弱に応
じて処理ガイド板24の位置を変更して、こ(稈がこき
胴4の位置を通過する速度を変更する必要がある。M3
の内容が2であり脱粒強度が普通である場合にはn23
に進み処理ガイド坂24を中央の位置にし、ごく稈の通
過速度を中速とする。またM3の内容が1であり脱粒強
度が弱い場合にはn25に進み処理ガイドFj、24を
開いた状態に位置させ、こく稈の通過速度を速くする。
M3の内容が3であり脱粒強度が強い場合にはn20に
進み濡れの状態の入力値を記憶したメモリエリアM4の
内容を読み出す。M4の内容が2でありこく稈の濡れ状
態が普通である場合にはn23に進む。M4の内容が3
でありごく稈の濡れ状態が標準である場合にはn25に
進む。こく稈が濡れている場合にはこき胴4において詰
まりを生じ易いため、こく稈を速く通過させる必要があ
るからである。
進み濡れの状態の入力値を記憶したメモリエリアM4の
内容を読み出す。M4の内容が2でありこく稈の濡れ状
態が普通である場合にはn23に進む。M4の内容が3
でありごく稈の濡れ状態が標準である場合にはn25に
進む。こく稈が濡れている場合にはこき胴4において詰
まりを生じ易いため、こく稈を速く通過させる必要があ
るからである。
M4の内容が1でありこく稈が乾燥している場合にはn
21に進み、もみ水分の入力値を記憶したメモリエリア
M2の内容を読み出す。M2に記憶された入力値が3で
ありもみが高水分である場合にはn23に進む。ごく稈
が乾燥していてももみの水分が高い場合には、こき胴4
の位置でつまりを生じる場合があるため、こき胴40通
過速度を速める必要があるからである。
21に進み、もみ水分の入力値を記憶したメモリエリア
M2の内容を読み出す。M2に記憶された入力値が3で
ありもみが高水分である場合にはn23に進む。ごく稈
が乾燥していてももみの水分が高い場合には、こき胴4
の位置でつまりを生じる場合があるため、こき胴40通
過速度を速める必要があるからである。
M2の内容が1または2である場合にはn22に進み、
こく稈の倒伏状態の入力値を記憶したメモリエリアM5
の内容を読み出す。M5の内容が2でありやや倒伏した
状態である場合にはn23に進み、M5の内容が1であ
りほとんど倒れていない状態ではn24に進む。またM
5の内容が3であり、ごく稈が倒れた状態である場合に
はn25に進む。こく稈が倒伏した状態ではこき胴4に
おいて詰まりを生じやすく、ごく稈を速く通過させる必
要があるからである。
こく稈の倒伏状態の入力値を記憶したメモリエリアM5
の内容を読み出す。M5の内容が2でありやや倒伏した
状態である場合にはn23に進み、M5の内容が1であ
りほとんど倒れていない状態ではn24に進む。またM
5の内容が3であり、ごく稈が倒れた状態である場合に
はn25に進む。こく稈が倒伏した状態ではこき胴4に
おいて詰まりを生じやすく、ごく稈を速く通過させる必
要があるからである。
こく程がこき胴4を通過する速度は一般には脱粒強度の
強弱によって変更すべきであるがこく稈が濡れていたり
倒伏している場合にはこき胴4における詰まりを防止す
るために通過速度を速くする必要がある。またもみが高
水分である場合にも通過速度をやや速めてやる必要があ
る。このような作業上の必要性に対処するためn20〜
n22の動作によりn19で選択された動作内容に反す
る他の収穫環境条件がある場合に別の動作内容を選択す
るようにしている。
強弱によって変更すべきであるがこく稈が濡れていたり
倒伏している場合にはこき胴4における詰まりを防止す
るために通過速度を速くする必要がある。またもみが高
水分である場合にも通過速度をやや速めてやる必要があ
る。このような作業上の必要性に対処するためn20〜
n22の動作によりn19で選択された動作内容に反す
る他の収穫環境条件がある場合に別の動作内容を選択す
るようにしている。
次いでn26に進みもみ水分の入力値を記憶したメモリ
エリアM2の内容を読み出す。M2の内容が3であり、
もみ水分が高水分である場合にはn30に進む。もみが
高水分である場合には比重が大きくなり風力選別時に選
別作業が行われ難い。このためとうみ8の風力を強くし
てやる必要がある。
エリアM2の内容を読み出す。M2の内容が3であり、
もみ水分が高水分である場合にはn30に進む。もみが
高水分である場合には比重が大きくなり風力選別時に選
別作業が行われ難い。このためとうみ8の風力を強くし
てやる必要がある。
M2の内容が1でありもみが低水分である場合にはn2
7に進み、ごく稈の濡れ状態を記憶したメモリエリアM
4の内容を読み出す。M4の内容が3でありこく稈が湿
潤である場合にはn30に進む。またこく稈が通常の状
態または乾燥状態である場合にはn29に進みとうみ8
の風力を弱くする。M2の内容が2でありもみが通常の
水分量である場合にはn28に進む。ここで同じくこく
稈の濡れ状態を記憶したメモリエリアM4の内容を読み
出しごく稈が湿潤である場合にはn30に進む。またM
4の内容力月または2である場合にはn31に進みとう
み8の風力を中程度にする。
7に進み、ごく稈の濡れ状態を記憶したメモリエリアM
4の内容を読み出す。M4の内容が3でありこく稈が湿
潤である場合にはn30に進む。またこく稈が通常の状
態または乾燥状態である場合にはn29に進みとうみ8
の風力を弱くする。M2の内容が2でありもみが通常の
水分量である場合にはn28に進む。ここで同じくこく
稈の濡れ状態を記憶したメモリエリアM4の内容を読み
出しごく稈が湿潤である場合にはn30に進む。またM
4の内容力月または2である場合にはn31に進みとう
み8の風力を中程度にする。
もみおよびこく稈の水分量は比重に大きく影響する。こ
のため、もみおよびこく稈の含有する水分量に応じてと
うみ8の風力を変更する必要がある。以上の動作によっ
てもみの水分量およびこ(稈の濡れ状態からとうみ8の
風力を選択する。
のため、もみおよびこく稈の含有する水分量に応じてと
うみ8の風力を変更する必要がある。以上の動作によっ
てもみの水分量およびこ(稈の濡れ状態からとうみ8の
風力を選択する。
更にこの後n32に進みこく程の濡れ状態を記憶したメ
モリエリアM4の内容を読み出す。M4の内容が3であ
りごく稈が湿潤である場合にはn37に進みコンバイン
の移動速度を低速にする。
モリエリアM4の内容を読み出す。M4の内容が3であ
りごく稈が湿潤である場合にはn37に進みコンバイン
の移動速度を低速にする。
M4の内容が1または2である場合にはn33に進みこ
く稈の倒伏状態を記憶したメモリエリアM5の内容を読
み出す。M5の内容が3でありこく稈が倒伏状態である
場合にはn37に進む。
く稈の倒伏状態を記憶したメモリエリアM5の内容を読
み出す。M5の内容が3でありこく稈が倒伏状態である
場合にはn37に進む。
M5の内容が1または2である場合にはn34に進み土
地の乾湿状態を記憶したメモリエリアM6の内容を読み
出す。M6の内容が3であり強湿田である場合にはn3
7に進む。M6の内容が1であり乾田である場合にはn
35に進みコンバインの移動速度を高速にする。M6の
内容が2でありやや湿田である場合にはn36に進みコ
ンバインの移動速度を中速にする。以上の動作によりこ
く程の濡れおよび倒伏状態並びに土地の乾湿状態からコ
ンバインの移動速度を決定する。
地の乾湿状態を記憶したメモリエリアM6の内容を読み
出す。M6の内容が3であり強湿田である場合にはn3
7に進む。M6の内容が1であり乾田である場合にはn
35に進みコンバインの移動速度を高速にする。M6の
内容が2でありやや湿田である場合にはn36に進みコ
ンバインの移動速度を中速にする。以上の動作によりこ
く程の濡れおよび倒伏状態並びに土地の乾湿状態からコ
ンバインの移動速度を決定する。
以上に説明したn15〜n37の動作がこの発明の動作
選択手段に対応し、条件入力手段により入力された各収
穫環境条件に応じてコンバインの動作部の動作内容を自
動的に制御することができる。特に処理ガイド坂4の位
置、とうみ8の風力およびコンバインの移動速度は複数
の収穫環境条件を対象にして決定し、ある収穫環境条件
をもとに選択された動作内容に反する他の収穫条件があ
る場合に、この発明の動作選択変更手段に対応するn2
0〜n22.n27.n2Bおよびn33、n34の動
作により別の内容を選択するようにしている。特殊の収
穫環境条件がある場合に動作部の動作内容を変更するこ
とは、経験によって収得されるべき知識であるが、この
動作を予め動作選択手段に記憶させおくことによりいか
なる収穫環境条件下においても適正な動作部の動作内容
を容易に選択できる。
選択手段に対応し、条件入力手段により入力された各収
穫環境条件に応じてコンバインの動作部の動作内容を自
動的に制御することができる。特に処理ガイド坂4の位
置、とうみ8の風力およびコンバインの移動速度は複数
の収穫環境条件を対象にして決定し、ある収穫環境条件
をもとに選択された動作内容に反する他の収穫条件があ
る場合に、この発明の動作選択変更手段に対応するn2
0〜n22.n27.n2Bおよびn33、n34の動
作により別の内容を選択するようにしている。特殊の収
穫環境条件がある場合に動作部の動作内容を変更するこ
とは、経験によって収得されるべき知識であるが、この
動作を予め動作選択手段に記憶させおくことによりいか
なる収穫環境条件下においても適正な動作部の動作内容
を容易に選択できる。
第1図(A)〜(C)はこの発明のコンバイン制御装置
の動作を示すフローチャート、第2図は同コンバイン制
御装置が用いられるコンバインの構成を示す概略の斜視
図、第3図は同コンバインの選別動作を示す側面の概略
図、第4図(A)〜(D)は同コンバインが有する処理
ガイド板の構成および動作を示す図、第5図は同コンバ
イン制御装置の制御部のブロック図、第6図は同コンバ
イン制御装置により入力される収穫環境条件と入力値の
関係を表に示す図である。 1−コンバイン、35−表示画面、 3G−入力キー(条件入力手段)。 第1図(B) 第1図(C) 第2図 (14゜ 第3図 第4図 第5図 第6z
の動作を示すフローチャート、第2図は同コンバイン制
御装置が用いられるコンバインの構成を示す概略の斜視
図、第3図は同コンバインの選別動作を示す側面の概略
図、第4図(A)〜(D)は同コンバインが有する処理
ガイド板の構成および動作を示す図、第5図は同コンバ
イン制御装置の制御部のブロック図、第6図は同コンバ
イン制御装置により入力される収穫環境条件と入力値の
関係を表に示す図である。 1−コンバイン、35−表示画面、 3G−入力キー(条件入力手段)。 第1図(B) 第1図(C) 第2図 (14゜ 第3図 第4図 第5図 第6z
Claims (2)
- (1)もみ水分、脱粒強度等の複数の収穫環境条件によ
り複数の動作部の動作内容を制御するコンバイン制御装
置であって、 前記複数の収穫環境条件を入力する条件入力手段と、こ
の条件入力手段により入力された各収穫環境条件によっ
て前記複数の動作部の動作内容を選択する動作選択手段
と、を備えてなるコンバイン制御装置。 - (2)前記動作選択手段が、ある収穫環境条件を基に選
択された動作内容に反する他の収穫環境条件がある場合
に別の動作内容を選択する動作選択変更手段を含む特許
請求の範囲第1項記載のコンバイン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20101785A JPS6258922A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | コンバイン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20101785A JPS6258922A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | コンバイン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6258922A true JPS6258922A (ja) | 1987-03-14 |
Family
ID=16434089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20101785A Pending JPS6258922A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | コンバイン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6258922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341529U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-19 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863327A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | 三菱農機株式会社 | コンバインにおける脱穀部扱胴の変速表示装置 |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP20101785A patent/JPS6258922A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863327A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | 三菱農機株式会社 | コンバインにおける脱穀部扱胴の変速表示装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341529U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-19 |
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