JPS6258874A - 自励式電源装置 - Google Patents
自励式電源装置Info
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- JPS6258874A JPS6258874A JP19513685A JP19513685A JPS6258874A JP S6258874 A JPS6258874 A JP S6258874A JP 19513685 A JP19513685 A JP 19513685A JP 19513685 A JP19513685 A JP 19513685A JP S6258874 A JPS6258874 A JP S6258874A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自励式電源装置の出力制御方法に関するもので
ある。
ある。
従来の技術
従来この種の自励式電源装置は第11図に示すような構
成であり友。第11図において61はトランスであり、
その−次巻線N1 は直流入力に対し、NPNトランジ
スタロ6を介し直列に接続されている。一方トランス6
1の三次巻線N3はコンデンサeoを介してNPNトラ
ンジスタ56のベース、エミッタに直列接続されている
。尚、−次巻線N1.三次巻線N3は正帰還がかかる方
向に設定されているので、ベース電流をPNPトランジ
スタロ8より与えてやれば、この回路は自励発振を起こ
し、トランス61の二次巻線N2にダイオード62とコ
ンデンサ63の構成による整流回路を接続すれば直流出
力を得ることができる。
成であり友。第11図において61はトランスであり、
その−次巻線N1 は直流入力に対し、NPNトランジ
スタロ6を介し直列に接続されている。一方トランス6
1の三次巻線N3はコンデンサeoを介してNPNトラ
ンジスタ56のベース、エミッタに直列接続されている
。尚、−次巻線N1.三次巻線N3は正帰還がかかる方
向に設定されているので、ベース電流をPNPトランジ
スタロ8より与えてやれば、この回路は自励発振を起こ
し、トランス61の二次巻線N2にダイオード62とコ
ンデンサ63の構成による整流回路を接続すれば直流出
力を得ることができる。
この場合、PNPトランジスタロ8のコレクタから供給
される電流は、三次巻線N5fjr:介してNPNトラ
ンジスタ66のベースに供給される。又、NPNトラン
ジスタ66のベース電流によってNPNトランジスタ5
6のコレクタ電流の飽和条件が決定されるので、NPN
トランジスタロ6の自励発振のON時間を制御すること
ができ、出力を制御することができる。従ってPNPト
ランジスタロ8のコレクタ電流によって出力が制御でき
ることになる。
される電流は、三次巻線N5fjr:介してNPNトラ
ンジスタ66のベースに供給される。又、NPNトラン
ジスタ66のベース電流によってNPNトランジスタ5
6のコレクタ電流の飽和条件が決定されるので、NPN
トランジスタロ6の自励発振のON時間を制御すること
ができ、出力を制御することができる。従ってPNPト
ランジスタロ8のコレクタ電流によって出力が制御でき
ることになる。
出力電圧は抵抗54.55で構成された電圧検出回路に
よって検出され、演算増幅器の非反転入力に印加されて
いる。
よって検出され、演算増幅器の非反転入力に印加されて
いる。
一方基準電圧は抵抗64を介して演算増幅器の反転入力
に印加されており、演算増幅器の出力は抵抗63全介し
てPNPトランジスタロ8に接続されている。以上の構
成により検出された出力電圧に比例した電圧と基準電圧
の差が増幅され、増幅された信号の大小によってPNP
トランジスタロ8のコレクタ電流が制御されるので、
負帰還ループが構成され、出力が安定化されるものであ
った。尚、抵抗62はPNPトランジスタ68のベ−,
(エミッタ間抵抗、コンデンサ65、抵抗66は位相補
償回路で、抵抗64は反転入力端子のインピーダンスを
大きくし、位相補償が良く効くようにするための抵抗で
ある。
に印加されており、演算増幅器の出力は抵抗63全介し
てPNPトランジスタロ8に接続されている。以上の構
成により検出された出力電圧に比例した電圧と基準電圧
の差が増幅され、増幅された信号の大小によってPNP
トランジスタロ8のコレクタ電流が制御されるので、
負帰還ループが構成され、出力が安定化されるものであ
った。尚、抵抗62はPNPトランジスタ68のベ−,
(エミッタ間抵抗、コンデンサ65、抵抗66は位相補
償回路で、抵抗64は反転入力端子のインピーダンスを
大きくし、位相補償が良く効くようにするための抵抗で
ある。
発明が解決しようとする問題点
第12図のHに直流入力正極性側の電圧、Aは第11図
のP点の電圧、同BはQ点又はR点の電圧、同りはT点
を流れる電流、同Cは出力電圧が直流入力を印加した瞬
間どのように立ち上がるかを示した波形である。
のP点の電圧、同BはQ点又はR点の電圧、同りはT点
を流れる電流、同Cは出力電圧が直流入力を印加した瞬
間どのように立ち上がるかを示した波形である。
第12図において直流入力が時間G点において印加され
たとする。直流入力を印加し念直後(G点)においては
コンデンサ65の電荷は零である十分な位相補償を行う
ために抵抗θ4の抵抗値を抵抗62の抵抗値に比べて高
くする必要がありそのように抵抗値を設定すると、演算
増幅器にはP点からQ点た局部的に負帰還がかかり、P
、Q。
たとする。直流入力を印加し念直後(G点)においては
コンデンサ65の電荷は零である十分な位相補償を行う
ために抵抗θ4の抵抗値を抵抗62の抵抗値に比べて高
くする必要がありそのように抵抗値を設定すると、演算
増幅器にはP点からQ点た局部的に負帰還がかかり、P
、Q。
Rのそれぞれの電圧は等しくなる。
又、位相補償を行うためにはコンデンサ66と抵抗64
の時定数は出外巻線N2、ダイオード62、コンデンサ
63で構成される出力回路の時定数よりもはるかに大き
くする必要がある。
の時定数は出外巻線N2、ダイオード62、コンデンサ
63で構成される出力回路の時定数よりもはるかに大き
くする必要がある。
直流入力を印加した瞬間においては、負帰還ループのバ
ランスがとれる点、すなわちF点まで、P 、Q、R点
の電圧は上昇する。さらに時間が経過すると、P点の方
が基準電圧69よりも電圧が高いのでコンデンサ66は
充電され、P点とQ点の電位差が増加するようになるの
でP点の電圧は電12図Aのように徐々に上昇し、又Q
点の電圧は第12図Bのように徐々に下降し、又、P点
からQ点に局部的に負帰還がかかっているので、R点の
電圧はQ点と同じになり第12図Bのようになる。さら
に時間が経過し、R点の電圧が、基準電圧59 (第1
1図Eレベル)まで下降すると基準電圧とQ点の電位差
がなくなりコンデンサ66への充電が停止するのでP、
Q、R点の電圧は変化しなくなる。従ってP点は第12
図AのようにQ点及びR点はBのようになる。
ランスがとれる点、すなわちF点まで、P 、Q、R点
の電圧は上昇する。さらに時間が経過すると、P点の方
が基準電圧69よりも電圧が高いのでコンデンサ66は
充電され、P点とQ点の電位差が増加するようになるの
でP点の電圧は電12図Aのように徐々に上昇し、又Q
点の電圧は第12図Bのように徐々に下降し、又、P点
からQ点に局部的に負帰還がかかっているので、R点の
電圧はQ点と同じになり第12図Bのようになる。さら
に時間が経過し、R点の電圧が、基準電圧59 (第1
1図Eレベル)まで下降すると基準電圧とQ点の電位差
がなくなりコンデンサ66への充電が停止するのでP、
Q、R点の電圧は変化しなくなる。従ってP点は第12
図AのようにQ点及びR点はBのようになる。
一方T点を流れる電流は直流入力正極性側とP点の電位
差に比例するので、第12図りのようになる。又出力電
圧は同図Cのようになり、非常に大きなオーバーシュー
ト金発生し、また発生時間も長い。
差に比例するので、第12図りのようになる。又出力電
圧は同図Cのようになり、非常に大きなオーバーシュー
ト金発生し、また発生時間も長い。
発生時間を短かくしようとすると、コンデンサ66と抵
抗64の時定数を大きく取れないため十分な位相補償が
できない。
抗64の時定数を大きく取れないため十分な位相補償が
できない。
第11図の回路では演算増幅器を使うため簡単な小出力
の電源装置を作る場合でもその分コスト高になってしま
う。又、演算増幅器を使用しない場合でも、それに代わ
る差動増幅器が必要であり、やはりコスト高になる。
の電源装置を作る場合でもその分コスト高になってしま
う。又、演算増幅器を使用しない場合でも、それに代わ
る差動増幅器が必要であり、やはりコスト高になる。
このような従来の構成ては上記のようにオーバーシュー
ト、コスト高といった問題があった。本発明はこのよう
な問題を解決するもので、オーバーシュートの発生を防
ぎ、非常に簡単な回路構成でしかも差動増幅器、演算増
幅器と同じように温度補償のできるものを安価に提供す
ることを目的としたものである。
ト、コスト高といった問題があった。本発明はこのよう
な問題を解決するもので、オーバーシュートの発生を防
ぎ、非常に簡単な回路構成でしかも差動増幅器、演算増
幅器と同じように温度補償のできるものを安価に提供す
ることを目的としたものである。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために本発明は演算増1電器、差
動増幅器等を使用しない簡単な構成で、温度補償ができ
かつ直流入力印加時のオーバーシュートが発生しない、
安価で性能の良い自励式電源装置を提供できるようにし
たものである。
動増幅器等を使用しない簡単な構成で、温度補償ができ
かつ直流入力印加時のオーバーシュートが発生しない、
安価で性能の良い自励式電源装置を提供できるようにし
たものである。
作 用
この構成により、出力の立ち上りが速く、オーバーシュ
ートの発生が全くなく、温度補償された安定な出力を得
ることが出来る自励式電源装置を非常に簡単な構成で安
価に提供することとなる。
ートの発生が全くなく、温度補償された安定な出力を得
ることが出来る自励式電源装置を非常に簡単な構成で安
価に提供することとなる。
実施例
第1図は本発明の基本的な回路図であり、1はトランス
でN はトランスの一次巻線、N2は二次巻線、N3は
三次巻線、6はNPNトランジスタ、8はPNP トラ
ンジスタ、10はコンデンサで従来例と同様の自励発振
を起こし、出力はPNPトランジスタ8のコレクタ電流
によって制御できる。ここまでは従来の技術と同様であ
るが、本発明の場合、トランス1にさらに四次巻線N4
を設け、その四次巻線N4に放電抵抗7を有するダイオ
ード4とコンデンサ6で構成される整流回路を接続シ、
PNP トランジスタ8のエミッタと直流入力の正極性
側との間に、第1図のような極性で挿入1.、PNPト
ランジスタ8のベースと直流人力の正極性側との間に第
1図のような極性で基準電圧を接続する。尚放電抵抗7
はPNP トランジスタ8のエミッタ電流による電圧降
下が整流回路4.6の出力電圧に対して十分小さくなる
ような比較的低い抵抗に設定する。これは整流回路4゜
電圧検出ができないためである。又、抵抗9′は基準電
圧の内部インピーダンスである。
でN はトランスの一次巻線、N2は二次巻線、N3は
三次巻線、6はNPNトランジスタ、8はPNP トラ
ンジスタ、10はコンデンサで従来例と同様の自励発振
を起こし、出力はPNPトランジスタ8のコレクタ電流
によって制御できる。ここまでは従来の技術と同様であ
るが、本発明の場合、トランス1にさらに四次巻線N4
を設け、その四次巻線N4に放電抵抗7を有するダイオ
ード4とコンデンサ6で構成される整流回路を接続シ、
PNP トランジスタ8のエミッタと直流入力の正極性
側との間に、第1図のような極性で挿入1.、PNPト
ランジスタ8のベースと直流人力の正極性側との間に第
1図のような極性で基準電圧を接続する。尚放電抵抗7
はPNP トランジスタ8のエミッタ電流による電圧降
下が整流回路4.6の出力電圧に対して十分小さくなる
ような比較的低い抵抗に設定する。これは整流回路4゜
電圧検出ができないためである。又、抵抗9′は基準電
圧の内部インピーダンスである。
第1図の回路で整流回路4.6の出力は巻線、N2.N
4の巻方向、接続方間を考慮すれば、出力電圧に比例し
几電圧を得ることができる。もし仮に出力電圧が何らか
の原因で上昇したとすると、PNPトランジスタ8のベ
ースは基準電圧に接続されているのでPNP トランジ
スタ8のベース、エミッタ間電圧は小さくなp、PNP
トランジスタ8のコレクタ電流は減少し、出力電圧は下
降することになる。
4の巻方向、接続方間を考慮すれば、出力電圧に比例し
几電圧を得ることができる。もし仮に出力電圧が何らか
の原因で上昇したとすると、PNPトランジスタ8のベ
ースは基準電圧に接続されているのでPNP トランジ
スタ8のベース、エミッタ間電圧は小さくなp、PNP
トランジスタ8のコレクタ電流は減少し、出力電圧は下
降することになる。
この逆に出力電圧が下降した時は上記と逆の作用で出力
電圧は上昇するように働き、このような負帰還作用によ
り出力電圧は安定化される。
電圧は上昇するように働き、このような負帰還作用によ
り出力電圧は安定化される。
第1図の回路で直流入力を印加時の状態を考えてみると
、二次巻線N2と四次巻線N4は同一のトランス1に巻
回されているので、出力電圧と整流回路4,6の出力電
圧の立ち上り波形は同一となる(立ち下り波形は負荷の
条件、放電抵抗7の条件でかなり異なる)0 第1図の回路で直流入力が印加されるとコンデンサ5に
充電が起こり、整流回路4,6の出力電圧R点を基準と
したP点の電圧は第2図のAのように零電位から負電位
へと下降して行く。一方基準電圧(R点を基準にしたQ
点の電圧)は直流入力と同時に印加されるので第2図B
のように一気に下降する。R点とP点の電位差の絶対値
は第2図Fのようにどんどん下降し、PNPトランジス
タ8のベース、電流が減少するので、第2図Cのように
PNPトランジスタ8のコレクタ電流(T点を流れる電
流)が減少して行く。
、二次巻線N2と四次巻線N4は同一のトランス1に巻
回されているので、出力電圧と整流回路4,6の出力電
圧の立ち上り波形は同一となる(立ち下り波形は負荷の
条件、放電抵抗7の条件でかなり異なる)0 第1図の回路で直流入力が印加されるとコンデンサ5に
充電が起こり、整流回路4,6の出力電圧R点を基準と
したP点の電圧は第2図のAのように零電位から負電位
へと下降して行く。一方基準電圧(R点を基準にしたQ
点の電圧)は直流入力と同時に印加されるので第2図B
のように一気に下降する。R点とP点の電位差の絶対値
は第2図Fのようにどんどん下降し、PNPトランジス
タ8のベース、電流が減少するので、第2図Cのように
PNPトランジスタ8のコレクタ電流(T点を流れる電
流)が減少して行く。
すると出力電圧、整流回路4,5の出力電圧(R点とP
点の電位差の絶対値)は減少する方向に働くので、P点
とQ点の電位差(第2図F)がPNPトランジスタ8の
べ一人エミッタ間順方向降下(0,7V)になった時、
(第2図の時間E点)負帰還ループのバランスがとれて
定常状態となる。
点の電位差の絶対値)は減少する方向に働くので、P点
とQ点の電位差(第2図F)がPNPトランジスタ8の
べ一人エミッタ間順方向降下(0,7V)になった時、
(第2図の時間E点)負帰還ループのバランスがとれて
定常状態となる。
出力電圧は整流回路4.6の出力電圧(R点。
P点の電位差の絶対値)に比例した電圧になるので、出
力電圧の波形は第2図のDのようになり、オーバーシュ
ートは全く発生しない。しかも立上り時間は整流回路4
.6あるいは、整流回路2゜3の充電時間と同じである
ので非常に立ち上りが速い。
力電圧の波形は第2図のDのようになり、オーバーシュ
ートは全く発生しない。しかも立上り時間は整流回路4
.6あるいは、整流回路2゜3の充電時間と同じである
ので非常に立ち上りが速い。
又、ダイオード4の温度特性とPNPトランジスタ8の
ベース、エミッタ間の温度特性はほぼ等しく、−2oo
mV/’Cであり、これらの素子で発生した温度特性は
互いに相殺されるので、ダイオード4とPNP トラン
ジスタ8の温度差があまジ出ないように設計すれば、四
次巻線N4に発生する電圧は温度補償された安定なもの
を得ることができ、当然、同一トランス1よりとり出し
1いる二次巻線N2に発生する電圧も温度補償されてい
るので、出力電圧がダイオード2の順方向降下(0,T
V) よりも十分高い電圧であれば、ダイオード2に
よる温度特性は無視できるので、出力電圧は温度補償さ
れた安定な電圧を得ることができる0 第3図は本発明の具体的な実施例の回路図で、11はN
PNトランジスタロのベース電流を制限するための抵抗
である。
ベース、エミッタ間の温度特性はほぼ等しく、−2oo
mV/’Cであり、これらの素子で発生した温度特性は
互いに相殺されるので、ダイオード4とPNP トラン
ジスタ8の温度差があまジ出ないように設計すれば、四
次巻線N4に発生する電圧は温度補償された安定なもの
を得ることができ、当然、同一トランス1よりとり出し
1いる二次巻線N2に発生する電圧も温度補償されてい
るので、出力電圧がダイオード2の順方向降下(0,T
V) よりも十分高い電圧であれば、ダイオード2に
よる温度特性は無視できるので、出力電圧は温度補償さ
れた安定な電圧を得ることができる0 第3図は本発明の具体的な実施例の回路図で、11はN
PNトランジスタロのベース電流を制限するための抵抗
である。
ツェナーダイオード12と抵抗13により基準電圧を構
成し、可変抵抗14により基準電圧を任意に分圧するこ
とにより、出力電圧が零からこの電源装置の持つ最大電
圧まで任意に可変できるようにしたものである。
成し、可変抵抗14により基準電圧を任意に分圧するこ
とにより、出力電圧が零からこの電源装置の持つ最大電
圧まで任意に可変できるようにしたものである。
本発明の場合、基準電圧側がPNPトランジスタ8のベ
ース側に接続される之め、可変抵抗器14のスライダ一
端子Sには微小電流しか流れないため、可変抵抗器14
のインピーダンスを大きくすることができるので、ツェ
ナーダイオード12、抵抗13の消費電力を小さくする
ことができる。
ース側に接続される之め、可変抵抗器14のスライダ一
端子Sには微小電流しか流れないため、可変抵抗器14
のインピーダンスを大きくすることができるので、ツェ
ナーダイオード12、抵抗13の消費電力を小さくする
ことができる。
第4図は他の実施例であり、ソフトスタート機能をもた
せた例である。16はコンデンサであり、抵抗13とコ
ンデンサ16の時定数は、整流回路2.3及び4.5の
立ち上がり時間よシも十分大きな時定数に設定する。
せた例である。16はコンデンサであり、抵抗13とコ
ンデンサ16の時定数は、整流回路2.3及び4.5の
立ち上がり時間よシも十分大きな時定数に設定する。
第6図は第4図の回路の電圧、電流波形を示した図であ
る。時間G点で、直流入力が印加されると第4図R点を
基準としtS点の電圧は第6図Aに示すように抵抗13
とコンデンサ150時定数で決定される充電カーブに従
って下降して行き、コンデンサ16の両端電圧がツェナ
ーダイオード12の電圧まで達するとそれ以上下降しな
くなるP点と0点の電位差FはPNP トランジスタ8
のベース、エミッタ間順方向降下(0,7V)と等しく
なるように動作するので、R点を基準としたP点の電圧
は第5図Bのようになる0 PNP トランジスタ8のコレクタ電流(T点の電流)
及び出力電圧はR点とP点の電位差の絶対値に比例する
ので、T点の電流は第6図C1出力電圧は第6図りのよ
うに波形となり出力電圧はゆっくりと上昇し、ソフトス
ター)fかけることができる0 第6図は、第1図、第3図、第4図のコンデンサ10の
代わりにダイオード2測置列、又はシリコンバリスタを
使用した他の一実施例である。
る。時間G点で、直流入力が印加されると第4図R点を
基準としtS点の電圧は第6図Aに示すように抵抗13
とコンデンサ150時定数で決定される充電カーブに従
って下降して行き、コンデンサ16の両端電圧がツェナ
ーダイオード12の電圧まで達するとそれ以上下降しな
くなるP点と0点の電位差FはPNP トランジスタ8
のベース、エミッタ間順方向降下(0,7V)と等しく
なるように動作するので、R点を基準としたP点の電圧
は第5図Bのようになる0 PNP トランジスタ8のコレクタ電流(T点の電流)
及び出力電圧はR点とP点の電位差の絶対値に比例する
ので、T点の電流は第6図C1出力電圧は第6図りのよ
うに波形となり出力電圧はゆっくりと上昇し、ソフトス
ター)fかけることができる0 第6図は、第1図、第3図、第4図のコンデンサ10の
代わりにダイオード2測置列、又はシリコンバリスタを
使用した他の一実施例である。
16のインピーダンス素子としてPNジャンクションを
2装置列にしたのは、NPNトランジスタロのベース、
エミッタ間のPNジャンクションの2倍の順方向電圧を
得、確実にNPNトランジスタロのベースにベース電流
を供給できるようにしたものである。又、ダイオード1
6を使用した理由は三次巻線N3に矢印の方向に電圧が
発生した時、ダイオード2はバリスタが原バイアスにな
り、NPNトランジスタ6のベース、エミッタ間に逆バ
イアスがかがりNPNトランジスタロがOFF状態にな
るようにするためであり、又、三次巻線N3に発生する
電圧が矢印の方向と逆に発生した時は、ベース巻線に発
生した電圧によってNPNトランジスタロのベースに電
流が流れないように16のダイオード2はバリスタ逆方
向で阻止させるためである。
2装置列にしたのは、NPNトランジスタロのベース、
エミッタ間のPNジャンクションの2倍の順方向電圧を
得、確実にNPNトランジスタロのベースにベース電流
を供給できるようにしたものである。又、ダイオード1
6を使用した理由は三次巻線N3に矢印の方向に電圧が
発生した時、ダイオード2はバリスタが原バイアスにな
り、NPNトランジスタ6のベース、エミッタ間に逆バ
イアスがかがりNPNトランジスタロがOFF状態にな
るようにするためであり、又、三次巻線N3に発生する
電圧が矢印の方向と逆に発生した時は、ベース巻線に発
生した電圧によってNPNトランジスタロのベースに電
流が流れないように16のダイオード2はバリスタ逆方
向で阻止させるためである。
第7図は他の一実施例で第1図、第3図、第4図のコン
デンサ1oの代わりにインピーダンス素子として、ダイ
オード又はバリスタ16とコンデンサ10を並列に接続
したものである。
デンサ1oの代わりにインピーダンス素子として、ダイ
オード又はバリスタ16とコンデンサ10を並列に接続
したものである。
第8図は他の一実施例で、二次巻線N2、四次巻線N4
のそれぞれの整流回路を両波倍電圧整流にした一実施例
である。17,18,21.22はダイオード、19,
20,23.24はコンデンサでこの場合、両者とも両
波倍電圧整流であるが、片方のみ片波倍電圧整流でもさ
しつかえない。又、出力の整流回路17.18,19.
20を削除してAC出力’tl&り出してもかまわない
。
のそれぞれの整流回路を両波倍電圧整流にした一実施例
である。17,18,21.22はダイオード、19,
20,23.24はコンデンサでこの場合、両者とも両
波倍電圧整流であるが、片方のみ片波倍電圧整流でもさ
しつかえない。又、出力の整流回路17.18,19.
20を削除してAC出力’tl&り出してもかまわない
。
第9図は他の実施例でPNP トランジスタ8のエミッ
タ抵抗26f、挿入し友ものである。整流回路4,5の
出力には当然リップルが存在するが、抵抗26がない場
合このリップル分の定めPNPトランジスタ8の動作が
スイッチ動作となり能動領域で動作しなくなるため出力
の安定度が悪くなる場合がある。抵抗26はPNPトラ
ンジスタ8の能動領域のダイナミックレンジを大きくし
てくれるので、非常に有効である。又、負帰還ループの
利得が高く異常発振した場合も有効な手段となるQ 第10図A、Bは他の実施例で電気信号によって出力を
ON、OFFできる電源装置の例である。
タ抵抗26f、挿入し友ものである。整流回路4,5の
出力には当然リップルが存在するが、抵抗26がない場
合このリップル分の定めPNPトランジスタ8の動作が
スイッチ動作となり能動領域で動作しなくなるため出力
の安定度が悪くなる場合がある。抵抗26はPNPトラ
ンジスタ8の能動領域のダイナミックレンジを大きくし
てくれるので、非常に有効である。又、負帰還ループの
利得が高く異常発振した場合も有効な手段となるQ 第10図A、Bは他の実施例で電気信号によって出力を
ON、OFFできる電源装置の例である。
第10図Aは第3図の放電抵抗7に直列にスイッチ回路
26を挿入し、ON、OFF制御人力33により出力の
ON、OFFを可能にしたものであり、スイッチ回路2
6の具体例を第10図りに示す。
26を挿入し、ON、OFF制御人力33により出力の
ON、OFFを可能にしたものであり、スイッチ回路2
6の具体例を第10図りに示す。
40はpNP トランジスタ、41.42は抵抗でON
、OFF制御人力33の電圧レベルがLOWレベルの時
PNPトランジスタ40はONし、HighレベルでO
FFする。抵抗29はPNPトランジスタ26がOFF
時にコンデンサ6に電荷を充電しておき、PNPトラン
ジスタ8が完全に遮断されるようにしたものである。又
、コンデンサ5と抵抗29の時定数により遮断の速さが
制御できるのでコンデンサ6と抵抗29の時定数を適当
に設定することにより出力の立ち下がり時間を任意に設
定することができる。
、OFF制御人力33の電圧レベルがLOWレベルの時
PNPトランジスタ40はONし、HighレベルでO
FFする。抵抗29はPNPトランジスタ26がOFF
時にコンデンサ6に電荷を充電しておき、PNPトラン
ジスタ8が完全に遮断されるようにしたものである。又
、コンデンサ5と抵抗29の時定数により遮断の速さが
制御できるのでコンデンサ6と抵抗29の時定数を適当
に設定することにより出力の立ち下がり時間を任意に設
定することができる。
第1o図Bは第4図の回路のツェナーダイオード12に
並列にスイッチ回路26を接続し、○N10FF制御人
力33により出力iON、OFF制御できるようにした
もので、ソフトスタートがかけられる。又、ソフトスタ
ートをかけたくない場合にはコンデンサ16を除けば良
い。
並列にスイッチ回路26を接続し、○N10FF制御人
力33により出力iON、OFF制御できるようにした
もので、ソフトスタートがかけられる。又、ソフトスタ
ートをかけたくない場合にはコンデンサ16を除けば良
い。
第10図Cは他の実施例で切替入力36によって出力電
圧を電気信号で切替られるようにした例である。第3図
の可変抵抗器14の代わりに抵抗37.38と39の分
圧比を複数のスイッチ回路26で切替えられるようにし
たもので、分圧比の大小で出力電圧を切り替えることが
できる。
圧を電気信号で切替られるようにした例である。第3図
の可変抵抗器14の代わりに抵抗37.38と39の分
圧比を複数のスイッチ回路26で切替えられるようにし
たもので、分圧比の大小で出力電圧を切り替えることが
できる。
発明の効果
以上のように本発明によれば立上り時間が速く、オーバ
ーシュートが全く発生せず、温度補償された安定な出力
を得ることができる自励式電源装置を非常に簡単な構成
で安価に実現できるものでさる0 又、可変抵抗を追加するだけで出力電圧が零から連続し
て任意に可変ができ、かつ可変抵抗器、ツェナーダイオ
ード、抵抗の消費電力が小さく、小型化が可能である。
ーシュートが全く発生せず、温度補償された安定な出力
を得ることができる自励式電源装置を非常に簡単な構成
で安価に実現できるものでさる0 又、可変抵抗を追加するだけで出力電圧が零から連続し
て任意に可変ができ、かつ可変抵抗器、ツェナーダイオ
ード、抵抗の消費電力が小さく、小型化が可能である。
又、コンデンサを1個追加するだけでソフトスタート機
能を持たせることができる。又、抵抗を挿入しただけで
、利得過大の場合の異常発振防止ができ、かつリップル
電圧の影響で出力の安定度が悪くなるのを防止できる。
能を持たせることができる。又、抵抗を挿入しただけで
、利得過大の場合の異常発振防止ができ、かつリップル
電圧の影響で出力の安定度が悪くなるのを防止できる。
又、簡単なスイッチ回路を追加するだけで電気信号で出
力電圧のON、OFFができる。又、出力電圧も電気信
号で切替えることができる。
力電圧のON、OFFができる。又、出力電圧も電気信
号で切替えることができる。
このように多くの効果が得られる。
第1図は本発明の自励式電源装置の基本的な回路図、第
2図A、Bは第1図の要部の電圧波形図。 電流波形図、第3図、第4図は実施例の回路図、第6図
A、Bは第4図の要部電圧波形図、電流波形図、第6図
、第7図、第8図、第9図、第10図A、B、Cは他の
実施例の回路図、第10図りはスイッチ回路の具体例を
示す回路図、第11図は従来例の回路図、第12図A、
Bは第11図の要部電圧波形図、電流波形図である。 1・・・・・・トランス、2.4・−・・・・ダイオー
ド、3゜5.1o・・川・ニア 77’ンサ、6・・・
・・・NPNトランジスタ、7・・・・・・放電抵抗、
8・・・・・・PNPトランジスタ、9・・・・・・基
準電圧。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名1−
−− )ラン人 ?J1−−− 1ン笈(
も、線2.4−一−ダイオ斗 Vz−−−2”
3.5. lf:1−−−コレテ゛ンア NJ−−
−2”6−−−NF’N)りンジスタ N4−−−4
倉7−−−玉机 第 1 図 8−−−FNF)クン
シじ(タヲーーー基季、電凡 9’−−−44qtLLf)円音戸イン乙°プじス第2
図 第3図 第4図 弔5図 を 第6図 箔7図 第8図 第9図 第10図 (A) 第10図 (D) 第11図
2図A、Bは第1図の要部の電圧波形図。 電流波形図、第3図、第4図は実施例の回路図、第6図
A、Bは第4図の要部電圧波形図、電流波形図、第6図
、第7図、第8図、第9図、第10図A、B、Cは他の
実施例の回路図、第10図りはスイッチ回路の具体例を
示す回路図、第11図は従来例の回路図、第12図A、
Bは第11図の要部電圧波形図、電流波形図である。 1・・・・・・トランス、2.4・−・・・・ダイオー
ド、3゜5.1o・・川・ニア 77’ンサ、6・・・
・・・NPNトランジスタ、7・・・・・・放電抵抗、
8・・・・・・PNPトランジスタ、9・・・・・・基
準電圧。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名1−
−− )ラン人 ?J1−−− 1ン笈(
も、線2.4−一−ダイオ斗 Vz−−−2”
3.5. lf:1−−−コレテ゛ンア NJ−−
−2”6−−−NF’N)りンジスタ N4−−−4
倉7−−−玉机 第 1 図 8−−−FNF)クン
シじ(タヲーーー基季、電凡 9’−−−44qtLLf)円音戸イン乙°プじス第2
図 第3図 第4図 弔5図 を 第6図 箔7図 第8図 第9図 第10図 (A) 第10図 (D) 第11図
Claims (1)
- トランスの一次巻線を介して直流入力に対し、コレクタ
、エミッタが直列に接続されたNPNトランジスタのベ
ース、エミッタ間にトランスの三次巻線とインピーダン
ス素子を直列に接続し、二次巻線より出力を得るトラン
スにさらに四次巻線を設け、四次巻線に接続された放電
回路を有する整流回路の正極性側出力を直流入力の正極
性側に接続し、エミッタが上記整流回路の負極性側出力
に、ベースが基準電圧を介して上記整流回路の正極性出
力に接続されたPNPトランジスタのコレクタ電流が上
記NPNトランジスタのベースに流れ込むように構成し
たことを特徴とする自励式電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195136A JPH0797903B2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 自励式電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195136A JPH0797903B2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 自励式電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6258874A true JPS6258874A (ja) | 1987-03-14 |
JPH0797903B2 JPH0797903B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=16336060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60195136A Expired - Lifetime JPH0797903B2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 自励式電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797903B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6529388B2 (en) | 2000-10-27 | 2003-03-04 | Funai Electric Co., Ltd. | High voltage generating apparatus for use in toner system printing device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011683U (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-26 | 工藤 伸治 | 電源回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011683B2 (ja) * | 1976-04-28 | 1985-03-27 | エム・アンド・テイ・ケミカルス・インコ−ポレイテツド | ダニ類駆除用組成物 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP60195136A patent/JPH0797903B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011683U (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-26 | 工藤 伸治 | 電源回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6529388B2 (en) | 2000-10-27 | 2003-03-04 | Funai Electric Co., Ltd. | High voltage generating apparatus for use in toner system printing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0797903B2 (ja) | 1995-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |